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JP3059693B2 - 多目的車両 - Google Patents
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JP3059693B2 - 多目的車両 - Google Patents

多目的車両

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JP3059693B2
JP3059693B2 JP9228884A JP22888497A JP3059693B2 JP 3059693 B2 JP3059693 B2 JP 3059693B2 JP 9228884 A JP9228884 A JP 9228884A JP 22888497 A JP22888497 A JP 22888497A JP 3059693 B2 JP3059693 B2 JP 3059693B2
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    • B60P3/34Vehicles adapted to transport, to carry or to comprise special loads or objects comprising living accommodation for people, e.g. caravans, camping, or like vehicles the living accommodation being expansible, collapsible or capable of rearrangement
    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E04BUILDING
    • E04BGENERAL BUILDING CONSTRUCTIONS; WALLS, e.g. PARTITIONS; ROOFS; FLOORS; CEILINGS; INSULATION OR OTHER PROTECTION OF BUILDINGS
    • E04B1/00Constructions in general; Structures which are not restricted either to walls, e.g. partitions, or floors or ceilings or roofs
    • E04B1/343Structures characterised by movable, separable, or collapsible parts, e.g. for transport
    • E04B1/344Structures characterised by movable, separable, or collapsible parts, e.g. for transport with hinged parts
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  • Refuse-Collection Vehicles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、荷台等の車両上
の床面の面積を広くして、そこを多目的空間として利用
することのできる多目的車両に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、トラックの荷台は、走行機能上
の制限からその面積が限られてしまい、荷物を積む以外
に、ほとんど利用されることはなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明の目的は、通
常走行を妨げることなく、必要な時には荷台等の車両上
の床面の面積を広くして、そこを多目的空間として利用
することのできる多目的車両を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、多目的車
両に係り、荷台等の車両上の床面に垂直に取り付けられ
た回転軸あるいは固定軸と、この回転軸あるいは固定軸
にそれぞれ回転自在に連結し、上記床面上に積み重ねて
収容される第1〜n床板(n≧1)と、回転軸あるいは
固定軸に固定あるいは回転自在に連結し、最上の第n床
板の上にさらに積み重ねて収容される牽引用床板と、あ
る床板を所定量だけ引き出すと、それに連係して、その
下にある床板を引き出す連係機構とを備え、上記牽引用
床板を引き出したとき、連係機構を介して、第1〜n床
板が第n床板から順次引き出しされ、これら床板が扇状
に展開される構成にした点に特徴を有する。
【0005】第2の発明は、多目的車両に係り、荷台等
の車両上の床面とその床面に対向する天井との間に垂直
に取り付けられた回転軸あるいは固定軸と、この回転軸
あるいは固定軸にそれぞれ回転自在に連結し、床面と天
井との内側に重ねて収容される第1〜n箱体(n≧1)
と、回転軸あるいは固定軸に固定あるいは回転自在に連
結し、最内の第n箱体の内側にさらに重ねて収容される
牽引用箱体と、ある箱体を所定量だけ引き出すと、それ
に連係して、その外側にある箱体を引き出す連係機構と
を備え、上記牽引用箱体を引き出したとき、連係機構を
介して、第1〜n箱体が第n箱体から順次テレスコピッ
ク式に引き出しされ、これら箱体が扇状に展開される構
成にした点に特徴を有する。
【0006】第3の発明は、第1、2の発明において、
床面の左右側辺に沿う中心線に対して線対称、あるい
は、床面の中心点に対して点対称の位置に、一対の回転
軸あるいは固定軸を配置し、これら回転軸あるいは固定
軸に連結する床板あるいは箱体が、それぞれ左右方向に
扇状に展開される構成にした点に特徴を有する。
【0007】
【発明の実施の形態】図1〜7にしたがって、第1実施
例の多目的トラックを説明する。車体1に連結する長方
形の荷台2には、その前側の隅に、左右対称に配置した
一対の固定軸3L、3Rを垂直に取り付けている。この
一対の固定軸3L、3Rには、第1床板4(4L、4R)
を回転自在に連結している。
【0008】第1床板4Rは、図2(a)に示すように、
長さの等しい二辺5Ro、5Riを有する扇形板からな
る。そして、これら二辺5Ro、5Riが作る頂点部に
リング部6を設け、このリング部6を介して固定軸3R
に回転自在に連結している。さらに、外側の辺5Roに
沿って、上方に向かう連係壁6Roを設け、内側の辺5
Riに沿って、下方に向かう連係壁6Riを設けてい
る。
【0009】また、第1床板4Lも、図2(b)に示すよ
うに、第1床板4Rと同じ扇形板からなり、そのリング
部6を介して固定軸3Lに回転自在に連結している。そ
して、外側の辺5Loに沿って、上方に向かう連係壁6
Loを設け、内側の辺5Liに沿って、下方に向かう連
係壁6Liを設けている。これら一対の第1床板4L、
4Rを荷台2上に収容すると、図3に示すように、それ
ぞれの外側の辺5Lo、5Roが、荷台2の左右長辺に
沿って位置し、かつ、それぞれの内側の辺5Li、5R
iの端部同士が、荷台2の長辺に沿う中心線S上で向き
合うことになる。
【0010】このとき、外側の辺5Lo、5Roの端部
が、荷台2の後端部より内側に位置するよう、これら辺
5Lo、5Li、5Ro、5Riの長さを決めている。
このようにすれば、第1床板4L、4Rが回転軸3L、
3Rを中心に回転しても、これら第1床板4L、4Rは
二等辺となっているので、その回転軌跡が、荷台2の後
側の端辺からはみ出ることはない。
【0011】このようにした第1床板4L、4R上に
は、これら第1床板4L、4Rと同じ扇形板からなる第
2、3床板7(7L、7R)、8(8L、8R)を積み重ね
ている。そして、これら第2、3床板7L、7R、8
L、8Rのそれぞれも、その頂点部に設けたリング部6
を介して固定軸3L、3Rに回転自在に連結し、第1床
板4L、4Rと同様にして(図3参照)、荷台2上に収容
されることになる。なお、第2、3床板7L、7R、8
L、8Rにも、第1床板4L、4Rと同じように、連係
壁6Lo、6Li、6Ro、6Riを設けている。
【0012】さらに、最上の第3床板8L、8R上に
は、図4に示す牽引用床板9(9L、9R)を積み重ね
ている。これら牽引用床板9L、9Rも第1〜3床板
4、7、8と同じく扇形板からなり、その内側の辺に沿
って、下方に向かう連係壁6Li、6Riを設けてい
る。ただし、その外側の辺には、側面壁10L、10R
を設けている。そして、牽引用床板9L、9Rだけは、
この側面壁10L、10Rの前端に設けた筒部11を介
して、上記固定軸3L、3Rに回転自在に連結してい
る。
【0013】筒部11は、図5に示すように、その中央
部分で固定軸3L、3Rに回転自在に連結するととも
に、下端部分には、上記第1〜3床板4、7、8のリン
グ部6の外径とほぼ同じ内径を有する収容部12を形成
している。そして、この収容部12内に各リング部6を
重ねて収容するが、このとき、この収容部12の一部
を、第1〜3床板4、7、8の動きを干渉しないよう
に、所定の角度及び高さにわたって切り取っている。
【0014】上記筒部11の外周面には、その円周に沿
ってネジ歯車13を形成している。また、具体的には図
示しないが、この多目的トラックの所定の場所には、駆
動源である油圧モータを搭載している。そして、この油
圧モータの出力が伝えられるウォームを、上記筒部11
のネジ歯車13にかみ合せている。したがって、油圧モ
ータの出力が減速機を介して伝えられると、ウォームが
回転する。そして、このウォームの回転によって、ネジ
歯車13を介して筒部11が回転し、牽引用床板9L、
9Rを動かす構成となっている。
【0015】なお、油圧モータの出力を、ウォーム→ネ
ジ歯車13を介して筒部11に伝達しているが、それ以
外にも、チェーン機構等を介して伝達する構成にしても
かまわない。また、駆動源としても、油圧モータに限る
ものではなく、油圧シリンダや、あるいは電動モータ等
であってもよい。
【0016】次に、この第1実施例の多目的トラックの
作用を説明する。いま、第1〜3床板4、7、8を荷台
2上に積み重ね、さらに第3床板8L、8Rの上に牽引
用床板9L、9Rを積み重ねて収容すれば、この多目的
トラックは、普通のトラックとなんら変わりなく通常走
行することができる。そして、目的の場所で停止し、図
示しない油圧モータを駆動すると、前述したように、筒
部11の回転により、左右一対の牽引用床板9L、9R
がそれぞれ外側に向かって引き出されることになる。
【0017】ここで、既に述べたが、図6に示すよう
に、牽引用床板9L、9Rの内側の辺には、下方に向か
う連係壁6Li、6Riを設けている。また、第3床板
8L、8Rの外側の辺には、上方に向かう連係壁6L
o、6Roを設けている。したがって、牽引用床板9
L、9Rが外側に向かって所定量だけ引き出されると、
その連係壁6Li、6Riが第3床板8L、8Rの連係
壁6Lo、6Roにそれぞれ当接し、これら第3床板8
L、8Rも外側に向かって引き出されることになる。
【0018】同様に、第3床板8L、8Rの内側の辺に
は、下方に向かう連係壁6Li、6Riを設けている。
また、第2床板7L、7Rの外側の辺には、上方に向か
う連係壁6Lo、6Roを設けている。したがって、第
3床板8L、8Rが外側に向かって所定量だけ引き出さ
れると、その連係壁6Li、6Riが第2床板7L、7
Rの連係壁6Lo、6Roにそれぞれ当接し、これら第
2床板7L、7Rも外側に向かって引き出されることに
なる。
【0019】このように、油圧モータを駆動して牽引用
床板9L、9Rを引き出せば、それに牽引される恰好
で、第1〜3床板4、7、8が、第3床板8から順次引
き出され、扇状に展開されることになる。そして、最終
的には、第1床板4L、4Rの内側の辺に設けた連係壁
6Li、6Riが、荷台2の左右長辺に設けたストッパ
ー壁14L、14Rに当接した位置で、図1に示すよう
に、その展開が終了することになる。
【0020】なお、この実施例では、これら連係壁6L
i、6Lo、6Ri、6Roとストッパー壁14L、1
4Rとが相まって、この発明の連係機構を構成するもの
とする。また、天井15を備えている場合は、図1に示
すように、この天井15を上下に開閉自在としておき、
図示しない油圧シリンダ等によって、走行時は閉じ、展
開時は開いてやるようにすればよい。
【0021】図1に示す展開状態から、床板4、7、
8、9を収容するときは、油圧モータを駆動して、左右
一対の牽引用床板9L、9Rをそれぞれ内側に向かって
動かせばよい。ここで、図6に示すように、牽引用床板
9L、9Rに設けた側面壁10L、10Rは、その下端
が牽引用床板9L、9Rより下方に延長され、そこを押
し当て部16L、16Rとしている。したがって、牽引
用床板9L、9Rが内側に向かって所定量だけ移動する
と、この押し当て部16L、16Rが、第3床板8L、
8Rの外側の辺の側面を押して、これら第3床板8L、
8Rを内側に動かすことになる。
【0022】同様に、第2、1床板7L、7R、4L、
4Rも、この押し当て部16L、16Rに押されながら
順次内側に動き、最終的には、すべての床板4、7、
8、9が荷台2上に収容されることになる。なお、重ね
られた床板4、7、8、9間に、具体的には図示しない
が、ローラー機構を介在させておけば、摩擦を少なくし
て、これら床板4、7、8、9をスムーズに動かすこと
ができる。
【0023】以上述べた第1実施例の多目的トラックに
よれば、床板4、7、8、9を扇状に展開すれば、その
面積を広くして、多目的空間、例えば、簡易ステージ等
として利用することができるしかも、これら床板4、
7、8、9を荷台2上に収容すれば、なんら妨げられる
ことなく通常走行することができる。なお、床板を扇状
に展開したとき、床板4、7、8、9が重なる位置に
は、その厚さ分だけの段差が形成されることになるが、
この段差には、図7に示すように、あらかじめ準備して
おいたゴム等の縁部材17を設ける等すればよい。
【0024】また、図示しないジャッキを準備してお
き、これらジャッキを、展開した床板4、7、8、9の
下に適当な間隔で配置すれば、多目的空間としての強度
を保つことができる。さらに、簡易ステージ等として使
用する場合、天井15の裏側に、ライトや、それを取り
付けるためのパイプ等をあらかじめ設置しておけば、ス
テージセッティングの手間を省けるといった効果をより
発揮することができる。
【0025】図8〜10にしたがって、第2実施例の多
目的トラックを説明する。この第2実施例は、床板では
なく、牽引用箱体及び第1、2箱体が、テレスコピック
式に引き出され、扇状に展開する構成にしたものであ
る。ただし、基本的な構成は上記第1実施例と同じなの
で、以下では、その相違点を中心として説明する。荷台
2と天井15とに垂直に取り付けられた一対の固定軸3
L、3Rには、それぞれ第1箱体18(18L、18R)
を回転自在に連結している。
【0026】第1箱体18Rは、図9に示すように、そ
の床板19と天井板20とが、長さの等しい二辺を有す
る扇形板からなる。そして、これら対向させた床板19
と天井板20との後端には、後面壁21を設けている。
ただし、これら扇形板の辺の長さl1を、荷台2及び天
井15の長辺の長さl(図8参照)よりも所定量だけ短く
している。また、床板19及び天井板20間の高さh1
も、荷台2及び天井15間の高さh(図8参照)よりも所
定量だけ低くしている。
【0027】この第1箱体18Rは、床板19と天井部
20との頂点部それぞれに設けたリング部6を介して、
上記固定軸3Rに回転自在に連結している。そして、扇
形板の辺の長さl1及び床板19及び天井板20間の高
さh1を、前述のように設定したので、この第1箱体1
8Rを、荷台2と天井15との内側に収容することがで
きる。なお、第1箱体18Rの床板19に連係壁6R
i、6Roを設けたことは、第1実施例の第1床板4R
と同じである。また、第1箱体18Lについても、上記
第1箱体18Rと同様なので、ここでは、その詳細な説
明を省略する。
【0028】このようにした第1箱体18L、18Rの
内側には、第2箱体22(22L、22R)を重ねて収容
している。具体的には図示しないが、第2箱体22もま
た、扇形板からなる床板及び天井板と、これら対向する
床板と天井板との後端に設けた後面壁とを有する。そし
て、この第2箱体22L、22Rも、その床板及び天井
板の頂点部に設けたリング部6を介して、固定軸3L、
3Rに回転自在に連結している。
【0029】ただし、第2箱体22L、22Rの床板及
び天井板の辺の長さl2を、第1箱体18L、18Rの
床板19及び天井板20の辺の長さl1よりも所定量だ
け短くしている。また、床板及び天井板間の高さh
2を、床板19及び天井板20間の高さh1よりも所定量
だけ低くしている。したがって、これら第2箱体22
L、22Rを、上記第1箱体18L、18Rの内側に重
ねて収容することができる。
【0030】さらに、第2箱体22L、22Rの内側に
は、図10に示す牽引用箱体23L、23Rを重ねて収
容している。この牽引用箱体23L、23Rも、第1、
2箱体18、22と同じく、扇形板からなる床板24及
び天井板25と、これら床板24と天井板25との後端
に設けた後面壁26とを有する。ただし、その床板24
及び天井板25の辺の長さl3を、第2箱体22L、2
2Rの床板及び天井板の辺の長さl2よりも所定量だけ
短くしている。また、床板24及び天井板25間の高さ
3を、第2箱体22L、22Rの床板及び天井板間の
高さh2よりも、所定量だけ低くしている。
【0031】この牽引用箱体23L、23Rでは、その
床板24の内側の辺に沿って、下方に向かう連係壁6L
i、6Riを設けている。ただし、その外側の辺には、
側面壁27L、27Rを設けている。そして、これら牽
引用床板9L、9Rだけは、この側面壁27L、27R
の前端に設けた筒部11を介して、上記固定軸3L、3
Rに回転自在に連結している。
【0032】筒部11は、第1実施例で説明したよう
に、その中央部分で固定軸3L、3Rに回転自在に連結
している。ただし、この第2実施例では、この筒部11
の下端部分だけでなく、上端部分にも、上記第1、2箱
体18、22のリング部6の外径とほぼ同じ内径を有す
る収容部12を形成している。そして、これら収容部1
2の一部を、第1、2箱体18、22の動きを干渉しな
いように、所定の角度及び高さにわたって切り取ってい
る。
【0033】次に、この第2実施例の多目的トラックの
作用を説明する。いま、第1、2箱体18、22を荷台
2天井15との内側に重ねて収容し、さらに第2床板2
2L、22Rの内側に牽引用箱体23L、23Rを重ね
て収容すれば、この多目的トラックは、普通のトラック
となんら変わりなく通常走行することができる。そし
て、目的の場所で停止し、図示しない油圧モータを駆動
すると、筒部11の回転により、左右一対の牽引用箱体
23L、23Rがそれぞれ外側に向かって引き出される
ことになる。
【0034】そして、牽引用箱体23L、23Rが外側
に向かって所定量だけ引き出されると、第1実施例と同
様に、その連係壁6Li、6Riが第2箱体22L、2
2Rの連係壁6Lo、6Roにそれぞれ当接し、これら
第2箱体22L、22Rも外側に向かって引き出される
ことになる。さらに、第2箱体22L、22Rが外側に
向かって所定量だけ引き出されると、その連係壁6L
i、6Riが第1箱体18L、18Rの連係壁6Lo、
6Roに当接し、これら第1箱体18L、18Rも外側
に向かって引き出されることになる。
【0035】このように、油圧モータを駆動して牽引用
箱体23L、23Rを引き出せば、それに牽引される恰
好で、第1、2箱体18、22が、第2箱体22から順
次テレスコピック式に引き出され、扇状に展開されるこ
とになる。そして、最終的には、第1実施例同様、第1
箱体18L、18Rの内側の辺に設けた連係壁6Li、
6Riが、荷台2の長辺に設けたストッパー壁14L、
14Rに当接した位置で、図8に示すように、その展開
が終了することになる。
【0036】なお、ここでも、これら連係壁6Li、6
Lo、6Ri、6Roとストッパー壁14L、14Rと
が相まって、この発明の連係機構を構成するものとす
る。そして、この第2実施例では、各箱体18、22、
23の各床板にしか連係壁6Li、6Lo、6Ri、6
Roを設けてないが、各天井板にも設けてもよい。
【0037】図8に示す展開状態から、床板を収容する
ときは、油圧モータを駆動して、左右一対の牽引用箱体
23L、23Rをそれぞれ内側に向かって動かせばよ
い。ここで、図10に示すように、牽引用箱体23L、
23Rに設けた側面壁27L、27Rは、その上下端が
牽引用箱体23L、23Rより上下方に延長され、そこ
を押し当て部28L、28Rとしている。したがって、
牽引用箱体23L、23Rが内側に向かって所定量だけ
移動すると、この押し当て部28L、28Rが、第2、
1箱体22、18を順次押して、荷台2と天井15との
内側に収容することになる。
【0038】以上述べた第2実施例の多目的トラックに
よれば、箱体18、22、23を扇状に展開すれば、そ
の面積を広くして、多目的空間、例えば、臨時の会議室
や過疎地における移動病院等として利用することができ
る。しかも、これら箱体18、22、23を荷台2と天
井15との内側に収容すれば、なんら妨げられることな
く通常走行することができる。
【0039】上記第1、2実施例では、固定軸3L、3
Rを用いたが、それを回転軸に変更してもよい。この場
合、牽引用床板9あるいは牽引用箱体23を、この回転
軸に固定しておけばよい。また、床板あるいは箱体の数
は、これら第1、2実施例のものに限るものではなく、
それを多くすれば、それだけ面積を広くしてやることが
できる。さらに、例えば、固定軸3L、3Rを、荷台の
中心点に対して点対称の位置に配置するなどしてもかま
わない。
【0040】なお、上記第1、2実施例では、車両とし
てトラックを例にして説明したが、小型トラックであろ
うが、大型トラックであろうが、その大きさは限定する
ものではない。また、トラックではなく、例えば図11
に示すように、バスやキャンピングカー等の車両を改造
してもかまわない。この場合、乗客用の椅子等を除去し
て、車両上に上記荷台2に相当する床面を確保すればよ
い。
【0041】
【発明の効果】第1、2の発明によれば、床板あるいは
箱体を扇状に展開すれば、その面積を広くして、多目的
空間として利用することができる。そして、例えば、第
1の発明では、簡易ステージ等として、また、第2の発
明では、臨時の会議室や過疎地における移動病院等とし
て利用すればよい。しかも、これら床板あるいは箱体を
収容すれば、なんら妨げられることなく通常走行するこ
とができる。第3の発明によれば、第1、2の発明にお
いて、床板あるいは箱体を左右にバランス良く展開で
き、より広い多目的空間を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の多目的トラックの床板を扇状に展
開した状態を示す図である。
【図2】第1床板4を示す斜視図で、(a)は第1床板4
R、(b)は第1床板4Lを示している。
【図3】第1床板4L、4Rを荷台2上に収容した状態
を示す図である。
【図4】牽引用床板9L、9Rのうち、牽引用床板9R
を示す斜視図である。
【図5】固定軸3L、3Rと、筒部11と、リング部6
との関係を示す図である。
【図6】荷台2のうち短辺に沿う線の断面図である。
【図7】床板の重なる部分を示した斜視図である。
【図8】第2実施例の多目的トラックの箱体を扇状に展
開した状態を示す図である。
【図9】第1箱体18L、18Rのうち、第1箱体18
Rを示す斜視図である。
【図10】牽引用箱体23L、23Rのうち、牽引用床
板23Rを示す斜視図である。
【図11】車両としてバスを利用した状態を示す図であ
る。
【符号の説明】
2 荷台 3L、3R 固定軸 4L、4R 第1床板 6 リング部 7L、7R 第2床板 8L、8R 第3床板 9L、9R 牽引用床板 15 天井 18L、18R 第1箱体 22L、22R 第2箱体 23L、23R 牽引用箱体
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−197139(JP,A) 特開 平1−179923(JP,A) 特開 昭64−12950(JP,A) 特開 昭53−87418(JP,A) 特開 平6−58021(JP,A) 特開 昭61−113529(JP,A) 実開 平4−13431(JP,U) 実開 平2−107536(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60P 3/00 B60P 3/34

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 荷台等の車両上の床面に垂直に取り付け
    られた回転軸あるいは固定軸と、この回転軸あるいは固
    定軸にそれぞれ回転自在に連結し、上記床面上に積み重
    ねて収容される第1〜n床板(n≧1)と、回転軸ある
    いは固定軸に固定あるいは回転自在に連結し、最上の第
    n床板の上にさらに積み重ねて収容される牽引用床板
    と、ある床板を所定量だけ引き出すと、それに連係し
    て、その下にある床板を引き出す連係機構とを備え、上
    記牽引用床板を引き出したとき、連係機構を介して、第
    1〜n床板が第n床板から順次引き出しされ、これら床
    板が扇状に展開される構成にしたことを特徴とする多目
    的車両。
  2. 【請求項2】 荷台等の車両上の床面とその床面に対向
    する天井との間に垂直に取り付けられた回転軸あるいは
    固定軸と、この回転軸あるいは固定軸にそれぞれ回転自
    在に連結し、床面と天井との内側に重ねて収容される第
    1〜n箱体(n≧1)と、回転軸あるいは固定軸に固定
    あるいは回転自在に連結し、最内の第n箱体の内側にさ
    らに重ねて収容される牽引用箱体と、ある箱体を所定量
    だけ引き出すと、それに連係して、その外側にある箱体
    を引き出す連係機構とを備え、上記牽引用箱体を引き出
    したとき、連係機構を介して、第1〜n箱体が第n箱体
    から順次テレスコピック式に引き出しされ、これら箱体
    が扇状に展開される構成にしたことを特徴とする多目的
    車両。
  3. 【請求項3】 床面の左右側辺に沿う中心線に対して線
    対称、あるいは、床面の中心点に対して点対称の位置
    に、一対の回転軸あるいは固定軸を配置し、これら回転
    軸あるいは固定軸に連結する床板あるいは箱体が、それ
    ぞれ左右方向に扇状に展開される構成にしたことを特徴
    とする請求項1又は2記載の多目的車両。
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