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JP3041997B2 - 多層円板ファン - Google Patents
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JP3041997B2 - 多層円板ファン - Google Patents

多層円板ファン

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Publication number
JP3041997B2
JP3041997B2 JP3059193A JP5919391A JP3041997B2 JP 3041997 B2 JP3041997 B2 JP 3041997B2 JP 3059193 A JP3059193 A JP 3059193A JP 5919391 A JP5919391 A JP 5919391A JP 3041997 B2 JP3041997 B2 JP 3041997B2
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JP
Japan
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fan
disk
annular
fan blade
notch
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JP3059193A
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Inventor
久人 原賀
靖夫 濱田
克志 赤松
Original Assignee
東陶機器株式会社
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  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多層円板ファンを脱臭
剤や乾燥剤を含浸可能な紙や繊維質素材を用いて容易に
製作することができる多層円板ファンに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、局部洗浄装置や手乾燥装置に用い
ることができる温風ファンの形態として、図7や図8に
示す多層円板ファンXと、図9に示す多層円板ファンY
とがある。
【0003】かかる多層円板ファンXは、実質的に、フ
ァンケーシング110 の一端側に電動モータ100 によって
駆動されるファンブレード101 を配設しており、同ファ
ンケーシング110 の下流側にヒーター102 を配設するこ
とによって構成されている。
【0004】そして、電動モータ100 の駆動によってフ
ァンブレード101 を回転して、空気流を発生するととも
に、同空気流をヒーター102 で加熱して温風を温風空気
出口103 から送出して、人体所要部位を効果的に乾燥す
ることができる。
【0005】また、ファンブレード101 は、多数の環状
円板104 をスペーサー105 によって所定の間隔を開けて
積層して構成しているので、環状円板104 の表面に生じ
る空気抵抗を利用して空気流を発生することができ、フ
ァンの運転を静粛に行うことができる。
【0006】一方、多層円板ファンYは、図9に示すよ
うに、組立性を向上するため、樹脂成形等でスペーサー
105 を環状円板104 と一体的に成形したものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかる多層円
板ファンXは、未だ、以下の解決すべき課題を有してい
た。
【0008】即ち、温風ファン等のの軽量化、小型化を
図る上で、多層円板ファンを比重の小さい紙や繊維質素
材や薄肉板を用いて作ることが考えられる。特に、多層
円板ファンを紙や繊維質素材で作る場合は、乾燥剤や脱
臭剤等を多層円板ファンを構成する環状円板に含浸させ
ることによって、乾燥剤や脱臭剤等の設置スペースを不
要とすることができる。
【0009】しかし、環状円板を紙や繊維質素材や薄肉
板を用いて、上述した従来の組立方法のように多数のス
ペーサー105 を介在させて多層円板ファンを組み立てる
ことは、環状円板に腰がないので、極めて困難であり、
量産に適しておらず、また、部品点数が増えて、製作費
が高いものとなる。
【0010】本発明は、上記した課題を解決することが
できる多層円板ファンを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、互いに一定の
間隔を保持して積層することによってファンブレードを
形成する多数の環状円板の内周縁部に、それぞれ、外周
縁部に向けて伸延する複数の切欠部を形成し、かつ、フ
ァンブレードと高さを略等しくする縦長板状のスペーサ
ーの外側端縁部に、上記環状円板の切欠部の位置に対応
して、受け切欠部を形成し、切欠部と受け切欠部とを噛
み合い状態とすることにより縦長板状のスペーサーで環
状円板を一定間隔で保持すべく構成してなる多層円板フ
ァンに係るものである。
【0012】
【実施例】以下、添付図に示す実施例に基づいて、本発
明に係る多層円板ファンAを具体的に説明する。
【0013】図1及び図2に、多層円板ファンAを温風
ファンとして用いた場合を示す。
【0014】図示するように、多層円板ファンAのファ
ンケーシング13は、略円形の前壁10と後壁11の周縁同士
を、下端開口部(温風吹出口)40 を除いて、環状周壁12
によって連結することによって形成されている。
【0015】かかるファンケーシング13は、本実施例で
は、支持フレーム14を介して、壁面15に固定されてい
る。
【0016】ファンケーシング13は、前壁10に空気取込
口10a を具備するとともに、その内部に、同心円的にフ
ァンブレード20を配設しており、同ファンブレード20
は、支持フレーム14内に配設した駆動モータ21の出力軸
22にナット22a 等で連結されている。
【0017】また、ファンケーシング13の下方には、ニ
クロム線等からなるヒーター39が配設されている。
【0018】上記基本構成において、本発明は、軽量・
小型化及び量産化量産が可能でかつ静粛運転が可能なフ
ァンブレード20の構成に特徴を有する。
【0019】即ち、図1と図6に示すように、ファンブ
レード20は、実質的に、多数の薄肉の環状円板24を、上
部基板20a と下部基板20b との間で、所定の間隔を開け
た状態で、4枚の縦長かつ弧状のスペーサー25を介し
て、積層することによって形成される。
【0020】環状円板24は、図1、図3及び図4に示す
ように、中央部に空気流入口24a を有するドーナッツ形
状の円板部24c の内周縁部24b に、外周縁部に向けて放
射状に伸延する複数の弧状の切欠部24d を形成してい
る。
【0021】一方、図4に示すように、多層に積層した
環状円板24の上下側に配設した上部基板20a と下部基板
20b とは、それぞれ、後述するように、ファンブレード
20を組み立てるために環状円板24とスペーサー25とを嵌
合した際、スペーサー25の上縁と下縁とに設けた弧状の
係止片25b,25c を係合するための弧状のスペーサー係合
溝20c,20d を設けている。
【0022】また、図1と図5に示すように、縦長状の
スペーサー25は、その外側側縁に、環状円板24の弧状の
切欠部24d と嵌合する弧状の受け切欠部25a は、全て同
一の曲率半径を有しており、その上下端縁には弧状の係
止片25b,25c を一体的に突設している。上記構成におい
て、環状円板24の弧状の切欠部24d と、上下基板20a,20
b に設けた弧状のスペーサー係合溝20c,20d 、スペーサ
ー25に設けた受け切欠部25a 及び係止片25b,25c は同一
の曲率半径を有している。
【0023】また、環状円板24は、好ましくは、軽量化
のため、乾燥剤や脱臭剤を含浸させるために、紙や繊維
質素材から形成している。なお、その他の素材からなる
薄肉板を用いることもできる。
【0024】次に、上記構成を有するファンブレード20
の組立作業について図1及び図6を参照して説明する。
【0025】まず、多数の環状円板24を間隔を開けて積
層状態に配設するとともに、全ての環状円板24の切欠部
24d が整合するようにする。次に、各環状円板24の切欠
部24aに、縦長のスペーサー25を嵌入するとともに、同
スペーサー25の受け切欠部25a と環状円板24の切欠部24
d とを噛み合わせて、多数の環状円板24とスペーサー25
とを一体化する。
【0026】この際、スペーサー25の受け切欠部25a と
環状円板24の切欠部24d とを噛み合わせによって、環境
円板24を紙や繊維質素材またはその他の薄肉板からなる
場合であっても、環状円板24,24 間には空気流出用の狭
い間隙を確実かつ容易に形成することができる。
【0027】その後、環状円板24とスペーサー25との組
立体の上面と下面に、スペーサー25の上下端に設けた係
止片25b,25c を利用して、上下部基板20a,20b をパチッ
と嵌着し、ファンブレード20を形成する。
【0028】その後、同ファンブレード20の下基板20b
をナット22a によって駆動モータ21の出力軸22に連結す
る。
【0029】従って、ファンブレード20を多数の環状円
板24を使用して風量を著しく増大することができるとと
もに、紙等によって環状円板24を作ることによってコン
パクトとかつ軽量にすることができる。
【0030】さらに、環状円板24を紙等で作る場合は、
脱臭剤や乾燥剤を含浸させることができるので、脱臭剤
や乾燥剤の設置個所を不要となすことができ、温風ファ
ン等の構造を簡単にすることができる。
【0031】以下、図1〜図3を参照して、上記構成を
具備する多層円板ファンAの作動について説明する。
【0032】まず、使用者が図示しない作動スイッチを
押すと、駆動モータ21とヒーター39が作動する。
【0033】ファン駆動モータ21の駆動によってファン
ブレード20が回転し、ファンケーシング10内に空気取込
口10a を通して外部から空気を吸引し、同空気を、ファ
ンブレード20を構成する多層構成円板24,24 間の間隙を
通して、入口側から奥部側まで略等しい風量分布で通過
させ、その後、下方空気流を発生し、ヒーター39で加熱
した後、温風吹出口40から外部に温風を吹き出し、手を
乾燥する。
【0034】また、上記ファンブレード20の回転におい
て、環状円板24, 24間の間隙を可及的に小さくできるの
で、ファンブレード20をコンパクトな形状に保持しなが
ら風量を著しく増大することができるとともに、環状円
板24の出入口での乱流発生を可及的に防止して、乱流に
起因する騒音の低下を図ることができる。
【0035】
【発明の効果】本発明では、互いに一定の間隔を保持し
て積層することによってファンブレードを形成する多数
の環状円板の内周縁部に、それぞれ、外周縁部に向けて
伸延する複数の切欠部を形成し、かつ、ファンブレード
と略高さを等しくする縦長板状のスペーサーの外側端縁
部に、上記環状円板の切欠部の位置に対応して、受け切
欠部を形成し、切欠部と受け切欠部とを噛み合い状態と
することにより縦長板状のスペーサーで環状円板を一定
間隔で保持すべく構成しているので、ファンブレードを
多数の環状円板を使用して風量を著しく増大することが
できるとともに、紙等によって環状円板24を作ることに
よって、多層ファン構造をコンパクトかつ軽量にするこ
とができる。
【0036】さらに、環状円板を紙等で作る場合は、脱
臭剤や乾燥剤を含浸させることができるので、脱臭剤や
乾燥剤の設置個所を不要となすことができ、温風ファン
等の構造を簡単にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る多層円板ファンを温風ファンとし
て用いた場合の断面正面図である。
【図2】図1の I-I線による断面図である。
【図3】図1の II-II線による断面図である。
【図4】積層状態の環状円板の斜視図である。
【図5】スペーサーの斜視図である。
【図6】ファンブレードの斜視図である。
【図7】従来の多層円板ファンを温風ファンとして用い
た場合の断面正面図である。
【図8】図7のIII-III 線の断面図である。
【図9】従来の多層円板ファンを温風ファンとして用い
た場合の断面正面図である。
【符号の説明】
A 多層円板ファン 20 ファンブレード 24 環状円板 25 スペーサー
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F04D 17/16 F04D 29/28

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】互いに一定の間隔を保持して積層すること
    によってファンブレードを形成する多数の環状円板の内
    周縁部に、それぞれ、外周縁部に向けて伸延する複数の
    切欠部を形成し、かつ、ファンブレードと高さを略等し
    くする縦長板状のスペーサーの外側端縁部に、上記環状
    円板の切欠部の位置に対応して、受け切欠部を形成し、
    切欠部と受け切欠部とを噛み合い状態とすることにより
    縦長板状のスペーサーで環状円板を一定間隔で保持すべ
    く構成してなる多層円板ファン。
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