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JP3046573B2 - 仮設観覧席および仮設観覧席の組立方法 - Google Patents
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JP3046573B2 - 仮設観覧席および仮設観覧席の組立方法 - Google Patents

仮設観覧席および仮設観覧席の組立方法

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JP3046573B2
JP3046573B2 JP9367272A JP36727297A JP3046573B2 JP 3046573 B2 JP3046573 B2 JP 3046573B2 JP 9367272 A JP9367272 A JP 9367272A JP 36727297 A JP36727297 A JP 36727297A JP 3046573 B2 JP3046573 B2 JP 3046573B2
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pipe
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pipes
slope
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康夫 永田
仁 斎藤
理昭 近藤
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中央ビルト工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、仮設観覧席およ
び仮設観覧席の組立方法に関する。
【0002】
【従来の技術】仮設観覧席は、自然の斜面を適当に整備
して座席、通路、階段を設けるか、平地に異なる高さの
建枠やサイドフレームを組み合わせて前から後ろに順に
高くなって行く基本枠組みを設け、基本枠組の上に着脱
自在の座席、階段、手摺り枠等の部材を順次組み立てて
構築していた。
【0003】仮設観覧席の組立方法は、足場の悪い斜面
や段階面にベースパイプ、つなぎパイプ等の枠体部をそ
れぞれ運び込み、斜面や段階面で順次組み立てていた。
従来のつなぎパイプは、一般にベースパイプ4〜6本分
を横方向でつなぐ長さであった。
【0004】また仮設観覧席では、一般的に座席は個々
の椅子ではなく、横に長い長椅子を設けることが多く、
取り付けはボルトナットによって固定されるものが多か
った。
【0005】また仮設観覧席としては、実用新案登録第
2108347号に「前後方向中間位置に段差を有し、
後部が前部より高い水平横杆を有するサイドフレームを
左右に位置させ、左右のサイドフレームに長椅子を着脱
自在に載置する仮設観覧席であり、長椅子は左右に長い
座席を有し、左右方向の両端部に脚部を設け、各脚部の
前脚は後脚より長く前脚の下端部はサイドフレームの水
平横杆に着脱自在な下方開口溝形の係合部であり、各脚
部の後脚の下端部はサイドフレームの縦杆上端の円柱開
口部に着脱自在に嵌合する円柱形のジョイント部である
ことを特徴とする仮設観覧席。」が開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】仮設観覧席は、その規
模にもよるが一晩というような非常に短期間のうちに構
築されるため、安全で堅固でありながら、非常に簡便に
構築されることが求められている。
【0007】しかし仮設観覧席が構築される斜面または
段階面は、不規則な斜度や凸凹の段階面になっている場
合が多く、そのような凸凹面に対応して仮設観覧席の高
さを一定に保ち安全を確保しながら迅速に構築すること
は非常に難しい作業であった。特に1のユニットとして
つなぎパイプがベースパイプ4〜6本分を連結する構成
であったため、1のユニットが大きく土台に凹凸が多い
と基礎の安定した仮設観覧席を作ることが困難であっ
た。そのため従来はベースパイプの支持部の高さを調整
するため様々な高さの台などを噛ましてベースパイプの
斜度を確保しながら仮設観覧席を作っていたため、作業
効率が低下し構築作業時間が掛かり過ぎる課題があっ
た。
【0008】さらに、仮設観覧席が構築される斜面また
は段階面は、平面視矩形の平面状の斜面、段階面である
場合と、競技場の観覧席のようにコーナー部の斜面、段
階面に設置される場合があり、特にコーナー部の斜面に
扇型に設ける場合の組立作業が難しく、組立に非常に期
間が掛かる課題があった。
【0009】また、仮設観覧席は、主にパイプ等で構築
されており、通路の床板間や、座席と床板の間、また座
席下の空間等の隙間ができ易く、その間隙に物が挟まっ
たり、物が落ちる可能性がある課題があった。
【0010】
【課題を解決する為の手段】課題を解決するために、斜
面または段階面に支持部によって支持される平行な複数
本のベースパイプと、ベースパイプを直角方向で連結す
る複数本のつなぎパイプとからなる枠体部と、ベースパ
イプの上に固定され垂直杆と水平杆とからなる座席パイ
プと、座席パイプの水平杆に着脱自在に嵌合する座席板
と床板を有する座席部と、階段部とを有し、ベースパイ
プを支持する支持部がベースパイプ長手方向に移動自在
でかつ高さ調節可能な移動ジャッキからなることを特徴
とする仮設観覧席を提案する。
【0011】斜面または段階面に支持部によって支持さ
れる平行な複数本のベースパイプと、ベースパイプを直
角方向で連結する複数本のつなぎパイプと、水平ブレー
スと、鉛直ブレースとからなり、ベースパイプとつなぎ
パイプの1の連結部がベースパイプに複数近接して設け
られる1対の連結体からなるとともに、各々の連結部は
一定の間隔で複数設けられてなる枠体部と、ベースパイ
プの上に固定され垂直杆と水平杆とからなる座席パイプ
と、座席パイプの水平杆に着脱自在に嵌合する座席板と
床板を有する座席部と、階段部とを有し、ベースパイプ
を支持する支持部がベースパイプ長手方向に移動自在で
かつ高さ調節可能な移動ジャッキからなることを特徴と
する仮設観覧席を提案する。
【0012】斜面または段階面に支持部によって支持さ
れる平行な複数本のベースパイプと、ベースパイプを直
角方向で連結する複数本のつなぎパイプと、水平ブレー
スと、鉛直ブレースとからなる枠体部と、ベースパイプ
の上に固定され垂直杆と水平杆と水平杆に装着される係
合金具からなる座席パイプと、座席パイプの垂直杆に設
ける表面凹凸形状の落下防止プレートおよび水平杆に設
けられる係合金具に着脱自在に嵌合する座席板と床板お
よび水平杆端部に装着し座席板または床板を固定する固
定金具とを有する座席部と、座席パイプに架け渡された
床板と床板に着脱自在な踏台部とからなる階段部とを有
し、ベースパイプを支持する支持部がベースパイプ長手
方向に移動自在でかつ高さ調節可能な移動ジャッキから
なり、座席板と床板は端部に水平杆に設けた係合金具と
嵌合する係合孔を下面に有することを特徴とする仮設観
覧席を提案する。
【0013】斜面または段階面に支持部によって支持さ
れる平行な複数本のベースパイプと、ベースパイプを直
角方向で連結する複数本のつなぎパイプと、水平ブレー
スと、鉛直ブレースとからなる枠体部と、ベースパイプ
の上に固定され垂直杆と水平杆とからなる座席パイプ
と、水平杆に設けられた係合金具に着脱自在に嵌合する
座席板と床板を有する座席部と、水平杆に架け渡された
床板と床板に着脱自在な踏台部とからなる階段部とを有
し、ベースパイプを支持する支持部がベースパイプ長手
方向に移動自在でかつ高さ調節可能な移動ジャッキから
なり、踏台部が床板に箱型金具と固定くさび金具によっ
て着脱自在に固定されることを特徴とする仮設観覧席を
提案する。
【0014】平行な複数本のベースパイプと、ベースパ
イプを直角方向で連結する複数本のつなぎパイプと、水
平ブレースと、鉛直ブレースとからなり、ベースパイプ
とつなぎパイプの1の連結部がベースパイプに複数近接
して設けられる1対の連結体とからなるとともに各々の
連結部が一定の間隔で複数設けられてなり、それぞれ複
数のベースパイプとつなぎパイプと水平ブレースと鉛直
ブレースを連結させて枠体部のユニットを構築面とは異
なる作業場で組み立てた後に、ユニット毎に斜面あるい
は段階面に移動させ、複数のユニットを連結して、また
は複数のユニットを扇型に間隔を明けて独立して組み立
てることを特徴とする仮設観覧席の組立方法を提案す
る。
【0015】平行な複数本のベースパイプと、ベースパ
イプを直角方向で連結する複数本のつなぎパイプと、水
平ブレースと、鉛直ブレースとからなり、ベースパイプ
とつなぎパイプの1の連結部がベースパイプに複数近接
して設けられる1対の連結体とからなるとともに各々の
連結部が一定の間隔で複数設けられてなり、それぞれ複
数のベースパイプとつなぎパイプと水平ブレースと鉛直
ブレースを連結させて枠体部のユニットを、斜面あるい
は段階面で組み立てるとともに、構築面とは異なる作業
場で組み立てたユニットを斜面あるいは段階面に移動さ
せ、複数のユニットを連結して、または複数のユニット
を扇型に間隔を明けて独立して組み立てることを特徴と
する仮設観覧席の組立方法を提案する。
【0016】垂直杆と水平杆とからなる座席パイプと、
移動ジャッキからなる支持部を有し斜面または段階面に
支持部によって支持される平行な複数本のベースパイプ
と、ベースパイプを直角方向で連結する複数本のつなぎ
パイプと、水平ブレースと、鉛直ブレースとからなり、
ベースパイプとつなぎパイプの1の連結部がベースパイ
プに複数近接して設けられる1対の連結体からなるとと
もに各々の連結部が一定の間隔で複数設けられてなり、
それぞれ複数のベースパイプとつなぎパイプと水平ブレ
ースと鉛直ブレースを連結させて枠体部のユニットを組
み立て、次に水平杆に設けられる係合金具に床板および
座席板を係合孔によって嵌合させ固定金具を水平杆端部
に取り付けて座席板の移動を防止して斜面あるいは段階
面で組み立てられたユニットおよび/または構築面とは
異なる作業場で組み立てられたユニットを順次斜面ある
いは段階面に移動させて、移動ジャッキの位置および高
さを斜面または段階面の状況に合わせて調節し、複数の
ユニットを連結して、または複数のユニットを扇型に間
隔を明けて独立して組み立てること特徴とする仮設観覧
席の組立方法を提案する。
【0017】
【発明の実施の形態】この発明の実施の形態について仮
設観覧席の枠体部の部分正面を示す図1、枠体部の支持
部である移動ジャッキの拡大正面図である図2、図2の
BB線断面図である図3、枠体部の座席パイプに座席部
を取り付けた状態の部分正面図である図4、同じく拡大
部分正面図である図5、座席板の端部底面を示す図6、
係合金具の正面を示す図7、同じく係合金具の平面を示
す図8、係合金具に2つの隣接する座席板を嵌合させた
状態の側面を示す図9、階段部の踏台部の側面を示す図
10、図10のCC断面を示す図11、仮設観覧席の枠
体部の部分平面を示す図12、枠体部に座席部および階
段部を取り付けた状態を示す部分平面図である図13、
ユニット2つをつなぎ合わせる組立方法の平面説明図で
ある図14、コーナー部斜面に複数のユニットを扇型に
間隔を明けて組み立てる方法の平面説明図である図1
5、ベースパイプ6本からなる枠体部1組を1の大ユニ
ットとしてコーナー部斜面に設けた場合の平面説明図で
ある図16、同じく大ユニットを平面状斜面に設けた場
合の平面説明図である図17に基づいて説明する。
【0018】この実施の形態の仮設観覧席は、凸凹の斜
面である段階面からなる構築面Aに設けたものである。
他の実施の形態としては、階段状に組み立てられた平面
斜面またはコーナー部分の扇型斜面の基本枠組の上にこ
の発明の仮設観覧席を構築、組み立てることも可能であ
る。
【0019】1はベースパイプである。ベースパイプ1
は、長手方向に接合部で数本接合し1本としたものを複
数本平行に斜面状の構築面Aに設ける。ベースパイプ1
の平行間隔、長さは仮設観覧席の大きさによって異な
る。この実施の形態では平行に設ける2本のベースパイ
プ1を、直角方向で連結する複数本のつなぎパイプ2
と、斜めにX字状に連結する水平ブレース11とからな
る枠体部を1ユニットとしている。この実施の形態では
図12に示すように左右および中央の3ユニット間を、
複数近接して設けられる1対の単管クランプからなる1
の連結部20の不使用の方の連結部20につなぎパイプ
を連結する。連結されて6本のベースパイプ1からなる
中央の2本のベースパイプ1間に階段部8を通路として
設け、階段部8の両側のベースパイプ1に固定された座
席パイプ3に床板6および座席板7からなる座席部を設
ける。
【0020】それぞれのベースパイプ1は、側面に適当
な等しい間隔で取付孔10を設けており、適宜の取付孔
10に下方より支持部である複数の移動ジャッキ4を取
り付け構築面Aに支持される。
【0021】移動ジャッキ4は、ベースパイプ1の長手
方向に移動自在であり、ベースパイプ1の支持に都合の
よい適切な場所の2つの隣接する取付孔10に取り付け
固定する。移動ジャッキ4の上部はベースパイプ嵌合部
40であり、底部に下方向に凹部40aを有する変形U
字形状である。この底部の凹部40aは、ベースパイプ
1がつなぎパイプ2との固定に使用されるクランプ20
止めのボルトがベースパイプ1の下部から突出している
のを交わす為の凹込みである。移動ジャッキ4はベース
パイプ嵌合部40の両側側面にそれぞれ2つのとパイプ
取付孔40bを設ける。パイプ取付孔40bの寸法、間
隔はベースパイプ1の取付孔10の間隔と同様である。
移動ジャッキ4はベースパイプ嵌合部40を円筒支持部
41と補助杆42でy字形状で支持し、円筒支持部41
は下方から雄ねじを表面に設けジャッキベース43と挿
入自在であり、ジャッキベース43の雄ねじにはハンド
ル付きスライド環44を螺合しハンドル付きスライド環
44の上下によって上下昇降自在である。円筒支持部4
1は、下部の円筒内周面に環状突起410を設け、ハン
ドル付きスライド環44の上周面の環状凹部440に回
転自在に嵌合している。
【0022】移動ジャッキ4は、複雑な段階状の構築面
Aの平面部にジャッキベース43をベース板45を介し
て立設する。ジャッキベース43は、表面の雄ねじに螺
合するハンドル付きスライド環44を回転させることに
よってスライド環上部の環状凹部440と円筒支持部4
1の環状突起410が摺動回転させながら円筒支持部4
1をジャッキベース43に対して上下させ、移動ジャッ
キ4の長さを上下方向に伸縮可能に設ける。
【0023】それぞれのベースパイプ1の上面には、長
手方向に一定の寸法で複数の座席パイプ3を連続して固
定してある。座席パイプ3は、斜めに設けられるベース
パイプ1に対して垂直に立設する固定される垂直杆3a
と、垂直杆3aと直角に固定し水平に設けられる水平杆
3bとからなる。座席パイプ3の垂直杆3aはその下部
でベースパイプ1に溶接によって固定され、水平杆3b
は一端を垂直杆3aに直角に固定され、他端は環状部を
形成し隣接する上方の座席パイプ3の垂直杆3aの下部
に係合して固定される。この実施の形態では座席パイプ
3の垂直杆3aの高さは500mm、水平杆3bの長さ
は800mmである。
【0024】座席パイプ3の垂直杆3a上下に2つ設け
た係合突起30に、落下防止プレート5を着脱自在に設
ける。落下防止プレート5は、少なくとも隣接する複数
の垂直杆3aの間に掛け渡され、上下2つある係合孔5
0によって、垂直杆3aの係合突起30に掛止する。落
下防止プレート5は、鋼鉄製の上下方向に互い違いに複
数の凹凸のあるプレート板からなる。複数の凹凸は水平
方向にわたって設ける。
【0025】座席パイプ3の水平杆3bの上面側に、上
方に突出する4つの頭部膨大部31aを1の板状体を曲
げて形成する係合金具31を設ける。この実施の形態で
は、係合金具31の1の頭部膨大部31aは、垂直杆3
a方向に鈎状に突出した膨大部を形成している。係合金
具31は、頭部膨大部31aを2つづつ水平杆幅方向に
平行に2つづつ並び水平杆長手方向に2つ並んで4つ1
組である。この係合金具31を1の水平杆3bに3組設
けている。
【0026】平行な隣接する水平杆3bの間に床板6お
よび座席板7を取り付ける。床板6は1つの水平杆3b
の仮設観覧席上段側に設け、座席板7は下段側に設け
る。床板6は長手方向両側に固定する嵌合部の底面側に
係合孔を設け、係合孔によって、水平杆3bの係合金具
31の2つ、または4つの頭部膨大部31aに嵌合す
る。この実施の形態では、床板6は長さ2000mm、
幅480mmである。
【0027】座席板7は、長手方向両側に底面側に係合
孔72を設けた嵌合部71を固定する。係合孔72は、
水平杆3bの係合金具31の2つの頭部膨大部31aに
嵌合する。座席板7の表面には軟質合成樹脂等からなる
座席70を設ける。この実施の形態では座席板7の長さ
は2000mm、幅は280mmで座席板7は床板6と
間隔を明けずに密接に設けられる。
【0028】座席板7を水平杆3bに取り付けた後、水
平杆3bの端部に固定金具32を取り付ける。水平杆3
bの端部には雌ねじが設けられており固定金具32の雄
ねじと螺合させて取り付ける。固定金具32は上方へ突
出する移動防止片を設けており、この移動防止片によっ
て座席板7の水平杆長手方向の移動を防止する。
【0029】1組みの仮設観覧席の幅方向中央部に通路
状に階段部8を設ける。階段部8は、ベースパイプ1の
座席パイプ3の水平杆3b間に架設される床板6および
床板6に着脱自在に固定される踏台部80とからなる。
【0030】踏台部80は、上面にこの実施の形態では
長さ1200mm幅240mmの踏み板80aと、踏み
板80aの長手方向左右下面に設ける踏み台80bとか
らなる。踏み台80bは、アルミ材からなり下部の踏台
部前後部分に取付部81を踏み台80bと一体に形成す
る。前後の取付部81は、それぞれ踏み台80bのほぼ
垂直な外壁面と対向する内側面は角度をもった斜面であ
り外側面はほぼ垂直な面である断面形状が変形な台形で
ある。
【0031】踏台部80は、取付部81と床板6の幅方
向端部を合わせて嵌合する箱型金具9と、箱型金具9の
上部孔90から挿入され下部孔91へ突出する固定くさ
び金具92とによって踏台部80は床板6に固定され
る。固定くさび金具92は、先端に抜け防止部分(突
起)92aを有し、長さ方向中間部に抜け防止段差92
bを形成した挿入先端側が細い板状体からなるクサビで
ある。箱型金具9の上面の上部孔90および下部孔91
は、長さ17mm幅6mmの長方形の孔である。固定く
さび金具92は上部孔90から挿入され、直線状の背部
分で取付部81の外側面と床板6を押し付けて固定す
る。
【0032】次に、この発明の組立方法について説明す
る。この発明の仮設観覧席は、図14に示すごとく平行
な2本のベースパイプ1を複数のつなぎパイプ2で連結
部20の1対の単管クランプの一方を使用して連結し、
他方は使用しない。さらに水平ブレース11、鉛直ブレ
ース12を加えて組み立てられた枠体部を1の基本的ユ
ニットUとして、必要な数のユニットUを平面的な作業
現場または/および斜面あるいは段階面からなる構築面
に直接において組み立てる。また他の実施の形態として
は、1のユニットUを3本以上のベースパイプ1で構成
することも可能である。
【0033】図12、図13に示す平面図は、ベースパ
イプ1を2本からなるユニットUを3つ、つなぎパイプ
2で連結して中央に階段部8を設けた1の大ユニットG
Uであり、図16、図17にこの大ユニットGUを更に
組み合わせた仮設観覧席の一部平面説明図を示す。
【0034】平面的な作業現場で組み立てられたユニッ
トUは、ユニット毎にクレーン等の移動手段により順次
斜面等の構築面に移動させる。このとき平面斜面状の構
築面である場合は図12、図13、図14のように1の
ユニットU間をつなぎパイプ2で連結可能な間隔を明け
て位置させ、構築面に設置後につなぎパイプ2で連結す
る。この場合、ユニットU同士を連結するつなぎパイプ
2は、1の連結部20が近接する1対の単管クランプか
らなるので、1対のうちの不使用単管クランプを使用で
きる。そのため、複数のユニットUを連結してもつなぎ
パイプ2は、巨視的にみれば1本のつなぎパイプ2とし
ての強度を得ることができる。
【0035】また、競技場のコーナー部の斜面や、扇状
斜面が構築面である場合、作業現場または/および斜面
等の構築面で組み立てられた1のユニットUは、扇状に
間隔を明けて独立して組み立てられる。この場合それぞ
れのユニットU毎に手摺り枠13を設ける。コーナー部
斜面においては、その扇形状に対応させて1ユニットU
のベースパイプ1の本数や長さを決める。
【0036】さらに別の実施の形態としては、斜面また
は段階面の構築面上でユニットUを順次組み立て連結す
ることも可能である。
【0037】斜面あるいは構築面で組み立てられたユニ
ットUまたは/および平面的な作業移現場から移動した
ユニットUは、ベースパイプ1の下端を止め部によって
位置決めし、ベースパイプ1を支持する複数の移動ジャ
ッキ4を適宜の間隔で取り付ける。移動ジャッキ4のベ
ースパイプ嵌合部40をベースパイプ1の下方から嵌合
させ、滑らせながら、支持位置を決める。移動ジャッキ
4は、ほぼベースパイプ1に等しい間隔で設けられる
が、構築面Aの状況により、ベースパイプ1の長手方向
に移動調整が可能である。
【0038】移動ジャッキ4は、支持位置を決めるとベ
ース板45を段階面Aの平面に置き、そこにジャッキベ
ース43を立設する。ハンドル付きスライド環44をジ
ャッキベース43に回転させて移動ジャッキ4の高さを
調節する。適当に高さを調節した移動ジャッキ4は、ベ
ースパイプ1の側面の適宜の隣接する2つの取付孔10
に移動ジャッキ4のパイプ取付孔40bを合致させてボ
ルトナット、取付ピンなどで装着する。
【0039】このとき、取付位置に連結部20である単
管クランプの止めボルト20aがベースパイプ1の下部
から突出していても、ベースパイプ嵌合部40の凹部4
0aがある為、取付可能である。移動ジャッキ4は、取
付後、さらにハンドル付スライド環44によって徴調整
可能である。
【0040】次に、床板6および座席板7を平行な隣接
する座席パイプ3間に取り付ける。床板6および座席板
7は、それぞれの長手方向両端部にある2つの係合孔
に、係合金具31のの頭部膨大部31aを挿入し、幅方
向上段側にスライドさせることにより係合孔72が頭部
膨大部31aに引っ掛かり、簡単確実に嵌合する。
【0041】次に、水平杆3bの端部の雌ねじに固定金
具32の雄ねじを螺合させて取り付ける。固定金具32
を取り付けることによって移動防止片が座席板7の端面
に接し、座席板7の水平杆長手方向の移動を防止する。
【0042】次に仮設観覧席の1組の大ユニットGU毎
に、中央の2本のベースパイプ1間に階段部8を設け
る。階段部8は、床板6と、次の上段側の床板6上に固
定される踏台部80とからなり、踏台部80は、その取
付部81に箱型金具9と固定くさび金具90によって取
付固定される。
【0043】箱型金具9は、床板6と取付部81の端部
からスライドさせて挿入し、箱型金具9の開口部の上部
斜面部によって、取付部81の内側面である斜面をくわ
え込み、開口部の下垂直部によって床板6の下面をくわ
え込み、上部孔90から固定くさび金具92を挿入させ
頭部を打ち付けることで直線状の背部分で取付部81の
外側面と床板6を押し付けて固定くさび金具92を箱型
金具9に固定する。
【0044】固定くさび金具92は、箱型金具9に固定
後、先端の抜け防止部分92aを突起させる加工をする
ことによって、下部孔91から抜けることはない。ま
た、固定くさび金具92の抜け防止段差92bが上部孔
90より抜けることを防止している。
【0045】
【発明の効果】この発明によれば仮設観覧席を組み立て
る斜面状あるいは段階状のように構築面が凸凹が多い不
規則な表面であっても、ベースパイプを支持する支持部
である移動ジャッキを移動させてその高さを調節するこ
とにより、容易にそれに対応して規模の大きな仮設観覧
席を、非常に短期間に簡単に組み立てできる。
【0046】また、枠組みの基本ユニットを平面の作業
し易い作業現場で組み立てた後、斜面等の構築面に移動
させ、連結してまたは独立して組み立てることができる
ため、非常作業効率が向上し、また解体作業も容易で短
期間で可能である。
【0047】さらに、平面的斜面と、扇型のコーナー部
斜面との双方に簡単に対応することが可能である。
【0048】さらにまた、座席板および床板をボルトナ
ット等の付属部品を使わずワンタッチで取り付けること
ができる。その為組み立て解体作業が容易である。
【0049】また、階段部の踏台部が床板にボルトナッ
ト等の付属部品を使わず取り付けることができる。
【0050】さらに、床板間や、座席板と床板間に隙間
がなく組み立てることができ、座席下の垂直部分に落下
防止プレートを設けてあるので、物が仮設観覧席の下に
まで落下することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 仮設観覧席の1組みの枠体部の部分正面図
【図2】 枠体部の支持部である移動ジャッキの拡大正
面図
【図3】 図2のBB線断面図
【図4】 枠体部の座席パイプに座席部を取り付けた状
態の拡大部分正面図
【図5】 同じく拡大部分正面図
【図6】 座席板の長手方向端部の部分底面図
【図7】 係合金具の正面図
【図8】 同じく係合金具の平面図
【図9】 係合金具に2つの隣接する座席板を嵌合させ
た状態の側面図
【図10】 階段部の踏台部の側面図
【図11】 図10のCC断面図
【図12】 仮設観覧席の枠体部の部分平面図
【図13】 枠体部に座席部および階段部を取り付けた
状態を示す部分平面図
【図14】 ユニット2つをつなぎ合わせる組立方法の
平面説明図
【図15】 コーナー斜面に複数のユニットを扇型に間
隔を明けて組み立てる方法の平面説明図
【図16】 ベースパイプ6本からなる枠体部1組を1
の大ユニットとしてコーナー部斜面に設けた場合の平面
説明図
【図17】 ベースパイプ6本からなる枠体部1組を1
の大ユニットとして平面状斜面に設けた場合の平面説明
【符号の説明】
1 ベースパイプ 10 取付孔 11 水平ブレース 12 鉛直ブレース 13 手摺り枠 2 つなぎパイプ 20 連結部、連結体(単管クランプ) 20a 単管クランプのボルト 3 座席パイプ 3a 垂直杆 3b 水平杆 30 係合突起 31 係合金具 31a 頭部膨大部 32 固定金具 33 鉛直ブレースピン 4 移動ジャッキ 40 ベースパイプ嵌合部 40a 凹部 40b パイプ取付孔 41 円筒支持部 42 補助杆 43 ジャッキベース 44 ハンドル付きスライド環 45 ベース板 5 落下防止プレート 50 係合孔 6 床板 7 座席板 70 座席 71 嵌合部 72 係合孔 8 階段部 80 踏台部 80a 踏み板 80b 踏み台 81 取付部 9 箱型金具 90 上部孔 91 下部孔 92 固定くさび金具 92a 抜け防止突起 92b 抜け防止段差 U ユニット GU 大ユニット A 構築面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−146068(JP,A) 実開 平5−78828(JP,U) 実開 昭61−206050(JP,U) 実開 昭60−22646(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04H 3/12

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 斜面または段階面に支持部によって支持
    される平行な複数本のベースパイプと、ベースパイプを
    直角方向で連結する複数本のつなぎパイプとからなる枠
    体部と、ベースパイプの上に固定され垂直杆と水平杆と
    からなる座席パイプと、座席パイプの水平杆に着脱自在
    に嵌合する座席板と床板を有する座席部と、階段部とを
    有し、ベースパイプを支持する支持部がベースパイプ長
    手方向に移動自在でかつ高さ調節可能な移動ジャッキか
    らなることを特徴とする仮設観覧席。
  2. 【請求項2】 斜面または段階面に支持部によって支持
    される平行な複数本のベースパイプと、ベースパイプを
    直角方向で連結する複数本のつなぎパイプと、水平ブレ
    ースと、鉛直ブレースとからなり、ベースパイプとつな
    ぎパイプの1の連結部がベースパイプに複数近接して設
    けられる1対の連結体からなるとともに、各々の連結部
    は一定の間隔で複数設けられてなる枠体部と、ベースパ
    イプの上に固定され垂直杆と水平杆とからなる座席パイ
    プと、座席パイプの水平杆に着脱自在に嵌合する座席板
    と床板を有する座席部と、階段部とを有し、ベースパイ
    プを支持する支持部がベースパイプ長手方向に移動自在
    でかつ高さ調節可能な移動ジャッキからなることを特徴
    とする仮設観覧席。
  3. 【請求項3】 斜面または段階面に支持部によって支持
    される平行な複数本のベースパイプと、ベースパイプを
    直角方向で連結する複数本のつなぎパイプと、水平ブレ
    ースと、鉛直ブレースとからなる枠体部と、ベースパイ
    プの上に固定され垂直杆と水平杆と水平杆に装着される
    係合金具からなる座席パイプと、座席パイプの垂直杆に
    設ける表面凹凸形状の落下防止プレートおよび水平杆に
    設けられる係合金具に着脱自在に嵌合する座席板と床板
    および水平杆端部に装着し座席板または床板を固定する
    固定金具とを有する座席部と、座席パイプに架け渡され
    た床板と床板に着脱自在な踏台部とからなる階段部とを
    有し、ベースパイプを支持する支持部がベースパイプ長
    手方向に移動自在でかつ高さ調節可能な移動ジャッキか
    らなり、座席板と床板は端部に水平杆に設けた係合金具
    と嵌合する係合孔を下面に有することを特徴とする仮設
    観覧席。
  4. 【請求項4】 斜面または段階面に支持部によって支持
    される平行な複数本のベースパイプと、ベースパイプを
    直角方向で連結する複数本のつなぎパイプと、水平ブレ
    ースと、鉛直ブレースとからなる枠体部と、ベースパイ
    プの上に固定され垂直杆と水平杆とからなる座席パイプ
    と、水平杆に設けられた係合金具に着脱自在に嵌合する
    座席板と床板を有する座席部と、水平杆に架け渡された
    床板と床板に着脱自在な踏台部とからなる階段部とを有
    し、ベースパイプを支持する支持部がベースパイプ長手
    方向に移動自在でかつ高さ調節可能な移動ジャッキから
    なり、踏台部が床板に箱型金具と固定くさび金具によっ
    て着脱自在に固定されることを特徴とする仮設観覧席。
  5. 【請求項5】 平行な複数本のベースパイプと、ベース
    パイプを直角方向で連結する複数本のつなぎパイプと、
    水平ブレースと、鉛直ブレースとからなり、ベースパイ
    プとつなぎパイプの1の連結部がベースパイプに複数近
    接して設けられる1対の連結体とからなるとともに各々
    の連結部が一定の間隔で複数設けられてなり、それぞれ
    複数のベースパイプとつなぎパイプと水平ブレースと鉛
    直ブレースを連結させて枠体部のユニットを構築面とは
    異なる作業場で組み立てた後に、ユニット毎に斜面ある
    いは段階面に移動させ、複数のユニットを連結して、ま
    たは複数のユニットを扇型に間隔を明けて独立して組み
    立てることを特徴とする仮設観覧席の組立方法。
  6. 【請求項6】 平行な複数本のベースパイプと、ベース
    パイプを直角方向で連結する複数本のつなぎパイプと、
    水平ブレースと、鉛直ブレースとからなり、ベースパイ
    プとつなぎパイプの1の連結部がベースパイプに複数近
    接して設けられる1対の連結体とからなるとともに各々
    の連結部が一定の間隔で複数設けられてなり、それぞれ
    複数のベースパイプとつなぎパイプと水平ブレースと鉛
    直ブレースを連結させて枠体部のユニットを、斜面ある
    いは段階面で組み立てるとともに、構築面とは異なる作
    業場で組み立てたユニットを斜面あるいは段階面に移動
    させ、複数のユニットを連結して、または複数のユニッ
    トを扇型に間隔を明けて独立して組み立てることを特徴
    とする仮設観覧席の組立方法。
  7. 【請求項7】 垂直杆と水平杆とからなる座席パイプ
    と、移動ジャッキからなる支持部を有し斜面または段階
    面に支持部によって支持される平行な複数本のベースパ
    イプと、ベースパイプを直角方向で連結する複数本のつ
    なぎパイプと、水平ブレースと、鉛直ブレースとからな
    り、ベースパイプとつなぎパイプの1の連結部がベース
    パイプに複数近接して設けられる1対の連結体からなる
    とともに各々の連結部が一定の間隔で複数設けられてな
    り、それぞれ複数のベースパイプとつなぎパイプと水平
    ブレースと鉛直ブレースを連結させて枠体部のユニット
    を組み立て、次に水平杆に設けられる係合金具に床板お
    よび座席板を係合孔によって嵌合させ固定金具を水平杆
    端部に取り付けて座席板の移動を防止して斜面あるいは
    段階面で組み立てられたユニットおよび/または構築面
    とは異なる作業場で組み立てられたユニットを順次斜面
    あるいは段階面に移動させて、移動ジャッキの位置およ
    び高さを斜面または段階面の状況に合わせて調節し、複
    数のユニットを連結して、または複数のユニットを扇型
    に間隔を明けて独立して組み立てること特徴とする仮設
    観覧席の組立方法。
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