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JP3032425B2 - ヒートパイプ式熱交換器 - Google Patents
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JP3032425B2 - ヒートパイプ式熱交換器 - Google Patents

ヒートパイプ式熱交換器

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Publication number
JP3032425B2
JP3032425B2 JP6141292A JP14129294A JP3032425B2 JP 3032425 B2 JP3032425 B2 JP 3032425B2 JP 6141292 A JP6141292 A JP 6141292A JP 14129294 A JP14129294 A JP 14129294A JP 3032425 B2 JP3032425 B2 JP 3032425B2
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JP
Japan
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pipe
section
working fluid
evaporating
condensing
Prior art date
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JP6141292A
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英治 橋本
ディン カーン
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Mitsubishi Cable Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Cable Industries Ltd
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はヒートパイプ式熱交換器
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、空調器の除湿効果を向上させる目
的のために、図4に示すようなヒートパイプ式熱交換器
を空調器に設けることがある。
【0003】しかして、このヒートパイプ式熱交換器
は、図4に示すように、蒸発部aと、凝縮部bと、該蒸
発部aにて蒸発された作動液蒸気を凝縮部bを導入する
ための蒸気管cと、凝縮部bにて液化された作動液を蒸
発部aへ戻すための還流管dと、からなる。
【0004】即ち、このヒートパイプ式熱交換器を使用
した空調器では、この空調器に入来する暖かい空気は蒸
発部aを通過することによりある程度冷却(予備冷却)
され、一方、蒸発部aの作動液はそのときの熱の授受に
より蒸発する。また、予備冷却された空気は、空調器本
来の冷却のための冷却コイルを通過することにより冷却
され、気化した作動液は、矢印eの如く凝縮部b内へ入
り込む。そして、凝縮部b内の作動液は、上述の冷却コ
イルを経由してきた空気に冷却され、その空気を再加熱
すると共に液化する。液化した作動液は、矢印fの如く
蒸発部aに戻る。つまり、この空調器では、これらの動
作が繰り返され、暖かい空気は冷気となってこの空調器
から排出される。
【0005】従って、図4に示すように、蒸発部aと凝
縮部bに高低差を設け、蒸気管cを凝縮部bに向って順
次上昇させ、還流管dを蒸発部aに向って順次下降させ
ていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述の従来
のものでは、蒸発部aと凝縮部bに高低差を設けて、上
方の蒸気管cから凝縮部bへ作動液蒸気が流出するよう
に意図しているにも拘わらず、動作開始時には、作動液
の流れが完全でないため、還流管dも蒸気管として作用
し、作動液蒸気がこの還流管dを矢印gの如く流れる虞
れがあった。即ち、すみやかに動作しない(正常なヒー
トパイプとしての動作が行なわれない)場合があった。
【0007】そして、このことを防止するために、還流
管dを細径化する方法やバルブ等の逆流防止装置を設け
る方法等が提案された。
【0008】しかしながら、還流管dを細径化しても、
その逆流を確実に防止することができず、また、還流管
dを細径化することは、異径のパイプを接続する必要が
あり、この作業は極めて面倒であった。また、逆流防止
装置を設ければ、確かに逆流を防止することができる
が、交換器全体として複雑化して、製造しにくくかつコ
スト高となる欠点がある。
【0009】そこで、本発明では、動作開始時におい
て、熱交換器としての動作がすみやかに行なわれるヒー
トパイプ式熱交換器を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に係るヒートパイプ式熱交換器は、蒸発部
と、凝縮部と、該蒸発部にて蒸発された作動液蒸気を該
凝縮部へ導入するための蒸気管と、該凝縮部にて液化さ
れた作動液を該蒸発部へ戻すための還流管と、からなる
ヒートパイプ式熱交換器に於て、上記還流管を蒸発部に
向って順次下降させ、上記還流管の蒸発部近傍をU字状
に弯曲して作動液にて満たされるトラップ部を形成した
ものである。
【0011】
【作用】トラップ部には、作動液が満たされており、蒸
発部にて蒸発された作動液蒸気が、このトラップ部の作
動液内を通過して凝縮部へ導入されることがない。即
ち、トラップ部の作動液が還流管を閉塞している状態で
あり、これにより、蒸発部内の作動液が蒸発することに
より生成される気体はトラップ部を乗り越えることがで
きず、結果として、作動液の逆流現象は阻止される。
【0012】また、トラップ部は、還流管の蒸発部近傍
をU字状に弯曲させてなるものであり、簡単な機械加工
のみにて形成することができる。
【0013】
【実施例】以下、実施例を示す図面に基づいて本発明を
詳説する。
【0014】図1は本発明に係るヒートパイプ式熱交換
器を示し、この熱交換器は、蒸発部1と、凝縮部2と、
蒸発部1にて蒸発された作動液蒸気G(図2参照)を該
凝縮部2へ導入するための蒸気管3と、該凝縮部2にて
液化された作動液Sを蒸発部1へ戻すための還流管4
と、からなる。
【0015】ところで、図3(図1に示すヒートパイプ
式熱交換器の斜視図を表わしている。)に示すように、
蒸発部1は、アルミニウム等の金属製薄板からなる複数
枚のフィン5…が積層されてなるブロック体6と、ブロ
ック体6に挿入される蛇行状パイプ7と、からなり、凝
縮部2は、上記フィン5が積層されてなるブロック体8
と、該ブロック体8に挿入される蛇行状パイプ9と、か
らなる。
【0016】そして、蒸発部1側の蛇行状パイプ7の上
方端と、凝縮部2側の蛇行状パイプ9の上方端とが蒸気
管3にて連通連結され、蒸発部1側の蛇行状パイプ7の
下方端と、凝縮部2側の蛇行状パイプ9の下方端とが還
流管4にて連通連結される。ところで、凝縮部2側の蛇
行状パイプ9の上方端は蒸発部1側の蛇行状パイプ7の
上方端より高位とされ、凝縮部2側の蛇行状パイプ9の
下方端は蒸発部1の蛇行状パイプ7の下方端より高位と
される。
【0017】しかして、還流管4の蒸発部1近傍には、
図2に示すように、作動液Sにて満たされるトラップ部
10が設けられる。即ち、還流管4の蒸発部1近傍をU字
状に弯曲させて、このトラップ部10を形成する。
【0018】ところで、このヒートパイプ式熱交換器
は、複数(図3では、6本)の直管を平行に並べ、該直
管の端部をU字管で連結して、一対の蛇行状パイプ7,
9を形成し、一方の蛇行状パイプ7の上方端と他方の蛇
行状パイプ9の上方端とを蒸気管3にて連通連結すると
共に、一方の蛇行状パイプ7の下方端と他方の蛇行状パ
イプ9の下方端とを還流管4にて連通連結することによ
り、製造することができる。この場合、予め(つまり、
蛇行状パイプ7,9に連結する前に)還流管4にトラッ
プ部10を形成しておく。
【0019】また、このヒートパイプ式熱交換器は、例
えば、空調器に使用される。即ち、このヒートパイプ式
熱交換器は、その蒸発部1が空調器の入気路側に配置さ
れると共に、その凝縮部2が空調器の送気路側に配置さ
れる。そして、蒸発部1と凝縮部2との間に、空調器本
来の冷却のための冷却コイルが介装される。
【0020】従って、入気路に入った空気(暖気)は、
まず、蒸発部1を通過する。この際、暖気により蒸発部
1内の作動液Sが蒸発し、蒸気管3を通って矢印Aの如
く凝縮部へ入る。また、蒸発部1で蒸発した作動液S
は、入気路の暖気から熱を吸収し、上述の冷却コイルへ
暖気が至る前に、予めその暖気を冷却(予冷)する。そ
して、予冷された空気は、冷却コイルにて冷却され、こ
の冷却された空気は、凝縮部2を通過することにより再
加熱され、送気路に送られる。また、作動液Sは、冷却
した空気にて冷却されるので、凝縮部2において凝縮さ
れ、還流管4を通って矢印Bの如く蒸発部1に戻る。
【0021】即ち、上述の動作が繰り返されて、除湿さ
れると共に冷却された空気が送気路を介してこの空調器
から排出される。
【0022】しかして、動作開始時において、作動液蒸
気Gが還流管4を通って凝縮部2に入り込もうとして
も、図2の(イ)(ロ)に示すように、作動液Sが溜っ
たトラップ部10が設けられているので、この作動液Sに
邪魔されて凝縮部2に入れない。
【0023】また、蒸気管3から凝縮部2に入った作動
液Sは、上述の如く冷却コイルを通過した空気にて冷却
されるので、液化され、トラップ部10に戻り、トラップ
部10の蒸発部1側の端部から溢れ出た作動液Sが蒸発部
1に戻る。即ち、正しい作動液Sの循環(蒸発部1→蒸
気管3→凝縮部2→還流管4→蒸発部1)を促すことに
なる。
【0024】ところで、動作開始時において、図2の
(イ)に示すように、作動液Sが少ない場合でも、図2
の(ロ)に示すように作動液Sが多い場合でも、上述の
如く、作動液蒸気Gはトラップ部10の作動液Sにより、
凝縮部2に入ることがない。
【0025】なお、蒸発部1側及び凝縮部2側の蛇行状
パイプは、例えば、Uの字状パイプ(直管とU字管とか
らなる)を使用して形成されるが、このUの字状パイプ
の数を増減することにより、蛇行数を増減するも自由で
あり、蒸気管3及び還流管4の傾斜角度としても、上述
の正しい作動液Sの循環をなめらかに行なわせるもので
あれば、自由に変更することができる。また、トラップ
部10の曲率半径としても、作動液Sにて満たされて、蒸
発部1の作動液蒸気Gが、凝縮部2へ入り込もうとした
際に、この作動液Sを通過しなければならないように設
定されるものであればよい。
【0026】さらに、トラップ部10としては、還流管4
の蒸発部1近傍に少なくとも1箇所形成すればよいが、
勿論、複数箇所に形成するも自由である。
【0027】
【発明の効果】本発明は上述の如く構成されているの
で、次に記載する効果を奏する。
【0028】 動作開始時において、作動液蒸気Gが
還流管4を通って凝縮部2へ入り込むことがなく、交換
器としての動作がすみやかに行なわれる。
【0029】 「蒸気管3から凝縮部2に入った作動
液蒸気Gは液化され、還流管4のトラップ部10に戻り、
該トラップ部10から溢れ出た作動液が蒸発部1に戻る」
ことになる正しい作動液の循環を促すことができ、効率
よく熱交換することができる。
【0030】 トラップ部10は簡単な機械加工のみに
て形成されるので、全体の構造として複雑化せず簡単に
かつコスト高となることなく製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す簡略正面図である。
【図2】要部簡略断面図である。
【図3】簡略斜視図である。
【図4】従来の簡略正面図である。
【符号の説明】
1 蒸発部 2 凝縮部 3 蒸気管 4 還流管 10 トラップ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F28D 15/02 F28D 15/02 101

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蒸発部と、凝縮部と、該蒸発部にて蒸発
    された作動液蒸気を該凝縮部へ導入するための蒸気管
    と、該凝縮部にて液化された作動液を該蒸発部へ戻すた
    めの還流管と、からなるヒートパイプ式熱交換器に於
    て、上記還流管を蒸発部に向って順次下降させ、上記還
    流管の蒸発部近傍をU字状に弯曲して作動液にて満たさ
    れるトラップ部を形成したことを特徴とするヒートパイ
    プ式熱交換器。
JP6141292A 1994-05-30 1994-05-30 ヒートパイプ式熱交換器 Expired - Lifetime JP3032425B2 (ja)

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JP4945712B2 (ja) * 2006-10-16 2012-06-06 ホシザキ電機株式会社 サーモサイフォン
CN111207613B (zh) * 2020-01-15 2021-09-21 苏州领焓能源科技有限公司 一种紧凑型热管换热器和换热装置

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