JP3074541B2 - 制振材 - Google Patents
制振材Info
- Publication number
- JP3074541B2 JP3074541B2 JP03250154A JP25015491A JP3074541B2 JP 3074541 B2 JP3074541 B2 JP 3074541B2 JP 03250154 A JP03250154 A JP 03250154A JP 25015491 A JP25015491 A JP 25015491A JP 3074541 B2 JP3074541 B2 JP 3074541B2
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- JP
- Japan
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- weight
- damping material
- layer
- parts
- resin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Veneer Processing And Manufacture Of Plywood (AREA)
- Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
- Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、制振材の改良に関する
ものであり、詳しくは、音響共振を防止可能な制振材に
関するものである。
ものであり、詳しくは、音響共振を防止可能な制振材に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】スピーカボックス材または音響機器用ラ
ック材として、樹脂板、繊維強化樹脂板、金属板が用い
られ、さらに他の材料として、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン等の合成樹脂と黒鉛粉末とを混練してなる音響材
料(例えば、特公昭58−56316号公報)、熱硬化
性樹脂やゴムをバインダーとしたセラミック成形体(例
えば、特開昭55−79597号公報)および繊維状金
属片を堆積させた後圧縮して繊維状金属片を互いに結合
させてなる音響材料(例えば、特開昭57−79796
号公報)などがある。
ック材として、樹脂板、繊維強化樹脂板、金属板が用い
られ、さらに他の材料として、ポリエチレン、ポリプロ
ピレン等の合成樹脂と黒鉛粉末とを混練してなる音響材
料(例えば、特公昭58−56316号公報)、熱硬化
性樹脂やゴムをバインダーとしたセラミック成形体(例
えば、特開昭55−79597号公報)および繊維状金
属片を堆積させた後圧縮して繊維状金属片を互いに結合
させてなる音響材料(例えば、特開昭57−79796
号公報)などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】樹脂板や織維強化樹脂
板は、成形加工性、軽量化の点では優れているが、軽量
であるために共振しやすく、外部からの振動にも影響さ
れやすいという問題点がある。アルミニウムなどの金属
板は、高域共振を十分に減衰できず、特定の周波数に対
して共振しやすいという問題点がある。合成樹脂と黒鉛
粉末とを混練してなる音響材料は、ヤング率、密度とも
小さく、共振を十分に防ぐことができず、バインダーを
用いたセラミック成形体は、素材が高価な上、成形加工
法が効率的でなく、コスト上問題があり、圧縮繊維状金
属片を堆積させた音響材料は、密度が小さいためスピー
カボックスのような用途では共振を十分に抑制できない
という問題点がある。そこで、本発明はかかる問題点を
解消するためになされたもので、音響共振が防止され、
音響特性が良好で、加工性の良い制振材を提供するもの
である。
板は、成形加工性、軽量化の点では優れているが、軽量
であるために共振しやすく、外部からの振動にも影響さ
れやすいという問題点がある。アルミニウムなどの金属
板は、高域共振を十分に減衰できず、特定の周波数に対
して共振しやすいという問題点がある。合成樹脂と黒鉛
粉末とを混練してなる音響材料は、ヤング率、密度とも
小さく、共振を十分に防ぐことができず、バインダーを
用いたセラミック成形体は、素材が高価な上、成形加工
法が効率的でなく、コスト上問題があり、圧縮繊維状金
属片を堆積させた音響材料は、密度が小さいためスピー
カボックスのような用途では共振を十分に抑制できない
という問題点がある。そこで、本発明はかかる問題点を
解消するためになされたもので、音響共振が防止され、
音響特性が良好で、加工性の良い制振材を提供するもの
である。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の制振材は、ハー
ドボードから形成される第一層および第三層との間に、
有機バインダー100重量部に対して金属粉末を25〜
300重量部混合した第二層を介在させ加圧成形して一
体結合したハードボード成形体の表面に、メラミン、ア
クリル、塩化ビニールのいずれか1種を被覆したもので
ある。
ドボードから形成される第一層および第三層との間に、
有機バインダー100重量部に対して金属粉末を25〜
300重量部混合した第二層を介在させ加圧成形して一
体結合したハードボード成形体の表面に、メラミン、ア
クリル、塩化ビニールのいずれか1種を被覆したもので
ある。
【0005】(1)ハードボード ハードボードとしては、日本工業規格「硬質繊維板」A
5907に準拠したものが用いられる。 (2)有機バインダー 有機バインダーとしては、エポキシ樹脂、ポリウレタン
樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ポリアクリルエステル
樹脂、アミノ樹脂、ユリア樹脂、フェノール樹脂の1種
又は2種以上が用いられる。 (3)金属粉末 金属粉末としては、アルミニウム、銅、黄銅、亜鉛、チ
タン、ステンレス、ニッケル、鋼、鋳鉄およびその合金
からなる金属粉末の1種又は2種以上が用いられ、好ま
しくは300メッシュ以下のものを有機バインダー10
0重量部に対して25〜300重量部添加し、25重量
部未満では音響振動に対する制振効果が低下し、300
重量部を越えると、ハードボード成形体のかさ比重が大
きくなり可撓性も失われる。 (4)被覆層 被覆層としては、メラミン、アクリル、塩化ビニールの
いずれか1種が用いられ、被覆層は音質向上を図ると共
に、外観を良好にし、特に易酸化性の鉄粉等を用いた場
合、酸化防止を図り、経時による外観不良を防止するこ
とができる。
5907に準拠したものが用いられる。 (2)有機バインダー 有機バインダーとしては、エポキシ樹脂、ポリウレタン
樹脂、不飽和ポリエステル樹脂、ポリアクリルエステル
樹脂、アミノ樹脂、ユリア樹脂、フェノール樹脂の1種
又は2種以上が用いられる。 (3)金属粉末 金属粉末としては、アルミニウム、銅、黄銅、亜鉛、チ
タン、ステンレス、ニッケル、鋼、鋳鉄およびその合金
からなる金属粉末の1種又は2種以上が用いられ、好ま
しくは300メッシュ以下のものを有機バインダー10
0重量部に対して25〜300重量部添加し、25重量
部未満では音響振動に対する制振効果が低下し、300
重量部を越えると、ハードボード成形体のかさ比重が大
きくなり可撓性も失われる。 (4)被覆層 被覆層としては、メラミン、アクリル、塩化ビニールの
いずれか1種が用いられ、被覆層は音質向上を図ると共
に、外観を良好にし、特に易酸化性の鉄粉等を用いた場
合、酸化防止を図り、経時による外観不良を防止するこ
とができる。
【0006】
【作用】本発明の制振材は音響振動に対する制振性能を
保有しており、該制振材に伝幡した振動のエネルギーは
有機バインダーと金属粉末との相互の摩擦によって熱エ
ネルギーに変換されて減衰される。
保有しており、該制振材に伝幡した振動のエネルギーは
有機バインダーと金属粉末との相互の摩擦によって熱エ
ネルギーに変換されて減衰される。
【0007】
【実施例】本発明の実施例について説明する。2枚のハ
ードボード(T350)から形成される第一層および第
三層の間にフェノール樹脂100重量部に対して鋳鉄粉
末(300メッシュ)200重量部を添加して形成され
る第二層を介在させた後、加圧成形して厚さ11mmの
ハードボード成形体を形成し、次いでその表面に厚さ
0.5mmのメラミンシートを貼着してメラミン被覆層
を形成した厚さ12mmの制振板を得た。比較材は厚さ
12mmのアルミニウム板である。次に、本実施例の制
振材および比較例のアルミニウム板の損失係数(η)を
測定し、その結果を下表に示す。本実施例は比較例と比
べて損失係数(η)が大きく、制振効果が良いことがわ
かる。
ードボード(T350)から形成される第一層および第
三層の間にフェノール樹脂100重量部に対して鋳鉄粉
末(300メッシュ)200重量部を添加して形成され
る第二層を介在させた後、加圧成形して厚さ11mmの
ハードボード成形体を形成し、次いでその表面に厚さ
0.5mmのメラミンシートを貼着してメラミン被覆層
を形成した厚さ12mmの制振板を得た。比較材は厚さ
12mmのアルミニウム板である。次に、本実施例の制
振材および比較例のアルミニウム板の損失係数(η)を
測定し、その結果を下表に示す。本実施例は比較例と比
べて損失係数(η)が大きく、制振効果が良いことがわ
かる。
【0008】
【表1】
【0009】次に、本発明の制振材および比較材のアル
ミニウム板を用いてスピーカボックスを作製し、視聴試
験を行ったところ、本発明の制振材により作製されたス
ピーカボックスは極めて良好な音響特性を示すことが確
認された。
ミニウム板を用いてスピーカボックスを作製し、視聴試
験を行ったところ、本発明の制振材により作製されたス
ピーカボックスは極めて良好な音響特性を示すことが確
認された。
【00010】
【発明の効果】本発明によれば、ハードボードから形成
される第一層および第三層との間に、有機バインダー1
00重量部に対して金属粉末を25〜300重量部混合
した第二層を介在させ加圧成形して一体結合したハード
ボード成形体の表面に、メラミン、アクリル、塩化ビニ
ールのいずれか1種を被覆したので、制振効果、装飾性
および加工性に優れ、また音響特性も良好であり、しか
も原料は安価であるので製造コストが低減できる。
される第一層および第三層との間に、有機バインダー1
00重量部に対して金属粉末を25〜300重量部混合
した第二層を介在させ加圧成形して一体結合したハード
ボード成形体の表面に、メラミン、アクリル、塩化ビニ
ールのいずれか1種を被覆したので、制振効果、装飾性
および加工性に優れ、また音響特性も良好であり、しか
も原料は安価であるので製造コストが低減できる。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−313351(JP,A) 特開 平3−137354(JP,A) 特開 昭54−5403(JP,A) 実開 昭61−202500(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10K 11/16 - 11/178 H04R 1/02 101 - 103
Claims (2)
- 【請求項1】 ハードボードから形成される第一層およ
び第三層との間に、有機バインダー100重量部に対し
て金属粉末を25〜300重量部混合した第二層を介在
させ加圧成形して一体結合したハードボード成形体の表
面に、メラミン、アクリル、塩化ビニールのいずれか1
種を被覆したことを特徴とする制振材。 - 【請求項2】 被覆層の厚さが0.5mmである請求項
1記載の制振材。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03250154A JP3074541B2 (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 制振材 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03250154A JP3074541B2 (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 制振材 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH052398A JPH052398A (ja) | 1993-01-08 |
| JP3074541B2 true JP3074541B2 (ja) | 2000-08-07 |
Family
ID=17203628
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03250154A Expired - Fee Related JP3074541B2 (ja) | 1991-06-25 | 1991-06-25 | 制振材 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3074541B2 (ja) |
-
1991
- 1991-06-25 JP JP03250154A patent/JP3074541B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH052398A (ja) | 1993-01-08 |
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Legal Events
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