JP3057966B2 - インタレース動画像の動き補償予測装置 - Google Patents
インタレース動画像の動き補償予測装置Info
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Landscapes
- Color Television Systems (AREA)
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Image Analysis (AREA)
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インタレース動画
像の符号化における動き補償予測装置に関する。
像の符号化における動き補償予測装置に関する。
【0002】
【従来の技術】テレビ会議等の動画像通信やCD−RO
M等への動画像蓄積を目的とした動画像の高能率符号化
方式においてはフレームもしくはフィールドの画面で、
各画面を例えば16画素×16ラインのブロックに分割
して面内符号化、又は動き補償による参照画面と現画面
の差分を符号化する面間符号化を用いて高能率符号化を
行っている。
M等への動画像蓄積を目的とした動画像の高能率符号化
方式においてはフレームもしくはフィールドの画面で、
各画面を例えば16画素×16ラインのブロックに分割
して面内符号化、又は動き補償による参照画面と現画面
の差分を符号化する面間符号化を用いて高能率符号化を
行っている。
【0003】図4に一般的な符号化装置の構成を示す。
ここで、41は減算器であり、入力画面X1と予測画面
X2の差分を求めて予測誤差画面X3を生ずる。42は
離散コサイン変換(DCT)やベクトル量子化器等の符
号化器、43は量子化器、44は逆量子化器、45は逆
離散コサイン変換(IDCT)や逆ベクトル量子化器等
の復号器、46は加算器で復号器によって復元された予
測誤差画面X5と予測画面X2を加算して局部復号画面
X6を発生する。予測画面についてはフレームメモリ4
7に格納された参照画面に対する入力画面の動き量を動
き検出部48で求め、得られた動き量に対する参照画面
を動き補償器49で作成し、予測画面として用いる。量
子化器43の出力は50の可変長符号化器で符号化さ
れ、51の多重化器で48の動き検出部で得られた動き
ベクトル等のデータと共に多重化され、符号化情報CI
として出力される。
ここで、41は減算器であり、入力画面X1と予測画面
X2の差分を求めて予測誤差画面X3を生ずる。42は
離散コサイン変換(DCT)やベクトル量子化器等の符
号化器、43は量子化器、44は逆量子化器、45は逆
離散コサイン変換(IDCT)や逆ベクトル量子化器等
の復号器、46は加算器で復号器によって復元された予
測誤差画面X5と予測画面X2を加算して局部復号画面
X6を発生する。予測画面についてはフレームメモリ4
7に格納された参照画面に対する入力画面の動き量を動
き検出部48で求め、得られた動き量に対する参照画面
を動き補償器49で作成し、予測画面として用いる。量
子化器43の出力は50の可変長符号化器で符号化さ
れ、51の多重化器で48の動き検出部で得られた動き
ベクトル等のデータと共に多重化され、符号化情報CI
として出力される。
【0004】図3は動き検出部を示したものである。こ
の動き検出では21の1ベクトル動き検出による予測誤
差信号E1、22の2ベクトル動き検出による予測誤差
信号E2,…,2nのnベクトル動き検出による予測誤
差信号Enとを12の比較器で比較して、誤差信号が小
さい方の動き検出を13の選択器で選択して動き補償を
行い符号化効率の向上を図っている。
の動き検出では21の1ベクトル動き検出による予測誤
差信号E1、22の2ベクトル動き検出による予測誤差
信号E2,…,2nのnベクトル動き検出による予測誤
差信号Enとを12の比較器で比較して、誤差信号が小
さい方の動き検出を13の選択器で選択して動き補償を
行い符号化効率の向上を図っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述した符号化装置で
は、フレーム画面やフィールド画面によるインタレース
画面に対して動き検出を行い、予測誤差結果にもとづい
て適応的に予測方式を選択して動き補償を行っている。
この場合、 (1)nベクトル動き検出(n=2,3,4,…)の場
合は1ベクトル動き検出の場合に比べn倍の動きベクト
ル個数が必要になる。従って、両者ともに予測誤差があ
まり大きくなくいずれの場合を用いても予測効率の差が
小さい場合でも、nベクトル動き検出の場合の予測誤差
の方が小さい場合には、nベクトル動き補償が選択され
るため、結果的に送出する動きベクトル量が多くなり、
符号化効率が低下する。 (2)予測誤差が大きい場合でも、1ベクトル動き検出
の場合とnベクトル動き検出の場合であまり差がない場
合、nベクトル動き検出の場合の予測誤差のほうがやや
小さい場合には、nベクトル動き検出が選択されるた
め、送出する動きベクトル量が多くなり、符号化効率が
低下する。
は、フレーム画面やフィールド画面によるインタレース
画面に対して動き検出を行い、予測誤差結果にもとづい
て適応的に予測方式を選択して動き補償を行っている。
この場合、 (1)nベクトル動き検出(n=2,3,4,…)の場
合は1ベクトル動き検出の場合に比べn倍の動きベクト
ル個数が必要になる。従って、両者ともに予測誤差があ
まり大きくなくいずれの場合を用いても予測効率の差が
小さい場合でも、nベクトル動き検出の場合の予測誤差
の方が小さい場合には、nベクトル動き補償が選択され
るため、結果的に送出する動きベクトル量が多くなり、
符号化効率が低下する。 (2)予測誤差が大きい場合でも、1ベクトル動き検出
の場合とnベクトル動き検出の場合であまり差がない場
合、nベクトル動き検出の場合の予測誤差のほうがやや
小さい場合には、nベクトル動き検出が選択されるた
め、送出する動きベクトル量が多くなり、符号化効率が
低下する。
【0006】よって本発明の目的は上述従来方式の欠点
である動きベクトル量の不必要な増加による符号化効率
の低下を改善することにある。
である動きベクトル量の不必要な増加による符号化効率
の低下を改善することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、入力画
面及び参照画面を用いブロック単位でブロックの動きベ
クトルの予測とこの予測に対する誤差により動き補償を
行うインタレース動画像の動き補償予測装置において、
ブロックに対し参照画面を用いて、互いに異なる数の動
きベクトルをそれぞれ出力すると共に予測誤差信号を出
力する複数個の動き検出手段と、各動き検出手段から出
力された予測誤差信号の予測誤差値に、動きベクトルの
数、累積符号量、量子化係数及び予測画像の種類のうち
の少なくとも一つを含む符号化情報に応じて決定される
ハンディ値を付加する前処理手段と、前処理手段から出
力された各予測誤差値を比較し、最小の予測誤差値を示
す選択フラグ及び最小の予測誤差値を出力した動き検出
手段からの動きベクトルを選択する手段とを具備し、符
号化された予測誤差に、いずれの動き検出手段からの出
力を選択したかを示す選択フラグ及び選択フラグに対応
した動きベクトルを付加して伝送するようにしたインタ
レース動画像の動き補償予測装置が提供される。
面及び参照画面を用いブロック単位でブロックの動きベ
クトルの予測とこの予測に対する誤差により動き補償を
行うインタレース動画像の動き補償予測装置において、
ブロックに対し参照画面を用いて、互いに異なる数の動
きベクトルをそれぞれ出力すると共に予測誤差信号を出
力する複数個の動き検出手段と、各動き検出手段から出
力された予測誤差信号の予測誤差値に、動きベクトルの
数、累積符号量、量子化係数及び予測画像の種類のうち
の少なくとも一つを含む符号化情報に応じて決定される
ハンディ値を付加する前処理手段と、前処理手段から出
力された各予測誤差値を比較し、最小の予測誤差値を示
す選択フラグ及び最小の予測誤差値を出力した動き検出
手段からの動きベクトルを選択する手段とを具備し、符
号化された予測誤差に、いずれの動き検出手段からの出
力を選択したかを示す選択フラグ及び選択フラグに対応
した動きベクトルを付加して伝送するようにしたインタ
レース動画像の動き補償予測装置が提供される。
【0008】このように、本発明では、インタレース動
画像の高能率符号化装置等の画像伝送や蓄積装置におけ
るブロック単位での動き補償予測において、ブロック当
り1個又は複数個の動きベクトルを用いる際に、予測方
式間でハンディ値をもたせて、少ないベクトル数の予測
方式を優先的に選択する。これによって情報量の効率的
な削減をおこない、符号化効率の向上を図ることができ
る。
画像の高能率符号化装置等の画像伝送や蓄積装置におけ
るブロック単位での動き補償予測において、ブロック当
り1個又は複数個の動きベクトルを用いる際に、予測方
式間でハンディ値をもたせて、少ないベクトル数の予測
方式を優先的に選択する。これによって情報量の効率的
な削減をおこない、符号化効率の向上を図ることができ
る。
【0009】ハンディ値は、動きベクトルの数に応じて
決定され、動きベクトルの数が多くなるに従い大きくな
るようにすることが好ましい。
決定され、動きベクトルの数が多くなるに従い大きくな
るようにすることが好ましい。
【0010】予測誤差値が予め定められたスレッショル
ド値より小さい場合は、最小の動きベクトル数を出力す
る動き検出手段からの動きベクトルによる動き補償を優
先的に選択するようにしたことが好ましい。その場合、
動き検出手段が1個の動きベクトルを出力すると共に予
測誤差信号を出力する動き検出手段を含んでおり、予測
誤差値が予め定められたスレッショルド値より小さい場
合は、1個の動きベクトルを出力する動き検出手段から
の動きベクトルによる動き補償を優先的に選択すること
がより好ましい。これにより、従来の動きベクトル個数
の多いフィールド動き補償の多用による符号化効率の低
下を防ぎ、符号化情報量の削減を実現することが可能で
ある。
ド値より小さい場合は、最小の動きベクトル数を出力す
る動き検出手段からの動きベクトルによる動き補償を優
先的に選択するようにしたことが好ましい。その場合、
動き検出手段が1個の動きベクトルを出力すると共に予
測誤差信号を出力する動き検出手段を含んでおり、予測
誤差値が予め定められたスレッショルド値より小さい場
合は、1個の動きベクトルを出力する動き検出手段から
の動きベクトルによる動き補償を優先的に選択すること
がより好ましい。これにより、従来の動きベクトル個数
の多いフィールド動き補償の多用による符号化効率の低
下を防ぎ、符号化情報量の削減を実現することが可能で
ある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態の構成
を示す図1のブロック図を参照して説明する。同図にお
いて、10は入力ブロックデータ、11は参照ブロック
データであり、共にインタレース画面となっている。入
力画面及び参照画面のブロック信号は1ベクトル動き検
出器21で動き検出が行われ、動きベクトルV1とブロ
ックの予測誤差E1が出力される。また2ベクトル動き
検出器22でも動き検出が行われ、動きベクトルV2及
び予測誤差のE2が出力される。同様にnベクトル動き
検出器2nでも動き検出が行われ、動きベクトルVn及
び予測誤差のEnが出力される。
を示す図1のブロック図を参照して説明する。同図にお
いて、10は入力ブロックデータ、11は参照ブロック
データであり、共にインタレース画面となっている。入
力画面及び参照画面のブロック信号は1ベクトル動き検
出器21で動き検出が行われ、動きベクトルV1とブロ
ックの予測誤差E1が出力される。また2ベクトル動き
検出器22でも動き検出が行われ、動きベクトルV2及
び予測誤差のE2が出力される。同様にnベクトル動き
検出器2nでも動き検出が行われ、動きベクトルVn及
び予測誤差のEnが出力される。
【0012】1ベクトル動き検出器21は、1つ以上の
参照画面を用いて入力画面のブロックと参照画面のブロ
ックの間の動きを予測した動きベクトルと、予測画面と
入力画面との誤差を出力する。同様に、2ベクトル動き
検出器22は、2つ以上の参照画面を用いて一つの画面
を予測し、nベクトル動き検出器2nはn個以上の参照
画面からひとつの画面を予測する。
参照画面を用いて入力画面のブロックと参照画面のブロ
ックの間の動きを予測した動きベクトルと、予測画面と
入力画面との誤差を出力する。同様に、2ベクトル動き
検出器22は、2つ以上の参照画面を用いて一つの画面
を予測し、nベクトル動き検出器2nはn個以上の参照
画面からひとつの画面を予測する。
【0013】1ベクトル動き検出器21、2ベクトル動
き検出器22,…,nベクトル動き検出器2nから出力
された予測誤差E1,E2,…,Enは前処理器14に
入力され、符号化情報CIを元にそれぞれの予測誤差信
号はベクトル数に応じたハンディ値を付加される。該ハ
ンディ値を付加された各信号は比較器12で比較され、
ブロックごとにいずれかを選択し、いずれを選択したか
の信号として選択フラグZMを出力する。選択器13で
比較器12の結果をもとに動きベクトルの選択が行わ
れ、動きベクトルZVとして出力される。
き検出器22,…,nベクトル動き検出器2nから出力
された予測誤差E1,E2,…,Enは前処理器14に
入力され、符号化情報CIを元にそれぞれの予測誤差信
号はベクトル数に応じたハンディ値を付加される。該ハ
ンディ値を付加された各信号は比較器12で比較され、
ブロックごとにいずれかを選択し、いずれを選択したか
の信号として選択フラグZMを出力する。選択器13で
比較器12の結果をもとに動きベクトルの選択が行わ
れ、動きベクトルZVとして出力される。
【0014】以下に、本実施形態の主要部の構成につい
て、詳細に説明する。
て、詳細に説明する。
【0015】まず、図2を参照して、入力画面のブロッ
クデータの構成を詳細に説明する。入力ブロックの大き
さについては、輝度信号は16画素×16ライン、2つ
の色差信号についてはそれぞれ8画素×16ラインと
し、これらをまとめてマクロブロックと呼ぶ。符号化の
一連の処理はこのマクロブロックごとに行われる。
クデータの構成を詳細に説明する。入力ブロックの大き
さについては、輝度信号は16画素×16ライン、2つ
の色差信号についてはそれぞれ8画素×16ラインと
し、これらをまとめてマクロブロックと呼ぶ。符号化の
一連の処理はこのマクロブロックごとに行われる。
【0016】同図に示されているように、前記ブロック
は、奇数ラインに存在する奇数フィールドのデータ
(○)と、偶数ラインに存在する偶数フィールドのデー
タ(□)とから構成されている。フレームブロックは、
奇数ラインと偶数ラインが交互に現れるデータから構成
され、フィールドブロックは、奇数ラインのデータのみ
を集めたデータ、あるいは偶数ラインのデータのみを集
めたデータから構成される。
は、奇数ラインに存在する奇数フィールドのデータ
(○)と、偶数ラインに存在する偶数フィールドのデー
タ(□)とから構成されている。フレームブロックは、
奇数ラインと偶数ラインが交互に現れるデータから構成
され、フィールドブロックは、奇数ラインのデータのみ
を集めたデータ、あるいは偶数ラインのデータのみを集
めたデータから構成される。
【0017】動き検出に用いる参照ブロックについて
は、輝度信号のみを用いる。ブロックの大きさは検索す
る範囲に応じて変化する。例えば、検索範囲が主及び副
走査方向に±7画素の場合は30画素×30ラインとな
る。なお、動き補償後に得られる予測誤差データのサイ
ズは、輝度信号、色差信号ともに図2の入力ブロックと
同様の構成となる。
は、輝度信号のみを用いる。ブロックの大きさは検索す
る範囲に応じて変化する。例えば、検索範囲が主及び副
走査方向に±7画素の場合は30画素×30ラインとな
る。なお、動き補償後に得られる予測誤差データのサイ
ズは、輝度信号、色差信号ともに図2の入力ブロックと
同様の構成となる。
【0018】1ベクトル動き検出器21、2ベクトル動
き検出器22,…,及びnベクトル動き検出器2nに入
力された16画素×16ラインのブロック信号は、参照
画面に対して、それぞれ、1個、2個、…、及びn個の
ベクトルを用いて検索を行う。この場合、参照画面は、
時間的に前の画面あるいは後の画面を用いることができ
る。さらに、1個、2個、…、及びn個のベクトルで表
せる限り、時間的に前後の2つ以上の画面を参照するこ
とが可能である。
き検出器22,…,及びnベクトル動き検出器2nに入
力された16画素×16ラインのブロック信号は、参照
画面に対して、それぞれ、1個、2個、…、及びn個の
ベクトルを用いて検索を行う。この場合、参照画面は、
時間的に前の画面あるいは後の画面を用いることができ
る。さらに、1個、2個、…、及びn個のベクトルで表
せる限り、時間的に前後の2つ以上の画面を参照するこ
とが可能である。
【0019】次に、1ベクトル動き検出器21、2ベク
トル動き検出器22,…,及びnベクトル動き検出器2
nの内部の構成を図5に示す。なお、図5には、これら
の動き検出器21,22,…,2nのうちの一つが代表
として示されている。入力画面及び参照画面はそれぞれ
入力ブロックメモリ20a及び参照ブロックメモリ20
bに一旦記憶される。アドレス発生回路55からのアド
レスにより動き検出を行う入力画面データと参照画面デ
ータが取り出される。
トル動き検出器22,…,及びnベクトル動き検出器2
nの内部の構成を図5に示す。なお、図5には、これら
の動き検出器21,22,…,2nのうちの一つが代表
として示されている。入力画面及び参照画面はそれぞれ
入力ブロックメモリ20a及び参照ブロックメモリ20
bに一旦記憶される。アドレス発生回路55からのアド
レスにより動き検出を行う入力画面データと参照画面デ
ータが取り出される。
【0020】次いで、1ベクトル動き検出器21の場合
には、参照画面データは必要に応じて時間/空間フィル
タ52にてフィルタリングされ、予測誤差演算回路53
にて、入力画面と参照画面との誤差が計算される。2ベ
クトル動き検出器22の場合には、2個のベクトルに応
じた参照画面データは時間/空間フィルタ52にてフィ
ルタリングされ、1つの予測画面に合成され、予測誤差
演算回路53にて、入力画面と参照画面との誤差が計算
される。また、nベクトル動き検出器2nの場合には、
n個のベクトルに応じた参照画面データは時間/空間フ
ィルタ52にてフィルタリングされ、1つの予測画面に
合成され、予測誤差演算回路53にて、入力画面と参照
画面との誤差が計算される。
には、参照画面データは必要に応じて時間/空間フィル
タ52にてフィルタリングされ、予測誤差演算回路53
にて、入力画面と参照画面との誤差が計算される。2ベ
クトル動き検出器22の場合には、2個のベクトルに応
じた参照画面データは時間/空間フィルタ52にてフィ
ルタリングされ、1つの予測画面に合成され、予測誤差
演算回路53にて、入力画面と参照画面との誤差が計算
される。また、nベクトル動き検出器2nの場合には、
n個のベクトルに応じた参照画面データは時間/空間フ
ィルタ52にてフィルタリングされ、1つの予測画面に
合成され、予測誤差演算回路53にて、入力画面と参照
画面との誤差が計算される。
【0021】最適ベクトル判定回路54は、各サーチポ
イントでの予測誤差信号を比較して、最小となる位置を
求め、それぞれ、1個,2個,…,n個のベクトルから
なる動きベクトルV1と予測誤差E1、動きベクトルV
2と予測誤差E2,…,動きベクトルVnと予測誤差E
nを出力する。予測誤差信号としては、差分絶対値の累
積和あるいは差分二乗値の累積和等が利用できる。
イントでの予測誤差信号を比較して、最小となる位置を
求め、それぞれ、1個,2個,…,n個のベクトルから
なる動きベクトルV1と予測誤差E1、動きベクトルV
2と予測誤差E2,…,動きベクトルVnと予測誤差E
nを出力する。予測誤差信号としては、差分絶対値の累
積和あるいは差分二乗値の累積和等が利用できる。
【0022】各動き検出器21,22,…,2nからの
予測誤差値E1,E2,…,Enは比較器12で比較さ
れ予測誤差の小さい方の動き検出を選択し、決定された
選択フラグZMを出力する。この際、以下のような判定
条件を用いる。
予測誤差値E1,E2,…,Enは比較器12で比較さ
れ予測誤差の小さい方の動き検出を選択し、決定された
選択フラグZMを出力する。この際、以下のような判定
条件を用いる。
【0023】(1)if(E1<T1)then ZV
=V1 (2)else ZV=Vx ここで、Vxはmin(E1,E2′,…,En′)を
与える動きベクトル ただし、E2′=E2+T2, ………………………… En′=En+Tnである。
=V1 (2)else ZV=Vx ここで、Vxはmin(E1,E2′,…,En′)を
与える動きベクトル ただし、E2′=E2+T2, ………………………… En′=En+Tnである。
【0024】T1はスレショルド値であり、またT2,
…,Tnはハンディ値で、一般にT2<T3<……<T
nである。これらの値は、動きベクトルの個数、累積符
号量、量子化係数、予測画像の種類等の符号化情報CI
に応じて決定する。例えば、累積符号化量や量子化係数
が大きな場合、スレショルド値T1を大きくとり、また
ハンディ値T2,T3,…も大きくとることにより、ベ
クトル数の増大に伴う符号化量の増大による符号化効率
の低下を防ぐ。逆に、これらの値が小さい場合は比較的
小さなT1,…,Tnをとることが可能である。
…,Tnはハンディ値で、一般にT2<T3<……<T
nである。これらの値は、動きベクトルの個数、累積符
号量、量子化係数、予測画像の種類等の符号化情報CI
に応じて決定する。例えば、累積符号化量や量子化係数
が大きな場合、スレショルド値T1を大きくとり、また
ハンディ値T2,T3,…も大きくとることにより、ベ
クトル数の増大に伴う符号化量の増大による符号化効率
の低下を防ぐ。逆に、これらの値が小さい場合は比較的
小さなT1,…,Tnをとることが可能である。
【0025】また、許容動きベクトルの個数が2程度と
少ない場合のスレショルド値T1は、許容動きベクトル
の個数が多い場合におけるT1より大きな値をとること
によって、各動きベクトルの個数に対する選択率を変更
して、許容動きベクトルの個数に応じたバランスポイン
トを設定することが可能となる。さらに、予測画像の種
類については、例えば時間的に離れた画像から予測する
場合、動きの精度はあまり高くないため、許容動きベク
トルの個数を少なめに設定すること、及びT1,…,T
nの値を高くして、動きベクトルの符号量を少なくし
て、残りの情報量を変換符号化等の他の符号化へ配分す
ることが可能である。逆に、時間的に近い画像からの予
測の場合、予測精度が高いため、T1,…,Tnの値を
小さめに設定することが可能である。
少ない場合のスレショルド値T1は、許容動きベクトル
の個数が多い場合におけるT1より大きな値をとること
によって、各動きベクトルの個数に対する選択率を変更
して、許容動きベクトルの個数に応じたバランスポイン
トを設定することが可能となる。さらに、予測画像の種
類については、例えば時間的に離れた画像から予測する
場合、動きの精度はあまり高くないため、許容動きベク
トルの個数を少なめに設定すること、及びT1,…,T
nの値を高くして、動きベクトルの符号量を少なくし
て、残りの情報量を変換符号化等の他の符号化へ配分す
ることが可能である。逆に、時間的に近い画像からの予
測の場合、予測精度が高いため、T1,…,Tnの値を
小さめに設定することが可能である。
【0026】ただし、同じ個数のベクトルを用いる動き
補償が複数個ある場合は、それぞれにハンディ値を与え
る。例えば、ベクトルの個数が2で、フレームベクトル
やフィールドベクトル等で複数個の動き補償が可能な時
には、(2)式の動きベクトルVxとして、min(E
1,E21′,E22′……,En′)を与える。 ただし、E21′=E21+T21, E22′=E22+T22, ………………………… En′=En+Tn
補償が複数個ある場合は、それぞれにハンディ値を与え
る。例えば、ベクトルの個数が2で、フレームベクトル
やフィールドベクトル等で複数個の動き補償が可能な時
には、(2)式の動きベクトルVxとして、min(E
1,E21′,E22′……,En′)を与える。 ただし、E21′=E21+T21, E22′=E22+T22, ………………………… En′=En+Tn
【0027】ここに、E21,E22,…は各動き検出
器21,22,…の予測誤差、T21,T22,…はそ
れぞれのハンディ値である。
器21,22,…の予測誤差、T21,T22,…はそ
れぞれのハンディ値である。
【0028】この場合、時間的に前後の参照画面からそ
れぞれ1個の動きベクトルを用いて予測を行うフレーム
ベクトルで求めた予測誤差E21と、時間的に前または
後ろのいずれかの参照画面から2個の動きベクトルを用
いて予測を行うフィールドベクトルとで求めた予測誤差
E22に対して、異なる値のハンディ値T21,T22
を与えることにより、フレームベクトルとフィールドベ
クトルとのどちらかに優先度を与えることが可能であ
る。
れぞれ1個の動きベクトルを用いて予測を行うフレーム
ベクトルで求めた予測誤差E21と、時間的に前または
後ろのいずれかの参照画面から2個の動きベクトルを用
いて予測を行うフィールドベクトルとで求めた予測誤差
E22に対して、異なる値のハンディ値T21,T22
を与えることにより、フレームベクトルとフィールドベ
クトルとのどちらかに優先度を与えることが可能であ
る。
【0029】本発明の実施にあたっては種々の変形形態
が可能である。例えばブロックのサイズは、16画素×
16ラインに限らず、32画素×32ライン等種々のサ
イズが適用可能である。
が可能である。例えばブロックのサイズは、16画素×
16ラインに限らず、32画素×32ライン等種々のサ
イズが適用可能である。
【0030】また、E2′,…,En′に関しては、 E2′=C2×E2+T2, ………………………… En′=CnXEn+Tn のように、ある係数C2,…,CnをE2,…,Enに
対して掛けて、その後ハンディ値T2,…,Tnを加算
することにより、より細かい制御を行うことが可能であ
る。
対して掛けて、その後ハンディ値T2,…,Tnを加算
することにより、より細かい制御を行うことが可能であ
る。
【0031】
【発明の効果】本発明では、複数の動き検出のそれぞれ
の予測誤差にスレッショルド値またはハンディ値をもた
せ、同程度の予測誤差を持つ動き予測に対してはベクト
ルの個数が少ない動き補償予測を優先的に選択するよう
にしたので、従来の予測誤差値の大小のみによるベクト
ル個数の多い動き補償方式に比べて、符号化量を削減で
き、符号化効率の向上を実現することが可能である。
の予測誤差にスレッショルド値またはハンディ値をもた
せ、同程度の予測誤差を持つ動き予測に対してはベクト
ルの個数が少ない動き補償予測を優先的に選択するよう
にしたので、従来の予測誤差値の大小のみによるベクト
ル個数の多い動き補償方式に比べて、符号化量を削減で
き、符号化効率の向上を実現することが可能である。
【0032】効果の一例として、ISOテスト動画像
(Flower Garden,Bicycle)を、
CCIR601画像フォーマットの条件において、4M
bit/sのビットレートで符号化を行った際の画質
(S/N比)は、フレーム動き補償とフィールド動き補
償を適応的に用いた方式に比較して、0.5〜1.0d
B向上でき、動きベクトル情報伝送量は30〜60%削
減できた。
(Flower Garden,Bicycle)を、
CCIR601画像フォーマットの条件において、4M
bit/sのビットレートで符号化を行った際の画質
(S/N比)は、フレーム動き補償とフィールド動き補
償を適応的に用いた方式に比較して、0.5〜1.0d
B向上でき、動きベクトル情報伝送量は30〜60%削
減できた。
【図1】本発明の実施形態における動き検出装置を説明
するための構成図である。
するための構成図である。
【図2】ブロックデータの構成を示す図である。
【図3】従来の動き検出器を示す図である。
【図4】符号化装置の構成図である。
【図5】動きベクトル検出器の構成を示す図である。
10 入力画面 11 参照画面 12 比較器 13 選択器 14 前処理器 21 1ベクトル動き検出器 22 2ベクトル動き検出器 2n nベクトル動き検出器 41 減算器 42 符号化器 43 量子化器 44 逆量子化器 45 復号器 46 加算器 47 フレームメモリ 48 動き検出部 49 動き補償器 50 可変長符号化器 51 多重化器
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 7/24 - 7/68 H04N 11/04 G06T 7/20
Claims (4)
- 【請求項1】 入力画面及び参照画面を用いブロック単
位でブロックの動きベクトルの予測と該予測に対する誤
差により動き補償を行うインタレース動画像の動き補償
予測装置において、 該ブロックに対し参照画面を用いて、互いに異なる数の
動きベクトルをそれぞれ出力すると共に予測誤差信号を
出力する複数個の動き検出手段と、 前記各動き検出手段から出力された予測誤差信号の予測
誤差値に、前記動きベクトルの数、累積符号量、量子化
係数及び予測画像の種類のうちの少なくとも1つを含む
符号化情報に応じて決定されるハンディ値を付加する前
処理手段と、 該前処理手段から出力された各予測誤差値を比較し、最
小の予測誤差値を示す選択フラグ及び該最小の予測誤差
値を出力した動き検出手段からの動きベクトルを選択す
る手段とを具備し、 符号化された予測誤差に、いずれの動き検出手段からの
出力を選択したかを示す選択フラグ及び該選択フラグに
対応した動きベクトルを付加して伝送するようにしたこ
とを特徴とするインタレース動画像の動き補償予測装
置。 - 【請求項2】 前記ハンディ値は、動きベクトルの数に
応じて決定され、該動きベクトルの数が多くなるに従い
大きくなることを特徴とする請求項1に記載のインタレ
ース動画像の動き補償予測装置。 - 【請求項3】 前記予測誤差値が予め定められたスレッ
ショルド値より小さい場合は、最小の動きベクトル数を
出力する動き検出手段からの動きベクトルによる動き補
償を優先的に選択するようにしたことを特徴とする請求
項1又は2に記載のインタレース動画像の動き補償予測
装置。 - 【請求項4】 前記動き検出手段が1個の動きベクトル
を出力すると共に予測誤差信号を出力する動き検出手段
を含んでおり、前記予測誤差値が予め定められたスレッ
ショルド値より小さい場合は、該1個の動きベクトルを
出力する動き検出手段からの動きベクトルによる動き補
償を優先的に選択するようにしたことを特徴とする請求
項3に記載のインタレース動画像の動き補償予測装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP19165393A JP3057966B2 (ja) | 1992-11-27 | 1993-07-06 | インタレース動画像の動き補償予測装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33952092 | 1992-11-27 | ||
| JP4-339520 | 1992-11-27 | ||
| JP19165393A JP3057966B2 (ja) | 1992-11-27 | 1993-07-06 | インタレース動画像の動き補償予測装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06217295A JPH06217295A (ja) | 1994-08-05 |
| JP3057966B2 true JP3057966B2 (ja) | 2000-07-04 |
Family
ID=26506827
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP19165393A Expired - Fee Related JP3057966B2 (ja) | 1992-11-27 | 1993-07-06 | インタレース動画像の動き補償予測装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3057966B2 (ja) |
-
1993
- 1993-07-06 JP JP19165393A patent/JP3057966B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06217295A (ja) | 1994-08-05 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000321 |
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