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JP3051850B2 - 地中の蓄熱を利用した床の構築方法及び床下地均し治具 - Google Patents
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JP3051850B2 - 地中の蓄熱を利用した床の構築方法及び床下地均し治具 - Google Patents

地中の蓄熱を利用した床の構築方法及び床下地均し治具

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JP3051850B2
JP3051850B2 JP9302790A JP30279097A JP3051850B2 JP 3051850 B2 JP3051850 B2 JP 3051850B2 JP 9302790 A JP9302790 A JP 9302790A JP 30279097 A JP30279097 A JP 30279097A JP 3051850 B2 JP3051850 B2 JP 3051850B2
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
    • Y02B80/00Architectural or constructional elements improving the thermal performance of buildings

Landscapes

  • Building Environments (AREA)
  • Conveying And Assembling Of Building Elements In Situ (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、地中の蓄熱を利
用した床の構築方法及びこの構築方法に使用する床下地
均し治具に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、地中は外気に比して温度変化が
少なく、相対的に冬は暖かく、夏は涼しくなる。かかる
地中の温度変化を利用した、いわゆるパッシブソーラー
システムと称する各種の住宅が提案されてる。これら
は、いずれも地中に触れた空気を循環させて住空間の気
温の調節を行うものであった。この場合、地中の蓄熱を
一旦空気と熱交換してその空気を循環させるものであ
り、熱効率が悪かった。
【0003】これに対して地中の蓄熱を直接利用して、
地中の蓄熱を直接床フローリングに伝えることも提案さ
れている。しかし、その為には、地中と床フローリング
とを熱的に連続させることが必要であり、つか立て式の
床など途中に、外気と循環する中空部を設けると効果が
得られなかった。そこで、砂利床に、床下地としてコン
クリートを打設し、この下地コンクリートの上面に直接
に床板を貼る試みも提案されている。例えば、建築家・
坂本鹿名夫氏の提唱する「砂利床冷暖房」(昭和55年
1月30日付け『日本経済新聞』24面、昭和55年2
月22日付け『毎日新聞』15面など)などである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の技術におい
て、下地コンクリートの上面に直接に床板を貼る場合に
は、許容される下地コンクリート上面の誤差をできるだ
け小さくする必要があり、一般の左官コテ、長い棒や板
を使用した場合には、1〜10mm程度の誤差を生じ、コ
ンクリートを広い面積に亘って水平均一に仕上げる為に
は作業が煩雑となり、施工効率が悪い問題点があった。
取り分け昨今の技術者不足の中では顕著であった。ま
た、コンクリート固化後に、コンクリートの上面にモル
タルを塗り、モルタルを調節して面を水平均一に仕上げ
るとしても誤差を修正する作業は同様に煩雑となってい
た。
【0005】また、この地中の蓄熱は、太陽光等により
周辺地面が暖められ、床下方の地中にも蓄熱され、その
地中の蓄熱により砂利床にも蓄熱されるものと考えられ
る。発明者の実験・考察によれば、この砂利床の蓄熱
は、砂利自体での蓄熱よりむしろ、隣接する砂利間に存
在する細い空気層と砂利とを合わせた総体での蓄熱と考
えられる。また、閉鎖空間内での砂利層は、地面に近い
下層の砂利は若干水分が残るが、地面から遠い上層の砂
利は乾燥した状態になっている。
【0006】従って、一般に使用される砂利などは貴重
な資源であり、かつ比重が大きく、これを使用する場合
に搬送・施工上の問題点もあった。
【0007】
【課題を解決するための手段】然るにこの発明は、対向
する土台間に床均し治具を架設したので、あるいは廃材
から形成される石材を使用するので、前記問題点を解決
した。
【0008】即ちこの発明は、コンクリート製の布基礎
で囲まれた床構築位置に石材を敷き詰め、前記布基礎上
に土台を構築し、次に前記床構築位置で、対向する土台
間に、上縁が所定高さとなるように形成した均し治具を
架設し、続いて前記床構築位置に該均し治具の上縁に沿
って下地コンクリートを打設し、該下地コンクリートの
固化後に、前記下地コンクリートの上面に、必要ならば
下地板を介して、床仕上げ部材を敷設することを特徴と
した地中の蓄熱を利用した床の構築方法である。また、
前記均し治具は、受け材と定規とからなり、対向する土
台の両側面に夫々受け材を固定し、該受け材間に定規を
架設固定することもできる。また、石材を、廃材を再処
理して形成してなる石材とすることもできる。
【0009】また、他の構築方法の発明は、コンクリー
ト製の布基礎で囲まれた床構築位置に、廃材を再処理し
てなる石材を敷き詰め、前記布基礎上に土台を構築し、
続いて前記床構築位置に、上縁を均して下地コンクリー
トを打設し、該下地コンクリートの固化後に、前記下地
コンクリートの上面に、必要ならば下地板を介して、床
仕上げ部材を敷設することを特徴とした地中の蓄熱を利
用した床の構築方法である。
【0010】また、両構築方法の発明において、コンク
リート製の布基礎で囲まれた床構築位置の地面を周辺地
面より高く形成した後に、該床構築位置の地面に石材を
敷き詰めることもできる。
【0011】また、この発明は、土台の側面に固定でき
る2つの受け材と、両受け材間に架設できる所定長さの
定規とからなり、前記定規を受け材に架設した際に、前
記受け材の上縁と、前記定規の上縁とが面一となるよう
に形成したことを特徴とする床下地均し治具である。ま
た、前記において、定規を板状とし、該定規の中間部側
面に第二受け材を固定し、該第二受け材と他の土台側面
に固定できる他の第二受け材及び両第二受け材間に架設
できる第二定規とを組合わせることもできる。
【0012】前記における床仕上げ部材とは、各種床
板、各種床シート、畳類など通常床の表面に使用される
部材を指す。
【0013】また、前記における石材とは、砂利、砕
石、砂など各種の塊状・粒状・粉状の材料を指す。大き
さは通常40mm程度が望ましいが、0mm〜100mm程度
であれば、単独の大きさの材料あるいは異なる大きさの
材料を適宜混合して使用することも可能である。
【0014】また、前記における「廃材を再処理して形
成してなる石材」とは、例えば、コンクリートを解体し
た際に生じるいわゆる「がら」を再処理して形成した石
材、各種ごみ焼却施設での焼却残渣を固めてなる石材等
を指し、またこれらに限らず他の処理方法で、上記「石
材」と同様の外観形状に形成した塊からなる材料をい
う。また、材質も鉱物質に限らず、硝子質、各種ゴム
質、各種合成樹脂質等の単独あるいは混合による材料で
も可能である。ただし、当然ながら床を構成する材料で
あるから、「石材層、下地コンクリート及び床仕上げ
材」が協働して、床に要求される所定強度を有すること
が条件とされる。
【0015】また、前記における石材の敷き詰めは、1
種類の石材に限らず、数種類の石材を混ぜて使用するこ
ともできる。また、異なる石材を種類毎に層状に使用す
ることもできる。この場合には、粒の小さな石材(ある
いは再生石材)を下層に、粒の大きな石材(あるいは砂
利)を上層に使用するほうが望ましい。
【0016】
【作用】床均し治具の上面に沿って、打設したコンクリ
ートの仕上げ面を均せば、容易に下地コンクリート面を
均一に仕上げることができる。
【0017】また、床均し治具により、居住予定位置の
コンクリート打設位置が平面的に分割され表面均し作業
が容易となる。
【0018】また、床構築予定位置の地面を周辺地面よ
り高く形成すれば、敷き詰めた石材による石材層内の水
分量を大幅に削減できる。
【0019】
【実施例1】図1、3、5、7に基づき、この発明の床
下地均し治具について説明する。
【0020】土台25の側面26に固定できる基板1の
一面2に、所定間隔(定規12の材厚に対応させて)の
支持板5、5を縦方向で、直角に突設する。支持板5、
5の下縁6aの中央部に押え板8を架設固定して受け材
10を構成する(図1)。前記両支持板5、5には横方
向の長孔7が穿設され、基板1の両側には土台固定用の
透孔4、4が夫々穿設してある。また、前記基板1と支
持板5とは同一高さHで形成され、基板1の上縁3と支
持板5の上縁6とは同一高さで形成されている。また、
前記受け材10は鋼板から形成されている。
【0021】架設予定の土台25、25間の距離L0
り短い長さLで、高さHの帯状の鋼板の両端部13、1
3に前記受け材10の長孔7と連通する透孔15を穿設
して、定規11を構成する(図1(b))。図中35は
鉄筋挿通用の透孔である。
【0022】以上の2つの受け材10、10とこれに架
設できる1つの定規11とから床均し治具16を構成す
る(図1(a)(b))。
【0023】前記実施例において、基板1と支持板5と
は同一高さHとすることが望ましいが、両部材1、5の
上縁3、6が水平で面一に形成されれば、両部材の下縁
は異なる位置形状でも可能である(図示していない)。
【0024】また、図上、基板1と支持板5は長方形
(正方形)としたが、基板1と支持板5の上縁3、6が
略水平で面一に形成されれば、基板1と支持板5の形状
は任意である。例えば、基板1の両端部や支持板5の端
部を斜辺1a、5aに形成した台形状とし(図5(a)
〜(d))、又は、基板1の両端部や支持板5の端部の
隅角のみに斜辺1b、5bを形成した五角形状とし(図
5(e)〜(h))、更に、基板1を、弦を上に向けた
半円形とし、支持板5を半径を上に向けた4分の1円形
とする(図5(i)(j))等の適宜の形状とすること
も可能である。
【0025】また、定規12の高さもHとしたが、受け
材10に架設した状態で、定規11の上縁12と、受け
材(基板1と支持板5)の上縁3、6が水平で面一に形
成できれば、定規11の高さは任意である。ただし、こ
の場合には、施工が容易となるように、押え板8の上縁
9の位置を上下調節して、支持板5、5に固定すること
が必要である。
【0026】また、前記実施例において、受け材10の
支持板5に長孔7を穿設し、定規11に透孔15を穿設
し、長孔7と透孔15とを連通できる構造としたが、両
部材5、11とを位置丁性可能に連結できれば他の構成
とすることもできる。例えば、支持板5に、使用するボ
ルトの軸径に対応した、円形の透孔7aを穿設し、定規
11に透孔7aに対応した大径の透孔15aとすること
もできる(図7(a)(b))。この場合には、透孔7
aを基準として、水平方向、垂直方向の位置調整が可能
である。
【0027】また、前記実施例において、定規11の中
間部の両側面14、14に他の受け材(第二受け材)1
7を固定して、この受け材17と対応する土台に固定で
きる受け材(第二受け材)17と前記受け材17との間
に架設する定規(第二定規)18を組合わせて、平面十
字状の下地均し治具19を構成することもできる(図
3)。この場合でも各受け材10、17、各定規11、
18の上縁は水平面一に形成する。同様に、定規11の
中間部に2つ以上の受け材17、17を固定することも
できる(図示していない)。また、前記において、定規
11の中間部の両側面14、14に受け材17を固定し
たが、一側面14にのみ受け材17を固定し、平面略T
字状の床下地均し治具を構成することもできる(図示し
ていない)。
【0028】
【実施例2】次に、図1〜図6に基づき、この発明の実
施例の床の構築方法に付いて説明する。
【0029】従来公知の方法により布基礎22を構築
し、布基礎22内部(床構築位置33)の土面(土壌)
21に防蟻処理を施す。ここで、土面21の地面(上
面)21aは周辺の地面39よりも高さHだけ高く形成
する(図6)。ここで高さHは、地盤の土質や床構築位
置33の面積などにもよるが、50〜100mm程度とす
る。
【0030】続いて、布基礎22内に布基礎22のほぼ
上面まで、40mm程度の外径の「焼却残渣を加工再生し
てなる石材」を、上面が略水平になるように敷き詰め、
厚さ300mm程度の石材層23を形成する。続いて、石
材層23上面を厚さ0.1mm程度の樹脂(ポリエチレン
など)フィルム24で覆うと共に布基礎22上に土台2
5を載置し、布基礎22に一体に固定する。前記におい
て、石材層23は、布基礎22と近接する部分を低く形
成する(図6)。
【0031】続いて、予め、所定の長さに切断した定規
11、11を用意し、床構築位置33、33で、対向す
る土台25、25の側面26、26に、夫々受け材1
0、10を固定する。この際、受け材10、10の上縁
高さは、構築予定の下地コンクリート28の上縁29位
置に合わせてある。ここで、床構築位置(部屋)33の
面積が広い場合には、定規11に代え、受け材17、1
7を両面又は片面に固定した定規11を使用して、該受
け材17に対向する土台25にも受け材17を固定す
る。
【0032】続いて、対向する受け材10、10間に定
規11を架設し、更に受け材17、17間に、定規1
8、18を架設し、長孔7及び連通する透孔15にボル
ト36を挿通しナットで緊結固定する。この際、定規1
1の架設は、受け材10、10の支持板5、5間に、定
規11を、矢示37のように下ろし、その端部13、1
3を嵌挿すれば、定規11の下縁12aは押え板8によ
り規制される。よって、定規11の架設と同時に受け材
10、10と定規11の上縁高さは面一に設定される
(ここでは、受け材10の上縁を土台25の上縁27と
同一に設定してある)。また、受け材10の長孔7によ
り、定規11の長さ方向の誤差を吸収できる。
【0033】以上で、均し治具16、19の架設が完了
する。通常は、定規11、18が床構築位置25を均等
に区画するように配置する(図4)。
【0034】続いて、あるいは定規11、18の架設と
共に、必要ならば補強鉄筋34を定規11、18の透孔
35、35に挿通させて、石材層23の上面で土台25
内(床構築位置33内)に、厚さ100mm程度に下地コ
ンクリート28を打設する。土台25と定規11の上縁
12(又は受け材10、17の基板1、支持板5の上縁
3、6)に、直線を有する棒(板でも可。図示していな
い))を当接し、棒を定規11に沿ってずらしながら移
動し、下地コンクリートの上面を削り、水平均一に均
す。この際、定規11、18で区画された部分毎に均し
作業ができるので、操作する棒の長さを短くでき、作業
が容易で、また同時に複数箇所を均すことができるの
で、作業効率を高めることができる。また、施工精度を
高め、誤差±1mm前後の下地コンクリート面を構築でき
る。また、前記において、布基礎22と近接する部分の
石材層23を低く形成してあるので、下地コンクリート
28の下面は、布基礎22にそって突出条28aが形成
され(図6)、下地コンクリート28は石材層23上に
安定して形成される。
【0035】下地コンクリート28の固化後、脱水を確
認して、下地コンクリート28の上面29に、下地の合
板30、30を介して、床仕上げ板31、31を敷設す
る。以上で床の構築が完了する(図2)。
【0036】この実施例で構築した床は、地下と熱的に
連続しているので、地域差もあるが石材層23は、概ね
最高24℃(夏)〜最低12℃(冬)の温度を維持し、
その温度が直接に床仕上げ板31、31に伝わり、夏期
で25℃以下、冬期で10℃以上に保たれる。更に、地
中21の湿気は石材層23の砂利の表面で乾燥され、床
面には及ばない。従って、地中の蓄熱のエネルギーを利
用するので、陽当たりや、立地条件によらず、快適な居
住環境を保つことができる。
【0037】また、この実施例で構築した床は、多少の
流動性を有する砂利からなる石材層23を設けたので、
地震や車等による外からの振動や騒音を石材層23によ
り吸収するので、建物自体の揺れを削減できる。また、
室内の振動や騒音も石材層23で吸収できる。
【0038】更に、この実施例で構築した床は、石材層
23、下地コンクリート28を介して直接床仕上げ板3
1を構築したので、床面の許容荷重範囲を極めて大きく
することができ、ピアノや各種家具等の重量物を特別な
補強なしに設置使用できる。更に、床下に木材がないの
で、腐食や白蟻なども防止し、建物全体の寿命を向上さ
せることができる。
【0039】前記における「焼却残渣を加工再生してな
る石材」とは、例えば、焼却残渣の中から金属等の有価
物を取り除き、最後に残った硝子・陶器等を破砕して、
骨材分を研磨して製造した焼却残渣カレット(小沢コン
クリート工業(株))などを指す。
【0040】前記実施例において、一床構築位置33毎
に1つの床均し治具16、19を架設したが、複数を架
設することもできる。この場合には、床構築位置33が
細かい面積に区画されるので、作業効率が高まる。
【0041】また、前記実施例において、樹脂フィルム
24は、下地コンクリート28のセメントペーストが、
石材層23の砂利間の隙間に侵入させない為に敷設する
ものであり、厚さは0.1mm程度に限定するものではな
く適宜の厚さで可能であり、材質もポリエチレンに限ら
ず、他の材質とすることもできる。
【0042】また、前記実施例において、床仕上げ板3
1を使用したが、従来公知のコルク、各種樹脂床シー
ト、畳などを使用することもできる。また、不要ならば
下地の合板30、30は省略することもできる。
【0043】また、前記実施例において、下地コンクリ
ート28内に鉄筋34、34を補強の為に埋設したが、
鉄筋34と共に、あるいは鉄筋34に代えて、金網を埋
設することもできる(図示していない)。また、必要な
強度や割れ対策ができれば、鉄筋34や金網を省略する
こともできる。
【0044】また、前記実施例において、石材層23の
厚さを300mm程度、下地コンクリート28の厚さを1
00mm程度としたが、基礎・土台等の構造・大きさ、敷
地の条件等により適宜変更可能であり、通常、石材層2
3の厚さは50〜600mm程度、下地コンクリート28
の厚さは20〜200mm程度とするが、これに限るもの
ではない。
【0045】また、前記実施例において、石材として
「焼却残渣を加工再生してなる石材」を使用したが、こ
れに限定するものではなく、コンクリート「がら」や各
種再生骨材などを使用することもできる。また、焼却灰
を加工した溶融スラグに砂利やセメントなどを混合した
セメント系の2次製品やこのセメント系の2次製品を細
かく砕いたもの、溶融スラグに各種高分子材料を混合し
たレジンコンクリート類などを使用することもできる。
更に、石材は所定の強度と大きさを有していれば、従来
の砂利類の他の樹脂類、硝子類、陶磁器類、ゴム類など
の単独又は混合物とした材料を使用することもできる。
【0046】
【発明の効果】上縁が所定高さとなるように形成した均
し治具を架設し、床構築位置に均し治具の上縁に沿って
下地コンクリートを打設するので、打設した下地コンク
リート上面を容易に水平均一に均すことができ、下地コ
ンクリート上に敷設する床仕上げ部材の施工精度を高め
ることができきる。また、均し治具が下地コンクリート
内に埋設されるので、下地コンクリートを補強できる。
また、均し治具を、土台に固定できる受け材と受け材間
に架設する定規とから構成すれば、搬送経費を削減で
き、かつ現場での均し治具の構築が容易にできる効果が
ある。
【0047】また、廃材を再処理した再生材料からなる
石材を使用した場合には、蓄熱効率・床の強度を保った
まま、貴重な資源である砂利の消費を防ぎ、廃材のリサ
イクルに供し、また一般に軽量であるため施工効率を高
めることができる効果がある。
【0048】また、床構築予定位置の地面を周辺地面よ
り高く形成すれば、敷き詰めた石材による石材層内の水
分量を大幅に削減でき、床上面へ水分が上昇するおそれ
を更に削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の均し治具で(a)は平面
図、(b)は側面図、(c)は受け材の正面図である。
【図2】この発明の方法を説明する一部を破切した一部
斜視図である。
【図3】この発明の他の均し治具の斜視図である。
【図4】この発明の均し治具の使用状態(住宅1軒分)
の概略した平面図である。
【図5】この発明の均し治具の受け材の他の実施例であ
り、(a)(c)(e)(g)(i)は夫々正面図、
(b)(d)(f)(h)(j)は夫々対応する側面図
である。
【図6】この発明の方法で構築した床の概略した縦断面
図である。
【図7】この発明の均し治具の他の実施例で、(a)は
一部を破切した正面図、(b)は平面図である。
【符号の説明】
1 基板 3 基板の上縁 5 支持板 6 支持板の上縁 8 押え板 10 受け材 11 定規 12 定規の上縁 16 均し治具 17 受け材(第二受け材) 18 定規(第二定規) 19 均し治具 21 土壌 21a 地面 22 布基礎 23 石材層 24 樹脂フィルム 25 土台 26 土台の側面 27 土台の上縁 28 下地コンクリート 29 下地コンクリートの上面 30 合板 31 床仕上げ板 33 床構築位置 39 周辺の地面
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−8857(JP,A) 特開 昭62−137351(JP,A) 特開 平3−39542(JP,A) 特開 昭51−46727(JP,A) 特開 昭61−102963(JP,A) 実開 昭56−139741(JP,U) 実開 昭61−159405(JP,U) 実開 平5−22769(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 5/43 E04B 1/74 E04G 21/18

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンクリート製の布基礎で囲まれた床構
    築位置に石材を敷き詰め、前記布基礎上に土台を構築
    し、次に前記床構築位置で、対向する土台間に、上縁が
    所定高さとなるように形成した均し治具を架設し、続い
    て前記床構築位置に該均し治具の上縁に沿って下地コン
    クリートを打設し、該下地コンクリートの固化後に、前
    記下地コンクリートの上面に、必要ならば下地板を介し
    て、床仕上げ部材を敷設することを特徴とした地中の蓄
    熱を利用した床の構築方法。
  2. 【請求項2】 均し治具は、受け材と定規とからなり、
    対向する土台の両側面に夫々受け材を固定し、該受け材
    間に定規を架設固定する請求項1記載の地中の蓄熱を利
    用した床の構築方法。
  3. 【請求項3】石材を、廃材を再処理して形成してなる石
    材とした請求項1記載の地中の蓄熱を利用した床の構築
    方法。
  4. 【請求項4】 コンクリート製の布基礎で囲まれた床構
    築位置に、廃材を再処理してなる石材を敷き詰め、前記
    布基礎上に土台を構築し、続いて前記床構築位置に、上
    縁を均して下地コンクリートを打設し、該下地コンクリ
    ートの固化後に、前記下地コンクリートの上面に、必要
    ならば下地板を介して、床仕上げ部材を敷設することを
    特徴とした地中の蓄熱を利用した床の構築方法。
  5. 【請求項5】コンクリート製の布基礎で囲まれた床構築
    位置の地面を周辺地面より高く形成した後に、該床構築
    位置の地面に石材を敷き詰める請求項1又は4記載の地
    中の蓄熱を利用した床の構築方法。
  6. 【請求項6】 土台の側面に固定できる2つの受け材
    と、両受け材間に架設できる所定長さの定規とからな
    り、前記定規を受け材に架設した際に、前記受け材の上
    縁と、前記定規の上縁とが面一となるように形成したこ
    とを特徴とする床下地均し治具。
  7. 【請求項7】 定規を板状とし、該定規の中間部側面に
    第二受け材を固定し、該第二受け材と他の土台側面に固
    定できる他の第二受け材及び両第二受け材間に架設でき
    る第二定規とを組合わせた請求項6記載の床下地均し治
    具。
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