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JP3075463B2 - 魚釣用リール - Google Patents
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JP3075463B2 - 魚釣用リール - Google Patents

魚釣用リール

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JP3075463B2
JP3075463B2 JP07219000A JP21900095A JP3075463B2 JP 3075463 B2 JP3075463 B2 JP 3075463B2 JP 07219000 A JP07219000 A JP 07219000A JP 21900095 A JP21900095 A JP 21900095A JP 3075463 B2 JP3075463 B2 JP 3075463B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、釣糸の糸長計測装
置を備えた魚釣用リールの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】釣果の向上を図るため、近年、多くの魚
釣用リールには、実開平3−91775号公報を始め、
特公平4−2211号公報や特開平5−103567号
公報等に開示されるように様々な糸長計測装置が装着さ
れており、これらの糸長計測装置によりスプールからの
釣糸の繰出し量やスプールへの巻取り量を計測,表示し
て、所定の棚に仕掛けを正確に降ろすことができるよう
になっている。
【0003】又、昨今では、斯かる糸長計測装置の計測
値を基に、電動の魚釣用リールにあってはモータやソレ
ノイド等のアクチュエータでクラッチを作動させて、釣
糸の繰出しを所定の棚位置で自動的に停止させる棚停止
装置や、マイクロコンピュータに記憶させた作動パター
ンに従って仕掛けが自動的にシャクられるようにした自
動シャクリ装置を始め、釣糸の巻上げに伴う竿先保護を
考慮して、釣糸が巻上げ終端(糸長表示値「0」の位
置)の手前の所定位置、即ち、船べり停止位置まで巻き
上げられた処で、自動的にスプール駆動モータを停止し
て釣糸の巻上げを停止させる船べり自動停止装置等を備
えたものが知られている。
【0004】一方、手動の魚釣用リールにあっても、糸
長計測装置の計測値に基づき、釣糸が所定の繰出し量や
巻取り量に達した処でアラーム音を発するようにしたも
の等が知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、魚釣用リー
ルを長期に亘って使用していくと、例えば巻取り駆動系
統の軸受部やギヤが磨耗したりグリースやオイルが劣化
し、又、魚釣用電動リールにあっては、スプール駆動モ
ータの性能が次第に低下していくため、メンテナンスが
必要となる。
【0006】然し、従来の魚釣用リールにあっては、上
述した巻取り駆動系統の軸受部の磨耗状態やグリース,
オイルの劣化状態を始め、スプール駆動モータの使用頻
度等が分からないためにメンテナンスの時期が判断し難
く、リール本来の機能を長期に亘って維持,発揮してい
くことが難しいといった欠点が指摘されていた。本発明
は斯かる実情に鑑み案出されたもので、魚釣用リールに
装着した糸長計測装置の計測値に着目し、この計測値を
基にメンテナンスの時期を把握できるようにして、リー
ル本来の機能を長期に亘って維持し発揮していくことの
できる魚釣用リールを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
め、請求項1に係る魚釣用リールは、リール本体に装着
したスプールに巻回される釣糸の繰出し糸長を計測する
糸長計測装置と、当該糸長計測装置による計測糸長値を
表示する表示部と、糸長計測装置で計測した釣糸の巻取
り量及び繰出し量を積算して記憶保持する記憶手段と、
積算値表示スイッチとを備え、上記積算値表示スイッチ
のON操作で、記憶手段に記憶保持された積算値を、上
記表示部に表示可能としたことを特徴とする。
【0008】そして、請求項2に係る魚釣用リールは、
リール本体に装着したスプールに巻回される釣糸の繰出
し糸長を計測する糸長計測装置と、当該糸長計測装置に
よる計測糸長値を表示する表示部と、糸長計測装置で計
測した釣糸の巻取り量と繰出し量を各々積算して両積算
値を記憶保持する記憶手段と、積算値表示スイッチとを
備え、上記積算値表示スイッチのON操作で、記憶手段
に記憶保持された釣糸の巻取り量の積算値及び繰出し量
の積算値の少なくともいずれか一方を、上記表示部に表
示可能としたものである。
【0009】
【作用】請求項1に係る魚釣用リールによれば、釣糸の
繰出しや巻取りによって、釣糸の繰出し糸長が糸長計測
装置で計測されて表示部に表示されるが、記憶手段は、
魚釣用リールの使用開始から現在までに計測した糸長計
測装置の計測値を基に、釣糸の巻取り量及び繰出し量を
順次積算して記憶保持していく。
【0010】そして、積算値表示スイッチのON操作で
斯かる積算値が表示部に表示可能となっているから、構
成部品のメンテナンスの時期と斯かる積算値との相関関
係を予め捉えておけば、表示部の積算値を基に釣人はメ
ンテナンスの時期が把握できることとなる。又、請求項
2に係る魚釣用リールによれば、同じく釣糸の繰出しや
巻取りによって、釣糸の繰出し糸長が糸長計測装置で計
測されて表示部に表示されるが、記憶手段は、魚釣用リ
ールの使用開始から現在までに計測した糸長計測装置の
計測値を基に、釣糸の巻取り量と繰出し量を各々積算し
て両積算値を順次記憶保持していく。
【0011】そして、積算値表示スイッチのON操作で
斯かる積算値の少なくともいずれか一方が表示部に表示
可能となっているから、構成部品のメンテナンスの時期
と斯かる積算値との相関関係を予め捉えておけば、表示
部の積算値を基に釣人はメンテナンスの時期が把握でき
ることとなる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を図面に基
づき詳細に説明する。
【0013】図1は請求項1に係る魚釣用リールの第一
実施例を示し、図に於て、1はスプール軸3を介してリ
ール本体5の側板7,9間に回転可能に支持されたスプ
ール、11はスプール巻上げ用の手動ハンドルで、この
手動ハンドル11による回転力が、ハンドル軸12に装
着したドライブギヤ13等からなる動力伝達機構14を
介してスプール軸3に伝達されて、釣糸15の巻取りが
行われるようになっている。
【0014】又、図中、17はスプール軸3の側板7側
端部に取り付くギヤ、19は側板7に回転可能に支持さ
れたギヤで、当該ギヤ19はギヤ17に噛合している。
そして、このギヤ19には一個のマグネット21が装着
されると共に、当該マグネット21に対向してリール本
体5のフレーム枠体23に磁気センサ25が装着されて
おり、磁気センサ25は、フレーム枠体23に取り付く
制御ボックス27内のマイクロコンピュータ(図示せ
ず)に接続されている。
【0015】マイクロコンピュータは、特開平5−10
3567号公報に開示された糸長計測装置のマイクロコ
ンピュータと同様、糸長計測機能を有し、磁気センサ2
5から出力されるスプール1の正転,逆転の判定信号を
CPUに取り込んで釣糸15の繰出しか巻取りかを判定
すると共に、磁気センサ25から取り込むスプール1の
回転パルス信号を内蔵のアップ・ダウンカウンタでカウ
ントして、この計数値を基に、ROMに記憶された糸長
計算式をCPUで演算実行するようになっている。そし
て、その演算結果が釣糸15の繰出し糸長として、操作
パネル29に設けたデジタル表示器31の糸長表示部3
1aに表示されるようになっている。
【0016】而して、本実施例に係る魚釣用リールは、
上述の如き従来と同様の構成に加え、以下の如き特徴を
有する。即ち、既述したように魚釣用リールを長期に亘
って使用していくと、ギヤ17,19や動力伝達機構1
4の軸受部,ドライブギヤ13等が磨耗したりグリース
やオイルが劣化するためメンテナンスが必要となるが、
従来、この種の魚釣用リールにあっては、使用の程度や
劣化の程度が分かり難くメンテナンスの時期の判断がし
難い欠点があった。
【0017】そこで、本実施例は、マイクロコンピュー
タに組み込まれた糸長計測装置の計測値を基にメンテナ
ンスの時期を把握できるようにしたもので、上述したよ
うにマイクロコンピュータは、磁気センサ25から取り
込むスプール1の回転パルス信号をアップ・ダウンカウ
ンタでカウントし乍ら、ROMに記憶された糸長計算式
を演算実行してその演算結果を釣糸15の繰出し糸長と
して糸長表示部31aに表示させるが、マイクロコンピ
ュータは、更に魚釣用リールの使用開始から現在までに
計測した釣糸15の巻取り量及び繰出し量を順次積算
し、これをRMに書き込んで記憶保持していくように
なっている。
【0018】例えば、本実施例に係る魚釣用リールを用
いて初めて魚釣りを行う場合、釣人が釣糸15を50m
繰り出すと、マイクロコンピュータは、磁気センサ25
からのスプール1の正転信号を取り込んで、スプール1
の回転パルス信号をアップカウントし乍ら、この計数値
を基に糸長計算式を演算実行して演算結果「50」を釣
糸15の繰出し糸長として糸長表示部31aに表示させ
るが、これと同時に、マイクロコンピュータは先ず、釣
糸15の繰出し量「50」をRMに書き込むようにな
っている。
【0019】そして、この後、釣人が釣糸15を20m
巻き上げると、釣糸15の巻取りに伴いスプール1が逆
転方向へ回転されるため、磁気センサ25からは逆転方
向の信号がマイクロコンピュータに取り込まれる。
【0020】そこで、マイクロコンピュータは、アップ
・ダウンカウンタをダウン方向に設定した後、アップ・
ダウンカウンタの内容を減算して糸長計算式を演算実行
することで、巻取り糸長、即ち、繰り出された糸長「5
0」から巻取り糸長「20」を差し引いた糸長「30」
を演算してこれを糸長表示部31aに繰出し糸長として
表示させるようになっているが、これと同時にマイクロ
コンピュータは、上述した釣糸15の繰出し量「50」
に巻取り量「20」を積算した「70」を新たなデータ
としてRMに書き込んで記憶保持するようになってい
る。
【0021】以下、上述の如き状態で再び仕掛けを30
m繰り出せば、糸長表示部31aには、糸長計測された
繰出し糸長「60」が表示されると共に、マイクロコン
ピュータは釣糸15の積算値「70」に繰出し量「3
0」を更に積算した「100」を新たなデータとして、
Mに書き込んで記憶保持するようになっている。そ
して、操作パネル29上には積算値表示スイッチ33が
配置されており、斯かる積算値表示スイッチ33をON
操作すると、デジタル表示器31に設けた積算値表示部
31bに積算値(上記の例では、「100」m)が表示
されるようになっている。
【0022】その他、図中、35は操作パネル29に設
けたON/OFFスイッチで、当該ON/OFFスイッ
チ35の操作でマイクロコンピュータやデジタル表示器
31等が起動するようになっており、これらの電源は制
御ボックス27近傍の側板7,9等に内蔵されている。
本実施例はこのように構成されているから、釣糸15の
繰出しや巻取りに伴い、磁気センサ25の信号を基にマ
イクロコンピュータが糸長計算式を演算実行して、その
演算結果を釣糸15の繰出し糸長として糸長表示部31
aに表示させると共に、マイクロコンピュータは、使用
開始から現在までに計測した釣糸15の繰出し量及び巻
取り量を順次積算してこれをRMに記憶保持していく
こととなる。
【0023】そして、釣人が操作パネル29上の積算値
表示スイッチ33をON操作すると、マイクロコンピュ
ータは、釣糸15の巻取り量及び繰出し量の積算値をデ
ジタル表示器31の積算値表示部31bに表示させるこ
ととなる。従って、ギヤ17,19や動力伝達機構14
のドライブギヤ13の磨耗等に対するメンテナンスの時
期と斯かる積算値との相関関係を予め捉えておけば、積
算値表示部31bの表示を基に釣人はメンテナンスの時
期が把握でき、その結果、本実施例によれば、これらの
適切なメンテナンスが行え、因って、リール本来の性能
を確実に発揮,維持できることとなった。
【0024】図2は請求項1に係る魚釣用リールの第二
実施例を示し、本実施例は魚釣用電動リールに本発明を
適用したものである。以下、本実施例を図面に基づいて
説明すると、図中、37はフレーム枠体39の左右に側
板41,43が装着されたリール本体、45は釣糸47
を巻回したスプールで、当該スプール45はその一端が
図示しないブラケットと軸受を介してフレーム枠体39
に回転可能に支持され、又、他端はこれに固定したブラ
ケット49と軸受51を介してフレーム枠体39に回転
可能に支持されている。
【0025】そして、スプール45内には、これと軸線
を一致させてスプール駆動モータ53が配置されてお
り、当該スプール駆動モータ53のモータ軸53aとス
プール45との間に、遊星歯車55や太陽歯車57等か
らなる減速機構59が装着されている。この減速機構5
9は、スプール駆動モータ53の巻取り動力を減速して
スプール45に伝達させる動力伝達手段として機能する
と共に、側板43に取り付けた手動ハンドル61の巻取
り動力をスプール45に伝達させる動力伝達手段として
機能するもので、遊星歯車55が取り付くギヤキャリィ
63のボス部63aは上記ブラケット49のボス部49
a内に回転可能に支持されている。
【0026】そして、上記ボス部63aには、モータ軸
53aと同軸上に配置したピニオン軸65に回転可能且
つその軸方向へ移動可能に取り付くピニオンギヤ67が
クラッチ係合しており、又、当該ピニオンギヤ67にハ
ンドル軸68に装着したドライブギヤ69が噛合してい
る。そして、ピニオンギヤ67とギヤキャリィ63との
間に、側板43に装着したクラッチレバー71の操作で
両者を係脱させるクラッチプレート73が配置されてい
る。
【0027】クラッチプレート73は、スプール駆動モ
ータ53や手動ハンドル61の巻取り動力をスプール4
5に伝達/遮断させるクラッチ機構の構成要素で、従来
と同様、クラッチレバー71を操作すると、これに連結
された図示しないクラッチ作動ブレートによりクラッチ
プレート73がピニオン軸65上を移動してピニオンギ
ヤ67とギヤキャリィ63とのクラッチ結合を係脱し、
スプール45をスプールフりー状態(クラッチOFF)
と巻取り状態(クラッチON)とに切り換えるようにな
っている。
【0028】又、図中、75はスプール45の側面に埋
設されたマグネット、77は当該マグネット75に対向
してフレーム枠体39に埋設された磁気センサで、上記
第一実施例と同様、磁気センサ77は、フレーム枠体3
9に装着した制御ボックス79内の図示しないマイクロ
コンピュータに接続されている。そして、マイクロコン
ピュータは、上記第一実施例と同様の糸長計測機能を有
しており、当該マイクロコンピュータは、磁気センサ7
7から取り込むスプール45の回転パルス信号をアップ
・ダウンカウンタでカウントし乍ら、ROMに記憶され
た糸長計算式を演算実行してその演算結果を釣糸47の
繰出し糸長として操作パネル81に設けたデジタル表示
器83の糸長表示部83aに表示させると共に、魚釣用
電動リールの使用開始から現在までに計測した釣糸47
の巻取り量及び繰出し量を順次積算し、これをRMに
書き込んで記憶保持していくようになっている。
【0029】そして、操作パネル81上には積算値表示
スイッチ85が配置されており、斯かる積算値表示スイ
ッチ85のON操作で、デジタル表示器83に設けた積
算値表示部83bに今までの積算値が表示されるように
なっている。その他、図中、87は操作パネル81に設
けたON/OFFスイッチ、89,91はスプール駆動
モータ53のオートスイッチとマニュアルスイッチで、
給電コード93を介してリール本体37をバッテリに接
続してON/OFFスイッチ87をON操作すると、マ
イクロコンピュータやデジタル表示器83,スプール駆
動モータ53等が起動するようになっている。
【0030】本実施例に係る魚釣用電動リールはこのよ
うに構成されているから、釣糸47の繰出しやスプール
駆動モータ53,手動ハンドル61による釣糸47の巻
取りに伴い、磁気センサ77の信号を基にマイクロコン
ピュータが糸長計算式を演算実行して、その演算結果を
釣糸47の繰出し糸長として糸長表示部83aに表示さ
せると共に、マイクロコンピュータは、使用開始から現
在までに計測した釣糸47の繰出し量及び巻取り量を順
次積算してこれをRMに記憶保持していくこととな
る。
【0031】そして、釣人が操作パネル81上の積算値
表示スイッチ85をON操作すると、マイクロコンピュ
ータは、釣糸47の巻取り量及び繰出し量の積算値をデ
ジタル表示器83の積算値表示部83bに表示させるこ
ととなる。従って、減速機構59の遊星歯車55や太陽
歯車57等の磨耗に対するメンテナンスの時期をはじ
め、スプール駆動モータ53の使用頻度等と斯かる積算
値との相関関係を予め捉えておけば、積算値表示部83
bの表示を基に釣人はこれらのメンテナンスの時期が把
握でき、その結果、本実施例によっても構成部品の適切
なメンテナンスが行え、リール本来の性能を確実に発
揮,維持できることとが可能である。
【0032】尚、上述した請求項1に係る発明の各実施
例は、魚釣用リールの使用開始から現在までに計測した
釣糸15の繰出し量及び巻取り量を順次積算してこれを
Mに記憶保持すると共に、積算値表示スイッチ33
の操作でこの積算値を積算値表示部31bに表示させる
ようにしたが、図示しない請求項2に係る発明の一実施
例のように、糸長計測装置で計測した釣糸の巻取り量と
繰出し量を各々積算して両積算値をRMに記憶し、そ
して、必要に応じ積算値表示スイッチのON操作で、
取り量の積算値及び繰出し量の積算値の少なくともいず
れか一方を、積算値表示部に表示するように構成しても
よい。
【0033】而して、斯かる実施例によっても、上記各
実施例と同様、所期の目的を達成することが可能であ
る。又、上記各実施例は、マイクロコンピュータに組み
込まれた糸長計測装置の計測値を基に、構成部品のメン
テナンスの時期を把握できるようにしたが、斯かる糸長
計測装置の計測値に代え、図3に示すようにリール本体
95のフレーム枠体97に支持したスプール99の回転
を任意の手段で検知して、これを制御ボックス101内
のマイクロコンピュータに取り込み、そして、当該マイ
クロコンピュータで釣糸の巻取り操作及び/又は繰出し
操作時間を計測してその総稼動時間を積算すると共に、
操作パネル103に設けた積算値表示スイッチ105の
ON操作で、総稼動時間をデジタル表示器107に表示
させてもよい。
【0034】而して、斯かる魚釣用リールによっても、
総稼動時間の積算値とメンテナンスの相関関係を予め捉
えておけば、デジタル表示器107の表示を基に釣人は
メンテナンスの時期が把握でき、因って、上述した各実
施例と同様、所期の目的を達成することが可能である。
ところで、図4は図1に示す手動の魚釣用リールに、ス
プール1の電動機能を付加したものである。
【0035】即ち、図中、109はスプール駆動モータ
111を内蔵した電動機で、スプール駆動モータ111
のモータ軸111aに装着したギヤ113に一枚のギヤ
115が噛合している。そして、当該ギヤ115を支持
する支持軸117の端部に、手動ハンドル111に着脱
自在なクランプ部119が形成されている。又、電動機
109の側部には、本出願人が先に特開平5−1538
88号公報等で開示した調節レバー121が装着されて
おり、給電コード123を介して電動機109をバッテ
リ(図示せず)に接続し、そして、当該電動機109に
設けたON/OFFスイッチ125をON操作して斯か
る調節レバー121を操作することで、スプール駆動モ
ータ111のモータ出力が多段階に調節できるようにな
っている。
【0036】そして、電動機109と制御ボックス27
内のマイクロコンピュータは、制御ボックス27に着脱
自在なコード127を介して連結されており、従来の糸
長計測装置を備えた魚釣用電動リールと同様、マイクロ
コンピュータに組み込まれた糸長計測装置の計測値を基
にスプール駆動モータ11を停止して棚取りを行った
り、船べり停止位置まで巻き上げられた処で自動的にス
プール駆動モータ111が停止するようになっている。
【0037】而して、本実施例によれば、上記各実施例
と同様、積算値表示部31bの表示を基に、釣人はギヤ
17,19や動力伝達機構14の磨耗等に対するメンテ
ナンスの時期が把握できると共に、手動ハンドル11に
よるシャクリ等の動作時は電動機109を外してリール
本体5を軽く保持することができるし、巻取り時はスプ
ール駆動モータ111の巻取り動力で釣糸を速やかに巻
き取ることが可能となり、又、電動機109を連結する
ことで、魚釣用電動リールが従来有する棚停止装置等の
機能が手動の魚釣用リールでも可能となる。
【0038】
【発明の効果】以上述べたように、各請求項に係る魚釣
用リールは、積算値表示スイッチのON操作で糸長計測
装置の計測値の積算値を表示部に表示可能としたので、
構成部品のメンテナンスの時期と斯かる積算値との相関
関係を予め捉えておけば、積算値の表示を基に釣人はメ
ンテナンスの時期を容易に把握することができ、この結
果、本発明によれば、構成部品の適切なメンテナンスが
行え、因って、リール本来の性能を確実に発揮,維持で
きることとなった。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に係る魚釣用リールの第一実施例の平
面図である。
【図2】請求項1に係る魚釣用リールの第二実施例の一
部切欠き平面図である。
【図3】魚釣用リールの変形例の部分平面図である。
【図4】電動機を連結した図1の魚釣用リールの平面図
である。
【符号の説明】
1,45,99 スプール 3 スプール軸 5,37,95 リール本体 15,47 釣糸 21,75 マグネット 25,77 磁気センサ 27,79,101 制御ボックス 31,83,107 デジタル表示器 31a,83a 糸長表示部 31b,83b 積算値表示部 33,85,105 積算値表示スイッチ 53,111 スプール駆動モータ 109 電動機 119 クランプ部 121 調節レバー

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リール本体に装着したスプールに巻回さ
    れる釣糸の繰出し糸長を計測する糸長計測装置と、 当該糸長計測装置による計測糸長値を表示する表示部
    と、 糸長計測装置で計測した釣糸の巻取り量及び繰出し量を
    積算して記憶保持する記憶手段と、 積算値表示スイッチ とを備え、上記積算値表示スイッチのON操作で、記憶手段に記憶
    保持された 積算値を、上記表示部に表示可能としたこと
    を特徴とする魚釣用リール。
  2. 【請求項2】 リール本体に装着したスプールに巻回さ
    れる釣糸の繰出し糸長を計測する糸長計測装置と、 当該糸長計測装置による計測糸長値を表示する表示部
    と、 糸長計測装置で計測した釣糸の巻取り量と繰出し量を各
    々積算して両積算値を記憶保持する記憶手段と、 積算値表示スイッチ とを備え、上記積算値表示スイッチのON操作で、記憶手段に記憶
    保持された 釣糸の巻取り量の積算値及び繰出し量の積算
    値の少なくともいずれか一方を、上記表示部に表示可能
    としたことを特徴とする魚釣用リール。
JP07219000A 1995-08-28 1995-08-28 魚釣用リール Expired - Fee Related JP3075463B2 (ja)

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