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JP3027490B2 - 基礎構造 - Google Patents
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JP3027490B2 - 基礎構造 - Google Patents

基礎構造

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JP3027490B2
JP3027490B2 JP5212188A JP21218893A JP3027490B2 JP 3027490 B2 JP3027490 B2 JP 3027490B2 JP 5212188 A JP5212188 A JP 5212188A JP 21218893 A JP21218893 A JP 21218893A JP 3027490 B2 JP3027490 B2 JP 3027490B2
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彰一 上野
英樹 辻山
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Misawa Homes Co Ltd
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Misawa Homes Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基礎構造に関し、特に
プレキャストコンクリートを用いた基礎構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の基礎工法、特に直接基礎工法にあ
っては、地盤上の建物を構築しようとする部分に根切り
を行ない、その根切りを行なった部分にコンクリート打
設用の型枠を組み、この型枠内にコンクリートを打設
し、養生を行なった後、型枠を取外して基礎を構築する
ようにしていた。
【0003】また、地耐力が低い場合には、パイルを地
盤に打込み、このパイルに基礎を支持させるようにする
場合もあった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の直接基礎工
法にあっては、施工現場での型枠組み、コンクリート打
設、型枠の取外し等の作業を行なわなければならず、基
礎の構築に手間及び時間がかかり、基礎の構築に費やす
分だけ工期が長びき、建築コストも増加することになる
という問題があった。
【0005】特に、現場打ちコンクリートによって基礎
を構築する場合には、養生期間が必要となり、それだけ
工期が長くなるという問題があった。
【0006】また、地耐力が低い場合には、パイルを用
いた独立基礎を用いなければならないが、パイルの打込
みに手間がかかるものであった。
【0007】そこで、ある程度地耐力のある地盤に構築
する直接基礎をプレキャストコンクリート製にすること
により、工期を短縮し、コストを削減すると共に、プレ
キャストコンクリート製の基礎を底盤部とその上に載置
される基礎梁とに分割形成してレベル調整を容易にする
ことが考えられる。
【0008】この場合、基礎梁は強度上あるいは連結施
工上、更には外観上ある程度の長さが必要であり、底盤
もこれに対応した長さにするのが好ましい。
【0009】しかし、底盤が凹凸していると、設置した
際にガタつきが生じ易く、安定した設置がし難いという
問題があった。
【0010】また、底盤が長いと強度上問題が生じ、設
置状態で底盤に荷重がかかった場合、底盤が折れてしま
うこともあるという問題があった。
【0011】本発明は、前記問題点を解決するためにな
されたもので、その目的は、プレキャストコンクリート
を用いることにより基礎構造の工期短縮、コストの削減
を可能にしつつ、安定した設置ができ、しかも荷重にも
十分に耐え得る基礎構造を提供することにある。
【0012】
【0013】
【課題を解決するための手段】 前記目的を達成するた
め、第1の発明は、 プレキャストコンクリート製の底盤
上に、所定長さのプレキャストコンクリート製の基礎梁
を載置し、これら底盤及び基礎梁をコンクリート打設に
より連結一体化させる基礎構造であって、前記底盤は、
前記基礎梁よりも短く形成された底盤パーツを、前記基
礎梁設置位置に連続して配設して形成され、前記各底盤
パーツは、前記基礎梁設置部分に他の位置よりも若干高
く形成された基礎梁載置部を有することを特徴とする。
【0014】第の発明は、前記底盤パーツは、連設方
向端部に連結孔を有し、隣接する底盤パーツ同士が前記
連結孔に差込んだ連結金具により連結されることを特徴
としている。
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【作用】 前記構成のの発明にあっては、底盤パーツ
の基礎梁設置部分に他の位置よりも若干高い基礎梁載置
部を形成することにより、底盤パーツ同士が若干上下位
置がずれている場合でも、安定して基礎梁を支持でき、
しかも基礎梁のレベル調整を基礎梁載置部と基礎梁との
間にライナーを挿入することで容易になし得ることとな
る。
【0019】第の発明にあっては、底盤パーツに形成
した連結孔に連結金具を差込むことにより、底盤パーツ
同士を容易に仮止めすることが可能となる。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
して説明する。
【0021】図1〜図6は、本発明の一実施例に係る基
礎構造を示す図である。
【0022】この基礎構造は、プレキャストコンクリー
ト製の基礎梁10と、この基礎梁10を載置支持するプ
レキャストコンクリート製の底盤12とを施工現場で連
結して基礎を構築するようになっている。
【0023】プレキャストコンクリート製の基礎梁10
は、例えば、910mmの倍数(3〜4倍)の長さに設定
された略長方形状のものとされている。また、この基礎
梁10の両端部建屋内側位置には、基礎梁10同士を連
結する膨出連結部14及び連結凹部15が形成されてい
る。
【0024】プレキャストコンクリート製の底盤12
は、基準寸法の底盤パーツ16と、この基準寸法の底盤
パーツ16よりも短い交差部負け側の底盤パーツ18
と、基準寸法の底盤パーツ16よりも長い交差部勝ち側
の底盤パーツ20とからなる3種類の長さのものを組合
せて、基礎梁10の設置位置に連続して配設することに
より、形成されるようになっている。
【0025】これら各底盤パーツ16、18、20は、
基礎梁10の厚さよりも十分広い幅、例えば、440mm
の幅に設定され、かつ、基準寸法の底盤パーツ16は、
例えば900mm、負け側の底盤パーツ18は、例えば6
80mm、勝ち側の底盤パーツ20は、例えば1125mm
のそれぞれの長さに設定され、基準寸法の底盤パーツ1
6及び負け側の底盤パーツ18は、それぞれ両側に5mm
ずつ、勝ち側の底盤パーツ20は、片側に5mmの接続部
を取り得るようになっている。
【0026】また、各底盤パーツ16、18、20は、
コンクリート打設時におけるコンクリート回り込み用の
上下方向の貫通孔22が形成され、この貫通孔22が下
面側に形成した凹部24により連通されて、各底盤パー
ツ16、18、20同士が打設コンクリートにより連結
され、かつ、上面両側の長手方向に亘る突条部26によ
り打設コンクリートを基礎梁10下部に保持し、基礎梁
10と底盤パーツ16、18、20とが連結されるよう
になっている。
【0027】更に、各底盤パーツ16、18、20に
は、突条部26間の基礎梁10設置部分にそれぞれ1箇
所、他の位置よりも若干高くされた基礎梁載置部28が
形成され、この基礎梁載置部28上にレベル調整用のラ
イナー30を介して基礎梁10が載置されるようになっ
ている。
【0028】そして更に、各底盤パーツ16、18、2
0の上面連設方向両端部には、連結孔32が形成され、
この連結孔32に略コ字状に曲折した連結金具34の両
端を差込んで隣接する底盤パーツ16、18、20同士
を連結して仮止めし得るようになっている。
【0029】次に、本実施例の基礎構造を用いた基礎の
構築状態について説明する。
【0030】まず、地盤の基礎構築部分に根切りを行な
って、その根切り内に捨コンクリートを打設しておく。
【0031】次に、前記根切り内にプレキャストコンク
リート製の底盤パーツ16、18、20を連続して配設
し、連続した底盤12を形成する。
【0032】この場合、直線部分では基準用の底盤パー
ツ16同士を連結し、L型に交差する建物のコーナー部
分においては負け側の底盤パーツ16の端面に勝ち側の
底盤パーツ18の側面を当接させて連結し、T字状に交
差する部分においては、2つの基準用の底盤パーツ16
の連結部分に負け側の底盤パーツ18の端面を当接させ
て連結する。このような組合せとすることにより、例え
ば910mmを基準とした倍数の基礎梁10の長さに対応
させることが可能となる。
【0033】また、各底盤パーツ16、18、20の連
結は、各底盤パーツ16、18、20に形成した連結孔
32内に略コ字状に曲折した連結金具34の両端を差込
むだけでよく、簡単かつ短時間に仮止めが行なわれるこ
ととなる。
【0034】次いで、このようにして連設したプレキャ
ストコンクリート製の底盤12上に、プレキャストコン
クリート製の基礎梁10を複数載置して連設する。
【0035】この場合、基礎梁10は、各底盤パーツ1
6、18、20にそれぞれ1箇所ずつ形成した基礎梁載
置部28上に載置されるため、底盤パーツ16、18、
20同士が若干上下位置がずれていた場合でも、安定し
て基礎梁10を支持でき、しかも基礎梁10と底盤パー
ツ16、18、20との間にレベル調整用のライナー3
0を挿入することで、基礎梁10のレベルを簡単かつ短
時間に調整することが可能である。
【0036】また、各基礎梁10同士は、膨出連結部1
4間に型枠(図示せず)を取付け、この型枠にて連結部
分を支持するようになっている。
【0037】そして、基礎梁10を連設した状態で、前
記型枠に囲まれた基礎梁10連結部分の連結凹部15内
及び底盤12部分にコンクリートを打設する。
【0038】この場合、底盤パーツ16、18、20の
上下面に形成した突条部26及び凹部24並びに貫通孔
22により、各底盤パーツ16、18、20同士が連結
されると同時に、各底盤パーツ16、18、20と基礎
梁10が打設コンクリートによって連結されることとな
る。また、基礎梁10同士は、型枠に囲まれた凹部24
内への打設コンクリートによって連結されることとな
る。
【0039】このように、底盤12上に載置した基礎梁
10を自立させた状態としてコンクリートを打設するこ
とができるため、コンクリート打設のための大掛かりな
型枠の取付け取外しが不要となり、その分工期の短縮が
なし得ることとなる。また、コンクリート打設後の養生
期間もほとんど必要がなく、それだけ一層工期が短縮で
きることとなる。
【0040】そして、コンクリート打設後、根切り部分
を埋め戻せば、基礎の構築が完了することとなる。
【0041】本発明は、前記実施例に限定されるもので
はなく、本発明の要旨の範囲内において、種々の変形実
施が可能である。
【0042】例えば、本実施例においては、910mmを
寸法基準とした基礎構造について説明したが、この例に
限らず、メートル単位を寸法基準とした基礎構造にも適
応できることは勿論である。
【0043】
【0044】
【0045】
【発明の効果】 以上説明したように、の発明にあっ
ては、底盤パーツの基礎梁設置部分に他の位置よりも若
干高い基礎梁載置部を形成することにより、底盤パーツ
同士が若干上下位置がずれている場合でも、安定して基
礎梁を支持でき、しかも基礎梁のレベル調整を基礎梁載
置部と基礎梁との間にライナーを挿入することで容易に
できるという効果がある。
【0046】第の発明にあっては、底盤パーツに形成
した連結孔に連結金具を差込むことにより、底盤パーツ
同士を容易に仮止めすることができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る基礎構造を示す平面図
である。
【図2】基準用の底盤パーツを示す平面図である。
【図3】図2の正面図である。
【図4】図3の側面図である。
【図5】コーナー部分の連結状態を示す拡大平面図であ
る。
【図6】底盤パーツ同士の連結状態を示す部分斜視図で
ある。
【符号の説明】
10 基礎梁 12 底盤 16、18、20 底盤パーツ 28 基礎梁載置部 30 ライナー 32 連結孔 34 連結金物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E02D 27/01 101 - 102

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プレキャストコンクリート製の底盤上
    に、所定長さのプレキャストコンクリート製の基礎梁を
    載置し、これら底盤及び基礎梁をコンクリート打設によ
    り連結一体化させる基礎構造であって、 前記底盤は、前記基礎梁よりも短く形成された底盤パー
    ツを、前記基礎梁設置位置に連続して配設して形成さ
    れ、 前記各底盤パーツは、前記基礎梁設置部分に他の位置よ
    りも若干高く形成された基礎梁載置部を有することを特
    徴とする基礎構造。
  2. 【請求項2】 請求項1おいて、 前記底盤パーツは、連設方向端部に連結孔を有し、隣接
    する底盤パーツ同士が前記連結孔に差込んだ連結金具に
    より連結されることを特徴とする基礎構造。
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