JP3003738B2 - 樹脂板の接着方法 - Google Patents
樹脂板の接着方法Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、樹脂板と熱膨張係数の
異なる他の材料との接着方法にかかわり、好適には自動
車における無機ガラスの代替として採用される樹脂ガラ
ス板と金属枠との接着方法、特にハードコート処理した
樹脂ガラス板と金属枠との接着方法に関する。
異なる他の材料との接着方法にかかわり、好適には自動
車における無機ガラスの代替として採用される樹脂ガラ
ス板と金属枠との接着方法、特にハードコート処理した
樹脂ガラス板と金属枠との接着方法に関する。
【0002】
【従来技術とその問題点】例えば自動車用無機ガラスは
一般に窓枠に取付ける際に、接着強度に優れるウレタン
系接着剤を用いて無機ガラス周縁部を直接窓枠に接着す
る。
一般に窓枠に取付ける際に、接着強度に優れるウレタン
系接着剤を用いて無機ガラス周縁部を直接窓枠に接着す
る。
【0003】前記無機ガラスに換え、有機材料例えばポ
リカーボネート、アクリル等の有機ガラス、あるいはこ
れらに耐磨耗性を付与するためのハードコート処理を施
した有機ガラス等も採用されているが、有機ガラスは無
機ガラスや金属枠、例えば鋼製枠に比べ線膨張係数が7
〜8倍にも達し、他方ウレタン系接着剤は概して接着強
度は高いが、柔軟性に欠けるため、加熱冷却による膨
張、収縮差を吸収できず、ハードコート層、あるいは有
機ガラスに歪を生じ、ひいてはハードコート層にクラッ
クを起生したりする。
リカーボネート、アクリル等の有機ガラス、あるいはこ
れらに耐磨耗性を付与するためのハードコート処理を施
した有機ガラス等も採用されているが、有機ガラスは無
機ガラスや金属枠、例えば鋼製枠に比べ線膨張係数が7
〜8倍にも達し、他方ウレタン系接着剤は概して接着強
度は高いが、柔軟性に欠けるため、加熱冷却による膨
張、収縮差を吸収できず、ハードコート層、あるいは有
機ガラスに歪を生じ、ひいてはハードコート層にクラッ
クを起生したりする。
【0004】本発明はこれらを含め、樹脂板と、熱膨張
係数の異なる異種材料とを接着剤により接着する際に、
上記したような問題点を解消する樹脂板の接着方法を提
供するものである。
係数の異なる異種材料とを接着剤により接着する際に、
上記したような問題点を解消する樹脂板の接着方法を提
供するものである。
【0005】
【問題点を解決するための手段】本発明は、樹脂板と熱
膨張係数の異なる異種材料とを、それら重ね合せ部全域
または所望部分を接着剤により接着する際に、破断伸び
率400 %〜1500%、引張強さが10kg/cm 2 〜30kg/cm 2 であ
る柔軟性に富む接着剤と、破断伸び率200 %〜500 %、
引張強さが40kg/cm 2 〜80kg/cm 2 である引張強さに富む接
着剤とを交互に配置、接着すること、さらに、樹脂板と
これを担持すべき金属枠とを、樹脂板と金属枠の重ね合
せ部分に亘って接着剤により接着する際に、前記柔軟性
に富む接着剤と、前記引張強さに富む接着剤を交互に配
置、接着すること、加えて接着域の20〜50%に、前記柔
軟性に富む接着剤を配すること、好ましくは前記柔軟性
に富む接着剤がシリコーンゴム系接着剤、前記引張強さ
に富む接着剤が一液性ウレタン系接着剤であり、また、
樹脂板がハードコート処理を施したポリカーボネート系
あるいはアクリル系であること、さらに加えて、少なく
とも樹脂板のコーナー部においては前記柔軟性に富む接
着剤を配すること、からなる。
膨張係数の異なる異種材料とを、それら重ね合せ部全域
または所望部分を接着剤により接着する際に、破断伸び
率400 %〜1500%、引張強さが10kg/cm 2 〜30kg/cm 2 であ
る柔軟性に富む接着剤と、破断伸び率200 %〜500 %、
引張強さが40kg/cm 2 〜80kg/cm 2 である引張強さに富む接
着剤とを交互に配置、接着すること、さらに、樹脂板と
これを担持すべき金属枠とを、樹脂板と金属枠の重ね合
せ部分に亘って接着剤により接着する際に、前記柔軟性
に富む接着剤と、前記引張強さに富む接着剤を交互に配
置、接着すること、加えて接着域の20〜50%に、前記柔
軟性に富む接着剤を配すること、好ましくは前記柔軟性
に富む接着剤がシリコーンゴム系接着剤、前記引張強さ
に富む接着剤が一液性ウレタン系接着剤であり、また、
樹脂板がハードコート処理を施したポリカーボネート系
あるいはアクリル系であること、さらに加えて、少なく
とも樹脂板のコーナー部においては前記柔軟性に富む接
着剤を配すること、からなる。
【0006】本発明は、樹脂板と熱膨張係数の異なる異
種材料との接着に適用するものであり、例えば樹脂板と
無機ガラスとの接着、または機能性膜付無機ガラスとの
接着、あるいは金属板との接着等多岐にわたり採用で
き、特に前記したようにハードコート処理されたポリカ
ーボネートあるいはアクリル樹脂板を自動車用無機ガラ
スの代替とし、その周縁部を金属枠、例えば鋼製枠に接
着する場合に好適に採用できる。その際自動車用無機ガ
ラスの接着に広く採用されているウレタン系接着剤で全
周域を接着する方法をそのまま採用した場合、該接着剤
は柔軟性に欠け、接着強度も高いためハードコート層、
あるいは樹脂板に歪を生じ、高じてハードコート層にク
ラックを起生したりする。
種材料との接着に適用するものであり、例えば樹脂板と
無機ガラスとの接着、または機能性膜付無機ガラスとの
接着、あるいは金属板との接着等多岐にわたり採用で
き、特に前記したようにハードコート処理されたポリカ
ーボネートあるいはアクリル樹脂板を自動車用無機ガラ
スの代替とし、その周縁部を金属枠、例えば鋼製枠に接
着する場合に好適に採用できる。その際自動車用無機ガ
ラスの接着に広く採用されているウレタン系接着剤で全
周域を接着する方法をそのまま採用した場合、該接着剤
は柔軟性に欠け、接着強度も高いためハードコート層、
あるいは樹脂板に歪を生じ、高じてハードコート層にク
ラックを起生したりする。
【0007】例えば、温帯域でも夏季に自動車を日射に
晒すと樹脂板の温度は70〜90℃に達し、あるいは冬季の
寒冷地においては−20〜−40℃に達する等、常温と著し
い温度差が生ずるケースが少なくないが、このような場
合に前記弊害を生じ易い。
晒すと樹脂板の温度は70〜90℃に達し、あるいは冬季の
寒冷地においては−20〜−40℃に達する等、常温と著し
い温度差が生ずるケースが少なくないが、このような場
合に前記弊害を生じ易い。
【0008】本発明は柔軟性に富む接着剤層による緩衝
作用で前記歪やクラックの起生を抑制し、他方接着強度
の大きい接着剤層で接着力を維持する作用を有するもの
である。
作用で前記歪やクラックの起生を抑制し、他方接着強度
の大きい接着剤層で接着力を維持する作用を有するもの
である。
【0009】勿論きわめて小さいサイズの樹脂板を接着
する場合は、鋼製枠との膨張差もさほど大きくないが、
例えば樹脂板の一辺が200mm 前後ないし2000mm、あるい
はそれを越える場合に本発明の接着方法が効果を発揮す
るものである。
する場合は、鋼製枠との膨張差もさほど大きくないが、
例えば樹脂板の一辺が200mm 前後ないし2000mm、あるい
はそれを越える場合に本発明の接着方法が効果を発揮す
るものである。
【0010】前記接着剤の配置は、基本的に樹脂板各辺
の中央部を基点として、そこから離れ、膨張収縮差が最
も大きくなる部分、すなわちコーナー部においては柔軟
性に富む接着剤層を採用するのが好ましい。従来コーナ
ー部におけるハードコート層のクラックは少なからず散
見されるが、前記手段を講ずることによりそれを大幅に
低減できる。
の中央部を基点として、そこから離れ、膨張収縮差が最
も大きくなる部分、すなわちコーナー部においては柔軟
性に富む接着剤層を採用するのが好ましい。従来コーナ
ー部におけるハードコート層のクラックは少なからず散
見されるが、前記手段を講ずることによりそれを大幅に
低減できる。
【0011】柔軟性に富む接着剤は、それ自体接着強度
が大きくないので、その接着域を過大に採るのは好まし
くなく、全接着域の50%以下とすべきである。また、下
限は樹脂板のサイズにも依るが前記コーナー部を含め20
%以上とするのがよく、それ未満では前記歪、クラック
を抑制する作用効果において顕著性に欠ける。
が大きくないので、その接着域を過大に採るのは好まし
くなく、全接着域の50%以下とすべきである。また、下
限は樹脂板のサイズにも依るが前記コーナー部を含め20
%以上とするのがよく、それ未満では前記歪、クラック
を抑制する作用効果において顕著性に欠ける。
【0012】
【実施例】以下本発明の一具体的実施例としての、樹脂
板と鋼製枠との接着について詳述するが、本発明はこれ
に限定されるものではない。
板と鋼製枠との接着について詳述するが、本発明はこれ
に限定されるものではない。
【0013】図1は本発明における樹脂板 (一例として
ポリカーボネート板) と鋼製枠との係わりを示した側断
面図であり、1 が樹脂板、2 が鋼製枠で、3 は樹脂板と
鋼製枠の重ね合せ部すなわち接着部分を示す。
ポリカーボネート板) と鋼製枠との係わりを示した側断
面図であり、1 が樹脂板、2 が鋼製枠で、3 は樹脂板と
鋼製枠の重ね合せ部すなわち接着部分を示す。
【0014】図2ないし図4は樹脂板に各接着剤層を配
置した例を示す(鋼製枠は図示を省略する) 平面図であ
り1 が樹脂板、3 は樹脂板と鋼製枠の重ね合せ部すなわ
ち接着部分を示す。
置した例を示す(鋼製枠は図示を省略する) 平面図であ
り1 が樹脂板、3 は樹脂板と鋼製枠の重ね合せ部すなわ
ち接着部分を示す。
【0015】夫々a1〜a4、a'1 〜a'4 、a"1 〜a"4 が樹
脂板コーナー部における柔軟性に富む接着剤の配置を示
したもので、これ以外の接着部分は引張強さに富む接着
剤を配置するものである。あるいは前記に加え、樹脂板
のサイズその他を勘案し、柔軟性に富む接着剤をb1〜b
4、b'1 〜b'4 、b"1 〜b"4 等各辺の適宜位置にも一な
いし複数配することもできる。
脂板コーナー部における柔軟性に富む接着剤の配置を示
したもので、これ以外の接着部分は引張強さに富む接着
剤を配置するものである。あるいは前記に加え、樹脂板
のサイズその他を勘案し、柔軟性に富む接着剤をb1〜b
4、b'1 〜b'4 、b"1 〜b"4 等各辺の適宜位置にも一な
いし複数配することもできる。
【0016】柔軟性に富む接着剤としては破断伸び率が
400 〜1500%、引張強さが10〜30kg/cm2程度のものを採
用する。このような性質を有する接着剤としては、東芝
シリコーン株式会社製の商品名トスシール380 等概して
シリコーン系接着剤が好適である。
400 〜1500%、引張強さが10〜30kg/cm2程度のものを採
用する。このような性質を有する接着剤としては、東芝
シリコーン株式会社製の商品名トスシール380 等概して
シリコーン系接着剤が好適である。
【0017】接着強度の大きい接着剤としては破断伸び
率が200 〜 500%、引張強さが40〜80kg/cm2程度のもの
を採用する。このような性質を有する接着剤としては、
横浜ゴム株式会社製の商品名WS-55 、サンライズメイセ
イ株式会社製の商品名SRシールU80 、サンスター技研株
式会社製の商品名ベタシール等一液性ウレタン系接着剤
が推奨できる。
率が200 〜 500%、引張強さが40〜80kg/cm2程度のもの
を採用する。このような性質を有する接着剤としては、
横浜ゴム株式会社製の商品名WS-55 、サンライズメイセ
イ株式会社製の商品名SRシールU80 、サンスター技研株
式会社製の商品名ベタシール等一液性ウレタン系接着剤
が推奨できる。
【0018】〔実施例1〕 1)試料の作製 ポリカーボネート平板の周縁部に黒色塗料をスクリーン
印刷により膜付けし、かつ両面を例えばアクリル系プラ
イマー液、東芝シリコーン株式会社製商品名PH91をノズ
ルフローコート法により塗布し、さらにハードコート層
としてのシリコーン系塗布液、東芝シリコーン株式会社
製商品名トスガード510 を塗布、乾燥してサイズ800mm
×400mm の四辺形で厚み5mm の樹脂板を準備した。
印刷により膜付けし、かつ両面を例えばアクリル系プラ
イマー液、東芝シリコーン株式会社製商品名PH91をノズ
ルフローコート法により塗布し、さらにハードコート層
としてのシリコーン系塗布液、東芝シリコーン株式会社
製商品名トスガード510 を塗布、乾燥してサイズ800mm
×400mm の四辺形で厚み5mm の樹脂板を準備した。
【0019】なお前記黒色塗料は接着部分が美的外観を
阻害し易いので、該接着部を覆うごとく予め樹脂板に塗
布するもので、有機、無機の各種塗料が採用される。別
に、自動車の固定窓枠を想定した枠体として外辺840mm
×440mm 、内辺740mm ×340mm(板幅50mm) 、厚み3mm の
鋼製枠を準備した。
阻害し易いので、該接着部を覆うごとく予め樹脂板に塗
布するもので、有機、無機の各種塗料が採用される。別
に、自動車の固定窓枠を想定した枠体として外辺840mm
×440mm 、内辺740mm ×340mm(板幅50mm) 、厚み3mm の
鋼製枠を準備した。
【0020】次いで図2のa1〜a4のコーナー部位置に柔
軟性に富む接着剤を配置する形態で、a1〜a4の樹脂板の
重ね合せ部分、および鋼製枠の重ね合せ部分 (図示せ
ず) にいずれもプライマーとしての東芝シリコーン株式
会社製商品名トスプライムD を塗布したうえで、東芝シ
リコーン株式会社製シリコーンゴム系接着剤商品名トス
シール380 を塗布し、前記a1〜a4以外の部位における樹
脂板の重ね合せ部分にプライマーとして横浜ゴム株式会
社製商品名GC-20 およびGS-81 を積層塗布し、鋼製枠の
重ね合せ部分にプライマーとして横浜ゴム株式会社製商
品名RC-2を塗布したうえで、横浜ゴム株式会社製一液性
ウレタン系接着剤商品名WS-55 を塗布、接着した。
軟性に富む接着剤を配置する形態で、a1〜a4の樹脂板の
重ね合せ部分、および鋼製枠の重ね合せ部分 (図示せ
ず) にいずれもプライマーとしての東芝シリコーン株式
会社製商品名トスプライムD を塗布したうえで、東芝シ
リコーン株式会社製シリコーンゴム系接着剤商品名トス
シール380 を塗布し、前記a1〜a4以外の部位における樹
脂板の重ね合せ部分にプライマーとして横浜ゴム株式会
社製商品名GC-20 およびGS-81 を積層塗布し、鋼製枠の
重ね合せ部分にプライマーとして横浜ゴム株式会社製商
品名RC-2を塗布したうえで、横浜ゴム株式会社製一液性
ウレタン系接着剤商品名WS-55 を塗布、接着した。
【0021】これに荷重基材としての肉厚鋼板を載置し
て約1昼夜圧着後、常温で 6日間静置し試料を完成し
た。本実施例において、柔軟性に富む接着剤の塗布域
は、全接着剤塗布域の約30%である。なお、黒色塗膜に
ついては図示を省略した。
て約1昼夜圧着後、常温で 6日間静置し試料を完成し
た。本実施例において、柔軟性に富む接着剤の塗布域
は、全接着剤塗布域の約30%である。なお、黒色塗膜に
ついては図示を省略した。
【0022】2)熱サイクル試験 試料を熱風乾燥器内にセットし、常温〜105 ℃への昇温
(3.5時間) 後直ちに105 ℃〜常温への降温(3.5時間) を
1サイクルとし、10サイクルの熱サイクル試験を実施し
た。
(3.5時間) 後直ちに105 ℃〜常温への降温(3.5時間) を
1サイクルとし、10サイクルの熱サイクル試験を実施し
た。
【0023】試験後、ハードコート層のクラックの有無
について目視観察した。更に、公知のゼブラボード法に
より、試料表面にゼブラボードの反射像を写し出し、ボ
ードの格子縞模様の歪みの具合から反射歪みの程度を評
価した。本方法は予め各種レベルの限度見本を準備し、
それとの対比によって歪程度を評価するもので、予め限
度見本としてレベル5 =通常のガラス並の歪〜レベル1
=縞模様の歪が顕著の 5段階のものを用意し、試料の歪
がいずれに合致するか判定するものである。結果を表1
に示す。
について目視観察した。更に、公知のゼブラボード法に
より、試料表面にゼブラボードの反射像を写し出し、ボ
ードの格子縞模様の歪みの具合から反射歪みの程度を評
価した。本方法は予め各種レベルの限度見本を準備し、
それとの対比によって歪程度を評価するもので、予め限
度見本としてレベル5 =通常のガラス並の歪〜レベル1
=縞模様の歪が顕著の 5段階のものを用意し、試料の歪
がいずれに合致するか判定するものである。結果を表1
に示す。
【0024】3)加熱荷重試験 図1の状態で鋼製枠を固定し、樹脂板上に30kgの重錘を
載置して恒温槽内で50℃、一昼夜保持し、その後取り出
して樹脂板の固着状態、クリープ性を観察する加熱荷重
試験を実施した。結果を表1に併せて示す。
載置して恒温槽内で50℃、一昼夜保持し、その後取り出
して樹脂板の固着状態、クリープ性を観察する加熱荷重
試験を実施した。結果を表1に併せて示す。
【0025】〔実施例2〕図3において実施例1同様の
柔軟性に富む接着剤の塗布部分がa'1 〜a'4 で、その塗
布域を、全接着剤塗布域の約20%とした。実施例1同様
に接着処理したうえで、同様の試験を実施した。
柔軟性に富む接着剤の塗布部分がa'1 〜a'4 で、その塗
布域を、全接着剤塗布域の約20%とした。実施例1同様
に接着処理したうえで、同様の試験を実施した。
【0026】〔実施例3〕図4において実施例1同様の
柔軟性に富む接着剤の塗布部分がa"1 〜a"4 で、その塗
布域を、全接着剤塗布域の約20%とした。実施例1同様
に接着処理したうえで、同様の試験を実施した。
柔軟性に富む接着剤の塗布部分がa"1 〜a"4 で、その塗
布域を、全接着剤塗布域の約20%とした。実施例1同様
に接着処理したうえで、同様の試験を実施した。
【0027】〔実施例4〕図2において実施例1同様の
柔軟性に富む接着剤の塗布部分がa1〜a4に加えb1〜b4
で、その塗布域を、全接着剤塗布域の約40%とした。実
施例1同様に接着処理したうえで、同様の試験を実施し
た。
柔軟性に富む接着剤の塗布部分がa1〜a4に加えb1〜b4
で、その塗布域を、全接着剤塗布域の約40%とした。実
施例1同様に接着処理したうえで、同様の試験を実施し
た。
【0028】〔実施例5〕図3において実施例1同様の
柔軟性に富む接着剤の塗布部分がa'1 〜a'4 に加えb'1
〜b'4 で、その塗布域を、全接着剤塗布域の約50%とし
た。実施例1同様に接着処理したうえで、同様の試験を
実施した。
柔軟性に富む接着剤の塗布部分がa'1 〜a'4 に加えb'1
〜b'4 で、その塗布域を、全接着剤塗布域の約50%とし
た。実施例1同様に接着処理したうえで、同様の試験を
実施した。
【0029】〔実施例6〕図4において実施例1同様の
柔軟性に富む接着剤の塗布部分がa"1 〜a"4 に加えb"1
〜b"4 で、その塗布域を、全接着剤塗布域の約50%とし
た。実施例1同様に接着処理したうえで、同様の試験を
実施した。実施例1に加え、実施例2〜6の結果は、表
1に併せて示す。
柔軟性に富む接着剤の塗布部分がa"1 〜a"4 に加えb"1
〜b"4 で、その塗布域を、全接着剤塗布域の約50%とし
た。実施例1同様に接着処理したうえで、同様の試験を
実施した。実施例1に加え、実施例2〜6の結果は、表
1に併せて示す。
【0030】〔参考例1〕図2において実施例1同様の
柔軟性に富む接着剤の塗布部分がa1〜a4で、その塗布域
を、全接着剤塗布域の約15%とした。実施例1同様に接
着処理したうえで、同様の試験を実施した。
柔軟性に富む接着剤の塗布部分がa1〜a4で、その塗布域
を、全接着剤塗布域の約15%とした。実施例1同様に接
着処理したうえで、同様の試験を実施した。
【0031】〔参考例2〕図3において実施例1同様の
柔軟性に富む接着剤の塗布部分がb'1 〜b'4 で、その塗
布域を、全接着剤塗布域の約20%とした。実施例1同様
に接着処理したうえで、同様の試験を実施した。参考例
1〜2の結果は、表1に併せて示す。
柔軟性に富む接着剤の塗布部分がb'1 〜b'4 で、その塗
布域を、全接着剤塗布域の約20%とした。実施例1同様
に接着処理したうえで、同様の試験を実施した。参考例
1〜2の結果は、表1に併せて示す。
【0032】〔比較例1〕接着域全域に実施例1同様の
引張強度に富む接着剤を施したうえで、実施例1同様の
試験を実施した。
引張強度に富む接着剤を施したうえで、実施例1同様の
試験を実施した。
【0033】〔比較例2〕接着域全域に実施例1同様の
柔軟性に富む接着剤を施したうえで、実施例1同様の試
験を実施した。比較例1〜2の結果は、表1に併せて示
す。
柔軟性に富む接着剤を施したうえで、実施例1同様の試
験を実施した。比較例1〜2の結果は、表1に併せて示
す。
【0034】
【表1】
【0035】結果は表1から明らかなとおり、実施例に
おいてきわめて良好であり、参考例においては概ね良好
であるが、比較例に示すものと併せ、実用に供し得ない
ことが明白である。
おいてきわめて良好であり、参考例においては概ね良好
であるが、比較例に示すものと併せ、実用に供し得ない
ことが明白である。
【0036】
【発明の効果】本発明によれば、熱膨張係数の異なる樹
脂板と異種被接着材料の接着を良好とし、歪、クラック
の発生を抑制する。
脂板と異種被接着材料の接着を良好とし、歪、クラック
の発生を抑制する。
【図1】本発明における樹脂板と鋼製枠との係わりを示
した側断面図である。
した側断面図である。
【図2】樹脂板に各接着剤層を配置した例を示す(鋼製
枠は図示を省略する) 平面図である。
枠は図示を省略する) 平面図である。
【図3】樹脂板に各接着剤層を配置した別の態様を示す
平面図である。
平面図である。
【図4】樹脂板に各接着剤層を配置したさらに別の態様
を示す平面図である。
を示す平面図である。
1 --樹脂板 2 --鋼製枠 3 --樹脂板と鋼製枠の重ね合せ部 a1〜a4、a'1 〜a'4 、a"1 〜a"4 --柔軟性に富む接着剤 b1〜b4、b'1 〜b'4 、b"1 〜b"4 --柔軟性に富む接着剤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI // B29L 7:00 (56)参考文献 特開 平3−51817(JP,A) 特開 平3−17170(JP,A) 特開 昭63−61071(JP,A) 特開 昭53−24007(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08J 5/12 C09J 5/00
Claims (4)
- 【請求項1】樹脂板と、熱膨張係数の異なる異種材料と
を、それら重ね合せ部全域または所望部分を接着剤によ
り接着する際に、破断伸び率400 %〜1500%、引張強さ
が10kg/cm 2 〜30kg/cm 2 である柔軟性に富む接着剤と、破
断伸び率200 %〜500 %、引張強さが40kg/cm 2 〜80kg/c
m 2 である引張強さに富む接着剤とを交互に配置、接着す
ることを特徴とする樹脂板の接着方法。 - 【請求項2】樹脂板と、これを担持すべき金属枠とを、
樹脂板と金属枠の重ね合せ部分に亘って接着剤により接
着する際に、破断伸び率400 %〜1500%、引張強さが10
kg/cm 2 〜30kg/cm 2 である柔軟性に富む接着剤と、破断伸
び率200 %〜500 %、引張強さが40kg/cm 2 〜80kg/cm 2 で
ある引張強さに富む接着剤を交互に配置、接着すること
を特徴とする樹脂板の接着方法。 - 【請求項3】接着域の20〜50%に、柔軟性に富む接着剤
を配することを特徴とする請求項1または2記載の樹脂
板の接着方法。 - 【請求項4】少なくとも樹脂板のコーナー部においては
柔軟性に富む接着剤を配することを特徴とする請求項
1、2または3記載の樹脂板の接着方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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