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JP3072983B2 - 衣服用ハンガー掛け - Google Patents
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JP3072983B2 - 衣服用ハンガー掛け - Google Patents

衣服用ハンガー掛け

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JP3072983B2 JP10170065A JP17006598A JP3072983B2 JP 3072983 B2 JP3072983 B2 JP 3072983B2 JP 10170065 A JP10170065 A JP 10170065A JP 17006598 A JP17006598 A JP 17006598A JP 3072983 B2 JP3072983 B2 JP 3072983B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、衣服用ハンガー
掛け、即ち、複数の衣服用ハンガーを掛けることができ
て、他の適当な箇所にまとめて複数の衣服用ハンガーを
吊るすことのできるものに関する。
【0002】
【従来の技術】衣服用ハンガーは、衣類を掛けて適当の
箇所に吊るすのに用いられるが、衣類が増えてくるに従
って、かける場所が足らなくなってくる。例えば、壁に
設けた一つのフックには、通常、一つのハンガーしか掛
けることができず、無理をして複数のハンガーを掛けた
場合には、ハンガー部分が重なりあい、見苦しくなるこ
とは勿論、ハンガーの取り外しが困難になる。また、洋
服ダンスのハンガー用のパイプに、ハンガーを掛ける場
合、洋服ダンスの横幅以上のハンガーを掛けることはで
きない。また、ハンガー用のパイプと洋服ダンスの天板
との間の間隔が小さいと、ハンガーの着脱が困難となる
場合がある。さらに、洗濯物を干す場合にも、衣服用ハ
ンガーを用いることがあるが、物干し竿に複数の衣服用
ハンガーを掛けた場合、風で衣服用ハンガー間の間隔が
狭まり、干している衣類と衣類とが接触して、風通しが
悪くなり、乾き難いと言ったことがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本願発明は、複数の衣
服用ハンガーを、1箇所に掛けることができるようにし
たり、ハンガー用のパイプと洋服ダンスの天板との間の
間隔が小さいときにも、ハンガーの着脱を容易に行うこ
とができるようにしたり、物干し竿に複数のハンガーを
掛ける際にも、ハンガーで吊るしてある衣類と衣類との
間隔を一定に保つことができるようにしたりと、種々の
目的に使用できる衣服用ハンガー掛けの提供を目的とす
る。さらに、このような種々の目的に用いる際に、使い
易く、常に安定したバランスを保つことができる衣服用
ハンガー掛けの提供を目的とする。特に、図5に示すよ
うに、2つの回動軸51,52のみで実施した衣服用ハ
ンガー掛けでは、両回動軸51,52は、回動軸として
作用しない場合がある。そのため、回動する回動軸がな
くなり、フック4が吊下げ部材tに対して回動せざるを
得ないが、回動しにくいことは勿論、全体を持ち上げる
力で、フック4が吊下げ部材tの先端に引きずられるよ
うになり、ずれが生じて、フック4が吊下げ部材tから
外れたりする場合が往々にして起きる。本願発明は、こ
のような問題を解決せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本願発明は、次の
構成を特徴とする衣服用ハンガー掛けを提供することに
より、上記の課題を解決する。本願の第1の発明は、衣
服用ハンガーのフックを掛けるフック係止部11を複数
個上下方向に配列した支持棒1と、この支持棒1の端に
設けられたフック4とを備え、このフック係止部11
は、衣服用ハンガーのフックhを挿通できる貫通孔であ
り、フック4と支持棒1とが第1、第2、第3の3つの
回動軸51,52,53によって接続され、第1回動軸
51が、支持棒1に対して第1回動体2を回動可能に接
続するものであり、第2回動軸52が、第1回動体2に
対して第2回動体3を回動可能に接続するものであり、
第3回動軸53が、第2回動体3に対してフック4を回
動可能に接続するものであり、フック4が吊下げ部材t
に係止され、第1回動軸51が前後方向に伸び、第2回
動軸52が上下方向に伸びた状態で、第3回動軸53の
軸方向が第2回動軸52の軸方向と直交するものであ
り、下端側を持ち上げるように全体を回動させる際に第
3回動軸53が回動軸として回動するものであることを
特徴とする衣服用ハンガー掛けを提供する。本願の第2
の発明は、上記の第1の発明に係る衣服用ハンガー掛け
において、支持棒1の端にフック4が設けられ、第1回
動軸51が、支持棒1に対して第1回動体2を、180
度以上、回動可能に接続するものであり、第2回動軸5
2が、第1回動体2に対して第2回動体3を、360
度、回動可能に接続するものであり、第3回動軸53
が、第2回動体3に対してフック4を、360度、回動
可能に接続するものであることを特徴とするものを提供
する。本願の第3の発明は、第1又は第2の発明におい
て、フック係止部として、支持棒1の前後方向に貫通し
た貫通孔11を備え、支持棒1の少なくとも貫通孔11
と貫通孔11との間に、前後の肉厚の小さな凹部12が
形成されたことを特徴とする衣服用ハンガー掛けを提供
する。尚、本願発明においては、前後、左右、上下は、
各部の相対的な位置関係を示すに止まり、絶対的な位置
を特定するものではない。
【0005】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づき本願発明の実
施の形態を説明する。図1は、本願発明の実施の形態に
係る衣服用ハンガー掛けの正面図であり、図2の(A)
は同衣服用ハンガー掛けの要部正面図であり、(B)は
同要部側面図である。
【0006】この実施の形態に衣服用ハンガー掛けは、
合成樹脂による成形品で、衣服用ハンガーのフックを掛
けるフック係止部11を複数個(図の実施の形態では5
個)、上下方向に配列した支持棒1と、この支持棒1の
両端に設けられたフック4とを備える。このフック係止
部11は、衣服用ハンガーhのフックfが挿通できる円
形の貫通孔11として実施されているが、図3に示すよ
うに、貫通孔11を略多角形状としてもよい。このよう
にすると、多角形の角部分に、衣服用ハンガーのフック
が位置して、フックがぐらつきにくく、安定する点で有
利である。また、フック係止部11を貫通孔11として
実施せず、フックを係止できる窪み等に変更して実施す
ることもできる。
【0007】支持棒1の各フック係止部11,11の間
には、適宜数(この実施の形態では3個)の凹部12
が、前後両面から形成されている。この凹部12は、軸
部の断面積を小さくして軽量化と樹脂材料の節約を図
る。そして、この凹部12は、支持棒1の左右の側辺に
までは達しておらず、側縁部分が凹部12よりも肉厚の
大きなリブとして、支持棒1の強度を高めるものであ
る。より詳しくは、フック係止部として、支持棒1の前
後方向に貫通した貫通孔11を備えたものとし、前後の
肉厚の大きな側辺肉厚部13,13を、支持棒1の長手
方向に沿う両側辺に形成し、さらに、前後の肉厚の大き
な複数の連絡肉厚部14を、両側辺の側辺肉厚部13,
13間を結んで形成する。そして、隣合う連絡肉厚部1
4,14の間に肉薄となった凹部12が形成される共
に、上記の貫通孔11の周囲が、側辺肉厚部13と連絡
肉厚部14とによって囲まれたものとする。この構造に
よって、少ない成形材料の使用にもかかわらず、支持棒
1の強度が向上すると共に、貫通孔11の強度が増し、
コート等の重い衣服を多数支持させた場合にも、支持棒
が変形したりすることなく使用できるものである。
【0008】次に、フック4と支持棒1とは、第1、第
2、第3の少なくとも3つの回動軸51,52,53に
よって接続されている。
【0009】第1回動軸51は、支持棒1に対して第1
回動体2の基端を、左右に回動可能に接続するものであ
る。図の例では、第1回動体2は、基端側が二股に分か
れた部材であり、この二股の脚部21,21間に、支持
棒1が挿入され、この二股の脚部21,21と支持棒1
とが、第1回動軸51によって接続される。この第1回
動軸51は、脚部21,21と支持棒1との何れか一方
と一体に成形して、何れか他方に対して回動可能に嵌合
させればよいが、双方に対して別個の部材で形成するこ
ともできる。この第1回動軸51は、図2(A)の状態
では、その軸方向が前後方向に伸びるものであり、この
回動軸を中心に、第1回動体2が略180度回動し、そ
の先端が支持棒1の右側位置と左側位置との間において
移動する。
【0010】次に、第2回動軸52は、第1回動体2の
先端に対して、第2回動体3の基端を、360度回動可
能に接続する。この第2回動軸52の軸方向は、第1回
動軸51の軸方向と直交するものであり、図2(A)の
状態では上下方向に伸びるものである。この図の例で
は、第2回動体3は、基端側に第2回動軸52を有し、
この第2回動軸52を第1回動体2の先端に回動可能に
嵌入したものである。尚、第2回動軸52は、第1回動
体2側に設けてもよく、双方に対して別個の部材で形成
してもよい。
【0011】次に、第3回動軸53は、第2回動体3の
先端に対してフック4の基端を、360度、回動可能に
接続するものである。この第3回動軸53の軸方向は、
第2回動軸52の軸方向と直交するものであり、図2
(A)の状態では上下方向に伸びるものである。この図
の例では、フック4は、基端側に第3回動軸53を有
し、この第3回動軸53を第2回動体3の先端に回動可
能に嵌入したものである。尚、第3回動軸53は、第2
回動体3側に設けてもよく、双方に対して別個の部材で
形成してもよい。フック4は、図の例では、略4分の3
円弧をなしているが、洋服ダンスのハンガー用のパイプ
等のハンガー用の係止部材を挿入できる開口を備え、こ
の衣服用ハンガー掛け全体を適宜箇所に引っ掛けること
ができるものであれば足りる。
【0012】この衣服用ハンガー掛けの使用方法を説明
すると、1つの例としては、図1に示すように、支持棒
1を上下方向にして用い、上側のフック4を、壁に打っ
た釘や、フック、パイプ等の吊下げ部材tに係止する。
そして、支持棒1のフック係止部11に、衣服用ハンガ
ーhのフックfを挿入して係止する。さらに、支持棒1
の各フック係止部11以外に、下側のフック4にも、衣
服用ハンガーhのフックfを係止することができる。こ
れにより、壁等に設けた一つの係止箇所に、複数のハン
ガーhを吊るすことができ、しかも、各ハンガーh間に
は、適当な上下間隔が開くため、ハンガー同士が重なり
あい過ぎて、ハンガーの着脱が困難になると言ったこと
を防止できる。
【0013】特に、本願発明では、3つの回動軸を有す
るため、回動の自由度が大きく、しかも、第1、第2、
第3の各回動軸が、隣合う回動軸に対して直交している
ため、パイプ等の吊下げ部材tに対して、全体の重量バ
ランスを良好に保って吊下げられる。
【0014】さらに、図1の状態からハンガーhを取り
外す時には、図4に示すように、下端側を持ち上げるよ
うに全体を回動させて、各ハンガーhにかかっている衣
服間に間隔を開けるようにすると便利である。このと
き、図1、図4の状態では、第1回動軸51が前後方向
に伸びているため、回動軸として作用せず、第2回動軸
52も上下方向に伸びているため、回動軸として作用し
ない。ところが、第3回動軸53が回動軸として作用し
て、これを中心に無理なく回動させることができる。そ
の結果、フック4と吊下げ部材tとの位置関係が動か
ず、フック4が吊下げ部材tから外れたりすると言った
ことが生じにくい。
【0015】これに対して、図5に示すように、第3回
動軸53を設けず、2つの回動軸51,52のみで実施
した場合では、両回動軸51,52は上述と同様、回動
軸として作用しない。そのため、回動する回動軸がなく
なり、フック4が吊下げ部材tに対して回動せざるを得
ないが、回動しにくいことは勿論、全体を持ち上げる力
で、フック4が吊下げ部材tの先端に引きずられるよう
になり、ずれが生じて、フック4が吊下げ部材tから外
れたりする場合が往々にして起きる。
【0016】他の使用例としては、図1の状態から、第
1、第2の両回動軸51,52を回動させて、図6に示
すようにして用いる。このように、両フック4を、パイ
プ等の吊下げ部材tに係止し、支持棒1を水平にして用
いることもできる。この例では、ハンガー用のパイプと
洋服ダンスの天板との間の間隔が小さい場合や、物干し
竿に複数の衣服用ハンガーを掛けた場合にも干している
衣類と衣類とが接触しないと言った利点がある。
【0017】
【発明の効果】本願発明は、複数の衣服用ハンガーを、
1箇所に掛けることができるようにしたり、ハンガー用
のパイプと洋服ダンスの天板との間の間隔が小さいとき
にも、ハンガーの着脱を容易に行うことができるように
したり、物干し竿に複数のハンガーを掛ける際にも、ハ
ンガーで吊るしてある衣類と衣類との間隔を一定に保つ
ことができるようにしたりと、種々の目的に使用できる
衣服用ハンガー掛けの提供することができたものであ
る。特に、3つの回動軸を備えたものであるため、種々
の目的に用いる際に、使い易く、常に安定したバランス
を保つことができるものである。さらに請求項3の発明
では、より少ない材料の使用によって、強度の大きな衣
服用ハンガー掛けを提供することができたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態に係る衣服用ハンガー掛
けの正面図である。
【図2】(A)は同衣服用ハンガー掛けの要部正面図で
あり、(B)は同要部側面図である。
【図3】本願発明の変更例を示す要部正面図である。
【図4】本願発明の実施の形態に係る衣服用ハンガー掛
けの使用状態を示す要部側面図である。
【図5】比較例に係る衣服用ハンガー掛けの使用状態を
示す要部側面図である。
【図6】本願発明の実施の形態に係る衣服用ハンガー掛
けの他の使用状態を示す正面図である。
【符号の説明】
1 支持棒 2 第1回動体 3 第2回動体 4 フック 11 フック係止部(貫通孔) 12 凹部 51 第1回動軸 52 第2回動軸 53 第3回動軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 平6−7578(JP,U) 実開 平2−68765(JP,U) 実開 平2−50285(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47G 25/00 - 29/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衣服用ハンガーのフック(h)を掛ける
    フック係止部(11)を複数個上下方向に配列した支持棒
    (1) と、この支持棒(1) の端に設けられたフック(4) と
    を備え、 このフック係止部(11)は、衣服用ハンガーのフック
    (h)を挿通できる貫通孔であり、 上記のフック(4) と支持棒(1) とが第1、第2、第3の
    3つの回動軸(51)(52)(53)によって接続され、 第1回動軸(51)が、支持棒(1) に対して第1回動体(2)
    を回動可能に接続するものであり、 第2回動軸(52)が、第1回動体(2) に対して第2回動体
    (3) を回動可能に接続するものであり、 第3回動軸(53)が、第2回動体(3) に対してフック(4)
    を回動可能に接続するものであり、 フック(4) が吊下げ部材(t)に係止された状態で、第
    1回動軸(51)が前後方向に伸び、第2回動軸(52)が上下
    方向に伸び、第3回動軸(53)の軸方向が第2回動軸(52)
    の軸方向と直交するものであり、下端側を持ち上げるよ
    うに全体を回動させる際に第3回動軸(53)が回動軸とし
    て回動するものであることを特徴とする衣服用ハンガー
    掛け。
  2. 【請求項2】 支持棒(1) の両端にフック(4) が設けら
    れ、 第1回動軸(51)が、支持棒(1) に対して第1回動体(2)
    を、180度以上、回動可能に接続するものであり、 第2回動軸(52)が、第1回動体(2) に対して第2回動体
    (3) を、360度、回動可能に接続するものであり、 第3回動軸(53)が、第2回動体(3) に対してフック(4)
    を、360度、回動可能に接続するものであることを特
    徴とする請求項1記載の衣服用ハンガー掛け。
  3. 【請求項3】 フック係止部として、支持棒(1) の前後
    方向に貫通した貫通孔(11)を備え、支持棒(1) の少なく
    とも貫通孔(11)と貫通孔(11)との間に、前後の肉厚の小
    さな凹部(12)が形成されたことを特徴とする請求項1又
    は2記載の衣服用ハンガー掛け。
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