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JP3079999B2 - 情報処理装置および記憶媒体 - Google Patents
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JP3079999B2 - 情報処理装置および記憶媒体 - Google Patents

情報処理装置および記憶媒体

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JP3079999B2
JP3079999B2 JP08121206A JP12120696A JP3079999B2 JP 3079999 B2 JP3079999 B2 JP 3079999B2 JP 08121206 A JP08121206 A JP 08121206A JP 12120696 A JP12120696 A JP 12120696A JP 3079999 B2 JP3079999 B2 JP 3079999B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パーソナルコンピ
ュータなどの情報処理装置、およびその情報処理装置を
動作させるためのプログラムを格納した記憶媒体に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータにファク
シミリモデムを内蔵したりファクシミリ装置を接続した
りして、パーソナルコンピュータによりファクシミリ通
信を行うことが普及しつつある。
【0003】このような場合、テキストデータをビット
マップデータに変換するなどのデータ変換を行うFAX
ドライバと呼ばれるソフトウェア、通信履歴を管理およ
び表示するログマネージャと呼ばれるソフトウェア、お
よびパーソナルコンピュータとファクシミリ装置あるい
はモデムとの間のデータの送受を管理するステータスモ
ニタと呼ばれるソフトウェアなどが用いられ、ファクシ
ミリ送信の正常終了、異常終了、未送信などの処理状況
は、ログマネージャにより管理されるログファイルに記
録される。そして、このログファイルは実際にはパーソ
ナルコンピュータに内蔵されたハードディスクに記憶さ
れている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようにファクシミリ送信の処理状況をログファイルに記
録して管理するので、未送信の状態でステータスモニタ
を終了させた場合、その後に使用者がステータスモニタ
を起動させたときに、ファクシミリ送信が自動的に開始
されることが考えられ、使い勝手が悪いという問題があ
った。
【0005】たとえば、ある使用者がタイマ送信をセッ
トしておいたにも拘らず、他の使用者がステータスモニ
タを終了させてパーソナルコンピュータの電源をオフに
してしまい、送信時刻に送信できなかった場合を想定す
ると、後に使用者が別のファクシミリデータを送信しよ
うとしてパーソナルコンピュータの電源をオンし、ワー
プロソフトやステータスモニタを起動させたときに、送
信時刻の経過した未送信のファクシミリデータが存在し
ていることがログファイルに記録されているので、ステ
ータスモニタがファクシミリ送信を自動的に開始してし
まい、使用者の意に反したファクシミリ送信が実行され
てしまう。
【0006】また、プリントの処理状況をログファイル
に記録して管理する場合にも、同様の問題が考えられ
る。
【0007】本発明は、上記の点に鑑みて提案されたも
のであって、使用者の意に反して突然ファクシミリ送信
やプリントなどの処理が行われることのない情報処理装
置、およびそのためのプログラムを格納した記憶媒体を
提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載した発明の情報処理装置は、周辺装
置に接続され、その周辺装置で処理すべきデータをその
処理すべき履歴と共に記憶し、この履歴にしたがって該
データを周辺装置に送って該データを処理させる情報処
理装置であって、周辺装置で処理すべきデータを記憶す
るデータ記憶手段と、履歴としての、データ記憶手段に
記憶されているデータの処理内容および処理状況を記憶
する処理記憶手段と、処理記憶手段に記憶されている処
理内容および処理状況を参照して、データ記憶手段に記
憶されている未処理のデータを適切な時期に処理するデ
ータ処理手段と、データ処理手段の動作を強制的に終了
させる強制終了手段と、強制終了手段によるデータ処理
手段の動作終了時に、処理記憶手段に記憶されている処
理状況を検索して、処理状況が未処理であるものが存在
すれば、それをキャンセルするキャンセル手段とを備え
ている。
【0009】この情報処理装置によれば、強制終了手段
によるデータ処理手段の動作終了時に、処理状況が未処
理であるものがキャンセル手段によりキャンセルされる
ので、データ処理手段の起動時に、使用者の意に反して
突然ファクシミリ送信やプリントなどの処理が行われる
ことがない。
【0010】データ記憶手段および処理記憶手段は、た
とえばハードディスクにより実現される。データ処理手
段、強制終了手段、およびキャンセル手段は、所定のプ
ログラムにより動作するプロセサにより実現される。キ
ャンセルの具体的内容は、処理状況を保留に変更すると
か、その件に関するデータ記憶手段および処理記憶手段
の内容を削除するとかが考えられる。
【0011】また、請求項2に記載した発明の情報処理
装置は、請求項1記載の情報処理装置であって、処理状
況は、ファクシミリ送信の未送信と保留とを含み、キャ
ンセル手段は、強制終了手段によるデータ処理手段の動
作終了時に、処理状況が未送信であるものが存在すれ
ば、その処理状況を保留に変更するものである。
【0012】この情報処理装置によれば、強制終了手段
によるデータ処理手段の動作終了時に、処理状況が未送
信であるものがキャンセル手段により保留に変更される
ので、データ処理手段の起動時に、使用者の意に反して
突然ファクシミリ送信が行われることがない。しかも、
処理状況が保留に変更されただけで送信データはデータ
記憶手段から削除されていないので、使用者が処理状況
を保留から即時送信に変更する操作を行えばいつでも送
信できる。
【0013】更に、請求項3に記載した発明の情報処理
装置は、請求項1記載の情報処理装置であって、処理状
況は、プリントの実行済と未プリントとを含み、キャン
セル手段は、強制終了手段によるデータ処理手段の動作
終了時に、処理状況が未プリントであるものが存在すれ
ば、それに関する処理記憶手段およびデータ記憶手段の
記憶内容を消去するものである。
【0014】この情報処理装置によれば、強制終了手段
によるデータ処理手段の動作終了時に、処理状況が未プ
リントであるものがキャンセル手段により削除されるの
で、データ処理手段の起動時に、使用者の意に反して突
然プリントが行われることがない。しかも、プリントデ
ータもデータ記憶手段から削除されるので、使用者が削
除のための操作を行なう手間が省ける。
【0015】また、請求項4に記載した発明の情報処理
装置は、請求項1記載の情報処理装置であって、キャン
セル手段は、データ処理手段の起動時にも、処理記憶手
段に記憶されている処理状況を検索して、処理状況が未
処理であるものが存在すれば、それをキャンセルするも
のである。
【0016】この情報処理装置によれば、データ処理手
段の起動時にも、キャンセル手段がキャンセル動作を行
うので、データ処理手段が強制終了手段によらずに異常
終了したときでも、確実にキャンセルできる。
【0017】すなわち、データ処理手段の起動後に、パ
ーソナルコンピュータの強制終了や電源オフなどが発生
した場合のように、強制終了手段によらずにデータ処理
手段の動作終了が行われると、データ処理手段の動作が
正常に終了しないので、キャンセルが行われないのであ
るが、データ処理手段の起動時にもキャンセル動作を行
うことにより、前回の終了が異常終了であっても、確実
にキャンセルできる。
【0018】更に、請求項5に記載した発明の記憶媒体
は、周辺装置に接続され、その周辺装置で処理すべきデ
ータをその処理すべき履歴と共に記憶し、この履歴にし
たがって該データを周辺装置に送って該データを処理さ
せる情報処理装置に供され、周辺装置の機能を実現する
ように処理するプログラムを記憶した記憶媒体であっ
て、周辺装置で処理すべきデータを記憶するデータ記憶
手段に記憶されているデータの、履歴としての処理内容
および処理状況を記憶する処理記憶手段に記憶されてい
る処理内容および処理状況を参照して、データ記憶手段
に記憶されている未処理のデータを適切な時期に処理す
るデータ処理プログラムと、データ処理プログラムの動
作を強制的に終了させる強制終了プログラムと、強制終
了プログラムによるデータ処理プログラムの動作終了時
に、処理記憶手段に記憶されている処理状況を検索し
て、処理状況が未処理であるものが存在すれば、それを
キャンセルするキャンセルプログラムとを含むプログラ
ムを格納している。
【0019】この記憶媒体によれば、その内容をパーソ
ナルコンピュータなどにインストールすることにより、
請求項1記載の情報処理装置を実現できる。
【0020】記憶媒体としては、フレキシブルディスク
が考えられるが、これに限るものではなく、たとえばC
D−ROMなどであってもよい。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を、図面を参照しつつ具体的に説明する。
【0022】図1は、本発明に係る情報処理装置の一例
としてのパーソナルコンピュータに周辺装置を接続した
状態の回路ブロック図である。パーソナルコンピュータ
1は、いわゆるマルチウインドウを用いたGUIを採用
しており、複数のアプリケーションソフトウェアを同時
に起動させておくことが可能である。多機能周辺装置
(以下「MFD」という)2は、ファクシミリ、プリン
タ、イメージスキャナ、およびコピー機などの複数の機
能を有している。なお、MFDはマルチ・ファンクショ
ン・ディバイスの略称である。
【0023】パーソナルコンピュータ1は、プロセサ1
1、ROM12、RAM13、ゲートアレイ14、イン
ターフェース15、ハードディスク装置16、およびフ
レキシブルディスクドライブ17を備えている。プロセ
サ11、ROM12、RAM13、ゲートアレイ14、
およびインターフェース15は、バス線により相互に接
続されている。バス線は、データバス、アドレスバス、
および制御信号線を含む。
【0024】プロセサ11は、ハードディスク装置16
にインストールされているOSや各種のアプリケーショ
ンソフトウェアなどのプログラムに基づいて動作し、情
報処理を行う。ROM12は、各種のデータなどを記憶
している。RAM13は、各種のアプリケーションソフ
トウェアなどによって利用され、各種のデータなどを記
憶する。ゲートアレイ14は、プロセサ11とハードデ
ィスク装置16およびフレキシブルディスクドライブ1
7との間のインターフェースとして機能する。インター
フェース15は、たとえばRS−232Cなどの規格に
基づいて、パーソナルコンピュータ1とMFD2との間
のデータの送受信を制御する。ハードディスク装置16
は、各種のアプリケーションソフトウェアのプログラム
などを記憶する。フレキシブルディスクドライブ17
は、フレキシブルディスクの内容を読み出す。
【0025】MFD2は、CPU21、RAM22、R
OM23、ゲートアレイ24、インターフェース25、
スキャナ26、プリンタ27、およびモデム28を備え
ている。CPU21、RAM22、ROM23、ゲート
アレイ24、およびインターフェース25は、バス線に
より相互に接続されている。バス線は、データバス、ア
ドレスバス、および制御信号線を含む。インターフェー
ス25は、ケーブル31を介してパーソナルコンピュー
タ1のインターフェース15に接続されており、モデム
28には、電話回線32が接続されている。
【0026】CPU21は、MFD2全体を制御する。
RAM22は、各種のデータを記憶する。ROM23
は、MFD2を制御するためのプログラムなどを記憶し
ている。ゲートアレイ24は、CPU21とスキャナ2
6、プリンタ27、およびモデム28との間のインター
フェースとして機能する。インターフェース25は、た
とえばRS−232Cなどの規格に基づいて、パーソナ
ルコンピュータ1とMFD2との間のデータの送受信を
制御する。スキャナ26は、原稿の画像を読み取って画
像信号に変換する。プリンタ27は、画像データに基づ
いて画像をプリントする。モデム28は、ファクシミリ
通信の送受信に際して、送信データにより搬送波を変調
し、また受信搬送波を復調して受信データを取り出す。
【0027】パーソナルコンピュータ1のハードディス
ク装置16には、MFD2のモデム28を用いてパーソ
ナルコンピュータ1と他のファクシミリ装置などとの間
でファクシミリ通信を行わせたり、プリンタ27を用い
てパーソナルコンピュータ1で作成した文書や画像を印
刷させたり、スキャナ26を用いて読み取らせた画像信
号をパーソナルコンピュータ1に取り込んだりという、
各種の機能を実現するためのMFD制御アプリケーショ
ンソフトウェアがインストールされている。このMFD
制御アプリケーションソフトウェアは、フレキシブルデ
ィスクドライブ17にフレキシブルディスクを挿入して
所定の操作を行うことにより、ハードディスク装置16
にインストールされる。このMFD制御アプリケーショ
ンソフトウェアは、テキストデータをビットマップデー
タに変換するなどのデータ変換を行うFAXドライバと
呼ばれるソフトウェア、通信履歴を管理および表示する
ログマネージャと呼ばれるソフトウェア、およびパーソ
ナルコンピュータ1とMFD2との間のデータの送受を
管理するステータスモニタと呼ばれるソフトウェアなど
により構成されている。
【0028】すなわち、ハードディスク装置16は、処
理すべきデータを記憶するデータ記憶手段と、データ記
憶手段に記憶されているデータの処理内容および処理状
況を記憶する処理記憶手段とを構成している。プロセサ
11は、ハードディスク装置16にインストールされた
MFD制御アプリケーションソフトウェアに基づいて動
作することにより、処理記憶手段に記憶されている処理
内容および処理状況を参照して、データ記憶手段に記憶
されている未処理のデータを適切な時期に処理するデー
タ処理手段と、データ処理手段の動作を強制的に終了さ
せる強制終了手段と、強制終了手段によるデータ処理手
段の動作終了時および起動時に、処理記憶手段に記憶さ
れている処理状況を検索して、処理状況が未処理である
ものが存在すれば、それをキャンセルするキャンセル手
段とを構成している。また、MFD制御アプリケーショ
ンソフトウェアが格納されたフレキシブルディスクは、
処理すべきデータを記憶するデータ記憶手段に記憶され
ているデータの処理内容および処理状況を記憶する処理
記憶手段に記憶されている処理内容および処理状況を参
照して、データ記憶手段に記憶されている未処理のデー
タを適切な時期に処理するデータ処理プログラムと、デ
ータ処理プログラムの動作を強制的に終了させる強制終
了プログラムと、強制終了プログラムによるデータ処理
プログラムの動作終了時に、処理記憶手段に記憶されて
いる処理状況を検索して、処理状況が未処理であるもの
が存在すれば、それをキャンセルするキャンセルプログ
ラムとを含むプログラムを格納している記憶媒体を構成
している。
【0029】次に、このように構成されたパーソナルコ
ンピュータ1およびMFD2の動作の概略について説明
する。パーソナルコンピュータ1を用いてワードプロセ
ッサのアプリケーションソフトウェアにより作成した文
書をファクシミリ送信したい場合、そのワードプロセッ
サのアプリケーションソフトウェアを起動させ、印刷指
示を行って、FAXドライバを指定する。これにより、
ステータスモニタが起動されるとともに、FAXドライ
バが送信すべきテキストデータをビットマップデータに
変換してハードディスク装置16に書き込む。そして、
使用者が送信先の電話番号などの設定操作を行うと、そ
の内容をステータスモニタがログマネージャに渡し、ロ
グマネージャがログファイルに登録する。ログファイル
はハードディスク装置16に記憶されている。登録され
た送信時期が即時送信である場合、ステータスモニタ
が、ログファイルを検索することによりそれを認識し、
ハードディスク装置16からビットマップデータからな
る送信データを読み出し、送信先の電話番号などの情報
とともにケーブル31を介してMFD2に送る。これら
のデータはインターフェース25およびゲートアレイ2
4を介してモデム28に伝送され、電話回線32に送出
される。
【0030】パーソナルコンピュータ1を用いてワード
プロセッサのアプリケーションソフトウェアにより作成
した文書をMFD2のプリンタ27によりプリントした
い場合、そのワードプロセッサのアプリケーションソフ
トウェアを起動させ、印刷指示を行って、FAXドライ
バを指定する。これにより、ステータスモニタが起動さ
れるとともに、FAXドライバがプリントすべきテキス
トデータをビットマップデータに変換してハードディス
ク装置16に書き込む。そして、使用者が印刷開始頁や
終了頁などの設定操作を行うと、その内容をステータス
モニタがログマネージヤに渡し、ログマネージヤがログ
ファイルに登録する。ログファイルはハードディスク装
置16に記憶されている。登録されると、ステータスモ
ニタが、ログファイルを検索することによりそれを認識
し、ハードディスク装置16からビットマップデータか
らなるプリントデータを読み出し、ケーブル31を介し
てMFD2に送る。これらのデータはインターフェース
25およびゲートアレイ24を介してプリンタ27に伝
送され、そのデータに応じた画像が記録用紙上にプリン
トされる。
【0031】ところで、タイマ送信を設定した場合、そ
れがログファイルに登録されるので、ステータスモニタ
を起動させておけば、設定時刻に送信される。しかし、
タイマ送信が設定されていることを知らない他の使用者
がステータスモニタを終了させた場合、タイマ送信が行
われず、ログファイルの内容はもちろん変更されない。
したがって、何らの措置も行わなければ、タイマ送信の
送信時刻経過後に使用者が別のファクシミリ送信を行お
うとしてステータスモニタを起動させた場合、ステータ
スモニタがログファイルを検索して、タイマ送信時刻が
経過していることを検知し、使用者の意に反したファク
シミリ送信を自動的に行ってしまう。そこで、このよう
なことを防止するために、ステータスモニタの終了操作
が行われた場合、ステータスモニタがログファイルを検
索して、処理状況が未送信になっているものを保留に書
き換える。
【0032】また、プリントがログファイルに登録され
た後、プリントの完了までにステータスモニタが終了さ
せられた場合も状況は同じである。そこで、このような
ことを防止するために、ステータスモニタの終了操作が
行われた場合、ステータスモニタがログファイルを検索
して、処理状況が未プリントになっているものを削除
し、さらにハードディスク装置16に記憶されているプ
リントすべきデータも削除する。
【0033】さらに、ステータスモニタが起動されてい
る状態でパーソナルコンピュータ1の電源をオフした場
合やパーソナルコンピュータ1を強制終了させた場合の
ように、ステータスモニタが異常終了した場合、何らの
措置も行わなければ、ログファイルの内容を保留に書換
えたり削除したりというキャンセル処理が実行されな
い。そこで、ステータスモニタの起動時にもキャンセル
処理を実行する。
【0034】このようなキャンセル処理の手順につい
て、図2に示すフローチャートを参照しながら説明す
る。このキャンセル処理は、上記のように、ステータス
モニタの終了時および起動時に実行される。また、この
キャンセル処理は、ステータスモニタのプログラムに基
づいてプロセサ11が動作することにより実現される。
【0035】先ずステータスモニタが、ハードディスク
装置16に格納されているログファイルを検索し、処理
状況が未送信になっているものが存在するか否かを判断
する(S1)。処理状況が未送信になっているものが存
在しなければ(S1:NO)、ステータスモニタが、ハ
ードディスク装置16に格納されているログファイルを
検索し、処理状況が未プリントになっているものが存在
するか否かを判断する(S2)。処理状況が未プリント
になっているものが存在しなければ(S2:NO)、こ
のルーチンを終了する。すなわち、未送信も未プリント
も存在しなければ、キャンセルする必要がないので、処
理を終了する。
【0036】S1において、処理状況が未送信になって
いるものが存在すれば(S1:YES)、ステータスモ
ニタが、その処理状況を保留に書換え(S3)、S1に
戻る。すなわち、未送信のものが存在するかぎり、その
処理状況を保留に書換えるという動作が繰り返される。
したがって、使用者は、必要があれば処理状況を保留か
ら即時送信に書き換えることにより、未送信の送信デー
タを送信できる。
【0037】S2において、処理状況が未プリントにな
っているものが存在すれば(S2:YES)、ステータ
スモニタが、その件に関するログファイルの内容を削除
し(S4)、さらに、その件に関するプリントデータも
ハードディスク装置16から削除して(S5)、S2に
戻る。すなわち、未プリントのものが存在するかぎり、
その件に関するログファイルの内容およびプリントデー
タを削除するという動作が繰り返される。したがって、
使用者が削除のための操作を行なう手間が省ける。
【0038】なお、上記実施形態では、ステータスモニ
タの終了時および起動時の双方にキャンセル処理を実行
するようにしたが、ステータスモニタの終了時にのみキ
ャンセル処理を実行するようにしてもよい。さらには、
ステータスモニタの終了時にのみキャンセル処理を実行
するか、ステータスモニタの終了時および起動時の双方
にキャンセル処理を実行するか、全くキャンセル処理を
実行しないかなどの選択を、使用者の設定操作により任
意に行えるようにしてもよい。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載した
発明の情報処理装置によれば、強制終了手段によるデー
タ処理手段の動作終了時に、処理状況が未処理であるも
のがキャンセル手段によりキャンセルされるので、デー
タ処理手段の起動時に、使用者の意に反して突然ファク
シミリ送信やプリントなどの処理が行われることがな
い。
【0040】また、請求項2に記載した発明の情報処理
装置によれば、強制終了手段によるデータ処理手段の動
作終了時に、処理状況が未送信であるものがキャンセル
手段により保留に変更されるので、データ処理手段の起
動時に、使用者の意に反して突然ファクシミリ送信が行
われることがない。しかも、処理状況が保留に変更され
ただけで送信データはデータ記憶手段から削除されてい
ないので、使用者が処理状況を保留から即時送信に変更
する操作を行えばいつでも送信できる。
【0041】更に、請求項3に記載した発明の情報処理
装置によれば、強制終了手段によるデータ処理手段の動
作終了時に、処理状況が未プリントであるものがキャン
セル手段により削除されるので、データ処理手段の起動
時に、使用者の意に反して突然プリントが行われること
がない。しかも、プリントデータもデータ記憶手段から
削除されるので、使用者が削除のための操作を行なう手
間が省ける。
【0042】また、請求項4に記載した発明の情報処理
装置によれば、データ処理手段の起動時にも、キャンセ
ル手段がキャンセル動作を行うので、データ処理手段が
強制終了手段によらずに異常終了したときでも、確実に
キャンセルできる。
【0043】更に、請求項5に記載した発明の記憶媒体
によれば、その内容をパーソナルコンピュータなどにイ
ンストールすることにより、請求項1記載の情報処理装
置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る情報処理装置の一例としてのパー
ソナルコンピュータに周辺装置を接続した状態の回路ブ
ロック図である。
【図2】図1に示すパーソナルコンピュータによるキャ
ンセル処理の手順を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 パーソナルコンピュータ 2 MFD 11 プロセサ 16 ハードディスク装置 17 フレキシブルディスクドライブ 21 CPU 26 スキャナ 27 プリンタ 28 モデム
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H04N 1/32 H04N 1/32 Z

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 周辺装置に接続され、その周辺装置で処
    理すべきデータをその処理すべき履歴と共に記憶し、こ
    の履歴にしたがって該データを前記周辺装置に送って該
    データを処理させる情報処理装置であって、 前記周辺装置で 処理すべきデータを記憶するデータ記憶
    手段と、前記履歴としての、 前記データ記憶手段に記憶されてい
    るデータの処理内容および処理状況を記憶する処理記憶
    手段と、 前記処理記憶手段に記憶されている処理内容および処理
    状況を参照して、前記データ記憶手段に記憶されている
    未処理のデータを適切な時期に処理するデータ処理手段
    と、 前記データ処理手段の動作を強制的に終了させる強制終
    了手段と、 前記強制終了手段による前記データ処理手段の動作終了
    時に、前記処理記憶手段に記憶されている処理状況を検
    索して、処理状況が未処理であるものが存在すれば、そ
    れをキャンセルするキャンセル手段とを備えたことを特
    徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記処理状況は、ファクシミリ送信の未
    送信と保留とを含み、 前記キャンセル手段は、前記強制終了手段による前記デ
    ータ処理手段の動作終了時に、処理状況が未送信である
    ものが存在すれば、その処理状況を保留に変更する請求
    項1に記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記処理状況は、プリントの実行済と未
    プリントとを含み、 前記キャンセル手段は、前記強制終了手段による前記デ
    ータ処理手段の動作終了時に、処理状況が未プリントで
    あるものが存在すれば、それに関する前記処理記憶手段
    および前記データ記憶手段の記憶内容を消去する請求項
    1に記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記キャンセル手段は、前記データ処理
    手段の起動時にも、前記処理記憶手段に記憶されている
    処理状況を検索して、処理状況が未処理であるものが存
    在すれば、それをキャンセルする請求項1に記載の情報
    処理装置。
  5. 【請求項5】 周辺装置に接続され、その周辺装置で処
    理すべきデータをその処理すべき履歴と共に記憶し、こ
    の履歴にしたがって該データを前記周辺装置に送って該
    データを処理させる情報処理装置に供され、前記周辺装
    置の機能を実現するように処理するプログラムを記憶し
    た記憶媒体であって、 前記周辺装置で 処理すべきデータを記憶するデータ記憶
    手段に記憶されているデータの、前記履歴としての処理
    内容および処理状況を記憶する処理記憶手段に記憶され
    ている処理内容および処理状況を参照して、前記データ
    記憶手段に記憶されている未処理のデータを適切な時期
    に処理するデータ処理プログラムと、 前記データ処理プログラムの動作を強制的に終了させる
    強制終了プログラムと、 前記強制終了プログラムによる前記データ処理プログラ
    ムの動作終了時に、前記処理記憶手段に記憶されている
    処理状況を検索して、処理状況が未処理であるものが存
    在すれば、それをキャンセルするキャンセルプログラム
    とを含むプログラムを格納していることを特徴とする記
    憶媒体。
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