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JP3046482B2 - スケーラ - Google Patents
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JP3046482B2 - スケーラ - Google Patents

スケーラ

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JP3046482B2
JP3046482B2 JP32950193A JP32950193A JP3046482B2 JP 3046482 B2 JP3046482 B2 JP 3046482B2 JP 32950193 A JP32950193 A JP 32950193A JP 32950193 A JP32950193 A JP 32950193A JP 3046482 B2 JP3046482 B2 JP 3046482B2
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cylinder
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pressure air
nozzle
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義一 本波
哲則 中野
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株式会社長田中央研究所
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スケーラに関し、より
詳細には、歯科治療において、歯石を除去するスケーラ
用チップを高圧空気を動力源として高速振動させるスケ
ーラの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】歯科治療において、歯牙の側面や歯根部
に固着した歯石を取り除くためにスケーラ用のチップを
要部に押し当て乍らチップを高速振動させるスケーラが
使用される。従来、スケーラとしては、電磁力を駆動源
とする方式や超音波を駆動源とする方式のものが使用さ
れている。
【0003】電磁力を駆動源とする電磁方式のスケーラ
としては、例えば、円筒状のホルダ内に棒状振動子の一
端を固着してこの部分にチップを取り付け、他端側を自
由端として磁気バイアスを与えておき、この棒状振動子
の外周側に高周波電源で駆動される高周波コイルを配設
した構造のものがあり、高周波コイルに高周波電源を印
加したとき、ジコール効果により棒状振動子が伸縮し、
このときの伸縮の周波数が棒状振動子の固有振動数と等
しくなったとき最も大きい振幅が得られ、チップを効率
よく振動させるという原理に基づくものである。
【0004】また、超音波方式のスケーラとしては、例
えば、厚さ方向に分極された円板状の圧電素子を同軸上
に多数重ねて一体化した超音波発生部材を円筒状ホルダ
内に収納し、この超音波発生部材の一端にアダプタを取
り付け、このアダプタの他端側にチップを装着した構造
のもので、この超音波発生部材に高周波電源を印加した
とき発生する圧電歪によりチップを振動させる原理によ
るものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の電磁方
式および超音波方式のスケーラは、共に高周波電源を必
要とするため、この高周波電源によって発生される電磁
界が、ペースメーカに悪影響を及ぼす可能性があり、特
に、ペースメーカを内蔵した患者に対して使用する場合
に問題が発生するおそれがある。
【0006】本発明は、上述の実情に鑑みてなされたも
ので、容易に得られる高圧空気を動力源として断続した
空気噴流を作り、これをスケーラ用のチップを有するピ
ストンに噴射し、この噴射圧力と該噴射圧力に抵抗する
ばねとによって該ピストンを高速に往復動させるように
し、もって、電磁力を利用することなく、しかも構造が
簡単で安価で安全なスケーラを提供することを目的とす
るものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、(1)シリンダと、該シリンダ内に配設
されたピストンと、該ピストンの一方の側に固設され、
前記シリンダから突出して延長するスケーラチップと、
該スケーラチップが固設されている側に配設されて前記
ピストンの移動を抑制するばね部材と、前記ピストンの
他方の側において、該ピストンに高圧空気を噴射するノ
ズルとから成ること、或いは、(2)シリンダと、該シ
リンダの一方の側に接続され前記シリンダの内径より小
径の中空路を有する把持部と、前記シリンダ内に挿通さ
れ、一方の側に前記シリンダの外部に突出するスケーラ
用チップを有し、他方の側に受圧部を有するピストン
と、該ピストンを前記把持部側に押圧するばねと、前記
ピストンの受圧部に向け高圧空気を噴射するノズルを有
する高圧空気パイプとからなること、更には、(3)前
記(1)又は(2)において、前記ピストンの前記高圧
空気が噴射される面が截頭円錐状の凹部に形成され、該
凹部に截頭円錐状のノズル頭部が対向して配設されてい
ること、更には、(4)前記ノズルから高圧空気が断続
的に噴射されることを特徴とするものである。
【0008】
【作用】ハンドピース内の軸方向にはピストンが挿通さ
れるシリンダが配設され、ピストンの一方側の面にはス
ケーラチップが取り付けられ、他方の面には凹陥状の受
圧部が配設され、該受圧部に向けて断続した高圧空気が
噴出される。ピストンには、噴射圧力に対向するばね力
が作用しており、ピストンに断続した高圧空気を噴出す
ることにより該ピストンを効率よく高速にて往復動させ
てスケーラ用チップを駆動する。
【0009】
【実施例】図1は、本発明によるスケーラの一実施例を
説明するための図で、図中、1はハンドピース、2はシ
リンダ、3は把持部、4はねじ、5はシリンダ室、6は
透孔、7は中空路、8は支持板、9はピストン、10は
ピストン軸、11は接合部、12はチップ、13は受圧
部、14はリング軸受、15はばね、16は高圧空気パ
イプ、17はノズル、18はフレキシブルチューブ、1
9は弁装置、20はコントローラである。
【0010】ハンドピース1はシリンダ2と把持部3と
からなり、シリンダ2と把持部3とはねじ4で螺合され
ている。シリンダ2には、シリンダ室5から外部に貫通
するシリンダ室5の内径より小径な透孔6を有してお
り、後部3にはシリンダ室5の内径より小径な中空路7
が軸方向に貫通している。
【0011】シリンダ室5にはピストン9が配設され、
ピストン9の一方の面に固着されたピストン軸10は透
孔6を案内孔として外部に突出しており、ピストン軸1
0の先端には接合部11で接合されたスケーラ用のチッ
プ12が接合されている。
【0012】ピストン9の他方の面には截頭円錐の受圧
凹部13を有し、受圧凹部13は高圧空気パイプ16の
先端に配設された截頭円錐状の頭部を有するノズル17
と対向している。高圧空気パイプ16は、ハンドピース
1の後部3と同軸に穿孔された中空路7内に軸方向に長
い複数の支持板8で支持されており、中空路7は支持板
8側で大気開放されている。なお、中空路7の内径はピ
ストン9の外径よりも小さいので中空路7の端面はピス
トン9のストッパとなっている。
【0013】ピストン9は、シリンダ2のにシリンダ室
5内をピストン軸10の軸方向に移動可能に外周面が摺
動するように配設されているが、ピストン9は、シリン
ダ室5内に配設された、例えば、つる巻ばねのようなば
ね15で押圧され、常時は受圧部13側の面が中空路7
を閉止している。ピストン9が実際に移動するシリンダ
室5の内壁面部分には耐摩耗材からなる軸受14が埋設
されている。
【0014】高圧空気パイプ16のノズル17との反対
側の端部は後部3より外部に突出しており、突出した端
部にはフレキシブルチューブ18が嵌挿される。フレキ
シブルチューブ18の他端側には、高圧空気源が接続さ
れ、その途中には、弁装置19が接続されている。この
弁装置19はコントローラ20で電磁的に開閉駆動さ
れ、高圧空気パイプ16には断続した空気圧が供給され
る。
【0015】図2は、図1に示したスケーラの動作を説
明するための要部拡大図で、前述のようにして、コント
ローラ20により弁装置19が駆動され、高圧空気パイ
プ16内に高圧空気が矢印(+Q)方向に導入される
と、ピストン9は、ばね15のばね力に抗して矢印(−
F)方向に押されて変位し、高圧空気は矢印(−Q)方
向に中空路7を進み、大気に開放される。ピストン9は
慣性を有しており、ピストン9は高圧空気の噴射による
力とばね15の力の平衡位置である軸Y−Y線を越えて
矢印(−F)方向に移動するが、高圧空気の供給が停止
されると、ばね15の矢印(+F)方向のばね力によ
り、ピストン9は矢印(+F)方向に戻る。
【0016】ピストン9は、以上の動作を繰返し矢印
(±F)方向に往復変位する。断続する高圧空気の周波
数が、ばね15のばね定数とチップ12を含めたピスト
ン9の重量との共振周波数と等しい周波数となったとき
は、大きい振幅で効果的にチップ12を駆動できる。な
お、上述においては、ノズル17からは断続した高圧空
気をピストン9の受圧部13に向け噴射したが、弁装置
19およびコントローラ20を取り除き、ノズル17か
ら一定圧の高圧空気を噴射しても、ピストン9はばね1
5のばね力と噴射圧力との平衡点を求めて微振動するの
で、この微振動を利用してチップ12を振動させること
も可能である。
【0017】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、電磁力を使用していないので、ペースメーカ
を内蔵した患者に対しても安心して使用することがで
き、しかも、先端にスケーリング用のチップを取り付け
たピストンをシリンダ内に挿入してノズルと対向させる
という簡単な構造により、スケーラチップを振動させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるスケーラの一実施例を説明する
ための図である。
【図2】 図1に示したスケーラの動作を説明するため
の要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1…ハンドピース、2…シリンダ、3…把持部、4…ね
じ、5…シリンダ室、6…透孔、7…中空路、8…支持
板、9…ピストン、10…ピストン軸、11…接合部、
12…チップ、13…受圧部、14…リング軸受、15
…ばね、16…高圧空気パイプ、17…ノズル、18…
フレキシブルチューブ、19…弁装置、20…コントロ
ーラ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61C 1/00 - 1/18 A61C 3/02

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シリンダと、該シリンダ内に配設された
    ピストンと、該ピストンの一方の側に固設され、前記シ
    リンダから突出して延長するスケーラチップと、該スケ
    ーラチップが固設されている側に配設されて前記ピスト
    ンの移動を抑制するばね部材と、前記ピストンの他方の
    側において、該ピストンに高圧空気を噴射するノズルと
    から成ることを特徴とするスケーラ。
  2. 【請求項2】 シリンダと、該シリンダの一方の側に接
    続され前記シリンダの内径より小径の中空路を有する把
    持部と、前記シリンダ内に挿通され、一方の側に前記シ
    リンダの外部に突出するスケーラ用チップを有し、他方
    の側に受圧部を有するピストンと、該ピストンを前記把
    持部側に押圧するばねと、前記ピストンの受圧部に向け
    高圧空気を噴射するノズルを有する高圧空気パイプとか
    らなることを特徴とするスケーラ。
  3. 【請求項3】 前記ピストンの前記高圧空気が噴射され
    る面が截頭円錐状の凹部に形成され、該凹部に截頭円錐
    状のノズル頭部が対向して配設されていることを特徴と
    する請求項1又は2に記載のスケーラ。
  4. 【請求項4】 前記ノズルから高圧空気が断続的に噴射
    されることを特徴とする請求項1又は2に記載のスケー
    ラ。
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