JP3070375B2 - 電子部品の製造方法 - Google Patents
電子部品の製造方法Info
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- JP3070375B2 JP3070375B2 JP392694A JP392694A JP3070375B2 JP 3070375 B2 JP3070375 B2 JP 3070375B2 JP 392694 A JP392694 A JP 392694A JP 392694 A JP392694 A JP 392694A JP 3070375 B2 JP3070375 B2 JP 3070375B2
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- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
- Coils Or Transformers For Communication (AREA)
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は各種電子機器に利用され
る電子部品の製造方法に関するものである。
る電子部品の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】特開平3−225904号公報に示すも
のは、積層体から分離される個々の積層チップに導電ペ
ーストを塗布する方法において、前記積層体を個々の積
層チップに分離するための切断溝を形成し、次いでこの
切断溝に導電ペーストを充填し、この導電ペーストの中
央部を切断することにより、積層チップへ導電ペースト
を塗布するものであった。
のは、積層体から分離される個々の積層チップに導電ペ
ーストを塗布する方法において、前記積層体を個々の積
層チップに分離するための切断溝を形成し、次いでこの
切断溝に導電ペーストを充填し、この導電ペーストの中
央部を切断することにより、積層チップへ導電ペースト
を塗布するものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のものにおいては、個々の積層チップに分離するため
に乾燥した後導電ペーストの中央部を切断しなければな
らず、その分手間がかかり生産性が悪く、また個々の積
層チップの角が鋭利なため割れや欠けの原因となってい
た。
来のものにおいては、個々の積層チップに分離するため
に乾燥した後導電ペーストの中央部を切断しなければな
らず、その分手間がかかり生産性が悪く、また個々の積
層チップの角が鋭利なため割れや欠けの原因となってい
た。
【0004】そこで本発明は、生産性を高め割れや欠け
のない信頼性の高い電子部品を製造することを目的とす
るものである。
のない信頼性の高い電子部品を製造することを目的とす
るものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】そしてこの目的を達成す
るために本発明は、基板上に接着層を形成する工程と、
前記接着層の上面に複数個の部品が整列配置されてなる
積層体を形成する工程と、前記積層体の前記部品間を分
離するとともにその下方の前記接着層に達する溝を形成
する工程と、前記溝内に電極用ペーストを流し込み乾燥
する工程とを有し、前記乾燥による前記電極用ペースト
の収縮によって前記溝内に空間部が形成されるとともに
前記溝の両側に電極層が形成されることを特徴とするも
のである。
るために本発明は、基板上に接着層を形成する工程と、
前記接着層の上面に複数個の部品が整列配置されてなる
積層体を形成する工程と、前記積層体の前記部品間を分
離するとともにその下方の前記接着層に達する溝を形成
する工程と、前記溝内に電極用ペーストを流し込み乾燥
する工程とを有し、前記乾燥による前記電極用ペースト
の収縮によって前記溝内に空間部が形成されるとともに
前記溝の両側に電極層が形成されることを特徴とするも
のである。
【0006】
【作用】これにより、電極用ペーストは溝の両側壁に隙
間をもって形成されることとなる。従って、この溝内の
ペーストを切断して左右の電子部品を分離する必要がな
く、生産性が極めて高くなり、信頼性の高い電子部品を
製造することができるのである。
間をもって形成されることとなる。従って、この溝内の
ペーストを切断して左右の電子部品を分離する必要がな
く、生産性が極めて高くなり、信頼性の高い電子部品を
製造することができるのである。
【0007】
(実施例1)図1において1はアルミナで形成された基
板で、その上面は、鏡面仕上げされている。この基板1
の上面には、図2に示すように接着層2が形成される。
この接着層は、ボロンナイトライド、PVB(ポリビニ
ルブチラール)、キシレンからなっており、基板1の上
面に厚さ100μmとなるように設けられている。この
接着層2の表面も水平面となっており、この上面に図3
のように厚さ500μmのフェライト層3がメタルマス
クを用いた印刷により設けられている。次に、このフェ
ライト層3の上面には、図4のように銀とパラジウムよ
りなるコイル導体4が所定間隔離して、縦方向・横方向
に複数個印刷により配置される。次に、この図4のよう
にその上面に厚さ50μmのフェライト層5が印刷さ
れ、その上にコイル導体4が印刷され、このようにして
フェライト層5を介してコイル導体4を積層する。
板で、その上面は、鏡面仕上げされている。この基板1
の上面には、図2に示すように接着層2が形成される。
この接着層は、ボロンナイトライド、PVB(ポリビニ
ルブチラール)、キシレンからなっており、基板1の上
面に厚さ100μmとなるように設けられている。この
接着層2の表面も水平面となっており、この上面に図3
のように厚さ500μmのフェライト層3がメタルマス
クを用いた印刷により設けられている。次に、このフェ
ライト層3の上面には、図4のように銀とパラジウムよ
りなるコイル導体4が所定間隔離して、縦方向・横方向
に複数個印刷により配置される。次に、この図4のよう
にその上面に厚さ50μmのフェライト層5が印刷さ
れ、その上にコイル導体4が印刷され、このようにして
フェライト層5を介してコイル導体4を積層する。
【0008】これらの積層されたコイル導体4は、下層
のコイル導体4の他端とその上のコイル導体4の一端と
をスルーホールにより電気的に接続することにより、螺
旋状となり、コイルが形成される。次に、図5に示すよ
うにその上面に厚さ500μmのフェライト層6が、メ
タルマスクによる印刷により形成される。
のコイル導体4の他端とその上のコイル導体4の一端と
をスルーホールにより電気的に接続することにより、螺
旋状となり、コイルが形成される。次に、図5に示すよ
うにその上面に厚さ500μmのフェライト層6が、メ
タルマスクによる印刷により形成される。
【0009】次に、図6に示すように縦方向のコイル導
体4を分離するように、接着層2にまで達する溝7が、
ダイシングにより形成される。この溝7の幅は150μ
mとなっており、次に、図11に示すようにディスペン
サ8を固定した状態で、その針9を溝7内に挿入した状
態で、基板を針9の挿入側から斜め上方に傾斜させた状
態で移動させる。これにより、溝7内には電極ペースト
が充填されるのであるが、溝7が斜め上方に傾斜された
状態で充填されるので、余分な電極ペーストは、順次排
出される。そして、その後図7に示すように基板1を平
面状態に保った状態で自然乾燥で30分間乾燥させ、1
50℃で10分間乾燥させると、図12に示すように溝
7の両側壁に外部電極用の電極層10が形成される。こ
の電極層10は、図12に示すように溝7の接着層2に
達するまで、左右に分離された状態になっている。
体4を分離するように、接着層2にまで達する溝7が、
ダイシングにより形成される。この溝7の幅は150μ
mとなっており、次に、図11に示すようにディスペン
サ8を固定した状態で、その針9を溝7内に挿入した状
態で、基板を針9の挿入側から斜め上方に傾斜させた状
態で移動させる。これにより、溝7内には電極ペースト
が充填されるのであるが、溝7が斜め上方に傾斜された
状態で充填されるので、余分な電極ペーストは、順次排
出される。そして、その後図7に示すように基板1を平
面状態に保った状態で自然乾燥で30分間乾燥させ、1
50℃で10分間乾燥させると、図12に示すように溝
7の両側壁に外部電極用の電極層10が形成される。こ
の電極層10は、図12に示すように溝7の接着層2に
達するまで、左右に分離された状態になっている。
【0010】次に、図8に示すように横方向のコイル導
体間を分離する接着層2にまで達する溝11を設け、こ
の状態で図9に示すように基板1を水平状態に保って、
150℃で10分間乾燥させたのちに焼成すると、接着
層2の主成分が蒸発することにより、基板1上には、図
9のように個々に分離された複数個のコイル部品12が
縦方向と横方向に複数個整列した状態で配置されること
になる。
体間を分離する接着層2にまで達する溝11を設け、こ
の状態で図9に示すように基板1を水平状態に保って、
150℃で10分間乾燥させたのちに焼成すると、接着
層2の主成分が蒸発することにより、基板1上には、図
9のように個々に分離された複数個のコイル部品12が
縦方向と横方向に複数個整列した状態で配置されること
になる。
【0011】この個々のコイル部品は、図10に示すよ
うにその内部に螺旋状態のコイル導体4があり、その両
端に電極層10が設けられたものとなっている。つま
り、螺旋状コイル導体の最下層の一端が電極層10に接
続され、最上層の他端が電極層10に接続されたものと
なっているのである。
うにその内部に螺旋状態のコイル導体4があり、その両
端に電極層10が設けられたものとなっている。つま
り、螺旋状コイル導体の最下層の一端が電極層10に接
続され、最上層の他端が電極層10に接続されたものと
なっているのである。
【0012】(実施例2)図13において1はアルミナ
で形成された基板で、その上面は鏡面仕上げされてい
る。この基板1の上面には、図14に示すように接着層
2が形成される。この接着層2はボロンナイトライド、
PVB(ポリビニルブチラール)、キシレンからなって
おり、基板1の上面に厚さ100μmとなるように設け
られている。この接着層2の表面も水平面となってい
る。この上面に図14に示すように個々の部品の外形に
沿った面取用の突起16を印刷またはコーティングによ
り設ける。
で形成された基板で、その上面は鏡面仕上げされてい
る。この基板1の上面には、図14に示すように接着層
2が形成される。この接着層2はボロンナイトライド、
PVB(ポリビニルブチラール)、キシレンからなって
おり、基板1の上面に厚さ100μmとなるように設け
られている。この接着層2の表面も水平面となってい
る。この上面に図14に示すように個々の部品の外形に
沿った面取用の突起16を印刷またはコーティングによ
り設ける。
【0013】この上面に図15のように厚さ500μm
のフェライト層3がメタルマスクを用いた印刷により設
けられている。次に、このフェライト層3の上面には図
16のように銀とパラジウムよりなるコイル導体4が所
定間隔離して、縦方向・横方向に複数個印刷により配置
される。次に、この図16のようにその上面に厚さ50
μmのフェライト層5が印刷され、その上にコイル導体
4が印刷され、このようにしてフェライト層5を介して
コイル導体4を積層する。
のフェライト層3がメタルマスクを用いた印刷により設
けられている。次に、このフェライト層3の上面には図
16のように銀とパラジウムよりなるコイル導体4が所
定間隔離して、縦方向・横方向に複数個印刷により配置
される。次に、この図16のようにその上面に厚さ50
μmのフェライト層5が印刷され、その上にコイル導体
4が印刷され、このようにしてフェライト層5を介して
コイル導体4を積層する。
【0014】これらの積層されたコイル導体4は、下層
のコイル導体4の他端とその上のコイル導体4の一端と
をスルーホールにより電気的に接続することにより、螺
旋状となりコイルが形成される。次に、図17に示すよ
うにその上面に厚さ500μmのフェライト層6がメタ
ルマスクによる印刷により形成される。
のコイル導体4の他端とその上のコイル導体4の一端と
をスルーホールにより電気的に接続することにより、螺
旋状となりコイルが形成される。次に、図17に示すよ
うにその上面に厚さ500μmのフェライト層6がメタ
ルマスクによる印刷により形成される。
【0015】次に、図18に示すように縦方向のコイル
導体4を分離するように、接着層2にまで達する溝7が
ダイシングにより形成される。この溝7の幅は150μ
mとなっている。次に図25に示すように金型13にて
フェライト層6の上面角部に面取15を形成する。次
に、図23に示すようにディスペンサ8を固定した状態
で、その針9を溝7内に挿入した状態で、基板1を針9
の挿入側から斜め上方に傾斜させた状態で移動させる。
これにより、溝7内には電極ペーストが充填されるので
あるが、溝7が斜め上方に傾斜された状態で充填される
ので、余分な電極ペーストは、順次排出される。
導体4を分離するように、接着層2にまで達する溝7が
ダイシングにより形成される。この溝7の幅は150μ
mとなっている。次に図25に示すように金型13にて
フェライト層6の上面角部に面取15を形成する。次
に、図23に示すようにディスペンサ8を固定した状態
で、その針9を溝7内に挿入した状態で、基板1を針9
の挿入側から斜め上方に傾斜させた状態で移動させる。
これにより、溝7内には電極ペーストが充填されるので
あるが、溝7が斜め上方に傾斜された状態で充填される
ので、余分な電極ペーストは、順次排出される。
【0016】そして、その後図19に示すように基板1
を平面状態に保った状態で自然乾燥で30分間乾燥さ
せ、150℃で10分間乾燥させると、図24に示すよ
うに溝7の両側壁に外部電極用の電極層10が形成され
る。これは、電極ペーストの内部から溶媒が蒸発するこ
とにより、電極層10は体積収縮を起し、左右に分離さ
れるためである。したがって、電極ペーストの中央部を
切断することなく、この電極層10は、図24に示すよ
うに溝7の接着層2に達するまで、左右に分離された状
態になっている。
を平面状態に保った状態で自然乾燥で30分間乾燥さ
せ、150℃で10分間乾燥させると、図24に示すよ
うに溝7の両側壁に外部電極用の電極層10が形成され
る。これは、電極ペーストの内部から溶媒が蒸発するこ
とにより、電極層10は体積収縮を起し、左右に分離さ
れるためである。したがって、電極ペーストの中央部を
切断することなく、この電極層10は、図24に示すよ
うに溝7の接着層2に達するまで、左右に分離された状
態になっている。
【0017】次に、図20に示すように横方向のコイル
導体間を分離する接着層2にまで達する溝11を設け、
さらに図26に示すように金型14にてコイル部品12
の上面、側面の角部に面取21を形成する。この状態で
図20に示すように基板1を水平状態に保って150℃
で10分間乾燥させたのちに焼成すると、接着層2の主
成分が蒸発することにより、基板1上には図21のよう
に個々に分離された複数個のコイル部品12が縦方向と
横方向に複数個整列した状態で配置されることになる。
導体間を分離する接着層2にまで達する溝11を設け、
さらに図26に示すように金型14にてコイル部品12
の上面、側面の角部に面取21を形成する。この状態で
図20に示すように基板1を水平状態に保って150℃
で10分間乾燥させたのちに焼成すると、接着層2の主
成分が蒸発することにより、基板1上には図21のよう
に個々に分離された複数個のコイル部品12が縦方向と
横方向に複数個整列した状態で配置されることになる。
【0018】この個々のコイル部品は、図22に示すよ
うにその内部に螺旋状態のコイル導体4があり、その両
端に電極層10が設けられたものとなっている。つま
り、螺旋状コイル導体の最下層の一端が電極層10に接
続され、最上層の他端が電極層10に接続されたものと
なっているのである。
うにその内部に螺旋状態のコイル導体4があり、その両
端に電極層10が設けられたものとなっている。つま
り、螺旋状コイル導体の最下層の一端が電極層10に接
続され、最上層の他端が電極層10に接続されたものと
なっているのである。
【0019】(実施例3)以下本発明の第3の実施例に
ついて図面を参照しながら説明する。図27において1
7はアルミナで形成された基板で、その上面には、部品
の外形に沿った溝18が溝幅300μm、溝深さ500
μmで形成されている。この基板17の溝18には、図
28に示すように接着層19が面取用突起と同時に形成
される。この上面に実施例2と同様に図29に示すよう
にコイルが形成される。次に、図30に示すように縦方
向のコイル導体4を分離するように、基板17の溝18
内の接着層19にまで達するダイシング溝20がダイシ
ングにより形成される。このダイシング溝20の幅は1
50μm、基板17からの深さは300μmとなってい
る。
ついて図面を参照しながら説明する。図27において1
7はアルミナで形成された基板で、その上面には、部品
の外形に沿った溝18が溝幅300μm、溝深さ500
μmで形成されている。この基板17の溝18には、図
28に示すように接着層19が面取用突起と同時に形成
される。この上面に実施例2と同様に図29に示すよう
にコイルが形成される。次に、図30に示すように縦方
向のコイル導体4を分離するように、基板17の溝18
内の接着層19にまで達するダイシング溝20がダイシ
ングにより形成される。このダイシング溝20の幅は1
50μm、基板17からの深さは300μmとなってい
る。
【0020】次に実施例2と同様に、図31に示すよう
に金型にてフェライト層6の上面角部に面取15を形成
する。次に、実施例2と同様に、ダイシング溝20内に
電極ペーストが充填される。そして、その後図31に示
すように基板17を平面状態に保った状態で自然乾燥で
30分間乾燥させ、150℃で10分間乾燥させると、
図32に示すようにダイシング溝20の両側壁に外部電
極用の電極層23が実施例2と同様に形成される。これ
も実施例2と同様に、電極ペーストの内部から溶媒が蒸
発することにより、電極層23が体積収縮を起し、左右
に分離されるためである。したがって、電極ペーストの
中央部を切断することなく、この電極層23は、図32
に示すようにダイシング溝20の接着層19に達するま
で左右に分離された状態になっている。
に金型にてフェライト層6の上面角部に面取15を形成
する。次に、実施例2と同様に、ダイシング溝20内に
電極ペーストが充填される。そして、その後図31に示
すように基板17を平面状態に保った状態で自然乾燥で
30分間乾燥させ、150℃で10分間乾燥させると、
図32に示すようにダイシング溝20の両側壁に外部電
極用の電極層23が実施例2と同様に形成される。これ
も実施例2と同様に、電極ペーストの内部から溶媒が蒸
発することにより、電極層23が体積収縮を起し、左右
に分離されるためである。したがって、電極ペーストの
中央部を切断することなく、この電極層23は、図32
に示すようにダイシング溝20の接着層19に達するま
で左右に分離された状態になっている。
【0021】次に、図33に示すように横方向のコイル
導体間を分離する接着層19にまで達するダイシング溝
22を設け、さらに実施例2と同様に上面、側面角部に
面取21を形成する。この状態で図33に示すように基
板17を水平状態に保って150℃で10分間乾燥させ
たのちに焼成すると、接着層19の主成分が蒸発するこ
とにより、基板17上には図34のように個々に分離さ
れた複数個のコイル部品12が縦方向と横方向に複数個
整列した状態で配置されることになる。外部電極用電極
層23を厚く形成したい場合、電極ペーストを多くダイ
シング溝20に充填しなければならない。このため、電
極ペーストの沈殿は多くなる。したがって電極層23を
左右に分離された状態で保つためには、接着層の深さを
大きく取ることが必要である。しかしながら、実施例2
においては、コスト、作業性において接着層を厚くする
ことはきわめて困難である。実施例2は、基板17の溝
18を深く取ることによりこの課題を解決し、より厚い
電極層を形成するものである。
導体間を分離する接着層19にまで達するダイシング溝
22を設け、さらに実施例2と同様に上面、側面角部に
面取21を形成する。この状態で図33に示すように基
板17を水平状態に保って150℃で10分間乾燥させ
たのちに焼成すると、接着層19の主成分が蒸発するこ
とにより、基板17上には図34のように個々に分離さ
れた複数個のコイル部品12が縦方向と横方向に複数個
整列した状態で配置されることになる。外部電極用電極
層23を厚く形成したい場合、電極ペーストを多くダイ
シング溝20に充填しなければならない。このため、電
極ペーストの沈殿は多くなる。したがって電極層23を
左右に分離された状態で保つためには、接着層の深さを
大きく取ることが必要である。しかしながら、実施例2
においては、コスト、作業性において接着層を厚くする
ことはきわめて困難である。実施例2は、基板17の溝
18を深く取ることによりこの課題を解決し、より厚い
電極層を形成するものである。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、乾燥によ
る電極用ペーストの収縮によって溝内に空間部が形成さ
れるとともに溝の両側に電極層が形成されるため、電極
用ペーストは溝の両側壁に隙間をもって形成されること
となる。従って、従来のようにこの溝内のペーストを切
断して左右の電子部品を分離する必要がなく、生産性が
極めて高くなり、さらに割れや欠けのない信頼性の高い
電子部品を製造することができるのである。
る電極用ペーストの収縮によって溝内に空間部が形成さ
れるとともに溝の両側に電極層が形成されるため、電極
用ペーストは溝の両側壁に隙間をもって形成されること
となる。従って、従来のようにこの溝内のペーストを切
断して左右の電子部品を分離する必要がなく、生産性が
極めて高くなり、さらに割れや欠けのない信頼性の高い
電子部品を製造することができるのである。
【図1】本発明の電子部品の製造方法の第1の実施例の
製造工程を示す斜視図
製造工程を示す斜視図
【図2】同実施例の製造工程を示す斜視図
【図3】同実施例の製造工程を示す斜視図
【図4】同実施例の製造工程を示す斜視図
【図5】同実施例の製造工程を示す斜視図
【図6】同実施例の製造工程を示す斜視図
【図7】同実施例の製造工程を示す斜視図
【図8】同実施例の製造工程を示す斜視図
【図9】同実施例の製造工程を示す斜視図
【図10】同実施例の製造工程により形成された電子部
品の斜視図
品の斜視図
【図11】同実施例の製造工程を示す斜視図
【図12】同実施例品の拡大断面図
【図13】本発明の電子部品の製造方法の第2の実施例
の製造工程を示す斜視図
の製造工程を示す斜視図
【図14】同第2の実施例の製造工程を示す斜視図
【図15】同第2の実施例の製造工程を示す斜視図
【図16】同第2の実施例の製造工程を示す斜視図
【図17】同第2の実施例の製造工程を示す斜視図
【図18】同第2の実施例の製造工程を示す斜視図
【図19】同第2の実施例の製造工程を示す斜視図
【図20】同第2の実施例の製造工程を示す斜視図
【図21】同第2の実施例の製造工程を示す斜視図
【図22】同第2の実施例の製造工程により形成された
電子部品の斜視図
電子部品の斜視図
【図23】同第2の実施例の製造工程を示す斜視図
【図24】同第2の実施例品の拡大断面図
【図25】同第2の実施例の製造工程を示す拡大断面図
【図26】同第2の実施例の製造工程を示す拡大断面図
【図27】本発明の電子部品の製造方法の第3の実施例
の製造工程を示す斜視図
の製造工程を示す斜視図
【図28】同第3の実施例の製造工程を示す斜視図
【図29】同第3の実施例の製造工程を示す斜視図
【図30】同第3の実施例の製造工程を示す斜視図
【図31】同第3の実施例の製造工程を示す斜視図
【図32】同第3の実施例品の拡大断面図
【図33】同第3の実施例の製造工程を示す斜視図
【図34】同第3の実施例の製造工程を示す斜視図
1 基板 2 接着層 3 フェライト層 4 コイル導体 5 フェライト層 6 フェライト層 7 溝 8 ディスペンサ 9 針 10 電極層 11 溝 12 コイル部品 13 金型 14 金型 15 面取 16 面取用突起 17 基板 18 溝 19 接着層 20 ダイシング溝 21 面取 22 ダイシング溝 23 電極層
フロントページの続き (72)発明者 中尾 恵一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−101996(JP,A) 特開 昭58−168214(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01G 13/00 H01C 17/28 H01F 17/00,41/04 H05K 3/46
Claims (9)
- 【請求項1】 基板上に接着層を形成する工程と、前記
接着層の上面に複数個の部品が整列配置されてなる積層
体を形成する工程と、前記積層体の前記部品間を分離す
るとともにその下方の前記接着層に達する溝を形成する
工程と、前記溝内に電極用ペーストを流し込み乾燥する
工程とを有し、前記乾燥による前記電極用ペーストの収
縮によって前記溝内に空間部が形成されるとともに前記
溝の両側に電極層が形成されることを特徴とする電子部
品の製造方法。 - 【請求項2】 接着層上に積層体を設けた状態でこの積
層体を傾斜させ、この傾斜状態において、溝内に電極用
ペーストを流し込む請求項1に記載の電子部品の製造方
法。 - 【請求項3】 溝として、個々の部品を縦方向に分離す
る第1の溝と、個々の部品を横方向に分離する第2の溝
を設けた請求項1に記載の電子部品の製造方法。 - 【請求項4】 接着層の上面に面取用突起を設け、その
上面に複数個の部品が整列配置されてなる積層体を設け
た請求項1に記載の電子部品の製造方法。 - 【請求項5】 基板に溝を設けてその溝内に接着層を埋
め込み、その上面に複数個の部品が整列配置されてなる
積層体を設けた請求項1に記載の電子部品の製造方法。 - 【請求項6】 接着層の上面に面取用突起を設けた請求
項5に記載の電子部品の製造方法。 - 【請求項7】 面取として、金型、ブレード、サンドブ
ラスト、エッチングのいずれかの方法を用いた請求項4
〜6のいずれかに記載の電子部品の製造方法。 - 【請求項8】 面取用突起として、印刷、コーティン
グ、描画のいずれかの方法にて形成、または接着層形成
と同時に形成する請求項4または6に記載の電子部品の
製造方法。 - 【請求項9】 電極用ペーストの充填方法として、ディ
スペンサー、描画、ブレード、印刷のいずれかの方法を
用いた請求項1に記載の電子部品の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP392694A JP3070375B2 (ja) | 1993-03-26 | 1994-01-19 | 電子部品の製造方法 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5-67829 | 1993-03-26 | ||
| JP6782993 | 1993-03-26 | ||
| JP392694A JP3070375B2 (ja) | 1993-03-26 | 1994-01-19 | 電子部品の製造方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06333766A JPH06333766A (ja) | 1994-12-02 |
| JP3070375B2 true JP3070375B2 (ja) | 2000-07-31 |
Family
ID=26337599
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP392694A Expired - Fee Related JP3070375B2 (ja) | 1993-03-26 | 1994-01-19 | 電子部品の製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3070375B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
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| JP2006352020A (ja) * | 2005-06-20 | 2006-12-28 | Tateyama Kagaku Kogyo Kk | 小型電子部品の製造方法 |
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-
1994
- 1994-01-19 JP JP392694A patent/JP3070375B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
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|---|---|
| JPH06333766A (ja) | 1994-12-02 |
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