JP3067520B2 - 自走車の速度測定解析装置及び速度データ記憶装置 - Google Patents
自走車の速度測定解析装置及び速度データ記憶装置Info
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- JP3067520B2 JP3067520B2 JP6085021A JP8502194A JP3067520B2 JP 3067520 B2 JP3067520 B2 JP 3067520B2 JP 6085021 A JP6085021 A JP 6085021A JP 8502194 A JP8502194 A JP 8502194A JP 3067520 B2 JP3067520 B2 JP 3067520B2
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は無人搬送車や、モノレ
ール等の自走式の搬送車(以下、自走車という)におけ
る速度測定解析装置及び速度データ記憶装置に関するも
のである。
ール等の自走式の搬送車(以下、自走車という)におけ
る速度測定解析装置及び速度データ記憶装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来から、自走車では調整、点検、不具
合の解析等のために、走行中の速度を知る必要がある。
このため、走行用のモータ或いは自走車の車輪の回転速
度をエンコーダやレゾルバ等の検出器で測定し、その測
定結果を記録することが行われている。或いは、既知の
距離を走行する時間を測定し、距離/時間=速度として
求めることも行われている。このような従来技術として
は例えば特開昭59−180422号がある。
合の解析等のために、走行中の速度を知る必要がある。
このため、走行用のモータ或いは自走車の車輪の回転速
度をエンコーダやレゾルバ等の検出器で測定し、その測
定結果を記録することが行われている。或いは、既知の
距離を走行する時間を測定し、距離/時間=速度として
求めることも行われている。このような従来技術として
は例えば特開昭59−180422号がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、自走車上に測
定器を設置するスペースがない場合には、測定器や記録
器を走行路の近辺の地上に設置し、自走車に設けた検出
器と測定用のケーブルを接続して測定及び記録を行って
いた。このため、前記ケーブルを自走車は引きずりなが
ら走行しなければならず、又、測定・記録用電源を地上
側から供給しなければならなくなる。
定器を設置するスペースがない場合には、測定器や記録
器を走行路の近辺の地上に設置し、自走車に設けた検出
器と測定用のケーブルを接続して測定及び記録を行って
いた。このため、前記ケーブルを自走車は引きずりなが
ら走行しなければならず、又、測定・記録用電源を地上
側から供給しなければならなくなる。
【0004】又、既知の距離を走行してその時間を測定
し、測定後、計算して速度を求める方法は、平均的な速
度は得られるものの、その時々の瞬時の速度を知ること
は不可能である。
し、測定後、計算して速度を求める方法は、平均的な速
度は得られるものの、その時々の瞬時の速度を知ること
は不可能である。
【0005】この発明は前述した事情に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、簡易な電子回路部品だけで
構成することができ、自走車上に測定器を搭載スペース
がなくても、測定機器のケーブルを引き回すことなく速
度の測定ができ、走行中の時々の速度を知ることができ
る速度測定解析装置及び速度データ記憶装置を提供する
ことにある。
ものであって、その目的は、簡易な電子回路部品だけで
構成することができ、自走車上に測定器を搭載スペース
がなくても、測定機器のケーブルを引き回すことなく速
度の測定ができ、走行中の時々の速度を知ることができ
る速度測定解析装置及び速度データ記憶装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに請求項1の発明は、自走車に設けられ、自走車の走
行を制御するための指令信号を入力するための無線通信
手段と、同じく自走車に設けられ、自走車の走行速度に
比例した信号を出力する速度検出手段と、前記速度検出
手段の出力信号をカウントするカウンタと、カウントさ
れた積算値と前記無線通信手段により受信される指令信
号に対応した入力信号とを記憶する記憶手段と、該記憶
手段のデータを読み出して自走車の走行速度を解析する
手段へデータを通信する通信制御手段とを備えることを
その要旨としている。
めに請求項1の発明は、自走車に設けられ、自走車の走
行を制御するための指令信号を入力するための無線通信
手段と、同じく自走車に設けられ、自走車の走行速度に
比例した信号を出力する速度検出手段と、前記速度検出
手段の出力信号をカウントするカウンタと、カウントさ
れた積算値と前記無線通信手段により受信される指令信
号に対応した入力信号とを記憶する記憶手段と、該記憶
手段のデータを読み出して自走車の走行速度を解析する
手段へデータを通信する通信制御手段とを備えることを
その要旨としている。
【0007】請求項2の発明は、自走車に設けられ、自
走車の走行を制御するための指令信号を入力するための
無線通信手段と、同じく自走車に設けられ、自走車の走
行速度に比例した信号を出力する速度検出手段と、前記
速度検出手段が出力した信号の回転方向を判別する回転
方向判別手段と、前記速度検出手段の出力信号をカウン
トするカウンタと、カウントされた各積算値と前記無線
通信手段により受信される指令信号に対応した入力信号
を記憶する記憶手段と、該記憶手段のデータを読み出し
て自走車の走行速度を解析する手段へデータを通信する
通信制御手段とを備えた速度データ記憶装置であって、
同記憶装置が自走車に対して着脱可能とされていること
を要旨としている。
走車の走行を制御するための指令信号を入力するための
無線通信手段と、同じく自走車に設けられ、自走車の走
行速度に比例した信号を出力する速度検出手段と、前記
速度検出手段が出力した信号の回転方向を判別する回転
方向判別手段と、前記速度検出手段の出力信号をカウン
トするカウンタと、カウントされた各積算値と前記無線
通信手段により受信される指令信号に対応した入力信号
を記憶する記憶手段と、該記憶手段のデータを読み出し
て自走車の走行速度を解析する手段へデータを通信する
通信制御手段とを備えた速度データ記憶装置であって、
同記憶装置が自走車に対して着脱可能とされていること
を要旨としている。
【0008】
【作用】上記の構成によれば、請求項1の発明は速度検
出手段は自走車の走行速度に比例した信号を出力し、カ
ウンタは速度検出手段の出力信号をカウントする。一
方、無線通信手段は自走車の走行を制御するための指令
信号を受信する。そして、記憶手段はカウントされた積
算値と受信された指令信号に対応した入力信号とを記憶
し、通信制御手段は該記憶手段のデータを読み出して自
走車の走行速度を解析する手段へデータを通信する。
出手段は自走車の走行速度に比例した信号を出力し、カ
ウンタは速度検出手段の出力信号をカウントする。一
方、無線通信手段は自走車の走行を制御するための指令
信号を受信する。そして、記憶手段はカウントされた積
算値と受信された指令信号に対応した入力信号とを記憶
し、通信制御手段は該記憶手段のデータを読み出して自
走車の走行速度を解析する手段へデータを通信する。
【0009】請求項2の発明は、速度データ記憶装置の
回転方向判別手段は速度検出手段の信号の回転方向を判
別し、カウンタは速度検出手段の出力信号をカウントす
る。一方、無線通信手段は自走車の走行を制御するため
の指令信号を受信する。そして、記憶手段は、カウント
された各積算値と受信された指令信号に対応した入力信
号とを記憶する。自走車の走行後、速度データ記憶装置
は、自走車から取り外され、走行速度を解析する手段と
通信線にて接続された状態で通信制御手段が記憶手段の
データを読み出して自走車の走行速度を解析する手段へ
データを通信する。
回転方向判別手段は速度検出手段の信号の回転方向を判
別し、カウンタは速度検出手段の出力信号をカウントす
る。一方、無線通信手段は自走車の走行を制御するため
の指令信号を受信する。そして、記憶手段は、カウント
された各積算値と受信された指令信号に対応した入力信
号とを記憶する。自走車の走行後、速度データ記憶装置
は、自走車から取り外され、走行速度を解析する手段と
通信線にて接続された状態で通信制御手段が記憶手段の
データを読み出して自走車の走行速度を解析する手段へ
データを通信する。
【0010】
【実施例】以下、この発明における無人搬送車に使用す
る速度測定解析装置に具体化した一実施例を図1〜図5
に基づいて詳細に説明する。
る速度測定解析装置に具体化した一実施例を図1〜図5
に基づいて詳細に説明する。
【0011】図2に示すように無人搬送車1はバッテリ
2を電源とし、モータ3を駆動源として走行する公知の
ものであり、モータ3の出力を車輪に伝達する走行駆動
伝達系を備え、又、図示しない操舵機構により走行方向
の転換が可能である。そして、無人搬送車1に搭載した
車載コンピュータ15が、モータ3を制御するとともに
操舵機構を制御するようになっている。
2を電源とし、モータ3を駆動源として走行する公知の
ものであり、モータ3の出力を車輪に伝達する走行駆動
伝達系を備え、又、図示しない操舵機構により走行方向
の転換が可能である。そして、無人搬送車1に搭載した
車載コンピュータ15が、モータ3を制御するとともに
操舵機構を制御するようになっている。
【0012】この無人搬送車1には速度測定解析装置4
が搭載されている。この速度測定解析装置4を図1に従
って詳細に説明する。速度測定解析装置4は速度検出手
段としてのエンコーダ5と、速度データ記憶装置17と
から構成されている。
が搭載されている。この速度測定解析装置4を図1に従
って詳細に説明する。速度測定解析装置4は速度検出手
段としてのエンコーダ5と、速度データ記憶装置17と
から構成されている。
【0013】速度検出手段としてのエンコーダ5は無人
搬送車1の車軸に設けられ、車輪Wの回転速度(走行速
度)に比例したパルス信号を出力する。このエンコーダ
5から出力される信号はA相とB相との2種類があり、
車輪Wの回転方向(正転方向と逆転方向)によって両相
の位相が進み或いは遅れとなる。
搬送車1の車軸に設けられ、車輪Wの回転速度(走行速
度)に比例したパルス信号を出力する。このエンコーダ
5から出力される信号はA相とB相との2種類があり、
車輪Wの回転方向(正転方向と逆転方向)によって両相
の位相が進み或いは遅れとなる。
【0014】速度データ記憶装置17はインタフェイス
6、回転方向判別手段としての回転方向判別回路7、カ
ウンタ8、タイミング発生コントローラ9、バッファ1
0、記憶手段としてのメモリ11、アドレス発生回路1
2、通信制御手段としての通信制御回路13及びバック
アップ用バッテリとから構成されている。そして、図2
に示すようにこれらの各回路6〜13及びバックアップ
用バッテリ14は共通の基板17a上に設けられ、この
基板17aは前記車載コンピュータ15が設けられた制
御回路用の収納ボックス18に対して着脱可能に収納さ
れ、無人搬送車1の外部に持ち出し可能となっている。
又、インタフェイス6は同収納ボックス18に速度デー
タ記憶装置17が装着されたときにはエンコーダ5及び
汎用入力信号の入力用信号線19が接続され、収納ボッ
クス18内に配置されたコネクタ20に対して着脱可能
に接続されている。さらに、基板17a上の各回路に必
要な電力は無人搬送車1に搭載されたバッテリ2(DC
24V又はDC48V)を電源として前記コネクタ20
を介して供給される。
6、回転方向判別手段としての回転方向判別回路7、カ
ウンタ8、タイミング発生コントローラ9、バッファ1
0、記憶手段としてのメモリ11、アドレス発生回路1
2、通信制御手段としての通信制御回路13及びバック
アップ用バッテリとから構成されている。そして、図2
に示すようにこれらの各回路6〜13及びバックアップ
用バッテリ14は共通の基板17a上に設けられ、この
基板17aは前記車載コンピュータ15が設けられた制
御回路用の収納ボックス18に対して着脱可能に収納さ
れ、無人搬送車1の外部に持ち出し可能となっている。
又、インタフェイス6は同収納ボックス18に速度デー
タ記憶装置17が装着されたときにはエンコーダ5及び
汎用入力信号の入力用信号線19が接続され、収納ボッ
クス18内に配置されたコネクタ20に対して着脱可能
に接続されている。さらに、基板17a上の各回路に必
要な電力は無人搬送車1に搭載されたバッテリ2(DC
24V又はDC48V)を電源として前記コネクタ20
を介して供給される。
【0015】インタフェイス6はエンコーダ5からの前
記両相の信号を回転方向判別回路7に出力する。回転方
向判別回路7は、その両相の位相の進み或いは遅れに基
づいて車輪の回転方向(正回転方向と逆回転方向)を判
別し、正回転方向であればUP信号を、逆回転方向であ
ればDOWN信号をカウンタ8に入力する。
記両相の信号を回転方向判別回路7に出力する。回転方
向判別回路7は、その両相の位相の進み或いは遅れに基
づいて車輪の回転方向(正回転方向と逆回転方向)を判
別し、正回転方向であればUP信号を、逆回転方向であ
ればDOWN信号をカウンタ8に入力する。
【0016】タイミング発生コントローラ9はクロック
を内蔵しており、カウンタ8、バッファ10、メモリ1
1、アドレス発生回路12及び通信制御回路13に接続
されている。又、タイミング発生コントローラ9には動
作設定スイッチ16のオンに基づいて各種制御信号を前
記各回路に入力する。前記カウンタ8は前記UP信号或
いはDOWN信号を入力し、その出力信号(エンコーダ
パルス)数をカウントする。そのカウント値(積算値)
はタイミング発生コントローラ9から入力されたラッチ
信号に基づいて所定時間Δt毎にバッファ10に固定さ
れた後に、メモリ11に格納される。メモリ11は書き
込み及び読出し可能なメモリ(RAM)であって、バッ
クアップ用バッテリ14にて記憶されたデータを保持可
能である。
を内蔵しており、カウンタ8、バッファ10、メモリ1
1、アドレス発生回路12及び通信制御回路13に接続
されている。又、タイミング発生コントローラ9には動
作設定スイッチ16のオンに基づいて各種制御信号を前
記各回路に入力する。前記カウンタ8は前記UP信号或
いはDOWN信号を入力し、その出力信号(エンコーダ
パルス)数をカウントする。そのカウント値(積算値)
はタイミング発生コントローラ9から入力されたラッチ
信号に基づいて所定時間Δt毎にバッファ10に固定さ
れた後に、メモリ11に格納される。メモリ11は書き
込み及び読出し可能なメモリ(RAM)であって、バッ
クアップ用バッテリ14にて記憶されたデータを保持可
能である。
【0017】アドレス発生回路12はタイミング発生コ
ントローラ9から入力されるクロック信号に同期してア
ドレスを順次生成する。従って、前記カウント値はこの
発生したアドレスに対応して格納される。又、前記アド
レス発生回路12がアドレスを発生するタイミングに同
期して、カウンタ8はタイミング発生コントローラ9か
らクリア信号を入力する。このクリア信号に基づいてカ
ウンタ8がそれまでカウントしたカウント値がクリアさ
れる。
ントローラ9から入力されるクロック信号に同期してア
ドレスを順次生成する。従って、前記カウント値はこの
発生したアドレスに対応して格納される。又、前記アド
レス発生回路12がアドレスを発生するタイミングに同
期して、カウンタ8はタイミング発生コントローラ9か
らクリア信号を入力する。このクリア信号に基づいてカ
ウンタ8がそれまでカウントしたカウント値がクリアさ
れる。
【0018】通信制御回路13は外部に設けられたパー
ソナルコンピュータ等の走行速度を解析する手段として
の解析装置37に接続可能となっており、この実施例で
はRS232Cの信号ケーブルにて前記解析装置37に
対して接続可能である。そして、解析装置37からの指
令により、通信制御回路13は前記メモリ11に格納さ
れた各種データを読出し、解析装置37に送信可能とな
っている。
ソナルコンピュータ等の走行速度を解析する手段として
の解析装置37に接続可能となっており、この実施例で
はRS232Cの信号ケーブルにて前記解析装置37に
対して接続可能である。そして、解析装置37からの指
令により、通信制御回路13は前記メモリ11に格納さ
れた各種データを読出し、解析装置37に送信可能とな
っている。
【0019】この無人搬送車1には外部からの指令信号
を入力するための無線通信装置16が搭載されており、
この無線通信装置16が入力した指令信号に基づいて車
載コンピュータ15が、モータ3及び操舵機構を制御す
る。すなわち、この指令信号は、例えばスタート、走行
方向(カーブ)、加速、減速或いは停止等を指示するも
のである。
を入力するための無線通信装置16が搭載されており、
この無線通信装置16が入力した指令信号に基づいて車
載コンピュータ15が、モータ3及び操舵機構を制御す
る。すなわち、この指令信号は、例えばスタート、走行
方向(カーブ)、加速、減速或いは停止等を指示するも
のである。
【0020】そして、前記無線通信装置16が入力した
信号は車載コンピュータ15が入力し、さらに、汎用入
力信号として信号線19及び前記インタフェイス6を介
してバッファ10に入力される。バッファ10に固定さ
れた汎用入力信号は、前記カウント値と同様にアドレス
発生回路12が発生したアドレスに対応して前記カウン
ト値が格納されたアドレス直後のアドレスに格納され
る。この格納はΔt時間間隔で行われ、すなわち、メモ
リ11にはΔt時間毎のエンコーダパルス数(積算値)
と、Δt時間後の時刻での汎用入力値が交互に順次格納
される。
信号は車載コンピュータ15が入力し、さらに、汎用入
力信号として信号線19及び前記インタフェイス6を介
してバッファ10に入力される。バッファ10に固定さ
れた汎用入力信号は、前記カウント値と同様にアドレス
発生回路12が発生したアドレスに対応して前記カウン
ト値が格納されたアドレス直後のアドレスに格納され
る。この格納はΔt時間間隔で行われ、すなわち、メモ
リ11にはΔt時間毎のエンコーダパルス数(積算値)
と、Δt時間後の時刻での汎用入力値が交互に順次格納
される。
【0021】上記のように構成された速度測定解析装置
4の作用について説明する。さて、無人搬送車1を走行
させて走行中のその時々の速度データを速度データ記憶
装置17のメモリ11に格納する場合、速度データ記憶
装置17を収納ボックス18に装着し、インタフェイス
6の入力ポートを収納ボックス18内のコネクタ20に
接続する。
4の作用について説明する。さて、無人搬送車1を走行
させて走行中のその時々の速度データを速度データ記憶
装置17のメモリ11に格納する場合、速度データ記憶
装置17を収納ボックス18に装着し、インタフェイス
6の入力ポートを収納ボックス18内のコネクタ20に
接続する。
【0022】この状態で無人搬送車1を所定の走行軌道
上を走行させる。この無人搬送車1の走行制御は外部に
設けられた指令装置(図示しない)から発信された指令
信号を無線により指令することにより行われる。無線通
信装置16は指令信号を受信し、車載コンピュータ15
に送信する。車載コンピュータ15はこの指令信号に基
づいてモータ3を制御するとともに操舵機構を制御す
る。すなわち、無人搬送車1が走行する。
上を走行させる。この無人搬送車1の走行制御は外部に
設けられた指令装置(図示しない)から発信された指令
信号を無線により指令することにより行われる。無線通
信装置16は指令信号を受信し、車載コンピュータ15
に送信する。車載コンピュータ15はこの指令信号に基
づいてモータ3を制御するとともに操舵機構を制御す
る。すなわち、無人搬送車1が走行する。
【0023】走行開始時点から、エンコーダ5は車輪W
の回転速度(走行速度)に比例したA相とB相との2種
類のパルス信号を出力する。このパルス信号はコネクタ
20、インタフェイス6を介して両相の信号を回転方向
判別回路7に出力する。回転方向判別回路7は、その両
相の位相の進み或いは遅れに基づいて車輪の回転方向
(正回転方向と逆回転方向)を判別し、正回転方向であ
ればUP信号を、逆回転方向であればDOWN信号をカ
ウンタ8に入力する。
の回転速度(走行速度)に比例したA相とB相との2種
類のパルス信号を出力する。このパルス信号はコネクタ
20、インタフェイス6を介して両相の信号を回転方向
判別回路7に出力する。回転方向判別回路7は、その両
相の位相の進み或いは遅れに基づいて車輪の回転方向
(正回転方向と逆回転方向)を判別し、正回転方向であ
ればUP信号を、逆回転方向であればDOWN信号をカ
ウンタ8に入力する。
【0024】カウンタ8はUP信号或いはDOWN信号
を入力し、その出力信号(エンコーダパルス)数をカウ
ントする。そのカウント値(積算値)はタイミング発生
コントローラ9から入力されたラッチ信号に基づいて所
定時間Δt毎にバッファ10に固定された後に、アドレ
ス発生回路12が順次生成したアドレスに従ったメモリ
11の記憶領域に格納される(図4参照)。
を入力し、その出力信号(エンコーダパルス)数をカウ
ントする。そのカウント値(積算値)はタイミング発生
コントローラ9から入力されたラッチ信号に基づいて所
定時間Δt毎にバッファ10に固定された後に、アドレ
ス発生回路12が順次生成したアドレスに従ったメモリ
11の記憶領域に格納される(図4参照)。
【0025】一方、無線通信装置16が入力した指令信
号は車載コンピュータ15に入力され、さらに汎用入力
信号として信号線19及び前記インタフェイス6を介し
てバッファ10に入力される。バッファ10に固定され
た汎用入力信号は、前記カウント値と同様にその時々に
アドレス発生回路12が発生したアドレスに従って、そ
の時刻までにカウントされたカウント値が格納されたア
ドレス直後のアドレスに格納される。すなわち、メモリ
11にはΔt時間毎のエンコーダパルス数(積算値)
と、Δt時間後の時刻での汎用入力値が交互に順次格納
される。
号は車載コンピュータ15に入力され、さらに汎用入力
信号として信号線19及び前記インタフェイス6を介し
てバッファ10に入力される。バッファ10に固定され
た汎用入力信号は、前記カウント値と同様にその時々に
アドレス発生回路12が発生したアドレスに従って、そ
の時刻までにカウントされたカウント値が格納されたア
ドレス直後のアドレスに格納される。すなわち、メモリ
11にはΔt時間毎のエンコーダパルス数(積算値)
と、Δt時間後の時刻での汎用入力値が交互に順次格納
される。
【0026】例えば、無人搬送車1が時刻t0 〜t
12(ただし、tn+1 −tn =Δt,n=0,1,2,
3,…,12)の間に走行した場合、図3に示すように
各tn 時刻にはカウント値P0 〜P11がそれぞれ得られ
たとする。又、各時刻における汎用入力信号は図3に示
すように入力されたとする。すると、t1 時刻における
データとして、図4に示すメモリ11のアドレス[00
00]にはカウント値P0 が格納され、次のアドレス
[0001]には汎用入力信号のHigh或いはLow
信号として0001が格納される。なお、このアドレス
[0001]に格納された汎用入力信号0001は各桁
が図3に示す上下に位置した4種の信号a,b,c,d
をそれぞれ表している。従って、このアドレス[000
1]に格納されたdの信号のみがHigh信号であり、
他の信号はLow信号を表している。
12(ただし、tn+1 −tn =Δt,n=0,1,2,
3,…,12)の間に走行した場合、図3に示すように
各tn 時刻にはカウント値P0 〜P11がそれぞれ得られ
たとする。又、各時刻における汎用入力信号は図3に示
すように入力されたとする。すると、t1 時刻における
データとして、図4に示すメモリ11のアドレス[00
00]にはカウント値P0 が格納され、次のアドレス
[0001]には汎用入力信号のHigh或いはLow
信号として0001が格納される。なお、このアドレス
[0001]に格納された汎用入力信号0001は各桁
が図3に示す上下に位置した4種の信号a,b,c,d
をそれぞれ表している。従って、このアドレス[000
1]に格納されたdの信号のみがHigh信号であり、
他の信号はLow信号を表している。
【0027】同様にt2 時刻におけるデータとして、メ
モリ11のアドレス[0002]にはカウント値P1 が
格納され、次のアドレス[0003]には汎用入力信号
のHigh或いはLow信号として0011が格納され
る。以下、同様に各時刻t3〜t12には図4に示すよう
にデータが各アドレスに格納される。
モリ11のアドレス[0002]にはカウント値P1 が
格納され、次のアドレス[0003]には汎用入力信号
のHigh或いはLow信号として0011が格納され
る。以下、同様に各時刻t3〜t12には図4に示すよう
にデータが各アドレスに格納される。
【0028】そして、無人搬送車1の走行がt12時刻に
終了すると、車載コンピュータ15は前記各回路を介し
てメモリ11に終了信号を送り、メモリ11はt12時刻
における各データ(カウント値及び汎用入力信号)が格
納された後のアドレス(この実施例では[0018])
にその終了信号データを格納する。
終了すると、車載コンピュータ15は前記各回路を介し
てメモリ11に終了信号を送り、メモリ11はt12時刻
における各データ(カウント値及び汎用入力信号)が格
納された後のアドレス(この実施例では[0018])
にその終了信号データを格納する。
【0029】無人搬送車1の走行後、インタフェイス6
の入力ポートと収納ボックス18内のコネクタ20との
接続を解除するとともに、速度データ記憶装置17を収
納ボックス18から外す。そして、無人搬送車1から外
した速度データ記憶装置17を解析装置37に対してR
S232Cの信号ケーブルにて接続し、解析装置37に
て速度データ及び汎用信号入力データを読み込む。そし
て、オペレータの操作により、各緒元に従って単位変換
が行われ、解析装置37に接続されたディスプレイ、プ
ロッタ等に測定された各データを出力する。又、これら
のデータは解析装置37に備えられたハードディスク等
の記憶装置にも記録される。
の入力ポートと収納ボックス18内のコネクタ20との
接続を解除するとともに、速度データ記憶装置17を収
納ボックス18から外す。そして、無人搬送車1から外
した速度データ記憶装置17を解析装置37に対してR
S232Cの信号ケーブルにて接続し、解析装置37に
て速度データ及び汎用信号入力データを読み込む。そし
て、オペレータの操作により、各緒元に従って単位変換
が行われ、解析装置37に接続されたディスプレイ、プ
ロッタ等に測定された各データを出力する。又、これら
のデータは解析装置37に備えられたハードディスク等
の記憶装置にも記録される。
【0030】図5は上記のようにして解析装置37にて
解析された結果を示し、速度及び汎用入力信号のデータ
が得られる。上記のように得られたデータを解析する場
合について説明する。
解析された結果を示し、速度及び汎用入力信号のデータ
が得られる。上記のように得られたデータを解析する場
合について説明する。
【0031】車輪(この実施例では車軸の回転を検出)
Wの回転を検出している場合、エンコーダ1パルス当た
りの走行距離Lは下記式にて求められる。 L=πD/P(mm) … なお、πは円周率、Pはエンコーダ5の1回転当たりの
パルス数である。
Wの回転を検出している場合、エンコーダ1パルス当た
りの走行距離Lは下記式にて求められる。 L=πD/P(mm) … なお、πは円周率、Pはエンコーダ5の1回転当たりの
パルス数である。
【0032】従って、ΔtにAパルスの入力があった場
合の速度は下記の式にて得られる。 V=A・π・D/(Δt・P) (mm/s) … なお、この実施例では、車輪(この実施例では車軸の回
転を検出)Wの回転をエンコーダ5にて検出したが、モ
ータ3の回転をエンコーダ5にて検出する場合には上記
、式は下記の通りとなる。この場合、モータ3の出
力は減速器(図示しない)を介して車輪に伝達されるも
のとする。
合の速度は下記の式にて得られる。 V=A・π・D/(Δt・P) (mm/s) … なお、この実施例では、車輪(この実施例では車軸の回
転を検出)Wの回転をエンコーダ5にて検出したが、モ
ータ3の回転をエンコーダ5にて検出する場合には上記
、式は下記の通りとなる。この場合、モータ3の出
力は減速器(図示しない)を介して車輪に伝達されるも
のとする。
【0033】L=πD/(PN) (mm) なお、Nは減速器の減速比である。 V=A・π・D/(Δt・P・N) (mm/s) 又、図6にはメモリ11に格納されたデータを解析して
得た走行速度Vと、汎用入力信号データとが示されてい
る。この汎用入力信号データa,b,c,dはそれぞれ
スタート指令信号、加速指令信号、減速指令信号、停止
指令信号を表している。図6においてαのように減速指
令信号がオンしてから、速度が落ちるまでのタイミング
が通常と異なる場合には、何らかのトラブルが発生して
いることが想定できる。
得た走行速度Vと、汎用入力信号データとが示されてい
る。この汎用入力信号データa,b,c,dはそれぞれ
スタート指令信号、加速指令信号、減速指令信号、停止
指令信号を表している。図6においてαのように減速指
令信号がオンしてから、速度が落ちるまでのタイミング
が通常と異なる場合には、何らかのトラブルが発生して
いることが想定できる。
【0034】このようにこの実施例では速度データ記憶
装置17を無人搬送車1から外して外部の解析装置37
にて速度データ記憶装置17のメモリ11に格納された
速度データ等の各種のデータを解析できる。このため、
従来と異なり、測定機器と解析装置37間を繋いだケー
ブルを無人搬送車の走行中に引き回すことがなくなり、
安全に又、簡易に測定かつ解析することが可能となる。
装置17を無人搬送車1から外して外部の解析装置37
にて速度データ記憶装置17のメモリ11に格納された
速度データ等の各種のデータを解析できる。このため、
従来と異なり、測定機器と解析装置37間を繋いだケー
ブルを無人搬送車の走行中に引き回すことがなくなり、
安全に又、簡易に測定かつ解析することが可能となる。
【0035】さらに、この実施例では各時刻における汎
用入力信号データも速度データとともにメモリ11に格
納されるため、例えば、汎用入力信号データがカーブ
中、減速指令、あるいは加速指令等のように無人搬送車
の走行速度に関係する緒条件も同一時間軸で表すことが
でき、これらのデータを解析時に有効に利用することが
できる。
用入力信号データも速度データとともにメモリ11に格
納されるため、例えば、汎用入力信号データがカーブ
中、減速指令、あるいは加速指令等のように無人搬送車
の走行速度に関係する緒条件も同一時間軸で表すことが
でき、これらのデータを解析時に有効に利用することが
できる。
【0036】次に第2実施例を図7に従って説明する。
なお、この実施例では、前記第1実施例の構成中、速度
測定解析装置4を構成する速度データ記憶装置17の構
成が異なっており、他の構成は同一であるため、速度デ
ータ記憶装置17のみを説明し、第1実施例と同一構成
には同一符合を付してその説明を省略する。
なお、この実施例では、前記第1実施例の構成中、速度
測定解析装置4を構成する速度データ記憶装置17の構
成が異なっており、他の構成は同一であるため、速度デ
ータ記憶装置17のみを説明し、第1実施例と同一構成
には同一符合を付してその説明を省略する。
【0037】この実施例における速度データ記憶装置1
7は、インタフェイス6、入力装置21、カウンタ及び
回転方向判別手段としての中央処理装置(CPU)2
2、カウント・タイマ・コントローラ(CTC)23、
ROM24、記憶手段としてのRAM25、RS232
C用の通信制御手段としてのデバイスインタフェイス2
6及びバックアップ用バッテリ14とから構成されてい
る。各回路22〜26はバス27にて互いに接続されて
いる。そして、これらの各回路22〜26及びバックア
ップ用バッテリ14は第1実施例と同様に共通の基板1
7a上に設けられ、この基板17aは第1実施例と同様
に車載コンピュータ15が設けられた制御回路用の収納
ボックス18に対して着脱可能に収納され、無人搬送車
1の外部に持ち出し可能となっている。さらに、基板1
7a上の各回路に必要な電力は無人搬送車1に搭載され
たバッテリ2(DC24V又はDC48V)を電源とし
て前記コネクタ20を介して供給される。なお、前記C
TC23は一定時間毎にインタフェイス26を介してデ
ータをサンプリングするための信号を発生するものであ
って、CPU22は前記CTC23が発生した信号が出
力された時点でインタフェイス6を介して各種データを
取り込むようになっている。
7は、インタフェイス6、入力装置21、カウンタ及び
回転方向判別手段としての中央処理装置(CPU)2
2、カウント・タイマ・コントローラ(CTC)23、
ROM24、記憶手段としてのRAM25、RS232
C用の通信制御手段としてのデバイスインタフェイス2
6及びバックアップ用バッテリ14とから構成されてい
る。各回路22〜26はバス27にて互いに接続されて
いる。そして、これらの各回路22〜26及びバックア
ップ用バッテリ14は第1実施例と同様に共通の基板1
7a上に設けられ、この基板17aは第1実施例と同様
に車載コンピュータ15が設けられた制御回路用の収納
ボックス18に対して着脱可能に収納され、無人搬送車
1の外部に持ち出し可能となっている。さらに、基板1
7a上の各回路に必要な電力は無人搬送車1に搭載され
たバッテリ2(DC24V又はDC48V)を電源とし
て前記コネクタ20を介して供給される。なお、前記C
TC23は一定時間毎にインタフェイス26を介してデ
ータをサンプリングするための信号を発生するものであ
って、CPU22は前記CTC23が発生した信号が出
力された時点でインタフェイス6を介して各種データを
取り込むようになっている。
【0038】この実施例においても無人搬送車1の走行
開始時点から、エンコーダ5は車輪Wの回転速度(走行
速度)に比例したA相とB相との2種類のパルス信号を
出力する。この両相のパルス信号はコネクタ20、イン
タフェイス6を介してCPU22に入力され、CPU2
2はROM24に格納された制御プログラムに従ってそ
の両相の位相の進み或いは遅れに基づいて車輪の回転方
向(正回転方向と逆回転方向)を判別する。
開始時点から、エンコーダ5は車輪Wの回転速度(走行
速度)に比例したA相とB相との2種類のパルス信号を
出力する。この両相のパルス信号はコネクタ20、イン
タフェイス6を介してCPU22に入力され、CPU2
2はROM24に格納された制御プログラムに従ってそ
の両相の位相の進み或いは遅れに基づいて車輪の回転方
向(正回転方向と逆回転方向)を判別する。
【0039】そして、CPU22は正回転方向又は逆回
転方向の判別結果に従ってエンコーダパルス数をカウン
トし、そのカウント値(積算値)は所定時間Δt毎にC
PU22が内蔵するアドレス発生部(図示しない)が順
次生成したアドレスに従ったRAM25の記憶領域に格
納される。
転方向の判別結果に従ってエンコーダパルス数をカウン
トし、そのカウント値(積算値)は所定時間Δt毎にC
PU22が内蔵するアドレス発生部(図示しない)が順
次生成したアドレスに従ったRAM25の記憶領域に格
納される。
【0040】又、無線通信装置16が入力した指令信号
は第1実施例と同様に車載コンピュータ15に入力さ
れ、さらに汎用入力信号として信号線19及び前記イン
タフェイス6を介してCPU22に入力される。CPU
22は汎用入力信号をカウント値と同様にその時々にア
ドレス発生部が発生したアドレスに従ってその時刻まで
にカウントされたカウント値が格納されたRAM25に
おけるアドレス直後のアドレスに格納する。すなわち、
RAM25にはΔt時間毎のエンコーダパルス数(積算
値)と、t時間後の時刻での汎用入力値が交互に順次格
納される。
は第1実施例と同様に車載コンピュータ15に入力さ
れ、さらに汎用入力信号として信号線19及び前記イン
タフェイス6を介してCPU22に入力される。CPU
22は汎用入力信号をカウント値と同様にその時々にア
ドレス発生部が発生したアドレスに従ってその時刻まで
にカウントされたカウント値が格納されたRAM25に
おけるアドレス直後のアドレスに格納する。すなわち、
RAM25にはΔt時間毎のエンコーダパルス数(積算
値)と、t時間後の時刻での汎用入力値が交互に順次格
納される。
【0041】従って、この第2実施例においても第1実
施例と同様に速度データ記憶装置17を収納ボックス1
8から取り外して外部の解析装置37にてRAM25に
格納した速度データ等の各種データを解析することが可
能である。
施例と同様に速度データ記憶装置17を収納ボックス1
8から取り外して外部の解析装置37にてRAM25に
格納した速度データ等の各種データを解析することが可
能である。
【0042】次に第3実施例を図8に従って説明する。
この実施例では第1実施例の構成と異なるところのみを
説明する。この実施例は第1の実施例の構成に加えてさ
らに無人搬送車1には、モータ3の電流を検出するモー
タ電流検出器28、バッテリ2の電圧を検知する検知回
路29、及びバッテリ2の充電完了を検知するととも
に、放電状態を検知する充放電状態検知回路30が搭載
されている。これらの回路28〜30は増幅器31〜3
3を介してマルチプレクサ34に接続されている。マル
チプレクサ34はそのときどきに入力される増幅器31
〜33からのモータ電流信号、バッテリ電圧信号及び充
放電状態信号(以下、車載電気機器状態信号という)を
A/Dコンバータ35に入力する。なお、これらの回路
は速度データ記憶装置17の基板17aとは別体に構成
され、この実施例においても速度データ記憶装置17は
第1実施例と同一回路6〜13及びバックアップ用バッ
テリ14にて構成されている。
この実施例では第1実施例の構成と異なるところのみを
説明する。この実施例は第1の実施例の構成に加えてさ
らに無人搬送車1には、モータ3の電流を検出するモー
タ電流検出器28、バッテリ2の電圧を検知する検知回
路29、及びバッテリ2の充電完了を検知するととも
に、放電状態を検知する充放電状態検知回路30が搭載
されている。これらの回路28〜30は増幅器31〜3
3を介してマルチプレクサ34に接続されている。マル
チプレクサ34はそのときどきに入力される増幅器31
〜33からのモータ電流信号、バッテリ電圧信号及び充
放電状態信号(以下、車載電気機器状態信号という)を
A/Dコンバータ35に入力する。なお、これらの回路
は速度データ記憶装置17の基板17aとは別体に構成
され、この実施例においても速度データ記憶装置17は
第1実施例と同一回路6〜13及びバックアップ用バッ
テリ14にて構成されている。
【0043】前記A/Dコンバータ35は入力された信
号をA/D変換して、コネクタ36を介してバッファ1
0に入力する。なお、前記コネクタ36は速度データ記
憶装置17が収納ボックス18から取り外されたとき、
バッファ10の入力ポートから分離される。バッファ1
0に固定された汎用入力信号及び車載電気機器状態信号
は、カウント値と同様にその時々にアドレス発生回路1
2が発生したアドレスに従って、その時刻までにカウン
トされたカウント値が格納されたアドレス直後のアドレ
スに格納される。すなわち、メモリ11にはΔt時間毎
のエンコーダパルス数(積算値)と、Δt時間後の時刻
での汎用入力値及び車載電気機器状態信号が交互に順次
格納される。
号をA/D変換して、コネクタ36を介してバッファ1
0に入力する。なお、前記コネクタ36は速度データ記
憶装置17が収納ボックス18から取り外されたとき、
バッファ10の入力ポートから分離される。バッファ1
0に固定された汎用入力信号及び車載電気機器状態信号
は、カウント値と同様にその時々にアドレス発生回路1
2が発生したアドレスに従って、その時刻までにカウン
トされたカウント値が格納されたアドレス直後のアドレ
スに格納される。すなわち、メモリ11にはΔt時間毎
のエンコーダパルス数(積算値)と、Δt時間後の時刻
での汎用入力値及び車載電気機器状態信号が交互に順次
格納される。
【0044】従って、この実施例では、無人搬送車1が
走行終了後に速度データ記憶装置17のメモリ11には
車載電気機器状態信号も格納されているため、走行中に
おけるモータ電流、バッテリ電圧等のデータが、走行速
度とともに同一時間軸上で、表すことができる。さら
に、汎用入力信号データがカーブ中、減速指令、あるい
は加速指令等のように無人搬送車の走行速度に関係する
緒条件も車載電気機器状態信号と同一時間軸で表すこと
ができ、これらのデータを解析時に有効に利用すること
ができる。
走行終了後に速度データ記憶装置17のメモリ11には
車載電気機器状態信号も格納されているため、走行中に
おけるモータ電流、バッテリ電圧等のデータが、走行速
度とともに同一時間軸上で、表すことができる。さら
に、汎用入力信号データがカーブ中、減速指令、あるい
は加速指令等のように無人搬送車の走行速度に関係する
緒条件も車載電気機器状態信号と同一時間軸で表すこと
ができ、これらのデータを解析時に有効に利用すること
ができる。
【0045】なお、この発明は前記実施例に限定される
ものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で構成の一
部を適宜に変更して実施することもできる。 (1)前記実施例では速度検出手段としてエンコーダを
使用したが、レゾルバ等の他の速度検出手段としてもよ
い。なお、レゾルバは車輪あるいはモータの回転速度を
アナログ信号で出力するため、特定の回転角度のみを検
出する回路をレゾルバに接続し、この特定の回転角度の
検出信号の個数を第1実施例のカウンタ8あるいは第2
実施例のCPU22にてカウントするようにする。
ものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で構成の一
部を適宜に変更して実施することもできる。 (1)前記実施例では速度検出手段としてエンコーダを
使用したが、レゾルバ等の他の速度検出手段としてもよ
い。なお、レゾルバは車輪あるいはモータの回転速度を
アナログ信号で出力するため、特定の回転角度のみを検
出する回路をレゾルバに接続し、この特定の回転角度の
検出信号の個数を第1実施例のカウンタ8あるいは第2
実施例のCPU22にてカウントするようにする。
【0046】(2)前記実施例では無人搬送車に具体化
したが、モノレール等の他の自走車に具体化してもよ
い。 (3)前記各実施例では速度データ記憶装置17を無人
搬送車1に対して着脱可能にしたが、必ずしも着脱にす
る必要はなく、走行後において自走車を解析装置37が
設けられた場所に移動して、その場所にて自走車に搭載
された状態で速度測定解析装置4に設けた通信制御手段
である通信制御回路13に通信線を接続してデータを解
析装置に取り込むようにしてもよい。
したが、モノレール等の他の自走車に具体化してもよ
い。 (3)前記各実施例では速度データ記憶装置17を無人
搬送車1に対して着脱可能にしたが、必ずしも着脱にす
る必要はなく、走行後において自走車を解析装置37が
設けられた場所に移動して、その場所にて自走車に搭載
された状態で速度測定解析装置4に設けた通信制御手段
である通信制御回路13に通信線を接続してデータを解
析装置に取り込むようにしてもよい。
【0047】上記の実施例から把握される特許請求の範
囲に記載の請求項以外の技術的思想について以下に記
す。 (イ) 自走車に設けられ、自走車の走行速度に比例し
た信号を出力する速度検出手段と、前記速度検出手段の
出力信号をカウントするカウンタと、自走車の走行速度
と関係する他のデータを出力する出力手段と、前記カウ
ントされた積算値データと、前記出力手段が出力したデ
ータとを記憶する記憶手段と、該記憶手段が記憶した各
データを読み出して自走車の走行速度を解析する手段へ
データを通信する通信制御手段とを備える自走車の速度
測定解析装置。
囲に記載の請求項以外の技術的思想について以下に記
す。 (イ) 自走車に設けられ、自走車の走行速度に比例し
た信号を出力する速度検出手段と、前記速度検出手段の
出力信号をカウントするカウンタと、自走車の走行速度
と関係する他のデータを出力する出力手段と、前記カウ
ントされた積算値データと、前記出力手段が出力したデ
ータとを記憶する記憶手段と、該記憶手段が記憶した各
データを読み出して自走車の走行速度を解析する手段へ
データを通信する通信制御手段とを備える自走車の速度
測定解析装置。
【0048】この構成により、走行速度とともに走行速
度に起因するデータが得られ、同一時間軸上での解析が
可能となる。
度に起因するデータが得られ、同一時間軸上での解析が
可能となる。
【0049】
【発明の効果】この請求項1の発明によれば、簡易な電
子回路部品だけで構成することができ、小型、軽量とな
る。特に自走車は可搬重量、スペースに制約があるが、
自走車の種類を問わず搭載可能である。さらに、測定機
器のケーブルを引き回すことなく速度の測定ができ、安
全にかつ簡易に測定ができる、走行中の時々の速度を知
ることができる。また、記憶手段は、走行速度のデータ
に加え、指令信号に対応した入力信号も併せて記憶する
ものであることから、走行速度とこの入力信号との同一
時間軸上での解析が可能ともなる。
子回路部品だけで構成することができ、小型、軽量とな
る。特に自走車は可搬重量、スペースに制約があるが、
自走車の種類を問わず搭載可能である。さらに、測定機
器のケーブルを引き回すことなく速度の測定ができ、安
全にかつ簡易に測定ができる、走行中の時々の速度を知
ることができる。また、記憶手段は、走行速度のデータ
に加え、指令信号に対応した入力信号も併せて記憶する
ものであることから、走行速度とこの入力信号との同一
時間軸上での解析が可能ともなる。
【0050】請求項2の発明によれば、請求項1の効果
に加えて速度データ記憶装置が自走車から着脱できるた
め、外部の解析装置に対して容易に通信線を介して接続
することができる。
に加えて速度データ記憶装置が自走車から着脱できるた
め、外部の解析装置に対して容易に通信線を介して接続
することができる。
【図1】本発明を具体化した第1実施例の電気ブロック
回路図である。
回路図である。
【図2】同じく無人搬送車の概略図である。
【図3】速度と、カウンタ値及び汎用入力信号との時間
軸上の関係を表す説明図である。
軸上の関係を表す説明図である。
【図4】各データがメモリの各アドレスの記憶領域に格
納された状態を説明する説明図である。
納された状態を説明する説明図である。
【図5】解析後における速度と及び汎用入力信号との時
間軸上の関係を表す説明図である。
間軸上の関係を表す説明図である。
【図6】同じく解析後における速度と及び汎用入力信号
との時間軸上の関係を表す説明図である。
との時間軸上の関係を表す説明図である。
【図7】第2実施例の電気ブロック回路図である。
【図8】第3実施例の電気ブロック回路図である。
1…無人搬送車、2…バッテリ、3…モータ、4…速度
測定解析装置、5…速度検出手段としてのエンコーダ、
6…インタフェイス、7…回転方向判別手段としての回
転方向判別回路、8…カウンタ、9…タイミング発生コ
ントローラ、10…バッフア、11…記憶手段としての
メモリ、12…アドレス発生回路、13…通信制御手段
としての通信制御回路、14…バックアップ用バッテ
リ、17…速度データ記憶装置、21…入力装置、22
…カウンタ及び回転方向判別手段としてのCPU、24
…ROM、25…記憶手段としてのRAM、26…通信
制御手段としてのデバイスインタフェイス、27…バ
ス、28…モータ電流検出器、29…検知回路。
測定解析装置、5…速度検出手段としてのエンコーダ、
6…インタフェイス、7…回転方向判別手段としての回
転方向判別回路、8…カウンタ、9…タイミング発生コ
ントローラ、10…バッフア、11…記憶手段としての
メモリ、12…アドレス発生回路、13…通信制御手段
としての通信制御回路、14…バックアップ用バッテ
リ、17…速度データ記憶装置、21…入力装置、22
…カウンタ及び回転方向判別手段としてのCPU、24
…ROM、25…記憶手段としてのRAM、26…通信
制御手段としてのデバイスインタフェイス、27…バ
ス、28…モータ電流検出器、29…検知回路。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01P 3/42 G05D 13/62 G01D 9/00 G01P 1/12 - 1/16 G01C 23/00 G07C 5/00
Claims (2)
- 【請求項1】 自走車に設けられ、自走車の走行を制御
するための指令信号を入力するための無線通信手段と、 同じく自走車に設けられ、 自走車の走行速度に比例した
信号を出力する速度検出手段と、 前記速度検出手段の出力信号をカウントするカウンタ
と、 カウントされた積算値と前記無線通信手段により受信さ
れる指令信号に対応した入力信号とを記憶する記憶手段
と、 該記憶手段のデータを読み出して自走車の走行速度を解
析する手段へデータを通信する通信制御手段とを備える
自走車の速度測定解析装置。 - 【請求項2】 自走車に設けられ、自走車の走行を制御
するための指令信号を入力するための無線通信手段と、 同じく自走車に設けられ、自走車の走行速度に比例した
信号を出力する速度検出手段と、 前記 速度検出手段が出力した信号の回転方向を判別する
回転方向判別手段と、前記速度検出 手段の出力信号をカウントするカウンタ
と、 カウントされた各積算値と前記無線通信手段により受信
される指令信号に対応した入力信号を記憶する記憶手段
と、 該記憶手段のデータを読み出して自走車の走行速度を解
析する手段へデータを通信する通信制御手段とを備えた
速度データ記憶装置であって、同記憶装置が自走車に対
して着脱可能とされている自走車の速度データ記憶装
置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6085021A JP3067520B2 (ja) | 1994-04-22 | 1994-04-22 | 自走車の速度測定解析装置及び速度データ記憶装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6085021A JP3067520B2 (ja) | 1994-04-22 | 1994-04-22 | 自走車の速度測定解析装置及び速度データ記憶装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07294538A JPH07294538A (ja) | 1995-11-10 |
| JP3067520B2 true JP3067520B2 (ja) | 2000-07-17 |
Family
ID=13847084
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6085021A Expired - Fee Related JP3067520B2 (ja) | 1994-04-22 | 1994-04-22 | 自走車の速度測定解析装置及び速度データ記憶装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3067520B2 (ja) |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1993022713A1 (en) | 1992-04-30 | 1993-11-11 | The Minister Of Agriculture, Fisheries And Food In Her Majesty's Government Of United Kingdom Of Great Britain And Northern Ireland | Data logger |
-
1994
- 1994-04-22 JP JP6085021A patent/JP3067520B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1993022713A1 (en) | 1992-04-30 | 1993-11-11 | The Minister Of Agriculture, Fisheries And Food In Her Majesty's Government Of United Kingdom Of Great Britain And Northern Ireland | Data logger |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07294538A (ja) | 1995-11-10 |
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