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JP3017659B2 - 仕切弁 - Google Patents
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JP3017659B2 - 仕切弁 - Google Patents

仕切弁

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JP3017659B2
JP3017659B2 JP7148316A JP14831695A JP3017659B2 JP 3017659 B2 JP3017659 B2 JP 3017659B2 JP 7148316 A JP7148316 A JP 7148316A JP 14831695 A JP14831695 A JP 14831695A JP 3017659 B2 JP3017659 B2 JP 3017659B2
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Japan
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packing box
valve stem
valve
packing
seal material
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武夫 西脇
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西武商事有限会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、仕切弁に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】仕切弁
は、図5に示されるように、弁箱Bと、この弁箱Bの上
部を覆う弁蓋Fと、弁箱Bの流路を開閉する弁体(図示
せず)とを備えており、この弁体に連結された弁棒2
を、その中心軸を回動中心として、所定方向もしくはそ
の反対方向に回動させることにより、前記弁体を弁箱B
の流路に対して、ほぼ直交方向に昇降させて、その流路
を開放もしくは遮断するようになっている。
【0003】ところで、従来の仕切弁は、弁蓋Fの上部
にパッキン箱1を設けることにより、前記弁箱B内の流
体物が、弁蓋F外へ噴出するのを防止している。すなわ
ち、前記パッキン箱1は、内底部中央に弁棒2が挿通す
る挿通孔Yを備えた円筒状の本体部1aと、この本体部
1aの上部外周に設けられたツバ部1bとからなるパッ
キン箱本体を備えており、前記本体部1a内には、前記
弁棒2の外周部を囲むように、複数段のパッキン材4、
4が配されている。
【0004】一方、パッキン箱1の本体部1aの上方側
には、前記パッキン材4、4を押さえるための、パッキ
ン押さえ部材5が配備され、このパッキン押さえ部材5
は、前記円筒状の本体部1a内に嵌まり込むとともに、
中央部に弁棒2を挿通するための挿通孔Rを備えた円筒
状の押さえ本体5aと、この円筒状の押さえ本体5aの
上部外周に設けられたツバ部5bとを備えている。そし
て、パッキン押さえ部材5のツバ部5b及びパッキン箱
1のツバ部1bには、通孔5c、5c及びネジ孔1c、
1cがそれぞれ設けられており、これら通孔5c、5c
及びネジ孔1c、1cには、両端側にオネジ部7a、7
bを備えたボルト7、7が通されて、それらオネジ部7
a、7aに、ナット8、8が上方より締め付けられてい
る。
【0005】そのためパッキン箱1の本体部1a内のパ
ッキン材4、4は、パッキン押さえ部材5の押さえ本体
5aによって、本体部1aの内底部方向に押し付けられ
て、弁棒2の周りに詰められる。それにより、パッキン
箱1の本体部1a内のパッキン材4、4は、流体物が前
記挿通孔Yを通って弁蓋F外へ噴出するのを防止してい
る。
【0006】しかし、前記仕切弁は、既述した如く、パ
ッキン材4、4が弁棒2の周りに詰められていて弁棒2
が回動すると、パッキン材4、4が摩耗し損傷すること
になる。従って、ある程度の期間、パッキン材4、4を
使用したところで、それを交換する必要があるが、前記
仕切弁が、例えば川底よりも低い位置に取り付けられて
いたりする場合などにおいては特に、使用中のパッキン
材4、4をパッキン箱1の本体部1aから取り出すと、
流体物が、その流体圧によって、弁棒2の挿通孔Yを通
って、パッキン箱1の本体部1a内の上方側に噴出して
しまい、このような状態でパッキン材4、4を詰め替え
ることは困難であった。
【0007】この発明は、このような従来の問題点に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、内
部の流体物を抜くことなく、加圧状態のままで、パッキ
ン箱内のパッキン材等のシール材の交換作業を可能にす
る、仕切弁を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明にかかる仕切弁
は、前記目的を達成するために、次の構成からなる。す
なわち、弁棒の挿通部を通って流体物が噴出するのを防
止するためのパッキン箱を備えており、前記パッキン箱
は、円筒状のパッキン箱本体内にて前記弁棒の外周を囲
むように置かれたパッキン材等の第1シール材と、この
第1シール材を、その上方側から押すように、前記パッ
キン箱本体にボルト締結される、円筒状の第1シール材
押さえとを備えている。前記第1シール材の下方側に
は、前記弁棒の外周を囲むように第2シール材が置かれ
ており、この第2シール材をその上方側から押圧して弁
棒の外周面に密着させるための、円筒状の第2シール材
押さえが、前記パッキン箱に設けられている。
【0009】また、前記第2シール材押さえは、工具掛
け用の掛止部を備えるとともに、前記第1シール材の側
部外面とパッキン箱本体の内面との間に位置するように
設けられており、かつ、前記パッキン箱本体の内面に、
ネジ部が形成されるとともに、このネジ部と螺合するネ
ジ部が、前記第2シール材押さえの側部外面に形成され
ており、これらネジ部を螺合させながら、その第2シー
ル材押さえを、前記掛止部に掛けた工具で回転させて
ジ込むことによって、第2シール材押さえが押圧位置に
あるときには、第2シール材が押圧されて弁棒の外周面
に密着し、また、第2シール材押さえを、前記掛止部に
掛けた工具で回転させてネジ込みを緩めることによっ
て、第2シール材押さえが非押圧位置にあるときには、
その押圧が緩められて、第2シール材が弁棒の外周面に
密着しなくなる。
【0010】尚、第2シール材押さえは、円筒状の本体
部と、この本体部の下部に連設される、弁棒が挿通する
挿通孔を中央部に備えた押さえ部とからなるのが望まし
い。また、第2シール材押さえの上部の外周には、専用
工具掛け用の掛止部が設けられているのが好ましい。
【0011】
【作用】第2シール材は、第2シール材押さえによっ
て、上方側から押圧されることにより、弁棒の外周面に
密着して、流体物がパッキン箱本体内へ侵入するのを防
止する。
【0012】また、パッキン箱本体の内面のネジ部と、
第2シール材押さえの側部外面のネジ部とを螺合させ
て、第2シール材押さえをパッキン箱本体内にネジ込む
と、第2シール材押さえが、押圧位置に進むことから、
第2シール材が押圧されて弁棒の外周面に密着する。こ
れにより、第2シール材がパッキン箱本体内へ流体物が
侵入するのを防止する。
【0013】それとは反対に、前記第2シール材押さえ
のネジ込みを緩めれば、第2シール材押さえは、非押圧
位置に戻って、第2シール材の押圧が緩められ、第2シ
ール材は、弁棒の外周面に密着しなくなる。
【0014】
【実施例】以下、この発明の仕切弁の実施例を図1乃至
図3に基づいて説明する。
【0015】仕切弁12は、例えば、弁棒上昇式の仕切
弁であって、図1に示されるように、弁箱14と、この
弁箱14の上部を覆う弁蓋16と、流路18を開閉する
弁体20とを備えており、この弁体20にメネジコマK
を介して連結された弁棒26を、その中心軸を回動中心
として、昇降回動させることにより、前記弁体20を弁
箱14の流路18に対して、ほぼ直交方向に昇降させ
て、その流路18を開放、もしくは遮断するようになっ
ている。
【0016】そして、弁蓋16の上方側には、スタンド
Sが設けられており、このスタンドSの上部には、一方
側に突き出る手動ハンドルH及びその反対方向側に突き
出るように設置された電動機M等からなる弁棒回動部2
8が設けられている。また、弁蓋16の頂部及びスタン
ドSの底部の中央には、スタンドS内と弁蓋16内とを
連通するように、挿通部である挿通孔S1、16aがそ
れぞれ形成され、これら挿通孔S1,16aを介して、
弁棒26が、スタンドS内から弁蓋16内に挿通されて
いる。
【0017】そして、前記弁棒回動部28が、動力伝達
機構を介して、弁棒26に連結されているので、作業者
が前記ハンドルHを回動操作したり、前記電動機Mを駆
動したりすると、弁棒回動部28は、弁棒26を回動さ
せて前記弁体20を昇降させるようになっている。
【0018】ところで、この仕切弁12は、流体物の噴
出を防止するためのパッキン箱B1を、一例として、ス
タンドS内の内側下部に備えている。そして、前記パッ
キン箱B1は、図2に示されるように、そのパッキン箱
本体32内にて前記弁棒26の外周を囲むように置かれ
た、例えば、複数段のパッキン材等の第1シール材30
と、この第1シール材30を、その上方側から押す第1
シール材押さえ44とを備えている。
【0019】具体的には、パッキン箱本体32は、スタ
ンドSの内側底部から立ち上がって形成される円筒状の
本体部32aと、この本体部32aの上部外周に設けら
れたツバ部32bとからなり、前記円筒状の本体部32
a内には、例えば、石綿等からなるパッキン材等の第1
シール材30が、弁棒26の外周を囲うように、上下に
並んだ状態で配されている。
【0020】また、前記第1シール材押さえ44は、中
央部に弁棒26を挿通するための挿通孔44aを備えた
円筒状の押さえ本体44bと、この円筒状の押さえ本体
44bの上部外周に設けられたツバ部44cとを備えて
いる。そして、第1シール材押さえ44のツバ部44c
及びパッキン箱本体32のツバ部32bには、通孔44
d及びネジ孔Tがそれぞれ設けられており、これら通孔
44d及びネジ孔Tには、両端側にオネジ部46a、4
6bを備えたボルト46、46が通されて、それらオネ
ジ部46a、46a、46b、46bに、ナット48、
48、50、50が上下より締め付けられる。ナット5
0の締め付けを省略して、図5で示す従来例のように、
ボルト46の上端側のみに、ナット48を締め付けるよ
うにしてもよい。
【0021】よって、前記パッキン材等の第1シール材
30は、第1シール材押さえ44の押さえ本体44bの
下端部によって、パッキン箱本体32の内側に取り付け
られた、後述の第2シール材押さえ36の内底部方向に
押されるようにして詰められるので、これらパッキン材
等の第1シール材30は、前記挿通孔16a、S1を通
って侵入してくる流体物が弁蓋16外へ大量に噴出する
のを防止する。もっとも、この第1シール材押え44
は、パッキン材等の第1シール材30が、弁棒26の外
周面に完全に密着しない程度の圧で、換言すれば、わず
かながらでも前記侵入流体物が、弁棒26と第1シール
材30との間を通過し得る程度の圧で、前記第1シール
材30を第2シール材押さえ36の内底部方向に押すよ
うに調整されているのが好ましい。これは、弁棒26と
第1シール材30との間を通過する侵入流体物が、両者
の摩擦を緩和して、第1シール材30の劣化を極力防ぐ
からである。
【0022】また、パッキン箱B1には、前記パッキン
材等の第1シール材30の下方側に前記弁棒26を囲む
ように置かれる第2シール材33と、この第2シール材
33をその上方側から押圧して弁棒26の外周面に密着
させるため、前記パッキン材等の第1シール材30の側
部外面とパッキン箱本体32の内面との間に位置する第
2シール材押さえ36とが設けられている。
【0023】そのため、パッキン材等の第1シール材3
0の交換時に、使用中のパッキン材等の第1シール材3
0をパッキン箱本体32内から取り出しても、第2シー
ル材33が、第2シール材押さえ36によって、上方側
から押圧され、弁棒26の外周面に密着している時に
は、流体物がパッキン箱本体32内へ侵入するのを防止
することができる。すなわち、図示実施例の場合、第2
シール材33は、例えば、軟質の合成ゴムその他の合成
樹脂等からなるため、前記第2シール材押さえ36によ
る押圧によって、弾性変形して弁棒26の外周面に密着
し、弁棒26の外周面と第2シール材33の内側面との
間に設けられている隙間P1を塞ぐからである。そし
て、このとき(パッキン材等の第1シール材30の交換
時)は、弁棒26は、静止状態であるため、第2シール
材33が弁棒26の外周面に密着しても、その第2シー
ル材33の摩耗の心配はない。
【0024】そして、第2シール材押さえ36が、その
押圧状態からパッキン箱本体32内で上方側へ移動し
て、第2シール材33の押圧を解除すると、その第2シ
ール材33は、形状が元に戻って、弁棒26の外周面に
密着しなくなり、前記隙間P1が再び形成されることに
なる(図2で示す状態)。
【0025】詳しくは、前記第2シール材押さえ36
は、円筒状の本体部36aと、この本体部36aの下部
に連設される、弁棒26が挿通する挿通孔Y1を中央部
に備えた押さえ部34とからなる。もっとも、第2シー
ル材押さえ36は、必ずしも上記実施例のように本体部
36aと押さえ部34とが一体的に形成される必要はな
く、例えば、図4で示すように、本体部36aと押さえ
部34とが別体として形成されていてもよい。その場
合、押さえ部34は、例えば、砲金からなるのが望まし
い。尚、本体部36aと押さえ部34とが別体であって
も、第2シール材押さえ36が一定長さだけ上下に移動
すると、その移動に伴って、押さえ部34も、上下に連
動するようになっているのが望ましいが、図4に示され
るように、押さえ部34については、必ずしも連動しな
い構成であっても構わない。
【0026】そして、第2シール材押さえ36のツバ部
36bの外周には、専用工具掛け用の複数の切り欠き
D、D等の掛止部が設けられ、また、パッキン箱本体3
2の内面に、メネジ部38が形成されるとともに、この
メネジ部38と螺合するオネジ部40が、前記第2シー
ル材押さえ36の本体部36aの側部外面に形成されて
いるので、このオネジ部40とメネジ部38とを螺合さ
せながら、切り欠きD、Dの掛止部に、締め付け及び外
し用の専用工具(図示せず)を掛けて、その第2シール
材押さえ36をネジ込むことができる。
【0027】そのため、第2シール材押さえ36が、パ
ッキン箱本体32内の下方側に位置するとき、すなわ
ち、押圧位置にあるときは、既述の如く、第2シール材
33が押圧されて弁棒26の外周面に密着し、また、第
2シール材押さえ36のネジ込みを緩めることによっ
て、第2シール材押さえ36がパッキン箱本体32内の
上方側に位置するとき、すなわち、非押圧位置にあると
きは、その押圧が緩められて、第2シール材33が弁棒
26の外周面に密着しなくなる。
【0028】もっとも、前記第2シール材押さえ36
は、必ずしも上記実施例のように構成される必要はな
く、第2シール材33を押圧したり、あるいは、その押
圧を緩めたりできれば、それ以外の形状及び構造からな
っていてもよい。また、パッキン箱本体32と、第2シ
ール材押さえ36との関係は、必ずしもネジによる結合
関係である必要はない。
【0029】尚、そのパッキン箱本体32のメネジ部3
8の下方には、メネジが形成されていないあそび部A1
が設けられており、このあそび部A1の下方側には、メ
ネジ部38とオネジ部40との螺合部に流体物が侵入す
るのを防止する、OリングR1が設けられている。
【0030】次に、この実施例において、パッキン材等
の第1シール材30、第2シール材33をパッキン箱本
体32に装着する方法、及び、パッキン材等の第1シー
ル材30の交換方法について説明する。
【0031】まず、パッキン材等の第1シール材30及
び第2シール材33を、パッキン箱本体32内に装着す
る方法について述べると、ボルト46、46を、ツバ部
32bに立てた状態で、オネジ部46b、46bにナッ
ト50、50を下方側から締め付ける。そして、第2シ
ール材33を弁棒26の外周を囲むように置く。もっと
も、第2シール材33を置いた後に、ボルト46、46
を、ツバ部32bに立ててもよい。
【0032】そして、パッキン箱本体32のメネジ部3
8に対して第2シール材押さえ36のオネジ部40を螺
合させることにより、第2シール材押さえ36をパッキ
ン箱本体32の内側に取り付ける。
【0033】その後、焼き付き防止用のグリスを塗布し
た、前記パッキン材等の第1シール材30を、弁棒26
の外周面と、第2シール材押さえ36の本体部36aの
内面との間の空間に挿入し、弁棒26を囲むように置
く。そして、ボルト46、46のオネジ部46a、46
aを、第1シール材押さえ44の挿通孔44bに挿通さ
せた状態で、ナット48、48を、オネジ部46a、4
6aに上方側よりそれぞれ締め付けることにより、第1
シール材押さえ44の下端部は、パッキン材等の第1シ
ール材30を、その上部側よりパッキン箱本体32内に
押し付ける。
【0034】この後、第2シール材押さえ36の切り欠
きD、D等の掛止部に、締め付け及び外し用の専用工具
を掛けて回転させ、第2シール材押さえ36をパッキン
箱本体32の上方側、すなわち非押圧位置へ移動させる
ことにより、第2シール材33に対して押さえ部34の
押圧を緩めておく。これは、第2シール材33は、長時
間押圧された状態に保たれると、劣化するおそれがある
ので、パッキン材等の第1シール材30の交換をしない
場合、押さえ部34の押圧を緩めて、第2シール材33
の劣化を防止する必要があるからである。
【0035】そして、押さえ部34の押圧が緩められた
状態で、仕切弁に流体物が流れると、挿通孔16a、S
1を通って、パッキン箱本体32内へと流体物が侵入す
る。この侵入流体物は、隙間P1を通過するとともに、
既述したように弁棒26とパッキン材等の第1シール材
30との間を通過し、さらに第1シール材押え44の挿
通孔44aを通って、パッキン箱B1外へと流れ出る。
尚、各オネジ部46a、46aに対する左右一対のナッ
ト48、48の締め付けが緩いと、弁棒26とパッキン
材等の第1シール材30との間を通過する流体物の量が
多くなるので、その締め付け程度を適宜加減して、侵入
流体物の通過量を調整する。
【0036】また、挿通孔44aを通過して流れ出てく
る侵入流体物の様子を、作業者が観察すると、各オネジ
部46a、46aに対する、左右一対のナット48、4
8の片寄った締め付けが解るので、流れ出てくる侵入流
体物の量が、弁棒26の周囲で同じ程度になるように、
各ナット48、48の各締め付け具合を調整する。
【0037】次に、パッキン材等の第1シール材30の
交換方法について説明すると、最初に、締め付け及び外
し用の専用工具を、第2シール材押さえ36の切り欠き
D、D等の掛止部に掛けて回転させ、第2シール材押さ
え36をパッキン箱本体32の下方側、すなわち押圧位
置へ移動させる。すると、第2シール材押さえ36の押
さえ部34が、第2シール材33をパッキン箱B1の内
底部に押え付けて、前記隙間P1を塞ぐことにより、流
体物がパッキン箱B1内に侵入するのを防止する。
【0038】その後、ツバ部32b上に立っているボル
ト46、46から、ナット48、48を緩めて取り外
し、更に、第1シール材押さえ44を上方側に引き抜い
て取り外し、工具を用いて、パッキン箱本体32内にあ
る第2シール材押さえ36内から使用済み第1シール材
30、30を引き抜いて(図3参照)、その替わりに、
新品の第1シール材30、30を、パッキン箱本体32
内にある第2シール材押さえ36内に挿入する。そし
て、既述した手順で、第1シール材押さえ44の押さえ
本体44aの下端部によって、第1シール材30をパッ
キン箱本体32の上方側より前記押さえ部34の上面に
向かって、押し付けて固定する。
【0039】尚、本発明にかかる仕切弁は、必ずしも上
記実施例に限定される必要はなく、その他種々の変更が
可能であり、例えば、第2シール材33は、既述した如
く、軟質の合成ゴムその他の合成樹脂等からなるのが好
ましいが、それ以外の素材、例えば、軟質の天然ゴムか
らなっていてもよく、その形状、素材等は、任意に変更
することができる。また、パッキン材等の第1シール材
30は、オイルシールであってもよく、また皮、麻等か
らなるものであってもよく、さらには、弁棒26に囲む
ように上下に複数段詰めるのが好ましいが、必ずしもこ
の態様である必要はなく、例えば、一段でも良い。逆
に、第2シール材33を複数段詰めるようにしても構わ
ない。
【0040】また、弁体20を昇降させる機構として
は、図示実施例で示した弁棒上昇式以外に、弁棒26が
昇降せず定位置で回動して、弁体20のみが昇降する弁
棒非上昇式であってもよい。また、弁棒回動部28の一
部として使用される、手動ハンドルHもしくは電動機M
は、必ずしも両方ある必要はなく、例えば、両方の内の
いずれか一方の駆動力を、利用する機構を採用しても良
い。また、パッキン箱B1の取り付け位置等について
は、必ずしも上記実施例のように弁蓋上に設ける必要は
なく、例えば、弁蓋内に取り付けてもよい。
【0041】
【発明の効果】以上、詳述したところから明らかなよう
に、この発明にかかる仕切弁によれば、パッキン材等の
第1シール材の下方側に第2シール材が配備され、この
第2シール材を、第2シール材押さえによって、押圧す
ることにより、その第2シール材を弁棒の外周面に密着
させて、流体物がパッキン箱本体内へ侵入するのを防止
することができる。従って、前記第1シール材をパッキ
ン箱本体内から取り出しても、流体物がパッキン箱本体
内へ侵入しないため、弁箱の流路内の流体物を抜くこと
なく、パッキン材等の第1シール材の交換作業が可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明にかかる仕切弁の実施例を、一部断面
で示す正面図である。
【図2】その仕切弁のパッキン箱部を拡大して示す断面
図である。
【図3】パッキン材等の第1シール材を取り出した状態
の、パッキン箱部の拡大断面図である。
【図4】この発明にかかる仕切弁のその他の実施例を示
す、図2相当図である。
【図5】従来の仕切弁の一部を断面にした拡大正面図で
ある。
【符号の説明】
12 仕切弁 26 弁棒 30 パッキン材等の第1シール材 B1 パッ
キン箱 32 パッキン箱本体 33 第2
シール材 36 第2シール材押さえ 38 メネ
ジ部 40 オネジ部 44 第1
シール材押さえ 16a、S1 挿通孔(挿通部)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弁棒の挿通部を通って流体物が噴出する
    のを防止するためのパッキン箱を備えている仕切弁にお
    いて、 前記パッキン箱は、円筒状のパッキン箱本体内にて前記
    弁棒の外周を囲むように置かれたパッキン材等の第1シ
    ール材と、この第1シール材を、その上方側から押す
    うに、前記パッキン箱本体にボルト締結される、円筒状
    第1シール材押さえとを備えており、かつ、 前記第1シール材の下方側には、前記弁棒の外周を囲む
    ように第2シール材が置かれており、この第2シール材
    をその上方側から押圧して弁棒の外周面に密着させるた
    めの、円筒状の第2シール材押さえが、前記パッキン箱
    に設けられており、また、 その第2シール材押さえは、工具掛け用の掛止部を備え
    るとともに、前記第1シール材の側部外面と前記パッキ
    ン箱本体の内面との間に位置するように設けられてお
    り、かつ、前記パッキン箱本体の内面に、ネジ部が形成
    されるとともに、このネジ部と螺合するネジ部が、前記
    第2シール材押さえの側部外面に形成されており、これ
    らネジ部を螺合させながら、その第2シール材押さえ
    を、前記掛止部に掛けた工具で回転させてネジ込むこと
    によって、第2シール材押さえが押圧位置にあるときに
    は、第2シール材が押圧されて弁棒の外周面に密着し、
    また、第2シール材押さえを、前記掛止部に掛けた工具
    で回転させてネジ込みを緩めることによって、第2シー
    ル材押さえが非押圧位置にあるときには、その押圧が緩
    められて、第2シール材が弁棒の外周面に密着しなくな
    ることを特徴とする仕切弁。
  2. 【請求項2】前記第2シール材押さえは、円筒状の本体
    部と、この本体部の下部に連設される、弁棒が挿通する
    挿通孔を中央部に備えた押さえ部とからなることを特徴
    とする請求項1に記載の仕切弁。
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