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JP3043526B2 - 押出成形品とその製造方法 - Google Patents
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JP3043526B2 - 押出成形品とその製造方法 - Google Patents

押出成形品とその製造方法

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JP3043526B2
JP3043526B2 JP4262931A JP26293192A JP3043526B2 JP 3043526 B2 JP3043526 B2 JP 3043526B2 JP 4262931 A JP4262931 A JP 4262931A JP 26293192 A JP26293192 A JP 26293192A JP 3043526 B2 JP3043526 B2 JP 3043526B2
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resin
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幸彦 矢田
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Tokai Kogyo Co Ltd
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  • Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、船舶、車両・建材に
組付けられ装飾やシールとして機能するモールディング
やシール部材等の押出成形品とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の押出成形品において、異なる材
質の樹脂・ゴム等よりなる外層体と内層体との複合体に
よって押出成形品が構成されるものが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、外層体に対
し内層体が非相溶性の材料で形成されると、これら外層
体と内層体とが長手方向に位置ずれしたり分離すること
がある。例えば、外層体が発色性、耐候性、耐衝撃性等
にすぐれるアイオノマ樹脂より形成され、内層体が安価
なPVCより形成される場合、アイオノマ樹脂とPVC
との非相溶性によって外層体と内層体とが長手方向に位
置ずれしたり分離することがある。
【0004】この発明の目的は、前記した問題点に鑑
み、外層体と内層体とが非相溶性の材料で形成される場
合においても、外層体と内層体とを相対的に移動不能に
結合して、外層体と内層体との位置ずれや分離を防止で
きる押出成形品と、その押出成形品を容易に製造するこ
とができる製造方法とを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この発明の請求項1の押出成形品は、異なる材質の
樹脂・ゴム等よりなる外層体と内層体とを備えた押出成
形品であって、前記外層体と前記内層体との間には、前
記外層体と同材質又は相溶性を有する樹脂・ゴム等より
なりかつ同外層体に一体に接合される第1結合体と、前
記内層体と同材質又は相溶性を有する樹脂・ゴム等より
なりかつ同内層体に一体に接合される第2結合体とが長
手方向に交互に接して設けられ、前記第1、第2の各結
合体によって前記外層体と内層体とが相互に移動不能に
接合される構成にしてある。
【0006】また、この発明の請求項2の押出成形品の
製造方法は、請求項1の押出成形品を製造する方法であ
って、押出成形用ダイにおいて、押出成形品の断面形状
に対応する断面形状をなしかつダイの前側面に開口する
押出用開口をもつ主成形路に対し、外層体を形成するた
め、樹脂・ゴム等よりなる第1材料と、内層体を形成す
るための樹脂・ゴム等よりなる第2材料とを給送すると
同時に、前記主成形路の上流側に連通しかつ第1、第2
の両結合体の断面形状に対応する断面形状をもつ副成形
路に対し、前記第1材料と同材質又は相溶性を有する樹
脂・ゴム等よりなる第3材料と、前記第2材料と同材質
又は相溶性を有する樹脂・ゴム等よりなる第4材料とを
交互に給送することで、前記第1材料よりなる外層体
と、第2材料よりなる内層体と、第3材料よりなる第1
結合体と、第4材料よりなる第2結合体とを前記ダイの
押出用開口から押出すことで、外層体と内層体とが第
1、第2の両結合体によって移動不能に結合されてなる
押出成形品を製造する。
【0007】
【作用】前記したように構成される請求項1の押出成形
品において、外層体に一体に接合される第1結合体と、
内層体に一体に接合される第2結合体との結合作用によ
って外層体と内層体とが相互に移動不能に結合されるこ
とから、外層体と内層体とが非相溶性の材料より形成さ
れる場合においても、これら外層体と内層体との位置ず
れや分離が防止される。
【0008】また、請求項2の押出成形品において、主
成形路の上流側に連通する副成形路内では、第3材料よ
りなる第1結合体と、第4材料よりなる第2結合体とが
長手方向に交互に接して形成される。引続いて、主成形
路内では、第1材料よりなる外層体と、第2材料よりな
る内層体とが前記第1、第2の両結合体を介在させなが
ら形成されるとともに、外層体と第1結合体とが一体に
接合され、内層体と第2結合体とが一体に接合される。
そして、前記外層体と内層体とが第1、第2の結合体に
よって移動不能に結合されて押出し用開口から押出され
ることで、押出成形品が製造される。
【0009】
【実施例】
(実施例1)この発明の実施例1の押出成形品を図1〜
図3にしたがって説明する。押出成形品としてのモール
ディングを斜視図で表わした図1、図1のII−II線断面
で表わした図2及び図1のIII −III 線断面で表わした
図3において、モールディング1は、異なる材質の樹脂
・ゴム等よりなる外層体2と内層体4とを上下二層状に
備えかつ押出成形によって形成される。
【0010】外層体2は発色性、耐候性、耐衝撃性等に
すぐれる樹脂、例えばアイオノマ樹脂より形成され、内
層体4は安価な樹脂、例えばPVCより形成される。外
層体2と内層体4との間には、これら外層体2と内層体
4の長手方向の全長にわたって第1、第2の結合体3,
5が交互に接して内設されている。これら第1、第2の
結合体3,5は上辺が長く下辺が短い断面台形状にそれ
ぞれ形成される。
【0011】第1結合体3は、外層体2と同材質又は相
溶性を有する樹脂・ゴム等よりなり外層体2と一体に接
合されている。第2結合体5は、内層体4と同材質又は
相溶性を有する樹脂・ゴム等よりなり内層体4と一体に
接合されている。
【0012】この実施例1のモールディング1は上述し
たように構成される。したがって、外層体2に一体に接
合される第1結合体3と、内層体4に一体に接合される
第2結合体5との結合作用によって外層体2と内層体4
とが相互に移動不能に結合される。このため、外層体2
を形成しているアイオノマ樹脂と、内層体4を形成して
いるPVCとの非相溶性によって外層体2と内層体4と
が長手方向に位置ずれしたり分離することを防止でき
る。
【0013】次に、実施例1のモールディング1を押出
成形するためのダイ装置を説明する。まず、ダイ装置を
断面で表わした図4及び斜視図で表わした図5におい
て、ダイ11の前側部には、モールディング1の断面形
状に対応する断面形状をなしかつダイ11の前側面に開
口する押出用開口12をもつ主成形路13が形成されて
いる。
【0014】ダイ11の内部には、主成形路13の上流
側に連通しかつ内層体4の断面形状に対応する断面形状
をもつ内層体用成形路15と、該成形路15の上方に隣
接しかつ第1、第2の両結合体3,5の断面形状に対応
する断面形状をもつ副成形路14とがそれぞれ形成され
ている。
【0015】また、前記ダイ11には、外層体2を形成
すべく第1材料P1を主成形路13に導くための第1材
料流路16と、内層体4を形成すべく第2材料P2を内
層体用成形路15に導くための第2材料流路17とがそ
れぞれ形成されている。
【0016】さらに、前記ダイ11には第1結合体3を
形成すべく第3材料P3を副成形路14に導くための第
3材料流路18と、第2結合体5を形成すべく第4材料
P4を副成形路14に導くための第4材料流路19とが
それぞれ形成されている。
【0017】さらにまた、前記ダイ11には、前記副成
形路14と前記第3材料流路18及び第4材料流路19
との間において切換シャッタ20が第1、第2の各切換
位置に配置切換可能に組付けられている。
【0018】前記切換シャッタ20には、第1、第2の
両連通路21,22がそれぞれ個別に形成されている。
そして、切換シャッタ20が図6〜図9に示すように、
第1位置に配置切換されたときには、第3材料流路18
が第1連通路21によって副成形路14に連通され、第
4材料流路19が副成形路14に連通されることなく、
第2連通路22によって第2排出路24に連通される。
【0019】さらに、切換シャッタ20が図10〜図1
3に示すように第2位置に配置切換されたときは、第4
材料流路19が第2連通路22によって副成形路14に
連通され、第3材料流路18が副成形路14に連通され
ることなく第1連通路21によって第1排出路23に連
通されるようになっている。
【0020】次に、前記したように構成されるダイ装置
の作用説明とともに、実施例1のモールディング1の製
造方法を説明する。ダイ11の第1材料流路16には、
外層体2を形成すべくアイオノマ樹脂よりなる第1材料
P1が送られる。
【0021】第2材料流路17には、内層体4を形成す
べくPVC樹脂よりなる第2材料P2が送られる。さら
に、第3材料流路18には前記第1材料P1と同材質又
は相溶性を有する樹脂よりなり、かつ第1結合体3を形
成すべく第3材料P3が送られ、第4材料流路19には
前記第2材料P2と同材質又は相溶性を有する樹脂より
なりかつ第2結合体5を形成すべく第4材料P4が送ら
れる。
【0022】図6〜図9に示すように切換シャッタ20
が第1位置に配置された状態にあるときには、第3材料
流路18の第3材料P3が前記切換シャタ20の第1連
通路21を経て副成形路14に流れる。そして、副成形
路14において、前記第3材料P3よりなる第1結合体
3が形成される。
【0023】前記切換シャッタ20が第1位置に配置さ
れた後、所定時間経過すると、図10〜図13に示すよ
うに切換シャッタ20が第2位置に切換え配置される。
すると、第4材料流路18の第4材料P4が切換シャッ
タ20の第2連通路22を経て副成形路14に流れる。
そして、副成形路14において、前記第4材料P4より
なりかつ前記第1結合体3と同一断面をなして該第1結
合体3に連続する第2結合体5が形成される。
【0024】このようにして、切換シャッタ20が所定
周期で切換えられることで副成形路14において第1結
合体3と第2結合体5とが交互に形成される。そして、
これら第1、第2の結合体3,5が主成形路13に順次
に導かれる。また、第2材料通路17の第2材料P2は
内層体用成形路15に流れ、該成形路15において第2
材料P2よりなる内層体4が形成され、主成形路13に
導かれる。
【0025】主成形路13において、前記内層体4と第
1、第2の結合体3,5とが上下に重合して導かれる一
方、第1材料流路16の第1材料P1が前記内層体4の
表面及び第1、第2の結合体3,5を被覆するようにし
て主成形路13に流れる。そして、主成形路13では、
前記第1材料P1より外層体2が形成されると同時に、
該外層体2と第1結合体3とが一体に接合され、前記内
層体4と第2結合体5とが一体に接合される。
【0026】このようにして、前記外層体2と内層4と
が第1、第2の結合体3,5によって移動不能に結合さ
れて押出し用開口12から押出されることで、長尺のモ
ールディング1′が得られる。その後、長尺のモールデ
ィング1′は、ダイ11前方に配置された図示しない引
取り装置によって引取られた後、所定の長さ寸法に切断
されることで、実施例1のモールディング1となる。
【0027】なお、切換シャッタ20が前記第1位置に
配置された状態にあるときには、第4材料流路19の第
4材料P4が図8に示すように切換シャッタ20の第2
連通路22を経て第2排出路24に導かれダイ11の外
部に排出される。また、切換シャッタ20が前記第2位
置に配置された状態にあるときには、第3材料流路18
の第3材料P3が図12に示すように切換シャッタ20
の第1連通路21を経て第1排出路23に導かれダイ1
1の外部に排出される。
【0028】(実施例2)次に、この発明の実施例2の
モールディング1を図14〜図16にしたがって説明す
る。この実施例2のモールディング1は、内層体4が平
帯状に形成され、該内層体4の全体を包囲するようにし
て外層体2が押出成形されるもので、外層体2と内層体
4とは実施例1と同様にして異なる材質の樹脂・ゴム等
より形成され、外層体2と内層体4との間には、その長
手方向に第1、第2の結合体3,5が交互に接して設け
られる。
【0029】さらに、第1結合体3は外層体2と同材質
又は相溶性を有する樹脂・ゴム等よりなり外層体2と一
体に接合される。第2結合体5は内層体4と同材質又は
相溶性を有する樹脂・ゴム等よりなり内層体4と一体に
接合される。
【0030】したがって、この実施例2においても、外
層体2と内層体4とが第1、第2結合体3,5によって
移動不能に結合されるため、外層体2と内層体4と長手
方向に位置ずれしたり分離することを防止できる。図1
7に示すものは、実施例2のモールディング1を押出成
形するためのダイ11を断面で表わしたものであり、主
成形路13は外層体2の形状に対応する断面形状に形成
され、該主成形路13の上流側には、内層体用成形路1
5と副成形路14とが上下に並設されている。その他の
部分は実施例1と同様のため、同一部分及び部材に対し
て同一符号の付記し、その説明は省略する。
【0031】
【発明の効果】以上述べたように、この発明の請求項1
の押出成形品によれば、外層体と内層体とが非相溶性の
材質の樹脂・ゴム等より形成される場合においても、こ
れら外層体と内層体とを第1、第2の結合体によって移
動不能に結合することで、相互の位置ずれや分離を防止
することができるため、例えば外層体を発色性、耐候
性、耐衝撃性等にすぐれるアイオノマ樹脂より形成し、
内層体をアイオノマ樹脂に対し非相溶性を有する安価な
PVCより成形することが可能となる。また、請求項2
の押出成形品の製造方法によれば、請求項1の押出成形
品を容易に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1のモールディングを示す斜
視図である。
【図2】図1のII−II線断面図である。
【図3】図1のIII −III 線断面図である。
【図4】モールディングの押出成形用ダイ装置を示す断
面図である。
【図5】同じくダイ装置を示す斜視図である。
【図6】切換えシャッタが第1位置に配置された状態に
おける図4のVI−VI線断面図である。
【図7】同じく図4のVII −VII 線断面図である。
【図8】同じく図4のVIII−VIII線断面図である。
【図9】同じく図4のIX−IX線断面図である。
【図10】切換シャッタが第2位置に配置された状態に
おける図4のX−X線断面図である。
【図11】同じく図4のXI−XI線断面図である。
【図12】同じく図4のXII −XII 線断面図である。
【図13】同じく図4のXIII−XIII線断面図である。
【図14】この発明の実施例2のモールディングを示す
斜視図である。
【図15】同じく図14のXV−XV線断面図である。
【図16】同じく図14のXVI −XVI 線断面図である。
【図17】同じくモールディングの押出成形用ダイ装置
を示す断面図である。
【符号の説明】
1 モールディング(押出成形品) 2 外層体 3 第1結合体 4 内層体 5 第2結合体 11 ダイ 12 押出用開口 13 主成形路 14 副成形路 19 シャッタ 20 切換シャッタ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる材質の樹脂・ゴム等よりなる外層
    体と内層体とを備えた押出成形品であって、 前記外層体と前記内層体との間には、前記外層体と同材
    質又は相溶性を有する樹脂・ゴム等よりなりかつ同外層
    体に一体に接合される第1結合体と、前記内層体と同材
    質又は相溶性を有する樹脂・ゴム等よりなりかつ同内層
    体に一体に接合される第2結合体とが長手方向に交互に
    接して設けられ、前記第1、第2の各結合体によって前
    記外層体と内層体とが相互に移動不能に接合される構成
    にしてあることを特徴とする押出成形品。
  2. 【請求項2】 請求項1の押出成形品を製造する方法で
    あって、 押出成形用ダイにおいて、押出成形品の断面形状に対応
    する断面形状をなしかつダイの前側面に開口する押出用
    開口をもつ主成形路に対し、外層体を形成するため、樹
    脂・ゴム等よりなる第1材料と、内層体を形成するため
    の樹脂・ゴム等よりなる第2材料とを給送すると同時
    に、前記主成形路の上流側に連通しかつ第1、第2の両
    結合体の断面形状に対応する断面形状をもつ副成形路に
    対し、前記第1材料と同材質又は相溶性を有する樹脂・
    ゴム等よりなる第3材料と、前記第2材料と同材質又は
    相溶性を有する樹脂・ゴム等よりなる第4材料とを交互
    に給送することで、前記第1材料よりなる外層体と、第
    2材料よりなる内層体と、第3材料よりなる第1結合体
    と、第4材料よりなる第2結合体とを前記ダイの押出用
    開口から押出すことで、外層体と内層体とが第1、第2
    の両結合体によって移動不能に結合されてなる押出成形
    品を製造することを特徴とする押出成形品の製造方法。
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