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JP3000992B2 - 機器ユニット着脱構造 - Google Patents
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JP3000992B2 - 機器ユニット着脱構造 - Google Patents

機器ユニット着脱構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はハードディスク等の
記録媒体ディスク等を内蔵したディスクユニットで代表
される機器ユニットを、コンピュータ本体あるいは記憶
装置等に設けられているファイルベイあるいはラック等
の装置開口に装着可能とした着脱構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年における記憶媒体であるハードディ
スクの小型化に伴い、このハードディスクを内蔵するデ
ィスクユニットも小型化される傾向にある。特に、3.
5インチサイズのハードディスクは、厚さが41.3m
mと25.4mmの2種類あり、これまでは両サイズに
対応するため、41.3mm厚さのハードディスクを搭
載するディスクユニットを提供してきた。しかし、装置
の小型化に伴い、25.4mm厚さのハードディスクの
みを対象としたディスクユニットを提供する必要とな
り、このため、ディスクユニットの厚さは30mm以内
にする必要が出てきた。このようなディスクユニット
は、コンピュータや記憶装置に設けられているファイル
ベイやラック等の装置開口に対して、装置開口の前面側
から挿入し、あるいは引き出すことによってその装着、
離脱を行っている。このディスクユニットは装置開口内
においてディスクユニット側のコネクタと、装置側のコ
ネクタとが嵌合されて両者の電気接続が行われるため、
両者の電気接続が意に反して断されることがないよう
に、ディスクユニットには、装置開口内にディスクユニ
ットを係止させ、あるいはこの係止状態を必要なときに
のみ解除するための着脱機構を設けることが必要にな
る。
【0003】図7は従来の着脱機構の一例を示す図であ
り、ディスクユニット400はラック状に形成された装
置300の開口301内に、装置の前面側から挿入され
る。前記ディスクユニット400の前面には、フロント
パネル401が支点402を中心として水平方向に回転
可能とされており、このフロントパネル401の基端部
にフック部403が一体に設けられている。また、前記
装置300の開口301には、前記フロントパネル40
1の基端部に対向する位置に前記フック部403が挿通
される係合穴303を有する係合板302が一体に設け
られている。そして、ディスクユニット400を装置開
口301内に装着する際には、フロントパネル401を
若干開いた状態でディスクユニット400を装置開口3
01内に押し込み、ディスクユニット400の背面にあ
る図外のコネクタを、装置開口301内の奥面に設けら
れているコネクタに嵌合させた上で、フロントパネル4
01を閉じると、フック部403が係合穴303に挿通
されて係合される。したがって、この状態ではディスク
ユニット400は装置開口301内に係止された状態と
なる。また、ディスクユニット400を装置開口301
から引き出すときには、フロントパネル401を開く
と、フック部403が係合穴303から離脱されるた
め、両者の係合が解除され、装置開口301から引き出
すことが可能となる。
【0004】この従来の着脱構造では、フロントパネル
401を開閉動作させる際にフック部403に生じる力
を利用したテコの原理によるものであるが、前記したよ
うにディスクユニット400の幅寸法が益々縮小化され
ているディスクユニットでは、フロントパネル401の
幅寸法も縮小化されるため、テコの原理の支点と力点と
の寸法が短くなり、着脱に大きな力が必要とされるよう
になる。特に係合状態を解除する際には、フロントパネ
ル401の先端側を指で引っかけて開く操作が必要であ
るため、フロントパネル401の幅寸法が縮小されるこ
とに伴って指を引っかける部分404が小さくされる
と、フロントパネル401を開くために必要な力を加え
ることが困難になり、操作性が極めて悪いものになる。
【0005】本発明の目的は、小さい力で、かつ簡単な
操作で機器ユニットを装置開口に対して着脱可能とした
機器ユニットの着脱構造を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、機器ユニット
と、前面に前記機器ユニットが挿入可能な装置開口を有
する装置とで構成される機器ユニット構造において、前
記装置には前記装置開口に臨む位置に係止プレートが一
体的に設けられ、前記機器ユニットには、当該機器ユニ
ットが前記装置開口に挿入されたときに前記装置開口に
設けられた係止プレートに係合される弾性変形可能な係
止板と、前記機器ユニットの前面に配設され、かつ押圧
操作により一方向に回動されたときに前記係止板を弾性
変形させて前記係止プレートとの係合を解除させるイジ
ェクタとを備え、前記イジェクタは、前記機器ユニット
の前面の長手方向に沿って延長形成され、その長手方向
の一端部が押圧操作されたときに前記一方向とは反対方
向に回動されて前記機器ユニットに前記装置開口内に挿
入させる方向の力を加え、前記長手方向の他端部が押圧
操作されたときに前記一方向に回動されるように構成さ
ていることを特徴とする。
【0007】本発明によれば、イジェクタの長手方向の
一端部を押圧し、イジェクタを回動させて機器ユニット
を装置開口内に押し込むことにより機器ユニットを装置
に装着することができ、またイジェクタの長手方向の他
端部を押圧して一方向に回動することにより係止板と係
止プレートとの係合が離脱されて機器ユニットの引き出
しが可能となる。そして、イジェクタは機器ユニットの
前面の長手方向に延長形成されているため、機器ユニッ
トの小幅化によっても回動操作に必要な充分な長さが確
保でき、機器ユニットの着脱操作を容易に行うことが可
能となる。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施形態を図面を
参照して説明する。図1は本発明をディスクユニットに
適用した例の全体構成の斜視図である。装置100は上
下方向に細長い複数の開口101が配列されており、各
装置開口101に対してディスクユニット200が前面
側から挿入でき、かつ前面側に引き出すことができるよ
うに構成される。そして、前記ディスクユニット200
を装置開口101内に挿入したときには、ディスクユニ
ット100の背面に設けられている外部接続コネクタ2
04が、装置開口内の奥壁に設けられている図外のプラ
グインコネクタに嵌合され、ディスクユニット200と
装置100とが電気接続されるようになっている。ま
た、詳細は後述するが、前記ディスクユニット200が
装置開口101に挿入されたときには、ディスクユニッ
トに設けられている係止板と、前記装置開口101に臨
んで設けられている係止プレートとが協動して、ディス
クユニット200を装置100に対して係止させるよう
に構成されている。
【0009】図2は前記ディスクユニット200の部分
分解斜視図であり、ディスクユニットを横向きに置いた
状態を示している。矩形の浅皿状に形成されたベース2
01には、データを記録するためのハードディスク20
2と、その一部に前記した外部接続コネクタ204を有
する中継パッケージ203が、それぞれねじ205,2
06により固定されている。また、ベース201の前面
には、ベース幅方向(図2の上下方向)に対向された2
対のプレート207が並設されており、かつこれらのプ
レート207を囲むように枠状に形成されたパネル20
8が配設されている。そして、前記各対のプレート20
7及びパネル208間には、それぞれイジェクタ209
が内装され、前記パネル208及びプレート207を貫
通されるブッシュ210とピン211により支持されて
いる。また、前記イジェクタ209に設けられている長
穴212には、前記パネル208を貫通されたブッシュ
213とピン214が挿通されており、これら長穴21
2とピン214との間に生じる空間寸法の範囲内で前記
各イジェクタ209は前記ピン211を支点にして、ベ
ース201の前面に対して前後方向に、すなわち図1の
状態で上下垂直方向にシーソー状態で回動可能とされ
る。
【0010】また、図3に一部を拡大図示するように、
前記パネル208の上下両端部には、それぞれ弾性のあ
る金属板で形成された対をなす係止板215が、パネル
208の両側面においてパネル208の上端、下端から
突出するように基端部が固定されている。これらの係止
板215は、それぞれの先端部に係止爪216が一体に
形成されるとともに、各先端部の内面には突起217が
形成されている。前記係止爪216は先端側から後端側
に向けて幅寸法が拡大されるテーパ状に形成され、また
前記突起217は前記イジェクタ209が回動されたと
きに、イジェクタ209の外側端の一部に当接され、さ
らにイジェクタ209が大きな角度に回動されたときに
はイジェクタ209の前記外側端の一部が対向する係止
板215の各突起217間に侵入され、突起217の突
出量分だけ係止板215の先端部を両外側に弾性変形さ
せるように構成される。一方、前記装置開口101の上
部と下部には、それぞれ前記ディスクユニット200の
上端部と下端部の各係止板215に対応して係止プレー
ト102が一体的に設けられている。これらの係止プレ
ート102には、前記係止板215の係止爪216が係
止可能な係止溝103が形成されており、前記係止板2
15の先端部が両外側方向に弾性変形したときに、各係
止爪216がそれぞれ係止溝103に係脱可能とされて
いる。
【0011】次に、以上の構成のディスクユニットを装
置開口に着脱する動作を説明する。まず、ディスクユニ
ット200を装置100に実装する場合を説明する。図
4(a)のように、イジェクタ209の内端部が前方に
回動された状態(以下、イジェクタを拡げた状態と言
う)で、ディスクユニット200を、装置開口101内
に抜け落ちない位置まで挿入する。その後、イジェクタ
209間に露呈されているパネル208の前面中央部を
指で押してディスクユニット200をさらに装置開口1
01内に押し込むことにより、パネル208に固着され
ている係止板215の先端部の係止爪216が装置開口
101の係止プレート102に当接される。そして、係
止爪216がテーパ状に形成されていることで、そのテ
ーパ面での楔作用によって係止板215は先端部が両外
側に弾性変形され、係止プレート102を乗り越えた時
点で弾性復帰されて係止溝103に係合される。図5は
その状態を示す斜視図である。
【0012】この状態では、未だディスクユニット20
0にある外部接続コネクタ204は装置開口101内に
ある図示しないプラグインコネクタには挿入されておら
ず、完全に挿入された状態にはない。そこで、拡げた状
態にあるイジェクタ209の内端部を押す。このときパ
ネル208は上端部と下端部において係止板215を介
して係止プレート102に係止されているため、イジェ
クタ209がパネル208に対してピン211を支点と
して回動されたときに、ピン214を介して連結されて
いるプレート207を作用点とするテコの原理が働き、
結果、プレート207はパネル208の長穴の寸法内で
移動され、プレート207と一体のベース201が装置
開口101の内部に押し込まれる。これにより、前記外
部接続コネクタ204が装置開口のプラグインコネクタ
に挿入され、図4(b)に示すように、ディスクユニッ
ト200が装置開口101内に実装される。
【0013】次にディスクユニット200を装置開口1
01から引き抜く場合を説明する。図4(b)に示した
状態において、イジェクタ209の外端部を押すと、パ
ネル208は前記したように係止プレート102により
係止されているため、挿入時の場合とは逆に、イジェク
タ209はピン211を支点として拡がる方向に回動さ
れ、このときパネル208の長穴の寸法内でプレート2
07が前方に引き出され、図4(a)に示したとは逆
に、ベース201に固定されている外部接続コネクタ2
04が装置開口内のプラグインコネクタから引き抜かれ
る。この状態では、依然としてパネル208の係止板2
15が装置100の係止プレート102に係止されてい
るため、ディスクユニット200を装置開口101から
引き抜くことはできない。そこで、イジェクタ209の
外端部をさらに押して図4(c)の状態になると、図6
に示すように、イジェクタ209の外端部は係止板21
5の突起217間に侵入し、係止板215の先端部を外
側に断線変形させる。これにより、係止板215の係止
爪216が係止プレート102の係止溝103から離脱
される状態となる。次いで、この状態でイジェクタ20
9の内端部をつかんで前方に引き出せば、ディスクユニ
ット200を装置開口101内から引き出すことが可能
となる。
【0014】このように、この着脱構造では、ディスク
ユニット200を装置開口101内に挿入する際には、
ディスクユニット200を押し込む操作と、その後にイ
ジェクタ209を押圧して回動する操作だけでよく、挿
入を簡単に行うことができる。一方、ディスクユニット
200を装置開口101から引き出す際にも、イジェク
タ209を押圧して回動することで係止状態を解除で
き、その後はディスクユニット200を単に引き出すだ
けでよいため、挿入時と同様に簡単な操作で引き出しを
行うことができる。そして、前記イジェクタ209の押
圧操作においては、イジェクタ209はディスクユニッ
ト200の長さ方向に沿って延長されているため、ディ
スクユニット200の幅寸法の縮小にかかわらず長く設
計することができ、これによりイジェクタ209に対す
る押圧操作力を低減でき、小さな操作力での挿入と引き
出しが可能となる。
【0015】なお、前記実施形態では、ディスクユニッ
トの上端部と下端部のそれぞれにイジェクタを配設して
いるが、上端部あるいは下端部の一方のみに配設した構
成としてもよい。また、係止板に設けられた係止爪と装
置に設けられた係止プレートとの係止構造は、前記した
構成に限られるものではない。さらに、本発明はデスク
ユニットのみならず、種々のユニット機器を着脱する装
置に適用することが可能である。
【0016】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、装置開口
に臨む位置には係止プレートが一体的に設けられ、機器
ユニットには前記係止プレートに係合される弾性変形可
能な係止板と、押圧操作により一方向に回動されたとき
に前記係止板を弾性変形させて前記係止プレートとの係
合を解除させるイジェクタとを備えており、かつ前記イ
ジェクタは機器ユニットの前面の長手方向に沿って延長
形成され、その長手方向の一端部が押圧操作されたとき
に前記一方向とは反対方向に回動されて前記機器ユニッ
トに前記装置開口内に挿入させる方向の力を加え、前記
長手方向の他端部が押圧操作されたときに前記一方向に
回動されるように構成されているので、イジェクタの
手方向の一端部を押圧し、イジェクタを回動させて機器
ユニットを装置開口内に押し込むことにより機器ユニッ
トを装置に装着することができ、またイジェクタの長手
方向の他端部を押圧して一方向に回動することにより
止板と係止プレートとの係合が離脱されて機器ユニット
の引き出しが可能となる。そして、イジェクタは機器ユ
ニットの前面の長手方向に延長形成されているため、機
器ユニットの小幅化によっても回動操作に必要な充分な
長さが確保でき、機器ユニットの着脱操作を容易に行う
ことができる効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明をディスクユニットの着脱構造に適用し
た実施形態の斜視図である。
【図2】図1のディスクユニットの分解斜視図である。
【図3】係止板と係止プレートの一部の拡大斜視図であ
る。
【図4】着脱動作を説明するための側面図である。
【図5】装着途中の状態を示す斜視図である。
【図6】離脱途中の状態を示す斜視図である。
【図7】従来の着脱構造の一例の斜視図である。
【符号の説明】
100 装置 101 装置開口 102 係止プレート 103 係止溝 200 ディスクユニット 201 ベース 202 ハードディスク 204 コネクタ 207 プレート 208 パネル 209 イジェクタ 215 係止板 216 係止爪 217 突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H05K 7/14 G06F 1/00 312W 312M (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G11B 33/02 301 G06F 1/16 G11B 25/04 101 G11B 33/12 313 H05K 5/02 H05K 7/14

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器ユニットと、前面に前記機器ユニッ
    トが挿入可能な装置開口を有する装置とで構成される機
    器ユニット構造において、前記装置には前記装置開口に
    臨む位置に係止プレートが一体的に設けられ、前記機器
    ユニットには、当該機器ユニットが前記装置開口に挿入
    されたときに前記装置開口に設けられた係止プレートに
    係合される弾性変形可能な係止板と、前記機器ユニット
    の前面に配設され、かつ押圧操作により一方向に回動さ
    れたときに前記係止板を弾性変形させて前記係止プレー
    トとの係合を解除させるイジェクタとを備え、前記イジ
    ェクタは、前記機器ユニットの前面の長手方向に沿って
    延長形成され、その長手方向の一端部が押圧操作された
    ときに前記一方向とは反対方向に回動されて前記機器ユ
    ニットに前記装置開口内に挿入させる方向の力を加え、
    前記長手方向の他端部が押圧操作されたときに前記一方
    向に回動されるように構成されていることを特徴とする
    機器ユニット着脱構造。
  2. 【請求項2】 前記係止板は、前記機器ユニットの両側
    部においてそれぞれ機器ユニットの幅方向に弾性変形可
    能に対をなして配設され、かつ両外方向に弾性変形した
    ときに前記装置の前記係止プレートに対して係脱可能に
    構成され、前記イジェクタが前記一方向回動操作された
    ときに前記イジェクタの一端部が前記係止板の間に侵入
    されて前記係止板を両外側に弾性変形させる構成である
    請求項1に記載の機器ユニット着脱構造。
  3. 【請求項3】 前記機器ユニットは、当該機器ユニット
    とは別体に構成されたパネルに支持されており、前記イ
    ジェクタ及び前記係止板は前記パネルに支持され、かつ
    前記機器ユニットは前記イジェクタの回動される一部に
    連結支持されている請求項1または2に記載の機器ユニ
    ット着脱構造。
  4. 【請求項4】 前記係止板は前記機器ユニットの前面の
    長手方向の両端部に対応する位置にそれぞれ設けられ、
    前記イジェクタは前記各係止板に対応して前記機器ユニ
    ットの前面の長方向の両端部に配置されている請求項
    1ないし3のいずれかに記載の機器ユニット着脱構造。
  5. 【請求項5】 前記機器ユニットは記録ディスクを内蔵
    したディスクユニットである請求項1ないし4のいずれ
    かに記載の機器ユニット着脱構造。
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