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JP3014066B2 - 水中金属構造物電気防食用流電陽極の取付方法 - Google Patents
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JP3014066B2 - 水中金属構造物電気防食用流電陽極の取付方法 - Google Patents

水中金属構造物電気防食用流電陽極の取付方法

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JP3014066B2
JP3014066B2 JP3355202A JP35520291A JP3014066B2 JP 3014066 B2 JP3014066 B2 JP 3014066B2 JP 3355202 A JP3355202 A JP 3355202A JP 35520291 A JP35520291 A JP 35520291A JP 3014066 B2 JP3014066 B2 JP 3014066B2
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steel sheet
core
welded
metal
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武 柄沢
利明 永田
隆仁 藤江
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Nippon Corrosion Engineering Co Ltd
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Nippon Corrosion Engineering Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、鋼矢板岸壁,浮体鋼構
造物,取水設備等の河川又は海水中に構築される金属構
造物の防食に用いられる流電陽極の取付方法に関する。
【0002】
【従来の技術】鋼矢板岸壁,浮体鋼構造物,取水設備等
の金属構造物の水中部の防食として、アルミニウム,亜
鉛又はマグネシウム若しくはこれらの合金からなる流電
陽極による電気防食法が従来から広く使用されている。
これらの流電陽極5は、例えば図3に示したように、内
部に平鋼又は丸鋼等の芯金4を抱持したブロック体に鋳
造され、該芯金4が流電陽極5の両端から突き出した部
分4a,4bは直線又はクランク状に折り曲げて形成さ
れる。該芯金の突き出した部分4a,4bが直線で形成
されているときは、流電陽極5を例えば鋼矢板岸壁1に
取付けるときは図示要領の如く、流電陽極5が鋼矢板岸
壁1に当接しないようにするために、あらかじめ該芯金
の突き出した部分4a,4bの両端部に適当な長さに切
断したみぞ形鋼6a,6bのみぞ底裏面を溶接して離反
用脚を確保した後、該みぞ形鋼6a,6bのみぞ開口縁
を鋼矢板1a,1bに当接させて溶接するのが一般的で
ある。該芯金の突き出した部分4a,4bをクランク状
に折り曲げて離反用脚が形成されている場合には、該芯
金の突き出した部分4a,4bの端部を直接鋼矢板1
a,1bに溶接するか、離反用脚が不充分な場合は芯金
の突き出した部分4a,4bが直線で形成されている場
合と同様に、あらかじめ該芯金の突き出した部分4a,
4bの端部に適当な長さに切断したみぞ形鋼6a,6b
を溶接した後、該みぞ形鋼6a,6bのみぞ開口縁を鋼
矢板1a,1bに溶接するのが一般的で図はこのケース
を示している。前記みぞ形鋼6a,6b又は芯金の突き
出した部分4a,4bを鋼矢板1a,1bに溶接する場
合には、例えば (1)流電陽極5を取付けようとする位置の上部の鋼矢
板岸壁1にフック等を溶接し、流電陽極5に巻き付けた
ワイヤーの端部を該フック等に掛けて支持する。 (2)水中において、他の潜水士が流電陽極5をささえ
る。 等の手段により、流電陽極5を鋼矢板岸壁1の所定の位
置に保持しなければならない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の方法(1)によ
れば、該フックは少なくとも取り付けようとする流電陽
極5と同数を鋼矢板岸壁1に溶接しなければならず、し
かも、該フックの溶接作業は、作業困難な水中で潜水士
が行うものであるから、要員増や工期の遅延等、大きな
コストアップを生ずる原因となっていた。また、従来の
方法(2)によれば、前記みぞ形鋼6a,6b又は芯金
の突き出した部分4a,4bを鋼矢板1a,1bに溶接
する間は、その溶接を行う潜水士とは別の潜水士が流電
陽極5をささえる必要があるため、要員増となる他、溶
接作業中に流電陽極5が脱落する危険があった。更に鋼
矢板岸壁1の表面は、一定の間隔をもって規則的に凹凸
部が繰り返される構造であるために、鋼矢板岸壁1に流
電陽極5を水平に取付る場合には、みぞ形鋼6a,6b
又は芯金の突き出した部分4a,4bは凸部を構成する
鋼矢板1a,1bに溶接しなければならないが、鋼矢板
1a,1bの型によって凹凸部の繰り返し間隔は異なる
ために、鋼矢板1a,1bの型によって芯金の突き出し
た部分4a,4bの長さ等を設計・製作しなければなら
ず、コストアップを生ずる原因となっていた。又、芯金
の突き出した部分4a,4bは、通常鋼矢板1a,1b
の構造を表わした図面を基にして設計,製作されるが、
何らかの原因によって、現実の鋼矢板1a,1bの構造
が図面と異なっていた場合には、芯金の突き出した部分
4a,4bに切断,継ぎ足し等の加工が必要となりわず
らわしいものとなっていた。この他、表面に塗装,ライ
ニング等の被覆を施した鋼矢板1a,1bにみぞ形鋼6
a,6b又は芯金の突き出した部分4a,4bを溶接す
る場合には、溶接しようとする位置の鋼矢板1a,1b
表面の塗装、ライニング等を剥す必要があるが、該溶接
部は水面下にあるから、該塗装、ライニング等の補修は
実質上不可能であるという難点があった。本発明は、被
防食体への取付けに際しフック取り付け、支え等の煩わ
しい支持作業が伴なったり、脱落の危険が伴なったりす
ることのない流電陽極の取付方法を提供することを目的
としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の取付方法においては、流電陽極両端部から
突き出した芯金を収納し得る大きさと形状を有する切り
欠き部を備えた少なくとも2個の固定金具を、該流電陽
極の芯金の突き出した部分を乗せ得るような間隔で金属
構造物に取り付け、該流電陽極の芯金を該固定金具の切
り欠き部に乗せた後、該流電陽極の芯金の突き出した部
分と該固定金具を溶接するとしたものである。
【0005】
【作用】流電陽極の両端より双腕状に突き出た芯金の突
き出した部分を金属構造物の大体の位置に取り付けた固
定金具の切り欠き部に係嵌させてやれば、流電陽極は設
計上の誤差を吸収して支持されるので、あとは適正な位
置に調整して脱落のおそれがない条件のもとで溶接する
ことができる。
【0006】
【実施例】実施例について図を参照して説明すると、図
1において、1a,1bは鋼矢板、3a,3bは固定金
具であってその立上り部31a,31bの上部には、取
り付けようとする流電陽極5の両端から突き出した部分
4a,4bを収納し得る大きさと形状を有する切り欠き
部32a,32bを備え、且つ該立上り部31a,31
bと直交する底板33a,33bが備えられている。こ
の固定金具はみぞ形鋼を適当な長さに切断したものの上
部に切り欠き部を備えたものや、H形鋼を適当な長さに
切断したものの上部に切り欠き部を備えたものでも良く
又、切り欠き部の形状は、長方形、正方形の他、固定金
具の縁が底辺となる三角形や半円形など種々考えられ
る。本発明の既設鋼矢板岸壁1への流電陽極5取付方法
は先ず鋼矢板岸壁1の凸面を形成する鋼矢板1a,1b
表面のうち、固定金具3a,3bを溶接しようとする位
置付近に付着した錆,塗料,汚れなどを除去した後、切
り欠き部32a,32bの切り口を上に向けて、底板3
3a,33bを鋼矢板1a,1bに押し当てて溶接す
る。この際、固定金具3a,3bは、流電陽極5の芯金
の突き出した部分4a,4bを乗せ得るような間隔で、
且つ、ほぼ同じ高さに溶接する。次に、固定金具3a,
3bの切り欠き部32a,32bに流電陽極5の芯金の
突き出した部分4a,4bの任意の位置を乗せた後、切
り欠き部32a,32bと芯金の突き出した部分4a,
4bを溶接する。また、表面に塗装、ライニング等を被
覆した新設の鋼矢板岸壁1に本発明により流電陽極5を
取り付ける場合は、塗装,ライニング等を鋼矢板1a,
1bに施す前に、固定金具3a,3bを溶接し、鋼矢板
岸壁1を水中に構築した後に、切り欠き部32a,32
bに流電陽極5の芯金の突き出した部分4a,4bの任
意の位置を乗せた後、切り欠き部32a,32bと芯金
の突き出した部分4a,4bを溶接する。なお、本発明
による流電陽極5の芯金の突き出した部分4a,4bは
直線で形成されていても、クランク状に折り曲げて形成
されていても良い。また本発明による流電陽極取付方法
は、鋼矢板岸壁のみならず浮体鋼構造物、取水設備等、
巾広く使用できる他、図2に示すように金属構造物7の
底面2に流電陽極を取付る場合も使用することができ
る。
【0007】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。 (1)固定金具を流電陽極両端部から突き出した芯金を
ささえ得るような間隔で金属構造物に溶接すれば、該芯
金の任意の位置と固定金具の立上り部に設けた切り欠き
部を溶接して、該流電陽極を金属構造物に固定できるの
で、金属構造物の形に合わせて該流電陽極の芯金の長さ
等を設計・製作する必要がなく、又、現場に於いて該芯
金の加工をする必要もなくなるので、流電陽極製作費や
流電陽極取付費のコストを大巾に削減することができ
る。 (2)金属構造物に溶接した固定金具の立上り部に設け
た切り欠き部と流電陽極両端部から突き出した芯金を溶
接する際に、該流電陽極を保持するための吊り下げ具
や、潜水士が不要となり、流電陽極取付作業の費用を大
巾に削減することができ、また溶接作業中に流電陽極が
落下する危険もない。 (3)表面に塗装やライニング等を被覆した新設の金属
構造物に対しては、塗装又はライニング等の被覆を施こ
す前に固定金具を溶接することができるので、金属構造
物を水中に構築した後に流電陽極を取付ける場合でも、
金属構造物の塗装、ライニング等の被覆を剥す必要がな
く又、固定金具の切り欠き部を金属構造物から離れた所
に設ければ、切り欠き部と流電陽極の芯金を溶接した場
合の熱影響により、金属構造物の塗装、ライニング等の
被覆を劣化させることがない。 (4)本発明による流電陽極の取付方法は、流電陽極を
水中で取付ける場合のみならず、例えば沈埋函のような
陸上において製作した後に水中に構築される金属構造物
に対し、陸上に於いて流電陽極を取付ける場合にも同様
な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す鋼矢板岸壁流電陽極取
付後の斜視図である。
【図2】本発明の一実施例を示す金属構造物底面流電陽
極取付後の斜視図である。
【図3】従来の方法の一実施例を示す鋼矢板岸壁流電陽
極取付後の斜視図である。
【符号の説明】
1 鋼矢板岸壁 1a,1b 鋼矢板 2 金属構造物の底面 3a,3b 固定金具 31a,31b 立上り部 32a,32b 切り欠き部 33a,33b 底板 4 芯金 4a,4b 芯金の突き出した部分 5 流電陽極 6a,6b みぞ形鋼 7 金属構造物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C23F 13/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流電陽極両端部から突き出した芯金を収
    納し得る大きさと形状を有する切り欠き部を備えた少な
    くとも2個の固定金具を、該流電陽極の芯金の突き出し
    た部分を乗せ得るような間隔で金属構造物に取り付け、
    該流電陽極の芯金の突き出した部分を該固定金具の切り
    欠き部に乗せた後、該流電陽極の芯金の突き出した部分
    と該固定金具を溶接することを特徴とする水中金属構造
    物電気防食用流電陽極の取付方法。
JP3355202A 1991-12-20 1991-12-20 水中金属構造物電気防食用流電陽極の取付方法 Expired - Lifetime JP3014066B2 (ja)

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WO2021203184A1 (pt) * 2020-04-09 2021-10-14 Petróleo Brasileiro S.A. - Petrobras Anodo de sacrifício de contato por gravidade

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