JP3074982B2 - ジェットエンジンの排気ノズル - Google Patents
ジェットエンジンの排気ノズルInfo
- Publication number
- JP3074982B2 JP3074982B2 JP04332032A JP33203292A JP3074982B2 JP 3074982 B2 JP3074982 B2 JP 3074982B2 JP 04332032 A JP04332032 A JP 04332032A JP 33203292 A JP33203292 A JP 33203292A JP 3074982 B2 JP3074982 B2 JP 3074982B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- nozzle
- flap
- external
- mixer
- combustion gas
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 239000000567 combustion gas Substances 0.000 claims description 48
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 11
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 2
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 2
- 230000010355 oscillation Effects 0.000 description 2
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000010304 firing Methods 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Exhaust Silencers (AREA)
Description
気ノズルに関するものである。
巡航する機体に使用するエンジンとして、地上における
静止状態から低マッハ数までターボファンエンジンを使
用し、マッハ数3以上の飛行速度においてラムジェット
エンジンを使用するようにしたコンバインドサイクルエ
ンジンが検討されている。
作動に際して、燃焼器における燃焼効率の向上のみなら
ず、該燃焼器の後段に配される排気ノズルにおける燃焼
気流(噴流)を利用することにより、推力効率を向上す
ることができることが知られている。そして、該燃焼気
流を利用するための排気ノズルとして、図7に示す構造
のコンバージェント・ダイバージェント(CD)型ノズ
ルが採用されている。
る一対の固定壁2と、その間に対向状態に配される一対
の可動フラップ3とによって矩形断面を有するダクト状
に形成されている。該可動フラップ3は、それぞれ燃焼
ガスCの流通方向に沿って並べられる2枚の平板状のコ
ンバージェントフラップ3aおよびダイバージェントフ
ラップ3bを相対角度変更自在に連結して構成されてい
る。そして、それぞれのフラップ3a・3bに取り付け
られるシリンダ等の駆動手段(図示略)を作動させ、こ
れらフラップ3a・3bの連結部3cを関節として相対
角度を変化させることにより屈曲させられ、燃焼ガスC
の流通方向に沿って横断面積を変化させることができる
ようになっている。
排気ノズル1を流通する燃焼ガスCは、スロート部Sに
よって一旦絞られることによりマッハ数1程度まで加速
され、さらに、その後に発散させられることによって超
音速まで増速されることになり、推力効率が向上される
ことになる。しかも、各航行速度に応じて最適な推力効
率を達成するノズル開口比が実現されるので、広い航行
速度範囲に亘って、高い推力効率を得ることができると
いう利点がある。
構成された排気ノズル1を取り付けた機体Xが離着陸を
行う場合には、排気ノズルを流通する燃焼ガスCの排出
速度が低いので、図7に実線で示されるように、ダイバ
ージェントフラップ3bの傾斜角度を小さくし、対向す
るダイバージェントフラップ3bを概略平行状態として
燃焼ガスCの排出速度を維持することにより機体Xの推
力を維持することが行われる。
と、該排気ノズル1を流通する燃焼ガスCの排出速度を
高くすることによってのみ機体Xの推力を維持すること
としているため、離着陸時のように、機体Xが地上に近
い状態において該排気ノズル1の発する騒音が大きくな
るという問題点があった。
離着陸にあたって、離陸時の滑走距離および着陸時の制
動距離を短縮する要請があり、排気ノズルから排出され
る燃焼ガスのエネルギを利用することが考えられてい
る。
ものであって、離着陸時における機体Xの推力を維持し
つつ騒音を低減するとともに、機体の滑走距離および制
動距離を短縮することができるジェットエンジンの排気
ノズルを提供することを目的としている。
に、本発明は、次の4つの手段を提案している。第1の
手段は、間隔を空けて配される一対の固定壁と、その間
に対向状態に配される一対の可動フラップとにより矩形
断面を有するダクト状に形成される内部ノズルと、該内
部ノズルの周囲に配置され移動手段によって該内部ノズ
ルの長手方向に移動させられる外部ノズルとを具備し、
前記可動フラップが、燃焼ガスの流通方向に連接され揺
動手段によってそれぞれ傾斜角度を変更させられること
により内部ノズルの長手方向に沿う流路面積を変化させ
るコンバージェントフラップおよびダイバージェントフ
ラップからなり、前記外部ノズルが、前記固定壁の外側
に配される一対の外部壁と、該外部壁にそれぞれ取り付
けられ前記可動フラップの外側に間隔を空けて配される
一対の外部フラップとにより矩形断面を有するダクト状
に形成され、該外部ノズルの前端に、該外部ノズルの移
動によって開閉され内部ノズルとの間隙に外気を取り入
れる外気取入口が配設され、前記ダイバージェントフラ
ップの外面に、前記外部フラップとの間隙位置に配置さ
れ外気取入口から取り入れられた外気と内部ノズル内の
燃焼ガスとを混合するミキサーが配置され、該ミキサー
が、ダイバージェントフラップの長手方向に沿って摺動
可能に取り付けられ、外部ノズルが後方へ移動させられ
たときに、該ミキサーをダイバージェントフラップの後
端に配置させる摺動手段が配設されているジェットエン
ジンの排気ノズルを提案している。第2の手段は、ミキ
サーが、燃焼ガスの流通方向後方に向けて波高を増大す
る波板形状に形成されているジェットエンジンの排気ノ
ズルを提案している。第3の手段は、外部ノズルに、外
部フラップをダイバージェントフラップの軸心と平行な
軸心回りに揺動させるとともに、外部ノズルが内部ノズ
ルの後方位置に配置されたときに、内部ノズルの後方を
閉塞する位置に外部フラップを揺動させる外部フラップ
揺動手段が配設されているジェットエンジンの排気ノズ
ルを提案している。第4の手段は、内部ノズルの後部に
摺動させられた外部ノズルを、燃焼ガスの流通方向に交
差する方向に揺動させる外部ノズル揺動手段が配設され
ているジェ ットエンジンの排気ノズルを提案している。
排気ノズルによれば、固定壁と可動フラップとによって
矩形断面を有するダクト状に形成される内部ノズルにお
いて、揺動手段を作動させ、コンバージェントフラップ
およびダイバージェントフラップの揺動角度を変更する
ことにより、各航行速度に適した形態に内部ノズルが形
成される。超音速巡航状態においては、コンバージェン
トフラップによって燃焼ガスの流れを絞りかつダイバー
ジェントフラップの傾斜角度を大きくすることにより燃
焼ガスの流れを発散させて流速を向上させることによ
り、大きな推力が得られることになる。また、離着陸時
においては、ダイバージェントフラップの傾斜角度を小
さくして内部ノズルから排出される燃焼ガス流速を極力
高めるとともに、移動手段を作動させて外部ノズルを内
部ノズルの後方へ移動させる。これにより、内部ノズル
の後方に、外部壁と外部フラップとにより囲まれる外部
ノズルが配されるとともに、外気取入口が開かれて、外
部フラップとダイバージェントフラップとの間から排気
ノズル内に外気が取り入れられることになる。そして、
取り入れられた外気が、外部フラップとダイバージェン
トフラップとの間に配されるミキサーによって内部ノズ
ルから排出されてきた燃焼ガスとともに撹拌・混合さ
れ、外部フラップから排出される気体の流量が増加させ
られるとともに、その流速が低減させられることにな
る。離着陸時に、外部ノズルが内部ノズルの後方に配さ
れると、摺動手段が作動させられてミキサーがダイバー
ジェントフラップの後端に配置される。これにより、燃
焼ガスと外気とが撹拌され、流速の速い燃焼ガスに外気
が吸引されて外部ノズル内の混合気体の流量を増大させ
ることが可能となる。第2の手段に係るジェットエンジ
ンの排気ノズルによれば、離着陸時に、外部ノズルが内
部ノズルの後方に配されると、摺動手段が作動させられ
てミキサーがダイバージェントフラップの後端に配置さ
れる。ミキサーは、燃焼ガスの流通方向下流に向かって
波高を増大する波板形状に形成されているので、その内
面に流通させられる燃焼ガスと、その外面に流通させら
れる外気とを隣接する凹凸内に交互に流通させ、その後
端部において、該燃焼ガスと外気とを混合する。これに
より、燃焼ガスと外気とが効率よく撹拌され、流速の速
い燃焼ガスに外気が吸引されて外部ノズル内の混合気体
の流量を効率よく増大させることが可能となる。第3の
手段に係るジェットエンジンの排気ノズルによれば、外
部ノズルが内部ノズルの後方位置に配された状態で、外
部フラップ揺動手段を作動させることにより、外部フラ
ップが、ダイバージェントフラップの軸心と平行な軸心
回りに揺動させられて、内部ノズルの後方が閉塞され、
内部ノズルから排出される燃焼ガスがせき止められるこ
とになる。外部ノズルの後方への移動によって、該外部
ノズルの前端に外気取入口が開口されているので、せき
止められた燃焼ガスは外部フラップによって偏向され外
気取入口から前方に向けて噴出される。これにより、逆
方向への推力を得ることが可能となる。第4の手段に係
るジェットエンジンの排気ノズルによれば、離着陸時等
において、外部ノズルが内部ノズルの後方に配されたと
きに、該外部ノズル揺動手段を作動させることにより外
部ノズルが燃焼ガスの流通方向に交差する方向に揺動さ
れ、屈曲した排気ノズルが形成される。これにより、燃
焼ガスの排出方向を変えて推力の方向を偏向させること
が可能となる。
ノズルの一実施例について、図1ないし図6を参照して
説明する。これら各図において、符号10は排気ノズ
ル、11は可動フラップ、12は内部ノズル、13は外
部ノズル、14はコンバージェントフラップ、15はダ
イバージェントフラップ、16は第1のシリンダ(揺動
手段)、17は第2のシリンダ(揺動手段)、18はミ
キサー、19はガイドレール、20は摺動手段、21は
外部壁、22は外部フラップ、22bはモータ(外部フ
ラップ揺動手段)、23は移動手段、24は外気取入
口、25はガイドレール、Aは外気、Cは燃焼ガス、S
はスロート部である。
空けて対向状態に配される固定壁2と、その間に配され
る一対の可動フラップ11とにより矩形断面を有するダ
クト状に形成された内部ノズル12と、該内部ノズル1
2の周囲を取り囲むように配置される外部ノズル13と
を具備している。
ージェントフラップ14と、該コンバージェントフラッ
プ14の後端に揺動自在に連結されるダイバージェント
フラップ15とから構成されている。
コンバージェントフラップ14の外面に形成されたブラ
ケット14aおよびエンジン本体Yにそれぞれ揺動自在
に連結される第1のシリンダ16により、その前端に配
される揺動軸14b回りに揺動させられるようになって
いる。一方、ダイバージェントフラップ15は、その外
面に形成されたブラケット15aと前記コンバージェン
トフラップ14の外面に形成されたブラケット14cと
の間に揺動自在に取り付けられる第2のシリンダ17に
よって、その前端に配される揺動軸15b回りに揺動さ
せられるようになっている。
には、ミキサー18が配設されている。該ミキサー18
は、図4に示すように、ダイバージェントフラップ15
の前端側において該ダイバージェントフラップ15の外
面に沿う平面状に形成されるとともに、該前端側から後
端側に向かって波高が高くなる波板形状に形成されてい
る。そして、ダイバージェントフラップ15の外面に形
成されたガイドレール19に沿って該ダイバージェント
フラップ15の長手方向に摺動させられるようになって
いる。該ミキサー18を摺動させる摺動手段20は、例
えば、ダイバージェントフラップ15内に配されるモー
タ20a、ボールネジ20b等よりなる直線移動手段で
あって、ミキサー18をダイバージェントフラップ15
の後端から突出させることができるとともに、ダイバー
ジェントフラップ15の長手方向の任意位置に配置する
ことができるようになっている。
2の固定壁2の外面に摺動自在に取り付けられる外部壁
21と、該外部壁21の間に取り付けられ外部壁21と
ともに矩形断面のダクト状に外部ノズル13を形成する
外部フラップ22とを具備している。
内部ノズル12の長手方向に沿って摺動させられるよう
になっている。該移動手段23は、内部ノズル12の固
定壁2外面に配設された円柱状の突起23aと、外部壁
21の内面に配設され前記突起23aを収納状態とし
て、外部ノズル13の摺動動作を案内する案内溝23b
と、外部壁21の前端とその前方に配される機体Xとの
間に揺動可能に取り付けられる移動シリンダ23cとを
具備している。該移動シリンダ23cは、一対の可動フ
ラップ11の外方に、それぞれ配されており、同時に伸
張させることにより、案内溝23b内に突起23aを摺
動させ、外部ノズル13を内部ノズル12の後方に移動
させることができるとともに、両移動シリンダ23cの
伸張量を異ならせることにより、外部ノズル13を前記
突起23a回りに揺動させることができるようになって
いる。
12の可動フラップ11の外方に間隙を空けて配設さ
れ、かつ、前記外部壁21の間隙を閉塞するように配設
され、内部ノズル12の周囲に、該内部ノズル12より
も大きな矩形断面のダクト状に外部ノズル13を形成し
ている。この外部フラップ22の前端は、前記移動シリ
ンダ23cが収縮状態とされ、外部ノズル13が前方に
配置されたときには、機体Xに密接状態に配され、移動
シリンダ23cが伸張されて外部ノズル13が後方に移
動させられると、機体Xとの間に、外気Aを取り入れる
外気取入口24を開口させるようになっている。
される揺動軸22a回りに揺動することができるように
外部壁21に取り付けられている。そして、外部壁21
内部に組み込まれ前記揺動軸22aに直結するモータ2
2b等のアクチュエータによって、揺動させられるよう
になっている。さらに、該外部フラップ22は、外部壁
21の内面に設けられた円弧状のガイドレール25に、
その後端を支持されており、燃焼ガスCの圧力によって
外部フラップ22の揺動動作が不安定にならないように
保持されるようになっている。また、該ガイドレール2
5は、対向する外部フラップ22がその中央位置におい
て後端を接触することができるように外部壁21の中央
位置まで形成されている。
作態様について以下に説明する。まず、機体Xが超音速
巡航状態において、排気ノズル10は図1に示す形態と
なる。すなわち、第1のシリンダ16を伸張させること
により、コンバージェントフラップ14が、燃焼ガスC
の流通方向後方に向けて内部ノズル12の流路面積を縮
小するように傾斜され、その後端部にスロート部Sが形
成される。そして、該コンバージェントフラップ14の
後端に連結されたダイバージェントフラップ15は、第
2のシリンダ17の収縮によって、スロート部Sから後
方に向けて内部ノズル12の流路面積を次第に拡張する
傾斜角度に設定される。これにより、ノズル開口比の大
きな内部ノズル12が形成され、超音速巡航状態におけ
る排気ノズル10の推力効率が向上されることになる。
ージェントフラップ15の前部に収納状態とされてい
る。また、外部フラップ22は、前記移動シリンダ23
cを全て収縮状態として、その前方に配される機体Xに
接触状態とされ、外気取入口24を閉鎖するとともに、
モータ22bの作動によって、その後端が前記ダイバー
ジェントフラップ15の後端と接触状態に配されるよう
に揺動されている。これにより、排気ノズル10後流に
おける気流の乱れが最小限に低減され機体Xに作用する
空気抵抗が低減されることになる。
きには、第2のシリンダ17を伸張させ、航行速度に応
じて最適なノズル開口比となるようにダイバージェント
フラップ15の傾斜角度を低減させる。これとともに、
外部フラップ22を揺動させその後端がダイバージェン
トフラップ15に接触するように配置する。そして、航
行速度がさらに低減されて、機体Xが亜音速巡航状態に
あるときには、図2に示すように、第2のシリンダ17
を伸張させて、ダイバージェントフラップ15の傾斜角
度を0゜とする。これによって、コンバージェントフラ
ップ14の後端からダイバージェントフラップ15の後
端までの内部ノズル12の流路面積が一定状態とされ、
ノズル開口比が1となって燃焼ガスCの流速が高い値に
保持され、推力が維持されることになる。
第1のシリンダ16を収縮させてコンバージェントフラ
ップ14の傾斜角度を小さくする。そして、第2のシリ
ンダ17を伸張させてダイバージェントフラップ15が
コンバージェントフラップ14と同一面内に配されるよ
うに内部ノズル12を形成する。これにより、燃焼ガス
Cの流通方向に沿って後方に向かって流通面積を若干縮
小する内部ノズル12の形態が形成される。
2を揺動させて外部ノズル13を全開状態とし、前記移
動シリンダ23cを全て伸張させて外部ノズル13を内
部ノズル12の後方に配置する。これにより、外部フラ
ップ22の前端と機体Xとの間に外気取入口24が開口
され、該外気取入口24から内部ノズル12と外部ノズ
ル13との間隙を通して、内部ノズル12の後方に外気
Aが取り入れられることになる。
動させることにより、ダイバージェントフラップ15の
前部に収納状態とされていたミキサー18を、ダイバー
ジェントフラップ15の後端から突出状態に配する。こ
れにより、図3に示すような着陸体勢の排気ノズル10
形態が形成されることになる。そして、このように形成
された排気ノズル10であると、ダイバージェントフラ
ップ15の後端に突出させられたミキサー18の内面に
燃焼ガスCが流通させられる一方、該ミキサー18の外
面には、外気取入口24から取り入れられた外気Aが流
通させられる。
波高を増大させる波板形状に形成されているので、該ミ
キサー18の内面を流通させられる燃焼ガスCと、外面
を流通させられる外気Aとが、隣接する波形状の凹凸に
交互に流通させられることになり、ミキサー18の後端
において混合・攪拌されることになる。この場合にあっ
て、燃焼ガスCの流速が、外気Aの流速と比較して速い
ために、燃焼ガスCの流通によって外気Aが吸引され、
外気取入口24からの外気Aの取り入れが促進され、外
部ノズル13内の燃焼ガスC・外気Aの混合気体の流量
が効率よく増大させられる。
ることにより、内部ノズル12を流通してきた高速の燃
焼ガスCは、該内部ノズル12の後方に外部ノズル13
によって形成される広い流路面積に放出されるため、そ
の流速を低減される。これによって、流速の8乗に比例
して大きくなる騒音が抑制されることになる。また、外
部ノズル13から流出される気体は、外気取入口24か
ら取り入れた外気Aと燃焼ガスCとの混合気体となるた
めに、その流量を増大させられるので、流量と流速との
積に比例して大きくなる推力は、流量の増大と流速の低
減とにより相殺され、一定の大きさに保持されることに
なる。
は、離陸時においても適用され、騒音が低減しかつ推力
の増大させることができる。特に、離着陸時において
は、機体Xが地上に近いために、その騒音による被害が
大きく、この点において、本実施例の排気ノズルは、そ
の問題点を有効に解決することができる。
した機体Xが、離陸する場合にあって、外部ノズル13
の前端に取り付けられた移動シリンダ23cを、図5に
示すように伸縮させる。すなわち、上記離陸体勢の排気
ノズル10形態から、内部ノズル12の上部に位置する
移動シリンダ23cをさらに伸張させ、逆に、内部ノズ
ル12の下部に位置する移動シリンダ23cを縮小させ
る。外部ノズル13は、その外部壁21内面に形成され
た案内溝23b内に円柱状の突起23aを収納状態とす
ることにより内部ノズル12の固定壁2に支持されてい
るので、上記移動シリンダ23cの伸縮によって、その
後部開口を斜め下方に指向させられる。
ることにより、外部ノズル13から排出される混合気体
が斜め下方に偏向され、機体Xに斜め上方に向かう推力
が付与されることになる。したがって、このような推力
が付与された機体Xは、す早く浮上させられることにな
り、滑走距離を短縮することが可能となる。
気ノズル10の形態を図6に示すように構成する。すな
わち、前記着陸体勢の排気ノズル10形態から、外部フ
ラップ22を揺動させることにより、内部ノズル12の
後方において排気ノズル10を閉塞するとともに、摺動
手段20を作動させてミキサー18をダイバージェント
フラップ15の前部に移動させる。これにより、内部ノ
ズル12から排出される燃焼ガスCが、外部フラップ2
2によってせき止められるとともに、該外部フラップ2
2に沿って外気取入口24の方向に偏向され、該外気取
入口24から前方に向けて噴出されることになる。その
結果、外部フラップ22は、燃焼ガスCによって後方に
押され、該外部フラップ22を取り付ける移動シリンダ
23cを介して機体Xに逆推力が作用することになり、
機体Xを短い制動距離で停止させることができる。
排気ノズル10であると、亜音速巡航時から超音速巡航
時までの広い速度範囲における推力効率を最適なものと
する形態に変化させることができる。また、離着陸時に
燃焼ガスCに外気Aを効率よく取り込んで、騒音防止と
推力維持を両立させることができる。さらに、この排気
ノズル10を搭載した機体Xにおいては、離陸時におけ
る滑走距離および着陸時における制動距離をそれぞれ短
縮することができるという効果を奏する。
ットエンジンの排気ノズル10にあっては、以下の技術
を採用することができる。 外部ノズル13の外部壁21内面に案内溝23bを
設け、内部ノズル12の固定壁2外面に突起23aを設
けることとしたが、これに代えて、外部壁21内面に突
起23a、固定壁2外面に案内溝23bを配設するこ
と。 外部フラップ揺動手段をモータ22bとしたが、こ
れに代えて、他の任意のアクチュエータを採用するこ
と。 ミキサー18を摺動させる摺動手段20をモータ2
0aおよびボールネジ20b等からなる直線移動機構と
したが、これに代えて、シリンダ、リニアモータ等の他
の直線移動機構を採用すること。 コンバージェントフラップ14およびダイバージェ
ントフラップ15の揺動手段としてシリンダ16・17
を採用したが、これに代えて、任意のアクチュエータを
採用すること。
手段に係るジェットエンジンの排気ノズルは、固定壁と
可動フラップとにより矩形断面を有するダクト状に形成
される内部ノズルの周囲に、移動手段によって内部ノズ
ルの長手方向に移動させられる外部ノズルを設け、可動
フラップが、内部ノズルの長手方向に沿う流路面積を変
化させるコンバージェントフラップおよびダイバージェ
ントフラップからなり、外部ノズルが、外部壁と外部フ
ラップとにより矩形断面を有するダクト状に形成され、
その前端に、その移動によって開閉され内部ノズルとの
間隙に外気を取り入れる外気取入口が配設され、ダイバ
ージェントフラップの外面に、取り入れられた外気と内
部ノズル内の燃焼ガスとを混合するミキサーが配置さ
れ、該ミキサーが、ダイバージェントフラップの長手方
向に沿って摺動可能に取り付けられ、外部ノズルが後方
へ移動させられたときに、該ミキサーをダイバージェン
トフラップの後端に配置させる摺動手段が配設されてい
るので、以下の効果を奏する。 航行速度にあわせて
可動フラップを揺動させ最適なノズル開口比を実現する
ことができるので、広い航行速度範囲に亘って良好な推
力効率を達成することができる。 外部ノズルを内部
ノズルの後方に配置し、外気取入口から取り入れた外気
を内部ノズルからの燃焼ガスにミキサーを介して混合す
るので、排気ノズルから排出される気体の流速を低減し
て騒音を低減し、かつ、流量を増大させて推力の低下を
回避することができる。ミキサーを必要に応じてダイ
バージェントフラップの長手方向に沿って摺動させるこ
とができる。第2の手段に係るジェットエンジンの排気
ノズルによれば、ミキサーが、燃焼ガスの流通方向後方
に向けて波高を増大する波板形状に形成されているの
で、第1の手段の効果に加えて、該ミキサーによって燃
焼ガスに外気を吸引させて外気を効率よく取り込むこと
ができ、離着陸時等における推力の向上を図ることがで
きる。第3の手段に係るジェットエンジンの排気ノズル
によれば、外部ノズルに、内 部ノズルの後方を閉塞する
位置に外部フラップを揺動させる外部フラップ揺動手段
が配設されているので、着陸時に外部フラップ揺動手段
を作動させて内部ノズルの後方に外部フラップを配して
燃焼ガスの流通をせき止めることにより、逆推力を発生
させ、制動距離を短縮することができる。第4の手段に
係るジェットエンジンの排気ノズルによれば、内部ノズ
ルの後部に摺動させられた外部ノズルを、燃焼ガスの流
通方向に交差する方向に揺動させる外部ノズル揺動手段
が配設されているので、外部ノズル揺動手段を作動させ
て外部ノズルの後端開口を下方に向けることにより、燃
焼ガスの流通方向を下方に偏向させ、離陸時における滑
走距離の短縮を図ることができる。
一実施例であって機体の超音速巡航状態を示す縦断面図
である。
面図である。
面図である。
に搭載されたミキサーを示す斜視図である。
た状態を示す縦断面図である。
の後方を閉塞した状態を示す縦断面図である。
模式図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 間隔を空けて配される一対の固定壁と、
その間に対向状態に配される一対の可動フラップとによ
り矩形断面を有するダクト状に形成される内部ノズル
と、該内部ノズルの周囲に配置され移動手段によって該
内部ノズルの長手方向に移動させられる外部ノズルとを
具備し、 前記可動フラップは、燃焼ガスの流通方向に連接され揺
動手段によってそれぞれ傾斜角度を変更させられること
により内部ノズルの長手方向に沿う流路面積を変化させ
るコンバージェントフラップおよびダイバージェントフ
ラップからなり、 前記外部ノズルは、前記固定壁の外側に配される一対の
外部壁と、該外部壁にそれぞれ取り付けられ前記可動フ
ラップの外側に間隔を空けて配される一対の外部フラッ
プとにより矩形断面を有するダクト状に形成され、 該外部ノズルの前端には、該外部ノズルの移動によって
開閉され内部ノズルとの間隙に外気を取り入れる外気取
入口が配設され、 前記ダイバージェントフラップの外面には、前記外部フ
ラップとの間隙位置に配置され、外気取入口から取り入
れられた外気と内部ノズル内の燃焼ガスとを混合するミ
キサーが配置され、該ミキサーが、ダイバージェントフ
ラップの長手方向に沿って摺動可能に取り付けられ、外
部ノズルが後方へ移動させられたときに、該ミキサーを
ダイバージェントフラップの後端に配置させる摺動手段
が配設されていることを特徴とするジェットエンジンの
排気ノズル。 - 【請求項2】 ミキサーが、燃焼ガスの流通方向後方に
向けて波高を増大する波板形状に形成されていることを
特徴とする請求項1記載のジェットエンジンの排気ノズ
ル。 - 【請求項3】 外部ノズルに、外部フラップをダイバー
ジェントフラップの軸心と平行な軸心回りに揺動させる
とともに、外部ノズルが内部ノズルの後方位置に配置さ
れたときに、内部ノズルの後方を閉塞する位置に外部フ
ラップを揺動させる外部フラップ揺動手段が配設されて
いることを特徴とする請求項1または請求項2記載のジ
ェットエンジンの排気ノズル。 - 【請求項4】 内部ノズルの後部に摺動させられた外部
ノズルを、燃焼ガス の流通方向に交差する方向に揺動さ
せる外部ノズル揺動手段が配設されていることを特徴と
する請求項1ないし請求項3のいずれかに記載のジェッ
トエンジンの排気ノズル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04332032A JP3074982B2 (ja) | 1992-12-11 | 1992-12-11 | ジェットエンジンの排気ノズル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04332032A JP3074982B2 (ja) | 1992-12-11 | 1992-12-11 | ジェットエンジンの排気ノズル |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06173769A JPH06173769A (ja) | 1994-06-21 |
| JP3074982B2 true JP3074982B2 (ja) | 2000-08-07 |
Family
ID=18250377
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04332032A Expired - Fee Related JP3074982B2 (ja) | 1992-12-11 | 1992-12-11 | ジェットエンジンの排気ノズル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3074982B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US20100000220A1 (en) * | 2006-10-12 | 2010-01-07 | Zaffir Chaudhry | Fan variable area nozzle with electromechanical actuator |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4502637A (en) | 1982-06-07 | 1985-03-05 | Rolls-Royce Inc. | Turbomachine ejector nozzle with thrust reverser |
-
1992
- 1992-12-11 JP JP04332032A patent/JP3074982B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4502637A (en) | 1982-06-07 | 1985-03-05 | Rolls-Royce Inc. | Turbomachine ejector nozzle with thrust reverser |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH06173769A (ja) | 1994-06-21 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6415597B1 (en) | Switchably coupled turbofan engines for high speed aircraft | |
| JP2509012B2 (ja) | 高速民間輸送機エンジン用排気組立体 | |
| US5269139A (en) | Jet engine with noise suppressing mixing and exhaust sections | |
| US4537026A (en) | Variable area nozzles for turbomachines | |
| JPH06173771A (ja) | ガスタービンエンジンに発生する排気ガスに空気流を混合するミキサ | |
| CA2013931A1 (en) | Nozzle with thrust vectoring in the yaw direction | |
| CN114165361B (zh) | 一种引射火箭冲压发动机燃烧室及自适应燃油喷注方法 | |
| EP1718857A2 (en) | Integrated air inlet system for multi-propulsion aircraft engines | |
| JP2000356167A (ja) | ドルフィンカスケードベーン | |
| JPH04504604A (ja) | 推進ノズル | |
| US4858430A (en) | Thrust reverser for a turbofan engine | |
| US6289670B1 (en) | Turbojet engine thrust reverser and exhaust nozzle | |
| US4463903A (en) | Turbomachine ejector nozzle | |
| US20040065502A1 (en) | Noise reducing apparatus and exhaust nozzle for jet engine | |
| US3806035A (en) | Jet propulsion power plant | |
| JPH06159137A (ja) | 騒音レベルを低下させる排気システム、排気ノズルシステム、騒音レベルを低下させる方法、及び騒音抑制シュートアセンブリ | |
| JP2020522427A (ja) | 膨出部を有するアイソレータを伴うフライトビークルエアエンジン | |
| US3019601A (en) | Pen-shaped nozzle with thrust deflector | |
| US4005823A (en) | Flap-type two-dimensional nozzle having a plug | |
| US3261164A (en) | Convergent-divergent co-annular primary nozzle | |
| JPH04219451A (ja) | 燃焼ガスを吐出する方法と排気ノズル | |
| JP3074982B2 (ja) | ジェットエンジンの排気ノズル | |
| JP4420147B2 (ja) | プラグノズルジェットエンジン | |
| JP2004536255A (ja) | 放出排気を用いる噴射推進機関 | |
| JP2003307156A (ja) | 推力偏向機能付きミキサノズル |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20000509 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313115 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080609 Year of fee payment: 8 |
|
| S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
| S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080609 Year of fee payment: 8 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090609 Year of fee payment: 9 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090609 Year of fee payment: 9 |
|
| S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313117 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090609 Year of fee payment: 9 |
|
| R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100609 Year of fee payment: 10 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110609 Year of fee payment: 11 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |