JP2999178B2 - フィルタ及びブースト回路を内蔵するチップの設計変数誤差補償回路 - Google Patents
フィルタ及びブースト回路を内蔵するチップの設計変数誤差補償回路Info
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Description
rated circuit:以下、ICと称する。)製造工程で発生
し得る設計変数誤差を補償するための回路に係り、特
に、フィルタ及びブースト回路を内蔵するICチップの
周波数誤差及びブースティング誤差を補償するための誤
差補償回路に関する。
(DVDP)のような光ディスク再生装置は、リードチ
ャンネルにイコライザフィルタを備えるが、信号の正確
な再生のためにはイコライザフィルタの周波数特性及び
ブースティング利得に対する許容誤差を可能な限り低く
設定する必要がある。しかし、実際IC製造工程中、抵
抗、キャパシタ及びトランジスターのような素子の変数
値が基準値から約±20%以上ずつ外れることもあり、
これにより、最悪の場合イコライザフィルタの周波数特
性及びブースティング利得の許容誤差を大幅に外れるこ
ともある。したがって、ICチップの出荷前に製造工程
上で発生した設計変数誤差を検出して、設計変数目標値
からオフセットされた量を補償して、周波数特性及びブ
ースティングレベルの最適化を図る必要がある。
目的は、フィルタ及びブースト回路を内蔵するICチッ
プの製造工程上で発生した設計変数誤差を検出して、設
計変数目標値からオフセットされた量を自動補償し得る
誤差補償回路を提供することにある。本発明の他の目的
は、高倍速光ディスク再生装置のリードチャンネルに使
われることができるイコライザフィルタワンチップIC
の周波数特性及びブースティングレベルを最適の状態に
維持させるための誤差補償回路を提供することにある。
るための本発明は、設計変数誤差補償回路において、入
力される信号を所定のフィルタ係数でフィルタリングす
るフィルタと、上記のフィルタの出力信号の所定の周波
数領域に対する利得をブーストするブースト回路と、一
般入力信号と上記のフィルタおよび上記のブースト回路
の設計変数誤差補償のための基準信号とを入力にして、
所定モードの制御により選択して上記フィルタに出力す
る選択部と、誤差補償モード時に、上記基準信号を入力
にしてフィルタリングしたフィルタの出力信号のレベル
を検出して予め設定された第1基準電圧レベルと比較し
て、比較結果を積分して上記のフィルタの周波数特性に
対する第1設計変数誤差を出力する周波数誤差検出器
と、誤差補償モード時に、上記の基準信号を入力にして
利得をブーストしたブースト回路の出力信号のレベルを
検出して、予め設定された第2基準電圧レベルと比較
し、比較結果を積分して上記のブースト回路のブーステ
ィングレベルに対する第2設計変数誤差を出力する周波
数誤差検出器と、出力された上記の第1及び第2設計変
数誤差を貯蔵する貯蔵器と、入力信号の処理のための一
般信号処理モードと、上記の回路設計変数誤差の検出及
び補償のための誤差補償モードに従って、上記の選択部
を制御し、上記の一般信号処理モード時に、上記の貯蔵
器に貯蔵された第1及び第2設計変数誤差を、上記のフ
ィルタ及び上記のブースト回路に周波数補償信号として
提供するように制御する制御部とからなることを特徴と
する。
の実施例に従う誤差補償回路の動作を詳細に説明する。
下記説明及び図面では、周波数及び利得値、周波数/ブ
ースト補償信号のような具体的な信号名などが示されて
いるが、これは本発明のより全般的な理解を助けるため
に提供されたものであり、このような特定事項なしでも
本発明が実施できることは、この技術分野で通常の知識
を有する者には自明なことである。そして本発明を説明
することにおいて、関連する公知技術については、適宜
説明を省略するものとする。
構成図を示したことであり、図2(a)及び図2(b)
は、図1におけるLPF30とブースト回路40との出
力特性図を示す。そして、図3は、図1における周波数
誤差検出器50の構成図を、図4は、図1におけるデー
タ貯蔵器70の構成図を各々示したことである。図1に
おける10はフィルタ及びブースト回路を内蔵するイコ
ライザICチップ外部を示し、同図の20はイコライザ
ICチップ内部を示す。そして、このイコライザICチ
ップ内部には、光ディスクから再生されたリード信号の
低域周波数のみをフィルタリングして出力するローパス
フィルタ(Low Pass Filter:以下、LPFと称する。)
30と、このLPF30から出力されるフィルタリング
信号32の信号レベルを周波数領域によって所定のブー
スティング利得にブースティングして出力するブースト
回路40とが内蔵される。
特性を各々図示すれば図2(a)、図2(b)の通りで
ある。一方、このイコライザICチップ内部には、本発
明の実施例に従う誤差補償回路を構成する周波数誤差検
出器50とブースト誤差検出器60、データ貯蔵器70
及びスイッチ(SW)が内蔵される。このスイッチ(S
W)の共通端子はLPF30の入力端に接続される。そ
してスイッチ(SW)の一側の入力端には光ディスクか
ら再生されたリード信号が入力され、また、他側の入力
端には製造工程上で発生したLPF30とブースト回路
40との設計変数誤差を補償するための基準信号が入力
される。そして、このスイッチ(SW)はイコライザI
Cチップの外部から入力されるモード制御信号によりス
イッチングされる。
Cチップの製造工程上で発生する設計変数誤差を検出し
て補償するためにチップ外部から印加される制御信号を
示す。そして下記説明では、このスイッチ(SW)が基
準信号入力端に接続される場合を誤差補償モードとして
定義し 、このスイッチ(SW)がリード信号入力端に
接続される場合を一般信号処理モードとして定義するも
のとする。一方、この周波数誤差検出器50は図3に示
したような構成を持つ。
フィルタリング信号32のピーク値を検出して出力し、
ボトム検出器52は、このフィルタリング信号32のボ
トム値を検出して出力する。差動増幅器53は、このピ
ーク検出器51とボトム検出器52との出力を差動増幅
して出力し、レベル比較器55は、この差動増幅器53
の出力レベルと基準信号レベルとを比較して出力する。
図3において、レベル比較器55の一側の入力端は、基
準信号レベル検出回路54の出力端と接続されており、
この時の基準信号レベル検出回路54は誤差補償モード
から入力される基準信号のレベルを検出して出力する。
動増幅器53の出力レベルと基準信号レベルとを比較す
ることになる。しかし、他の一実施例として、基準信号
レベル検出回路54を備なえなく、図1の周波数誤差検
出器50に基準電圧Vrefを印加することもできる。
この時、印加される基準電圧Vrefは図3のレベル比
較器55に入力されることによって、差動増幅レベルと
比較され製造工程による設計変数誤差を検出できること
になる。レベル比較器55は入力される二つの信号のレ
ベルを比較してパルス信号として出力し、積分器56で
はこれを積分することによって、アナログ形態の周波数
誤差量を出力することになる。
0の構成は図示されていないが、この周波数誤差検出器
50と同一な構成を持つ。すなわち、ブースト誤差検出
器60は、ブースト回路40で利得増幅された出力信号
と基準電圧Vrefのレベルとを比較し、比較結果を積
分してアナログ形態のブースト誤差量を算出する。図4
に示したように、データ貯蔵器70は、この周波数誤差
検出器50とブースト誤差検出器60から各々入力され
る周波数誤差量及びブースト誤差量をディジタル変換す
るADC(Ana1og-to-Digital Converter)72a,72
b、モード制御信号によりこのディジタル変換された誤
差量を貯蔵するラッチ部74a,74b、このラッチ部
74aと74bとの出力をアナログ形態の周波数補償信
号及びブースト補償信号に出力するDAC(Digital-to-
Ana1og Converter)76a,76bとから構成する。
施例に従う誤差補償回路の動作を詳細に説明すれば次の
通りである。高倍速光ディスク再生装置(DVDP)の
リードチャンネルに使われるイコライザフィルタが正常
的な信号処理モードで動作する前に次のような過程を通
じ製造工程誤差を補償する。まず、モード制御信号をア
クティブ状態に印加してスイッチ(SW)を基準信号入
力端に接続させる。これに従い、所定の周波数を有する
基準信号は設計変数が補償されないLPF30で低域フ
ィルタリングされてブースト回路40と周波数誤差検出
器50とに入力される。
ルタリング信号32のレベルを一次的に検出する。検出
方法として本発明の実施例では、図3に示したようにピ
ーク検出器51とボトム検出器52とを利用してフィル
タリング信号32のピークレベルとボトムレベルとを同
時に検出することによって、入力信号のオフセットやD
C状態にかかわらず検出できる方法を選択した。一方、
ピーク検出器51とボトム検出器52から各々検出され
たピークレベルとボトムレベルとは、差動増幅器53で
差動増幅された後レベル比較器55に入力される。
数(f0)での利得に関係する。そして、このレベル比
較器55の他側の入力端には、図3に示した基準信号レ
ベル検出回路54から出力される基準信号のレベルが入
力される。もしも、この基準信号レベル検出回路54を
備えることなく、図1のように直接基準電圧Vrefを
レベル比較器55に印加する場合には、周波数f0での
利得が−3dBになるように基準電圧Vrefを印加す
る。
号レベルと差動増幅出力レベルとの比較結果によるパル
ス信号が出力され、積分器56ではこれを積分すること
によって周波数誤差量が得られる。このように得られた
周波数誤差量は、以後、データ貯蔵器70のADC72
aでディジタルデータに変換された後、ラッチ部74a
に貯蔵され、再びこの値はDAC76aを通じ周波数補
償信号に変換出力される。そして、この周波数補償信号
によりLPF30を構成する素子の係数値(たとえば、
トランスコンダクタンス)が変更されて設計変数誤差が
最小化できる。
ルタリング信号32は、ブーストフィルタによって所望
の周波数f0で所定のブースティング利得b(図2
(b)参照)ほど増幅されてブースティング信号34に
出力される。しかし、まだブースティング利得の設計変
数誤差は補償されていないことであるので、前記LPF
30構成素子の係数値を変更して設計変数誤差を最小化
する方式と同一な方法としてブースティング利得を補償
する。以後、モード制御信号が非活性状態になれば、ス
イッチ(SW)はリード信号入力端に接続され、この非
活性状態のモード制御信号によりラッチ部74a,74
bに貯蔵されたディジタルデータは、持続的に維持され
ることによって、LPF30、ブースト回路40の周波
数特性及びブースティングレベルは設計変数目標値許容
範囲内の値に維持されることができる。
フィルタ及びブースト回路を内蔵するICチップの製造
工程中で抵抗、キャパシタ、トランジスターなどの特性
変化によってフィルタの周波数特性とブースティングレ
ベルとが設計変数目標値許容範囲を外れた場合、これを
自動的に補償することによりフィルタの周波数特性とブ
ースティングレベルとを設計変数目標値許容範囲に維持
できる長所がある。
ある。
との出力特性図である。
である。
る。
Claims (9)
- 【請求項1】 設計変数誤差補償回路において、入力される信号を所定のフィルタ係数でフィルタリング
するフィルタと、 一般入力信号と上記のフィルタの設計変数誤差補償のた
めの基準信号とを入力にして、所定モードの制御により
選択して上記フィルタに出力する選択部と、 誤差補償モード時に、上記基準信号を入力にしてフィル
タリングしたフィルタの出力信号のレベルを検出して予
め設定された基準電圧レベルと比較して、比較結果を積
分して上記のフィルタの周波数特性に対する設計変数誤
差を出力する周波数誤差検出器と、 出力された上記の設計変数誤差を貯蔵する貯蔵器と、 入力信号の処理のための一般信号処理モードと、上記の
回路設計変数誤差の検出及び補償のための誤差補償モー
ドに従って、上記の選択部を制御し、上記の一般信号処
理モード時に、上記の貯蔵器に貯蔵された設計変数誤差
を、上記のフィルタに周波数補償信号として提供するよ
うに制御する制御部と、 からなることを特徴とする設計変数誤差補償回路。 - 【請求項2】 上記の周波数誤差検出器は、 上記のフィルタから出力されるフィルタリング信号のピ
ーク値及びボトム値を検出して出力するピーク/ボトム
検出器と、 上記のピーク値とボトム値との差を増幅出力する差動増
幅器と、 上記の基準電圧レベルと差動増幅器の出力レベルとを比
較するレベル比較器と、 上記のレベル比較器の出力を積分して上記のフィルタの
周波数特性に対する設計変数誤差を出力する積分器と か
らなることを特徴とする 請求項1に記載の設計変数誤差
補償回路。 - 【請求項3】 設計変数誤差補償回路において、入力される信号の所定の周波数領域に対する利得をブー
ストするブースト回路と、 一般入力信号と上記のブースト回路の設計変数誤差補償
のための基準信号とを入力にして、所定モードの制御に
より選択して、上記のブースト回路へ出力する 選択部
と、 誤差補償モード時に、上記の基準信号を入力にして利得
をブーストしたブースト回路の出力信号のレベルを検出
して、予め設定された基準電圧レベルと比較し、比較結
果を積分して上記のブースト回路のブースティングレベ
ルに対する設計変数誤差を出力する周波数誤差検出器
と、 出力された上記の設計変数誤差を貯蔵する貯蔵器と、 入力信号の処理のための一般信号処理モードと、上記の
回路設計変数誤差の検出及び補償のための誤差補償モー
ドに従って上記の選択部を制御し、上記の一般信号処理
モード時に、上記の貯蔵器に貯蔵された設計変数誤差を
上記のブースト回路にブースト補償信号として提供する
ように制御する制御部と からなることを特徴とする設計
変数誤差補償回路。 - 【請求項4】 上記のブースト誤差検出器は、 上記のブースト回路から出力される信号のピーク値及び
ボトム値を検出して出力するピーク/ボトム検出器と、 上記のピーク値とボトム値との差を増幅出力する差動増
幅器と、 上記の基準電圧レベルと差動増幅器の出力レベルとを比
較するレベル比較器と、 上記のレベル比較器の出力を積分して上記のブースト回
路のブースティングレベルに対する設計変数誤差を出力
する積分器と からなることを特徴とする請求項3に記載
の設計変数誤差補償回路。 - 【請求項5】 設計変数誤差補償回路において、入力される信号を所定のフィルタ係数でフィルタリング
するフィルタと、 上記のフィルタの出力信号の所定の周波数領域に対する
利得をブーストするブースト回路と、 一般入力信号と上記のフィルタおよび上記のブースト回
路の設計変数誤差補償のための基準信号とを入力にし
て、所定モードの制御により選択して上記フィルタに出
力する選択部と、 誤差補償モード時に、上記基準信号を入力にしてフィル
タリングしたフィルタの出力信号のレベルを検出して予
め設定された第1基準電圧レベルと比較して、 比較結果
を積分して上記のフィルタの周波数特性に対する第1設
計変数誤差を出力する周波数誤差検出器と、 誤差補償モード時に、上記の基準信号を入力にして利得
をブーストしたブースト回路の出力信号のレベルを検出
して、予め設定された第2基準電圧レベルと比較し、比
較結果を積分して上記のブースト回路のブースティング
レベルに対する第2設計変数誤差を出力するブースト誤
差検出器と、 出力された上記の第1及び第2設計変数誤差を貯蔵する
貯蔵器と、 入力信号の処理のための一般信号処理モードと、上記の
回路設計変数誤差の検出及び補償のための誤差補償モー
ドに従って、上記の選択部を制御し、上記の一般信号処
理モード時に、上記の貯蔵器に貯蔵された第1及び第2
設計変数誤差のそれぞれを、上記のフィルタ及び上記の
ブースト回路に補償信号として提供するように制御する
制御部と、 からなることを特徴とする設計変数誤差補償回路。 - 【請求項6】 上記のフィルタ及びブースト誤差検出器
は、 上記のフィルタ及びブースト回路からそれぞれ出力され
る信号のピーク値及びボトム値を検出して出力するピー
ク/ボトム検出器と、 上記のピーク値とボトム値との差を増幅出力する差動増
幅器と、 上記の基準電圧レベルと差動増幅器の出力レベルとを比
較するレベル比較器と、 上記のレベル比較器の出力を積分して上記のフィルタの
周波数特性に対する第1設計変数誤差を出力し、上記の
ブースト回路のブースティングレベルに対する第2設計
変数誤差を出力する積分器と からなる ことを特徴とする
請求項5に記載の設計変数誤差補償回路。 - 【請求項7】 上記の貯蔵器は、 上記の設計変数誤差をディジタル変換するディジタル/
アナログ変換器と、 上記のディジタル変換された設計変数誤差を、上記の制
御部の制御によりラッチして出力するラッチ部と、 上記のラッチ部から出力される設計変数誤差をアナログ
信号に変換して、上記のフィルタへ出力するアナログ/
ディジタル変換器と からなることを特徴とする請求項1
に記載の設計変数誤差補償回路。 - 【請求項8】 上記の貯蔵器は、 上記の設計変数誤差をディジタル変換するディジタル/
アナログ変換器と、 上記のディジタル変換された設計変数誤差を、上記の制
御部の制御によりラッチして出力するラッチ部と、 上記のラッチ部から出力される設計変数誤差をアナログ
信号に変換して、上記のブースト回路へ出力するアナロ
グ/ディジタル変換器と からなることを特徴とする請求
項3に記載の設計変数誤差補償回路。 - 【請求項9】 上記の貯蔵器は、 上記の第1及び第2の設計変数誤差をディジタル変換す
るディジタル/アナログ変換器と、 上記のディジタル変換された第1及び第2設計変数誤差
を、上記の制御部の制御によりラッチして出力するラッ
チ部と、 上記のラッチ部から出力される第1及び第2設計変数誤
差をアナログ信号に変換して、上記のフィルタ及びブー
スト回路へ出力するアナログ/ディジタル変換器と から
なることを特徴とする請求項5に記載の設計変数誤差補
償回路。
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