JP3016979B2 - 4ロール式圧延機 - Google Patents
4ロール式圧延機Info
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Description
伸加工する圧延機であって、特に4個のロールによって
4方から被圧延材を圧延する4ロール式圧延機に関す
る。
に示されるように、2個のロール1,2が圧下面を形成
する孔型を上下に対向させて配設され、また、別の2個
のロール3,4が孔型を左右に対向させて配設されてい
る。その4つローラ1〜4の軸は、夫々スピンドル5及
びカップリング6を介して各駆動モータ7に連結し、そ
の駆動モータ7の駆動によって各ロール1〜4が圧下荷
重に抗して回転可能な圧延トルク,即ち被圧延材を延伸
するだけのトルクが伝達されて回転可能になっている。
ここで、前記スピンドル5,カップリング6,及び駆動
モータ7によってロール駆動装置が構成される。
期をとって駆動させて、該駆動モータ7に連結するロー
ル1〜4に圧延トルクを伝達し、その4つのロール1〜
4の圧延トルクによって、該4つのロール1〜4の孔型
によって丸形や角形等に形成される間隙に被圧延材を入
側から噛み込ませ出側に向けて送り、該4つのロール1
〜4の圧下荷重によって該被圧延材を圧延し延伸加工し
ていた。
の構造は、2ロール式から3ロール式,4ロール式と使
用するロールの数が増加するほど、ロール駆動装置が増
加したり、ロール間隙の調節やロール軸方向位置の調整
が複雑になる。このように、前記従来の4ロール式圧延
機では、全てのロール1〜4を圧延トルクを有して回転
させるために、4つのロール駆動装置を各ロール1〜4
に対応して該ロール1〜4の周囲に配設しなければなら
ず、また、該4つのロール駆動装置を電気的に同期をと
って作動させる必要があるなど、圧延機が専有するスペ
ースが大きいと共に、構造が複雑で且つ部品数が多くな
り高価となるという問題がある。
4ロール式圧延機では、周囲にロール駆動装置が配設さ
れるために、モータ7やスピンドル5等のロール駆動装
置を常設したままロール1〜4だけを交換できる構造に
なっておらず、また、スペース的にもモータ類等のロー
ル駆動装置がロールの周囲に配設されていることで該ロ
ール交換やメンテナンス時の作業性が悪くなっていると
いう問題がある。
た4つのロール1〜4の軸の両端部にベベル・ギヤ8を
固定して、その各ベベル・ギヤ8を相互に噛合させ、さ
らに、一つのベベル・ギヤ8をスピンドル5やカップリ
ング6を介して駆動モータ7に連結して、該駆動モータ
7からの圧延トルクを該ベベル・ギヤ8を介して4つの
ロール1〜4に伝達可能な構造とし、もって機械的に同
期をとって4つのロール1〜4を回転させる方法も考え
られる。
れ、また、駆動モータ7が1か所であるので、ロール駆
動装置である駆動モータ7やスピンドル5を常設したま
まロール1〜4を移動可能となってロール交換は容易に
なるが、ベベル・ギヤが相互に噛合し合うことでロール
軸位置が固定されてしまい、ロール間隙の調整やロール
軸方向の調整ができないという問題がある。
なされたもので、構造を簡素化すると共に、ロール交換
の作業性,及びメンテナンス性の良い4ロール式圧延機
を目的としている。
に、本発明の4ロール式圧延機は、圧下面を対向させて
回転可能に配設される1対のロールと、圧下面を対向さ
せて回転可能に配設され、その圧下方向を、前記1対の
ロールの圧下方向とほぼ同一平面内で直交させた別の1
対のロールとを備えて、その4つのロールで形成された
間隙に被圧延材を通過させて該被圧延材を圧延する棒鋼
若しくは線材用の4ロール式圧延機において、前記4つ
のロールの径を全て同径若しくは略同径に設定すると共
に、前記2対のロールのうち一方の一対のロールにだ
け、当該1対のロールに被圧延材を延伸するだけの圧延
トルクを伝達可能なロール駆動装置を連結し、且つ、他
方の1対のロールには、少なくとも被圧延材の先端部が
ロール間隙に噛み込むときに前記圧延トルクより小さい
トルクで予め回転させる事前回転装置を連結したことを
特徴としている。
ールを、ロール駆動装置で駆動されるロールとほぼ同じ
速度で予め回転させておくとよい。
先端部が4つのロールと噛み込み、ロール駆動装置によ
って駆動される対向する一対のロールの圧延トルクによ
って延伸されながら圧延機の出側に送られる。ここで、
該被圧延材を送るために駆動させられるロールはパスラ
インに対して軸対称になっているため、該圧延トルクで
駆動されるロールを2つだけにしても、圧延された被圧
延材に、2ロール駆動にしたことによる偏差は発生しな
い。
圧延材が延伸されながら入側から出側に送られるとき、
該被圧延材の移動に伴ってロール駆動装置と非連結状態
になっている一方の一対のロールが回転させられる。こ
のとき、4つのロールで形成される間隙に被圧延材が通
過するとき、該被圧延材は、該4つのロールからの圧下
荷重によって圧延される。
被圧延材の先端部が圧延機のロールに噛み込む際に、該
被圧延材の先端部が回転していない,即ちロール駆動装
置と非連結状態のロール表面に、該ロールが回転させら
れるまでの間強く当たって該ロール表面に疵を付ける恐
れがある。その疵を付ける恐れを回避するために、本願
発明では、回転していない他の一対のロールを、予め回
転させておく。特に、請求項2に記載のように、回転駆
動されている一方のロールとほぼ同じ早さで予め回転さ
せておくと良い。
ても、被圧延材の先端部に送られるのとほぼ同じ速度で
回転しているため、該先端部がロールに強く当たること
がなくなり、該ロール表面に疵が付く恐れが少なくな
る。被圧延材がロール間に噛み込むと、ロール駆動装置
に連結している1対のロールによって該被圧延材が送ら
れるが、該事前回転装置に連結されている側の1対のロ
ールは該被圧延材の延伸には寄与せず、該被圧延材の移
動に追従して回転するだけとなる。
本実施例は、図2に示すように、最上流に被圧延材を高
温加熱し該被圧延材を送り出す加熱炉12が配設され、
その下流側に、交互に圧下方向を直交させた複数の2ロ
ール式圧延機13が直列に配設され、最下流に仕上圧延
用の2台の4ロール式圧延機14,15が配設されてい
る。なお、図2中,矢印は被圧延材の流れる方向(パス
ライン)を示している。
を説明すると、図1に説明するように、二本のロール
1,2が圧下面を形成する孔型1a,2aを上下に対向
させてユニット10に配設され、また、別の2本のロー
ル3,4が孔型3a,4aを左右に対向させてユニット
10に配設されて、該4本のロール1〜4によって略円
形の間隙を形成している。なお、この4本のロール1〜
4の各軸1b〜4bは、図示しないロールネック軸受に
て該ユニット10に回転自在に装着されている。また、
4本のロール1〜4の径は全て同じ径に設定されてい
る。
ロール1,2の軸1b,2bの一端部は夫々、カップリ
ング6a,6bを介してスピンドル5a,5bの一端に
連結され、その2本のスピンドル5a,5bの他端が別
のカップリング6c,6dを介して夫々別のピニオン・
ギヤ9a,9bに連結している。その2つのピニオン・
ギヤ9a,9bは噛合しており、そのうち一方のピニオ
ン・ギヤ9bに駆動モータ7の軸が固定されて、該カッ
プリング6a〜6d,スピンドル5a,5b,ピニオン
・ギヤ9a,9b,及び駆動モータ7によってロール駆
動装置が構成されている。ここで、前記ピニオン・ギヤ
9a,9bはピニオンスタンド11に回転自在に固定さ
れている。また、図1中では、ロール1,2の軸1b,
2bをスピンドル5a,5bから取り外した状態で図示
している。
いないが、対向するロールの間隙をパスラインに対称に
調整する偏心スリーブ等の偏心機構を有して該間隙の巾
を調整する圧下装置を備えていると共に、対向するロー
ルの孔型中心の軸方向のずれを調整するスクリューナッ
ト式等からなるロール軸方向調整装置を備えている。ま
た、下流側の4ロール式圧延機15の構成は、図3に示
すように、対向する2対のロールの圧下方向が上流側の
4ロール式圧延機14の2対のロールの圧下方向より4
5度づらして配設しているほかは、前記上流側の4ロー
ル式圧延機14と同様な構成になっている。
に、加熱炉12にて高温加熱された被圧延材が、複数の
2ロール式圧延機13にて圧延され延伸加工されて略円
形に成形された後に、上流側の4ロール式圧延機14の
入側に送られてくる。このとき、前記4ロール圧延機1
4,15は、図示しない圧下装置にて2対のロール1〜
4間の間隙を成形する製品に対応させて調整して、通過
する被圧延材へのロールを介しての圧下荷重を決定する
と共に、ロール軸方向調整装置によって対向する各孔型
1a〜4aの中心のずれを調整しておく。
クをピニオン・ギヤ9a,9b,スピンドル5a,5b
を介して上下に対向するロール1,2の軸に伝達して、
該上下のロール1,2を回転駆動させておく。このと
き、該上下のロール1,2の回転は、噛合しているピニ
オン・ギヤ9a,9bにて機械的に同期がとられてい
る。また、左右に対向しているロール3,4は、無駆動
状態であり回転していない。
のように複数の2ロール式圧延機13で圧延されて延伸
加工された被圧延材が送られてくると、該4ロール式圧
延機14の4ロール表面に被圧延材の先端部がほぼ同時
に噛み込み、回転駆動される上下2本のロール1,2の
圧延トルクによる,該被圧延材と該ロール1,2との接
触による摩擦力で延伸されながら、該被圧延材は、4ロ
ール1〜4の孔型1a〜4aによって形成される間隙を
4ロール1〜4からの圧下荷重にて圧延されながら通過
し、圧延機14の出側へ移動する。このとき、該被圧延
材の移動によって無駆動状態になっている左右2本のロ
ール3,4が回転させられる。
られ、1台目の4ロール式圧延機14と45度の位相を
ずらして上記1台目の4ロール式圧延機14と同様な圧
延がされて丸鋼が成形される。上記のような4ロール式
圧延機14,15においては、4本のロール1〜4の
内,2本のロール3,4には駆動源として駆動モータや
スピンドルを連結していないため、そのスピンドルや駆
動モータの設置のための空間が開放されて、ロール間隙
やロール軸方向の位置の調整が従来よりもやり易くなる
と共に、構造が簡単となる。
ユニット10をスピンドル5a,5bから切り離す(図
中においてユニット10を左方向(矢印A)に移動させ
る)ことによって簡単に実施でき、さらにはメンテナン
スの作業性等も向上する。なお、前記実施例では、1台
の駆動モータ7にて上下のロール1,2を駆動している
が、2台の駆動モータを使用して、上下のロール1,2
を駆動する構成にしてもよいし、また上下のロール1,
2の代わりに左右のロール3,4側を駆動する構成にし
てもよい。
3,4を無駆動状態にしているが、圧下装置による圧下
荷重が所定以上の大きさになると、被圧延材の先端がロ
ール1〜4に噛み込むときに、停止していた1対のロー
ル3,4が回転するまでの間、該被圧延材の先端部が該
1対のロール3,4に強く当たって、該ロール表面に疵
を付ける恐れがある。該ロール表面に疵が形成される
と、該疵が被圧延材表面に転写され成形された製品に表
面疵が付いてしまう。
に、左右のロール3,4の軸3b,4bに夫々小型のモ
ータ16を連結する。この小型のモータ16は、ユニッ
ト16に装着されて事前回転装置を構成し、被圧延材を
圧下しないフリーの状態で該ロール3,4が回転できる
だけのトルクを有して、ロール駆動装置で回転させられ
る上下のロール1,2とほぼ同じ回転速度で同一方向に
回転するようになっている。
で、左右のロール3,4は、被圧延材を送るだけのトル
クはないがフリーの状態では回転可能な状態になり、間
隙が小さく圧下荷重が所定以上に大きく設定された状態
で、被圧延材が入側に送られてロールと接触しても、該
先端部のロール間隙を移動する速度とほぼ同じ速度で左
右のロール3,4が予め回転するため、該ロール3,4
の表面に該先端部が強く当たるということがなくなり、
該左右のロール3,4の疵が付くことが防止される。
延トルクによって被圧延材が圧延機の入側から出側に送
られる。このとき、左右のロール3,4には該被圧延材
を送るだけのトルクは無いため、該被圧延材の移動によ
って左右のロール3,4が回転させられる。前記左右の
ロール3,4を回転させる小型のモータ16は、被圧延
材を延伸するだけのトルクを必要とせず、該ロール3,
4をフリーの状態でのみ回転可能なだけのトルクを有す
ればよいから小型な装置で良く、専有するスペースも少
なくなり、ロール交換やメンテナンス時の作業性をさほ
ど悪くすることはない。
先端部がロール1〜4間に噛み込んだら該左右のロール
3,4から切離して、被圧延材の噛み込み後は、送られ
る被圧延材によってのみ回転させられるようにしてもよ
い。また、左右のロール3,4の事前の回転速度は、必
ずしも上下のロール1,2と同じ回転速度でなくても良
い。また、左右のロール3,4を回転駆動する事前回転
装置としては、油圧モータまたは,水圧や空気圧による
タービン等の公知の事前回転装置を使用してもよい。
回転数とロール駆動装置によるロール1,2の回転数を
ほぼ同じにするためには、駆動モータ7に回転数検知セ
ンサ等を設置して両回転数を電気的に同期がとれるよう
にしてもよいし、駆動モータ7の回転数とは独立に、経
験値から割り出した所定の回転数で事前回転装置を回転
させるようにしてもよい。
く実施例の4ロール式圧延機直前のスタンドを抜けた後
に、被圧延材のサイズ,圧下条件等によって圧延速度の
制御が不安定になる現象が生じる恐れのある場合には、
4ロール式圧延機における無駆動側ロール3,4の前記
事前回転装置にワンウェイ装置を取付けて、被圧延材の
後端が前段のスタンドを抜ける直前から無駆動側ロール
3,4側に駆動力を与えるようにしてもよい。
ール式圧延機は、従来4つのロールを全てロール駆動装
置によって駆動させていたが、対向する2つのロールだ
けをロール駆動装置によって駆動させ且つ当該4つのロ
ール径を等しく設定する構成としたため、該ロールを駆
動する駆動源であるモータが1台乃至2台使用するだけ
で済み、構成部品が少なくなって圧延機の専有するスペ
ースが小さくなると共に構造が簡単となり、また、4本
のロールの周りに従来よりも空間が確保可能になって4
本のロールの配置の拘束が従来よりも緩くなり、もって
圧下装置やロール軸方向調整装置による,ロール間隙の
調整やロール軸方向の位置調整の精度が従来よりも向上
させることができ、さらにはメンテナンスのための作業
が行い易くなる。
転装置によって予め回転させておくと、被圧延材がロー
ルに噛み込み通過する際に、該被圧延材の先端部が無駆
動になっているロールに強く当たって該ロール表面に疵
を付けることが防止される。
概略側面図である。
ある。
隙を示す図である。
示す概略側面図である。
る。
面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 圧下面を対向させて回転可能に配設され
る1対のロールと、圧下面を対向させて回転可能に配設
され、その圧下方向を、前記1対のロールの圧下方向と
ほぼ同一平面内で直交させた別の1対のロールとを備え
て、その4つのロールで形成された間隙に被圧延材を通
過させて該被圧延材を圧延する棒鋼若しくは線材用の4
ロール式圧延機において、前記4つのロールの径を全て同径若しくは略同径に設定
すると共に、 前記2対のロールのうち一方の一対のロー
ルにだけ、当該1対のロールに被圧延材を延伸するだけ
の圧延トルクを伝達可能なロール駆動装置を連結し、且
つ、他方の1対のロールには、少なくとも被圧延材の先
端部がロール間隙に噛み込むときに前記圧延トルクより
小さいトルクで予め回転させる事前回転装置を連結した
ことを特徴とする4ロール式圧延機。 - 【請求項2】 前記事前回転装置は、前記他の1対のロ
ールを、前記ロール駆動装置で駆動されるロールとほぼ
同じ速度で予め回転させることを特徴とする請求項1記
載の4ロール式圧延機。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4307256A JP3016979B2 (ja) | 1991-11-29 | 1992-11-17 | 4ロール式圧延機 |
| EP92120233A EP0549896B1 (en) | 1991-11-29 | 1992-11-26 | Four-roller type sizing mill apparatus for producing round steel rods |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP31677891 | 1991-11-29 | ||
| JP3-316778 | 1991-11-29 | ||
| JP4307256A JP3016979B2 (ja) | 1991-11-29 | 1992-11-17 | 4ロール式圧延機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05208202A JPH05208202A (ja) | 1993-08-20 |
| JP3016979B2 true JP3016979B2 (ja) | 2000-03-06 |
Family
ID=26565038
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4307256A Expired - Fee Related JP3016979B2 (ja) | 1991-11-29 | 1992-11-17 | 4ロール式圧延機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3016979B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN101574705B (zh) * | 2008-05-09 | 2010-12-08 | 张少渊 | 双传动轴四辊十字型可调式万能轧机及其组成的万向连轧机组 |
-
1992
- 1992-11-17 JP JP4307256A patent/JP3016979B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05208202A (ja) | 1993-08-20 |
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