JP3026751B2 - 画像切出方法及び装置 - Google Patents
画像切出方法及び装置Info
- Publication number
- JP3026751B2 JP3026751B2 JP8017249A JP1724996A JP3026751B2 JP 3026751 B2 JP3026751 B2 JP 3026751B2 JP 8017249 A JP8017249 A JP 8017249A JP 1724996 A JP1724996 A JP 1724996A JP 3026751 B2 JP3026751 B2 JP 3026751B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pixel
- image
- evaluation value
- pixels
- column
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING OR CALCULATING; COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T7/00—Image analysis
- G06T7/10—Segmentation; Edge detection
- G06T7/11—Region-based segmentation
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Computer Vision & Pattern Recognition (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
- Image Analysis (AREA)
- Image Processing (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、中間調を含む濃淡によ
って表された画像から、特徴的な画像の領域を切り出す
方法及び装置に関し、より詳しくは新規な目的関数のパ
ラメータを変化させることにより、カメラのピント合わ
せに類似の操作を行い、予め決められた大きさの鮮明な
画像を切り出す方法に関する。
って表された画像から、特徴的な画像の領域を切り出す
方法及び装置に関し、より詳しくは新規な目的関数のパ
ラメータを変化させることにより、カメラのピント合わ
せに類似の操作を行い、予め決められた大きさの鮮明な
画像を切り出す方法に関する。
【0002】
【従来の技術】新聞等の写真は、同一又は異なる濃淡レ
ベルを有するピクセルによって表現されている画像であ
る。この画像の中に表された、所望の物体等を検索する
には、まず、画像中の物体等をその画像の他の領域から
分離しなければならない。よって、n個のピクセル(画
素)を有する画像で、各ピクセルに濃淡レベルが与えら
れた時、その画像から与えられた大きさの部分画像を切
り出す問題を考えることになる。この部分画像は、図1
のように、連結しており、バックグラウンドに比して濃
淡レベルが高いものでなければならない。しかし、一般
に連結性のみでこの問題を解こうとすると、対応する最
適化問題はNP(nondeterministic polynomial time)
困難問題(問題のサイズに対して、指数関数的に計算の
手間が必要となってしまうと広く予測されている問題)
となり、全ての場合を直接解くには非常に時間・手間が
かかることになる。
ベルを有するピクセルによって表現されている画像であ
る。この画像の中に表された、所望の物体等を検索する
には、まず、画像中の物体等をその画像の他の領域から
分離しなければならない。よって、n個のピクセル(画
素)を有する画像で、各ピクセルに濃淡レベルが与えら
れた時、その画像から与えられた大きさの部分画像を切
り出す問題を考えることになる。この部分画像は、図1
のように、連結しており、バックグラウンドに比して濃
淡レベルが高いものでなければならない。しかし、一般
に連結性のみでこの問題を解こうとすると、対応する最
適化問題はNP(nondeterministic polynomial time)
困難問題(問題のサイズに対して、指数関数的に計算の
手間が必要となってしまうと広く予測されている問題)
となり、全ての場合を直接解くには非常に時間・手間が
かかることになる。
【0003】そこで、単純に濃いピクセルから集めてく
る方法(例えば、P.P.Sahoo, S.Soltani, and A.K.C.Wo
ng:"A survey of thresholding techniques," Comput.
Vis.,Graph. Image Process.,Vol.41,pp.233-260,198
8)や、近傍にある、近い濃度のピクセルを集めていく
領域法が提案されているが、これらの方法では連結性を
保証しない上に、画面上の染みやノイズに対応するのが
難しいという欠点がある。
る方法(例えば、P.P.Sahoo, S.Soltani, and A.K.C.Wo
ng:"A survey of thresholding techniques," Comput.
Vis.,Graph. Image Process.,Vol.41,pp.233-260,198
8)や、近傍にある、近い濃度のピクセルを集めていく
領域法が提案されているが、これらの方法では連結性を
保証しない上に、画面上の染みやノイズに対応するのが
難しいという欠点がある。
【0004】また、差分を用いて境界曲線を発見する方
法(例えば、L.S.Davis:"A Surveyof edge detection t
echniques," Comput. Graph. Image Process.,Vol.4,p
p.248-270,1975)もあるが、境界曲線をはっきり求めら
れるような、例えば図1のような鮮明な画像でないと対
応できず、図2のような画像では有効とは言えない。ま
た、先に述べた方法との併用を提案しているものもある
が(例えば、P.J.Besland R.C.Jain:"Segmentation thr
ough variable-order surface fitting," IEEE Trans.
Pattern and Machine Intell.,Vol.10,pp.167-192,198
8)、欠点を完全には克服できない。
法(例えば、L.S.Davis:"A Surveyof edge detection t
echniques," Comput. Graph. Image Process.,Vol.4,p
p.248-270,1975)もあるが、境界曲線をはっきり求めら
れるような、例えば図1のような鮮明な画像でないと対
応できず、図2のような画像では有効とは言えない。ま
た、先に述べた方法との併用を提案しているものもある
が(例えば、P.J.Besland R.C.Jain:"Segmentation thr
ough variable-order surface fitting," IEEE Trans.
Pattern and Machine Intell.,Vol.10,pp.167-192,198
8)、欠点を完全には克服できない。
【0005】上述の連結性に加えて各列との交わりも連
結であること(垂直凸性)を仮定した画像(図4)を許
容イメージと定義し、統計的な共分散を目的関数に対し
て最適な許容イメージを求めるアルゴリズムを道具にし
て、この一般的な問題を解くことも提案されている(例
えば、T.Asano, D.Z.Chen, N.Katoh, and T.Tokuyama,"
Polynominal-Time Solutions to Image Segmentation"
Preprint,1994)。一般的な連結性を有する画像は、許
容イメージから幾つかの許容イメージを集合論的に引い
たものとして捉えられる。例えば、一般的な連結性を有
する画像(図3)は、許容イメージ(図4)に含まれて
いる。この方法は、許容イメージの計算にO(n2.5)
と手間がかかることと、切り出す画像の大きさを制御で
きないという欠点がある。(O(n2.5)は、オーダー
n2.5の計算手間がかかることを示す。)
結であること(垂直凸性)を仮定した画像(図4)を許
容イメージと定義し、統計的な共分散を目的関数に対し
て最適な許容イメージを求めるアルゴリズムを道具にし
て、この一般的な問題を解くことも提案されている(例
えば、T.Asano, D.Z.Chen, N.Katoh, and T.Tokuyama,"
Polynominal-Time Solutions to Image Segmentation"
Preprint,1994)。一般的な連結性を有する画像は、許
容イメージから幾つかの許容イメージを集合論的に引い
たものとして捉えられる。例えば、一般的な連結性を有
する画像(図3)は、許容イメージ(図4)に含まれて
いる。この方法は、許容イメージの計算にO(n2.5)
と手間がかかることと、切り出す画像の大きさを制御で
きないという欠点がある。(O(n2.5)は、オーダー
n2.5の計算手間がかかることを示す。)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように全体画像か
ら、所定の大きさの鮮明な部分画像を切り出すのには多
くの計算量を必要とし、この計算量では実用的ではな
い。
ら、所定の大きさの鮮明な部分画像を切り出すのには多
くの計算量を必要とし、この計算量では実用的ではな
い。
【0007】よって、計算量を減少させつつ、所定の大
きさに近い鮮明な、許容イメージである部分画像を切り
出すことを目的とする。また、許容イメージ自体を高速
に切り出すことも目的とする。
きさに近い鮮明な、許容イメージである部分画像を切り
出すことを目的とする。また、許容イメージ自体を高速
に切り出すことも目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明は、各画素が、中間調を含む濃淡により表
された全体画像から、特徴的な領域である部分画像を切
り出す方法であって、切り出される部分画像の画素数k
を指定する指定ステップと、
めに、本発明は、各画素が、中間調を含む濃淡により表
された全体画像から、特徴的な領域である部分画像を切
り出す方法であって、切り出される部分画像の画素数k
を指定する指定ステップと、
【数3】 (nは画素数、g(i,j)は画素(i,j)の濃淡レベ
ル、|S|は部分画像Sの画素数)のUα(S)を最大
化する部分画像を検出する検出ステップと、Uα(S)
を最大化した部分画像の画素数|S|と指定された画素
数kを比較する比較ステップと、比較ステップによる結
果が|S|>kの場合、αを増加させ、|S|<kの場
合、αを減少させるステップと、新たなαでもって検出
ステップ以後を実行するステップと、比較ステップによ
る結果が|S|=kの場合には、当該Uα(S)を最大
化した部分画像を特徴的な領域として出力するステップ
とを含む画像切出方法である。新規な目的関数である数
3を導入し、パラメータαを増減することにより、イメ
ージの大きさを調節し、所定の大きさの鮮明な部分画像
を切り出すことが、高速に実施できる。
ル、|S|は部分画像Sの画素数)のUα(S)を最大
化する部分画像を検出する検出ステップと、Uα(S)
を最大化した部分画像の画素数|S|と指定された画素
数kを比較する比較ステップと、比較ステップによる結
果が|S|>kの場合、αを増加させ、|S|<kの場
合、αを減少させるステップと、新たなαでもって検出
ステップ以後を実行するステップと、比較ステップによ
る結果が|S|=kの場合には、当該Uα(S)を最大
化した部分画像を特徴的な領域として出力するステップ
とを含む画像切出方法である。新規な目的関数である数
3を導入し、パラメータαを増減することにより、イメ
ージの大きさを調節し、所定の大きさの鮮明な部分画像
を切り出すことが、高速に実施できる。
【0009】先の検出ステップが、全体画像を複数の列
に分割し、分割された列につき動的計画法を適用するよ
うにすることもできる。この場合、切り出されるのは、
許容イメージである。
に分割し、分割された列につき動的計画法を適用するよ
うにすることもできる。この場合、切り出されるのは、
許容イメージである。
【0010】また、ある部分画像の濃淡レベルの総和か
ら画素数にαを乗じた値を減じたものを評価値とし、先
の検出ステップが、全体画像の各列において、ある画素
を含み且つ評価値が最大となる画素の範囲を求める列内
範囲導出ステップと、全体画像の任意の画素(座標
(m,t))の前列にあるもう1つの画素(座標(m−
1,l))を含み且つ当該前列までで最大の評価値を有
する領域と、前記列内範囲導出ステップにより導出され
る、任意の画素及び前記もう1つの画素と同一行であっ
て前記任意の画素と同一列にある画素(座標(m,
l))を含む評価値が最大となる範囲とを加えた加算領
域を求め、各前記任意の画素につき、加算領域の評価値
が最大となる前記もう1つの画素を検出し、当該評価値
と共に記憶する検出記憶ステップと、全体画像で加算領
域の評価値が最大となる前記任意の画素を検出し、検出
記憶ステップで検出された前記もう1つの画素を用い
て、領域Sを導き出すステップとを含むようにすること
も考えられる。
ら画素数にαを乗じた値を減じたものを評価値とし、先
の検出ステップが、全体画像の各列において、ある画素
を含み且つ評価値が最大となる画素の範囲を求める列内
範囲導出ステップと、全体画像の任意の画素(座標
(m,t))の前列にあるもう1つの画素(座標(m−
1,l))を含み且つ当該前列までで最大の評価値を有
する領域と、前記列内範囲導出ステップにより導出され
る、任意の画素及び前記もう1つの画素と同一行であっ
て前記任意の画素と同一列にある画素(座標(m,
l))を含む評価値が最大となる範囲とを加えた加算領
域を求め、各前記任意の画素につき、加算領域の評価値
が最大となる前記もう1つの画素を検出し、当該評価値
と共に記憶する検出記憶ステップと、全体画像で加算領
域の評価値が最大となる前記任意の画素を検出し、検出
記憶ステップで検出された前記もう1つの画素を用い
て、領域Sを導き出すステップとを含むようにすること
も考えられる。
【0011】上述の方法をより一般化すると、以下のと
おりになる。すなわち、各画素が、中間調を含む濃淡に
より表された全体画像から、列方向に凸である部分画像
(許容イメージ)を切り出す方法であって、所定の条件
Nを入力するステップと、全体画像の各列において、あ
る画素(t又はl)を含み且つ包含される画素(例えば
(i,j))の濃淡レベルg(i,j)からNを減じた値
(g(i,j)−N)の総和である評価値が最大となる画素
の範囲(high(l),low(t))を求める列内
範囲導出ステップと、全体画像の任意の画素(m,t)
の前列にあるもう1つの画素(m−1,l)を含み且つ
当該前列までで最大の評価値(U(m−1,l))を有
する領域と、列内範囲導出ステップの結果を用いること
により導出される、前記任意の画素(m,t)及び前記
もう1つの画素と同一行であって前記任意の画素と同一
列にある画素(m,l)を含む評価値が最大となる範囲
(cover(t,l))とを加えた加算領域を求め、
各前記任意の画素につき、前記加算領域の評価値が最大
となる前記もう1つの画素(m−1,l)を検出し(s
(m,t))、当該加算領域の評価値(U(m,t))
と共に記憶する検出記憶ステップと、全体画像で加算領
域の評価値(U(m,t))が最大となる前記任意の画
素を検出し、検出記憶ステップで検出された前記もう1
つの画素を用いて、領域Sを導き出すステップとを含
む、というように記することができる。
おりになる。すなわち、各画素が、中間調を含む濃淡に
より表された全体画像から、列方向に凸である部分画像
(許容イメージ)を切り出す方法であって、所定の条件
Nを入力するステップと、全体画像の各列において、あ
る画素(t又はl)を含み且つ包含される画素(例えば
(i,j))の濃淡レベルg(i,j)からNを減じた値
(g(i,j)−N)の総和である評価値が最大となる画素
の範囲(high(l),low(t))を求める列内
範囲導出ステップと、全体画像の任意の画素(m,t)
の前列にあるもう1つの画素(m−1,l)を含み且つ
当該前列までで最大の評価値(U(m−1,l))を有
する領域と、列内範囲導出ステップの結果を用いること
により導出される、前記任意の画素(m,t)及び前記
もう1つの画素と同一行であって前記任意の画素と同一
列にある画素(m,l)を含む評価値が最大となる範囲
(cover(t,l))とを加えた加算領域を求め、
各前記任意の画素につき、前記加算領域の評価値が最大
となる前記もう1つの画素(m−1,l)を検出し(s
(m,t))、当該加算領域の評価値(U(m,t))
と共に記憶する検出記憶ステップと、全体画像で加算領
域の評価値(U(m,t))が最大となる前記任意の画
素を検出し、検出記憶ステップで検出された前記もう1
つの画素を用いて、領域Sを導き出すステップとを含
む、というように記することができる。
【0012】
【実施例】本発明を図5及び図6を用いて説明する。図
5には本発明に係る装置構成が記載されている。図5に
記載の装置は、1枚がnピクセルであって、中間調を含
む濃淡により表された画像を、1又は複数記憶している
画像記憶部1、画像記憶部1から画像を読み出し且つ処
理する検出処理部3、検出処理部3からの|S|を表す
信号を受信して、入力された許容イメージである部分画
像の大きさkを表す信号と比較する比較部5、比較結果
を表す信号A,B,Cを比較部5から受信し、検出処理
部3の制御を行う制御部7と、検出された、所定の大き
さの鮮明な画像を検出処理部3から受信し、後の処理、
例えばその画像を表示等する後処理装置9とで構成され
る。この後処理装置9は、所定の大きさの鮮明な画像を
表示するのみではなく、その画像が許容イメージであれ
ば、一般的な連結性のみを有する画像を検出する処理
や、予め決められた画像との比較検査を行うような装置
であってもよい。
5には本発明に係る装置構成が記載されている。図5に
記載の装置は、1枚がnピクセルであって、中間調を含
む濃淡により表された画像を、1又は複数記憶している
画像記憶部1、画像記憶部1から画像を読み出し且つ処
理する検出処理部3、検出処理部3からの|S|を表す
信号を受信して、入力された許容イメージである部分画
像の大きさkを表す信号と比較する比較部5、比較結果
を表す信号A,B,Cを比較部5から受信し、検出処理
部3の制御を行う制御部7と、検出された、所定の大き
さの鮮明な画像を検出処理部3から受信し、後の処理、
例えばその画像を表示等する後処理装置9とで構成され
る。この後処理装置9は、所定の大きさの鮮明な画像を
表示するのみではなく、その画像が許容イメージであれ
ば、一般的な連結性のみを有する画像を検出する処理
や、予め決められた画像との比較検査を行うような装置
であってもよい。
【0013】では、上記装置の動作を図6を用いて説明
する。処理を開始すると、まず検出する画像の大きさを
示すkを比較部3に入力する(ステップ23)。また、
初期化動作として、検出処理部3内のパラメータαを0
に、そしてこのαを調節する変数εをnにセットする
(ステップ25)。そして、検出処理部3は画像記憶部
1から処理される画像を1枚取り出す。この検出処理部
3では、次のような目的関数を取り扱う。
する。処理を開始すると、まず検出する画像の大きさを
示すkを比較部3に入力する(ステップ23)。また、
初期化動作として、検出処理部3内のパラメータαを0
に、そしてこのαを調節する変数εをnにセットする
(ステップ25)。そして、検出処理部3は画像記憶部
1から処理される画像を1枚取り出す。この検出処理部
3では、次のような目的関数を取り扱う。
【数4】
【0014】ここで、処理される全体画像の画素数は
n、当該画像中のi行j列のピクセル(i,j)の濃淡
レベルをg(i,j)、切り出される部分画像の領域をS、
先に初期化されたαは実数パラメータであり、|S|は
部分画像S内のピクセルの数(Sの大きさ)を表すもの
である。また、以下の説明のため、0≦g(i,j)≦1と
仮定するが、この仮定は容易に外すことができるもので
ある。
n、当該画像中のi行j列のピクセル(i,j)の濃淡
レベルをg(i,j)、切り出される部分画像の領域をS、
先に初期化されたαは実数パラメータであり、|S|は
部分画像S内のピクセルの数(Sの大きさ)を表すもの
である。また、以下の説明のため、0≦g(i,j)≦1と
仮定するが、この仮定は容易に外すことができるもので
ある。
【0015】そして検出処理部3は、あるαについてU
α(S)を最大にするような、許容イメージである部分
画像Sを検出する(ステップ27)。先に述べたように
最初αは0にセットされている。このステップ27は、
処理全体の高速化に大きな影響を及ぼす。発明者は、全
体画像の各列に番号を付け、その列番号をインデックス
とした動的計画法にて処理することを提案している。す
なわち、各列ごとに処理を行っていき、それを連結する
のである。このようにすると、この動的計画法に現れる
行列に「モンジュ性」と呼ばれる擬凸性があること、区
間和の問い合わせデータ構造(例えば、A.Aggarwal and
T.Tokuyama:"Consequtive Interval Query and Dynami
c Programming on Intervals" LNCS 762,Proc.ISAAC93,
pp.466-475,1993参照のこと)を用いると、計算時間は
O(n)になり、非常に高速である。この処理の詳細な
フローは後に詳細に述べる。しかし、本発明はこのよう
な方法に限定されるものではない。
α(S)を最大にするような、許容イメージである部分
画像Sを検出する(ステップ27)。先に述べたように
最初αは0にセットされている。このステップ27は、
処理全体の高速化に大きな影響を及ぼす。発明者は、全
体画像の各列に番号を付け、その列番号をインデックス
とした動的計画法にて処理することを提案している。す
なわち、各列ごとに処理を行っていき、それを連結する
のである。このようにすると、この動的計画法に現れる
行列に「モンジュ性」と呼ばれる擬凸性があること、区
間和の問い合わせデータ構造(例えば、A.Aggarwal and
T.Tokuyama:"Consequtive Interval Query and Dynami
c Programming on Intervals" LNCS 762,Proc.ISAAC93,
pp.466-475,1993参照のこと)を用いると、計算時間は
O(n)になり、非常に高速である。この処理の詳細な
フローは後に詳細に述べる。しかし、本発明はこのよう
な方法に限定されるものではない。
【0016】この処理で検出された部分画像Sは、同じ
ピクセル数を有する許容イメージの中では濃度和が最も
大きいものである。そして、あるαに対してUα(S)
を最大化する許容イメージは、局所鮮明なイメージとい
う。実際に局所鮮明でない画像は通常人間の目で見ても
鮮明とは言えない。
ピクセル数を有する許容イメージの中では濃度和が最も
大きいものである。そして、あるαに対してUα(S)
を最大化する許容イメージは、局所鮮明なイメージとい
う。実際に局所鮮明でない画像は通常人間の目で見ても
鮮明とは言えない。
【0017】検出処理部3は、あるαに対して局所鮮明
な画像Sを検出すると、そのSの大きさ|S|を比較部
5に出力する。この|S|は、Uα(S)計算中に用い
られるので、新たに計算する必要はない。比較部5で
は、先に入力された画像の所望の大きさkと、|S|と
を比較する(ステップ29,31)。ステップ29にて
k=|S|であると認められると、比較部5は制御部7
への出力Aをアクティブにする。これは、局所鮮明な画
像であり、且つ大きさが所望のものであるから、処理は
終了する。よって、制御部7は、検出処理部3に、後処
理装置9へ、検出した局所鮮明な画像を出力するように
命ずる(ステップ37)。
な画像Sを検出すると、そのSの大きさ|S|を比較部
5に出力する。この|S|は、Uα(S)計算中に用い
られるので、新たに計算する必要はない。比較部5で
は、先に入力された画像の所望の大きさkと、|S|と
を比較する(ステップ29,31)。ステップ29にて
k=|S|であると認められると、比較部5は制御部7
への出力Aをアクティブにする。これは、局所鮮明な画
像であり、且つ大きさが所望のものであるから、処理は
終了する。よって、制御部7は、検出処理部3に、後処
理装置9へ、検出した局所鮮明な画像を出力するように
命ずる(ステップ37)。
【0018】これに対し、k=|S|でなければ、k<
|S|かどうかを検査し(ステップ31)、この条件が
当てはまる場合には、比較部5は制御部7への出力Bを
アクティブにする。この場合、制御部7は、αを変数ε
分増加させるように検出処理部3に命令する(ステップ
33)。
|S|かどうかを検査し(ステップ31)、この条件が
当てはまる場合には、比較部5は制御部7への出力Bを
アクティブにする。この場合、制御部7は、αを変数ε
分増加させるように検出処理部3に命令する(ステップ
33)。
【0019】また、k<|S|でない場合には、k>|
S|であり、この場合には比較部5は制御部7への出力
Cをアクティブにする。そうすると、制御部7はαを変
数ε分減少させるように検出処理部3に命令する(ステ
ップ35)。
S|であり、この場合には比較部5は制御部7への出力
Cをアクティブにする。そうすると、制御部7はαを変
数ε分減少させるように検出処理部3に命令する(ステ
ップ35)。
【0020】ここで、αを増減させる変数εであるが、
2分探索を用いるとよい。すなわち、ステップ25にて
セットしたようにεの初期値をnとし、制御部7は繰り
返すごとにこのεを半分にしていく(ステップ41)。
そして、εが1/γより小さくなった場合には、これ以
上の改良はないので、処理を中止して現在の画像を出力
するように検出処理部3に命ずる(ステップ43)。先
のステップ27の実施方法と合わせて、所望のサイズk
に最も近い局所鮮明な画像がO(nlogγ)で計算さ
れることがわかった。このγは問題の精度と呼ばれるも
のであるが、通常nとしても問題ない。よってO(nl
ogn)で計算できることとなる。
2分探索を用いるとよい。すなわち、ステップ25にて
セットしたようにεの初期値をnとし、制御部7は繰り
返すごとにこのεを半分にしていく(ステップ41)。
そして、εが1/γより小さくなった場合には、これ以
上の改良はないので、処理を中止して現在の画像を出力
するように検出処理部3に命ずる(ステップ43)。先
のステップ27の実施方法と合わせて、所望のサイズk
に最も近い局所鮮明な画像がO(nlogγ)で計算さ
れることがわかった。このγは問題の精度と呼ばれるも
のであるが、通常nとしても問題ない。よってO(nl
ogn)で計算できることとなる。
【0021】以上一実施例を説明してきたが、本発明は
本実施例のみに限定されるものではない。例えば、図5
に示した比較部5は3本の出力線を有していたが、これ
は3つの状態を示すことができればよいので、3本の出
力線に限定されない。例えば、2本の出力線で表すこと
ができる4つの状態のうち3つを、それぞれの状態に割
当てることもできるし、1本で異なる3つの状態を表す
ようにしてもよい。さらに、ステップ29及び31に
て、3つの状態を検出しているが、この順番は任意であ
り、先ほどは最後に判断されたk>|S|を最初に検出
するようにすることは任意である。
本実施例のみに限定されるものではない。例えば、図5
に示した比較部5は3本の出力線を有していたが、これ
は3つの状態を示すことができればよいので、3本の出
力線に限定されない。例えば、2本の出力線で表すこと
ができる4つの状態のうち3つを、それぞれの状態に割
当てることもできるし、1本で異なる3つの状態を表す
ようにしてもよい。さらに、ステップ29及び31に
て、3つの状態を検出しているが、この順番は任意であ
り、先ほどは最後に判断されたk>|S|を最初に検出
するようにすることは任意である。
【0022】また、本発明は図5に示した特別の装置に
て実施するように記載したが、図6のようなアルゴリズ
ムのプログラムを実行する通常のコンピュータ・システ
ムにても実施可能である。この場合、検出処理部3、比
較部5、制御部7は、中央処理装置(CPU)にて代用
され、場合によっては後処理装置9もこれに含まれる。
また、表示出力処理のみを後処理装置9が行う場合に
は、専用のグラフィック処理アダプタ等にて処理される
場合もある。さらに画像記憶部1は、補助記憶装置であ
る場合もあるし、主記憶装置である場合もある。上述の
プログラムは、記憶装置、例えばCD−ROMやフロッ
ピーディスクに格納されていてもよい。
て実施するように記載したが、図6のようなアルゴリズ
ムのプログラムを実行する通常のコンピュータ・システ
ムにても実施可能である。この場合、検出処理部3、比
較部5、制御部7は、中央処理装置(CPU)にて代用
され、場合によっては後処理装置9もこれに含まれる。
また、表示出力処理のみを後処理装置9が行う場合に
は、専用のグラフィック処理アダプタ等にて処理される
場合もある。さらに画像記憶部1は、補助記憶装置であ
る場合もあるし、主記憶装置である場合もある。上述の
プログラムは、記憶装置、例えばCD−ROMやフロッ
ピーディスクに格納されていてもよい。
【0023】[Appendix]ここでは、Uαを最
大化する許容イメージを濃淡画像から切り出す処理を詳
細に説明する。この許容イメージは、先に述べたように
1つの軸方向に凸であるイメージを言う。より正確に言
うと、X軸方向へ単調な2本の曲線で囲まれる連結イメ
ージを言う。このことは、図7に例を示す。左には、幅
1のY軸方向に伸びる帯で切ると必ず連結している例を
示しており、このようなイメージを許容イメージとい
う。また、右には、先のような帯で切ると連結していな
い例が示されており、このようなイメージを含めて切り
出そうとすると、その問題はNP困難となってしまう。
大化する許容イメージを濃淡画像から切り出す処理を詳
細に説明する。この許容イメージは、先に述べたように
1つの軸方向に凸であるイメージを言う。より正確に言
うと、X軸方向へ単調な2本の曲線で囲まれる連結イメ
ージを言う。このことは、図7に例を示す。左には、幅
1のY軸方向に伸びる帯で切ると必ず連結している例を
示しており、このようなイメージを許容イメージとい
う。また、右には、先のような帯で切ると連結していな
い例が示されており、このようなイメージを含めて切り
出そうとすると、その問題はNP困難となってしまう。
【0024】このような許容イメージに問題を限定する
と、Y軸方向に伸びる帯は必ず連結しているので、ダイ
ナミックプログラミングを用いて、それらを順々に連結
していけばよい。但し、もう1つのパラメータを指定す
る必要がある。例えば、ピクセル数である。
と、Y軸方向に伸びる帯は必ず連結しているので、ダイ
ナミックプログラミングを用いて、それらを順々に連結
していけばよい。但し、もう1つのパラメータを指定す
る必要がある。例えば、ピクセル数である。
【0025】全体の許容イメージの連結性は、以下の事
項を考えると分かる。すなわち、k個のピクセルを含
み、m列より左のピクセルからなり、(m,t)の位置
を含むイメージ(図8参照のこと)を考え、この時に濃
淡度の総和をf(k,m,t)とすると、これは以下の
数式を満たすものである。
項を考えると分かる。すなわち、k個のピクセルを含
み、m列より左のピクセルからなり、(m,t)の位置
を含むイメージ(図8参照のこと)を考え、この時に濃
淡度の総和をf(k,m,t)とすると、これは以下の
数式を満たすものである。
【数5】
【0026】ここで、IはX軸上m列目の連続区間(範
囲)であり、t,lを含む。また、f(k−|I|,m
−1,l)を計算する時に用いたX軸上m−1列目の連
続区間(範囲)はlを含むので、Iと連結している。従
って、帰納法よりf(k,m,t)を求めるまでに用い
た連続区間全体は連結していることが保証されている。
囲)であり、t,lを含む。また、f(k−|I|,m
−1,l)を計算する時に用いたX軸上m−1列目の連
続区間(範囲)はlを含むので、Iと連結している。従
って、帰納法よりf(k,m,t)を求めるまでに用い
た連続区間全体は連結していることが保証されている。
【0027】また、数4を以下のように変形する。すな
わち、部分画像Sに含まれるピクセルを各列Iごとに分
け、各列のピクセル数をその列番号kを用いてHk、濃
淡度和をGkと表し、且つ部分画像Sに含まれる列の番
号の集合をRとすると、
わち、部分画像Sに含まれるピクセルを各列Iごとに分
け、各列のピクセル数をその列番号kを用いてHk、濃
淡度和をGkと表し、且つ部分画像Sに含まれる列の番
号の集合をRとすると、
【数6】 のように変形される。このように、Uα(S)を最大に
するということは、部分画像S内の各列kにおいてもn
Gk−αHkが最大となるような濃淡画像の列を連結して
いくこととなる。
するということは、部分画像S内の各列kにおいてもn
Gk−αHkが最大となるような濃淡画像の列を連結して
いくこととなる。
【0028】よって、数5の式と数6を合わせ考え、α
が与えられた時、数4を最大とする部分画像Sを求める
ため、U(m,t)という次のような式が導入できる。
が与えられた時、数4を最大とする部分画像Sを求める
ため、U(m,t)という次のような式が導入できる。
【数7】 この数7のAは、t,lを含む連続区間(範囲)全体で
数7のBを最大化する連続区間(範囲)Iを見つけるこ
とを意味する。
数7のBを最大化する連続区間(範囲)Iを見つけるこ
とを意味する。
【0029】このIをcover(t,l)と記述する
こととする。いま、t≦lを仮定すると、次の定義され
るlow(t),high(l)を用いれば、
こととする。いま、t≦lを仮定すると、次の定義され
るlow(t),high(l)を用いれば、
【数8】 となる。但し、low(t)は連続区間[i,t]全体
で数7のBが最大となるiであり、high(l)は連
続区間[l,j]全体で数7のBが最大となるjを言
う。
で数7のBが最大となるiであり、high(l)は連
続区間[l,j]全体で数7のBが最大となるjを言
う。
【0030】このlow(t)やhigh(l)はダイ
ナミック・プログラミング中では何度も用いられるの
で、low(t)やhigh(l)を高速に求めること
ができれば有効である。このため、連続区間[i,j]
中の数7のBが要素K(i,j)に入る行列Kを作る。
但し、i>jの場合にはK(i,j)=(i−j)x
(xは十分、その絶対値が大きい負の数。例えば、g
(i,j)を全体について加算した値より絶対値が大きいな
らば十分である。)としておく。すると行番号lにおい
て最大値を有する列の列番号がhigh(l)となる。
よって、すべてのl∈[1,N]についてhigh
(l)を求める問題は、Kの各行の最大値の列番号を求
める問題となる。このような計算は、O(N)の計算量
で行える。
ナミック・プログラミング中では何度も用いられるの
で、low(t)やhigh(l)を高速に求めること
ができれば有効である。このため、連続区間[i,j]
中の数7のBが要素K(i,j)に入る行列Kを作る。
但し、i>jの場合にはK(i,j)=(i−j)x
(xは十分、その絶対値が大きい負の数。例えば、g
(i,j)を全体について加算した値より絶対値が大きいな
らば十分である。)としておく。すると行番号lにおい
て最大値を有する列の列番号がhigh(l)となる。
よって、すべてのl∈[1,N]についてhigh
(l)を求める問題は、Kの各行の最大値の列番号を求
める問題となる。このような計算は、O(N)の計算量
で行える。
【0031】このKで各行の最大値に注目すると、行番
号が大きくなるにつれて最大値の列番号は単調に増加す
る。但し、同じ行に最大値が複数個ある時には、左端の
みを考える。このような行列を「単調な行列」と呼ぶ。
証明は省略するがこの行列Kは「完全単調な行列」(任
意の部分行列が単調行列であるような行列。)でもあ
る。Kの一例を図9に示し、斜線部が各行の最大値であ
る。単調な行列の全ての行の最大値を有する列番号を計
算するにはO(NlogN)の計算量が必要である。
号が大きくなるにつれて最大値の列番号は単調に増加す
る。但し、同じ行に最大値が複数個ある時には、左端の
みを考える。このような行列を「単調な行列」と呼ぶ。
証明は省略するがこの行列Kは「完全単調な行列」(任
意の部分行列が単調行列であるような行列。)でもあ
る。Kの一例を図9に示し、斜線部が各行の最大値であ
る。単調な行列の全ての行の最大値を有する列番号を計
算するにはO(NlogN)の計算量が必要である。
【0032】同様にしてlow(t)を計算する場合に
は、連続区間[i,j]中の数7のBが要素L(j,
i)に入る行列Lを作り、行番号tにおける最大値を有
する列の列番号を求めれば、low(t)になる。今度
は上三角部分(i>j)を−∞とする。このような行列
も完全単調な行列である。
は、連続区間[i,j]中の数7のBが要素L(j,
i)に入る行列Lを作り、行番号tにおける最大値を有
する列の列番号を求めれば、low(t)になる。今度
は上三角部分(i>j)を−∞とする。このような行列
も完全単調な行列である。
【0033】このようにして求めたlow(t)及びh
igh(l)を用いれば、cover(t,l)が求ま
り、数7の変形である以下の式が計算可能となる。
igh(l)を用いれば、cover(t,l)が求ま
り、数7の変形である以下の式が計算可能となる。
【数9】
【0034】U(m,t)を最大にするような、イメー
ジを見い出すには、U(m,t)の計算をX軸に垂直な
帯について順に行い、その帯を記憶しておき、それらを
連結すれば求まる。
ジを見い出すには、U(m,t)の計算をX軸に垂直な
帯について順に行い、その帯を記憶しておき、それらを
連結すれば求まる。
【0035】さらに高速化するには、
【数10】 を要素として有する行列M'を作り、行番号tの最大値
がU(m,t)となる。M'は先に説明した完全単調な
行列であり、すべてのtについてU(m,t)はO
(N)で計算することができる。よって、すべてのmに
ついてU(m,t)を計算するには、O(N2)の計算
量が必要となる。
がU(m,t)となる。M'は先に説明した完全単調な
行列であり、すべてのtについてU(m,t)はO
(N)で計算することができる。よって、すべてのmに
ついてU(m,t)を計算するには、O(N2)の計算
量が必要となる。
【0036】以上詳細を述べたが、必要なステップを以
下に示しておく。 (1)全てのX軸に垂直な帯についてlow(t),h
igh(l)を計算しておく。 (2)low(t),high(l)によりcover
(t,l)が求まるので、数10を要素とする行列M'
を計算する。 (3)行列M'の各行の最大値を求め、その値をU
(m,t)として記憶する。 (4)イメージ全体を把握するために、行列M'の各行
の最大値を示す列番号lをs(m,t)に入力する。ま
た、P(m,t)には、ピクセル数も記憶しておく。 (5)U(m,t)を最大にするm,tを求め、(4)
で作ったs(m,t)及びs(m,t)に記憶されてい
るlを用いて前列のlow(t),high(l)でも
って、イメージを把握する。また、P(m,t)にてピ
クセル数も把握できる。
下に示しておく。 (1)全てのX軸に垂直な帯についてlow(t),h
igh(l)を計算しておく。 (2)low(t),high(l)によりcover
(t,l)が求まるので、数10を要素とする行列M'
を計算する。 (3)行列M'の各行の最大値を求め、その値をU
(m,t)として記憶する。 (4)イメージ全体を把握するために、行列M'の各行
の最大値を示す列番号lをs(m,t)に入力する。ま
た、P(m,t)には、ピクセル数も記憶しておく。 (5)U(m,t)を最大にするm,tを求め、(4)
で作ったs(m,t)及びs(m,t)に記憶されてい
るlを用いて前列のlow(t),high(l)でも
って、イメージを把握する。また、P(m,t)にてピ
クセル数も把握できる。
【0037】このステップを図10及び図11に示す。
ステップ610で開始した処理は、ステップ620にお
いてm=1の初期化を行う。そしてm=Nx+1である
かを判断する(ステップ630)。これはループをNx
回繰り返すためであり、Nxは濃淡画像(行列)の列数
である。
ステップ610で開始した処理は、ステップ620にお
いてm=1の初期化を行う。そしてm=Nx+1である
かを判断する(ステップ630)。これはループをNx
回繰り返すためであり、Nxは濃淡画像(行列)の列数
である。
【0038】この後に、
【数11】 を計算しておき、この行列の各行の最大値を求め、その
列番号jをhigh(m,i)とする(ステップ64
0)。これにより、濃淡値画像のm列目のhigh
(i)が求まった。
列番号jをhigh(m,i)とする(ステップ64
0)。これにより、濃淡値画像のm列目のhigh
(i)が求まった。
【0039】また、
【数12】 を計算しておき、この行列の各行の最大値を求め、その
列番号jをlow(m,i)=jとする(ステップ65
0)。これにより、濃淡画像のm列目のlow(i)が
求まった。
列番号jをlow(m,i)=jとする(ステップ65
0)。これにより、濃淡画像のm列目のlow(i)が
求まった。
【0040】その後にmを1インクメントして(ステッ
プ660)、ステップ630に戻る。このように、まず
lowとhighを最初にすべて計算しておく。図11
の計算を実行するごとに必要なlowとhighを計算
するようにしてもよいが、この例のように一度に計算し
てしまってもよい。上述のように一度に計算した後に処
理はXを介して図11に進む。
プ660)、ステップ630に戻る。このように、まず
lowとhighを最初にすべて計算しておく。図11
の計算を実行するごとに必要なlowとhighを計算
するようにしてもよいが、この例のように一度に計算し
てしまってもよい。上述のように一度に計算した後に処
理はXを介して図11に進む。
【0041】図11においてXから、U(m,t)を計
算する。まず、図8のような濃淡画像の一番左の列につ
いて処理する。すなわち、
算する。まず、図8のような濃淡画像の一番左の列につ
いて処理する。すなわち、
【数13】 をt=1からNyについて計算する(ステップ71
0)。ここでNyは、濃淡画像(行列)の行番号であ
る。このようにすると、数10の第1項の初期値となる
ものが計算されたこととなる。また、ピクセル数は後の
処理にて用いるので計算しておく。よって
0)。ここでNyは、濃淡画像(行列)の行番号であ
る。このようにすると、数10の第1項の初期値となる
ものが計算されたこととなる。また、ピクセル数は後の
処理にて用いるので計算しておく。よって
【数14】 の値をも保持しておく。
【0042】そして、m=2以降の値を計算するため
に、m=2とし(ステップ720)、以下のループをN
x−1回まわすため、m=Nx+1かどうか判断する(ス
テップ730)。もし、m=Nx+1でなければ、
に、m=2とし(ステップ720)、以下のループをN
x−1回まわすため、m=Nx+1かどうか判断する(ス
テップ730)。もし、m=Nx+1でなければ、
【数15】 を計算しておき、この行列M'の各行の最大値を求め、
その列番号lをs(m,t)=l,そしてその列番号l
における値をU(m,t)とする(ステップ740)。
その列番号lをs(m,t)=l,そしてその列番号l
における値をU(m,t)とする(ステップ740)。
【0043】s(m,t)は、列番号lが入力されるた
め、濃淡画像におけるm−1列とm列との連結状態を示
すこととなる。よって、このs(m,t)を手繰ってい
けば、イメージがどのように連結するものかを判断する
ことができるわけである。又、
め、濃淡画像におけるm−1列とm列との連結状態を示
すこととなる。よって、このs(m,t)を手繰ってい
けば、イメージがどのように連結するものかを判断する
ことができるわけである。又、
【数16】 のようにP(m,t)も保持する。
【0044】この後に、mを1インクリメントし(ステ
ップ750)、ステップ730に戻る。繰り返しが全て
終われば、U(m,t)を最大とするm,tが求まる。
U(m,t)を作りながら、常に最大となるm,tを保
持しておき、新たに作成された部分につき保持している
m,tより大きな点を見い出した場合には更新するよう
にしていけばよい。このm,tを用いて、s(m,t)
から、前列のlが求まる。このlとtのうち小さい方を
lowに大きい方をhighに入力する。例えば、tの
方が小さければ、low(m,t),high(m,
l)が求まる。また、s(m−1,l)から、さらに前
列のl'が求まるので、low(m−1,l'),hig
h(m−1,l')を求める。ここでは、lの方がl'よ
り小さい。これを繰り返していくと、イメージSの全体
が分かる(ステップ760)。又、P(m,t)にて後
にkとの比較の対象がわかる。
ップ750)、ステップ730に戻る。繰り返しが全て
終われば、U(m,t)を最大とするm,tが求まる。
U(m,t)を作りながら、常に最大となるm,tを保
持しておき、新たに作成された部分につき保持している
m,tより大きな点を見い出した場合には更新するよう
にしていけばよい。このm,tを用いて、s(m,t)
から、前列のlが求まる。このlとtのうち小さい方を
lowに大きい方をhighに入力する。例えば、tの
方が小さければ、low(m,t),high(m,
l)が求まる。また、s(m−1,l)から、さらに前
列のl'が求まるので、low(m−1,l'),hig
h(m−1,l')を求める。ここでは、lの方がl'よ
り小さい。これを繰り返していくと、イメージSの全体
が分かる(ステップ760)。又、P(m,t)にて後
にkとの比較の対象がわかる。
【0045】但し、上では述べたかったが、もう1つの
工夫が必要である。負の数7のBを有するイメージ部分
を付加しても、全体のU(m,t)は増加しない。よっ
て、ステップ740を実施する際に、M'(t,l)のあ
る行の最大値が負の値を有している場合にはそれに対応
するs(m,t)に、所定の値を入力しておき、連結関
係を切る必要がある。すなわち、s(m,t)にはある
行の最大値を有する列番号lを入力するが、列番号とし
て可能性がないような値を入力することにより、連鎖が
切れ、よって最終的に得られるイメージSには組み込ま
れなくなる。
工夫が必要である。負の数7のBを有するイメージ部分
を付加しても、全体のU(m,t)は増加しない。よっ
て、ステップ740を実施する際に、M'(t,l)のあ
る行の最大値が負の値を有している場合にはそれに対応
するs(m,t)に、所定の値を入力しておき、連結関
係を切る必要がある。すなわち、s(m,t)にはある
行の最大値を有する列番号lを入力するが、列番号とし
て可能性がないような値を入力することにより、連鎖が
切れ、よって最終的に得られるイメージSには組み込ま
れなくなる。
【0046】以上Appendixで述べた事項をさら
に一般化する。すなわち、上述の数7のBのαHmのよ
うな条件を一般的にNとすると、lowとhighは、
以下のようになる。
に一般化する。すなわち、上述の数7のBのαHmのよ
うな条件を一般的にNとすると、lowとhighは、
以下のようになる。
【数17】
【数18】 また、U(m,t)も、以下のように書ける。
【数19】 このような一般化がなされても、段落0036で書かれ
たステップは、そのまま実行可能である。当然M'
(t,l)は、U(m,t)と同様の変形が必要であ
る。すなわち、
たステップは、そのまま実行可能である。当然M'
(t,l)は、U(m,t)と同様の変形が必要であ
る。すなわち、
【数20】
【0047】よって、この一般化を説明すると、以下の
ようになる。各画素が、中間調を含む濃淡により表され
た全体画像から、列方向に凸である部分画像(許容イメ
ージ)を切り出す方法であって、所定の条件Nを入力す
るステップと、全体画像の各列において、あるピクセル
(t又はl)を含み且つ包含されるピクセル(例えば
(i,j))の濃淡レベルg(i,j)からNを減じた値
(g(i,j)−N)の総和である評価値が最大となるピク
セルの範囲(high(l),low(t))を求める
列内範囲導出ステップと、全体画像の任意のピクセル
(m,t)の前列にあるもう1つのピクセル(m−1,
l)を含み且つ当該前列までで最大の評価値(U(m−
1,l))を有する領域と、列内範囲導出ステップの結
果を用いることにより導出される、前記任意のピクセル
(m,t)及び前記もう1つのピクセルと同一行であっ
て前記任意のピクセルと同一列にあるピクセル(m,
l)を含む評価値が最大となる範囲(cover(t,
l))とを加えた加算領域を求め、各前記任意のピクセ
ルにつき、前記加算領域の評価値が最大となる前記もう
1つのピクセル(m−1,l)を検出し(s(m,
t))、当該加算領域の評価値(U(m,t))と共に
記憶する検出記憶ステップと、全体画像で加算領域の評
価値(U(m,t))が最大となる前記任意のピクセル
を検出し、検出記憶ステップで検出された前記もう1つ
のピクセルを用いて、領域Sを導き出すステップとを含
む、というように記することができる。
ようになる。各画素が、中間調を含む濃淡により表され
た全体画像から、列方向に凸である部分画像(許容イメ
ージ)を切り出す方法であって、所定の条件Nを入力す
るステップと、全体画像の各列において、あるピクセル
(t又はl)を含み且つ包含されるピクセル(例えば
(i,j))の濃淡レベルg(i,j)からNを減じた値
(g(i,j)−N)の総和である評価値が最大となるピク
セルの範囲(high(l),low(t))を求める
列内範囲導出ステップと、全体画像の任意のピクセル
(m,t)の前列にあるもう1つのピクセル(m−1,
l)を含み且つ当該前列までで最大の評価値(U(m−
1,l))を有する領域と、列内範囲導出ステップの結
果を用いることにより導出される、前記任意のピクセル
(m,t)及び前記もう1つのピクセルと同一行であっ
て前記任意のピクセルと同一列にあるピクセル(m,
l)を含む評価値が最大となる範囲(cover(t,
l))とを加えた加算領域を求め、各前記任意のピクセ
ルにつき、前記加算領域の評価値が最大となる前記もう
1つのピクセル(m−1,l)を検出し(s(m,
t))、当該加算領域の評価値(U(m,t))と共に
記憶する検出記憶ステップと、全体画像で加算領域の評
価値(U(m,t))が最大となる前記任意のピクセル
を検出し、検出記憶ステップで検出された前記もう1つ
のピクセルを用いて、領域Sを導き出すステップとを含
む、というように記することができる。
【0048】
【発明の効果】以上述べたように、計算量を減少させつ
つ、所定の大きさに近い鮮明な、許容イメージである部
分画像を切り出すことができた。
つ、所定の大きさに近い鮮明な、許容イメージである部
分画像を切り出すことができた。
【0049】この計算量の減少は、従来の統計的な共分
散を用いた方法ではO(n2.5)であったのに対し、本
方法ではO(nlogn)で済むようにすることができ
た。よって、200ピクセル×200ピクセルの画像
(n=40000)を扱う場合には、従来の方法に比し
ておよそ52万倍高速である。
散を用いた方法ではO(n2.5)であったのに対し、本
方法ではO(nlogn)で済むようにすることができ
た。よって、200ピクセル×200ピクセルの画像
(n=40000)を扱う場合には、従来の方法に比し
ておよそ52万倍高速である。
【図1】濃淡がはっきりした画像の例を示した図であ
る。
る。
【図2】図1に比して濃淡が不鮮明な画像の例を示した
図である。
図である。
【図3】一般的な連結性を有する画像の例を示した図で
ある。
ある。
【図4】許容イメージの例を示した図である。
【図5】本発明の一実施例の装置構成を示す図である。
【図6】図5に示した装置の処理動作を示した図であ
る。
る。
【図7】許容イメージの例を示した図である。
【図8】列と列の連結に関する説明のための図である。
【図9】単調な行列の説明のための図である。
【図10】イメージ切り出しのフローを示す図である。
【図11】イメージ切り出しのフローを示す図である。
1 画像記憶部 3 検出処理部 5 比較部 7 制御部 9 後処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−182519(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06T 7/00
Claims (9)
- 【請求項1】各画素が、中間調を含む濃淡により表され
た全体画像から、部分画像を切り出す方法であって、 切り出される部分画像の画素数kを指定する指定ステッ
プと、 【数1】 (nは全体画像の画素数、g(i,j)は画素(i,j)の
濃淡レベル、|S|は部分画像Sの画素数)のU
α(S)を最大化する部分画像を検出する検出ステップ
と、 Uα(S)を最大化した前記部分画像の画素数|S|と
指定された前記画素数kを比較する比較ステップと、 前記比較ステップによる結果が|S|>kの場合αを増
加させ、|S|<kの場合αを減少させるステップと、 新たなαでもって前記検出ステップ以後を実行するステ
ップと、 前記比較ステップによる結果が|S|=kの場合には、
当該Uα(S)を最大化した部分画像を出力するステッ
プとを含む画像切出方法。 - 【請求項2】前記検出ステップが、前記全体画像を複数
の列に分割し、分割された列につき動的計画法を適用す
ることを特徴とする請求項1記載の画像切出方法。 - 【請求項3】ある部分画像の濃淡レベルの総和から画素
数にαを乗じた値を減じたものを評価値とし、 前記検出ステップが、 前記全体画像の各列において、ある画素を含み且つ評価
値が最大となる画素の範囲を求める列内範囲導出ステッ
プと、 前記全体画像の任意の画素(座標(m,t))の前列に
あるもう1つの画素(座標(m−1,l))を含み且つ
当該前列までで最大の評価値を有する領域と、前記列内
範囲導出ステップにより導出される、前記任意の画素及
び前記もう1つの画素と同一行であって前記任意の画素
と同一列にある画素(座標(m,l))を含む評価値が
最大となる範囲とを加えた加算領域を求め、各前記任意
の画素につき、前記加算領域の評価値が最大となる前記
もう1つの画素を検出し、当該評価値と共に記憶する検
出記憶ステップと、 前記全体画像で加算領域の評価値が最大となる前記任意
の画素を検出し、前記検出記憶ステップで検出された前
記もう1つの画素を用いて、領域Sを導き出すステップ
とを含む請求項1記載の画像切出方法。 - 【請求項4】各画素が、中間調を含む濃淡により表され
た全体画像から、列方向に凸である部分画像を切り出す
方法であって、 所定の条件Nを入力するステップと、 前記全体画像の各列において、ある画素を含み且つ包含
される画素(座標(i,j))の濃淡レベルg(i,j)か
らNを減じた値(g(i,j)−N)の総和である評価値が
最大となる画素の範囲を求める列内範囲導出ステップ
と、 前記全体画像の任意の画素(座標(m,t))の前列に
あるもう1つの画素(座標(m−1,l))を含み且つ
当該前列までで最大の評価値を有する領域と、前記列内
範囲導出ステップにより導出される、前記任意の画素
(座標(m,t))及び前記もう1つの画素と同一行で
あって前記任意の画素と同一列にある画素(座標(m,
l))を含む評価値が最大となる範囲とを加えた加算領
域を求め、各前記任意の画素につき、前記加算領域の評
価値が最大となる前記もう1つの画素を検出し、当該評
価値と共に記憶する検出記憶ステップと、 前記全体画像で加算領域の評価値が最大となる前記任意
の画素を検出し、前記検出記憶ステップで検出された前
記もう1つの画素を用いて、領域Sを導き出すステップ
とを含む画像切出方法。 - 【請求項5】各画素が、中間調を含む濃淡により表され
た全体画像から、部分画像を切り出す装置であって、 切り出される部分画像の画素数kを入力する入力手段
と、 【数2】 (nは画素数、g(i,j)は画素(i,j)の濃淡レベ
ル、|S|は部分画像Sの画素数)のUα(S)を最大
化する部分画像を検出する検出手段と、 Uα(S)を最大化した前記部分画像の画素数|S|と
指定された前記画素数kを比較する比較手段と、 前記比較手段による結果が|S|>kの場合αを増加
し、|S|<kの場合αを減少し、新たなαでもって前
記検出手段を動作させ、|S|=kの場合には前記検出
手段に当該最大化された部分画像を出力させる制御手段
とを含む画像切出装置。 - 【請求項6】前記検出手段が、前記全体画像を複数の列
に分割し、分割された列につき動的計画法を適用するこ
とを特徴とする請求項5記載の画像切出装置。 - 【請求項7】ある部分画像の濃淡レベルの総和から画素
数にαを乗じた値を減じたものを評価値とし、 前記検出手段が、 前記全体画像の各列において、ある画素を含み且つ評価
値が最大となる画素の範囲を求める列内範囲導出手段
と、 前記全体画像の任意の画素(座標(m,t))の前列に
あるもう1つの画素(座標(m−1,l))を含み且つ
当該前列までで最大の評価値を有する領域と、前記列内
範囲導出手段により導出される、前記任意の画素及び前
記もう1つの画素と同一行であって前記任意の画素と同
一列にある画素(座標(m,l))を含む評価値が最大
となる範囲とを加えた加算領域を求め、各前記任意の画
素につき、前記加算領域の評価値が最大となる前記もう
1つの画素を検出し、当該評価値と共に記憶する検出記
憶手段と、 前記全体画像で加算領域の評価値が最大となる前記任意
の画素を検出し、前記検出記憶手段で検出された前記も
う1つの画素を用いて、領域Sを導き出す手段とを含む
請求項5記載の画像切出装置。 - 【請求項8】各画素が、中間調を含む濃淡により表され
た全体画像から、列方向に凸である部分画像を切り出す
装置であって、 所定の条件Nを入力する手段と、 前記全体画像の各列において、ある画素を含み且つ包含
される画素(座標(i,j))の濃淡レベルg(i,j)か
らNを減じた値(g(i,j)−N)の総和である評価値が
最大となる画素の範囲を求める列内範囲導出手段と、 前記全体画像の任意の画素(座標(m,t))の前列に
あるもう1つの画素(座標(m−1,l))を含み且つ
当該前列までで最大の評価値を有する領域と、前記列内
範囲導出手段により導出される、前記任意の画素(座標
(m,t))及び前記もう1つの画素と同一行であって
前記任意の画素と同一列にある画素(座標(m,l))
を含む評価値が最大となる範囲とを加えた加算領域を求
め、各前記任意の画素につき、前記加算領域の評価値が
最大となる前記もう1つの画素を検出し、当該評価値と
共に記憶する検出記憶手段と、 前記全体画像で加算領域の評価値が最大となる前記任意
の画素を検出し、前記検出記憶手段により検出された前
記もう1つの画素を用いて、領域Sを導き出す手段とを
含む画像切出装置。 - 【請求項9】各画素が、中間調を含む濃淡により表され
た全体画像から、列方向に凸である部分画像をコンピュ
ータに切り出させるプログラムコード手段を含む記憶装
置であって、 前記プログラムコード手段が、 コンピュータに、所定の条件Nを入力させるプログラム
コード手段と、 コンピュータに、前記全体画像の各列において、ある画
素を含み且つ包含される画素(座標(i,j))の濃淡
レベルg(i,j)からNを減じた値(g(i,j)−N)の総和
である評価値が最大となる画素の範囲を求めさせる列内
範囲導出プログラムコード手段と、 コンピュータに、前記全体画像の任意の画素(座標
(m,t))の前列にあるもう1つの画素(座標(m−
1,l))を含み且つ当該前列までで最大の評価値を有
する領域と、前記列内範囲導出プログラムコード手段及
びコンピュータにより導出される、前記任意の画素(座
標(m,t))及び前記もう1つの画素と同一行であっ
て前記任意の画素と同一列にある画素(座標(m,
l))を含む評価値が最大となる範囲とを加えた加算領
域を求めさせ、各前記任意の画素につき、前記加算領域
の評価値が最大となる前記もう1つの画素を検出させ、
当該評価値と共に記憶させる検出記憶プログラムコード
手段と、 前記全体画像で加算領域の評価値が最大となる前記任意
の画素を検出し、前記検出記憶プログラムコード手段及
びコンピュータにより検出された前記もう1つの画素を
用いて、領域Sを導き出させるプログラムコード手段と
を含む記憶装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8017249A JP3026751B2 (ja) | 1995-06-15 | 1996-02-02 | 画像切出方法及び装置 |
| US08/640,304 US5729628A (en) | 1995-06-15 | 1996-04-30 | Image segmenting method and apparatus |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7-148562 | 1995-06-15 | ||
| JP14856295 | 1995-06-15 | ||
| JP8017249A JP3026751B2 (ja) | 1995-06-15 | 1996-02-02 | 画像切出方法及び装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0962846A JPH0962846A (ja) | 1997-03-07 |
| JP3026751B2 true JP3026751B2 (ja) | 2000-03-27 |
Family
ID=26353739
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8017249A Expired - Lifetime JP3026751B2 (ja) | 1995-06-15 | 1996-02-02 | 画像切出方法及び装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5729628A (ja) |
| JP (1) | JP3026751B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH1132287A (ja) * | 1997-07-08 | 1999-02-02 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像ファイル作成方法および装置 |
| US6704467B2 (en) | 2000-12-21 | 2004-03-09 | Canon Kabushiki Kaisha | Image editing with block selection |
| US6952700B2 (en) * | 2001-03-22 | 2005-10-04 | International Business Machines Corporation | Feature weighting in κ-means clustering |
| JP4276042B2 (ja) * | 2003-10-07 | 2009-06-10 | パイオニア株式会社 | 索引データ生成装置、索引データ生成方法、索引データ生成プログラムおよびそれを記録した情報記録媒体、並びに、コンテンツデータ再生装置、コンテンツデータ再生方法、コンテンツデータ再生プログラムおよびそれを記録した情報記録媒体 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5588072A (en) * | 1993-12-22 | 1996-12-24 | Canon Kabushiki Kaisha | Method and apparatus for selecting blocks of image data from image data having both horizontally- and vertically-oriented blocks |
-
1996
- 1996-02-02 JP JP8017249A patent/JP3026751B2/ja not_active Expired - Lifetime
- 1996-04-30 US US08/640,304 patent/US5729628A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0962846A (ja) | 1997-03-07 |
| US5729628A (en) | 1998-03-17 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US8180154B2 (en) | Method and apparatus for region-based segmentation image processing using region mapping | |
| CN115147710B (zh) | 基于异质滤波探测与水平集分割的声纳图像目标处理方法 | |
| US8363983B2 (en) | Real-time face detection apparatus | |
| CN111401293B (zh) | 一种基于Head轻量化Mask Scoring R-CNN的手势识别方法 | |
| JP2014089626A (ja) | 画像検出装置及び制御プログラム並びに画像検出方法 | |
| CN113989276B (zh) | 一种基于深度图像的检测方法、检测装置及摄像设备 | |
| JP7106296B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法及びプログラム | |
| CN111986262A (zh) | 一种图像区域定位方法及装置 | |
| US9742992B2 (en) | Non-uniform curve sampling method for object tracking | |
| US5050229A (en) | Method and apparatus for thinning alphanumeric characters for optical character recognition | |
| CN120047827A (zh) | 一种基于语义边缘和分割的农业地块形态局部更新方法和装置 | |
| JP3026751B2 (ja) | 画像切出方法及び装置 | |
| JP7323849B2 (ja) | 分割認識方法、分割認識装置及びプログラム | |
| JP5617841B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理方法および画像処理用プログラム | |
| Nguyen et al. | An improved real-time blob detection for visual surveillance | |
| CN114429667B (zh) | 一种瞳孔中心定位方法、装置、设备及存储介质 | |
| JP7347539B2 (ja) | 前景抽出装置、前景抽出方法、及び、プログラム | |
| CN113221926A (zh) | 一种基于角点优化的线段提取方法 | |
| CN112652004A (zh) | 一种图像处理方法、装置、设备及介质 | |
| JP5748472B2 (ja) | オブジェクト判別装置、方法、及びプログラム | |
| CN119478849A (zh) | 基于动态趋势感知与引导的工厂车辆违规智能检测方法及装置 | |
| US12423939B2 (en) | Information processing apparatus and method for candidate region merging | |
| KR20210066430A (ko) | 도로 영상의 경계선 검출 장치 및 그 방법 | |
| Kurlin et al. | Persistence-based resolution-independent meshes of superpixels | |
| JP2007025902A (ja) | 画像処理装置、画像処理方法 |