JP3051254B2 - 2個締めバイス - Google Patents
2個締めバイスInfo
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- JP3051254B2 JP3051254B2 JP4093433A JP9343392A JP3051254B2 JP 3051254 B2 JP3051254 B2 JP 3051254B2 JP 4093433 A JP4093433 A JP 4093433A JP 9343392 A JP9343392 A JP 9343392A JP 3051254 B2 JP3051254 B2 JP 3051254B2
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- Japan
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- rotating shaft
- sliding resistance
- frame
- movable jaw
- screw
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- Expired - Lifetime
Links
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 26
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 13
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 13
- 230000009467 reduction Effects 0.000 description 5
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- 238000013459 approach Methods 0.000 description 2
- 238000004146 energy storage Methods 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 230000009471 action Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 230000008569 process Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Gripping Jigs, Holding Jigs, And Positioning Jigs (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は2個締めバイスに関す
るものであり、さらに詳しくは中央の固定ジョーに対し
て左右の可動ジョーが接近してそれぞれの間に工作物を
1個づつクランプする形式のバイスにおいて、クランプ
解除時に可動ジョーに作用するフレームからの摺動抵抗
を減殺する技術の改良に関するものである。
るものであり、さらに詳しくは中央の固定ジョーに対し
て左右の可動ジョーが接近してそれぞれの間に工作物を
1個づつクランプする形式のバイスにおいて、クランプ
解除時に可動ジョーに作用するフレームからの摺動抵抗
を減殺する技術の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】2個締めバイスにあっては一般にフレー
ム上中央に固定ジョーがまたその左右両端付近に第1と
第2の可動ジョーが架設されている。これらの下方には
水平方向に延在するネジ軸が軸回転および軸移動可能に
フレームを貫通して設けられている。このネジ軸は軸方
向に離間して形成された2個のネジ部(逆方向ネジ)を
各可動ジョーと一体状のナットに螺合させている。
ム上中央に固定ジョーがまたその左右両端付近に第1と
第2の可動ジョーが架設されている。これらの下方には
水平方向に延在するネジ軸が軸回転および軸移動可能に
フレームを貫通して設けられている。このネジ軸は軸方
向に離間して形成された2個のネジ部(逆方向ネジ)を
各可動ジョーと一体状のナットに螺合させている。
【0003】このような概要構成の2個締めバイスにお
いて寸法差を有する(クランプ幅の異なる)2個の工作
物をクランプする場合の動作を説明する。ネジ軸を第1
の方向に回転させると、各可動ジョーは固定ジョーに向
って接近移動する。この接近移動中例えば第1の可動ジ
ョーがまず工作物に当接すると、そのナットは軸位置を
固定(ロック)されてしまう。したがって回転を続ける
ネジ軸は、このナットとの螺合関係の故に、第1の可動
ジョーの側に向って移動する。このネジ軸の移動に伴な
い、第2の可動ジョーは(ネジ軸との螺合関係による移
動量)+(ネジ軸の移動量)=(ネジ軸の移動量の2倍
の移動量)だけ工作物に向って接近移動し、やがては工
作物に当接する。
いて寸法差を有する(クランプ幅の異なる)2個の工作
物をクランプする場合の動作を説明する。ネジ軸を第1
の方向に回転させると、各可動ジョーは固定ジョーに向
って接近移動する。この接近移動中例えば第1の可動ジ
ョーがまず工作物に当接すると、そのナットは軸位置を
固定(ロック)されてしまう。したがって回転を続ける
ネジ軸は、このナットとの螺合関係の故に、第1の可動
ジョーの側に向って移動する。このネジ軸の移動に伴な
い、第2の可動ジョーは(ネジ軸との螺合関係による移
動量)+(ネジ軸の移動量)=(ネジ軸の移動量の2倍
の移動量)だけ工作物に向って接近移動し、やがては工
作物に当接する。
【0004】ところがこのような従来の2個締めバイス
の構成では、特に両可動ジョーの移動時の摺動抵抗に差
がある場合、クランプ解除時に問題がある。例えば第1
の可動ジョーにより大なる摺動抵抗が作用するものとす
る。この条件の下でネジ軸を前とは逆の第2の方向に回
転させると、まず第1の可動ジョーは停止したままで、
第2の可動ジョーのみが工作物から離間移動して行く。
第1の可動ジョーのナットとの螺合関係の故に、この時
ネジ軸も同方向に移動する。第2の可動ジョーがその当
初の出発位置を越えて規定ストローク以上移動して臨界
位置に至ってフレームの端部に当ると、第2の可動ジョ
ーはそれ以上移動できなくなる。この時になって初めて
第1の可動ジョーが移動を始めるが、第2の可動ジョー
の規定ストローク以上の移動の故に、第1の可動ジョー
の総移動量は規定ストローク以下となる。したがって次
に同様な工作物をクランプする場合には、両可動ジョー
についてストロークを再調整するという煩雑な作業が必
要となる。
の構成では、特に両可動ジョーの移動時の摺動抵抗に差
がある場合、クランプ解除時に問題がある。例えば第1
の可動ジョーにより大なる摺動抵抗が作用するものとす
る。この条件の下でネジ軸を前とは逆の第2の方向に回
転させると、まず第1の可動ジョーは停止したままで、
第2の可動ジョーのみが工作物から離間移動して行く。
第1の可動ジョーのナットとの螺合関係の故に、この時
ネジ軸も同方向に移動する。第2の可動ジョーがその当
初の出発位置を越えて規定ストローク以上移動して臨界
位置に至ってフレームの端部に当ると、第2の可動ジョ
ーはそれ以上移動できなくなる。この時になって初めて
第1の可動ジョーが移動を始めるが、第2の可動ジョー
の規定ストローク以上の移動の故に、第1の可動ジョー
の総移動量は規定ストローク以下となる。したがって次
に同様な工作物をクランプする場合には、両可動ジョー
についてストロークを再調整するという煩雑な作業が必
要となる。
【0005】このような可動ジョーに作用する摺動抵抗
に起因する可動ジョーストローク再調整の煩雑さを回避
すべく、アメリカ特許第4,934,674号には2個
締めバイスにおける摺動抵抗減殺機構が提案されてい
る。この先願技術の2個締めバイスにあってはネジ軸の
フレームからの突出部、上記の従来構成を例にとれば第
2の可動ジョー側の突出部に摺動抵抗減殺機構を付設し
たものである。この摺動抵抗減殺機構は一種の蓄力構造
(より正確にはエネルギー蓄積構造)を有したものであ
る。この摺動抵抗減殺機構はスリーブを介してネジ軸の
端部に直列に巻回外挿された2個の圧縮バネと、2個の
バネの内外側バネを包絡延在してかつ一端をフレームの
端部に離間対面させたハウジングと、このハウジングを
スリーブを介してネジ軸と一体化するセットスクリュー
とから構成されている。2個の圧縮バネの内、ハウジン
グ内の圧縮バネは一端をフレームに他端をハウジングに
当接している。またフレーム内の圧縮バネは一端をフレ
ームに他端をスリーブに形成されたフランジに当接して
いる。
に起因する可動ジョーストローク再調整の煩雑さを回避
すべく、アメリカ特許第4,934,674号には2個
締めバイスにおける摺動抵抗減殺機構が提案されてい
る。この先願技術の2個締めバイスにあってはネジ軸の
フレームからの突出部、上記の従来構成を例にとれば第
2の可動ジョー側の突出部に摺動抵抗減殺機構を付設し
たものである。この摺動抵抗減殺機構は一種の蓄力構造
(より正確にはエネルギー蓄積構造)を有したものであ
る。この摺動抵抗減殺機構はスリーブを介してネジ軸の
端部に直列に巻回外挿された2個の圧縮バネと、2個の
バネの内外側バネを包絡延在してかつ一端をフレームの
端部に離間対面させたハウジングと、このハウジングを
スリーブを介してネジ軸と一体化するセットスクリュー
とから構成されている。2個の圧縮バネの内、ハウジン
グ内の圧縮バネは一端をフレームに他端をハウジングに
当接している。またフレーム内の圧縮バネは一端をフレ
ームに他端をスリーブに形成されたフランジに当接して
いる。
【0006】この先願技術を応用した2個締めバイスの
動作に際しては従来構成の場合と同じように、第1の可
動ジョーが工作物に当接した後、第2の可動ジョーはネ
ジ軸の移動量の倍の移動量だけ工作物に向って接近移動
する。この時点では摺動抵抗減殺機構のセットスクリュ
ーはまだ締められてないので、ハウジングおよびスリー
ブはネジ軸と一体化されてなく、圧縮バネはフリーの状
態にある。第2の可動ジョーが移動を続けて工作物に対
して所定の距離(これは実際の工程条件に鑑みて適宜設
定される)まで接近した時、セットスクリューを締める
とハウジングおよびスリーブがネジ軸と一体化する。こ
の結果第2の可動ジョーがさらに移動を続けると、ハウ
ジング内のバネが圧縮されて力(エネルギー)を蓄積す
る。第2の可動ジョーはやがて工作物に当接してクラン
プを行なう。
動作に際しては従来構成の場合と同じように、第1の可
動ジョーが工作物に当接した後、第2の可動ジョーはネ
ジ軸の移動量の倍の移動量だけ工作物に向って接近移動
する。この時点では摺動抵抗減殺機構のセットスクリュ
ーはまだ締められてないので、ハウジングおよびスリー
ブはネジ軸と一体化されてなく、圧縮バネはフリーの状
態にある。第2の可動ジョーが移動を続けて工作物に対
して所定の距離(これは実際の工程条件に鑑みて適宜設
定される)まで接近した時、セットスクリューを締める
とハウジングおよびスリーブがネジ軸と一体化する。こ
の結果第2の可動ジョーがさらに移動を続けると、ハウ
ジング内のバネが圧縮されて力(エネルギー)を蓄積す
る。第2の可動ジョーはやがて工作物に当接してクラン
プを行なう。
【0007】クランプ解除時には、第2の可動ジョーと
ネジ軸とが移動(クランプ時とは逆方向に)を開始する
とともに、ハウジング内のバネが圧縮から徐々に解放さ
れて蓄積された力(エネルギー)が放出される。仮に第
1の可動ジョーの摺動抵抗が大きいために第1の可動ジ
ョーが停止状態におかれると、ネジ軸が第2の可動ジョ
ー側にそのまま移動する。このネジ軸の移動によって、
フレーム内のバネが圧縮されて軸方向の押圧力を蓄積
し、これが第1の可動ジョーに作用している摺動抵抗を
圧倒減殺して、この結果第1の可動ジョーも早期に移動
を開始する。すなわち第1と第2の可動ジョーの移動開
始がほぼ同時に行なわれるので、従来技術の場合のよう
に可動ジョーストロークを再調整する必要が実務上なく
なる。
ネジ軸とが移動(クランプ時とは逆方向に)を開始する
とともに、ハウジング内のバネが圧縮から徐々に解放さ
れて蓄積された力(エネルギー)が放出される。仮に第
1の可動ジョーの摺動抵抗が大きいために第1の可動ジ
ョーが停止状態におかれると、ネジ軸が第2の可動ジョ
ー側にそのまま移動する。このネジ軸の移動によって、
フレーム内のバネが圧縮されて軸方向の押圧力を蓄積
し、これが第1の可動ジョーに作用している摺動抵抗を
圧倒減殺して、この結果第1の可動ジョーも早期に移動
を開始する。すなわち第1と第2の可動ジョーの移動開
始がほぼ同時に行なわれるので、従来技術の場合のよう
に可動ジョーストロークを再調整する必要が実務上なく
なる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】先願技術の摺動抵抗減
殺機構の場合には上記のような利点はあるものの、新た
にクランプされるべき(新ロットの)2個の工作物間の
寸法差が今までクランプされていた(旧ロットの)2個
の工作物間の寸法差と異なる場合には、ネジ軸の位置を
軸方向に移動調整するために、その度毎に摺動抵抗減殺
機構のセットスクリューを緩めたり締めたりする作業が
必要となり、操作上煩雑となるのを免れない。さらに摺
動抵抗減殺機構の構造が複雑である。
殺機構の場合には上記のような利点はあるものの、新た
にクランプされるべき(新ロットの)2個の工作物間の
寸法差が今までクランプされていた(旧ロットの)2個
の工作物間の寸法差と異なる場合には、ネジ軸の位置を
軸方向に移動調整するために、その度毎に摺動抵抗減殺
機構のセットスクリューを緩めたり締めたりする作業が
必要となり、操作上煩雑となるのを免れない。さらに摺
動抵抗減殺機構の構造が複雑である。
【0009】この発明の目的は、2個締めバイスにおい
て、作業的な煩雑化と構造的な複雑化を招くことなし
に、クランプ解除時の可動ジョーストローク再調整の煩
雑さを回避できるような摺動抵抗減殺機構を提供するこ
とにある。
て、作業的な煩雑化と構造的な複雑化を招くことなし
に、クランプ解除時の可動ジョーストローク再調整の煩
雑さを回避できるような摺動抵抗減殺機構を提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】このためこの発明の2個
締めバイスは、逆方向のネジ部を2個軸方向に離間して
有する回転軸を軸回転および軸方向動可能にフレームに
架設し、フレーム上面において固定ジョーの両側に軸方
向に離間対設された2個の可動ジョーを上記のネジ部に
螺合させ、可動ジョーに作用する最大摺動抵抗を減殺す
るに足る軸方向抵抗を生じる半径方向押圧力を回転軸に
弾性的に作用させる摺動抵抗減殺機構を回転軸に係合さ
せたことを要旨とする。
締めバイスは、逆方向のネジ部を2個軸方向に離間して
有する回転軸を軸回転および軸方向動可能にフレームに
架設し、フレーム上面において固定ジョーの両側に軸方
向に離間対設された2個の可動ジョーを上記のネジ部に
螺合させ、可動ジョーに作用する最大摺動抵抗を減殺す
るに足る軸方向抵抗を生じる半径方向押圧力を回転軸に
弾性的に作用させる摺動抵抗減殺機構を回転軸に係合さ
せたことを要旨とする。
【0011】
【作用】摺動抵抗減殺機構が回転軸に印加する半径方向
押圧力により生じる軸方向抵抗が可動ジョーに作用する
摺動抵抗を圧倒するので、クランプ解除時により大きな
摺動抵抗が作用している一方の可動ジョーも早期に移動
を開始する。
押圧力により生じる軸方向抵抗が可動ジョーに作用する
摺動抵抗を圧倒するので、クランプ解除時により大きな
摺動抵抗が作用している一方の可動ジョーも早期に移動
を開始する。
【0012】
【実施例】図1、図2に示すのはこの発明の2個締めバ
イスの第1の例であって、制動部材に付勢部材が付設さ
れている形式のものである。この例では回転軸はネジ軸
10とピストンとハウジング52により構成されてい
る。なおこの例ではピストンは前後に別れた第1と第2
のピストン54、56からなり、これらは中央において
連結部材58により連結されている。しかし連結部材5
8といずれか一方のピストンは一体構造としてもよい。
両ピストン54、56はネジ軸10内に延在して、それ
ぞれの端部においてネジ軸10と一体的に連結されてい
る。
イスの第1の例であって、制動部材に付勢部材が付設さ
れている形式のものである。この例では回転軸はネジ軸
10とピストンとハウジング52により構成されてい
る。なおこの例ではピストンは前後に別れた第1と第2
のピストン54、56からなり、これらは中央において
連結部材58により連結されている。しかし連結部材5
8といずれか一方のピストンは一体構造としてもよい。
両ピストン54、56はネジ軸10内に延在して、それ
ぞれの端部においてネジ軸10と一体的に連結されてい
る。
【0013】ハウジング52は円筒状の構造であって、
ネジ軸10および第1と第2のピストン54、56に外
挿されており、ネジ軸10とはハウジング52に形成さ
れた切欠き61に嵌合するキー63を介して係合してい
る。またハウジング52の外周には複数個の環溝60が
軸方向に互いに離間して形成されている。
ネジ軸10および第1と第2のピストン54、56に外
挿されており、ネジ軸10とはハウジング52に形成さ
れた切欠き61に嵌合するキー63を介して係合してい
る。またハウジング52の外周には複数個の環溝60が
軸方向に互いに離間して形成されている。
【0014】ハウジング52の両端には止リング62に
よりブッシュ64が内挿されており、各ピストン54、
56とブッシュ64との間にはシリンダーがそれぞれ画
定形成されている。なお前記の連結部材58には軸方向
の透通孔が形成されていて、両シリンダーを互いに連通
させている。
よりブッシュ64が内挿されており、各ピストン54、
56とブッシュ64との間にはシリンダーがそれぞれ画
定形成されている。なお前記の連結部材58には軸方向
の透通孔が形成されていて、両シリンダーを互いに連通
させている。
【0015】一方のピストン、図中では第2のピストン
56と連結部材58との間には圧縮バネ66が介装され
ている。このバネ66の付勢作用により、第1および第
2のピストン54、56を介して所定の油圧が常時作用
している。
56と連結部材58との間には圧縮バネ66が介装され
ている。このバネ66の付勢作用により、第1および第
2のピストン54、56を介して所定の油圧が常時作用
している。
【0016】回転軸の軸方向動に伴なうハウジング52
上の環溝60の移動範囲(例えばフレームの底面または
側面の中央付近)において、フレーム2にはハウジング
52の外周を指向する盲孔が形成されており、この盲孔
にはこの例の場合剛性のボール68とこれをハウジング
の外周に向けて弾性的に押圧する圧縮バネ70とが収容
されている。このボール68はこの発明にいう制動部材
であり、バネ70は付勢部材である。したがってバネ7
0および/または盲孔の深さを適宜選択することによ
り、ボール68をハウジング52外周に押圧する力、換
言すれば可動ジョーに作用する最大摺動抵抗を減殺する
に足る軸方向抵抗(回転軸に作用する)の大きさを自由
に調節することができる。具体的な例を挙げると、フレ
ームを貫通するネジ孔をボール68の押圧方向に形成
し、該ネジ孔に上記の盲孔を有するネジを螺合し、フレ
ームから突出したネジにナットを螺合させることによっ
て、ネジをフレームに任意の位置で固定すればよい。な
お盲孔はその中心線がハウジング52の半径方向に一致
するようにフレームに形成することが好ましいが、必ず
しも一致させる必要はない。
上の環溝60の移動範囲(例えばフレームの底面または
側面の中央付近)において、フレーム2にはハウジング
52の外周を指向する盲孔が形成されており、この盲孔
にはこの例の場合剛性のボール68とこれをハウジング
の外周に向けて弾性的に押圧する圧縮バネ70とが収容
されている。このボール68はこの発明にいう制動部材
であり、バネ70は付勢部材である。したがってバネ7
0および/または盲孔の深さを適宜選択することによ
り、ボール68をハウジング52外周に押圧する力、換
言すれば可動ジョーに作用する最大摺動抵抗を減殺する
に足る軸方向抵抗(回転軸に作用する)の大きさを自由
に調節することができる。具体的な例を挙げると、フレ
ームを貫通するネジ孔をボール68の押圧方向に形成
し、該ネジ孔に上記の盲孔を有するネジを螺合し、フレ
ームから突出したネジにナットを螺合させることによっ
て、ネジをフレームに任意の位置で固定すればよい。な
お盲孔はその中心線がハウジング52の半径方向に一致
するようにフレームに形成することが好ましいが、必ず
しも一致させる必要はない。
【0017】なお回転軸を回転させる手段としては種々
のものがあるが、図示の例では外端に角頭を有した締付
けネジ12をネジ軸10内に挿入してクラッチ14を介
してネジ軸10に係合させている。またクラッチ14を
介してこの締付けネジ12内端に係合する棒材16の端
部をブッシュ64と第1のピストン54により画定形成
されるシリンダー内に挿入させて、シリンダー内の油圧
を制御している。図7に示されるように、ネジ軸10の
内部にはネジ孔を有する円筒部材29がピンなどによっ
て固定されており、締付けネジ12はこの円筒部材29
に螺合している。締付けネジ12は棒材16側の端部に
フランジを有している。さらに締付けネジ12は、フラ
ンジと円筒部材29との間に円盤31を、締付けネジ1
2に対して回転不能に、かつ軸方向に移動可能に設けて
いる。フランジと円盤31との間には圧縮バネを介在さ
せている。円筒部材29と円盤31との対向面には図示
しないV字形の凹凸部が形成されており、圧縮バネの付
勢力によって常時嵌合状態におかれている。
のものがあるが、図示の例では外端に角頭を有した締付
けネジ12をネジ軸10内に挿入してクラッチ14を介
してネジ軸10に係合させている。またクラッチ14を
介してこの締付けネジ12内端に係合する棒材16の端
部をブッシュ64と第1のピストン54により画定形成
されるシリンダー内に挿入させて、シリンダー内の油圧
を制御している。図7に示されるように、ネジ軸10の
内部にはネジ孔を有する円筒部材29がピンなどによっ
て固定されており、締付けネジ12はこの円筒部材29
に螺合している。締付けネジ12は棒材16側の端部に
フランジを有している。さらに締付けネジ12は、フラ
ンジと円筒部材29との間に円盤31を、締付けネジ1
2に対して回転不能に、かつ軸方向に移動可能に設けて
いる。フランジと円盤31との間には圧縮バネを介在さ
せている。円筒部材29と円盤31との対向面には図示
しないV字形の凹凸部が形成されており、圧縮バネの付
勢力によって常時嵌合状態におかれている。
【0018】次に動作について説明する。まず初期調整
であるが、クランプされるべき工作物をバイスにセット
する前に、工作物の寸法に応じて可動ジョーのストロー
クを調整する必要がある。このために回転軸を軸回転ま
たは軸方向動させてやる。この際の軸方向動は、制動部
材からの軸方向抵抗、すなわちボール68がハウジング
52の環溝60から脱出する際の抵抗以上の力で手動に
より行なう。
であるが、クランプされるべき工作物をバイスにセット
する前に、工作物の寸法に応じて可動ジョーのストロー
クを調整する必要がある。このために回転軸を軸回転ま
たは軸方向動させてやる。この際の軸方向動は、制動部
材からの軸方向抵抗、すなわちボール68がハウジング
52の環溝60から脱出する際の抵抗以上の力で手動に
より行なう。
【0019】初期調整が完了したら工作物をバイスにセ
ットし、回転軸を回転させて可動ジョーを移動させる。
この時回転軸はクラッチ14を介して締付けネジ12と
ともに回転する。
ットし、回転軸を回転させて可動ジョーを移動させる。
この時回転軸はクラッチ14を介して締付けネジ12と
ともに回転する。
【0020】一方の可動ジョーが工作物に当接すると、
回転軸は回転しながらこの一方の可動ジョーの側に向っ
て移動する。これに伴ない他方の可動ジョーは回転軸の
移動量の2倍だけ工作物に向って移動する。この時回転
軸はバネ70の押圧力に抗してハウジング52の環溝6
0からボール68を押し上げながら移動する。
回転軸は回転しながらこの一方の可動ジョーの側に向っ
て移動する。これに伴ない他方の可動ジョーは回転軸の
移動量の2倍だけ工作物に向って移動する。この時回転
軸はバネ70の押圧力に抗してハウジング52の環溝6
0からボール68を押し上げながら移動する。
【0021】他方の可動ジョーも工作物に当接すると、
回転軸の回転負荷がクラッチ14の臨界負荷を越えるの
で、それ以後は締付けネジ12だけが回転する。詳しく
述べると、回転軸が軸方向に固定状態となるため、圧縮
バネの付勢力に抗して円盤31が凹凸部の傾斜に沿って
軸方向に移動し、円筒部材29との係合を解く。そのた
め締付けネジ12は円筒部材29にネジ込まれていくこ
とになる。締付けネジ12は回転しながらピストンの方
に向って移動し、これに伴ない棒材16がシリンダー内
に侵入する。
回転軸の回転負荷がクラッチ14の臨界負荷を越えるの
で、それ以後は締付けネジ12だけが回転する。詳しく
述べると、回転軸が軸方向に固定状態となるため、圧縮
バネの付勢力に抗して円盤31が凹凸部の傾斜に沿って
軸方向に移動し、円筒部材29との係合を解く。そのた
め締付けネジ12は円筒部材29にネジ込まれていくこ
とになる。締付けネジ12は回転しながらピストンの方
に向って移動し、これに伴ない棒材16がシリンダー内
に侵入する。
【0022】この棒材16の侵入によりシリンダー内の
油圧が上昇し、第1と第2のピストン54、56が固定
ジョーの側に向けて押圧される。これらのピストン5
4、56とネジ軸10とは一体的に結合されているの
で、ピストンの移動に伴ない各可動ジョーも工作物に向
けて押圧されて、クランプが完了する。
油圧が上昇し、第1と第2のピストン54、56が固定
ジョーの側に向けて押圧される。これらのピストン5
4、56とネジ軸10とは一体的に結合されているの
で、ピストンの移動に伴ない各可動ジョーも工作物に向
けて押圧されて、クランプが完了する。
【0023】クランプ解除に際しては締付けネジ12を
介して回転軸をクランプ時とは逆方向に回転させる。摺
動抵抗の故にいずれかの可動ジョーが移動しないときに
は、回転軸の方が軸方向動しようとする。しかしボール
68がハウジング52に環溝60と係合している故に、
回転軸に対して軸方向抵抗が作用する。この発明によれ
ばこの軸方向抵抗が可動ジョーに作用する摺動抵抗を減
殺するように設定されているので、この軸方向抵抗が摺
動抵抗を圧倒し、結果として停止状態の可動ジョーが摺
動抵抗に抗して移動を開始するのである。
介して回転軸をクランプ時とは逆方向に回転させる。摺
動抵抗の故にいずれかの可動ジョーが移動しないときに
は、回転軸の方が軸方向動しようとする。しかしボール
68がハウジング52に環溝60と係合している故に、
回転軸に対して軸方向抵抗が作用する。この発明によれ
ばこの軸方向抵抗が可動ジョーに作用する摺動抵抗を減
殺するように設定されているので、この軸方向抵抗が摺
動抵抗を圧倒し、結果として停止状態の可動ジョーが摺
動抵抗に抗して移動を開始するのである。
【0024】ところで上記の例においてはネジ軸10と
ピストン54、56とハウジング52とから回転軸を構
成したが、この回転軸を一体の構造として油圧式増力機
構を用いず、単にネジ力によりクランプを行なうように
構成してもよい。一例を図3に示す。この場合回転軸7
1は可動ジョー6、8と係合する2個のネジ部分72と
その間の摺動抵抗減殺機構50の一部をなす環溝部74
とから一体に構成されている。
ピストン54、56とハウジング52とから回転軸を構
成したが、この回転軸を一体の構造として油圧式増力機
構を用いず、単にネジ力によりクランプを行なうように
構成してもよい。一例を図3に示す。この場合回転軸7
1は可動ジョー6、8と係合する2個のネジ部分72と
その間の摺動抵抗減殺機構50の一部をなす環溝部74
とから一体に構成されている。
【0025】なお上記の実施例ではいずれも摺動抵抗減
殺機構50を回転軸の中央部に構成したが、それ以外
に、可動ジョーの移動に支障なくしかも回転軸の軸方向
移動範囲に対応し得る部分に構成してもよい。例えばフ
レームから突出した回転軸(図1における右側部分)
と、該突出部分に対向するようにフレームに取り付けら
れた図示しないブラケットとの間で構成するようにして
もよい。
殺機構50を回転軸の中央部に構成したが、それ以外
に、可動ジョーの移動に支障なくしかも回転軸の軸方向
移動範囲に対応し得る部分に構成してもよい。例えばフ
レームから突出した回転軸(図1における右側部分)
と、該突出部分に対向するようにフレームに取り付けら
れた図示しないブラケットとの間で構成するようにして
もよい。
【0026】また上記の例では制動部材として剛性のボ
ール68を用いたが、図4に示すようにブレーキシュー
72を以てこれに代えてもよい。なおこの場合にはハウ
ジング52には環溝を形成しなくともよい。
ール68を用いたが、図4に示すようにブレーキシュー
72を以てこれに代えてもよい。なおこの場合にはハウ
ジング52には環溝を形成しなくともよい。
【0027】さらに以上の例ではいずれも制動部材にバ
ネなどの付勢部材を付設したが、制動部材そのものに弾
性を具えるようにしてもよい。図5に示した例では制動
部材としてゴムリング74を用い、これをハウジング5
2の環溝に嵌合し、フレーム2に当接させている。また
図6に示す例では制動部材としては湾曲した板バネ76
をフレーム2に固定し、これに合わせてハウジング52
には横断面波形の環溝を形成してある。このような板バ
ネを用いると、回転軸に対する回転方向の抵抗が小さく
なるので、締付け作業への影響が少なくなる。
ネなどの付勢部材を付設したが、制動部材そのものに弾
性を具えるようにしてもよい。図5に示した例では制動
部材としてゴムリング74を用い、これをハウジング5
2の環溝に嵌合し、フレーム2に当接させている。また
図6に示す例では制動部材としては湾曲した板バネ76
をフレーム2に固定し、これに合わせてハウジング52
には横断面波形の環溝を形成してある。このような板バ
ネを用いると、回転軸に対する回転方向の抵抗が小さく
なるので、締付け作業への影響が少なくなる。
【0028】なお図1に示すような2個締めバイスを1
個締めバイスとしても使用できるように、2個の可動ジ
ョー6,8の内いずれか一方をフレーム2に固定可能に
設けることが望ましい。そうすれば2個締めバイスとし
て使用するときの2倍の速度で他方の可動ジョーを送る
ことができるので、送り速度の大きい1個締めバイスを
構成することができる。具体的な構成として1つには、
可動ジョー8に上下に貫通する2個の孔を付設するとと
もに、可動ジョー8をフレーム2の最も左側へ移動させ
たときに(図1の状態)上記2個の孔と対向するフレー
ム2上の上面に、ネジ穴を孔と同心となるようにそれぞ
れ形成しておく。さらに固定ジョー4が図1に示す位置
にネジで固定される構成としておく。このときの固定ジ
ョー4の固定方法としては、例えば、図2に示すように
フレーム2と固定ジョー4とを凹凸上に嵌合させるとと
もに、フレームに形成された凹状溝に2個のネジ穴を形
成し、固定ジョー4に上下に貫通する孔を介してネジ止
めする。1個締めバイスとして使用するときは、可動ジ
ョー8を左側に移動させた後、ネジを可動ジョー8の各
孔に挿入し、フレーム2にネジ止めする。さらにネジを
緩めて固定ジョー4をフレーム2から取り除けばよい。
他の構成としては、可動ジョー8を固定ジョー4を介し
てフレーム2に固定することが考えられる。すなわち図
1に示す位置の可動ジョー8の前方のフレーム2上面に
も凹状溝を形成し、固定ジョー4を可動ジョー8に隣接
してフレーム2にネジ止め可能とする。さらに固定ジョ
ー4の工作物の締付面に貫通孔をネジ軸10の軸方向に
形成するとともに、可動ジョー8にもネジ穴を同心状に
形成しておく。1個締めバイスとして使用するときは、
固定ジョー4を可動ジョー8に隣接する位置にネジ止め
し、さらに他のネジをネジ軸10の軸方向に形成された
固定ジョーの貫通孔に挿入して可動ジョーを共締めす
る。なお可動ジョー8を固定ジョー4と共締めする代わ
りに、可動ジョー8と固定ジョー4との間に板を介在さ
せてもよい。
個締めバイスとしても使用できるように、2個の可動ジ
ョー6,8の内いずれか一方をフレーム2に固定可能に
設けることが望ましい。そうすれば2個締めバイスとし
て使用するときの2倍の速度で他方の可動ジョーを送る
ことができるので、送り速度の大きい1個締めバイスを
構成することができる。具体的な構成として1つには、
可動ジョー8に上下に貫通する2個の孔を付設するとと
もに、可動ジョー8をフレーム2の最も左側へ移動させ
たときに(図1の状態)上記2個の孔と対向するフレー
ム2上の上面に、ネジ穴を孔と同心となるようにそれぞ
れ形成しておく。さらに固定ジョー4が図1に示す位置
にネジで固定される構成としておく。このときの固定ジ
ョー4の固定方法としては、例えば、図2に示すように
フレーム2と固定ジョー4とを凹凸上に嵌合させるとと
もに、フレームに形成された凹状溝に2個のネジ穴を形
成し、固定ジョー4に上下に貫通する孔を介してネジ止
めする。1個締めバイスとして使用するときは、可動ジ
ョー8を左側に移動させた後、ネジを可動ジョー8の各
孔に挿入し、フレーム2にネジ止めする。さらにネジを
緩めて固定ジョー4をフレーム2から取り除けばよい。
他の構成としては、可動ジョー8を固定ジョー4を介し
てフレーム2に固定することが考えられる。すなわち図
1に示す位置の可動ジョー8の前方のフレーム2上面に
も凹状溝を形成し、固定ジョー4を可動ジョー8に隣接
してフレーム2にネジ止め可能とする。さらに固定ジョ
ー4の工作物の締付面に貫通孔をネジ軸10の軸方向に
形成するとともに、可動ジョー8にもネジ穴を同心状に
形成しておく。1個締めバイスとして使用するときは、
固定ジョー4を可動ジョー8に隣接する位置にネジ止め
し、さらに他のネジをネジ軸10の軸方向に形成された
固定ジョーの貫通孔に挿入して可動ジョーを共締めす
る。なお可動ジョー8を固定ジョー4と共締めする代わ
りに、可動ジョー8と固定ジョー4との間に板を介在さ
せてもよい。
【0029】
【発明の効果】クランプ解除時により大きな摺動抵抗が
作用している一方の可動ジョーも早期に移動を開始する
ので、両可動ジョーの移動開始がほぼ同時に行なわれ、
可動ジョーストロークを再調整する必要が実務上ない。
しかも摺動抵抗減殺のための押圧力を回転軸に対して半
径方向に掛けているので、回転軸の軸方向動に影響がな
く、したがって新たに寸法差の異なる工作物をクランプ
するときでも、摺動減殺抵抗のための押圧力が作用され
た状態で回転軸が軸方向に移動することになるので、従
来技術のようにセットスクリューを一旦緩め、クランプ
時に再び締結するといった煩雑な作業が必要とされず、
作業が簡素化される。しかも回転軸の外周に制動部材を
弾性的に押圧するだけなので構造的に極めて簡単とな
る。
作用している一方の可動ジョーも早期に移動を開始する
ので、両可動ジョーの移動開始がほぼ同時に行なわれ、
可動ジョーストロークを再調整する必要が実務上ない。
しかも摺動抵抗減殺のための押圧力を回転軸に対して半
径方向に掛けているので、回転軸の軸方向動に影響がな
く、したがって新たに寸法差の異なる工作物をクランプ
するときでも、摺動減殺抵抗のための押圧力が作用され
た状態で回転軸が軸方向に移動することになるので、従
来技術のようにセットスクリューを一旦緩め、クランプ
時に再び締結するといった煩雑な作業が必要とされず、
作業が簡素化される。しかも回転軸の外周に制動部材を
弾性的に押圧するだけなので構造的に極めて簡単とな
る。
【図1】この発明の摺動抵抗減殺機構を具えた2個締め
バイスの一例を示す一部断面側面図である。
バイスの一例を示す一部断面側面図である。
【図2】この発明の摺動抵抗減殺機構の一例を示す一部
断面側面図である。
断面側面図である。
【図3】この発明の摺動抵抗減殺機構を具えた2個締め
バイスの他の例を示す省略側面図である。
バイスの他の例を示す省略側面図である。
【図4】この発明の摺動抵抗減殺機構の他の例の要部を
示す一部断面側面図である。
示す一部断面側面図である。
【図5】この発明の摺動抵抗減殺機構の他の例の要部を
示す一部断面側面図である。
示す一部断面側面図である。
【図6】この発明の摺動抵抗減殺機構の他の例の要部を
示す一部断面側面図である。
示す一部断面側面図である。
【図7】ネジ軸の内部構造を示す断面側面図である。
2 フレーム 4 固定ジョー 6、8 可動ジョー 10 ネジ軸 12 締付けネジ 16 棒材 50 摺動抵抗減殺機構 54、56 ピストン 60 環溝 68 ボール(制動部材) 70 圧縮バネ(付勢部材)
Claims (5)
- 【請求項1】逆方向のネジ部を2個軸方向に離間して有
しかつ軸回転および軸方向動可能にフレームに架設され
た回転軸と、フレーム上面において固定ジョーの両側に
軸方向に離間して対設されかつ上記のネジ部に螺合する
2個の可動ジョーと、回転軸に係合してかつ可動ジョー
に作用する最大摺動抵抗を減殺するに足る軸方向抵抗を
生じる半径方向押圧力を回転軸に弾性的に作用させる摺
動抵抗減殺機構とを有してなる2個締めバイス。 - 【請求項2】前記の摺動抵抗減殺機構が回転軸外周に対
して弾性押圧状にフレームと回転軸外周との間に介装さ
れた制動部材を有していることを特徴とする請求項1に
記載のバイス。 - 【請求項3】前記の摺動抵抗減殺機構が回転軸の外周に
形成された複数の環溝とフレームと回転軸外周間に介装
されてかつ回転軸の軸方向動に伴なっていずれかの環溝
と係合する制動部材とを有していることを特徴とする請
求項1に記載のバイス。 - 【請求項4】前記の制動部材にはこれを回転軸外周に弾
性的に押圧する付勢部材が付設されていることを特徴と
する請求項2または3に記載のバイス。 - 【請求項5】前記の制動部材自身が弾性を具えているこ
とを特徴とする請求項2または3に記載のバイス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4093433A JP3051254B2 (ja) | 1992-03-18 | 1992-03-18 | 2個締めバイス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4093433A JP3051254B2 (ja) | 1992-03-18 | 1992-03-18 | 2個締めバイス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05261673A JPH05261673A (ja) | 1993-10-12 |
| JP3051254B2 true JP3051254B2 (ja) | 2000-06-12 |
Family
ID=14082179
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4093433A Expired - Lifetime JP3051254B2 (ja) | 1992-03-18 | 1992-03-18 | 2個締めバイス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3051254B2 (ja) |
-
1992
- 1992-03-18 JP JP4093433A patent/JP3051254B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH05261673A (ja) | 1993-10-12 |
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