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JP3012770B2 - 高濃度中性液体洗浄剤組成物 - Google Patents
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JP3012770B2 - 高濃度中性液体洗浄剤組成物 - Google Patents

高濃度中性液体洗浄剤組成物

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JP3012770B2
JP3012770B2 JP6165782A JP16578294A JP3012770B2 JP 3012770 B2 JP3012770 B2 JP 3012770B2 JP 6165782 A JP6165782 A JP 6165782A JP 16578294 A JP16578294 A JP 16578294A JP 3012770 B2 JP3012770 B2 JP 3012770B2
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章 長谷川
政則 宮本
昭男 田中
利晴 上原
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は食器洗い用の中性液体洗
浄剤組成物に関するものである。
【0002】
【従来の技術】食器洗い用中性液体洗浄剤は家庭用と飲
食店等で使用される業務用とに大別されるが、家庭用は
界面活性剤濃度16〜22重量%、粘度70〜120セ
ンチポイズであるのに対して、業務用は界面活性剤濃度
10〜20重量%、安物ではアルキルフェノール系ノニ
オン界面活性剤を10〜16重量%配合したものが大半
を占めているが、昨今界面活性剤の生分解性が重要視さ
れてきており、生分解性の良い高級アルコール系ノニオ
ン界面活性剤を配合し界面活性剤濃度15〜22重量%
としたものが高級品とされている。業務用の粘度は10
0〜400センチポイズ、中でも120〜300センチ
ポイズが中心的で、業務用のものは使い過ぎを避けるた
め家庭用のものよりかなり高粘度の液体となっているの
が特徴である。同じ組成でも夏期は気温の上昇に伴い液
温が上昇して粘度が低下し、冬期は液温が低下して粘度
が上昇するので、25℃で測定した粘度では夏期は高め
に、冬期は低めになるように配合を変えて、冬期におけ
る使用感覚と夏期における使用感覚とが大きく異ならな
いように調整することもある。
【0003】家庭用のものは400〜800ml(ミリ
リッター)のプラスチックボトルに充填したもの、又は
最近廃棄物の減量化を計るためポリ袋に充填したものが
上記ボトルへの詰替え用として市販され、一方業務用の
ものは一斗(18リッター)缶に充填して市販されてい
た。使用後家庭用のボトルはゴミとして廃棄され、一方
業務用の一斗缶は、かつては再使用又は鉄くずとして回
収されていたが、人件費の高騰と鉄くず価格の低下のた
め、昨今は空缶となったものの引き取り手がなく、廃棄
処分問題が発生した。
【0004】そこで廃棄物をより少なくすることを目的
として、業務用洗浄剤を製造する各社は通常品の約3倍
の30〜50重量%の高濃度品として容器を小型化し、
4〜6リッターのプラスチック容器入りのものを商品化
した。しかしこのようにしても空となったプラスチック
容器の処分にユーザーが困る状況となってきた。また食
器洗い従業員に高濃度品であることの認識が徹底せず使
い過ぎるため、コスト上昇や手荒れの問題も発生してい
る。
【0005】そこで考えられたのが、界面活性剤を更に
高濃度とする一方、皿洗い現場に予め用意された専用ポ
リ容器(4〜6リッター)に湯又は水を一定量入れ、こ
れに高濃度品を投入溶解し、通常使用濃度とすることで
ある。また家庭用の場合は、手持ち台所洗剤の空となっ
た容器に湯又は水を一定量入れ、これに高濃度品を投入
し溶解して使用することができる。このような方法で包
装資材を著しく減量化することができる。
【0006】しかし界面活性剤を高濃度にするほど液の
粘度が上昇する。食器洗い用中性液体洗浄剤において
は、洗浄力及び泡立ちの点で直鎖アルキルベンゼンスル
ホン酸の水溶性塩、具体的にはソーダ塩、カリウム塩又
はエタノールアミン塩が不可欠の界面活性剤成分である
が、これらアニオン界面活性剤単独の60重量%水溶液
はペースト状で、10重量%のエタノールを加えてもや
はりペースト状なので希釈作業が容易でない。またペー
スト状でなくても、水に投入した時にゲル化するものは
やはり希釈作業が容易でない。
【0007】高濃度品の希釈作業に支障を来さないため
には、25℃における粘度は1000センチポイズ以
下、好ましくは500センチポイズ以下で、しかも水に
投入した時にゲル化しないものでなければならない。一
方、溶剤を添加するなどして25℃における粘度を10
00センチポイズ以下、好ましくは500センチポイズ
以下に調整した高濃度品を希釈して通常使用濃度にする
と粘度が70センチポイズ未満になってしまい、家庭用
では70〜120センチポイズ、業務用では100〜4
00センチポイズ、多くの場合120〜300センチポ
イズの従来品を使用し慣れた消費者(家庭の主婦又は食
器洗い従業員)はどうしても使い過ぎるるようになり、
洗浄剤コストの上昇と手荒れの問題を生じる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、界面活性剤
濃度が50重量%以上の高濃度品であってもペースト状
であったり、水に投入した時にゲル化したりすることが
なく、25℃における粘度が1000センチポイズ以
下、好ましくは500センチポイズ以下と希釈が容易
で、しかも通常使用濃度になるように希釈した水溶液の
粘度を70〜600センチポイズ、好ましくは70〜4
00センチポイズになるようにした高濃度中性液体洗浄
剤組成物を提供し、空容器の減量を可能にすると共に、
使いすぎや手荒れを未然に防止することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明にかかわる高濃度
液体洗浄剤組成物は、界面活性剤成分(但し両性界面活
性剤を除く)として直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ソ
ーダ10〜45重量%脂肪酸アルカノールアミド5〜
60重量%のみを含有し、これらの合計が50〜75重
量%且つエタノール、プロピレングリコール及びポ
リエチレングリコールの中の少なくとも一種よりなる減
粘剤成分8〜18重量%並びに塩化ナトリウム及びベタ
イン型両性界面活性剤の中の少なくとも一種よりなる粘
度調整剤成分を界面活性剤成分合計量に対して0〜10
重量%含有しており、25℃における粘度が1000セ
ンチポイズ以下で、且つ界面活性剤成分が15重量%に
なるように希釈した水溶液の25℃における粘度が70
〜400センチポイズとなるように減粘剤量及び粘度調
整剤量を調節したものであるか、あるいは、界面活性剤
成分(但し両性界面活性剤を除く)として直鎖アルキル
ベンゼンスルホン酸ソーダ5〜45重量%、脂肪酸アル
カノールアミド5〜60重量%、高級アルコールのエチ
レンオキサイド付加物であるノニオン界面活性剤15〜
60重量%のみを含有し、これらの合計が50〜90重
量%で、且つエタノール、プロピレングリコール及びポ
リエチレングリコールの中の少なくとも一種よりなる減
粘剤成分5〜18重量%並びに塩化ナトリウム及びベタ
イン型両性界面活性剤の中の少なくとも一種よりなる粘
度調整剤成分を界面活性剤成分合計量に対して0〜10
重量%含有しており、25℃における粘度が1000セ
ンチポイズ以下で、且つ界面活性剤成分が15重量%に
なるように希釈した水溶液の25℃における粘度が70
〜400センチポイズとなるように減粘剤量及び粘度調
整剤量を調節したものである。
【0010】本発明者らが先に提案した直鎖アルキルベ
ンゼンスルホン酸エタノールアミン塩と脂肪酸アルカノ
ールアミドをベースとするもの(特願平5−28417
0)の場合は、25℃における粘度が500センチポイ
ズ以上のものは水に投入した時にゲル化して希釈が困難
であったが、直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ソーダ
(以下LASと言う)と脂肪酸アルカノールアミドをベ
ースとする高濃度品は、粘度1000センチポイズのも
のまでは水に投入した時にゲル化せず、希釈可能である
ことが見いだされた。
【0011】以下本発明の構成を実施例を引用しながら
具体的に説明する。なお希釈液の粘度は界面活性剤成分
が15重量%の状態で測定した。これは現在市販されて
いる業務用皿洗い洗剤の大半の濃度が高級アルコール系
では13〜18重量%であることからその中間の濃度と
して、及びJIS規格が15重量%以上であることから
定めたものである。また粘度の測定はすべて25℃で行
った。
【0012】
【実施例1〜5,比較例1〜4】LASは従来から食器
洗い用中性液体洗浄剤の有効成分として一般的に使用さ
れている界面活性剤であるが、その60重量%水溶液は
ペースト状であるため希釈が容易でない。LASに減粘
剤としてエタノールを10重量%添加してもやはりペー
スト状である。しかし、LASと脂肪酸アルカノールア
ミド(食器洗い用中性液体洗浄剤に手荒れ防止剤として
少量添加することは知られている)を組み合わせた界面
活性剤合計50重量%以上の配合物にエタノール、プロ
ピレングリコール及びポリエチレングリコールの中の少
なくとも一種よりなる減粘剤成分を8〜18重量%配合
することにより、高濃度原液の25℃における粘度が1
000センチポイズ以下となり、しかも水に投入した場
合ゲル化することがないので希釈が容易になる。更に特
筆すべきことは、このような配合系では、例えば界面活
性剤合計濃度50重量%の場合、表1及び図1に示す実
施例1,実施例2及び比較例2のように原液の粘度はL
AS量の増加と共に増加するが、界面活性剤濃度15重
量%に希釈した液の粘度はLAS量の増加と共にまず上
昇してLAS25重量%(脂肪酸アルカノールアミド2
5重量%)付近で最大になり、その後はLAS量の増加
と共に粘度は減少し、LAS35重量%の辺り(脂肪酸
アルカノールアミド15重量%の辺り)までは希釈液の
粘度の方が原液の粘度より高いという特異な現象を示し
ていることである。またLAS9重量%付近〜43重量
%付近の範囲では希釈液の粘度は70cPを上回ってい
る。LAS45重量%及び脂肪酸アルカノールアミド5
重量%に減粘剤としてエタノール10重量%のみを加え
た組成物(比較例2)の場合、界面活性剤濃度15重量
%に希釈した液の粘度は70cPを下回るが、実施例3
に示すように粘度調整剤として少量の塩化ナトリウムを
添加することにより、希釈液の粘度は70cPを上回る
ようになる。本発明はこのような新規な知見に基づいて
完成されたものである。LASの配合量が5重量%(比
較例1)では希釈液が白濁し、配合量が50重量%(比
較例4:表2)の場合は原液がペースト状となり、いず
れも好ましくない。脂肪酸アルカノールアミドとしては
ラウリン酸又はヤシ脂肪酸1モルとジエタノールアミン
2モルを脱水縮合させた1:2モル型脂肪酸アルカノー
ルアミド(アミゾールFD)或はラウリン酸メチル又は
ヤシ脂肪酸メチル1モルとジエタノールアミン1モルを
脱メタノール縮合させた1:1モル型脂肪酸アルカノー
ルアミド(アミゾールFDE)などが知られているが、
いずれも使用できる。脂肪酸アルカノールアミドの配合
量の下限は5重量%(実施例3)、上限は60重量%
(実施例4:表2)とする。脂肪酸アルカノールアミド
の配合量が65重量%(比較例3:表2)の場合は高濃
度原液の粘度が1000cPを越え、また希釈液が白濁
する。界面活性剤成分の合計は50重量%(実施例1〜
3)〜75重量%(実施例4、5:表2)とする。
【0013】
【表1】
【0014】
【表2】
【0015】
【実施例6〜12,比較例5】ペースト状の高濃度界面
活性剤組成物の粘度を下げて1000センチポイズ以
下、好ましくは500センチポイズ以下とし常温の水に
よる希釈を容易にするための減粘剤成分としては、表3
に示したようにエタノール(実施例6)、プロピレング
リコール(実施例7)、ポリエチレングリコール(実施
例8)、又はこれらの混合物(実施例9、10)を使用
する。減粘剤としてこれらを選び且つ8重量%(実施例
11:表4)〜18重量%(実施例5:表2)の範囲で
あれば、希釈液の粘度を著しく低下させる恐れはない。
減粘剤成分を18重量%以上とする配合もあり得るが、
高濃度化という目的からは好ましくない。配合量の下限
を8重量%とするのは、5重量%では希釈液が白濁(比
較例5:表4)したり、原液がペースト状になったりす
るからである。
【0016】
【表3】
【0017】
【表4】
【0018】
【実施例13〜23】本発明の高濃度液体洗浄剤組成物
の希釈液の粘度を消費者の希望に応じて調整するため、
表5に示した塩化ナトリウム(実施例13〜18)及び
表6に示したベタイン型両性界面活性剤(実施例19〜
23)の中の少なくとも一種よりなる粘度調整剤成分を
界面活性剤成分合計量に対して10重量%以下添加する
こともできる。界面活性剤成分合計量に対しての数値と
して規定するのは、上記実施例から明らかなように、粘
度調整剤は界面活性剤成分を一定濃度、例えば15重量
%になるように希釈した液の粘度に対して大きく影響を
与えるものであり、高濃度原液の粘度に対する影響は小
さいからである。基本的には、実施例1〜12に見るよ
うに、LAS、脂肪酸アルカノールアミド及び減粘剤成
分の配合比率を調整することにより、界面活性剤成分が
15重量%になるように希釈した水溶液の25℃におけ
る粘度が70〜600センチポイズとなるようにするこ
とが可能なので、粘度調整剤は微調整のために使用すれ
ば良い。
【0019】
【表5】
【0020】
【表6】
【0021】
【実施例24〜28】脂肪酸アルカノールアミドとし
て、ラウリン酸メチル又はヤシ脂肪酸メチル1モルとジ
エタノールアミン1モルを脱メタノール縮合させた1:
1モル型脂肪酸アルカノールアミド(アミゾールFD
E)の代りにラウリン酸又はヤシ脂肪酸1モルとジエタ
ノールアミン2モルを脱水縮合させた1:2モル型脂肪
酸アルカノールアミド(アミゾールFD)を使用した例
を表7に示す。表5に示したアミゾールFDE使用の場
合と同様に、希釈液の粘度の方が高濃度の原液の粘度よ
り高いと言う、顕著な効果が認められる。
【0022】
【表7】
【0023】上記の界面活性剤成分(但し両性界面活性
剤を除く)としてLAS及び脂肪酸アルカノールアミド
のみよりなる2元系高濃度液体洗浄剤組成物は、高級ア
ルコール系ノニオン界面活性剤で増量し、あるいはLA
S及び脂肪酸アルカノールアミドの一部を該ノニオン界
面活性剤で置き換えることができる。LAS、高級アル
コール系ノニオン界面活性剤及び脂肪酸アルカノールア
ミドとのみよりなる3元系の洗浄剤組成物は、原料とな
る高級アルコールが(A)炭素数が偶数の第1級高級ア
ルコールであるか、(B)炭素数が奇数のものを含む第
1級高級アルコールであるか、或は(C)第2級高級ア
ルコールである。
【0024】
【実施例33〜51】炭素数が偶数の第1級高級アルコ
ール系のノニオン界面活性剤を併用する場合の高濃度液
体洗浄剤組成物は、表〜表11に示すように、LAS
5重量%(実施例34)〜45重量%、脂肪酸アルカノ
ールアミド5重量%〜60重量%(実施例33)及び炭
素数が偶数の第1級高級アルコールのエチレンオキサイ
ド付加物であるノニオン界面活性剤15重量%〜60重
量%(実施例39)よりなり且つこれらの合計が50重
量%(実施例40〜42)〜90重量%(実施例37〜
39)の界面活性剤成分と、エタノール、プロピレング
リコール及びポリエチレングリコールの中の少なくとも
一種よりなる減粘剤成分5重量%(実施例37、39)
〜18重量%、並びに塩化ナトリウム及びベタイン型両
性界面活性剤の中の少なくとも一種よりなる粘度調整剤
成分を界面活性剤成分合計量に対して0〜10重量%
(実施例43〜47及び実施例48〜51)含有し、2
5℃における粘度が1000センチポイズ以下で、且つ
界面活性剤成分が15重量%になるように希釈した水溶
液の25℃における粘度が70〜400センチポイズと
なるように減粘剤量及び粘度調整剤量を調節したもので
ある。
【0025】
【表8】
【0026】
【表9】
【0027】
【表10】
【0028】
【表11】
【0029】
【実施例52〜66】炭素数が奇数のものを含む第1級
高級アルコール系のノニオン界面活性剤を使用する場合
の高濃度液体洗浄剤組成物は、表12〜表14に示すよ
うにLAS5重量%(実施例52、53)〜45重量
%、脂肪酸アルカノールアミド5重量%(実施例59)
〜60重量%及び炭素数が奇数のものを含む第1級高級
アルコールのエチレンオキサイド付加物であるノニオン
界面活性剤15重量%〜50重量%(実施例52)より
なり且つこれらの合計が50重量%(実施例59、6
0、61)〜85重量%(実施例52〜56)の界面活
性剤成分と、エタノール、プロピレングリコール及びポ
リエチレングリコールの中の少なくとも一種よりなる減
粘剤成分5重量%(実施例61)〜18重量%、並びに
塩化ナトリウム及びベタイン型両性界面活性剤のうのち
少なくとも一種よりなる粘度調整剤成分を界面活性剤成
分合計量に対して0〜10重量%(実施例62〜66)
含有し、25℃における粘度が1000センチポイズ以
下で、且つ界面活性剤成分が15重量%になるように希
釈した水溶液の25℃における粘度が70〜400セン
チポイズとなるように減粘剤量及び粘度調整剤量を調節
したものである。
【0030】
【表12】
【0031】
【表13】
【0032】
【表14】
【0033】
【実施例67〜87】第2級高級アルコール系のノニオ
ン界面活性剤を使用する場合の高濃度液体洗浄剤組成物
は、表15〜表18に示すようにLAS5重量%(実施
例67)〜45重量%、脂肪酸アルカノールアミド5重
量%(実施例75)〜60重量%及び第2級高級アルコ
ールのエチレンオキサイド付加物であるノニオン界面活
性剤15〜50重量%(実施例67)よりなり且つこれ
らの合計が50重量%(実施例73、74、75)〜9
0重量%(実施例67、68)の界面活性剤成分と、エ
タノール、プロピレングリコール及びポリエチレングリ
コールの中の少なくとも一種よりなる減粘剤成分5重量
%(実施例67)〜18重量%、並びに塩化ナトリウム
及びベタイン型両性界面活性剤の中の少なくとも一種よ
りなる粘度調整剤成分を界面活性剤成分合計量に対して
0〜10重量%(実施例79〜83及び実施例84〜8
7)含有し、25℃における粘度が1000センチポイ
ズ以下で、且つ界面活性剤成分が15重量%になるよう
に希釈した水溶液の25℃における粘度が70〜400
センチポイズとなるように減粘剤量及び粘度調整剤量を
調節したものである。
【0034】
【表15】
【0035】
【表16】
【0036】
【表17】
【0037】
【表18】
【0038】
【実施例88〜99】本発明の高濃度液体洗浄剤組成物
は相溶性を有する。従ってノニオン界面活性剤として、
(A)炭素数が偶数の第1級高級アルコールのエチレン
オキサイド付加物、(B)炭素数が奇数のものを含む第
1級高級アルコールのエチレンオキサイド付加物、及び
(C)第2級高級アルコールのエチレンオキサイド付加
物のうちの2種又は3種を混合して使用することもでき
る。その場合はそれぞれについて上記の配合条件を満た
すようにすれば良い。即ち、LAS及び脂肪酸アルカノ
ールアミドよりなる2元系組成物及びそれに上記各種の
高級アルコールのエチレンオキサイド付加物を添加した
3元系組成物のうちから選ばれる2種以上の組成物の混
合物に相当する組成を有する高濃度液体洗浄剤組成物と
すれば良い。配合例を表19〜表20に示す。
【0039】
【表19】
【0040】
【表20】
【0041】高級アルコールのエチレンオキサイド付加
物であるノニオン界面活性剤は5〜10モルのエチレン
オキサイドを付加したものが好ましい。5モル以下のも
のは液が濁る傾向があり、12モル以上の場合はその物
が常温で固化しており取り扱いに不便なので好ましくな
い。異なるモル数のエチレンオキサイド付加物を混合し
て使用する場合は平均付加モル数が上記の範囲であれば
差し支えなく当業者の常識の範囲で選択できる。
【0042】本発明の高濃度中性液体洗浄剤組成物は界
面活性剤濃度が50〜90重量%であるので、3〜6
倍、或はそれ以上に希釈して使用することができる。例
えば前記のように皿洗い現場に予め4〜6リッターの専
用ポリ容器を用意した場合は、希釈用の高濃度洗浄剤原
液は0.6〜1リッター程度で良いので、例えばマヨネ
ーズ容器のような薄肉のポリ容器、ポリ袋型容器又は紙
パック型容器とすることができ、廃棄物を著しく減少さ
せることができる。
【0043】以上、業務用洗浄剤を例として説明した
が、本発明の高濃度中性液体洗浄剤組成物は家庭用食器
洗い洗浄剤としても使用することができ、家庭からゴミ
として廃棄されるプラスチック容器の減量にも有効であ
る。
【0044】本発明の高濃度中性液体洗浄剤組成物に、
通常の液体洗浄剤組成物に添加される防腐料、着色料、
香料等を添加することは自由である。
【0045】以上のごとく本発明により開示された基本
的知見、及び各種の実施例に示された具体的知見に基づ
いて、市場及び顧客の要望に応じた高濃度中性液体洗浄
剤組成物を任意に設計することができる。
【0046】なお参考のため、脂肪酸アルカノールアミ
ド単独、炭素数が偶数の第1級高級アルコールのエチレ
ンオキサイド付加物であるノニオン界面活性剤単独、又
は2級高級アルコールのエチレンオキサイド付加物であ
るノニオン界面活性剤単独の高濃度液及び希釈液の粘度
及び性状を表21に、実施例及び比較例で使用した原料
の一覧表を表22に示す。
【0047】
【表21】
【0048】
【表22】
【0049】
【発明の効果】界面活性剤濃度が50重量%以上の高濃
度品であってもペースト状であったり水に投入した時に
ゲル化したりすることがなく、25℃における粘度が1
000センチポイズ以下、好ましくは500センチポイ
ズ以下と希釈が容易で、しかも通常使用濃度である界面
活性剤成分が15重量%になるように希釈した水溶液で
あっても25℃における粘度が70〜600センチポイ
ズ、好ましくは70〜400センチポイズと、使用者が
使い慣れた食器洗い用洗浄剤の粘度を維持し使いすぎや
手荒れを未然に防止すると共に、商品包装をコンパクト
にして、空容器の減量を可能にする高濃度液体洗浄剤組
成物が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 エタノール10重量%を添加した界面活性剤
濃度50重量%のLAS/脂肪酸アルカノールアミド2
元系高濃度中性液体洗浄剤組成物の原液について、LA
S濃度の変化に伴う原液及び界面活性剤濃度15重量%
に希釈した液の粘度変化を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上原 利晴 大阪府大阪市住吉区我孫子東1丁目3− 3−107 (56)参考文献 特開 平5−320698(JP,A) 特開 昭64−66298(JP,A) 特開 平2−113100(JP,A) 特開 平7−316589(JP,A) 特開 平7−118695(JP,A) 特開 平6−240292(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C11D 1/83

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 界面活性剤成分(但し両性界面活性剤を
    除く)として直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ソーダ1
    0〜45重量%脂肪酸アルカノールアミド5〜60重
    量%のみを含有し、これらの合計が50〜75重量%
    且つエタノール、プロピレングリコール及びポリエ
    チレングリコールの中の少なくとも一種よりなる減粘剤
    成分8〜18重量%並びに塩化ナトリウム及びベタイン
    型両性界面活性剤の中の少なくとも一種よりなる粘度調
    整剤成分を界面活性剤成分合計量に対して0〜10重量
    %含有しており、25℃における粘度が1000センチ
    ポイズ以下で、且つ界面活性剤成分が15重量%になる
    ように希釈した水溶液の25℃における粘度が70〜4
    00センチポイズとなるように減粘剤量及び粘度調整剤
    量を調節したものであることを特徴とする高濃度液体洗
    浄剤組成物。
  2. 【請求項2】 界面活性剤成分(但し両性界面活性剤を
    除く)として直鎖アルキルベンゼンスルホン酸ソーダ5
    〜45重量%、脂肪酸アルカノールアミド5〜60重量
    %、高級アルコールのエチレンオキサイド付加物である
    ノニオン界面活性剤15〜60重量%のみを含有し、こ
    れらの合計が50〜90重量%で、且つエタノール、プ
    ロピレングリコール及びポリエチレングリコールの中の
    少なくとも一種よりなる減粘剤成分5〜18重量%並び
    に塩化ナトリウム及びベタイン型両性界面活性剤の中の
    少なくとも一種よりなる粘度調整剤成分を界面活性剤成
    分合計量に対して0〜10重量%含有しており、25℃
    における粘度が1000センチポイズ以下で、且つ界面
    活性剤成分が15重量%になるように希釈した水溶液の
    25℃における粘度が70〜400センチポイズとなる
    ように減粘剤量及び粘度調整剤量を調節したものである
    ことを特徴とする高濃度液体洗浄剤組成物。
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