JP3059982B2 - 曲げ木の加工方法 - Google Patents
曲げ木の加工方法Info
- Publication number
- JP3059982B2 JP3059982B2 JP3160742A JP16074291A JP3059982B2 JP 3059982 B2 JP3059982 B2 JP 3059982B2 JP 3160742 A JP3160742 A JP 3160742A JP 16074291 A JP16074291 A JP 16074291A JP 3059982 B2 JP3059982 B2 JP 3059982B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wood
- temperature
- bending
- bent
- pressure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
Description
用いられる曲げ木の加工方法に関するものである。
味わいをもった曲げ木は、軽快で優美な形をつくりだす
ことができるので、家具、建材、楽器等に幅広く利用さ
れている。
装置を用いて下記のように行なわれるのが一般的であ
る。即ち、木材を蒸気で約1時間程度蒸して軟化させ、
これを高周波曲げ木装置で目的の曲げ木の形状に曲げ成
形し、しかる後に型枠に固定して1〜2週間かけて乾燥
する。
に高周波曲げ木装置を用いた曲げ木の加工では、プレス
成形による変形を完全に固定化することができないた
め、加工後の吸水や吸湿により変形が戻って曲げ木の形
状が変化するという問題があり、しかも、木材を蒸気で
1時間程度蒸して軟化させ、高周波曲げ木装置で曲げ成
形し、更に、1〜2週間かけて乾燥しておるため、非常
に長い加工時間と複数の工程を要し、ランニングコスト
が非常に高くついているという問題がある。
ので、曲げ木の形状を恒久的に維持するとともに、大幅
な加工時間の短縮と単一工程化を図ることを目的とす
る。
するため、曲げ木を加工するにあたって、高温高圧容器
の内部に、機械的な圧縮力を加えて木材を目的の曲げ木
の形状に曲げ成形する曲げ成形装置を具備し、木材を高
温高圧容器の内部で高温高圧の水蒸気により水蒸気処理
して加熱軟化させた後、この木材を上記曲げ成形装置で
目的の曲げ木の形状に曲げ成形するとともに、その曲げ
変形を曲げ成形状態のままで高温高圧容器の内部で高温
高圧の水蒸気により更に水蒸気処理して固定化するよう
にした曲げ木の加工方法を提供する。
高温高圧の水蒸気により水蒸気処理することにより、木
材は水蒸気圧によって高温高圧の水蒸気を吸収して内部
温度が上昇されるため、短時間で加熱軟化される。ま
た、木材を曲げ成形状態のままで高温高圧容器の内部で
高温高圧の水蒸気により更に水蒸気処理することによ
り、木材は高温高圧の水蒸気によって化学変化を起して
曲げ成形による曲げ変形が固定化され、その後の加熱や
吸水によって曲げ成形による曲げ変形が戻ることはな
い。
示す概略全体図であって、1は木材、2は高温高圧容
器、3は曲げ成形装置をそれぞれ示している。
示す概略全体図であって、1は木材、2は高温高圧容
器、3は曲げ木成形プレスをそれぞれ示している。
高強度の鋼またはステンレスで製作された有底筒体から
なり、その開口部には蓋4が密閉状に開閉可能に取り付
けてられている。この高温高圧容器2には、配管5を通
して高温(100〜200℃)、かつ、高圧(1.2〜25Kg/c
m2)の水蒸気が内部に供給され、かつ、配管6を通して
内部のドレン等が外部に排出される。
なう曲げ金型7と、この曲げ金型7に機械的な圧縮力を
加える加圧手段、例えばプレスシリンダー8よりなって
いる。曲げ金型7は、曲げ木の形状に合わせた対向面を
有する上型9と下型10からなり、この上型9と下型10を
高温高圧容器2の内部に上下に対向配置させてある。プ
レスシリンダー8は、高温高圧容器2の上部外側に適当
な手段にて取付け固定されており、高温高圧容器2の周
壁を気密に貫通してその内部に進入するピストンロッド
8aの先端部に曲げ金型7の上型9を一体に取付け固定
している。尚、11は高温高圧容器2の内部を除圧するた
めに排気を行なう配管である。
ついて説明する。
いて高温高圧容器2を開放し、曲げ木に加工しようとす
る木材1を高温高圧容器2の内部に搬入して曲げ成形装
置3の曲げ金型7の下型10上に位置決め載置する。次
に、高温高圧容器2の開口部の蓋4を閉じて高温高圧容
器2を密閉した後、高温高圧容器2の内部に配管5を通
して高温(100 〜200 ℃)、かつ、高圧(1.2 〜25Kg/
cm2 )の水蒸気を供給させ、この高温高圧の水蒸気によ
り木材1を処理する。そして、この状態で木材1を所定
時間(約1〜10分)水蒸気処理すると、木材1は水蒸気
圧によって高温高圧の水蒸気を吸収して内部温度が上昇
し、これによって木材1は加熱軟化する。
と、プレスシリンダー8で曲げ金型7の上型9を降下さ
せ、曲げ金型7の下型10上に位置決め載置された木材1
を、図2に示すように、曲げ金型7の上型9と下型10に
より所定の曲げ形状に曲げ成形する。そして、この後、
木材1を曲げ成形状態のままで高温高圧容器2の内部で
所定時間(約1〜10分)高温高圧の水蒸気により更に処
理することにより、木材1は高温高圧の水蒸気によって
化学変化を起して曲げ成形による曲げ変形が固定化され
る。
されると、高温高圧容器2の内部を配管11を通して排気
させて除圧させ、その後、高温高圧容器2の開口部の蓋
4を開いて高温高圧容器2を開放するとともに、曲げ金
型7の上型9をプレスシリンダー8により上昇し、曲げ
金型7の下型10から曲げ木に加工された木材1を高温高
圧容器2の外部へ取り出して加工を終了する。
部で高温高圧の水蒸気により加熱軟化させ、これを曲げ
成形装置3で曲げ成形してその曲げ変形を高温高圧容器
2の内部で高温高圧の水蒸気により固定化してなる曲げ
木は、高周波による加工とは異なって曲げ成形による曲
げ変形が固定化されており、その後の吸水や吸湿によっ
て曲げ変形が戻ることはない。また、水蒸気圧によって
木材1を木材1を速やかに加熱軟化できるから、高周波
による加工に比べて加工時間を大幅に短縮することがで
きる。
字状に曲げ成形する場合の実施例を示すもので、同図に
おいて、図1および図2と同一構成部材には同一符号を
付して重複する説明を省略する。
ットするようになしたトーネットで、木材1の長さと同
じ長さを有する金属バンド12aの両端部に係止片12b,
12bを取付けて構成され、木材1の下面を曲げ成形時の
引張応力による割れからガードする働きがある。13はU
字型の成形面13aを有する上型で、高温高圧容器2の上
部に適当な手段にて取付けられるプレスシリンダー14の
ピストンロッド14aの先端に固定されている。15,16は
向き合って対向配置された第1および第2の下型で、半
U字型の成形面15a,16aを有し、高温高圧容器2の両
側部外側にそれぞれ適当な手段にて取付けられるプレス
シリンダー17,18のピストンロッド17a,18aの先端に
固定されている。
る。
ようとする木材1をトーネット12にセットして高温高圧
容器2の内部に搬入し、これを第1および第2の下型1
5,16上に位置決め載置する。次に、高温高圧容器2の
内部に高温(100 〜200 ℃)、かつ、高圧(1.2 〜25Kg
/cm2 )の水蒸気を供給させ、この高温高圧の水蒸気に
より木材1を処理する。そして、この状態で木材1を所
定時間(約1〜10分)水蒸気処理すると、木材1は水蒸
気圧によって高温高圧の水蒸気を吸収して内部温度が上
昇し、これによって木材1は加熱軟化する。
と、図4に示すように、プレスシリンダー14で上型13を
降下させるとともに、プレスシリンダー17,18で第1お
よび第2の下型15,16を前進させて、図4に示すよう
に、第1および第2の下型15,16上に位置決め載置され
た木材1をトーネット12とともにU字型に曲げ成形す
る。そして、この後、木材1をU字型に曲げ成形状態の
ままで高温高圧容器2の内部で所定時間(約1〜10分)
高温高圧の水蒸気により更に処理することにより、木材
1は高温高圧の水蒸気によって化学変化を起して曲げ成
形による曲げ変形が固定化される。
されると、高温高圧容器2の内部を排気させて除圧さ
せ、かつ、上型13をプレスシリンダー14により上昇する
とともに、第1および第2の下型15,16をプレスシリン
ダー17,18により後退させた後、U字型の曲げ木に加工
された木材1を高温高圧容器2の外部へ取り出して加工
を終了する。
その後の吸水や吸湿によって曲げ変形が戻ることがなく
恒久的に曲げ木の形状を維持することができるととも
に、加工が非常に短時間に、しかも単一工程で行なえて
作業性を向上してランニングコストを大幅に削減するこ
とができる。
である。
る。
概略構成図である。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】 曲げ木を加工するにあたって、高温高圧
容器の内部に、機械的な圧縮力を加えて木材を目的の曲
げ木の形状に曲げ成形する曲げ成形装置を具備し、木材
を高温高圧容器の内部で高温高圧の水蒸気により水蒸気
処理して加熱軟化させた後、この木材を上記曲げ成形装
置で目的の曲げ木の形状に曲げ成形するとともに、その
曲げ変形を曲げ成形状態のままで高温高圧容器の内部で
高温高圧の水蒸気により更に水蒸気処理して固定化する
ようにしたことを特徴とする曲げ木の加工方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3160742A JP3059982B2 (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | 曲げ木の加工方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3160742A JP3059982B2 (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | 曲げ木の加工方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH058202A JPH058202A (ja) | 1993-01-19 |
| JP3059982B2 true JP3059982B2 (ja) | 2000-07-04 |
Family
ID=15721477
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3160742A Expired - Fee Related JP3059982B2 (ja) | 1991-07-02 | 1991-07-02 | 曲げ木の加工方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3059982B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20030030706A (ko) * | 2001-10-12 | 2003-04-18 | 주식회사 선목가구 | 단일의 곡형 목재를 성형하기 위한 목재 밴딩 방법 및설비와 그 설비에 사용되는 목재 밴딩 성형 장치 |
| CN104108125A (zh) * | 2013-04-21 | 2014-10-22 | 漾美家居(天津)有限公司 | 实木弯曲热压成型机 |
| CN104139427A (zh) * | 2014-07-22 | 2014-11-12 | 哈尔滨盛世华林科技有限公司 | 一种防变形实木多层叠加板防火门制作方法 |
| CN105459229B (zh) * | 2015-12-02 | 2019-06-28 | 浙江三箭工贸有限公司 | 竹条弯曲成型设备 |
| CN105751331A (zh) * | 2016-04-27 | 2016-07-13 | 梁平县玉竹竹木工艺有限责任公司 | 竹子的无损热弯工艺 |
| CN115366209B (zh) * | 2022-08-29 | 2023-05-26 | 武汉欧科木业有限公司 | 一种免漆多层实木折弯装置及其折弯工艺 |
| CN115476414B (zh) * | 2022-09-19 | 2024-01-26 | 徐州科林家具制造有限公司 | 一种家具生产用木材折弯装置 |
| CN118789643A (zh) * | 2024-07-12 | 2024-10-18 | 安徽隆东家具有限公司 | 一种木材热弯设备 |
-
1991
- 1991-07-02 JP JP3160742A patent/JP3059982B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH058202A (ja) | 1993-01-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3968607B2 (ja) | 木質材の三次元加工方法 | |
| JP3059982B2 (ja) | 曲げ木の加工方法 | |
| EP0699120B1 (en) | Method for compressive shape-drying of wood | |
| IT8249258A1 (it) | Procedimento di pressatura di parti formate da masse fibrose coesionate organiche contenenti leganti ed apparecchio per la esecuzione del procedimento | |
| JPH08155909A (ja) | 木材の処理方法 | |
| JP3397310B2 (ja) | 角柱木材の圧縮成形方法及びその圧縮成形装置 | |
| JPH0550409A (ja) | 木材の処理方法および装置 | |
| CN109278135B (zh) | 实木多维弯曲方法 | |
| JP2891910B2 (ja) | 木材の成形方法 | |
| CN107336313A (zh) | 一种节水型水煮竹木条软化加工设备 | |
| JP2578322B2 (ja) | 木材の圧密方法 | |
| JP2002046106A (ja) | 着色木材、着色木材の形成装置および形成方法 | |
| JP2003053705A (ja) | 木材の圧密固定化方法 | |
| JP3669571B2 (ja) | 木材成形装置および木材成形方法 | |
| JP3202065B2 (ja) | 木材の処理装置 | |
| JP2619226B2 (ja) | 木材の処理方法および装置 | |
| JPH10227000A (ja) | パルプモールドの製造方法 | |
| SU453220A1 (ru) | Способ глубокой вытяжки листовых заготовок | |
| US77777A (en) | Improved p peocess foe treating wood | |
| JP3354225B2 (ja) | 湾曲した木材の矯正方法 | |
| RU2069594C1 (ru) | Способ изготовления нарезного ступенчатого ствола | |
| JPH10109303A (ja) | 木材の成形方法 | |
| JPS6443386A (en) | Vacuum washing method and device | |
| JPH0745288Y2 (ja) | 木材プレス装置 | |
| JPH10166319A (ja) | 木材の圧密化方法およびその装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080428 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090428 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090428 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100428 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100428 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110428 Year of fee payment: 11 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |