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JP3072610B2 - 遊技機 - Google Patents
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JP3072610B2 - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP3072610B2
JP3072610B2 JP3339419A JP33941991A JP3072610B2 JP 3072610 B2 JP3072610 B2 JP 3072610B2 JP 3339419 A JP3339419 A JP 3339419A JP 33941991 A JP33941991 A JP 33941991A JP 3072610 B2 JP3072610 B2 JP 3072610B2
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吉平 新山
広司 伊東
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株式会社ソフィア
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、遊技部を形成する遊技
盤に、複数の識別情報を可変表示可能な可変表示装置
と、遊技球の入賞に基づき該可変表示装置における可変
表示の始動条件を付与可能な始動入賞手段と、を備え、
上記可変表示の停止結果態様が予め定められた特別表示
態様となったことに関連して遊技者にとって有利な特別
遊技状態を発生可能な遊技機に関する
【0002】
【従来の技術】遊技球を発射して遊技を行う遊技機の代
表的なものとしてはパチンコ機が周知であり、このパチ
ンコ機においては、遊技部が形成される遊技盤に複数の
識別情報を可変表示可能な可変表示装置や遊技球の入賞
に基づき該可変表示の始動条件を付与可能な始動入賞装
置等が配設されたものが知られている。更に、上記遊技
部には複数の障害釘が植設され、上記始動入賞装置を含
む複数の入賞領域の各々への遊技球の入賞率に影響を与
えるように構成されていた。そして、遊技店側では、こ
れら複数の障害釘の角度間隔等を微妙に調整すること
により、各入賞領域への入賞率を変化させて営業を行っ
ているが、上述したような可変表示の停止結果態様に応
じて特別遊技を発生可能な遊技機においては、特別遊技
状態の発生が営業状態に大きく影響するため、特別遊技
状態の発生を左右する始動入賞装置への入賞率に関わる
障害釘の調整を主に行う場合が多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、障害釘
微妙に調整するには高度な技術が要求され、この技術
を収得するには熟練が必要であり、正確に調整できない
ことも少なくなく、目標とする営業を完璧に行えない虞
があった。特に、始動入賞装置への入賞率に関わる障害
釘の調整を誤ると、予想以上に特別遊技状態が発生して
しまうことにもなりかねないので遊技店側の目標とする
売り上げを実現することが困難となる可能性があった。
また、遊技店側の思いとは反対に、ほとんどの遊技者に
とっては、多くの遊技利益を期待できる興趣の高い遊技
機が望まれている。即ち、多くの遊技利益を獲得可能な
特別遊技が多く発生する遊技機が望まれ、その中でも特
に、特別遊技状態が続いて発生する可能性のある遊技機
が望まれている。一方、遊技者の中には、上記した様な
障害釘の調整状態を判別(入賞率が高いか低いかを判
別)できる程に熟練した者も存在するため、遊技に不慣
れな遊技者と熟練した遊技者とでは、釘調整に関する習
熟度によって遊技利益の獲得量にも差が生じてしまうこ
とは想像に難くなく、全ての遊技者に対して平等な遊技
機会を提供することができない可能性が高いといった問
題点もあった。そのため、例えば、遊技盤の遊技部から
調整可能な障害釘を廃し、遊技球の流下状態に与える影
響を調整できないような障害部材を設けるものとし、遊
技盤面における障害部材の配置状態等で始動入賞装置へ
の入賞率が固定的に定まるような遊技機とすることも考
えられるが、この様な障害部材により遊技部を自由落下
する遊技球に対して始動入賞装置への入賞率を一定にす
るといっても、製造時に生じる微妙な個体差により、全
ての遊技機で始動入賞装置への入賞率が均一となるよう
にすることは非常に困難で、到底現実的な解決策とは言
えない。また、仮に、全ての遊技機において、始動入賞
装置への入賞率を殆ど均等にすることが可能であったと
しても、そのような遊技機のみが設置されている遊技店
では、遊技者にとって遊技機選択の幅が全く無くなって
しまい、遊技者の興趣を高めることが困難となり、集客
には不都合である。そこで、本発明は、熟練した調整技
術と多くの作業時間を要する障害釘の微妙 な調整作業を
行うことなく、始動入賞手段への遊技球の入賞率を所定
の入賞率に調整することができるとともに、特別遊技状
態の発生が続く可能性のある遊技機を遊技者に提供する
ことにより遊技者の興趣を高めることが可能な遊技機を
提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係る発明は、遊技部(5)を形成する遊
技盤(3)に、複数の識別情報を可変表示可能な可変表
示装置(6)と、遊技球の入賞に基づき該可変表示装置
における可変表示の始動条件を付与可能な始動入賞手段
と、を備え、上記可変表示の停止結果態様が予め定めら
れた特別表示態様となったことに関連して遊技者にとっ
て有利な特別遊技状態を発生可能な遊技機(1)におい
て、上記始動入賞手段は、当該入賞手段への遊技球の入
賞状態を、遊技者にとって不利な第1状態と、遊技者に
とって有利な第2状態とに変換可能な変動始動入賞装置
(例えば、補助変動入賞装置8)として構成し、所要遊
技条件の成立に基づき上記変動始動入賞装置を上記第2
状態に変換させると共に、所要の終了条件の成立に基づ
き該第2状態の変動始動入賞装置を上記第1状態に変換
させる変換制御手段(例えば、補助可変表示制御手段1
21,補助変動入賞装置制御手段122等)と、上記変
換制御手段による変換制御条件を変更させて、遊技に供
された遊技球に対する該変動始動入賞装置への入賞率が
所定の入賞率になるように補正制御可能な始動入賞率補
正制御手段(例えば、ベース値設定制御手段123,ベ
ース値補正制御手段124,有効発射数演算手段12
5,ベース値演算手段126等)と、上記変動始動入賞
装置への遊技球の入賞に応じて抽出する所要の乱数に基
づき、上記可変表示装置における可変表示の停止結果態
様が所要の発生確率により上記特別表示態様になるよう
に制御する表示制御手段(例えば、可変表示制御手段1
28,乱数変更手段129,停止図柄判定手段130,
権利発生率設定制御手段135等)と、上記表示制御手
段に抽出される所要の乱数は、上記特別表示態様の発生
確率が低く遊技者にとって不利な第1乱数(例えば、第
1有効乱数)と、該第1乱数より特別表示態様の発生確
率が高く遊技者にとって有利な第2乱数(例えば、第2
有効乱数)と、で構成され、上記表示制御手段には、さ
らに、上記可変表示装置の停止結果態様が複数種類の特
別表示態様のうちの特定の特別表示態様になったことに
基づき発生した特別遊技状態の終了に基づいて、抽出す
る乱数を上記第1乱数から上記第2乱数に変更し、該第
2乱数から抽出した乱数により可変表示装置の停止結果
態様が特別表示態様とな って特別遊技状態が発生したこ
とに基づいて、抽出する乱数を上記第2乱数から上記第
1乱数に変更する制御を行う乱数変更手段(129)、
を含むことを特徴とする。
【0005】
【作用】したがって、請求項1に係る遊技機において
は、所要遊技条件の成立に基づいて変換制御手段により
変換制御される始動入賞手段を、遊技者にとって不利な
第1状態と遊技者にとって有利な第2状態とに変換する
変動始動入賞装置とし、該変動始動入賞装置の変換制御
を行う変換制御手段は、変動始動入賞装置への入賞率が
所定の入賞率になるように始動入賞率補正手段によって
変換制御条件を変更されるものとしたので、変動始動入
賞装置への入賞率が所定の入賞率より低い場合には、変
動始動入賞装置へ入賞し易いような変換制御が行われ、
逆に、変動入賞装置への入賞率が所定の入賞率より高い
場合には、変動始動入賞装置へ入賞し難いような変換制
御が行われることとなる。また、変動始動入賞装置への
遊技球の入賞に応じて、可変表示装置における可変表示
の停止結果態様が所要の発生確率で特別表示態様となる
ように所要の乱数を抽出し、抽出した乱数に応じて決定
した停止結果態様が得られるような可変表示制御を行う
表示制御手段は、乱数変更手段により、特別表示態様の
発生確率が低い第1乱数と該第1乱数より特別表示態様
の発生確率が高い第2乱数の何れか一方の乱数を抽出す
るものとし、この乱数変更手段による乱数変更は、可変
表示装置の停止結果態様が複数種類の特別表示態様のう
ちの特定の特別表示態様になったことに基づき発生した
特別遊技状態の終了に基づく第1乱数から第2乱数への
変更制御と、該第2乱数から抽出した乱数により可変表
示装置の停止結果態様が特別表示態様となって特別遊技
状態が発生したことに基づく第2乱数から第1乱数への
変更制御と、が各々行われる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面にもとづいて説
明する。遊技機1は、図1に示すように、額縁状の前面
枠2の窓部を裏側から塞ぐようにして遊技盤3を設け、
該遊技盤3の表面にガイドレール4で囲んだ遊技部5を
形成してあり、遊技部5内には種々の入賞領域、障害釘
や風車等を設けてある。また、遊技部5内の略々中央上
部に可変表示装置6を、該可変表示装置6の下方には補
助可変表示装置7を有する補助変動入賞装置8を、上記
可変表示装置6の適宜右下方には変動入賞装置9を、該
補助変動入賞装置の適宜下方には流路切換装置10を
夫々配置してある。
【0007】さらに、遊技盤3の遊技部5内に設けた各
種の入賞領域を説明する。上記可変表示装置6の左下方
に第1特定入所領域としての通過ゲート11を形成し、
該通過ゲート11へ通過入賞した球は、第1特定入賞信
号発生手段としてのゲート通過球検出器12によって検
出されるものとしてある。また、流路切換装置10の右
側方には第2特定入賞領域としての特定入賞口13を形
成し、該特定入賞口13に入賞した球は、第2特定入賞
信号発生手段としての特定入賞球検出器14によって検
出されるものとしてある。なお、これらの入賞領域のほ
かに、一般の入賞領域としての第1一般入賞口15a、
第2一般入賞口15b、第3一般入賞口15cを適宜に
設けてあり、各一般入賞口15a〜15cに入賞した球
は、第1入賞球検出器16a、第2入賞球検出器16
b、第3入賞球検出器16cによって検出されるものと
してある。
【0008】何れの入賞領域にも入賞せず、入賞球とし
て処理されなかった打球は、遊技部5の下部に開設した
アウト口から回収されて、アウト球検出器(図示省略)
によって1個宛て検出されるようにしてある。また、入
賞球として処理された遊技球は、各入賞口等に設けた検
出器によって検出された後に導かれる入賞球回収樋等に
おいて、セーフ球検出器によって一括して検出されるよ
うにしてもよい。
【0009】また、前面枠2の裏側下方に打球発射装置
18を設け、該打球発射装置18の操作ハンドル19を
前面枠2の下部前面に突設し、該操作ハンドル19の横
に下皿20を設け、下皿20の上方の開閉パネル21に
は球供給皿22を設けてある。この開閉パネル21の裏
面側には、発射レール23の発射位置に載せられた遊技
球を弾発可能な打球発射装置18の発射ソレノイド24
を配設してあり、該発射ソレノイド24のプランジャ先
端に設けた弾発部25が往復直線運動することによって
弾発された遊技球は、上記発射レール23を介してガイ
ドレール4へ到達し、ガイドレールに沿って遊技部5へ
至るのである。
【0010】なお、打球発射装置18は、発射レール2
3の傾斜下端に形成した発射位置に供給された遊技球を
発射する機能を備えていればどのような形式のものでも
よい。例えば、先端に弾発部を有する発射杆をモータや
ロータリーソレノイドの駆動により回動するものでもよ
い。
【0011】図2に示す実施例においては、弾発された
遊技球は、発射レール23を通過する際に発射球センサ
26によって検出されるものとしてある。また、遊技部
5へ到達できずにガイドレールに沿って落下してきたフ
ァール球を回収するために、発射レール23とガイドレ
ール4との間に開口するファール球回収路27を設ける
と共に、該ファール球回収路27を通過するファール球
を検出するためのファール球センサ28をファール球回
収路27の適所に配設してある。なお、ファール球は、
ファール球回収路27から下皿20等へ導かれる。
【0012】ここで、発射球センサ26は、遊技者が遊
技に要する不利益を検出して不利益信号を送出する遊技
不利益検出手段として機能させることが可能なものであ
り、打球発射装置18が発射した打球を検出して後述す
る電気的制御装置に信号を送出する機能を備えていれば
どのような構造のものでもよい。例えば、フォトセンサ
式検出器や無接点式検出器などを発射レール23に臨ま
せて設け、該検出器により打球の通過を検出するように
してもよい。さらに、ファール球センサ28は、発射球
センサ26により遊技者の不利益として送られたデータ
を修正するもので、ファール球を検出してファール球検
出信号を送出できれば、その構造や取付位置に制限され
ない。
【0013】また、図3に示すように、遊技盤3の裏側
に配設した裏機構盤29には球排出装置30や該球排出
装置30が流下した球を球供給皿22に案内する球排出
樋31などの裏機構を設けてある。なお、本実施例で
は、打球がいずれの入賞口(第1〜第3一般入賞口15
a〜15cや、特定入賞口13等)、即ち入賞領域に入
賞しても賞球排出数は7個に設定してある。また、上記
球排出装置30は、賞球排出動作のみでなく、遊技者に
遊技球を貸し出す場合の貸球排出動作も兼ねて行えるも
のとしてあり、これら球排出動作に関連した制御を統括
して行うための排出制御装置32を電気的制御装置33
とは別途に設けてある。また、打球発射装置18におい
ても、弾発用の球供給や発射タイミング等を総括的に行
うための打球発射制御装置34も電気的制御装置33と
は独立させて設けてある。
【0014】更に、前面枠2の裏側下方には、可変表示
装置6に賞態様が形成される確率たる権利発生率を設定
したり、遊技者への還元率たるベース値を設定するため
の設定操作部35等を設けてある。また、これらの設定
を営業中は変更できないようにするため、および特定の
管理者以外の者が不正に操作できないようにするために
鍵36a,36bを設けてある。そして、設定確率や設
定ベース値を表示するために、設定権利発生率表示器3
7,37,37及び設定ベース値表示器38,38,3
8を設けてある。
【0015】次に、遊技盤3の遊技部5に設けた各種遊
技装置について説明する。
【0016】可変表示装置6は、遊技盤3の表面に取付
けるベース板39に7セグメントタイプの可変表示器4
0a,40b,40cを3つ並設してなり、各可変表示
器40に遊技者が認識できない速さで数字を高速変換表
示する。なお、本実施例では3桁の数字を高速変換表示
する可変表示装置6を使用したが、遊技装置としての図
柄表示手段は、図柄や数字などの識別記号を可変表示で
きればどのような構成でをよく、例えば1桁の表示器で
もよいし、また識別記号を周面に記載したドラムを回転
させるドラム式の表示器でもよい。
【0017】主として特別遊技において使用される大入
賞口としての変動入賞装置9は、電気的駆動源の駆動に
より、遊技者にとって不利な第1状態と遊技者にとって
有利な第2状態とに変換可能であればどのような構成で
もよいが、図5及び図6に示すものは、取付基板15の
開口部42の両側に開閉翼43,43を軸着し、開口部
42には球受部44を形成してある。
【0018】各開閉翼43の回動軸45は、取付基板4
1を貫通して延在しており、その後端には開閉翼43,
43を左右に開閉動作させるためのピン46を植設した
操作レバー47が固定してある。そして、この操作レバ
47のピン46は、電気的駆動源であるソレノイド4
8のプランジャ下端に設けた操作部材49の係合孔50
内に緩く挿入されている。このため、左右の開閉翼4
3,43は、プランジャの自重及び復帰ばねの作用によ
り、通常は開閉翼43,43の上端間隔を球が通過不能
間隔に閉じた状態(図5)、即ち遊技者にとって不利
な第1状態を維持している。
【0019】ソレノイド48は、駆動基板51の裏面に
突設したボスに取付けられているが、操作部材49及び
その係合孔50が左右2つの操作レバー47,47のピ
46,46に対して共通に形成されている。ソレノイ
ド48を励磁して、操作部材49を開閉翼43,43の
内閉じ方向の回動習性に抗して引き上げると、操作部材
49及びピン46が上方向に移動し、各操作レバー47
が回動軸45を中心にして外開きに回動して開閉翼4
3,43が開き、球を受け入れ易い状態、即ち遊技者に
とって有利な第2状態に変換する。
【0020】第2状態に変換して開かれた開閉翼43,
43に入賞した球は、球受部44に拾われて開口部42
を抜けて取付基板41の裏側を下方に流下し、取付基板
41裏側に設けてあるフォトセンサタイプの計数用検出
器52によって検出される。計数用検出器52は、球を
検出すると、後に詳述する電気的制御装置33に信号を
送る。この変動入賞装置9も入賞領域として機能し、該
変動入賞装置9に打球が入賞し、これを計数用検出器5
2によって検出することに基づいて賞球が排出されるの
である。
【0021】なお、この変動入賞装置9は、横長な扉を
ソレノイドの駆動により開閉することによって球を受け
入れない第1状態と球を受け入れ易い第2状態に変換す
る所謂アタッカー式入賞装置でもよい。
【0022】変動始動入賞装置としての補助変動入賞装
置8は、図7及び図8に示すように、上記した変動入賞
装置9とほぼ同様の構成であり、取付基板53の開口部
54の両側に開閉翼55,55を軸着し、開口部54に
は球受部56を形成し、前面には補助可変表示装置7を
設けてある。各開閉翼55の回動軸57は、取付基板5
3を貫通して延在しており、その後端には開閉翼55,
55を左右に開閉動作させるためのピン58を植設した
操作レバー59が固定してある。
【0023】そして、この操作レバー59のピン58
は、電気的駆動源であるソレノイド60のプランジャ下
端に設けた操作部材61の係合孔62内に緩く挿入され
ている。このため、左右の開閉翼55,55は、プラン
ジャの自重及び復帰ばねの作用により、通常は開閉翼5
5,55の上端間隔を球が1個通過し得る程度の間隔に
閉じた状態(図7)、即ち遊技者にとって不利な第1状
態を維持している。
【0024】ソレノイド60は、駆動基板63の裏面に
突設したボスに取付けられているが、操作部材61及び
その係合孔62が左右2つの操作レバー59,59のピ
ン58,58に対して共通に形成されている。ソレノイ
ド60を励磁して操作部材61を開閉翼55,55の
閉じ方向の回動習性に抗して引き上げると、操作部材6
1及びピン58が上方向に移動し、各操作レバー59が
回動軸57を中心にして外開きに回動して開閉翼55,
55が開き、球を受け入れ易い状態、即ち遊技者にとっ
て有利な第2状態に変換する。
【0025】第2状態に変換して開かれた開閉翼55,
55に入賞した球は、球受部56に拾われて開口部54
を抜けて遊技盤3の裏側に設けた貯留樋64に導かれ
る。この貯留樋64は、図9に示すように、上流部が補
助変動入賞装置8の開口部54に連通し、下流部が遊技
盤3に開設した貯留球導出窓65に連通している。そし
て、補助変動入賞装置8と流路切換装置10の間の貯留
球導出窓65の両側には、障害釘66が上下に植設して
ある(図4参照)。また、貯留樋64の上流側には、貯
留樋64に球が満杯となった場合に該球をオーバーフロ
ーさせるためのオーバーフロー口67を設けてある。し
たがって、補助変動入賞装置8に入賞した球は、遊技盤
3の裏側の貯留樋64を流下し、貯留球導出窓65から
再び遊技盤3上に現れ、流路切換装置10に導かれる。
【0026】流路切換装置10は、図10から図19に
示すように、遊技盤3の表面に取付ける取付基板68の
前面に流路切換枠69を突設し、流路切換枠69の上面
に特別領域としての特別入賞口70を開設し、該特別入
賞口70には特別入賞信号発生手段としての特別領域通
過球検出器71を設けてある。そして、特別入賞口70
の下方の流路切換枠69の内部には切換部材72を水平
方向に回動可能に設けてある。この切換部材72は、扇
状の板材に球を1個保持可能な球保持部として機能する
第1球通過口73と第2球通過口74とを左右に開設
し、基端部のほぼ中央には回動支点となる回動軸挿通口
75を設けるとともに、回動軸挿通口75の左右両側に
作用子76,76を延設してある。この作用子76の先
端部には、下方に向かって作用突起77が突設してあ
る。また、切換部材72の前面には切換部材72の回動
状態を表示する表示部78が形成してあり、流路切換枠
69の前面には該表示部78が臨む表示窓79が開設し
てある。
【0027】流路切換枠69の内部には、特別排出口8
0と一般排出口81を並べて設けてある。そして、取付
基板68の後面には、流路切換枠69に連通する球導出
枠82を突設し、流路切換枠69の底面には前後方向に
仕切部材83を立設するとともに球導出枠82の底面に
はこの仕切部材83と一連に仕切壁84を立設し、特別
排出口80に連通する特別排出通路85と、一般排出口
81に連通する一般排出通路86を並べて形成し、特別
排出通路85に特別入賞球検出器87を特別遊技状態検
出手段として臨ませてある。また、球導出枠82の後方
にはソレノイド収納枠88を取付けてある。
【0028】そして、切換部材72は、回動軸挿通口7
5を球導出枠82内に設けた回動軸89に挿通すること
により水平方向に回動可能に取付けられるとともに、不
正回動防止部材90を介して駆動部材であるソレノイド
91のプランジャ92に連絡している。以下、遊技機1
の前面から見て右側の不正回動防止部材を第1不正回動
防止部材90a、左側の不正回動防止部材を第2不正回
動防止部材90bとし、また、遊技機1の前面から見て
右側のソレノイドを第1ソレノイド91a、左側のソレ
ノイドを第2ソレノイド91b、第1ソレノイド91a
のプランジャをプランジャ92a、第2ソレノイド91
bのプランジャをプランジャ92bとする。
【0029】上記した不正回動防止部材90は、断面略
L字状の板材で、一端部にスライド部93を設けるとと
もに、他端部には不正回動防止孔94を開設してあり、
一側にソレノイド91のプランジャ92を連結してあ
る。上記したスライド部93は、ソレノイド収納枠88
の両側面に設けたスライド溝95内を摺動する。
【0030】不正回動防止孔94は、切換部材72の作
用突起77が挿通し、外部からの操作による不正回動を
防止するとともに、ソレノイド91の駆動により切換部
材72を回動させるためのもので、ソレノイド91側を
回動規制部96とし、切換部材72側を回動部97とし
ている。回動部97の外側辺98は回動規制部96の外
側辺98からそのまま延長されていて、内側辺99は回
動規制部96の内側辺からさらに内側に向かって斜めに
延長された後、外側辺98と平行になっている。したが
って、回動部97の横幅は回動規制部96の横幅より広
く設定されることとなる。
【0031】そして、通常状態においては、作用突起7
7が回動規制部96に位置するように切換部材72が取
り付けてあり、この回動規制部96の内側辺が回動規制
面100として機能する(図15実線)。すなわち、外
部から切換部材72を右回りに回動しようとすると、第
2不正回動防止部材90bの回動規制部96にある作用
突起77bが回動規制面100に当接し、切換部材72
の回動を規制する(図1)。同様に、外部から切換部
材72を左回りに回動しようとすると、第1不正回動防
止部材90aの回動規制部96にある作用突起77aが
回動規制面100に当接し、切換部材72の回動を規制
する。このとき、特別入賞口70の下部には、切換部材
72の第1球通過口73と第2球通過口74との間が位
置するので、特別入賞口70に入賞した球は切換部材7
2上に載って、流下を規制される(図16)。
【0032】一方、第1ソレノイド91aが励磁しプラ
ンジャ92aが吸引されると、第1不正回動防止部材9
0aの回動規制部96にあった作用突起77aは、回動
部97内へ移動し(図15中、破線で示す)、回動規制
面100に移動を規制されることなく先端辺101に接
しながら回動支点である回動軸89を中心として左回り
に回動する(図14、図17)。したがって、切換部材
72も回動支点である回動軸89を中心として左回りに
(遊技機1の正面から見た場合には右側へ)回動し、第
2球通過口74が特別入賞口70の下方に位置すること
となる。このとき、表示窓79には「アタリ」表示がさ
れるとともに、特別入賞口70に球が入賞すると、該球
は第2球通過口74内に保持される(図17)。そし
て、第1ソレノイド91aが消磁すると、プランジャ9
2aが、復帰バネ102の付勢により突出し、切換部材
72は右回りに戻り回動し、第2球通過口74内に保持
された球は特別排出口80を通過して特別排出通路85
に導かれ、特別入賞球検出器87により検出される(図
18)。
【0033】同様に、第2ソレノイド91bが励磁しプ
ランジャ92bが吸引されると、第2不正回動防止部材
90bの回動規制部96にあった作用突起77bは、回
動部97内へ移動し、回動規制面100に移動を規制さ
れることなく先端辺101に接しながら回動支点である
回動軸89を中心として右回りに回動する。したがっ
て、切換部材72も回動支点である回動軸89を中心と
して右回りに回動し、第1球通過口73が特別入賞口7
0の下方に位置する。このとき、表示窓79には「ハズ
レ」表示がされるとともに、特別入賞口70に球が入賞
すると、該球は第1球通過口73内に保持される。そし
て、第2ソレノイド91bが消磁すると、プランジャ9
2bが復帰バネ102の付勢により突出し、切換部材7
2は左回りに戻り回動し、第1球通過口73内に保持さ
れた球は一般排出口81を通過し一般排出通路86に導
かれる。
【0034】また、図19に示すように、特別入賞球検
出器87はソレノイド収納枠88の外側下方に設けた検
出器取付部103に取り付けてある。この検出器取付部
103は、特別入賞球検出器87の基部を載置する載置
部104と、載置部104の側方のソレノイド収納枠8
8から立設した支持部105とからなる。支持部105
には特別入賞球検出器87の一側部が嵌合する嵌合溝1
06が設けてある。特別入賞球検出器87をソレノイド
収納枠88に取り付けるには、検出器取付部103の載
置部104に特別入賞球検出器87の基部を載置すると
ともに、支持部105の嵌合溝106内に特別入賞球検
出器87の一側部を嵌合する。そして、特別入賞球検出
器87の他側部を球導出枠82の後端面で押さえるよう
にして、ソレノイド収納枠88を球導出枠82にビス等
で取り付ければよい。したがって、特別入賞球検出器8
7は、直接ビス等を用いることなく簡単に取り付けるこ
とができるし、嵌合溝106により位置決めが容易かつ
正確なものとなる。
【0035】次に、上記した構成からなる遊技機1にお
ける遊技について説明する。
【0036】遊技者が操作ハンドル19を操作すること
により発射された球が遊技盤3の遊技部5内に入ると、
障害釘に当って流下方向を変更しながら流下する。そし
て、この球が第1特定入賞領域としての通過ゲート11
へ通過入賞すると、ゲート通過球検出器12がこの球を
検出して電気的制御装置33に信号を送る。電気的制御
装置33は、ゲート通過球検出器12からの信号を受け
ると、補助変動入賞装置8の前面に設けてある補助可変
表示装置7を作動させて、遊技者が識別できない速さで
数字を可変表示させる。すなわち、上記ゲート通過球検
出器12は、第1可変表示器たる補助可変表示装置7を
作動させるための第1特定入信号発生手段として機能
するのである。
【0037】そして、電気的制御装置33内蔵のタイマ
に予め設定してある所定時間が経過すると、補助可変表
示装置7の可変表示を停止し、停止表示が予め設定して
ある賞態様を形成した場合(例えば「7」が表示された
場合)には、補助変動入賞装置8のソレノイド60を所
定時間(例えば6秒間)だけ励磁する。したがって、補
助変動入賞装置8は、補助可変表示装置7により賞態様
を形成すると、所定時間だけ開閉翼55,55を開いて
打球を受け入れ易い第2状態に変換する。なお、所定時
間が経過すると、ソレノイド60が消磁するので、補助
変動入賞装置8は、開閉翼55,55を閉じた第1状態
に復帰する。
【0038】上記の如く第2状態に変換させられた補助
変動入賞装置8に打球が入賞すると、該入賞球は貯留樋
64を流下して流路切換装置10の特別入賞口70へ至
る。そして、この球は切換部材72の第1球通過口73
と第2球通過口74との間に載り待機する。特別入賞口
70へ球が入賞する基づいて、特別領域通過球検出器7
1がこの球を検出して電気的制御装置33に信号を送
る。電気的制御装置33は、この信号を受けると、可変
表示装置6の3つの可変表示器40a,40b,40c
を作動して遊技者が認識できない速さで数字を変換表示
する。そして、電気的制御装置33のタイマに予め設定
してある所定時間が経過するか、或は遊技者がストップ
スイッチ(図示せず)を操作すると、可変表示装置6の
可変表示が停止し、3桁の数字が停止表示される。
【0039】そして、この停止表示の結果態様が予め設
定してある賞態様に該当するか否かを電気的制御装置3
3が判定し、賞態様を形成していな場合には電気的制御
装置33が流路切換装置10の第2ソレノイド91bを
励磁して切換部材72を右回りに回動させ、第1球通過
口73内へ球を招じ入れる。そして、第2ソレノイド9
1bが消磁すると、第1球通過口73内へ保持された球
は、切換部材72が戻り回動することに基づいて、一般
排出口81から一般排出通路86に落下し、入賞球とし
て処理される。なお、可変表示装置6の各可変表示器4
0a,40b,40cに賞態様が形成されない場合に
は、遊技に変化は生じず、通常の遊技状態に復帰する。
また、上記のように入賞球が処理された後、補助変動入
賞装置8へ入賞した後続の球が特別入賞口70へ到達す
ることで、特別領域通過球検出器71が該入賞球の検出
信号を電気的制御装置33へ送出すると、再び可変表示
装置6による別遊技が開始される。
【0040】一方、可変表示装置6の停止態様が賞態様
を形成すると、例えば「7」「7」「7」や「3」
「3」「3」などが表示されると、電気的制御装置33
が流路切換装置10の第1ソレノイド91aを励磁して
切換部材72を左回りに回動し、第2球通過口74内へ
球を保持した後、第1ソレノイド91aが消磁すると、
第2球通過口74内へ保持した球は、特別排出口80か
ら特別排出通路85に落下し、特別入賞球検出器87に
より検出される。特別入賞球検出器87が球を検出する
と、電気的制御装置33に特別遊技の権利が発生した旨
の信号を送る。
【0041】電気的制御装置33は、特別入賞球検出器
87から特別遊技の権利が発生した旨の信号を受ける
と、該信号の受信後を特定の遊技状態と判定し、第2特
定入賞領域としての特定入賞口13へ入賞した球を検出
し、第2特定入賞信号を発生する第2特定入賞信号発生
手段として機能する特定入賞球検出器14を能動化させ
る。なお、「特定入賞球検出器14を能動化させる」と
は、特定入賞球検出器14が信号出力可能な状態にする
こと(例えば、センサ用電源を供給開始する等)のみを
意味するのではなく、電気的制御装置33自体が、特定
入賞球検出器14よりの入力信号を有効なものとして処
理可能な状態になることをも含むものである。
【0042】斯くして、この特別遊技の権利が発生した
後(特定の遊技状態中)に遊技部5内を流下してきた球
が特定入賞口13に入賞すると、特定入賞球検出器14
がこの球を検出して電気的制御装置33に信号を送り、
電気的制御装置33はこの信号に基づいて変動入賞装置
9のソレノイド48を所定期間だけ、例えばタイマに設
定した所定時間(10秒間)が経過するまでの期間、或
は変動入賞装置9に所定数(10個)の球が入賞するま
での期間だけ励磁する。すなわち、変動入賞装置9は、
上記条件が満たされるまでの所定期間の間だけ球を受け
入れ易い第2状態に変換されるのである。
【0043】第2状態に変換中の変動入賞装置9に打球
が入賞すると、計数用検出器52がこの球を1個宛検出
して電気的制御装置33に検出信号を送り、電気的制御
装置33はこの信号に基づいて、第2状態変換中におけ
る変動入賞装置9への入賞球数を計数し、所定数に達す
るとソレノイド48を消磁して変動入賞装置9を第1状
態に復帰させる。なお、入賞球数が所定数に達しなくて
も、所定時間の10秒間が経過すると、電気的制御装置
33はソレノイド48を消磁して変動入賞装置9を第1
状態に復帰させる。
【0044】この様に、所定時間の経過すること、また
は入賞球数が所定数に達することのいずれかの条件が成
立すると変動入賞装置9は第1状態に復帰するが、この
条件が成立するまでを1サイクルとし、上記条件が成立
した後に再度球が特定入賞口13に入ると、サイクルの
更新が行われ、特別遊技を所定の回数(例えば16サイ
クル目)まで継続することができる。即ち、変動入賞装
置9が第1状態に復帰した後に球が特定入賞口13に入
賞すると、特定入賞球検出器14がこの球を検出して電
気的制御装置33に信号を送り、この信号に基づいて電
気的制御装置33が変動入賞装置9のソレノイド48を
励磁し、2サイクル目に更新されて特別遊技を継続す
る。
【0045】更に、この2サイクル目の特別遊技におい
て、変動入賞装置9への入賞球数が所定数(10個)に
達するか、または所定時間(10秒間)が経過すると、
ソレノイド48が消磁して2サイクル目を終了した後、
球が特定入賞口13に入賞すると、同様にして3サイク
ル目に更新されて特別遊技が継続される。このようにし
て、球が特定入賞口13に入ることを条件としてサイク
ルの更新が行われる。但し、最終の16サイクル目が終
了すると、特別遊技の権利が消滅して、その後で球が特
定入賞口13に入賞してもサイクルの更新は行われな
い。
【0046】この様に、本実施例では球が特別入賞口7
0を通過することを条件として可変表示装置6が作動
し、この可変表示装置6により所定の賞態様が形成され
ると特別入賞口70を通過した球が特別排出通路85を
流下して特別入賞球検出器87に作用し、これにより特
別遊技の権利が発生し、この権利が発生している状態で
球が特定入賞口13に入賞することを条件に変動入賞装
置9が所定期間第2状態に変換し、変動入賞装置9が第
1状態に復帰してから球が特定入賞口13に入賞するこ
とを条件としてサイクルの更新が行われて特別遊技が継
続される。そして、最終のサイクルにおいて所定時間が
経過すると、または入賞球数が所定数に達すると、この
時点で特別遊技の権利が消滅して、特定の遊技状態たる
特別遊技が終了する。
【0047】なお、上記した特別遊技中に、球が特別入
賞口70を通過することにより、可変表示装置6が作動
し、これにより賞態様が形成され、特別入賞球検出器8
7より特別入賞球検出信号が出力されると、特別遊技の
権利が消滅し、特別遊技はその時点で終了(所謂パンク
状態)となる。
【0048】次に、上記した各種遊技装置の動作制御を
行う電気的制御装置33の遊技制御に関連した構成につ
いて説明する。この電気的制御装置33は、通常の遊技
制御および補助遊技(特別遊技へ移行するための遊技)
を司る第1遊技制御手段107と、特定の遊技状態たる
特別遊技を司る第2遊技制御手段108とから構成して
ある。
【0049】上記第1遊技制御手段107には、ゲート
通過球検出器12よりゲート通過球検出信号がゲート通
過球検出信号線L1を介して、発射球センサ26より発
射球検出信号が発射球検出信号線L2を介して、ファー
ル球センサ28よりファール球検出信号がファール球検
出信号線L3を介して、ベース値設定スイッチ109よ
りベース値選択信号がベース値選択信号線L4を介し
て、第1キー挿入検出器110よりキー挿入検出信号が
キー挿入検出信号線L5を介して、権利発生率設定スイ
ッチ111より権利発生率選択信号が権利発生率選択信
号線L6を介して、第2キー挿入検出器112より第2
キー挿入検出信号が第2キー挿入検出信号線L7を介し
て、特別領域通過球検出器71より特別領域通過球検出
信号が特別領域通過球検出信号線L8を介して、夫々入
力されるものとしてある。
【0050】また、この第1遊技制御手段107から
は、始動記憶数表示信号線L9を介して始動記憶数表示
指令信号が補助可変表示始動記憶表示器113へ、第1
変換指令信号線L10を介して第1変換指令信号が補助
可変表示装置7へ、補助変動入賞装置駆動信号線L11
を介して補助変動入賞装置駆動信号が補助変動入賞装置
8のソレノイド60へ、設定ベース値表示信号線L12
を介して設定ベース値表示信号が設定ベース値表示器3
8へ、設定権利発生率表示信号線L13を介して設定権
利発生率表示信号が設定権利発生率表示器37へ、第1
有効乱数表示信号線L14を介して第1有効乱数表示信
号が第1有効乱数表示器114へ、第2有効乱数表示信
号線L15を介して第2有効乱数表示信号が第2有効乱
数表示器115へ、第1切換駆動信号線L16を介して
第1切換駆動信号が流路切換装置10の第1ソレノイド
91aへ、第2切換駆動信号線L17を介して第2切換
駆動信号が流路切換装置10の第2ソレノイド91b
へ、第2変換指令信号線L18を介して第2変換指令信
号が可変表示装置6へ、夫々出力されるものとしてあ
る。
【0051】一方、第2遊技制御手段108には、特別
入賞球検出器87より特別入賞球検出信号が特別入賞球
検出信号線L19を介して、特定入賞球検出器14より
特定入賞球検出信号が特定入賞球検出信号線L20を介
して、計数用検出器52より大入賞口入賞球検出信号が
大入賞口入賞球検出信号線L21を介して、夫々入力さ
れるようにしてある。
【0052】また、上記第2遊技制御手段108から
は、音声出力信号線L22を介して音声出力信号がスピ
ーカ116へ、特別装置作動表示信号線L23を介して
特別装置作動表示信号が特別装置作動表示器117へ、
特定入賞口入賞数表示信号線L24を介して特定入賞口
入賞数表示信号が特定入賞口入賞数表示器118へ、作
動回数表示信号線L25を介して作動回数表示信号が作
動回数表示器119へ、特別装置駆動信号線L26を介
して特別装置駆動信号が変動入賞装置9のソレノイド4
8へ、大入賞口入賞数表示信号線L27を介して大入賞
口入賞数表示信号が大入賞口入賞数表示器120へ、夫
々出力するものとしてある。
【0053】なお、第1遊技制御手段107と第2遊技
制御手段108との間においても、各制御に必要な情報
として信号の授受が行われる。例えば、第遊技制御手
段10より第遊技制御手段10へ、第1変換指令
信号線L10′を介して第1変換指令信号が、補助変動
入賞装置駆動指令信号線L11′を介して補助変動入賞
装置駆動指令信号が、当り判定信号線L28′を介して
当り判定信号が、外れ判定信号線L29′を介して外れ
信号線が、補助図柄当り判定信号線L48′を介して補
助図柄当り判定信号が夫々供給されると共に、第遊技
制御手段10より第遊技制御手段10へ権利発生
中信号線L30′を介して権利発生中信号が、権利終了
信号線L31′を介して権利終了信号が、夫々供給され
るものとしてある。
【0054】先ず、第1遊技制御手段107の具体的構
成と制御の流れを図21に基づいて説明する。
【0055】ゲート通過球検出器12より第1遊技制御
手段107へ入力されたゲート通過球検出信号は補助可
変表示制御手段121へ供給され、該信号の入力に基づ
いて、補助可変表示制御手段121は第1可変表示装置
としての補助可変表示装置7へ第1変換指令信号を出力
し、補助可変表示制御手段121が出力する第1変換指
令に応じた表示図柄が補助可変表示装置7に順次変換表
示される。この補助可変表示制御手段121より出力さ
れる第1変換指令信号は補助変動入賞装置制御手段12
2へも入力されるものとしてあり、補助変動入賞装置制
御手段122においても当該変換指令に基づく表示図柄
を常時知得可能なようにしてある。そして、補助可変表
示制御手段121が補助可変表示装置7の変換表示を停
止させる際には、補助可変表示制御手段121より補助
変動入賞装置制御手段122へ図柄停止信号線L32を
介して図柄停止指令信号が供給されるものとしてあり、
この図柄停止信号の入力タイミングに基づいて、補助変
動入賞装置制御手段122は補助可変表示装置7の停止
図柄が当りか否かを判定するのである。
【0056】上記補助変動入賞装置制御手段122が補
助可変表示装置7の停止図柄を判定した結果、賞態様を
形成していた場合(例えば停止図柄が「7」の場合)に
は、補助変動入賞装置制御手段122が補助変動入賞装
置8のソレノイド60へ補助変動入賞装置駆動信号を出
力し、補助変動入賞装置8を遊技者にとって有利な第2
状態に変換させるのである。一方、補助可変表示装置7
の停止図柄が“外れ”と判定された場合には、そのまま
通常の遊技状態に復帰する。なお、補助可変表示制御手
段121より補助可変表示装置7へ出力される第1変換
指令信号および補助変動入賞装置制御手段122よりソ
レノイド60へ出力される補助変動入賞装置駆動信号
は、夫々第1変換指令信号線L10′および補助変動入
賞装置駆動信号線L11′を介して第2遊技制御手段1
08へ供給されるものとしてある(図21中、および
)。
【0057】また、補助可変表示制御手段121はゲー
ト通過球検出器12よりのゲート通過球検出信号を所定
数まで記憶するものとしてあり、この記憶数に応じた始
動記憶数表示信号を補助可変表示始動記憶表示器113
へ出力する。この補助可変表示始動記憶表示器113
は、例えば可変表示装置6に設けるものとしてあり(図
4参照)、最大4個までゲート通過球数を記憶表示可能
な構成である。したがて、一の始動記憶に基づく補助可
変表示装置7の変換表示が終了した後に、始動記憶が
“0”になっていなければ、この始動記憶に基づいて、
新たに補助可変表示装置7の変換表示が開始されるので
ある。
【0058】しかして、補助変動入賞装置制御手段12
2による補助変動入賞装置8の第2状態変換中は、補助
変動入賞装置制御手段122より補助変動入賞装置動作
中信号線L33を介して補助変動入賞装置動作中信号が
補助可変表示制御手段121へ供給されるものとしてあ
り、該信号入力中においては、新たな始動記憶に基づく
補助遊技の開始が規制されるようにしてある。なお、こ
の始動記憶は、補助可変表示装置7の変換表示による補
助遊技が行われる毎に減数される。すなわち、本実施例
においては、補助可変表示制御手段121と補助変動入
賞装置制御手段122とが協働することで、「所要遊技
条件の成立に基づき上記変動始動入賞装置を上記第2状
態に変換させると共に、所要の終了条件の成立に基づき
該第2状態の変動始動入賞装置を上記第1状態に変換さ
せる変換制御手段」として機能するのである。
【0059】ここで、本実施例においては、上記したゲ
ート通過球検出器12への通過入賞に基づく補助可変表
示装置7の変換表示制御に介入することで、補助可変表
示装置7の停止図柄が賞態様を形成することに基づく補
助変動入賞装置8の第2状態変換確率を調整すること
で、遊技者への還元率たるベース値を予め設定したベー
ス値に近付けるようにしてあり、以下にこの制御動作に
関連した構成および制御内容を説明する。
【0060】管理者がベース値を設定するためには、先
ず設定操作部35に設けた鍵36aに第1キーを挿入す
る。斯くするのは、設定ベース値の変更が正当な管理者
でない者によって行われることを防ぐためのセキュリテ
ィー機能を付加するためで、キーの他、暗証番号操作や
IDカード等を適宜に用いてよい。そして、適正な第1
キーが用いられた場合には、第1キー挿入検出器110
より第1キー挿入検出信号がベース値設定制御手段12
3へ入力されることでベース値設定制御手段123が能
動化され、ベース値設定制御手段123が能動化される
ことに基づいて、ベース値設定スイッチ109よりのベ
ース値選択信号が有効に入力されるようになるのであ
る。しかして、ベース値選択信号が入力されたベース値
設定制御手段123は、該選択信号に応じたベース値を
選択し、該選択したベース値を“設定ベース値”とす
る。
【0061】すなわち、ベース値設定スイッチ109、
第1キー挿入検出器110、ベース値設定制御手段12
3が相互に機能することで、遊技者への還元率としての
指標となるベース値を設定するための還元率設定手段を
構成するのである。なお、ベース値設定制御手段123
は当該設定ベース値に応じた設定ベース値表示信号を設
定ベース値表示器38へ出力することで、設定ベース値
表示器38に設定ベース値が表示され、管理者は選択し
たベース値が適正なものか否かの確認を行うことができ
るのである。
【0062】上記のようにして設定された設定ベース値
をベース値設定制御手段123は記憶保持し、電源が切
れるまで、もしくは新たなベース値が設定されるまで、
当該設定ベース値をベース値補正手段124のベース値
比較判定手段124aへ供給し続けるのである。
【0063】一方、発射球センサ26よりの発射球検出
信号およびファール球センサ28よりのファール球検出
信号は有効発射球数演算手段125へ供給され、該有効
発射球数演算手段125は、発射球の計数値からファー
ル球数を減ずることで、遊技盤3の遊技部5へ有効に到
達した有効発射球数を算出し、該有効発射球数をベース
値演算手段126およびベース値補正手段124の制御
介入範囲制御手段127へ夫々供給する。この有効発射
球数は、遊技者が遊技に費やした球の総数に該当するの
で、実質的に遊技者が遊技に要した遊技不利益ととらえ
ることができる。
【0064】上記ベース値演算手段126には、特別領
域通過球検出器71よりの特別領域通過球検出信号が入
力されるものとしてあり、この特別領域通過球検出信号
の入力数に補助変動入賞装置8への入賞に基づく排出賞
球数を乗ずることで、遊技利益として遊技者が獲得した
賞球数の総数を算出する。さらに、ベース値演算手段1
26は、上記有効発射球数演算手段125より遊技不利
益として供給された有効発射球の総数に対する賞球数の
総数を算出することで、実際の遊技者への利益の還元率
としての現行還元率たる現行ベース値を算出し、該算出
値をベース値比較判定手段124aへ供給するのであ
る。
【0065】なお、本実施例においては、障害釘や風車
を遊技部5内に配置する際に、予め打球が通過ゲート1
1および補助変動入賞装置8以外の入賞領域へ入賞し難
く設定するものとし、補助変動入賞装置8への入賞球に
基づく賞球を遊技者が獲得した遊技利益と看做し得るよ
うにしてあるので、上記ベース値演算手段126は特別
領域通過球検出器71よりの特別領域通過球検出信号の
みから遊技利益を算出させることで、構成の簡略化を図
った。
【0066】しかしながら、他の入賞領域へ全く入賞し
ないとは限らないと共に、打球が各入賞領域へ略々均等
に入賞し得るように遊技部5における障害釘や風車の配
置を設定する場合もあるので、このようなときには、他
の入賞領域(例えば、第1〜第3一般入賞口15a〜1
5c)からも入賞信号(例えば、第1〜第3入賞球検出
器16a〜16cの検出信号)をベース値演算手段12
6へ供給可能なように構成し、該入賞に基づく排出賞球
数も遊技利益の算出に加算させるように構成すればよ
い。また、本実施例の如く、全ての排出賞球数を「7
個」とせずに、特定の入賞領域への入賞に対しては賞球
数を増やす(例えば13個)ように構成する場合には、
入賞信号に応じて乗ずる排出賞球数を予めベース値演算
手段126に設定しておけばよい。
【0067】上記のようにして、ベース値演算手段12
6より現行ベース値が供給されたベース値比較判定手段
124aは、ベース値設定制御手段123よりの設定ベ
ース値(設定還元率)と現行ベース値(現行還元率)と
を比較判定する還元率比較機能と、該比較結果に応じて
遊技制御に介入し、実際の遊技者への還元率たる現行ベ
ース値を設定ベース値へ近付ける還元率補正機能とを併
せ持つものとしてある。なお、本実施例におけるベース
値比較判定手段124aは、補助可変表示制御手段12
1が補助可変表示装置7の制御を行って賞態様を形成さ
せる確率を可変制御させることで、補助変動入賞装置8
が第2状態に変換される確率を調整し、もって遊技者へ
の還元率たる現行ベース値を設定ベース値に近付けるも
のとしてある。
【0068】また、このベース値比較判定手段124a
は補助可変表示制御手段121の制御に常時介入するも
のとせずに、例えば制御介入範囲制御手段127より制
御介入タイミングに応じた信号が入力された時点で、補
助可変表示制御手段121の制御に介入するようにして
ある。本実施例における制御介入範囲制御手段127
は、有効発射球数演算手段125よりの有効発射球数が
一定値に達する毎に制御介入タイミング信号をベース値
比較判定手段124aへ送出するようにしてあるが、制
御介入のタイミングは経過時間によって定めるようにし
ても良いし、これらの条件の何れか一方の条件が満たさ
れた時点で制御介入タイミング信号を送出するようにし
ても良い。
【0069】なお、上記したベース値比較判定手段12
4aと制御介入範囲制御手段127とから構成したベー
ス値補正手段124において、現行ベース値を設定ベー
ス値に近付けるべくベース値比較判定手段124aが遊
技制御に介入するのは、制御介入範囲制御手段127よ
りの制御タイミング信号の入力時点のみに限定されるも
のではなく、例えば、ベース値比較判定手段124a自
身が現行ベース値と設定ベース値とを比較判定した結果
が一定の許容範囲を越えた場合に、遊技制御に介入する
ように構成しても良い。
【0070】上述した如く、本実施形態においては、ベ
ース値設定制御手段123,ベース値補正制御手段12
4,有効発射数演算手段125,ベース値演算手段12
6が協働することで、「変換制御手段による変換制御条
件を変更させて、遊技に供された遊技球に対する該変動
始動入賞装置への入賞率が所定の入賞率になるように補
正制御可能な始動入賞率補正制御手段」として機能する
ものとしたので、遊技者が実際に受けた遊技利益を予め
設定した遊技利益へ自動的に近付けることが可能とな
。したがって、遊技部5における障害釘や風車等を微
調整することなく、遊技者への実際の還元率たる現行ベ
ース値を設定ベース値に近付けることができ、調整の不
備等に起因して、著しく還元率の高い遊技機1…や、逆
に還元率の低い遊技機1…等が不本意に生ずることを防
止できるのである。
【0071】なお、遊技還元率としてのベース値には、
遊技者への還元率が著しく高められる別遊技中(本実施
例においては特定の遊技状態中)の遊技データは含ませ
ないことが望ましいので、第2遊技制御手段108より
権利発生中信号線L30′を介して権利発生中信号が有
効発射球数演算手段125及びベース値演算手段126
へ供給されるものとし(図21中、)、該信号の入力
中には、有効発射球の積算と排出賞球数の積算とを中止
するようにしてある。
【0072】続いて、特別領域通過球検出器71が入賞
球を検出することに基づいて開始される別遊技(可変表
示装置6を可変表示させる遊技)につき説明する。
【0073】流路切換装置10の特別領域通過球検出器
71が球を検出することに基づく特別領域通過球検出信
号が可変表示制御手段128に入力されると、該可変表
示制御手段128は第2可変表示装置としての可変表示
装置6へ第2変換指令信号を出力し、可変表示装置6の
変換表示を開始させると共に、乱数変更手段129より
供給されている乱数に基づいて可変表示装置6の停止図
柄を決定し、可変表示装置6の表示停止タイミング(停
止動作の開始タイミング及び停止時の図柄)を制御す
る。
【0074】上記可変表示制御手段128より出力され
る第2変換指令は停止図柄判定手段130へも供給する
ものとし、該信号によって停止図柄判定手段130は可
変表示装置6の表示図柄を判別可能にしてある。そし
て、可変表示制御手段128が可変表示装置6の表示を
停止することに関連して、可変表示制御手段128より
停止図柄判定手段130へ図柄停止信号線L34を介し
て供給される図柄停止信号が入力されることに基づい
て、停止図柄判定手段130は可変表示装置6の停止図
柄を判別し、この停止図柄が賞態様に該当する(当り)
か否か(外れ)を判定する。
【0075】ここで、停止図柄判定手段130が「当
り」と判定した場合には、切換駆動制御手段131に
「当り」である旨の信号たる当り判定信号を送るととも
に、後述する第2遊技制御手段108にも当り判定信号
を当り判定信号線L28′を介して供給する(図21
中、)。一方、停止図柄判定手段130が「外れ」と
判定した場合には、切換駆動制御手段131に「外れ」
である旨の信号たる外れ判定信号を送るとともに、後述
する第2遊技制御手段108にも外れ判定信号を外れ判
定信号線L29′を介して供給する(図21中、)。
そして、当り判定信号もしくは外れ判定信号を受けた切
換駆動制御手段131は、この信号にもとづいて流路切
換装置10の第1,第2ソレノイド91a,91bを選
択的に駆動制御するのである。
【0076】上記切換駆動制御手段131には、駆動部
材選択手段132のほかに第1駆動制御手段133、第
2駆動制御手段134を設けてあり、これら第1駆動制
御手段133もしくは第2駆動制御手段134へ駆動部
材選択手段132が選択的に信号出力することで、第1
駆動制御手段133よりの第1切換駆動信号に基づく第
1ソレノイド91aの駆動、もしくは第2駆動制御手段
134よりの第2切換駆動信号に基づく第2ソレノイド
91bの駆動が行われ、流路切換装置10における入賞
球の流下路が選択的に変更されるのである。
【0077】先ず、停止図柄判定手段130より外れ判
定信号が入力された場合、駆動部材選択手段132は第
2ソレノイド選択信号線L35を介して第2ソレノイド
選択信号を第2駆動制御手段134へ出力し、該信号が
入力されることで、第2駆動制御手段134は第2ソレ
ノイド91bを一定時間作動させて切換部材72を右回
りに回転させ、切換部材72の第1球通過口73内に球
を保持した後、一般排出口81を経て一般排出通路86
に落下させ排出する。
【0078】一方、停止図柄判定手段130より当り判
定信号が入力された場合、駆動部材選択手段132は第
1ソレノイド選択信号線L36を介して第1ソレノイド
選択信号を第1駆動制御手段133へ出力し、該信号が
入力されることで、第1駆動制御手段133は、第1ソ
レノイド91aを一定時間作動させて切換部材72を左
回りに回転させて、切換部材72の第2球通過口74内
に球を保持した後、特別排出口80を経て特別排出通路
85に落下させ排出する。なお、この排出球が特別排出
通路85に落下すると、特別入賞球検出器87がこの球
を検出して特別入賞球検出信号を送出するのである。
【0079】すなわち、可変表示装置6に表示された停
止図柄を、停止図柄判定手段130が「外れ」と判定し
た場合には、後述する第2遊技制御手段108の動作制
御によって、「外れ」の効果音を発生させるのみで、特
定の遊技状態へは移行しない。一方、停止図柄判定手段
130が「当り」と判定した場合には、上記の如く流路
切換装置10が制御されることで、特別入賞領域たる特
別排出口80へ球流路が切り換えられ、特別入賞球検出
器87が当該入賞球を検出することに基づいて、第2遊
技制御手段108の制御による特別遊技が行われる状態
(特定の遊技状態)に移行するのである。そして、特定
の遊技状態においては、特定入賞球検出器14よりの特
定入賞球検出信号が第2遊技制御手段108へ入力され
ることに基づいて、大入賞口としての変動入賞装置9を
所定条件が満たされるまで第2状態に変換させ、遊技者
が多量の賞球を獲得できるようにするのである。
【0080】上記可変表示制御手段128へ所定の乱数
を供給する乱数変更手段129は、第2遊技制御手段1
08より権利発生信号線L30′(図21中、)を介
して入力される権利発生信号もしくは権利終了信号線L
31′(図21中、)を介して入力される権利終了信
号に基づいて、権利発生率設定制御手段135より供給
される2種類の乱数のうちの一方を選択的に可変表示制
御手段128へ供給するのである。また、乱数変更手段
129は、選択した乱数の種別を遊技者に可視表示すべ
く、例えば可変表示装置6の適所(本実施例においては
上部の左右両側)に設けた第1有効乱数表示器114も
しくは第2有効乱数表示器115を点灯或いは点滅させ
るものとしてある。
【0081】例えば、権利発生率設定制御手段135に
おける特定の乱数テーブルより選択された任意の第1有
効乱数が第1有効乱数信号として、第1有効乱数信号線
L37を介して乱数変更手段129に供給された場合に
は、第1有効乱数選択信号を第1有効乱数選択信号線L
38を介して第1表示制御手段136へ出力し、該第1
表示制御手段136が第1有効乱数表示器114へ第1
有効乱数表示信号を出力することで、第1有効乱数表示
器114による可視表示が為されるのである。また、権
利発生率設定制御手段135における他の乱数テーブル
より選択された任意の第2有効乱数が第2有効乱数信号
として、第2有効乱数信号線L39を介して乱数変更手
段129に供給された場合には、第2有効乱数選択信号
を第2有効乱数選択信号線L40を介して第2表示制御
手段137へ出力し、該第2表示制御手段137が第2
有効乱数表示器115へ第2有効乱数表示信号を出力す
ることで、第2有効乱数表示器115による可視表示が
為されるのである。
【0082】次に、上記したベース値比較判定手段12
4aが還元率を補正するために制御する補助可変表示制
御手段121の一具体例を図22に基づき説明する。
【0083】ゲート通過球検出器12よりのゲート通過
球検出信号は、補助可変表示制御手段121内のゲート
通過制御手段138へ入力され、該信号の入力に基づい
てゲート通過制御手段138は、乱数抽出指令信号線L
41を介して乱数抽出指令信号を乱数選択手段139へ
出力する。また、ゲート通過制御手段138から補助変
動入賞装置制御手段122へ出力される図柄停止指令信
号はローレベルの信号とし、ゲート通過球検出器12よ
りゲート通過球検出信号が入力されることに基づいて補
助可変表示装置7の可変表示を行う際には、該図柄停止
指令信号をハイレベルに変換することで、補助変動入賞
装置制御手段122に対しては当該信号が入力されてい
ない状態となる。そして、このハイレベルの図柄停止指
令信号が2入力の第1アンド回路140の一方の入力端
に供給され、表示更新パルス発生手段141よりの表示
更新パルスが他方の入力端に入力される毎に、第1アン
ド回路140より補助図柄表示制御手段142へ表示更
新パルスが供給されることとなり、該表示更新パルスの
入力毎に補助図柄表示制御手段142は異なる図柄の表
示内容を表示させるための第1変換指令信号を補助可変
表示装置7へ供給してゆくのである。
【0084】上記乱数選択手段139には、夫々確率の
異なる複数種類の乱数テーブルとして、例えば、第1乱
数テーブル143(比較的確率の高い乱数テーブル)、
第2乱数テーブル144(通常使用する乱数テーブ
ル)、第3乱数テーブル145(比較的確率の低い乱数
テーブル)の3種類の乱数テーブルを設けてあり、第1
乱数テーブル143より選択された任意の数に該当する
第1乱数信号が2入力の第2アンド回路146の一方の
入力端へ、第2乱数テーブル144より選択された任意
の数に該当する第2乱数信号が2入力の第3アンド回路
147の一方の入力端へ、第3乱数テーブル145より
選択された任意の数に該当する第3乱数信号が2入力の
第4アンド回路148の一方の入力端へ、夫々入力され
るものとしてある。また、第2アンド回路146の他方
の入力端にはベース値比較判定手段124aより第1選
択信号線L42を介して第1選択信号が、第3アンド回
路147の他方の入力端にはベース値比較判定手段12
4aより第2選択信号線L43を介して第2選択信号
が、第4アンド回路148の他方の入力端にはベース値
比較判定手段124aより第3選択信号線L44を介し
て第3選択信号が、夫々入力されるようにしてある。
【0085】非介入時の遊技状態(ベース値比較判定手
段124aが還元率の補正のために遊技制御に介入しな
い状態)においては、ベース値比較判定手段124aよ
り第2選択信号が補助可変表示制御手段121へ供給さ
れるものとしてあり、該第2選択信号の入力に基づい
て、第3アンド回路147より第2乱数信号が第1オア
回路149を介して乱数抽出手段150へ供給されるこ
ととなる。そして、ゲート通過球検出器12のゲート通
過球検出に基づいて、乱数抽出指令信号が乱数抽出手段
150へ入力されることにより、該乱数抽出手段150
は第2乱数信号を図柄選択手段151へ供給する。この
図柄選択手段151は供給された第2乱数信号に該当す
る図柄を選択し、この図柄に応じた信号を図柄比較手段
152へ供給するのである。
【0086】上記ゲート通過制御手段138は、補助可
変表示装置7による変換動作を開始させる(本実施例に
おいては図柄停止信号をハイレベルに反転させる)こと
に基づいて、タイマ手段153に所定時間を計時させ、
該タイマ手段153が所定時間を計時すると、図柄比較
手段152へ比較指令信号線L45を介して比較指令信
号を出力する。そして、該比較指令信号を受けた図柄比
較手段152は、補助図柄表示制御手段142が補助可
変表示装置7へ出力した第1変換指令信号に該当する表
示図柄が、図柄選択手段151より供給された図柄とを
比較判定し、両者が一致すると、同一判定信号線L46
を介して同一判定信号をゲート通過制御手段138へ出
力する。この同一判定信号を受けたゲート通過制御手段
138は、図柄停止信号をハイレベルからローレベルに
反転させることで、表示更新パルス発生手段141の表
示更新パルスが補助図柄表示制御手段142へ供給され
ることがないようにし、当該図柄で停止させるのであ
る。
【0087】なお、上記した一連の遊技制御中に、さら
に別のゲート通過球検出信号がゲート通過球検出器12
より入力された場合には、これらのゲート通過球検出信
号を所定数(例えば4個)まで、ゲート通過制御手段1
38が記憶保持するものとしてある。また、このゲート
通過球検出信号の記憶数はゲート通過球記憶信号とし
て、ゲート通過球記憶信号線L47を介して第3表示制
御手段154へ供給され、該記憶信号に応じた始動記憶
数表示信号が第3表示制御手段154より補助可変表示
始動記憶表示器113へ出力されるのである。
【0088】以上は、ベース値比較判定手段124aの
非介入時における制御動作であったが、例えば、現行ベ
ース値が設定ベース値よりも低かった場合には、ベース
値比較判定手段124aより第1選択信号が補助可変表
示制御手段121へ供給されることとなる。該第1選択
信号が入力されることによって、比較的当り確率の高い
第1乱数が乱数抽出手段150へ供給され、図柄選択手
段151によって選択される図柄が賞態様である確率を
高め、補助変動入賞装置制御手段122が第2状態に変
換されて打球を受け入れる確率を高め、遊技者への賞球
数を増やし、もって現行ベース値を設定ベース値へ近付
けるのである。
【0089】一方、現行ベース値が設定ベース値よりも
高かった場合には、ベース値比較判定手段124aより
第3選択信号が補助可変表示制御手段121へ供給され
ることとなる。該第3選択信号が入力されることによっ
て、比較的当り確率の低い第3乱数が乱数抽出手段15
0へ供給され、図柄選択手段151によって選択される
図柄が賞態様である確率を低め、補助変動入賞装置制御
手段122が第2状態に変換されて打球を受け入れる確
率を悪くして、遊技者への賞球数を減らし、もって現行
ベース値を設定ベース値へ近付けるのである。
【0090】上記のようにして、補助可変表示制御手段
121による補助可変表示装置7の変換表示制御が行わ
れた後に、補助可変表示装置7の表示図柄に応じて補助
変動入賞装置8を第2状態に変換する動作制御を行う補
助変動入賞装置制御手段122は、補助可変表示制御手
段121より供給される第1変換指令信号と、図柄停止
信号とに基づいて、補助可変表示装置7における停止図
柄を判定する。
【0091】上記補助可変表示制御手段121よりの第
1変換指令信号および図柄停止信号は補助変動入賞装置
制御手段122内の停止図柄判定手段155へ供給さ
れ、該停止図柄判定手段155は図柄停止信号が入力
(信号レベルが“L”)された時点における表示図柄
と、予め定められた賞態様の図柄とを比較判定し、賞態
様に該当した場合にのみ、補助図柄当り判定信号を補助
図柄当り判定信号線L48を介して、補助変動入賞装置
制御手段122内の第3駆動制御手段156、タイマ手
段157、特別領域通過球計数手段158へ夫々供給す
る。なお、この信号(図23中、)は第2遊技制御手
段108へも供給されるものとしてある。
【0092】先ず、第3駆動制御手段156は補助図柄
当り判定信号が入力されることに伴って、補助変動入賞
装置8のソレノイド60へ補助変動入賞装置駆動信号を
出力し、補助変動入賞装置8を遊技者にとって有利な第
2状態に変換させる。また、第3駆動制御手段156は
この補助変動入賞装置8の変換動作を行っている間に
は、補助変動入賞装置動作中信号を補助可変表示制御手
段121へ出力するものとしてあり、上記したように、
該信号が補助可変表示制御手段121のゲート通過制御
手段138へ入力されている間は、ゲート通過球検出信
号の入力に基づく補助可変表示装置7の可変表示動作が
規制されるのである。
【0093】一方、補助図柄当り判定信号の入力に伴っ
て、タイマ手段157は予め定められた所定時間の計時
を開始し、特別領域通過球計数手段158は特別領域通
過球検出器71よりの特別領域通過球検出信号を計数す
る。そして、タイマ手段157は所定時間が経過するこ
とに伴って、タイムアップ信号を第3駆動制御手段15
6へタイムアップ信号線L49を介して出力し、特別領
域通過球計数手段158は予め定められた所定数の特別
領域通過球を計数することに伴って、所定通過球計数信
号を第3駆動制御手段156へ所定通過球計数信号線L
50を介して出力する。
【0094】斯くして、第3駆動制御手段156は、タ
イマ手段157よりのタイムアップ信号もしくは特別領
域通過球計数手段158よりの所定通過球計数信号のう
ち、何れか最先の信号が入力されることを条件に、ソレ
ノイド60への補助変動入賞装置駆動信号出力を停止
し、補助変動入賞装置8を遊技者にとって不利な第1状
態に再変換させる。すなわち、補助変動入賞装置8を開
放して行う別遊技は、補助変動入賞装置8の第2状態保
持時間が所定時間を経過するか、もしくは補助変動入賞
装置8へ所定数の球が入賞するかの条件が満たされた時
点で終了するのである。また、第3駆動制御手段156
は、ソレノイド60への補助変動入賞装置駆動信号出力
を停止すると同時に、補助可変表示制御手段121への
補助変動入賞装置動作中信号出力も停止し、補助可変表
示制御手段121による補助可変表示装置7の可変表示
が可能な状態に復帰する。
【0095】次に、遊技者への還元率を設定する還元率
設定手段としてのベース値設定制御手段123につい
て、図24に基づき説明する。先ず、このベース値設定
制御手段123を能動化するために、第1キー用いて第
1キー挿入検出器110より第1キー挿入検出信号を出
力させる。この信号がベース値選択手段159、設定ベ
ース値記憶手段160、設定ベース値表示制御手段16
1へ入力されることに伴って、これらが能動化され、設
定が可能な状態となるのである。
【0096】ベース値選択手段159が能動化される
と、ベース値設定スイッチ109よりのベース値選択信
号を有効に受け入れ得る状態となり、管理者がベース値
設定スイッチ109を選択操作することによって、ベー
ス値設定スイッチ109よりベース値選択手段159へ
ベース値選択信号が入力される。そして、ベース値選択
手段159は、該選択信号に応じたベース値を、予めベ
ース値設定制御手段123内に設けてあるベース値1,
ベース値2,ベース値3,…,ベース値nの何れかを選
択して、該ベース値を設定ベース値記憶手段160及び
設定ベース値表示制御手段161へ供給する。
【0097】設定ベース値記憶手段160は、この選択
されたベース値を設定ベース値として記憶保持し、該設
定ベース値をベース値比較判定手段124aへ供給する
のである。また、設定ベース値表示制御手段161は、
選択されたベース値に応じた数値等を設定ベース値表示
器38によって可視表示させるべく、設定ベース値表示
信号を設定ベース値表示器38へ出力する。上記のよう
にして設定したベース値が適正な値であると確認し、管
理者が第1キーを引き抜くと、第1キー挿入検出器11
0よりの第1キー挿入検出信号が入力されなくなること
によって、ベース値選択手段159、設定ベース値記憶
手段160、設定ベース値表示制御手段161は再び非
能動化され、当該設定ベース値に固定される。
【0098】なお、このようにして設定された設定ベー
ス値は、当該遊技機1の電源が断たれた後も、新たなベ
ース値が選択されるまで、有効な設定ベース値として記
憶保持させるように、バックアップ機能等を付加しても
良い。また、本実施例においては、予めベース値設定制
御手段123内に設定してあるベース値の中から設定ベ
ース値を選択するものとしたが、任意のベース値を外部
から(ベース値設定スイッチ109等から)入力するこ
とで、設定できるように構成しても良い。
【0099】次に、特定の遊技状態となる確率たる権利
発生率を設定するための権利発生率設定制御手段135
について、図25に基づき説明する。先ず、この権利発
生率設定制御手段135を能動化するために、第2キー
用いて第2キー挿入検出器112より第2キー挿入検出
信号を出力させる。この信号が使用乱数選択手段16
2、第1乱数記憶手段163、第2乱数記憶手段16
4、設定権利発生率表示制御手段165へ入力されるこ
とに伴って、これらが能動化され、設定が可能な状態と
なるのである。
【0100】使用乱数選択手段162が能動化される
と、権利発生率設定スイッチ111よりの権利発生率選
択信号を有効に受け入れ得る状態となり、管理者が権利
発生率設定スイッチ111を選択操作することによっ
て、権利発生率設定スイッチ111より使用乱数選択手
段162へ権利発生率選択信号が入力される。そして、
使用乱数選択手段162は、該選択信号に応じた権利発
生率としての乱数を、予めベース値設定制御手段123
内に設けてある乱数1,乱数2,乱数3,…,乱数nの
何れかより2種類の乱数を選択して、これら乱数の一方
を第1乱数記憶手段163及び設定権利発生率表示制御
手段165へ、他方の乱数を第2乱数記憶手段164及
び設定権利発生率表示制御手段165へ夫々供給する。
【0101】第1乱数記憶手段163は、この選択され
た乱数を第1有効乱数として記憶保持し、該第1有効乱
数を第1有効乱数信号として乱数変更手段129へ供給
するのである。一方、第2乱数記憶手段164は、この
選択された乱数を第2有効乱数として記憶保持し、該第
2有効乱数を第2有効乱数信号として乱数変更手段12
9へ供給するのである。また、第1乱数記憶手段163
は、上記第1乱数記憶手段163用に選択された乱数
と、第2乱数記憶手段164用に選択された乱数とに応
じた権利発生率を設定権利発生率表示器37によって可
視表示させるべく、設定権利発生率表示信号を設定権利
発生率表示器37へ出力する。上記のようにして設定し
た権利発生率が適正な値であると確認し、管理者が第2
キーを引き抜くと、第2キー挿入検出器112よりの第
2キー挿入検出信号が入力されなくなることによって、
使用乱数選択手段162、第1乱数記憶手段163、第
2乱数記憶手段164、設定権利発生率表示制御手段1
65は再び非能動化され、当該設定権利発生率に固定さ
れる。
【0102】なお、このようにして設定された権利発生
率は、当該遊技機1の電源が断たれた後も、新たな権利
発生率が選択されるまで、有効な権利発生率として記憶
保持させるように、バックアップ機能等を付加しても良
い。また、本実施例においては、権利発生率選択信号に
応じて、使用乱数選択手段162が予め権利発生率設定
制御手段135内に設定してある乱数群の中から2種類
の乱数を選択するものとしたが、2種類の乱数を外部か
ら(権利発生率設定スイッチ111等から)特定して、
設定できるように構成しても良い。
【0103】斯くして、権利発生率設定制御手段135
より供給される第1有効乱数信号および第2有効乱数
は乱数変更手段129へ供給され、該乱数変更手段1
29において何れか一方の有効乱数が選択的に可変表示
制御手段128へ送られ、可変表示装置6の制御に供さ
れるのである。この乱数選択を行う乱数変更手段129
に付いて、図26に基づき説明する。
【0104】上記した権利発生率設定制御手段135よ
り供給された2種類の乱数から使用乱数を選択するため
の選択制御は乱数変更手段129により行われ、可変表
示装置6における特別図柄表示のために選択された有効
乱数は、第1有効乱数表示器114または第2有効乱数
表示器115によって遊技者に可視表示される。例え
ば、乱数変更手段129よりの第1有効乱数を選択した
場合には、乱数変更手段129より第1有効乱数選択信
号が第1表示制御手段136へ出力されると共に、乱数
変更手段129より第2表示制御手段137への第2有
効乱数選択信号は出力停止される。斯くして、第1表示
制御手段136のみから第1有効乱数表示器114へ第
1有効乱数表示信号が出力されて、第1有効乱数表示器
114による第1有効乱数選択状態が遊技者に可視表示
される。
【0105】同様に、乱数変更手段129よりの第2有
効乱数を選択した場合には、乱数変更手段129より第
2有効乱数が第2表示制御手段137へ出力されると共
に、乱数変更手段129より第1表示制御手段136へ
の第1有効乱数選択信号は出力停止される。斯くして、
第2表示制御手段137のみから第2有効乱数表示器1
15へ第2有効乱数表示信号が出力されて、第2有効乱
数表示器115による第2有効乱数選択状態が遊技者に
可視表示される。
【0106】しかして、これら使用乱数の選択および選
択された乱数の表示制御は、乱数変更手段129内の乱
数変更状態検出手段166より出力される第1有効乱数
選択信号もしくは第2有効乱数選択信号によって為され
るものとしてある。この乱数変更状態検出手段166が
第1有効乱数を選択した場合に出力する第1有効乱数選
択信号は、2入力の第5アンド回路167の一方の入力
端に供給され、第2有効乱数を選択した場合に出力する
第2有効乱数選択信号は、2入力の第6アンド回路1
8の一方の入力端に供給されるものとしてある。そし
て、第5アンド回路167の他方の入力端には乱数変更
手段129よりの第1有効乱数が、第6アンド回路1
8の他方の入力端には乱数変更手段129よりの第2有
効乱数が夫々供給されるようにしてあり、上記した乱数
変更状態検出手段166よりの第1有効乱数選択信号も
しくは第2有効乱数選択信号の何れかが入力されたアン
ド回路のみが開き、第1有効乱数もしくは第2有効乱数
の一方のみが使用乱数として、第2オア回路169を介
して可変表示制御手段128へ供給される。
【0107】なお、乱数変更状態検出手段166が第1
有効乱数もしくは第2有効乱数の何れかを選択する際の
選択基準は特に限定されるものではないが、本実施例に
おいては、第2遊技制御手段108よりの権利発生中信
号および権利終了信号(図26中、および)を用い
て、適宜な構成のフリップフロップ等の出力を反転さ
せ、一定のタイミングで使用乱数とする有効乱数を選択
的に変更する場合を想定してある。例えば、当該遊技機
1の電気的制御装置33がリセットされた後(電源投入
後)、最初の特別遊技たる特定の遊技状態が終了するま
では、遊技者にとって不利な第1有効乱数を使用し、当
該特定の遊技状態の終了に伴って、遊技者にとってより
有利な第2有効乱数を使用乱数とする。そして、次回の
特別遊技の権利が発生すると、遊技者にとって不利な第
1有効乱数に戻り、そのときから2回目の特別遊技が終
了することに伴って、再び遊技者とって有利な第2有効
乱数を使用乱数とするのである。
【0108】すなわち、本実施例においては、可変表示
制御手段128,乱数変更手段129,停止図柄判定手
段130,権利発生率設定制御手段135等が協働する
ことで、「変動始動入賞装置への遊技球の入賞に応じて
抽出する所要の乱数に基づき、上記可変表示装置におけ
る可変表示の停止結果態様が所要の発生確率により上記
特別表示態様になるように制御する表示制御手段」とし
て機能し、この表示制御手段が抽出する乱数は、特別表
示態様の発生確率が低く遊技者にとって不利な第1乱数
として権利発生率設定制御手段135の第1乱数記憶手
段163に記憶される第1有効乱数と、第1乱数より特
別表示態様の発生確率が高く遊技者にとって有利な第2
乱数として権利発生率設定制御手段135の第2乱数記
憶手段164に記憶される第2有効乱数とで構成し、さ
らに、権利発生率設定制御手段135より第1有効乱数
および第2有効乱数が供給される乱数変更手段129に
よって、「可変表示装置の停止結果態様が複数種類の特
別表示態様のうちの特定の特別表示態様になったことに
基づき発生した特別遊技状態の終了に基づいて、抽出す
る乱数を上記第1乱数から上記第2乱数に変更し、該第
2乱数から抽出した乱数により可変表示装置の停止結果
態様が特別表示態様となって特別遊技状態が発生したこ
とに基づいて、抽出する乱数を上記第2乱数から上記第
1乱数に変更する制御を行う乱数変更手段」としての機
能を具現化するのである。
【0109】斯くして、乱数変更手段129において選
択された有効乱数が可変表示制御手段128へ使用乱数
として供給されると、該可変表示制御手段128は、そ
の後に特別領域通過球検出器71より特別領域通過球検
出信号が入力されることに伴って、可変表示装置6の表
示図柄を決定すると共に、該図柄が停止図柄となるよう
に可変表示装置6の表示変換動作を制御する。この可変
表示制御手段128について図27に基づき説明する。
【0110】上記乱数変更手段129より供給される使
用乱数は、可変表示制御手段128の乱数抽出手段17
0へ供給され、特別領域通過球検出器71より特別領域
通過球検出信号が入力されることに伴って、該乱数抽出
手段170は供給された使用乱数から任意の数を抽出す
る。この抽出された数は停止図柄選択手段171へ供給
され、該停止図柄選択手段171によって「当り」に該
当する数か「外れ」に該当する数か判定される。「当
り」に該当する数であった場合には、賞態様として表示
する表示図柄を決定して、この図柄を停止図柄として表
示図柄置換手段172へ供給する。一方、「外れ」に該
当する数であった場合には、賞態様に該当しない図柄を
決定して、この図柄を停止図柄として表示図柄置換手段
172へ供給する。
【0111】ここで、表示図柄置換手段172にも特別
領域通過球検出器71よりの特別領域通過球検出信号が
入力されるようにしてあり、該信号の入力に伴って、表
示図柄置換手段172は表示可変制御手段173より供
給される変動図柄を可変表示装置6への第2変換指令信
号として出力し、可変表示装置6における可変表示が開
始される。また、表示可変制御手段173へは表示更新
パルス発生手段174より一定時間毎に表示更新パルス
が供給されており、該表示更新パルスが入力される毎
に、表示可変制御手段173は表示図柄置換手段172
へ供給する変動図柄を更新させ、該変動図柄に応じた第
2変換指令信号が可変表示装置6へ出力されることで、
変換表示が行われるのである。
【0112】そして、例えば可変表示装置6の変換表示
開始から所定時間が経過することで、表示図柄置換手段
172が内蔵する計時手段がタイムアップすると、該表
示図柄置換手段172は表示可変制御手段173よりの
変動図柄と停止図柄選択手段171よりの停止図柄とが
一致するか否かの判定を開始し、両者が一致した時点
で、可変表示装置6に表示させる図柄を固定すると共
に、停止図柄判定手段130へ図柄停止信号を出力す
る。斯くして、前述した停止図柄の判定動作が停止図柄
判定手段130において行われ、停止図柄の判定結果に
基づいて特別遊技への移行もしくは通常遊技への復帰が
選択的に制御されるのである。
【0113】次に、変動入賞装置9などを上記したよう
に作動して特別遊技を制御する第2遊技制御手段108
について図28に基づき説明する。
【0114】流路切換装置10の特別入賞球検出器87
よりの特別入賞球検出信号は第7アンド回路175の一
方の入力端に供給されるものとし、該第7アンド回路1
75の他方の入力端には、前記した第1遊技制御手段1
07の停止図柄判定手段130よりの当り判定信号が入
力されるものとする(図28中、)。したがって、停
止図柄判定手段130からハイレベルの当り判定信号が
第7アンド回路175の一方に入力されている状態で、
特別入賞球検出器87からハイレベルの特別入賞球検出
信号が他方に入力されたときにのみ第7アンド回路17
5が開いて、特別装置たる変動入賞装置9の作動を促す
ための特別装置作動指令信号が特別装置作動指令信号線
L51を介して特別装置作動制御手段176に送出す
る。即ち、遊技者が針金等を使用して特別入賞球検出器
87を作動させ、不正に特別入賞球検出信号を発生させ
ても、停止図柄判定手段130からの当り判定信号が入
力されていない限り特別遊技は開始されることはない。
このため、不正行為を未然に防止することができる。
【0115】そして、第7アンド回路175からの特別
装置作動指信号を受信した特別装置作動制御手段17
6は、効果音発生手段177と第4表示制御手段178
とに権利発生中信号を送信する。これに応じて、効果音
発生手段177は音声出力信号を発し、スピーカ116
から特別遊技の権利が発生した旨の効果音を発生させ
る。また、第4表示制御手段178はランプ等からなる
特別装置作動表示器117へ特別装置作動表示信号を出
力し、該特別装置作動表示器117によって特別遊技の
権利が発生したことを遊技者に知らせる。また、この権
利発生中信号は、後述する特定入賞制御手段179、特
定入賞球計数手段180、大入賞口作動回数計数手段1
81にも供給されるものとしてあり、特定入賞制御手段
179、特定入賞球計数手段180、大入賞口作動回数
計数手段181を夫々能動化する。また、この権利発生
中信号は第1遊技制御手段107の有効発射球数演算手
段125、ベース値演算手段126、乱数変更手段12
9にも供給するものとしてある(図28中、)。
【0116】特定入賞口13へ打球が入賞して、特定入
賞球検出器14が打球を検出すると、特定入賞球検出信
号を特定入賞制御手段179に送信する。この特定入賞
球検出信号を受信した特定入賞制御手段179は、特定
入賞個数計数信号を特定入賞個数計数信号線L52を介
して特定入賞球計数手段180へ送信するとともに、大
入賞口作動開始信号を大入賞口作動開始信号線L53を
介して変動入賞装置駆動制御手段182へ送信する。こ
の大入賞口作動開始信号は、大入賞口作動回数計数手段
181にも供給するものとしてあり、上記特別装置作動
制御手段176よりの権利発生中信号が入力された後に
供給された大入賞口作動開始信号を計数することで、当
該権利中における変動入賞装置9の第2状態変換回数と
し、該変換回数を作動回数信号として作動回数信号線L
54を介して第5表示制御手段183へ供給する。そし
て、この第5表示制御手段183がLED等からなる作
動回数表示器119へ作動回数表示信号を供給すること
により、大入賞口の作動回数が作動回数表示器119に
表示される。
【0117】上記特定入賞制御手段179より特定入賞
個数計数信号を受信した特定入賞球計数手段180は、
特定入賞数信号線L55を介して第6表示制御手段18
4へ特定入賞数信号を出力し、該特定入賞数信号を受け
た第6表示制御手段184が特定入賞口入賞数表示器1
18へ特定入賞口入賞数表示信号を出力することによ
り、特定入賞口13に入賞した入賞個数が特定入賞口入
賞数表示器118に表示される。また、特定入賞球計数
手段180は、特定入賞口13への入賞個数を計数し
て、入賞個数が16個となると、権利終了信号(特定遊
技状態の終了を意味する信号)を特別装置作動制御手段
176へ出力し、該特別装置作動制御手段176をリセ
ットする。また、この権利終了信号は、第1遊技制御手
段107の乱数変更手段129に乱数更新用の信号とし
て供給される(図28中、)。
【0118】また、上記した特定入賞制御手段179よ
り大入賞口作動開始信号が入力されることに伴って、変
動入賞装置9のソレノイド48に特別装置駆動信号を出
力して、変動入賞装置駆動制御手段182に内蔵された
タイマ185で定めた一定時間、或いは後述する入賞数
計数手段186から大入賞口作動終了信号線L56を介
して大入賞口作動終了信号を受信するまで、変動入賞装
置9を遊技者にとって不利な第1状態から有利な第2状
態に変換する。
【0119】なお、この特別装置駆動信号は入賞数計数
手段186及び特定入賞制御手段179へも供給される
ものとしてあり、該信号の入力に伴って入賞数計数手段
186が能動化されると共に、特定入賞制御手段179
は当該特別装置駆動信号の入力中においては、新たな特
定入賞球検出信号の入力に基づく大入賞口作動開始信号
の出力が規制されるのである。さらに、この特別装置駆
動信号は、効果音発生手段177にも送信され(図28
中、)、該効果音発生手段177よりスピーカ116
へ適宜な音声出力信号が発されることで、変動入賞装置
9が作動中であることを遊技者に認識させる。
【0120】また、この効果音発生手段177は、上記
第1遊技制御手段107の補助可変表示制御手段121
より第1変換指令信号線L10′(図28中)を介し
て供給される第1変換指令信号、補助変動入賞装置制御
手段122より補助変動入賞装置駆動信号線L11′
(図28中)および補助図柄当り判定信号線L48′
(図28中)を介して夫々供給される補助変動入賞装
置駆動信号および補助図柄当り判定信号、停止図柄判定
手段130より当り判定信号線L28′(図28中)
および外れ判定信号線L29′(図28中)を介して
夫々供給される当り判定信号および外れ判定信号に応じ
た適宜な音声を出力させるものとしてある。
【0121】入賞数計数手段186は、上記したように
賞口作動中信号により能動化され、能動化状態にお
いて、変動入賞装置9に打球が入賞することに基づいて
計数用検出器52から発される大入賞口入賞球検出信号
を計数することにより、タイマ185の駆動制御に基づ
いて第2状態に変換された変動入賞装置9への全入賞球
数を計数する。そして、その計数値たるカウント信号を
カウント信号線L57を介して第7表示制御手段187
へ出力し、該第7表示制御手段187が大入賞口入賞数
表示器120へ大入賞口入賞数表示信号を出力すること
で、変動入賞装置9への入賞個数を大入賞口入賞数表示
器120に表示させるのである。また、上記したように
入賞数計数手段186において一定数、例えば入賞球が
10個に達する毎に変動入賞装置駆動制御手段182に
大入賞口作動終了信号を送信し、変動入賞装置9を第2
状態に変換して行う特別遊技の1サイクルを終了させ
る。
【0122】なお、本発明において、可変表示装置6の
確率を設定したり基準ベース値を設定するための設定操
作部35は、前記した実施例に限定されるものではな
い。例えば、ベース値を権利発生率との組み合わせを予
め設定しておき、この組み合わせを選択モードとし、こ
れらのモードから適宜な選択を行うことで、ベース値と
権利発生率との設定を一括して行うことが可能となる。
また、遊技店における各種遊技機1…を総括的に管理す
る管理装置からこれらの設定を行えるようにしても良
い。
【0123】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、所要遊技条件の成立に基づいて変換制御手
段により変換制御される始動入賞手段を、遊技者にとっ
て不利な第1状態と遊技者にとって有利な第2状態とに
変換する変動始動入賞装置とし、該変動始動入賞装置の
変換制御を行う変換制御手段は、変動始動入賞装置への
入賞率が所定の入賞率になるように始動入賞率補正手段
によって変換制御条件を変更されるものとしたので、変
動始動入賞装置への入賞率が所定の入賞率より低い場合
には、変動始動入賞装置へ入賞し易いような変換制御が
行われ、逆に、変動始動入賞装置への入賞率が所定の入
賞率より高い場合には、変動始動入賞装置へ入賞し難い
ような変換制御が行われることとなるので、従来のよう
な障害釘の調整なしでも、変動始動入賞装置への入賞率
を簡単且つ確実に目的の入賞率とすることが可能とな
る。また、変動始動入賞装置への遊技球の入賞に応じ
て、可変表示装置における可変表示の停止結果態様が所
要の発生確率で特別表示態様となるように所要の乱数を
抽出し、抽出した乱数に応じて決定した停止結果態様が
得られるような可変表示制御を行う表示制御手段は、乱
数変更手段により、特別表示態様の発生確率が低い第1
乱数と該第1乱数より特別表示態様の発生確率が高い第
2乱数の何れか一方の乱数を抽出するものとし、この乱
数変更手段による乱数変更は、可変表示装置の停止結果
態様が複数種類の特別表示態様のうちの特定の特別表示
態様になったことに基づき発生した特別遊技状態の終了
に基づく第1乱数から第2乱数への変更制御と、該第2
乱数から抽出した乱数により可変表示装置の停止結果態
様が特別表示態様となって特別遊技状態が発生したこと
に基づく第2乱数から第1乱数への変更制御と、が各々
行われるようにしたので、各遊技機における変動始動入
賞装置への入賞率が目的とする入賞率で一律に補正され
るような制御を行ったとしても、遊技機によっては特別
遊技状態が続いて発生したり、また特別遊技状態の発生
が続かなかったりして、特別遊技状態の発生状況に変化
を持たせることが可能となり、特別遊技状態の発生頻度
に応じて遊技者の獲得利益に差異が生ずるので、遊技利
益の獲得に対して遊技意欲を惹起して興趣の高い遊技機
となし 得る。しかも、釘調整状態の判別等に習熟した遊
技者のみが利益を獲得し易い傾向にあった従来の遊技機
とは異なり、遊技者間の不均衡が生ずることを効果的に
防ぐことができるという効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】遊技機の正面図である。
【図2】打球発射装置の概略を示す正面図である。
【図3】遊技機の背面図である。
【図4】遊技盤の正面図である。
【図5】変動入賞装置の斜視図である。
【図6】変動入賞装置を裏側から見た状態の分解斜視図
である。
【図7】補助変動入賞装置の斜視図である。
【図8】補助変動入賞装置を裏側から見た状態の分解斜
視図である。
【図9】補助変動入賞装置と流路切換装置の断面図であ
る。
【図10】流路切換装置の斜視図である。
【図11】流路切換装置の分解斜視図である。
【図12】流路切換装置の平面図である。
【図13】流路切換装置が外部からの操作で回動されよ
うとした場合を説明する、流路切換装置の平面図であ
る。
【図14】流路切換装置の回動を説明する、流路切換装
置の平面図である。
【図15】不正回動防止部材の平面図である。
【図16】流路切換装置の待機状態を示した、流路切換
装置の斜視図である。
【図17】流路切換装置の回動状態を示した、流路切換
装置の斜視図である。
【図18】流路切換装置が球を排出通路へ導出する状態
を示した、流路切換装置の斜視図である。
【図19】特別入賞球検出器の取付位置を示す、流路切
換装置を下側から見た分解斜視図である。
【図20】電気的制御装置の概略ブロック図である。
【図21】電気的制御装置における第1遊技制御手段の
概略ブロック図である。
【図22】補助可変制御手段の概略ブロック図である。
【図23】補助変動入賞装置駆動制御手段の概略ブロッ
ク図である。
【図24】ベース値設定制御手段の概略ブロック図であ
る。
【図25】権利発生率設定制御手段の概略ブロック図で
ある。
【図26】乱数変更手段の概略ブロック図である。
【図27】可変表示制御手段の概略ブロック図である。
【図28】第2遊技制御手段の概略ブロック図である。
【符号の説明】
1 遊技機 3 遊技盤 5 遊技部6 可変表示装置 8 補助変動入賞装置121 補助可変表示制御手段 122 補助変動入賞装置制御手段 123 ベース値設定制御手段 124 ベース値補正手段 125 有効発射球数演算手段 126 ベース値演算手段128 可変表示制御手段 129 乱数変更手段 130 停止図柄判定手段 135 権利発生率設定制御手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遊技部を形成する遊技盤に、複数の識別
    情報を可変表示可能な可変表示装置と、遊技球の入賞に
    基づき該可変表示装置における可変表示の始動条件を付
    与可能な始動入賞手段と、を備え、上記可変表示の停止
    結果態様が予め定められた特別表示態様となったことに
    関連して遊技者にとって有利な特別遊技状態を発生可能
    な遊技機において、 上記始動入賞手段は、当該入賞手段への遊技球の入賞状
    態を、遊技者にとって不利な第1状態と、遊技者にとっ
    て有利な第2状態とに変換可能な変動始動入賞装置とし
    て構成し、 所要遊技条件の成立に基づき上記変動始動入賞装置を上
    記第2状態に変換させると共に、所要の終了条件の成立
    に基づき該第2状態の変動始動入賞装置を上記第1状態
    に変換させる変換制御手段と、 上記変換制御手段による変換制御条件を変更させて、遊
    技に供された遊技球に対する該変動始動入賞装置への入
    賞率が所定の入賞率になるように補正制御可能な始動入
    賞率補正制御手段と、 上記変動始動入賞装置への遊技球の入賞に応じて抽出す
    る所要の乱数に基づき、上記可変表示装置における可変
    表示の停止結果態様が所要の発生確率により上記特別表
    示態様になるように制御する表示制御手段と、 上記表示制御手段に抽出される所要の乱数は、上記特別
    表示態様の発生確率が低く遊技者にとって不利な第1乱
    数と、該第1乱数より特別表示態様の発生確率が高く遊
    技者にとって有利な第2乱数と、で構成され、 上記表示制御手段には、さらに、 上記可変表示装置の停止結果態様が複数種類の特別表示
    態様のうちの特定の特別表示態様になったことに基づき
    発生した特別遊技状態の終了に基づいて、抽出する乱数
    を上記第1乱数から上記第2乱数に変更し、該第2乱数
    から抽出した乱数により可変表示装置の停止結果態様が
    特別表示態様となって特別遊技状態が発生したことに基
    づいて、抽出する乱数を上記第2乱数から上記第1乱数
    に変更する制御を行う乱数変更手段、 を含む ことを特徴とする遊技機。
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JP7178079B2 (ja) * 2018-06-29 2022-11-25 株式会社大一商会 遊技機
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