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JP3069870B2 - 車のエンジン異常検出方法 - Google Patents
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JP3069870B2 - 車のエンジン異常検出方法 - Google Patents

車のエンジン異常検出方法

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JP3069870B2
JP3069870B2 JP3164983A JP16498391A JP3069870B2 JP 3069870 B2 JP3069870 B2 JP 3069870B2 JP 3164983 A JP3164983 A JP 3164983A JP 16498391 A JP16498391 A JP 16498391A JP 3069870 B2 JP3069870 B2 JP 3069870B2
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cpu
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吉弘 池谷
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエンジン異常検出方法に
係り、特にマイクロコンピュ−タを用いて点火時期制御
を行う自動二輪車において、エンジン異常の診断および
警報に用いられる車のエンジン異常検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】マイクロコンピュ−タ(以下CPUとい
う)を用いた点火時期制御装置は一般に知られており、
図4に示すような構成を用いている。すなわちエンジン
の回転角情報を入力する波形整形回路1とトランスミッ
ションのギアポジションの状態を入力するギア入力回路
2とスロットル開度を検出するスロットル入力回路3と
これらの各回路に接続されエンジンの最適点火時期を算
出するCPU4とから構成されている。
【0003】しかし従来の点火時期制御装置はエンジン
異常があった場合にそれを自動的に検出して運転者に知
らせる警報回路はもっていなかった。したがってエンジ
ン異常の診断は運転者がエンジン回転数やエンジン音の
異常を聴覚により検出する以外に方法は無かった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなエ
ンジン異常の診断を人間の聴覚にたよる方法では、エン
ジン異常の有無を運転者が誤って判断してしまうという
問題がある。例えば点火プラグが複数個ある自動二輪車
でそのうちの1個の点火プラグが故障して出力が出てい
ないとエンジンの回転数は思うように上がらないのであ
るが、運転者が不慣れだった場合にはそのエンジン異常
に気がつかない場合がある。あるいは逆にエンジンには
異常がないのに運転者がエンジン音が異常であるためエ
ンジン異常ではないかと錯覚してどこにも故障の無い自
動二輪車を修理しようとする場合が発生する。
【0005】本発明は上述した問題点を解決するために
なされたもので、点火時期制御装置にエンジン異常の診
断機能と警報機能とを追加して、運転者がエンジン異常
の有無の診断を正しく行えるようにした車のエンジン異
常検出方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は点火時期制御の
演算を行うCPUのプログラムにエンジン異常の有無の
診断を行うプログラムを追加し、エンジン異常が検出さ
れた場合に警報を行うようにしたものである。すなわ
ち、トランスミッションがニュ−トラル状態にあるかま
たはクラッチが切断された状態にあるとき、エンジン回
転数がスロットル開度に応じた所定範囲内に無い状態が
所定時間内に所定回数以上発生したときにエンジン異常
と判定する。
【0007】
【作用】本発明ではトランスミッションがニュ−トラル
状態にあるかまたはクラッチが切断された状態でエンジ
ンの異常検出を行う。このような状態にあるとき、エン
ジン回転数の検出を行い、この検出された回転数がスロ
ットル開度に応じてあらかじめ定めた範囲にあるかどう
かの判定を行う。仮に、検出したエンジン回転数が所定
範囲内に無い場合、その回数をカウントアップしてい
く。そして所定時間内にこのような状態があらかじめ定
めた所定回数以上発生した場合にエンジン異常と判定す
る。これにより運転者は聴覚にたよることなくエンジン
異常を検出することができる。
【0008】
【実施例】図2は本発明のエンジン異常検出方法を実現
するためのエンジン制御装置の関連部分の構成を示した
ブロック図である。図4に示す従来の点火時期制御装置
の構成と同一部分には同一符号を付しその詳細説明は省
略する。
【0009】エンジンの回転角情報を検出するために、
エンジンのクランク軸と同軸回転する回転体7が設けら
れ、この回転体7の円周上には30度間隔の凸部と12
0度間隔の凸部とがそれぞれ8個と1個設けられてい
る。回転角情報はこれら凸部を検出する近傍に設けられ
た電磁ピックアップ8により検出され、波形整形回路1
を介してCPU4aの入力信号として与えられる。
【0010】CPU4aはこの入力信号から最適通電点
火時期を制御する。またCPU4aにはギアポジション
がニュ−トラルであるかどうか、およびクラッチが接続
されているか切断されているかを判定するギア入力回路
2とスロットルの開度THを示すスロットルセンサの入
力回路3とが接続されている。
【0011】これらの各回路1ないし3からの入力信号
に基づいてCPU4aは点火時期制御と同時にエンジン
異常の診断と警報動作とを行う。そして異常が検出され
た際にはエンジン異常を警告するランプ5を駆動回路6
を介して点灯させることにより運転者に異常を警告す
る。
【0012】これらの診断を行うためには、エンジン回
転数NEを算出する必要がある。このために電磁ピック
アップ8が検出したピックアップ信号を波形整形回路1
で整形してCPU4aに入力する。この入力信号に同期
してCPU4aは割込みプログラムに飛んで各入力信号
間の時間を算出しエンジン回転数NEを算出する。
【0013】さらにCPU4aはギア入力回路2からの
信号によりトランスミッションのギアポジションがニュ
−トラルであるかどうか、あるいはクラッチが接続され
ているかどうかを判定する。また、CPU4aはスロッ
トルセンサ入力回路3からの信号を内蔵するADコンバ
−タによって変換することによりスロットル開度THを
ディジタル値に変換する。
【0014】図1はCPU4aによって行われるエンジ
ン異常検出方法の処理手順を示すフロ−チャ−トであ
る。
【0015】CPU4aはまずギア入力回路2からの入
力信号によりギアポジションがニュ−トラルであるか、
またはクラッチが接続されているかの判定を行い(ステ
ップ101)、ニュ−トラルあるいはクラッチが切断さ
れている場合にはステップ102に進む。ステップ10
2ではエンジン正常時のエンジン回転数NEの上限値
(以下正常NEMAXという)と下限値(以下正常NE
MINという)とを算出する。正常NEMAXと正常N
EMINとは図3に示すようにスロットル開度THに対
応してあらかじめ所定範囲が定められている。例えばス
ロットル開度THがTH=TH1の時には、後記する数
1に基づいてそれぞれ計算することができる。
【0016】
【数1】
【0017】ここで、スロットル開度THa、THbと
エンジン回転数NE1、NE2、NE3、NE4とはと
もにあらかじめCPU4aのプログラムのデ−タ領域に
書き込まれたデ−タであって、それぞれスロットル開度
THとエンジン回転数NEの区分点デ−タである。
【0018】ついでエンジン回転数NEが正常NEMI
N以上正常NEMAX以下の範囲に入っているか否かの
判定を行い、範囲に入っていない時にはエンジン回転数
異常と判断し、カウンタXをインクリメントする(ステ
ップ103、104)。
【0019】次にカウンタXのカウント値をあらかじめ
プログラムメモリに登録されている比較デ−タNと比較
し、この比較デ−タNより大きくなったときに警報出力
を行う(ステップ104〜106)。ただしカウンタX
のカウント値は一定時間周期で発生するタイマ割込み処
理によりゼロにクリアされるため(ステップ107)、
一定時間以内に比較デ−タN回以上のエンジン回転数異
常があつた時のみ警報出力を行うようにしている。
【0020】このようなエンジン異常を検出すると図2
に示すCPU4aが警報出力を駆動回路6に対して出力
する。駆動回路6はこの警報出力を受けてランプ5を点
灯させるように動作する。ランプ5の点灯により運転者
はエンジンの異常を知ることができる。
【0021】
【発明の効果】以上実施例に基づいて詳細に説明したよ
うに、本発明ではギアポジションの状態とスロットル開
度とに応じてCPUがエンジン回転数が所定の正常範囲
にあるかどうかを比較してエンジン異常の有無を診断す
る。そしてエンジン異常時にはランプ等の警報手段によ
り運転者に警報を発するようにしているため、従来の点
火時期制御装置に一部のプログラムの追加と警報手段の
追加のみで簡単にエンジン異常検出を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のエンジン異常検出手順を説明するフロ
−チャ−ト。
【図2】本発明のエンジン異常検出方法を実現するため
のエンジン制御装置の一部を示すブロック図。
【図3】スロットル開度とエンジン回転数との関係を示
す特性図。
【図4】従来の点火時期制御装置の構成を示すブロック
図。
【符号の説明】
1 波形整形回路 2 ギア入力回路 3 スロットル入力回路 4a CPU 5 ランプ 7 回転体 8 電磁ピックアップ TH スロットル開度 NE エンジン回転数

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車のトランスミッションがニュ−トラル
    状態にあるかまたはクラッチが切断された状態にあるか
    を検知する手段と、スロットル開度を検出する手段と、
    エンジン回転数を検出する手段とを具備し、エンジン回
    転数がスロットル開度に応じた所定範囲内に無い状態が
    所定時間内に所定回数以上発生したときにエンジン異常
    と判定することを特徴とする車のエンジン異常検出方
    法。
JP3164983A 1991-06-10 1991-06-10 車のエンジン異常検出方法 Expired - Fee Related JP3069870B2 (ja)

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JPH04362233A JPH04362233A (ja) 1992-12-15
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JP4998542B2 (ja) * 2009-12-21 2012-08-15 トヨタ自動車株式会社 車両の異常診断装置

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