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JP3045486B2 - 敷居取付構造 - Google Patents
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JP3045486B2 - 敷居取付構造 - Google Patents

敷居取付構造

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JP3045486B2
JP3045486B2 JP9142166A JP14216697A JP3045486B2 JP 3045486 B2 JP3045486 B2 JP 3045486B2 JP 9142166 A JP9142166 A JP 9142166A JP 14216697 A JP14216697 A JP 14216697A JP 3045486 B2 JP3045486 B2 JP 3045486B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、美麗な仕上がりで
かつ容易に敷居を取付けうる敷居取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば図8に略示するように、従来、床
下地aの上に配される敷居bは、釘等の固着具cの斜め
打ちによって該床下地aに固定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、斜め打ちされ
た前記固着具cは、図8に示す如く、その頭部c1が表
面に露出する場合があり、外観低下を招きがちとすると
ともに、固着具cの斜め打ち自体が容易な作業ではな
く、特に、床下地aがALC等の材質のときには、固着
具cを斜め打ちすると該床下地aに割れ、欠け等の破損
が生じやすく、作業をさらに困難としている。
【0004】本発明は、レール部を上から通る固着具を
打ち込むことにより床下地に固定された敷居本体の前記
レール部に、レール部材を配することにより前記固着具
の頭部を被覆することを基本として、美麗な仕上がりで
かつ容易に敷居を取付けうる敷居取付構造の提供を目的
としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に本発明のうち、請求項1の発明は、床下地に敷居を取
付ける敷居取付構造であって、前記敷居は、上面に引き
戸がスライドする溝からなる2条のレール部の間及び前
記レール部の両外方に中空部により形成される上面同高
さの隆起部を一体に設けた敷居本体と、この敷居本体の
前記レール部の溝底面を覆い前記引き戸を受けるレール
部材とからなり、かつ前記敷居本体にレール部を上から
通る固着具を打ち込むことにより、該敷居本体を床下地
に固定するとともに、前記レール部に、前記レール部材
を配することによりこのレール部材によって前記固着具
の頭部を被覆したことを特徴としている。
【0006】又、請求項2の発明は、前記レール部が、
溝の両側面下部に係止凹部を具え、前記レール部材は、
両側縁が前記係止凹部に係止されることにより取付けら
れることを特徴としている。
【0007】又、請求項3の発明は、前記敷居本体の厚
さを2mm〜10mmの範囲としたことを特徴としている。
【0008】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態の一例を
図面に基づき説明する。図1〜7において本発明は、床
下地Aに敷居3を取付ける敷居取付構造であって、前記
敷居3は、上面に引き戸Dがスライドする溝11からな
るレール部6が形成された敷居本体12と、この敷居本
体12の前記レール部6の溝底面11Aを覆い前記引き
戸Dを受けるレール部材13とからなり、かつ前記敷居
本体12にレール部6を上から通る固着具15を打ち込
むことにより、該敷居本体12を床下地Aに固定すると
ともに、前記レール部6に、前記レール部材13を配す
ることにより、このレール部材13によって前記固着具
15の頭部15Aを被覆している。
【0009】又、本例では、一連の下地板2により形成
され上面41が同高さでのびる前記床下地Aの前記上面
A1に、この床下地Aにより形成される和室部分(本明
細書において「和室部分」とは畳を配した空間を言う)
R1と床敷き部分(本明細書において「床敷き部分」と
は洋室、廊下、台所、トイレ、洗面所等、前記和室部分
以外の空間を言う)R2との境界部Bに位置して前記敷
居3を固定し、かつ前記和室部分R1の前記床下地Aに
薄畳4を配し、前記床敷き部分R2の前記床下地Aに床
仕上げ材5を配するとともに、敷居3、薄畳4、床仕上
げ材5を、略同高さとしている。
【0010】前記床下地Aは、図1〜3に示すように、
ALC等のコンクリートパネル、鋼製又は木製の枠材を
矩形に接合した枠組上に面材を添着した床パネル、複数
の根太上に面材を添着したもの等の種々の架構体C上に
配される。
【0011】なお、ALC等のコンクリートパネル、前
記床パネルの面材、根太上の面材そのものを、前記床下
地Aとしてもよく、この場合、架構体Cは、ALC等の
コンクリートパネル、床パネルの前記枠組、根太等から
形成される。
【0012】又、床下地Aは、その上面A1が同高さで
のびるとともに、前記架構体C上に接着剤及び/又はビ
ス等の固着具を用いて固定されかつ一枚又は複数枚、本
例では上下に重なる3枚の一連の下地板2、2、2によ
り形成される(ALC等のコンクリートパネルを下地板
2としても良く、この場合、床下地Aが架構体Cを形成
することもある)。
【0013】なお、一連の下地板2は、一体板状のもの
でも良いが、端縁を突き合わせて同高さに配される複数
の下地板片から形成したものでも良い。
【0014】前記敷居3は、前記床下地Aに取付けられ
る。又、敷居3は、上面に引き戸Dがスライドするレー
ル部6が設けられている。
【0015】又、前記敷居3は、図2、3、5に示すよ
に、2条の溝11、11からなる前記レール部6、6
を上面に凹設した前記敷居本体12と、この敷居本体1
2の前記レール部6、6の溝底面11A、11Aを覆い
前記引き戸Dを受ける前記レール部材13とからなる。
【0016】前記敷居本体12は、例えば合成樹脂の押
出し成形により製造される長尺材であり、平坦な前記溝
底面11A、11Aを形成する基板19に、該溝底面1
1A、11Aの間及びその両側方に、上面を同高さとし
てかつ長さ方向にのびる中空部25を形成して断面略矩
形の隆起部26、26、26を一体に設けている。
【0017】又、前記レール部6、6は、溝11、11
の両側面下部に、長さ方向に連続してのびる一連の係止
凹部14、14を具える。
【0018】この敷居本体12は、図3、4、7に示す
ように、前記レール部6の溝底面11Aを上から通るフ
ィニシングネイル等の固着具15を前記床下地Aに打ち
込むことにより、前記和室部分R1と床敷き部分R2と
の境界部Bかつ壁開口部40に面する縦枠41、41間
に位置して該床下地Aの上面A1に固定される。なお、
該固定に際して、接着剤を併用しても良い。
【0019】従って、前記固着具15を斜め打ちする必
要がなく、簡単に施工しうるとともに、床下地A及び/
又は架構体Cが固着具15を斜め打ちしにくいALC等
の材質からなる下地であっても、該下地に損傷を与える
ことなく容易に敷居本体12を取付けることが出来る。
【0020】前記レール部材13は、例えばポリエチレ
ン、その他の適宜の合成樹脂等を用いて製造されるとと
もに、断面偏平かつ長尺の基体27を具え、本例では、
該基体27の上面に、前記引き戸Dの滑りを良くするた
めに、長さ方向にのびる複数の突条29を形成してい
る。
【0021】又、レール部材13の前記基体27の両側
部分は、下面を滑らかに湾曲させることによって、テー
パ部30をなし、図6に示すように、このテーパ部30
の先端によって形成される基体27の一方の側縁を、敷
居本体12の一方の前記係止凹部14に係止し、該係止
部分を中心として基体27を図6の矢印の如く回動させ
て他方の側縁を他方の係止凹部14に係止することによ
り、前記レール部6の溝底面11Aを覆って該レール部
材13を敷居本体12にワンタッチ(嵌合式)で簡単に
取付けることが出来、引き戸Dの下面をスライドさせる
条溝を形成する。
【0022】なお、前記レール部材13は、敷居本体1
2に接着されることなく、前記係止により取付けられる
ため、該レール部材13を簡単に取外しでき、メンテナ
ンスを容易とする。
【0023】又、前記レール部材13の基体27によっ
て、前記固着具15の頭部15Aを被覆するため、該固
着具15の頭部15Aが表面に露出することがなく、美
麗な仕上がりとすることが出来る。
【0024】なお、前記敷居3のレール部6によってス
ライド自在に下端部が支持される前記引き戸Dの上端部
は、本例では、図1に示すように、該敷居3の上方に設
けられた垂れ壁7下端の鴨居9の上レール部31により
スライド自在に支持される。
【0025】前記鴨居9は、前記壁開口部40に面し、
本例では、前記縦枠41、41間に架け渡される。
【0026】又、前記和室部分R1の前記床下地Aの上
面A1には、前記敷居3の一方の側面に略当接する薄畳
4を含む1枚以上の前記薄畳4が敷設されるとともに、
前記床敷き部分R2の前記床下地Aの上面A1には、敷
居3の他方の側面に略当接させて前記床仕上げ材5が敷
設される。
【0027】前記薄畳4は、畳本体22の周縁に、畳縁
部材23を取付けている。前記床仕上げ材5としては、
フローリングブロック、フローリングボード、カーペッ
トの他、下階への音、振動の伝達を防ぐ、即ち遮音性
能、制振性能に優れたクッション材5Aを好適に用いる
ことができる。
【0028】又、前記敷居3の前記敷居本体12、薄畳
4、床仕上げ材5は、略同高さとしている。ここで「略
同高さ」とは、安全上、特に問題のない5mm以下の段差
を言う。
【0029】又、前記敷居3の前記敷居本体12の厚さ
T3、薄畳4の厚さT4、床仕上げ材5の厚さT5は、
夫々2mm以上かつ10mm以下の範囲にあり、略同厚さと
することによって、前記「略同高さ」とすることがで
き、例えば前記厚さT3を6mm程度、厚さT4を6mm程
度、厚さT5を3.5mm程度とすることができる。
【0030】前記厚さT3、T4、T5が2mmよりも小
さいと、敷居3、薄畳4、床仕上げ材5の製造が困難か
つ耐久性も低下しがちとなるとともに、床仕上げ材5と
してクッション材5Aを用いたときの遮音性能、制振性
能の確保が難しくなる。従って、各厚さT3、T4、T
5は、2mm以上、より好ましくは2.5mm以上、さらに
好ましくは3mm以上とするのが良い。
【0031】又、前記厚さT3、T4、T5が10mmよ
りも大きいと、敷居3、薄畳4、床仕上げ材5を必要以
上に厚くしなければならず、特に、床仕上げ材5を、厚
肉の特別な構成とする必要があり、コストの増大、施工
性の低下を招きがちとなるとともに、敷居3が過度に厚
くなり、前記固着具15の斜め打ちが避けられない場合
もある。従って、各厚さT3、T4、T5は、10mm以
下、より好ましくは8mm以下、さらに好ましくは6.5
mm以下とするのが良い。
【0032】このように、薄畳4の厚さT4に合わせた
比較的薄い敷居3であっても、この敷居3に前記レール
部6を設けているため、前記垂れ壁7下端の鴨居9との
間で、前記引き戸Dをスライドさせることが出来る。
【0033】又、一連の下地板2により上面A1が同高
さでのびる床下地Aを形成するため、略同厚さの敷居
3、薄畳4、床仕上げ材5を準備することにより、この
敷居3、薄畳4、床仕上げ材5を略同高さとでき、和室
部分R1、床敷き部分R2の間の床段差をなくしうると
ともに、床段差の解消のために床敷き部分R2の床下地
を高くする等、床下地、架構体の構成を変更することも
なく、簡単な構成で施工上の手間も特に要さず床段差を
解消することが出来る。
【0034】なお、本発明において、敷居3を、和室部
分と和室部分との境界部かつ床下地A、床敷き部分と床
敷き部分との境界部かつ床下地A、或いは縁側等の屋外
端に沿って床下地Aに固定してもよい。
【0035】
【発明の効果】請求項1の発明の敷居取付構造は、敷居
本体を床下地に固定する固着具を斜め打ちする必要がな
く、簡単に施工しうるとともに、床下地が固着具を斜め
打ちしにくいALC等の材質であっても、容易に敷居本
体を取付けうる。又、レール部材によって、前記固着具
の頭部を被覆するため、該固着具の頭部が表面に露出す
ることがなく、美麗な仕上がりとすることが出来る。
【0036】又、請求項2の発明によれば、レール部材
の両側縁を、敷居本体の係止凹部に係止することによ
り、該レール部材を敷居本体にワンタッチで簡単に取付
けることが出来る。又、レール部材は、敷居本体に接着
されずに取付けうるため、該レール部材を簡単に取外し
でき、メンテナンスを容易とする。
【0037】又、請求項3の発明によれば、薄型の敷居
となり、固着具を斜め打ちしなくとも、より一層確実
に、該固着具によって敷居の敷居本体を取付けうる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例を示す断面図であ
る。
【図2】その要部を示す断面図である。
【図3】敷居本体の取付け構造を示す断面図である。
【図4】壁開口部の横断面図である。
【図5】敷居を例示する斜視図である。
【図6】レール部材の取付け方法を例示する断面図であ
る。
【図7】壁開口部を例示する斜視図である。
【図8】従来の技術を示す断面図である。
【符号の説明】
3 敷居 6 レール部 11 溝 11A 溝底面 12 敷居本体 13 レール部材 14 係止凹部 15 固着具 15A 頭部 A 床下地 D 引き戸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−333947(JP,A) 特開 平5−1487(JP,A) 実開 平7−4790(JP,U) 実開 昭55−47577(JP,U) 実開 平5−3473(JP,U) 実開 昭54−71442(JP,U) 実公 昭48−38289(JP,Y1) 実公 昭47−9257(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E05D 13/00 - 15/06 E06B 1/70

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】床下地に敷居を取付ける敷居取付構造であ
    って、 前記敷居は、上面に引き戸がスライドする溝からなる
    条のレール部の間及び前記レール部の両外方に中空部に
    より形成される上面同高さの隆起部を一体に設けた敷居
    本体と、この敷居本体の前記レール部の溝底面を覆い前
    記引き戸を受けるレール部材とからなり、 かつ前記敷居本体にレール部を上から通る固着具を打ち
    込むことにより、該敷居本体を床下地に固定するととも
    に、 前記レール部に、前記レール部材を配することによりこ
    のレール部材によって前記固着具の頭部を被覆したこと
    を特徴とする敷居取付構造。
  2. 【請求項2】前記レール部は、溝の両側面下部に係止凹
    部を具え、前記レール部材は、両側縁が前記係止凹部に
    係止されることにより取付けられることを特徴とする請
    求項1記載の敷居取付構造。
  3. 【請求項3】前記敷居本体は、厚さが2mm〜10mmの範
    囲にあることを特徴とする請求項1又は2記載の敷居取
    付構造。
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