JP3005643B2 - 流体用ロータリジョイント - Google Patents
流体用ロータリジョイントInfo
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- JP3005643B2 JP3005643B2 JP10082764A JP8276498A JP3005643B2 JP 3005643 B2 JP3005643 B2 JP 3005643B2 JP 10082764 A JP10082764 A JP 10082764A JP 8276498 A JP8276498 A JP 8276498A JP 3005643 B2 JP3005643 B2 JP 3005643B2
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- JP
- Japan
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- seal
- joint
- joint body
- fluid
- polishing liquid
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体製造工程に
おけるウェハポリッシングを行うCMP(Chemic
al−Mechanical Polishing)装
置等に用いられる流体用ロータリジョイントに係り、詳
しくは、回転部における研磨液等の流体のシール装置
を、確実なシール機能を得ながら耐久性に優れたものと
するための技術に関する。
おけるウェハポリッシングを行うCMP(Chemic
al−Mechanical Polishing)装
置等に用いられる流体用ロータリジョイントに係り、詳
しくは、回転部における研磨液等の流体のシール装置
を、確実なシール機能を得ながら耐久性に優れたものと
するための技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の流体用ロータリジョイントとして
は、特開平7−98085号公報(図1、図2参照)
や、米国特許第5443416号の図11に示されるよ
うに、固定側ジョイント体と回転側ジョイント体との間
に形成されるシール機構は、これら両者に亘る流体用経
路を挟んで一対のOリングやリップシール等で構成され
ていた。
は、特開平7−98085号公報(図1、図2参照)
や、米国特許第5443416号の図11に示されるよ
うに、固定側ジョイント体と回転側ジョイント体との間
に形成されるシール機構は、これら両者に亘る流体用経
路を挟んで一対のOリングやリップシール等で構成され
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】Oリングやリップシー
ルによるシール機構はシンプルな構成であり、又、配置
スペースも比較的少なくて済むことから多用されている
が、PV負荷能力は低いものであるため、寿命が1〜2
ケ月程度と短い傾向にあり、頻繁に部品交換が必要とな
る点で改善の余地が残されていた。特に、ポリッシング
に使用すべく化学薬品等の液体と粒子とを混合させたス
ラリー(研磨液)を通すロータリジョイントでは、シー
ル寿命がさらに不利であった。本発明の目的は、シール
機構の見直しにより、長寿命で信頼性に優れた流体用ロ
ータリジョイントを提供する点にある。
ルによるシール機構はシンプルな構成であり、又、配置
スペースも比較的少なくて済むことから多用されている
が、PV負荷能力は低いものであるため、寿命が1〜2
ケ月程度と短い傾向にあり、頻繁に部品交換が必要とな
る点で改善の余地が残されていた。特に、ポリッシング
に使用すべく化学薬品等の液体と粒子とを混合させたス
ラリー(研磨液)を通すロータリジョイントでは、シー
ル寿命がさらに不利であった。本発明の目的は、シール
機構の見直しにより、長寿命で信頼性に優れた流体用ロ
ータリジョイントを提供する点にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の流体用ロータ
リジョイントは、ケミカルメカニカルポリッシング装置
に用いられる流体用ロータリジョイントであって、研磨
液を通す研磨液経路と加圧空気を通すエアー経路とが各
々貫通形成された第1ジョイント体と第2ジョイント体
とを設け、第1ジョイント体内に第2ジョイント体を相
対回転自在に内嵌させると共に、両ジョイント体の各研
磨液経路を回転軸心上でシール機構を介して相互に連通
させる一方、両ジョイント体の各エアー経路を第1ジョ
イント体の内周面と第2ジョイント体の外周面との間で
シール機構を介して相互に連通させ、上記各シール機構
を、一方のジョイント体に対して相対回転不能で回転軸
心方向には相対移動可能なシール部材と、このシール部
材を他方のジョイント体に設けたシール受け部に向けて
押圧付勢する付勢機構とを有するメカニカルシール機構
でそれぞれ形成すると共に、研磨液経路をシールする上
記シール機構の付勢機構として巻きバネを用いる一方、
エアー経路をシールするシール機構の付勢機構として皿
バネを用いていることを特徴とする。請求項2の流体用
ロータリジョイントは、半導体製造工程のウエハポリッ
シングを行うための装置に用いられる請求項1記載の流
体用ロータリジョイントであって、上記研磨液経路をシ
ールするシール機構の周囲に、このシール機構冷却用の
冷却液循環領域を設けていることを特徴とする。
リジョイントは、ケミカルメカニカルポリッシング装置
に用いられる流体用ロータリジョイントであって、研磨
液を通す研磨液経路と加圧空気を通すエアー経路とが各
々貫通形成された第1ジョイント体と第2ジョイント体
とを設け、第1ジョイント体内に第2ジョイント体を相
対回転自在に内嵌させると共に、両ジョイント体の各研
磨液経路を回転軸心上でシール機構を介して相互に連通
させる一方、両ジョイント体の各エアー経路を第1ジョ
イント体の内周面と第2ジョイント体の外周面との間で
シール機構を介して相互に連通させ、上記各シール機構
を、一方のジョイント体に対して相対回転不能で回転軸
心方向には相対移動可能なシール部材と、このシール部
材を他方のジョイント体に設けたシール受け部に向けて
押圧付勢する付勢機構とを有するメカニカルシール機構
でそれぞれ形成すると共に、研磨液経路をシールする上
記シール機構の付勢機構として巻きバネを用いる一方、
エアー経路をシールするシール機構の付勢機構として皿
バネを用いていることを特徴とする。請求項2の流体用
ロータリジョイントは、半導体製造工程のウエハポリッ
シングを行うための装置に用いられる請求項1記載の流
体用ロータリジョイントであって、上記研磨液経路をシ
ールするシール機構の周囲に、このシール機構冷却用の
冷却液循環領域を設けていることを特徴とする。
【0006】請求項1の構成によれば、研磨液経路をシ
ールするシール機構をメカニカルシール構造としてある
ので、付勢機構によってシール部材とシール受け部とを
強い圧力で接触させることが容易であり、Oリング等の
従来構造のものに比べて、高負荷にも有効なシール機能
を発揮できるようになる。又、付勢機構によってシール
部材を付勢させるものであるから、シール接触部が多少
磨滅しても使用し続けることが可能になり、磨滅すれば
部品交換が必要になる従来構造のものに比べて、耐久性
の点においても有利である。
ールするシール機構をメカニカルシール構造としてある
ので、付勢機構によってシール部材とシール受け部とを
強い圧力で接触させることが容易であり、Oリング等の
従来構造のものに比べて、高負荷にも有効なシール機能
を発揮できるようになる。又、付勢機構によってシール
部材を付勢させるものであるから、シール接触部が多少
磨滅しても使用し続けることが可能になり、磨滅すれば
部品交換が必要になる従来構造のものに比べて、耐久性
の点においても有利である。
【0007】シール部材を第1ジョイント体に対して回
転軸心方向に相対移動可能としてあるので、これら両者
に跨がるシール機構が必要となるが、これら両者は相対
回転はせず、かつ、実際には回転軸心方向の移動も殆ど
生じないに等しいものであるから、Oリング等の従来構
造のシール機構を設けるだけで充分なシール性及び耐久
性が確保でき、従って、上述した優れた作用を不都合な
く得ることが可能である。
転軸心方向に相対移動可能としてあるので、これら両者
に跨がるシール機構が必要となるが、これら両者は相対
回転はせず、かつ、実際には回転軸心方向の移動も殆ど
生じないに等しいものであるから、Oリング等の従来構
造のシール機構を設けるだけで充分なシール性及び耐久
性が確保でき、従って、上述した優れた作用を不都合な
く得ることが可能である。
【0008】請求項2の構成によれば、研磨液経路をシ
ールするシール機構を外から冷却する冷却液循環領域を
設けてあるから、シール部材とシール受け部とが押圧さ
れて回転接触することによる摩擦熱を冷却液によって除
去することができ、加熱によるシール面の荒れやそれに
よるシール機能の低下等を防止でき、シール機構の耐久
性を十分なものにすることができる。
ールするシール機構を外から冷却する冷却液循環領域を
設けてあるから、シール部材とシール受け部とが押圧さ
れて回転接触することによる摩擦熱を冷却液によって除
去することができ、加熱によるシール面の荒れやそれに
よるシール機能の低下等を防止でき、シール機構の耐久
性を十分なものにすることができる。
【0009】
【発明の効果】請求項1・2に記載の流体用ロータリジ
ョイントでは、一対のジョイント体間 のシール機構をメ
カニカルシール構造とすることにより、高い流体圧でも
十分に耐えて良好なシール機能を発揮できるとともに、
その良好なシール性能を長期に亘って発揮できる優れた
耐久性・信頼性を得ることができた。また、上記のロー
タリージョイントには、研磨液を通す研磨液経路と加圧
空気を通すエアー経路とが形成されており、研磨液経路
又はエアー経路を別途設けていた従来に比べて、CMP
装置としての構造簡素化が図れるとともに、コンパクト
化も可能である。
ョイントでは、一対のジョイント体間 のシール機構をメ
カニカルシール構造とすることにより、高い流体圧でも
十分に耐えて良好なシール機能を発揮できるとともに、
その良好なシール性能を長期に亘って発揮できる優れた
耐久性・信頼性を得ることができた。また、上記のロー
タリージョイントには、研磨液を通す研磨液経路と加圧
空気を通すエアー経路とが形成されており、研磨液経路
又はエアー経路を別途設けていた従来に比べて、CMP
装置としての構造簡素化が図れるとともに、コンパクト
化も可能である。
【0010】請求項2に記載の流体用ロータリジョイン
トでは、シール機構の液冷化構造により、上記効果が一
層良好に、かつ、確実に得られる利点がある。
トでは、シール機構の液冷化構造により、上記効果が一
層良好に、かつ、確実に得られる利点がある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面に基づいて説明する。図4、図5にシリコンウェハ1
09の表面研磨を行うCMP装置のモデルが示されてい
る。CMP装置は、縦向きの回転軸心P回りに駆動回転
される回転テーブル102と、水平進退移動(往復移
動)するパッド支持体103と、パッド支持体103に
支持されて駆動回転される研磨パッド104と、パッド
支持体103に形成された給排路105と、この給排路
105に接続される研磨液106の給排機構107と、
回転軸心P上を貫通して下端のパッド部104aの中心
部で下方開口する状態で研磨パッド104に形成された
給排路108等を備えて構成されている。尚、研磨液1
06の一例としては、アルカリ成分としてKOHを含む
シリカスラリにイソプロピルアルコールを添加したもの
が挙げられる。
面に基づいて説明する。図4、図5にシリコンウェハ1
09の表面研磨を行うCMP装置のモデルが示されてい
る。CMP装置は、縦向きの回転軸心P回りに駆動回転
される回転テーブル102と、水平進退移動(往復移
動)するパッド支持体103と、パッド支持体103に
支持されて駆動回転される研磨パッド104と、パッド
支持体103に形成された給排路105と、この給排路
105に接続される研磨液106の給排機構107と、
回転軸心P上を貫通して下端のパッド部104aの中心
部で下方開口する状態で研磨パッド104に形成された
給排路108等を備えて構成されている。尚、研磨液1
06の一例としては、アルカリ成分としてKOHを含む
シリカスラリにイソプロピルアルコールを添加したもの
が挙げられる。
【0012】又、空気ポンプ等の加圧装置6からの加圧
空気を、パッド部104aから下方に噴出させるべく、
パッド支持体103と研磨パッド104に形成されたエ
アー経路105a,108aを通すように構成してあ
る。そして、研磨パッド104を縦向きの回転軸心Q回
りで回転自在にパッド支持体103に支持させるため
に、これら両者104,103の間に介装され、かつ、
両給排路105,108、及び両エアー経路105a,
108aの夫々を相対回転自在に連通接続するロータリ
ジョイント101を設けてある。
空気を、パッド部104aから下方に噴出させるべく、
パッド支持体103と研磨パッド104に形成されたエ
アー経路105a,108aを通すように構成してあ
る。そして、研磨パッド104を縦向きの回転軸心Q回
りで回転自在にパッド支持体103に支持させるため
に、これら両者104,103の間に介装され、かつ、
両給排路105,108、及び両エアー経路105a,
108aの夫々を相対回転自在に連通接続するロータリ
ジョイント101を設けてある。
【0013】このCMP装置によれば、先ずウェハ表面
109aが上となるように回転テーブル102上にシリ
コンウェハ109を載置保持し、それから研磨パッド1
04を、その下端のパッド部104aがウェハ表面10
9aに接触する迄下降させる。次いで、給排機構107
の正圧動作(研磨ポンプの吐出動作)により、パッド部
104aのウェハ109との間に研磨液(スラリ)10
6及び加圧空気106aを噴出させつつ、研磨パッド1
04を回転しながら往復進退移動させることにより、ウ
ェハ表面109aを研磨する。
109aが上となるように回転テーブル102上にシリ
コンウェハ109を載置保持し、それから研磨パッド1
04を、その下端のパッド部104aがウェハ表面10
9aに接触する迄下降させる。次いで、給排機構107
の正圧動作(研磨ポンプの吐出動作)により、パッド部
104aのウェハ109との間に研磨液(スラリ)10
6及び加圧空気106aを噴出させつつ、研磨パッド1
04を回転しながら往復進退移動させることにより、ウ
ェハ表面109aを研磨する。
【0014】パッド部104aには、加圧空気106a
を噴出させる複数のエアー経路108aを形成してあ
り、それらエアー経路108aから噴出される加圧空気
106aにより、パッド部104aとウェハ109との
間に噴出された研磨液106を素早く均一に分散させる
とともに、研磨残液をこれら両者104a,109間か
ら速やかに排除させることができる。又、研磨終了後
は、給排機構107を負圧動作(研磨ポンプの吸引動
作)に切換え、給排路105,108内に残留する研磨
液106を吸引排出し、ウェハ表面109aに滴下しな
いようにしてある。
を噴出させる複数のエアー経路108aを形成してあ
り、それらエアー経路108aから噴出される加圧空気
106aにより、パッド部104aとウェハ109との
間に噴出された研磨液106を素早く均一に分散させる
とともに、研磨残液をこれら両者104a,109間か
ら速やかに排除させることができる。又、研磨終了後
は、給排機構107を負圧動作(研磨ポンプの吸引動
作)に切換え、給排路105,108内に残留する研磨
液106を吸引排出し、ウェハ表面109aに滴下しな
いようにしてある。
【0015】次に、ロータリジョイント101について
説明する。図1に示すように、パッド支持体103に取
付けられる固定側の第1ジョイント体1と、研磨パッド
104に取付けられる回転側の第2ジョイント体2と、
両ジョイント体1,2間に介装される第1〜3シール機
構3,4,5と、両ジョイント体1,2に跨がる研磨液
経路A、及びエアー経路B等からロータリジョイント1
01を構成する。
説明する。図1に示すように、パッド支持体103に取
付けられる固定側の第1ジョイント体1と、研磨パッド
104に取付けられる回転側の第2ジョイント体2と、
両ジョイント体1,2間に介装される第1〜3シール機
構3,4,5と、両ジョイント体1,2に跨がる研磨液
経路A、及びエアー経路B等からロータリジョイント1
01を構成する。
【0016】第1ジョイント体1は、上下の円筒部10
a,10c、及びこれら円筒部10a,10cの間に介
装される中間筒10bで成る筒状の側部壁10と、円盤
状の端部壁11とから構成されており、側部壁10は、
ステンレス鋼(SUS304)等の金属材で形成されて
いる。端部壁11には、研磨液106が流動する流体通
路60が形成されるので、砥粒の接触によりパーティク
ルを発生させることがなく、かつ、加工による寸法安定
性、耐熱性に優れたPEEK(PESやPCでも良い)
等の機械部品用プラスチックで形成されている。
a,10c、及びこれら円筒部10a,10cの間に介
装される中間筒10bで成る筒状の側部壁10と、円盤
状の端部壁11とから構成されており、側部壁10は、
ステンレス鋼(SUS304)等の金属材で形成されて
いる。端部壁11には、研磨液106が流動する流体通
路60が形成されるので、砥粒の接触によりパーティク
ルを発生させることがなく、かつ、加工による寸法安定
性、耐熱性に優れたPEEK(PESやPCでも良い)
等の機械部品用プラスチックで形成されている。
【0017】第2ジョイント体2は、円柱状の主体部2
0と、これの上端部に形成された保持部21と、主体部
20の下端部に形成された円盤状のフランジ部22と、
主体部20に外嵌された円筒状の蓋部23とから構成さ
れており、蓋部23を除く部分は一体形成されている。
第2ジョイント体2には、研磨液106が流動する流体
通路61が形成されるので、端部壁11と同様に、蓋部
23以外の部分をPEEK等の機械部品用プラスチック
で形成してあり、蓋部23はステンレス鋼等の金属材で
構成されている。
0と、これの上端部に形成された保持部21と、主体部
20の下端部に形成された円盤状のフランジ部22と、
主体部20に外嵌された円筒状の蓋部23とから構成さ
れており、蓋部23を除く部分は一体形成されている。
第2ジョイント体2には、研磨液106が流動する流体
通路61が形成されるので、端部壁11と同様に、蓋部
23以外の部分をPEEK等の機械部品用プラスチック
で形成してあり、蓋部23はステンレス鋼等の金属材で
構成されている。
【0018】第2ジョイント体2は、端部壁11と蓋部
23との下端部間にベアリング13を介装することで回
転自在に第1ジョイント体1に内嵌合されており、フラ
ンジ部23のみが第1ジョイント体1から外部に露出す
る構成である。
23との下端部間にベアリング13を介装することで回
転自在に第1ジョイント体1に内嵌合されており、フラ
ンジ部23のみが第1ジョイント体1から外部に露出す
る構成である。
【0019】第1シール機構3は、第1ジョイント体1
に、これと相対回転不能で回転軸心Q方向には相対移動
可能に装備されるシール部材31と、このシール部材3
1と相対回転しながら接触可能な状態で第2ジョイント
体2に装備されるシール受け部30と、シール部材31
を第1ジョイント体1に対して回り止めする係止機構3
2と、シール部材31をシール受け部30に向けて押圧
付勢する付勢機構33とを設けて構成されている。
に、これと相対回転不能で回転軸心Q方向には相対移動
可能に装備されるシール部材31と、このシール部材3
1と相対回転しながら接触可能な状態で第2ジョイント
体2に装備されるシール受け部30と、シール部材31
を第1ジョイント体1に対して回り止めする係止機構3
2と、シール部材31をシール受け部30に向けて押圧
付勢する付勢機構33とを設けて構成されている。
【0020】シール受け部30は、第2ジョイント体2
の保持部21に内嵌される本体部30bと、先細り状の
シール作用部30aとから成る炭化珪素製であり、シー
ル作用部30aの上面は、シール部材31との接触に適
した平滑なシール面30cに構成されている。本体部3
0bと保持部21との嵌合部分はOリング24によって
二次シールされている。シール受け部30の内部には、
流体通路61に連通する流体用通路30dが回転軸心Q
上に形成されている。
の保持部21に内嵌される本体部30bと、先細り状の
シール作用部30aとから成る炭化珪素製であり、シー
ル作用部30aの上面は、シール部材31との接触に適
した平滑なシール面30cに構成されている。本体部3
0bと保持部21との嵌合部分はOリング24によって
二次シールされている。シール受け部30の内部には、
流体通路61に連通する流体用通路30dが回転軸心Q
上に形成されている。
【0021】シール部材31は、円環状の本体部31a
と、これよりも小径で円筒状の保持部31bとから成る
炭化珪素製であり、保持部31bを端部壁11に形成さ
れた保持孔11aに嵌合させることによって、回転軸心
Q方向にスライド移動自在に支持してある。又、保持孔
11aと保持部31bとはOリング14で二次シールし
てある。本体部31aの底面は、シール受け部30のシ
ール面30cと面接触するべく平滑な接触面31cに形
成されている。又、シール部材31の内部には、流体通
路60に連通する流体用通路3aが回転軸心Q上に形成
されている。
と、これよりも小径で円筒状の保持部31bとから成る
炭化珪素製であり、保持部31bを端部壁11に形成さ
れた保持孔11aに嵌合させることによって、回転軸心
Q方向にスライド移動自在に支持してある。又、保持孔
11aと保持部31bとはOリング14で二次シールし
てある。本体部31aの底面は、シール受け部30のシ
ール面30cと面接触するべく平滑な接触面31cに形
成されている。又、シール部材31の内部には、流体通
路60に連通する流体用通路3aが回転軸心Q上に形成
されている。
【0022】係止機構32は、保持孔11aの外周領域
となる端部壁11の底面部から係止ピン32aを下方に
突設するとともに、この係止ピン32aが入り込む係合
凹部32bをシール部材31の本体部31aに形成して
構成され、これら係止ピン32aと係合凹部32bとを
係合させることにより、シール部材31を第1ジョイン
ト体1に対して回転軸心Q方向の移動を許容し、かつ、
相対回転は不能とするものである。
となる端部壁11の底面部から係止ピン32aを下方に
突設するとともに、この係止ピン32aが入り込む係合
凹部32bをシール部材31の本体部31aに形成して
構成され、これら係止ピン32aと係合凹部32bとを
係合させることにより、シール部材31を第1ジョイン
ト体1に対して回転軸心Q方向の移動を許容し、かつ、
相対回転は不能とするものである。
【0023】付勢機構33は、シール部材31の本体部
31aの上端部と、これに対向する端部壁11の下端部
との間に介装された複数の巻きバネ33aを備えて構成
され、シール部材31を下方に付勢してシール受け部3
0に付勢接触させるものである。
31aの上端部と、これに対向する端部壁11の下端部
との間に介装された複数の巻きバネ33aを備えて構成
され、シール部材31を下方に付勢してシール受け部3
0に付勢接触させるものである。
【0024】以上の構成により、第1シール機構3は端
面接触形のメカニカルシールと同様のシール性能を発揮
するものであり、第2ジョイント体2の回転に伴うシー
ル面30cと接触面31cの内側領域3aと、外側領域
(シール部材外部の一例)3bとの間を良好にシールす
る。そして、その良好なシール機能は、研磨液経路Aが
負圧やドライモードに切換わったときでも維持されるよ
うに、各部の寸法が設定されている。
面接触形のメカニカルシールと同様のシール性能を発揮
するものであり、第2ジョイント体2の回転に伴うシー
ル面30cと接触面31cの内側領域3aと、外側領域
(シール部材外部の一例)3bとの間を良好にシールす
る。そして、その良好なシール機能は、研磨液経路Aが
負圧やドライモードに切換わったときでも維持されるよ
うに、各部の寸法が設定されている。
【0025】図1〜図3に示す第2及び第3シール機構
4,5は、基本的に同じ構造であり、第2ジョイント体
2の外周部である蓋部23と第1ジョイント体1の中間
筒10bとの間に、回転軸心Q方向に沿って並列に装備
されている。第2シール機構4は、側部壁10と蓋部2
3とに介装された端面接触形メカニカルシールであり、
第1シール機構3の外側領域3bの下端部をシールする
ので、それによってその外側領域3bを、後述する冷却
液経路として構成するものである。又、第3シール機構
5は、エアー経路Bをシールするものである。次にそれ
ら構造を、第2シール機構4のもので説明する。尚、括
弧内の符号は第3シール機構5のものを示す。
4,5は、基本的に同じ構造であり、第2ジョイント体
2の外周部である蓋部23と第1ジョイント体1の中間
筒10bとの間に、回転軸心Q方向に沿って並列に装備
されている。第2シール機構4は、側部壁10と蓋部2
3とに介装された端面接触形メカニカルシールであり、
第1シール機構3の外側領域3bの下端部をシールする
ので、それによってその外側領域3bを、後述する冷却
液経路として構成するものである。又、第3シール機構
5は、エアー経路Bをシールするものである。次にそれ
ら構造を、第2シール機構4のもので説明する。尚、括
弧内の符号は第3シール機構5のものを示す。
【0026】図1〜図3に示すように、側部壁10内周
にOリング42(52)を介して内嵌状に固定保持され
たシール受け部としての静止環43(53)と、蓋部2
3にOリング44(54)を介して回転軸心Q方向に移
動可能に保持されたシール部材としての回転密封環45
(55)と、蓋部23に固定されたスプリングリテーナ
46と、皿バネ47(57)とを備え、静止環43(5
3)と回転密封環45(55)との相対回転摺接作用に
より、第2、第3シール機構4,5の外側領域4aと冷
却液経路3bとのシール、並びに、外側領域4a下端の
シールとを行う。
にOリング42(52)を介して内嵌状に固定保持され
たシール受け部としての静止環43(53)と、蓋部2
3にOリング44(54)を介して回転軸心Q方向に移
動可能に保持されたシール部材としての回転密封環45
(55)と、蓋部23に固定されたスプリングリテーナ
46と、皿バネ47(57)とを備え、静止環43(5
3)と回転密封環45(55)との相対回転摺接作用に
より、第2、第3シール機構4,5の外側領域4aと冷
却液経路3bとのシール、並びに、外側領域4a下端の
シールとを行う。
【0027】又、回転密封環45(55)は、その外周
に形成した係合溝45a(55a)にスプリングリテー
ナ46の係合突部46aを係合させて、回転軸心Q方向
自在で、かつ、相対回転不能に第2ジョイント体2に保
持されている。しかして、第1ジョイント体1の側部壁
10に穿設された供給孔11bから、水ポンプ等による
水冷機構15から吐出されて供給される冷却水(冷却液
の一例)8が、外側領域3bで成る冷却液経路(冷却液
循環領域の一例)Cを通って、図示しない排出孔(供給
孔11bと同じものがその反対側に設けてある)から排
出されるようにしてあり、第1シール機構3を外部から
冷却できるようにしてある。
に形成した係合溝45a(55a)にスプリングリテー
ナ46の係合突部46aを係合させて、回転軸心Q方向
自在で、かつ、相対回転不能に第2ジョイント体2に保
持されている。しかして、第1ジョイント体1の側部壁
10に穿設された供給孔11bから、水ポンプ等による
水冷機構15から吐出されて供給される冷却水(冷却液
の一例)8が、外側領域3bで成る冷却液経路(冷却液
循環領域の一例)Cを通って、図示しない排出孔(供給
孔11bと同じものがその反対側に設けてある)から排
出されるようにしてあり、第1シール機構3を外部から
冷却できるようにしてある。
【0028】しかして、加圧装置6からの加圧空気10
6aは、中間筒10bの通路70、外側領域4a、開口
通路71d、環状通路71a、連通路71c及び環状通
路71b等から成るエアー経路Bを通って、フランジ部
22から下方に噴出させることができる。又、給排機構
107からの研磨液106は、流体通路60、流体用通
路3a、流体用通路30d、流体通路61等から成る研
磨液経路Aを通って、フランジ部22から下方に噴出さ
せることができる。
6aは、中間筒10bの通路70、外側領域4a、開口
通路71d、環状通路71a、連通路71c及び環状通
路71b等から成るエアー経路Bを通って、フランジ部
22から下方に噴出させることができる。又、給排機構
107からの研磨液106は、流体通路60、流体用通
路3a、流体用通路30d、流体通路61等から成る研
磨液経路Aを通って、フランジ部22から下方に噴出さ
せることができる。
【0029】以上述べたように、ロータリージョイント
101には、研磨液106を通す研磨液経路A、加圧空
気を通すエアー経路B、及び第1シール機構3の冷却水
を通す冷却液経路Cの3経路が形成されており、研磨液
経路A又はエアー経路Bを別途設けていた従来に比べ
て、CMP装置としての構造簡素化が図れるとともに、
コンパクト化も可能なものである。
101には、研磨液106を通す研磨液経路A、加圧空
気を通すエアー経路B、及び第1シール機構3の冷却水
を通す冷却液経路Cの3経路が形成されており、研磨液
経路A又はエアー経路Bを別途設けていた従来に比べ
て、CMP装置としての構造簡素化が図れるとともに、
コンパクト化も可能なものである。
【0030】第1シール機構3用の冷却液経路Cを持た
ないロータリジョイント101でも良いとともに、第1
ジョイント体1が回転側であり、第2ジョイント体2が
固定側となる構造のロータリジョイント101でも良
い。
ないロータリジョイント101でも良いとともに、第1
ジョイント体1が回転側であり、第2ジョイント体2が
固定側となる構造のロータリジョイント101でも良
い。
【図1】ロータリジョイントの構造を示す断面図であ
る。
る。
【図2】第1シール機構の構造を示す拡大断面図であ
る。
る。
【図3】第2、第3シール機構の構造を示す拡大断面図
である。
である。
【図4】CMP装置の概略を示す原理図である。
【図5】ウェハへの研磨液及び加圧空気の供給状態を示
す作用図である。
す作用図である。
1 第1ジョイント体 2 第2ジョイント体 3 第1シール機構 3a,30d 流体用通路 30 シール受け部 31 シール部材 33 付勢機構 60,61 流体通路 C 冷却液経路 Q 回転軸心
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16L 27/08
Claims (2)
- 【請求項1】 ケミカルメカニカルポリッシング装置に
用いられる流体用ロータリジョイントであって、 研磨液を通す研磨液経路と加圧空気を通すエアー経路と
が各々貫通形成された第1ジョイント体と第2ジョイン
ト体とを設け、第1ジョイント体内に第2ジョイント体
を相対回転自在に内嵌させると共に、両ジョイント体の
各研磨液経路を回転軸心上でシール機構を介して相互に
連通させる一方、両ジョイント体の各エアー経路を第1
ジョイント体の内周面と第2ジョイント体の外周面との
間でシール機構を介して相互に連通させ、上記各シール
機構を、一方のジョイント体に対して相対回転不能で回
転軸心方向には相対移動可能なシール部材と、このシー
ル部材を他方のジョイント体に設けたシール受け部に向
けて押圧付勢する付勢機構とを有するメカニカルシール
機構でそれぞれ形成すると共に、研磨液経路をシールする上記シール機構の付勢機構とし
て巻きバネを用いる一方、 エアー経路をシールするシー
ル機構の付勢機構として皿バネを用いていることを特徴
とする流体用ロータリジョイント。 - 【請求項2】 半導体製造工程のウエハポリッシングを
行うための装置に用いられる請求項1記載の流体用ロー
タリジョイントであって、 上記研磨液経路をシールするシール機構の周囲に、この
シール機構冷却用の冷却液循環領域を設けていることを
特徴とする流体用ロータリジョイント。
Priority Applications (5)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10082764A JP3005643B2 (ja) | 1998-03-12 | 1998-03-12 | 流体用ロータリジョイント |
| US09/403,200 US6412822B1 (en) | 1998-02-18 | 1998-11-30 | Rotary joint |
| EP98956003A EP0981000B1 (en) | 1998-02-18 | 1998-11-30 | Rotary joint |
| DE69825266T DE69825266T2 (de) | 1998-02-18 | 1998-11-30 | Drehkupplung |
| PCT/JP1998/005394 WO1999042748A1 (en) | 1998-02-18 | 1998-11-30 | Rotary joint |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10082764A JP3005643B2 (ja) | 1998-03-12 | 1998-03-12 | 流体用ロータリジョイント |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH11257561A JPH11257561A (ja) | 1999-09-21 |
| JP3005643B2 true JP3005643B2 (ja) | 2000-01-31 |
Family
ID=13783518
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10082764A Expired - Fee Related JP3005643B2 (ja) | 1998-02-18 | 1998-03-12 | 流体用ロータリジョイント |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3005643B2 (ja) |
-
1998
- 1998-03-12 JP JP10082764A patent/JP3005643B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH11257561A (ja) | 1999-09-21 |
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