JP3047153B2 - 高強度ポリ塩化ビニルペースト - Google Patents
高強度ポリ塩化ビニルペーストInfo
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- JP3047153B2 JP3047153B2 JP6276713A JP27671394A JP3047153B2 JP 3047153 B2 JP3047153 B2 JP 3047153B2 JP 6276713 A JP6276713 A JP 6276713A JP 27671394 A JP27671394 A JP 27671394A JP 3047153 B2 JP3047153 B2 JP 3047153B2
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- polysulfone
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- polyvinyl chloride
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポリ塩化ビニル(PV
C)ペーストに関し、詳しくは一般自動車用ドアハーネ
スの結束に使用する加熱により硬化する高強度PVCペ
ーストに関するものである。
C)ペーストに関し、詳しくは一般自動車用ドアハーネ
スの結束に使用する加熱により硬化する高強度PVCペ
ーストに関するものである。
【0002】
【従来の技術】今までのPVCペーストの主な用途は、
一般自動車ドアハーネスの結束である。PVCペースト
は、PVCに可塑剤と安定剤を加えたものからなり、ワ
イヤーハーネスを数本並べ、PVCペーストを塗布し、
加熱、成形するという結束剤として使用されるが、この
成形品を自動車のドア内やドア付近に固定した時、ドア
の開閉時における激しい衝撃があった場合、それが繰り
返された時にひび割れが生じることがある。
一般自動車ドアハーネスの結束である。PVCペースト
は、PVCに可塑剤と安定剤を加えたものからなり、ワ
イヤーハーネスを数本並べ、PVCペーストを塗布し、
加熱、成形するという結束剤として使用されるが、この
成形品を自動車のドア内やドア付近に固定した時、ドア
の開閉時における激しい衝撃があった場合、それが繰り
返された時にひび割れが生じることがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題に鑑
み成されたもので、自動車のドアの繰り返し開閉におけ
るワイヤーハーネスの結束部のひび割れ等を防止可能な
耐衝撃性等に優れた高強度PVCペーストを提供するこ
とを目的とする。
み成されたもので、自動車のドアの繰り返し開閉におけ
るワイヤーハーネスの結束部のひび割れ等を防止可能な
耐衝撃性等に優れた高強度PVCペーストを提供するこ
とを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の目的はポリ塩化
ビニル100重量部、可塑剤200〜300重量部、ポ
リスルホン30〜50重量部および安定剤1〜10重量
部を配合してなる高強度ポリ塩化ビニルペーストにより
達成できる。本発明はPVCペーストにポリスルホンを
特定量配合したことを特徴とし、これにより得られたP
VCペーストは、ワイヤーハーネスの結束剤として硬
化、成形した時、耐衝撃性等に優れた樹脂となることが
わかった。
ビニル100重量部、可塑剤200〜300重量部、ポ
リスルホン30〜50重量部および安定剤1〜10重量
部を配合してなる高強度ポリ塩化ビニルペーストにより
達成できる。本発明はPVCペーストにポリスルホンを
特定量配合したことを特徴とし、これにより得られたP
VCペーストは、ワイヤーハーネスの結束剤として硬
化、成形した時、耐衝撃性等に優れた樹脂となることが
わかった。
【0005】本発明に使用されるポリスルホンの配合割
合は、PVC100重量部、可塑剤200〜300重量
部、および安定剤1〜10重量部に対し30〜50重量
部、好ましくは、40〜50重量部である。ここで、ポ
リスルホンに割合が30重量部より小さいとポリスルホ
ン無添加品と比べてもあまり樹脂特性が向上せず、50
重量部を越えると引張伸び率(常温24℃)が低下し樹
脂のひび割れが生じ易くなる。
合は、PVC100重量部、可塑剤200〜300重量
部、および安定剤1〜10重量部に対し30〜50重量
部、好ましくは、40〜50重量部である。ここで、ポ
リスルホンに割合が30重量部より小さいとポリスルホ
ン無添加品と比べてもあまり樹脂特性が向上せず、50
重量部を越えると引張伸び率(常温24℃)が低下し樹
脂のひび割れが生じ易くなる。
【0006】本発明に使用されるポリスルホンとして
は、通常、平均重合度(p)が1700〜3700のも
のが挙げられる。本発明の高強度PVCペーストの製造
方法としては、可塑剤中にPVCレジン、ポリスルホン
等の粉体を混ぜあわせる方法が挙げられるが、特に制限
はなく従来公知の製法が適用できる。この混ぜ合わせに
は、先端が羽になっているモーターを使用することが好
ましい。
は、通常、平均重合度(p)が1700〜3700のも
のが挙げられる。本発明の高強度PVCペーストの製造
方法としては、可塑剤中にPVCレジン、ポリスルホン
等の粉体を混ぜあわせる方法が挙げられるが、特に制限
はなく従来公知の製法が適用できる。この混ぜ合わせに
は、先端が羽になっているモーターを使用することが好
ましい。
【0007】本発明の高強度PVCペーストに使用され
るPVC、可塑剤、安定剤としては、従来公知のものが
挙げられるが、好ましくは、以下に例示するものが挙げ
られる。PVCとしては、通常、平均重合度p=200
〜1400、特に好ましくは、1100〜1300のも
のが挙げられる。
るPVC、可塑剤、安定剤としては、従来公知のものが
挙げられるが、好ましくは、以下に例示するものが挙げ
られる。PVCとしては、通常、平均重合度p=200
〜1400、特に好ましくは、1100〜1300のも
のが挙げられる。
【0008】可塑剤としては、ポリエステル系(例え
ば、アジピン酸系ポリエステル〔商品名:PN−350
(旭電化(株)製)、PN−250(旭電化(株)製)
等〕)、エポキシ系(例えば、エポキシ化大豆油、エポ
キシ化アマニ油〔商品名:O−130P(旭電化(株)
製)、O−180A(旭電化(株)製)等〕)等が挙げ
られ、PVC100重量部に対し、200〜300重量
部用いられる。また、該可塑剤はPVC100重量部に
対し特に220〜270重量部を用いると更に効果的で
あり好ましい。
ば、アジピン酸系ポリエステル〔商品名:PN−350
(旭電化(株)製)、PN−250(旭電化(株)製)
等〕)、エポキシ系(例えば、エポキシ化大豆油、エポ
キシ化アマニ油〔商品名:O−130P(旭電化(株)
製)、O−180A(旭電化(株)製)等〕)等が挙げ
られ、PVC100重量部に対し、200〜300重量
部用いられる。また、該可塑剤はPVC100重量部に
対し特に220〜270重量部を用いると更に効果的で
あり好ましい。
【0009】安定剤としては、Ba−Zn系(例えば、
商品名:MARK AP−529(旭電化(株)製)、
MARK AP−536(旭電化(株)製)等〕)、C
a−Zn系(例えば、〔商品名:MARK 593(旭
電化(株)製)、MARKSP−70(旭電化(株)
製)、シナカレッドNLC(品川化工(株)製)
等〕)、Sn系(例えば、ジノルマルオクチル錫メルカ
プト、メチル錫メルカプト〔商品名:MARK 465
(旭電化(株)製)、MARK 1920(旭電化
(株)製)等〕)等が挙げられ、PVC100重量部に
対し、1〜10重量部、好ましくは、3〜7重量部用い
られる。
商品名:MARK AP−529(旭電化(株)製)、
MARK AP−536(旭電化(株)製)等〕)、C
a−Zn系(例えば、〔商品名:MARK 593(旭
電化(株)製)、MARKSP−70(旭電化(株)
製)、シナカレッドNLC(品川化工(株)製)
等〕)、Sn系(例えば、ジノルマルオクチル錫メルカ
プト、メチル錫メルカプト〔商品名:MARK 465
(旭電化(株)製)、MARK 1920(旭電化
(株)製)等〕)等が挙げられ、PVC100重量部に
対し、1〜10重量部、好ましくは、3〜7重量部用い
られる。
【0010】本発明の高強度PVCペーストは、必要に
応じて上記成分以外に任意の添加剤(例えば、充填剤
(例えば、炭酸カルシウム等)、難燃剤、(例えば、三
酸化アンチモン等)をPVCに対し、10重量部以下で
使用することができる。
応じて上記成分以外に任意の添加剤(例えば、充填剤
(例えば、炭酸カルシウム等)、難燃剤、(例えば、三
酸化アンチモン等)をPVCに対し、10重量部以下で
使用することができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の具体的実施例について説明す
るが、本発明はこれに限定されるものではない。尚、
「部」は「重量部」を指す。 実施例1 PVC(p=1300)100部、ポリスルホン(p=
1700)30部、可塑剤(ポリエステル系:PN−3
50)200部、安定剤(Ba−Zn系:MARK A
P−529)5部により均一に混練し、本発明の高強度
PVCペーストを得た。得られたペーストを150℃に
加熱、成形して引張強さ試験(ASTMD638)、引
張伸び率試験(ASTM D638)、衝撃強度試験
(ASTM D256)の規格の試験片を作成し、該規
格に準拠して試験した。その結果を表1に示す。
るが、本発明はこれに限定されるものではない。尚、
「部」は「重量部」を指す。 実施例1 PVC(p=1300)100部、ポリスルホン(p=
1700)30部、可塑剤(ポリエステル系:PN−3
50)200部、安定剤(Ba−Zn系:MARK A
P−529)5部により均一に混練し、本発明の高強度
PVCペーストを得た。得られたペーストを150℃に
加熱、成形して引張強さ試験(ASTMD638)、引
張伸び率試験(ASTM D638)、衝撃強度試験
(ASTM D256)の規格の試験片を作成し、該規
格に準拠して試験した。その結果を表1に示す。
【0012】実施例2 実施例1において、ポリスルホンを40部とした以外は
実施例1と同様に試験片を作成し、同様に試験した。 実施例3 実施例1において、ポリスルホンを50部とした以外は
実施例1と同様に試験片を作成し、同様に試験した。
実施例1と同様に試験片を作成し、同様に試験した。 実施例3 実施例1において、ポリスルホンを50部とした以外は
実施例1と同様に試験片を作成し、同様に試験した。
【0013】比較例1 実施例1において、ポリスルホンを0部とした以外は実
施例1と同様に試験片を作成し、同様に試験した。 比較例2 実施例1において、ポリスルホンを20部とした以外は
実施例1と同様に試験片を作成し、同様に試験した。
施例1と同様に試験片を作成し、同様に試験した。 比較例2 実施例1において、ポリスルホンを20部とした以外は
実施例1と同様に試験片を作成し、同様に試験した。
【0014】比較例3 実施例1において、ポリスルホンを60部とした以外は
実施例1と同様に試験片を作成し、同様に試験した。実
施例2〜3、比較例1〜3の結果も表1に示す。尚、
「実」は実施例を、「比」は比較例を示す。
実施例1と同様に試験片を作成し、同様に試験した。実
施例2〜3、比較例1〜3の結果も表1に示す。尚、
「実」は実施例を、「比」は比較例を示す。
【0015】
【表1】
【0016】表1から明らかなように、本発明の高強度
PVCペーストの配合範囲にある実施例1〜3では、ポ
リスルホンを使用しないか過少に用いた比較例1、2に
比べ衝撃強度が改善されたことが分かる。また、比較例
3のように過剰にポリスルホンを使用すると引張り伸び
率が悪化することが分かる。
PVCペーストの配合範囲にある実施例1〜3では、ポ
リスルホンを使用しないか過少に用いた比較例1、2に
比べ衝撃強度が改善されたことが分かる。また、比較例
3のように過剰にポリスルホンを使用すると引張り伸び
率が悪化することが分かる。
【0017】
【発明の効果】本発明の高強度PVCペーストは、従来
公知のPVCペーストにポリスルホンを配合するだけと
いう簡明な方法により極めて耐衝撃性の高い樹脂を提供
することができる。特に、自動車ドア部のワイヤーハー
ネスの結束に使用した場合には繰り返し開閉による結束
部のひび割れを効果的に防止することができる。
公知のPVCペーストにポリスルホンを配合するだけと
いう簡明な方法により極めて耐衝撃性の高い樹脂を提供
することができる。特に、自動車ドア部のワイヤーハー
ネスの結束に使用した場合には繰り返し開閉による結束
部のひび割れを効果的に防止することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 27/06 C08K 5/10 - 5/12 C08L 81/06
Claims (1)
- 【請求項1】 ポリ塩化ビニル100重量部、可塑剤2
00〜300重量部、ポリスルホン30〜50重量部お
よび安定剤1〜10重量部を配合してなる高強度ポリ塩
化ビニルペースト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6276713A JP3047153B2 (ja) | 1994-11-10 | 1994-11-10 | 高強度ポリ塩化ビニルペースト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6276713A JP3047153B2 (ja) | 1994-11-10 | 1994-11-10 | 高強度ポリ塩化ビニルペースト |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08134304A JPH08134304A (ja) | 1996-05-28 |
| JP3047153B2 true JP3047153B2 (ja) | 2000-05-29 |
Family
ID=17573297
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6276713A Expired - Fee Related JP3047153B2 (ja) | 1994-11-10 | 1994-11-10 | 高強度ポリ塩化ビニルペースト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3047153B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111777825A (zh) * | 2020-05-26 | 2020-10-16 | 宜宾天亿新材料科技有限公司 | 低温高韧性高强度聚氯乙烯双壁波纹管生产方法 |
-
1994
- 1994-11-10 JP JP6276713A patent/JP3047153B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH08134304A (ja) | 1996-05-28 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |