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JP3023391B2 - カッタ装置 - Google Patents
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JP3023391B2 - カッタ装置 - Google Patents

カッタ装置

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JP3023391B2
JP3023391B2 JP3245399A JP24539991A JP3023391B2 JP 3023391 B2 JP3023391 B2 JP 3023391B2 JP 3245399 A JP3245399 A JP 3245399A JP 24539991 A JP24539991 A JP 24539991A JP 3023391 B2 JP3023391 B2 JP 3023391B2
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雅和 田中
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知実 飯島
勝彦 川口
栄 椎田
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、チケットプリンタ等の
機器に利用されるカッタ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カッタ装置の従来例を図4及び図5に基
づいて説明する。まず、このカッタ装置1では、各図に
例示するように、左右方向に細長いカッタフレーム2の
右端に駆動源である駆動モータ3が装着されており、こ
の駆動モータ3の駆動軸4は前記カッタフレーム2の中
央部に形成された動力伝達機構であるギヤ列5に連結さ
れている。そして、このギヤ列5の最終ギヤ6は盤面に
ピン7が突設されており、このピン7は前記カッタフレ
ーム2の右端に回動自在に軸支された動力伝達機構の一
部であるアーム8の中央の長孔9に係合している。
【0003】さらに、このカッタ装置1では、前記カッ
タフレームの左端は扁平なボックス状に形成されて上部
にスリット10が形成されており、この内部に上下方向
にスライド自在に配置されたブレード11は前記スリッ
ト10と交差するように移動自在となっている。ここ
で、前記ブレード11は前面にピン12が突設されてお
り、このピン12が前記アーム8の左方の先端部に形成
された長孔13に係合している。また、このカッタ装置
1では、前記カッタフレーム2の左端下部にはマイクロ
スイッチからなる検知センサ14が取付けられており、
この検知センサ14の検知端子が前記アーム8の先端部
に接離自在に接触するようになっている。
【0004】そして、上述のような構造のカッタ装置1
は、図4に例示するように、前記スリット10が用紙搬
送路15上に位置するようにチケットプリンタ等の本体
ハウジング16内に装着されるなどして媒体である連続
紙17の切断に利用される。
【0005】このような構成において、このカッタ装置
1では、本体ハウジング16の用紙搬送路15上にセッ
トされる連続紙17がカッタフレーム2のスリット10
内に挿通される。
【0006】そこで、このカッタ装置1では、通常はブ
レード11が下降してスリット10と交差しないホーム
ポジションで停止しており、この状態ではアーム8の先
端部が検知センサ14で検知されている。そこで、この
カッタ装置1が連続紙17を切断する場合、駆動モータ
3の駆動軸4に連結されたギヤ列5の最終ギヤ6が回転
すると、この最終ギヤ6のピン7に連結されたアーム8
が上方に回動し、このアーム8の先端部に連結されたブ
レード11が上昇してスリット10と交差するカットポ
ジションまで移動するので、このスリット10内に挿入
されている連続紙17がブレード11で切断されること
になる。
【0007】そして、このような切断動作の完了後も駆
動モータ3の駆動は継続され、ブレード11がホームポ
ジションまで下降してアーム8が検知センサ14で検知
されると駆動モータ3の駆動が停止される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したカッタ装置1
では、駆動モータ3で駆動するブレード11がホームポ
ジションからカットポジションに移動する際に連続紙1
7を切断するようになっている。
【0009】しかし、上述のようなカッタ装置1では、
例えば、ホームポジションからカットポジションに移動
する途中でブレード11が連続紙17を噛み込むことが
あり、このようなジャムが生じると駆動モータ3等の動
作も停止することになる。このような場合、例えば、ブ
レード11を強制的にホームポジションに向かって下降
させればジャム処理を行なうことができるが、このため
には駆動モータ3を逆回転させる必要がある。しかし、
これでは駆動モータ3を自在に逆回転させる駆動回路や
切替ギヤ等を設ける必要があるので実際的でない。この
ため、このようなカッタ装置1では、上述のようなジャ
ムが発生した場合には装置を分解してジャム処理作業を
行なうようになっており、その作業が一般ユーザには困
難で好ましくない。
【0010】このような課題を解決する手段としては、
ギヤ列5に手動操作部(図示せず)を設けておき、ジャム
が発生した場合はギヤ列5を手動操作してブレード11
を強制的に下降させることが考えられる。しかし、この
場合はユーザが手動操作部を逆方向に駆動する懸念があ
り、この場合はブレード11はカットポジションに向か
って上昇するので連続紙17の噛み込みがひどくなり、
ブレード11やギヤ列5等を破損することになる。
【0011】
【課題を解決するための手段】駆動源に動力伝達機構を
介してブレードを連結し、前記駆動源の駆動でホームポ
ジションからカットポジションに移動する前記ブレード
で媒体を切断するようにしたカッタ装置において、前記
動力伝達機構に手動操作部を連結し、この手動操作部
本体ハウジングの外側から作用する駆動力に対して通常
方向と逆方向の前記ブレードが前記カットポジションか
ら前記ホームポジションに移動する方向で前記手動操作
部と前記動力伝達機構とを連結するワンウェイクラッチ
を設けた。
【0012】
【作用】媒体を切断するためにホームポジションからカ
ットポジションに移動するブレードが媒体を噛み込むよ
うなジャムが発生しても、手動操作部を操作することで
連結状態のワンウェイクラッチを介してブレードをカッ
トポジションからホームポジションに帰還させることが
できるので、装置の分解などを要することなく一般ユー
ザでも簡易にジャム処理を行なうことができ、しかも、
手動操作部を指定方向と逆方向に操作してもワンウェイ
クラッチの連結状態が解除されてブレードは駆動されな
いので、誤操作によるブレードや動力伝達機構の破損も
防止されている。
【0013】
【実施例】本発明の実施例を図1ないし図3に基づいて
説明する。まず、このカッタ装置18では、図1に例示
するように、前述したカッタ装置1と同様に左右方向に
細長いカッタフレーム2の右端に駆動源である駆動モー
タ3が装着されており、この駆動モータ3の駆動軸4は
カッタフレーム2の中央部に形成された動力伝達機構で
あるギヤ列5に連結されている。そして、このギヤ列5
の最終ギヤ6は盤面にピン7が突設されており、このピ
ン7はカッタフレーム2の右端に回動自在に軸支された
アーム8の中央の長孔9に係合している。
【0014】さらに、このカッタ装置18では、カッタ
フレームの左端は扁平なボックス状に形成されて上部に
スリット10が形成されており、この内部に上下方向に
スライド自在に配置されたブレード11はスリット10
と交差するように移動自在となっている。ここで、ブレ
ード11は前面にピン12が突設されており、このピン
12がアーム8の左方の先端部に形成された長孔13に
係合している。また、このカッタ装置18では、カッタ
フレーム2の左端下部にはマイクロスイッチからなる検
知センサ14が取付けられており、この検知センサ14
の検知端子がアーム8の先端部に接離自在に接触するよ
うになっている。
【0015】ここで、本実施例のカッタ装置18では、
図2に例示するように、円盤状の手動操作部19がワン
ウェイクラッチ20とギヤ21とを介してギヤ列5に連
結されている。ここで、前記ワンウェイクラッチ20
は、図3に例示するように、前記ギヤ21と前記手動操
作部19との円筒部22,23にスプリング24を巻回
することで形成されており、これは前記手動操作部19
から駆動力が作用すると、この手動操作部19とギヤ列
5とを通常の駆動時と逆方向に駆動する方向で連結する
ようになっている。
【0016】なお、このカッタ装置18も、前述したカ
ッタ装置1と同様にスリット10が用紙搬送路15上に
位置するようにチケットプリンタ等の本体ハウジング1
6内に装着されるなどして媒体である連続紙17の切断
に利用される。また、このカッタ装置18では、前記手
動操作部19が露出する貫通孔25が前記本体ハウジン
グ16に形成されており、例えば、この貫通孔25の側
方に前記手動操作部19を回転させる指定方向が記載さ
れるなどしている。
【0017】このような構成において、このカッタ装置
18では、本体ハウジング16の用紙搬送路15上にセ
ットされる媒体である連続紙17がカッタフレーム2の
スリット10内に挿通される。
【0018】そこで、このカッタ装置18では、通常は
ブレード11が下降してスリット10と交差しないホー
ムポジションで停止しており、この状態ではアーム8の
先端部が検知センサ14で検知されている。そこで、こ
のカッタ装置18が連続紙17を切断する場合、駆動モ
ータ3の駆動軸4に連結されたギヤ列5の最終ギヤ6が
回転すると、この最終ギヤ6のピン7に連結されたアー
ム8が上方に回動し、このアーム8の先端部に連結され
たブレード11が上昇してスリット10と交差するカッ
トポジションまで移動するので、このスリット10内に
挿入されている連続紙17がブレード11で切断される
ことになる。
【0019】そして、このような切断動作の完了後も駆
動モータ3の駆動は継続され、ブレード11がホームポ
ジションまで下降してアーム8が検知センサ14で検知
されると駆動モータ3の駆動が停止される。このように
することで、このカッタ装置18は、駆動モータ3で駆
動するブレード11がホームポジションからカットポジ
ションに移動して連続紙17を切断した後、このブレー
ド11がホームポジションに帰還した時に駆動モータ3
の駆動を停止することができるので、ブレード11がホ
ームポジションに位置する状態から切断動作を開始する
ことができる。
【0020】そして、このカッタ装置18でも、例え
ば、連続紙17を切断するためにホームポジションから
カットポジションに移動するブレード11が連続紙17
を噛み込むなどして動作が停止することがある。このよ
うな場合、このカッタ装置18では、本体ハウジング1
6の手動操作部19を手動で指定方向に回転させること
で、連結状態のワンウェイクラッチ20を介してギヤ列
5を逆方向に駆動することができる。このようにするこ
とで、このカッタ装置18では、ホームポジションから
カットポジションに移動する途中で連続紙17を噛み込
んだブレード11を手動操作で強制的に通常方向とは逆
方向に駆動することができるので、装置の分解などを要
することなく一般ユーザでも簡易にジャム処理を行なう
ことができる。
【0021】しかも、このカッタ装置18では、上述の
ような手動操作部19を指定方向と逆方向に操作して
も、ワンウェイクラッチ20の連結状態が解除されるの
で、この場合は手動操作部19が空転してギヤ列5は駆
動されない。従って、このカッタ装置18では、手動操
作部19を逆方向に操作しても連続紙17を噛み込んだ
ブレード11が上昇することはないので、誤操作による
ブレード11やギヤ列5等の破損が防止されている。
【0022】つまり、このカッタ装置18では、手動操
作部19の操作ではブレード11は通常方向と逆方向に
のみ駆動されるので、ホームポジションからカットポジ
ションに移動する途中で連続紙17を噛み込んだブレー
ド11は、常に連続紙17を解除する方向のみに駆動さ
れることになる。
【0023】なお、本実施例のカッタ装置18では、切
断する媒体として連続紙17を使用するものを例示した
が、本発明は上記形式に限定されるものではなく、各種
媒体の切断に適用されるものである。
【0024】
【発明の効果】本発明は上述のように、駆動源に動力伝
達機構を介してブレードを連結し、前記駆動源の駆動で
ホームポジションからカットポジションに移動する前記
ブレードで媒体を切断するようにしたカッタ装置におい
て、前記動力伝達機構に手動操作部を連結し、この手動
操作部に本体ハウジングの外側から作用する駆動力に対
して通常方向と逆方向の前記ブレードが前記カットポジ
ションから前記ホームポジションに移動する方向で前記
手動操作部と前記動力伝達機構とを連結するワンウェイ
クラッチを設けたことにより、媒体を切断するためにホ
ームポジションからカットポジションに移動するブレー
ドが媒体を噛み込むようなジャムが発生しても、手動操
作部を操作することで連結状態のワンウェイクラッチを
介してブレードをカットポジションからホームポジショ
ンに帰還させることができるので、装置の分解などを要
することなく一般ユーザでも簡易にジャム処理を行なう
ことができ、しかも、手動操作部を指定方向と逆方向に
操作してもワンウェイクラッチの連結状態が解除されて
ブレードは駆動されないので、誤操作によるブレードや
動力伝達機構の破損も防止されている等の効果を有する
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す分解斜視図である。
【図2】動力伝達機構を示す斜視図である。
【図3】ワンウェイクラッチを示す縦断正面図である。
【図4】従来例を示す分解斜視図である。
【図5】(a)は正面図、(b)は平面図である。
【符号の説明】
3 駆動源 4 駆動軸 5,8 動力伝達機構 11 ブレード 17 媒体 18 カッタ装置 19 手動操作部 20 ワンウェイクラッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 飯島 知実 静岡県田方郡大仁町大仁570番地 東京 電気株式会社大仁工場内 (72)発明者 川口 勝彦 静岡県田方郡大仁町大仁570番地 東京 電気株式会社大仁工場内 (72)発明者 椎田 栄 静岡県田方郡大仁町大仁570番地 東京 電気株式会社大仁工場内 (56)参考文献 特開 昭58−202250(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B26D 5/08 B26D 1/09

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動源に動力伝達機構を介してブレード
    を連結し、前記駆動源の駆動でホームポジションからカ
    ットポジションに移動する前記ブレードで媒体を切断す
    るようにしたカッタ装置において、前記動力伝達機構に
    手動操作部を連結し、この手動操作部に本体ハウジング
    の外側から作用する駆動力に対して通常方向と逆方向の
    前記ブレードが前記カットポジションから前記ホームポ
    ジションに移動する方向で前記手動操作部と前記動力伝
    達機構とを連結するワンウェイクラッチを設けたことを
    特徴とするカッタ装置。
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