JP3010508B2 - トランスポンダの応答データ検出方法 - Google Patents
トランスポンダの応答データ検出方法Info
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Description
ータを検出する際にアンテナのサイドローブと反射体の
反射による偽応答データを除くことのできるトランスポ
ンダの応答データ検出方法に関するものである。
のレーダにより海上の船を監視する場合、船を識別する
ために船にトランスポンダを搭載してその応答データを
陸上で検出して利用することがある。このトランスポン
ダの応答データにはトランスポンダへの応答要求電波の
送信アンテナまたはトランスポンダからの応答電波の受
信アンテナのサイドローブに応答した偽応答データが含
まれることがある。またトランスポンダの応答データに
はトランスポンダへの応答要求電波とトランスポンダか
らの応答電波とが海上の大形構造物または大型船等に反
射した迂回経路を伝搬した偽応答データが含まれること
がある。そして大型船は移動するためこれに反射した迂
回経路を伝搬した偽応答データの出現位置は一定せず広
い範囲にわたり、かつ予測し得ないため特に問題であっ
た。
ドローブによる偽応答データと固定の平面状反射体の反
射による偽応答データは個別の方法で除去していたが、
船の反射による偽応答データを除去する方法、およびア
ンテナのサイドローブと各種反射体による上記の各種偽
応答データを同時に除去する方法はなかった。
答データの中の前記の各種偽応答データを同時に除去で
きる応答データの検出方法を提供することを目的とす
る。
ンダの応答データ検出方法は、トランスポンダの応答デ
ータと応答要求電波の受信レベルデータとを含む応答電
波を受信し、アンテナの所定角度範囲の上記の応答デー
タと受信レベルデータとを応答データを送信したトラン
スポンダの方位と距離に対応した記憶手段の座標アドレ
スに、またはトランスポンダの方位と距離のデータと共
に記憶手段に記憶し、記憶手段に記憶した応答データの
中から、同一距離にある同一応答データについてはその
受信レベルが最大のものを選び、また異距離にある他の
同一応答データの有無を調べて、異距離にある同一応答
データについては距離が最小のものを選ぶようにしたも
のである。
む応答電波を受信する際にその受信レベルデータも検出
し、アンテナの所定角度範囲の上記の応答データと受信
レベルデータとを応答データを送信したトランスポンダ
の方位と距離に対応した記憶手段の座標アドレスに、ま
たはトランスポンダの方位と距離のデータと共に記憶手
段に記憶し、記憶手段に記憶した応答データの中から、
同一距離にある同一応答データについてはその受信レベ
ルが最大のものを選び、また異距離にある他の同一応答
データの有無を調べて、異距離にある同一応答データに
ついては距離が最小のものを選ぶようにしたものであ
る。
要求電波の受信レベルデータとを含んだ応答電波を受信
するか、またはトランスポンダからの応答電波を受信す
る際にその受信レベルデータも検出して、アンテナの所
定角度範囲の上記の応答データと受信レベルデータとを
該応答データを送信したトランスポンダの方位と距離に
対応した記憶手段の座標アドレスに、またはトランスポ
ンダの方位と距離のデータと共に記憶手段に記憶し、記
憶手段に記憶した応答データの中から同一距離にある同
一応答データについてはその受信レベルが最大のものを
選び、また異距離にある他の同一応答データの有無を調
べて、異距離にある同一応答データについては距離が最
少のものを選ぶようにしたものである。
ック図、図2は図1の偽応答除去部の構成を示すブロッ
ク図、図3は各種方位角の説明図、図4及び図5は図1
の偽応答除去部の処理の流れ図、図6は平面反射体の場
合の偽応答の説明図、図7は船が反射体の場合の偽応答
の説明図、そして図8は第2の発明の実施例の構成の1
部を示すブロック図である。
求電波に応答してトランスポンダから返送されてきた応
答電波を応答電波の受信アンテナ(応答要求電波の送信
アンテナと同一の場合と別個の場合とがある)により受
信した後、応答電波の受信装置により復調、増幅して得
られる受信信号である。上記応答電波はトランスポンダ
側の応答データと応答要求電波の受信レベルデータとか
ら作成したコードパルスで変調されているものとし、受
信信号aはこのコードパルスが再生されたものとする。
図1の方位データbは応答要求電波の送信アンテナまた
は応答電波の受信アンテナの回転角の方位データであ
る。図1のトリが信号cは応答要求電波の送信用のトリ
が信号である。
リが信号cをうけ、このトリが信号を基準とした一定間
隔の距離データを作成し、距離データbをデコード回路
11に送っている。タイミング信号発生回路14は上記
の方位データdをうけ、特定の方位角θ5とθ3でそれ
ぞれタイミング信号iとjを発生し、これらの信号を記
憶回路13と偽応答除去部15に送っている。
位データb、および距離データ発生回路12からの距離
データdをうけ、受信信号aから応答データと受信レベ
ルデータとを再現し、また応答データを受信した時点の
方位データと距離データとの値(応答データを送信した
トランスポンダの位置データに対応する)を検出し、応
答データと受信レベルデータをデータfとして、また検
出した方位データと距離データとを位置データeとし
て、それぞれ記憶回路13に送る。
らのタイミング信号iによりθ5になったときにメモリ
またはアドレスポインタをクリアし、方位角θ1から方
位角θ2の範囲でデコード回路11からのデータfと位
置データeとをうけ、位置データeに対応した記憶回路
の座標アドレスにデータfを書込むか、または位置デタ
ーeとデータfとを共に記憶回路の所定アドレスに書込
む。記憶回路13はまた方位角θ3〜θ4の範囲で偽応
答除去部15からのアドレスデータgに対応するアドレ
スの記憶データ(応答データと受信レベルデータ)を読
み出し、データhとして偽応答除去部15へ送る。
いる。図2の21はCPU、22はメモリ、そして23
は入出力インタフェース回路である。偽応答除去部15
で行う処理のプログラムはメモリ22に格納してある。
路14からのタイミング信号jによりり方位角θ3から
偽応答除去の処理を開始し、アドレスデータgを記憶回
路13に送り、対応するアドレスに記憶してあるデータ
hをうけ、このデータが同一距離にある同一応答データ
のうちで受信レベルが最大であり、異距離にある同一応
答データのうちで距離が最小であるものを選ぶための処
理をし、処理の結果選ばれたデータの位置データと応答
データとをデータkとして外部に送り出す。この処理動
作は方位角θ4までに終了する。
明するための図で、θ1とθ2はそれぞれトランスポン
ダ応答データの取得開始と取得終了の方位角、θ3とθ
4はそれぞれ偽応答除去部15の偽応答除去処理の開始
と終了の方位角、そしてθ5は記憶回路13のメモリを
クリヤする方位角である。
答除去処理の流れの1例を示す。図4の中のDは応答デ
ータ、Lは受信レベルデータ、θとRはそれぞれ応答デ
ータを送信したトランスポンダの方位と距離のデータで
あり、テーブル1とテーブル2はプログラム内に設けて
いる。図4のP11からP27までは同一距離にある同
一応答データのうちで受信レベル最大のものを選ぶ処理
を所定範囲内のすべての応答データに対して行って、選
ばれたデータ(R,θ,D)をテーブル2に入れる処理
の流れを示し、P28からP39はテーブル2から同一
応答データについて距離最小のもを選ぶ処理をテーブル
2内のすべての応答データについて行い、選ばれたデー
タ(R,θ,D)を外部へ送出する処理の流れを示す。
前記のサイドローブと反射体による偽応答データが除去
される理由を述べる。応答要求電波の送信アンテナのサ
イドローブから発射された電波のトランスポンダの受信
レベルは上記アンテナのメインローブの頂上付近から発
射された電波のトランスポンダの受信レベルよりサイド
ローブ比(通常は約−20dB以下)だけ低くなり、ま
た上記のサイドローブから発射された電波とメインロー
ブの頂上付近から発射された電波とをトランスポンダが
受信する距離は等しい。従って上記のサイドローブから
発射された電波に応答した応答データは図4の流れ図の
P27までの処理で除去されることになる。
いては図6及び図7を用いて説明する。図5は反射体に
よる偽応答の様子を示し、図6は平面反射体の場合、そ
して図7は船が反射体となる場合を示し、Pは応答要求
電波の送信点であり、また応答電波の受信点でもある位
置、Qはトランスポンダの位置、QOは偽応答の位置、
Tは平面反射体、Sは反射体となる船、R1は位置Pと
平面反射体T上の反射点または船Sとの距離、R2は平
面反射体T上の反射点または船Sと位置Qとの距離、そ
してφは平面反射体Tの入射角である(0≦φ<90
°)。
Tへ入射角φで入射したとすると、図6のように位置Q
が平面反射体の反射角φの方向に存在した場合に応答要
求電波がトランスポンダに受信され、位置Qと平面反射
体T上の反射点を結ぶ線の延長上で該反射点からR2の
位置から応答データが送られてきたのと同等の効果を生
じる。すなわちこの位置が偽応答の位置QOとなる。位
置QとQOとの幾何学的な関係より、直線距離PQとP
QOとの間に次の式(1)関係が成立する。
ているため船に入射した電波はほとんどすべての方向に
反射する性質がある。従って、反射体となる船とトラン
スポンダとの距離が比較的小さい場合にはトランスポン
ダがこの船に対してどのような位置にあっても反射によ
る偽応答が生じる可能性がある。
船Sを結ぶ線の延長上で船Sから距離R2のところとな
る。この場合にもトランスポンダの位置Qが位置Pと船
Sを結ぶ線の延長上にない限り上記式(1)が成立す
る。式(1)が成立する場合には、同一応答データにつ
いて距離最小のものを選び出す、図5の偽応答除去処理
の流れ図におけるP28からP39までの処理により、
偽応答データが除去されることになる。式(1)が成立
せずPQO=PQとなるのは船が反射体でトランスポン
ダが図7の位置Pと船Sを結ぶ線の延長上にある場合で
あるが、この場合は真の応答データと偽応答データが同
一の位置に生じたことになり、結局のところ偽応答デー
タとしては出現しないことになる。
射ではあり得ないことは、図6及び図7の反射体による
偽応答の説明図より明らかである。従って、図5の偽応
答除去処理の流れ図のP28からP39の処理により反
射による偽応答データはすべて除去されることになる。
結局同図の処理によりサイドローブと反射による偽応答
データがすべて除去されることになる。
は、処理の順序としてはじめに同一距離の同一応答デー
タについて受信レベルが最大のものを選び、次に同一応
答データについて距離最小のものを選んでいる。これに
対し、処理の順序として、はじめに同一応答データにつ
いて距離最小のものを選び、次に同一応答データについ
て受信レベルが最大のものを選ぶようにしても上記と同
様の偽応答データの除去ができるのは当然である。また
この他の処理の順序方法もあり得る。
示すブロック図であり、ここに示したもの以外の構成は
図1の構成からデコード回路11を除いたものと同一で
ある。 この場合のトランスポンダからの応答電波は応
答データから作成されたコードパルスにより振幅変調さ
れているものとし、図8の受信信号aaはこの応答電波
を応答電波の受信アンテナと受信装置により受信、復
調、増幅して得た受信信号とし、応答データのコードパ
ルスが再生されたものとする。
途中過程で振幅飽和等なく再生され、その振幅は応答電
波の振幅と単調な順関係、すなわち応答電波の振幅が大
きくなると受信信号aaの振幅も大きくなる関係を有し
ているものとする。
うけ、この受信信号の振幅値をディジタル信号に変換し
て受信レベルデータlとしてデコード回路11aに送
る。デコード回路11aは上記の受信レベルデータlと
上記の受信信号aa、方位データb、および距離データ
dをうけ、受信信号aaに含まれている応答データを再
現するとともに、この応答データを受信した時点方位デ
ータと距離データとの値を検出し、上記応答データとこ
れに対応する受信レベルデータlとをデータf、そして
上記の検出した方位データと距離データとを位置データ
eとして、それぞれ記憶回路12へ送る。
る。偽応答除去部15におけるサイドローブによる偽応
答データの除去動作も、受信レベルデータlに前記の説
明による単調な順関係にある応答電波の振幅情報が含ま
れるため、第1の発明の実施例の場合と同様に行われ、
サイドローブによる偽応答データが除去される。反射に
よる偽応答データの除去は第1の発明の実施例の場合と
全く同様である。
とは、応答要求電波の送信アンテナと応答電波の受信ア
ンテナとが両方とも回転型の指向性アンテナの場合は、
両実施例が適用可能であるが、応答要求電波の送信アン
テナが非回転型の無指向性アンテナで、応答電波の受信
アンテナが回転型の指向性アンテナの場合は、第2の発
明の実施例のみが適用可能であり、そして両アンテナの
関係がこれと逆の場合は第1の発明の実施例のみが適用
可能である。
ば、トランスポンダの応答データと応答要求電波の受信
レベルデータを含んだ応答電波を受信するか、またはト
ランスポンダからの応答電波を受信する際にその受信レ
ヘルデータも検出して、アンテナの所定角度範囲の上記
応答データと受信レベルデータとを応答データを送信し
たトランスポンダの方位と距離に対応した記憶手段の座
標アドレスに、またはトランスポンダの方位と距離のデ
ータと友に記憶手段に記憶し、記憶手段に記憶した応答
データの中から、同一距離にある同一応答データについ
てはその受信レベルが最大のものを選び、また異距離に
ある他の同一応答データの有無を調べて、異距離にある
同一応答データについては距離が最小のものを選ぶよう
にしているので、アンテナのサイドローブによる偽応答
データと大型の反射体による偽応答データとを同時に除
去することができる。従って従来よりも信頼性の高い応
答データが容易に得られることになり、技術的ならびに
経済的効果は大きい。
ク図
Claims (2)
- 【請求項1】 トランスポンダの応答データと応答要求
電波の受信レベルデータとを含む応答電波を受信し、ア
ンテナの所定角度範囲の上記の応答データと受信レベル
データとを該応答データを送信したトランスポンダの方
位と距離に対応した記憶手段の座標アドレスに、または
該トランスポンダの方位と距離のデータと共に記憶手段
に記憶し、記憶手段に記憶した応答データの中から、同
一距離にある同一応答データについてはその受信レベル
が最大のものを選び、また異距離にある他の同一応答デ
ータの有無を調べて、異距離にある同一応答データにつ
いては距離が最小のものを選ぶようにしたことを特徴と
するトランスポンダの応答データ検出方法。 - 【請求項2】 トランスポンダから応答データを含む応
答電波を受信する際にその受信レベルデータも検出し、
アンテナの所定角度範囲の上記の応答データと受信レベ
ルデータとを該応答データを送信したトランスポンダの
方位と距離に対応した記憶手段の座標アドレスに、また
は該トランスポンダの方位と距離のデータと共に記憶手
段に記憶し、記憶手段に記憶した応答データの中から、
同一距離にある同一応答データについてはその受信レベ
ルが最大のものを選び、また異距離にある他の同一応答
データの有無を調べて、異距離にある同一応答データに
ついては距離が最小のものを選ぶようにしたことを特徴
とするトランスポンダの応答データ検出方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3075134A JP3010508B2 (ja) | 1991-04-08 | 1991-04-08 | トランスポンダの応答データ検出方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3075134A JP3010508B2 (ja) | 1991-04-08 | 1991-04-08 | トランスポンダの応答データ検出方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04309882A JPH04309882A (ja) | 1992-11-02 |
| JP3010508B2 true JP3010508B2 (ja) | 2000-02-21 |
Family
ID=13567419
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3075134A Expired - Lifetime JP3010508B2 (ja) | 1991-04-08 | 1991-04-08 | トランスポンダの応答データ検出方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3010508B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2008018253A1 (en) * | 2006-08-11 | 2008-02-14 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Direction detection device |
| JP5233096B2 (ja) * | 2006-08-11 | 2013-07-10 | ブラザー工業株式会社 | 方向検出装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6310399B2 (ja) | 2012-12-28 | 2018-04-11 | 株式会社放電精密加工研究所 | 表面処理組成物、表面処理組成物の製造方法、金属物品および金属物品の製造方法 |
-
1991
- 1991-04-08 JP JP3075134A patent/JP3010508B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP6310399B2 (ja) | 2012-12-28 | 2018-04-11 | 株式会社放電精密加工研究所 | 表面処理組成物、表面処理組成物の製造方法、金属物品および金属物品の製造方法 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04309882A (ja) | 1992-11-02 |
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