JP3062399B2 - ヌバック調皮革様シートの製造方法 - Google Patents
ヌバック調皮革様シートの製造方法Info
- Publication number
- JP3062399B2 JP3062399B2 JP6162913A JP16291394A JP3062399B2 JP 3062399 B2 JP3062399 B2 JP 3062399B2 JP 6162913 A JP6162913 A JP 6162913A JP 16291394 A JP16291394 A JP 16291394A JP 3062399 B2 JP3062399 B2 JP 3062399B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- leather
- polyether
- polyurethane resin
- skin layer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Synthetic Leather, Interior Materials Or Flexible Sheet Materials (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は外観及び風合が天然皮革
ヌバック(スェード)に類似したヌバック調皮革様シー
トの製造方法に関する。
ヌバック(スェード)に類似したヌバック調皮革様シー
トの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ヌバック調皮革様シートとして
は、表皮表面に極細繊維の立毛を形成し、サンドペーパ
ーなどにより研削(バフィング)して毛足を短く整毛し
たもの、または、ポリウレタン樹脂を含浸あるいはコー
トにより基材に塗布し、湿式法により微多孔質皮膜を形
成した表面のスキン層を研削除去したものが実用化され
ている。一般に、ヌバック調は後者の工程によるものを
指していることが多い。しかしながら、この方法は製造
工程に長時間を要すること、使用する製造設備が限定さ
れていること、従って製品の値段も高くなるため、品質
は良好であっても販売量には結びついてない面がある。
一方、離型紙に表皮層及び接着層を塗布し、これを基材
に貼り合わせて製造する、いわゆる乾式法(微多孔質皮
膜を形成しない)のものは、湿式法を使用しないことか
ら、湿式法の製造設備が不用でコスト上は有利である
が、その最終製品は外観及び表面のタッチにおいて同等
とはならず、品質上での問題がある。
は、表皮表面に極細繊維の立毛を形成し、サンドペーパ
ーなどにより研削(バフィング)して毛足を短く整毛し
たもの、または、ポリウレタン樹脂を含浸あるいはコー
トにより基材に塗布し、湿式法により微多孔質皮膜を形
成した表面のスキン層を研削除去したものが実用化され
ている。一般に、ヌバック調は後者の工程によるものを
指していることが多い。しかしながら、この方法は製造
工程に長時間を要すること、使用する製造設備が限定さ
れていること、従って製品の値段も高くなるため、品質
は良好であっても販売量には結びついてない面がある。
一方、離型紙に表皮層及び接着層を塗布し、これを基材
に貼り合わせて製造する、いわゆる乾式法(微多孔質皮
膜を形成しない)のものは、湿式法を使用しないことか
ら、湿式法の製造設備が不用でコスト上は有利である
が、その最終製品は外観及び表面のタッチにおいて同等
とはならず、品質上での問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は湿式法の製造
設備に限定されず、乾式法に近い製造コストで製造可能
な、品質は湿式法と同様の良好なヌバック調皮革様シー
トの製造方法を提供するものである。
設備に限定されず、乾式法に近い製造コストで製造可能
な、品質は湿式法と同様の良好なヌバック調皮革様シー
トの製造方法を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、表面に
マット調の凹凸模様を有するポリエーテル系ポリウレタ
ン樹脂からなる表皮層を基材に接着させた後、該表皮層
表面の凸部を研削してヌバック調皮革様シートを製造す
る方法において、ポリエーテル系ポリウレタン樹脂が、
ポリオール成分としてポリエーテルを50重量%以上含
有し、100%モジュラスが150kg/cm 2 以下の
ポリウレタン樹脂であることを特徴とするヌバック調皮
革様シートの製造方法が提供される。
マット調の凹凸模様を有するポリエーテル系ポリウレタ
ン樹脂からなる表皮層を基材に接着させた後、該表皮層
表面の凸部を研削してヌバック調皮革様シートを製造す
る方法において、ポリエーテル系ポリウレタン樹脂が、
ポリオール成分としてポリエーテルを50重量%以上含
有し、100%モジュラスが150kg/cm 2 以下の
ポリウレタン樹脂であることを特徴とするヌバック調皮
革様シートの製造方法が提供される。
【0005】
【作用】表皮層表面のマット調凹凸模様の凸部表面が研
削されることにより凹部と凸部の艶が近接し、表皮層表
面全体がマット調で濃色感が強くなる。また、表皮層を
柔軟性を有するポリエーテル系ポリウレタン樹脂で形成
することにより、弾性に富み、且つ、ウェット性もあ
り、しっとりとしたヌメリ感のある感触を有する、表面
強度に優れたヌバック調皮革様シートが得られる。
削されることにより凹部と凸部の艶が近接し、表皮層表
面全体がマット調で濃色感が強くなる。また、表皮層を
柔軟性を有するポリエーテル系ポリウレタン樹脂で形成
することにより、弾性に富み、且つ、ウェット性もあ
り、しっとりとしたヌメリ感のある感触を有する、表面
強度に優れたヌバック調皮革様シートが得られる。
【0006】
【好ましい実施態様】以下に好ましい実施態様を挙げて
本発明を詳細に説明する。本発明で得られるヌバック調
皮革様シートは、基材に表皮層を接着させた構造を有
し、表皮層表面にはマット調の凹凸模様が形成され、該
模様の凸部のみが研削されたものである。本発明で使用
する基材は、従来から皮革様シートに用いられている天
然繊維及び合成繊維の織布や不織布等を用いることがで
き特に限定されない。
本発明を詳細に説明する。本発明で得られるヌバック調
皮革様シートは、基材に表皮層を接着させた構造を有
し、表皮層表面にはマット調の凹凸模様が形成され、該
模様の凸部のみが研削されたものである。本発明で使用
する基材は、従来から皮革様シートに用いられている天
然繊維及び合成繊維の織布や不織布等を用いることがで
き特に限定されない。
【0007】また、表皮層は微多孔質被膜を形成せずに
被膜形成したものであり、表面のマット調の凹凸模様の
形成性及び製品の弾性、ウェット感やヌメリ感等の品質
の点からポリエーテル系ポリウレタン樹脂の被膜が特に
適している。このような品質を付与するためには、ポリ
ウレタン樹脂は100%モジュラスが150kg/cm
2以下のものが用いられる。ポリエーテル系ポリウレタ
ン樹脂としてはポリエーテル/エステル系又はポリエー
テル/カーボネート系のポリウレタン樹脂が好ましく、
さらに好ましくはポリエーテルがポリウレタン中に少な
くとも50重量%以上含まれているのものである。表皮
層の厚さは、通常20〜40μmである。ポリエーテル
系ポリウレタン樹脂には着色のための種々の顔料やその
他の配合剤を添加することができる。
被膜形成したものであり、表面のマット調の凹凸模様の
形成性及び製品の弾性、ウェット感やヌメリ感等の品質
の点からポリエーテル系ポリウレタン樹脂の被膜が特に
適している。このような品質を付与するためには、ポリ
ウレタン樹脂は100%モジュラスが150kg/cm
2以下のものが用いられる。ポリエーテル系ポリウレタ
ン樹脂としてはポリエーテル/エステル系又はポリエー
テル/カーボネート系のポリウレタン樹脂が好ましく、
さらに好ましくはポリエーテルがポリウレタン中に少な
くとも50重量%以上含まれているのものである。表皮
層の厚さは、通常20〜40μmである。ポリエーテル
系ポリウレタン樹脂には着色のための種々の顔料やその
他の配合剤を添加することができる。
【0008】表皮層表面にマット調の凹凸模様を形成す
る方法は特に限定されない。好ましい方法は、マット調
の凹凸模様を有する離型紙を用い、この離型紙上にポリ
エーテル系ポリウレタン樹脂溶液をコート等により塗布
する方法、離型紙上で該ポリウレタン樹脂を生成させる
方法等で該ポリウレタン樹脂被膜を形成させた後、離型
紙を剥すことによってマット調の模様を被膜表面に転写
する方法である。本発明で得られる皮革様シートでは、
表皮層表面のマット調の凹凸模様の凸部のみが研削され
たものであり、該凸部のみが研削されるためには凹凸の
高低差(シボの深さ)は少なくとも5μmであることが
好ましい。
る方法は特に限定されない。好ましい方法は、マット調
の凹凸模様を有する離型紙を用い、この離型紙上にポリ
エーテル系ポリウレタン樹脂溶液をコート等により塗布
する方法、離型紙上で該ポリウレタン樹脂を生成させる
方法等で該ポリウレタン樹脂被膜を形成させた後、離型
紙を剥すことによってマット調の模様を被膜表面に転写
する方法である。本発明で得られる皮革様シートでは、
表皮層表面のマット調の凹凸模様の凸部のみが研削され
たものであり、該凸部のみが研削されるためには凹凸の
高低差(シボの深さ)は少なくとも5μmであることが
好ましい。
【0009】かくして得られた表皮層は基材に接着され
る。使用する接着剤は両者を強固に接着し得、製品の品
質を損なわないものであれば特に限定されないが、好ま
しい接着剤ポリウレタン系接着剤である。表皮層と接着
剤層の合計の厚さは皮革様シートの風合や強度等の点か
ら少なくとも40μmは必要であるが、80μmを越え
ると風合が悪くなり好ましくない。
る。使用する接着剤は両者を強固に接着し得、製品の品
質を損なわないものであれば特に限定されないが、好ま
しい接着剤ポリウレタン系接着剤である。表皮層と接着
剤層の合計の厚さは皮革様シートの風合や強度等の点か
ら少なくとも40μmは必要であるが、80μmを越え
ると風合が悪くなり好ましくない。
【0010】最後に、表皮層表面の凹凸模様の凸部表面
のスキン層のみを研削する。研削は通常サンドペーパー
等で行われるが、これ以外の方法でも構わない。凸部表
面のみを研削することにより凹部と凸部の艶が近ずき、
表皮層全表面がマット調に仕上げられる。本発明で得ら
れる皮革様シートの概略図を図1に示した。
のスキン層のみを研削する。研削は通常サンドペーパー
等で行われるが、これ以外の方法でも構わない。凸部表
面のみを研削することにより凹部と凸部の艶が近ずき、
表皮層全表面がマット調に仕上げられる。本発明で得ら
れる皮革様シートの概略図を図1に示した。
【0011】
【実施例】以下に実施例及び比較例を挙げて本発明を更
に詳細に説明する。特に断りのない限り、以下の実施例
及び比較例の部及び%は重量基準である。
に詳細に説明する。特に断りのない限り、以下の実施例
及び比較例の部及び%は重量基準である。
【0012】実施例1 100%モジュラスが20kg/cm2 のポリエーテル
系ポリウレタン樹脂溶液〔固形分30%のメチルエチル
ケトン(MEK)/ジメチルホルムアミド(DMF)=
1/1の溶液〕100部に、黒の着色剤(カーボンブラ
ック含有量15%)20部と希釈溶剤としてDMF及び
MEKをそれぞれ25部混合した溶液を、離型紙(旭リ
リース社製、ウルトラスェード)に約150gr/m2
(ウェット基準)塗布し、乾燥させて表皮形成用の厚み
30μmの被膜を得た。更に、その上に接着剤としてポ
リエーテル系2液型ポリウレタン〔固形分40%のME
K/トルエン/DMF〕100部に架橋剤10部を添加
したものを約120gr塗布し、基材と貼り合わせた。
架橋が完了後、離型紙を剥離した(基材の上に塗布され
た乾燥後の表皮層及び接着剤層のポリウレタンの合計皮
膜厚は約60μmであった)。 このようにして得られ
た皮革様シートの表皮の凸部を240号サンドペーパー
で研削して最終製品を得た。得られた製品は外観がマッ
ト調で黒度感があり、表面タッチもしっとりとしたヌメ
リ感をもっていた。
系ポリウレタン樹脂溶液〔固形分30%のメチルエチル
ケトン(MEK)/ジメチルホルムアミド(DMF)=
1/1の溶液〕100部に、黒の着色剤(カーボンブラ
ック含有量15%)20部と希釈溶剤としてDMF及び
MEKをそれぞれ25部混合した溶液を、離型紙(旭リ
リース社製、ウルトラスェード)に約150gr/m2
(ウェット基準)塗布し、乾燥させて表皮形成用の厚み
30μmの被膜を得た。更に、その上に接着剤としてポ
リエーテル系2液型ポリウレタン〔固形分40%のME
K/トルエン/DMF〕100部に架橋剤10部を添加
したものを約120gr塗布し、基材と貼り合わせた。
架橋が完了後、離型紙を剥離した(基材の上に塗布され
た乾燥後の表皮層及び接着剤層のポリウレタンの合計皮
膜厚は約60μmであった)。 このようにして得られ
た皮革様シートの表皮の凸部を240号サンドペーパー
で研削して最終製品を得た。得られた製品は外観がマッ
ト調で黒度感があり、表面タッチもしっとりとしたヌメ
リ感をもっていた。
【0013】実施例2 100%モジュラスが50kg/cm2 のポリエーテル
/エステル(6/4)系ポリウレタン樹脂溶液(固形分
30%のMEK/DMF=1/1の溶液)を用いた他は
上記実施例1と同様にしてヌバック調皮革様シートを得
た。
/エステル(6/4)系ポリウレタン樹脂溶液(固形分
30%のMEK/DMF=1/1の溶液)を用いた他は
上記実施例1と同様にしてヌバック調皮革様シートを得
た。
【0014】実施例3 100%モジュラスが90kg/cm2 のポリエーテル
系ポリウレタン樹脂溶液(固形分30%のMEK/DM
F=1/1の溶液)を用いた他は実施例1と同様にして
ヌバック調皮革様シートを作成した。
系ポリウレタン樹脂溶液(固形分30%のMEK/DM
F=1/1の溶液)を用いた他は実施例1と同様にして
ヌバック調皮革様シートを作成した。
【0015】実施例4 100%モジュラスが50kg/cm2 のポリエーテル
/エステル(7/3)系ポリウレタン樹脂溶液(固形分
30%のMEK/DMF=1/1の溶液)を用い、離型
紙としてリンテック社製 EV130TPD(R−8)
を使用した他は実施例1と同様にしてヌバック調皮革様
シートを得た。
/エステル(7/3)系ポリウレタン樹脂溶液(固形分
30%のMEK/DMF=1/1の溶液)を用い、離型
紙としてリンテック社製 EV130TPD(R−8)
を使用した他は実施例1と同様にしてヌバック調皮革様
シートを得た。
【0016】比較例1 100%モジュラスが90kg/cm2 のポリエステル
系ポリウレタン樹脂溶液(固形分30%のMEK/DM
F=1/1の溶液)を用い、離型紙としてリンテック社
製 EV130TPD(R−8)を使用した他は実施例
1と同様にしてヌバック調皮革様シートを得た。
系ポリウレタン樹脂溶液(固形分30%のMEK/DM
F=1/1の溶液)を用い、離型紙としてリンテック社
製 EV130TPD(R−8)を使用した他は実施例
1と同様にしてヌバック調皮革様シートを得た。
【0017】比較例2 100%モジュラスが30kg/cm2 のポリエステル
系ポリウレタン樹脂溶液(固形分30%のDMF溶液)
100部に着色剤(カーボンブラック含有量15%)2
0部、成膜助剤を適量、DMFを40部加えた溶液を基
材に約1000gr/m2 塗布し、水に約15分間浸積
して脱DMF化してポリウレタンを凝固させた。更に、
約50℃の温水にて1時間洗浄し脱DMFを完全に行な
い、更に脱水乾燥することにより微多孔質のポリウレタ
ン皮膜が得られた。その全表面をサンドペーパーで研削
することによりヌバック調皮革様シートが得られた。
系ポリウレタン樹脂溶液(固形分30%のDMF溶液)
100部に着色剤(カーボンブラック含有量15%)2
0部、成膜助剤を適量、DMFを40部加えた溶液を基
材に約1000gr/m2 塗布し、水に約15分間浸積
して脱DMF化してポリウレタンを凝固させた。更に、
約50℃の温水にて1時間洗浄し脱DMFを完全に行な
い、更に脱水乾燥することにより微多孔質のポリウレタ
ン皮膜が得られた。その全表面をサンドペーパーで研削
することによりヌバック調皮革様シートが得られた。
【0018】
【評価結果】上記の各実施例及び比較例のヌバック調皮
革様シートについて、風合、黒度及び製造コストを下記
の評価基準に従って評価した。結果を表1に示す。評価基準 (1)風合い ◎ 極めてソフトなヌメリ感を有する手触りで実用価
値が非常に高い。 ○ ソフトなややヌメリ感を有する手触りで実用可
能。 △ ソフトな手触りがなく実用不可。 × ガサツキの手触りであり全く実用不可。 (2)黒度 ◎ マット調で非常に黒度があり実用価値が非常に高
い。 ○ マット調で黒度があり実用可能。 △ マット調であるが、黒度が不足し実用不可。 × マット調が不足、黒度も不足し全く実用不可。 (3)製造コスト ◎ 比較例1の乾式法のものを◎とする。 ○ 比較例1と比較例2の中間で実用可能。 × 比較例2の湿式法のものを×とする。
革様シートについて、風合、黒度及び製造コストを下記
の評価基準に従って評価した。結果を表1に示す。評価基準 (1)風合い ◎ 極めてソフトなヌメリ感を有する手触りで実用価
値が非常に高い。 ○ ソフトなややヌメリ感を有する手触りで実用可
能。 △ ソフトな手触りがなく実用不可。 × ガサツキの手触りであり全く実用不可。 (2)黒度 ◎ マット調で非常に黒度があり実用価値が非常に高
い。 ○ マット調で黒度があり実用可能。 △ マット調であるが、黒度が不足し実用不可。 × マット調が不足、黒度も不足し全く実用不可。 (3)製造コスト ◎ 比較例1の乾式法のものを◎とする。 ○ 比較例1と比較例2の中間で実用可能。 × 比較例2の湿式法のものを×とする。
【0019】
【表1】
【0020】
【発明の効果】本発明により得られるヌバック調皮革様
シートは、弾性に富み、ウェット性及びヌメリ感のある
感触を有し、外観はマット調で濃色感を呈する表面強度
に優れたものであり、種々の衣料品の素材として有用で
ある。また、このヌバック調皮革様シートは、表皮表面
層のマット調の凹凸模様の凸部のみを研削することによ
って容易に、且つ低コストで製造することができる。
シートは、弾性に富み、ウェット性及びヌメリ感のある
感触を有し、外観はマット調で濃色感を呈する表面強度
に優れたものであり、種々の衣料品の素材として有用で
ある。また、このヌバック調皮革様シートは、表皮表面
層のマット調の凹凸模様の凸部のみを研削することによ
って容易に、且つ低コストで製造することができる。
【図1】本発明のヌバック調皮革様シートの製造例を示
す。
す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 浩正 東京都中央区日本橋馬喰町1丁目7番6 号 大日精化工業株式会社内 (72)発明者 近藤 功 東京都中央区日本橋馬喰町1丁目7番6 号 大日精化工業株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−71078(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D06N 3/14 B32B 27/40
Claims (2)
- 【請求項1】 表面にマット調の凹凸模様を有するポリ
エーテル系ポリウレタン樹脂からなる表皮層を基材に接
着させた後、該表皮層表面の凸部を研削してヌバック調
皮革様シートを製造する方法において、ポリエーテル系
ポリウレタン樹脂が、ポリオール成分としてポリエーテ
ルを50重量%以上含有し、100%モジュラスが15
0kg/cm 2 以下のポリウレタン樹脂であることを特
徴とするヌバック調皮革様シートの製造方法。 - 【請求項2】 マット調離型紙上にポリエーテル系ポリ
ウレタン樹脂溶液を塗布して作製した表皮層を基材に接
着させる請求項1に記載のヌバック調皮革様シートの製
造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6162913A JP3062399B2 (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | ヌバック調皮革様シートの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6162913A JP3062399B2 (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | ヌバック調皮革様シートの製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0813351A JPH0813351A (ja) | 1996-01-16 |
| JP3062399B2 true JP3062399B2 (ja) | 2000-07-10 |
Family
ID=15763615
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6162913A Expired - Fee Related JP3062399B2 (ja) | 1994-06-22 | 1994-06-22 | ヌバック調皮革様シートの製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3062399B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10193871A (ja) * | 1997-01-10 | 1998-07-28 | Pilot Ink Co Ltd | 熱変色性積層シート及びその製造方法 |
| BRPI0416595B1 (pt) | 2003-11-15 | 2014-06-17 | Basf Ag | Substrato, e, proceso para produzir um acabamento provido com um substrato |
| JP4207943B2 (ja) | 2005-09-06 | 2009-01-14 | ブラザー工業株式会社 | 自動原稿搬送装置及び画像読取装置 |
| JP4165541B2 (ja) | 2005-09-06 | 2008-10-15 | ブラザー工業株式会社 | 自動原稿搬送装置及び画像読取装置 |
| JP6903912B2 (ja) * | 2016-12-26 | 2021-07-14 | 大日本印刷株式会社 | 物品及びその製造方法、並びに物品の触感評価方法 |
| WO2026058599A1 (ja) * | 2024-09-10 | 2026-03-19 | 日産自動車株式会社 | 表皮材料 |
-
1994
- 1994-06-22 JP JP6162913A patent/JP3062399B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0813351A (ja) | 1996-01-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US20060272770A1 (en) | Method for making artificial leather with superficial texture | |
| TW200829747A (en) | Artificial leather with layered feeling and dual-color effect and its manufacturing method | |
| JP3062399B2 (ja) | ヌバック調皮革様シートの製造方法 | |
| JPH0397976A (ja) | 透湿性、柔軟性および機械的強度に優れた人工皮革およびその製造方法 | |
| JP3046174B2 (ja) | 意匠効果の優れた銀付調人工皮革およびその製造方法 | |
| CN100523365C (zh) | 高拨水性人工皮革及其制造方法 | |
| JP3059849B2 (ja) | 銀付人工皮革 | |
| KR100198190B1 (ko) | 습식 합성피혁의 제조방법 및 중간 생성물 | |
| JP3372641B2 (ja) | スプリットレザー | |
| JP2000265373A (ja) | 機能性材料 | |
| KR900007191B1 (ko) | 습식 합성피혁의 제조방법 | |
| JP2926391B2 (ja) | 湿式合成皮革の製造方法およびその中間生成物 | |
| JPH0835000A (ja) | スプリットレザーおよびその製造方法 | |
| CN100450566C (zh) | 球皮及制备球皮的方法 | |
| JPH093783A (ja) | 表面立体感の優れた銀面合成皮革及びその製造方法 | |
| JPH01314789A (ja) | 合成皮革 | |
| KR101969324B1 (ko) | 천연피혁의 은면층과 유두층을 구현한 친환경 갑피형 인공피혁의 제조방법. | |
| JPH05222681A (ja) | 合成皮革 | |
| JP3888909B2 (ja) | 化粧シートの製造方法 | |
| JPH086259B2 (ja) | 合成皮革の製造方法 | |
| JPS591822B2 (ja) | 耐加水分解性、耐光性に優れた合成皮革 | |
| JPH0515833B2 (ja) | ||
| JPH0544173A (ja) | 合成皮革 | |
| KR20010076551A (ko) | 인조피혁의 제조방법 | |
| JP2994839B2 (ja) | 意匠効果の優れた皮革様シート状物及びその製造方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080428 Year of fee payment: 8 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090428 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100428 Year of fee payment: 10 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |