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JP3027226B2 - 圧力センサ及びその製造方法 - Google Patents
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JP3027226B2 - 圧力センサ及びその製造方法 - Google Patents

圧力センサ及びその製造方法

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JP3027226B2
JP3027226B2 JP3125348A JP12534891A JP3027226B2 JP 3027226 B2 JP3027226 B2 JP 3027226B2 JP 3125348 A JP3125348 A JP 3125348A JP 12534891 A JP12534891 A JP 12534891A JP 3027226 B2 JP3027226 B2 JP 3027226B2
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sensor element
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、容器内に収容され、
あるいは配管内を流通する液体などの圧力を電気信号と
して検出する圧力センサ及びその製造方法に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】圧力液体などの圧力を電気信号として検
出する圧力センサとして、従来、図5に示すものが知ら
れている。この圧力センサ11は、圧力液体などが収容
さた容器や圧力液体が流通する配管などにねじ込み固定
できるネジ筒部12aが形成された金属製のボディ12
内に、圧力センサチップ13aを有する圧力センサ素子
13やアンプ14などを内蔵したもので、上記ネジ筒部
12aの先端には圧力検出用のダイアフラム15が装着
されている。そして圧力センサ素子13はセラミックス
テム13b上に固定した圧力センサチップ13aをダイ
アフラム15側に向けてネジ筒部12a内に収容され、
このネジ筒部12a内において圧力センサ素子13のセ
ラミックステム13bとダイアフラム15との間には、
ダイアフラム15が検出した圧力を圧力センサチップ1
3aに伝達するためのオイルを封入したオイル室16が
形成されている。
【0003】ここで、前記オイル室16は、ステンレス
製のダイアフラム15と金属製のネジ筒部12aとセラ
ミックステム13bとを構成部材として図6の(a)
(b)(c)に示す工程で形成されている。まず、
(a)に示すようにセラミックステム13bの上面に圧
力センサチップ13aを固定してワイヤボンディングし
た圧力センサ素子13を用意する。そしてこの圧力セン
サ素子13を(b)のようにボディ12のネジ筒部12
a内に収容し、セラミックステム13bの外周とネジ筒
部12aの内周との間に溶融ハンダ17を充填して両者
をハンダ接続する。続いて(c)のようにネジ筒部12
a内にオイルを充填した後ネジ筒部12aの先端にダイ
アフラム15を溶接接続してオイル室16を形成する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
圧力センサ11は、オイル室16の形成にあたりセラミ
ックステム13bと金属製のネジ筒部12aとをハンダ
接続しているため、オイルのシール性能に難点があり、
その改善が要望されている。また、ネジ筒部12a内に
オイルを充填した後にダイアフラム15を溶接するとい
う工程を必要とするので生産性が悪く、その改善も要望
されている。
【0005】そこでこの発明は、オイル室内のオイルの
シール性能を向上でき、生産性も向上できる圧力センサ
及びその製造方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
にこの発明による圧力センサは、圧力センサチップを有
する圧力センサ素子とダイアフラムとの間にオイル室が
形成され、ダイアフラムが検出した圧力をオイル室内の
オイルを介して圧力センサチップに伝達する形式の圧力
センサであって、上記圧力センサ素子とダイアフラムと
の間にオイル室を形成する金属筒を備え、この金属筒は
一端部を圧力センサ素子の外周に弾性シール部材を介し
てカシメ固定し、他端部をダイアフラムの外周にカーリ
ング接合したことを手段としている。
【0007】また、この発明による圧力センサの製造方
法は、圧力センサチップを有する圧力センサ素子とダイ
アフラムとの間にオイル室が形成され、ダイアフラムが
検出した圧力をオイル室内のオイルを介して圧力センサ
チップに伝達する形式の圧力センサの製造方法であっ
て、上記圧力センサ素子の周囲に弾性シール部材を固着
し、この弾性シール部材を介して圧力センサ素子に金属
筒の一端部をカシメ固定し、金属筒の他端部をオイル中
でダイアフラムの外周にカーリング接合してダイアフラ
ムと圧力センサ素子との間にオイルを封入したオイル室
を形成することを手段としている。
【0008】
【作用】このような手段を採用したことにより、この発
明による圧力センサは、オイル室を形成する金属筒の一
端部が圧力センサ素子の外周に弾性シール部材を介して
カシメ固定され、他端部がダイアフラムの外周にカーリ
ング接合されるので、オイル室内のオイルのシール性能
が向上する。
【0009】また、オイル室の形成にあたり金属筒の他
端部をオイル中でダイアフラムの外周にカーリング接合
するので、オイル室には自動的にオイルが充填され、オ
イル室形成の生産性が向上する。
【0010】
【実施例】以下、図面に示すこの発明の実施例について
説明する。圧力センサ1の断面図を示す図1において、
符号2は圧力液体などが収容された容器などにねじ込み
接続できるネジ筒部2aを備えた段付き筒状の金属製の
ボディを示しており、このボディ2内には金属筒3を介
してステンレス製のダイアフラム4を固定した圧力セン
サ素子5が収容されている。また、圧力センサ素子5の
検出信号を増幅するアンプ6がボディ2に連接されたケ
ース7内に収容されている。
【0011】圧力センサ素子5は、図2にも示すように
2本のリード5aを有する短円柱状のセラミックステム
5bの上面にシリコン圧力センサチップ5cを接着など
の手段で固定し、これをリード5aにワイヤボンディン
グしたものであり、セラミックステム5bの外周には所
定厚さのゴム筒8が弾性シール部材として焼き付け固定
されている。
【0012】金属筒3は、図3にも示すように一端部が
前記ゴム筒8の外周に嵌合して外周側からリング溝状に
カシメ加工されており、このカシメ加工部3aによりゴ
ム筒8を介してセラミックステム5bの外周に液密状に
固定されている。そしてこの金属筒3の他端部にはカー
リング加工によりダイアフラム4の外周が液密状に接合
して固定され、ダイアフラム4とセラミックステム5b
の上面との間にオイルを封入したオイル室9が形成され
ている。なお、図1に示すようにボディ2の内周と金属
筒3の外周との間は上記カシメ加工部3aに装着したO
リング10によりシールされている。
【0013】図4の(a)〜(f)は前記圧力センサ1
の製造工程を示しており、まずシリコン圧力センサチッ
プ5cをリード5aにワイヤボンディングした圧力セン
サ素子5を用意し、そのセラミックステム5bの外周に
ゴム筒8を嵌合して焼き付け固定する(a)。またカー
リング加工用の拡径部3bを他端部に形成した金属筒3
を用意し、その拡径部3bの内面に接着剤を塗布してお
く(b)。さらに金属筒3の拡径部3bに嵌合して外周
部がカーリング加工されるダイアフラム4を用意してお
く(c)。
【0014】このような準備の後、金属筒3の一端部を
ゴム筒8の外周に嵌合する(d)。続いて金属筒3の一
端部外周にリング溝状のカシメ加工部3aを形成して金
属筒3の一端部をゴム筒8を介してセラミックステム5
bの外周に固定する(e)。
【0015】続いて、金属筒3の拡径部3bにダイアフ
ラム4を嵌合し、巻締め機などを用いて両者にカーリン
グ加工を施し、両者を液密状に接合してオイル室9を形
成するのであるが、このカーリング加工は、オイル室9
に封入すべきオイル中で行なう(f)。
【0016】このようにして製造された圧力センサ1
は、ボディ2のネジ筒部2aから導入された液体の液圧
によりダイアフラム4が弾性変位すると、オイル室9内
のオイルがシリコン圧力センサチップ5cに液圧を伝達
する。そして、シリコン圧力センサチップ5cが液圧に
応じた電圧を発生し、この電圧をアンプ6が増幅するこ
とで圧力センサ1は液圧を電気信号に変換して検出す
る。
【0017】このように一実施例においては、オイル室
9を形成するための金属筒3とダイアフラム4とのカー
リング加工をオイル中で行なうようにしたので、カーリ
ング加工中には、オイル室9内にオイルが自動的に過不
足なく充填されるのであり、オイル室9形成の生産性が
向上する。
【0018】そしてこのような製造方法による圧力セン
サ1は、金属筒3の一端部がゴム筒8を介してセラミッ
クステム5bの外周に液密状にカシメ固定され、金属筒
3の他端部がダイアフラム4の外周に液密状にカーリン
グ接合されることでオイル室9が形成されるので、オイ
ル室9内に封入されたオイルのシール性能がよく、オイ
ル漏洩の心配がない。
【0019】
【発明の効果】以上説明したとおりこの発明によれば、
オイル室を形成する金属筒の一端部が圧力センサ素子の
外周に弾性シール部材を介してカシメ固定され、他端部
がダイアフラムの外周にカーリング接合されるので、オ
イル室内のオイルのシール性能を向上することができ
る。
【0020】また、オイル室の形成にあたり金属筒の他
端部をオイル中でダイアフラムの外周にカーリング接合
するので、オイル室には自動的にオイルが充填される。
従って、オイル室形成の生産性を向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による圧力センサの一実施例を示す断面
図である。
【図2】一実施例における圧力センサ素子の側面図であ
る。
【図3】一実施例におけるオイル室の断面図である。
【図4】(a)〜(f)は一実施例の製造工程をそれぞ
れ示す図である。
【図5】圧力センサの従来例を示す断面図である。
【図6】(a)ないし(c)は従来例の製造工程をそれ
ぞれ示す図である。
【符号の説明】
1、11……圧力センサ 2、12……ボディ 2a、12a……ネジ筒部 3……金属筒 3a……カシメ加工部 4、15……ダイアフラム 5、13……圧力センサ素子 5a……リード 5b、13b……セラミックステム 5c……シリコン圧力センサチップ 6、14……アンプ 7……ケース 8……ゴム筒 9、16……オイル室 10……Oリング 13a……圧力センサチップ 17……溶融ハンダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01L 19/00 G01L 9/04 101 G01L 19/14

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧力センサチップ(5c)を有する圧力
    センサ素子(5)とダイアフラム(4)との間にオイル
    室(9)が形成され、ダイアフラム(4)が検出した圧
    力をオイル室(9)内のオイルを介して圧力センサチッ
    プ(5c)に伝達する形式の圧力センサ(1)であっ
    て、上記圧力センサ素子(5)とダイアフラム(4)と
    の間にオイル室(9)を形成する金属筒(3)を備え、
    この金属筒(3)は一端部が圧力センサ素子(5)の外
    周に弾性シール部材(8)を介してカシメ固定され、他
    端部がダイアフラム(4)の外周にカーリング接合され
    ていることを特徴とする圧力センサ。
  2. 【請求項2】 圧力センサチップ(5c)を有する圧力
    センサ素子(5)とダイアフラム(4)との間にオイル
    室(9)が形成され、ダイアフラム(4)が検出した圧
    力をオイル室(9)内のオイルを介して圧力センサチッ
    プ(5c)に伝達する形式の圧力センサ(1)の製造方
    法であって、上記圧力センサ素子(5)の周囲に弾性シ
    ール部材(8)を固着し、この弾性シール部材(8)を
    介して圧力センサ素子(5)に金属筒(3)の一端部を
    カシメ固定し、金属筒(3)の他端部をオイル中でダイ
    アフラム(4)の外周にカーリング接合してダイアフラ
    ム(4)と圧力センサ素子(5)との間にオイルを封入
    したオイル室(9)を形成することを特徴とする圧力セ
    ンサの製造方法。
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