JP3081850B2 - 異物除去機能を具えた横型鋼球研磨装置 - Google Patents
異物除去機能を具えた横型鋼球研磨装置Info
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- Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
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Description
ラッシング工程、研削工程及びラップ工程において使用
される横型鋼球研磨装置(以下、「鋼球研磨装置」とい
う。)に関する。
において線材片がバリを有する粗い球形状に型打ちされ
た後、バリを除去するフラッシング工程、鋼球に充分な
強度と耐久性をもたせるための熱処理工程、熱処理後の
鋼球を研削仕上げするための研削工程、及び、研削工程
後の鋼球を高精度に仕上げるためのラップ工程等を経て
最終製品になる。
及びラップ工程に使用される従来の鋼球研磨装置70で
ある。鋼球研磨装置70は、回転盤72及び定盤74を
具えた研磨機構76と、回転盤72と定盤74との間に
鋼球78を供給するとともに回転盤72と定盤74との
間から排出される鋼球を受け入れる鋼球貯留容器82を
有するコンベヤ80(例えば、回転コンベヤ、水車式コ
ンベヤ若しくはバケットエレベータ型コンベヤ)とから
構成される。フラッシング工程において使用される回転
盤72及び定盤74は夫々ボール溝を有し、互いに軸方
向に加圧される。なお、研削工程又はラップ工程では、
V状又はR状のボール溝が形成された定盤74と平坦な
回転盤72との間に、研削液を流しながら生の鋼球を供
給して、平坦な回転盤72に所定の深さのボール溝が形
成されたものを使用する。コンベヤ80から供給される
鋼球78は、回転盤72と定盤74との間に挟持され、
ボール溝を転動しながら加工される。回転盤72と定盤
74との間を略々一周した鋼球78はコンベヤ80に排
出される。そして、鋼球78は、所定寸法精度が得られ
るまで、研磨機構76とコンベヤ80とを循環する。
主として、鋼球のバリを除去する工程である。バリは回
転盤72と定盤74との間から殆どが研削液とともに落
下するが、その一部はコンベヤ80に戻り、再度研磨機
構76に供給されることがある。その結果、バリが回転
盤72や定盤74のボール溝を傷付けることがあった。
また、ごく僅かではあるが、鍛造工程において加工され
損なった線材片が鋼球に混入し、この線材片が研磨機構
76に供給されて、回転盤72及び定盤74のボール溝
を傷付けるおそれがあった。
に砥石が使用される。鋼球78が研磨機構76に供給さ
れるとき、しばしば、砥石が欠けることがある。砥石の
欠片は、上記のように回転盤72と定盤74との間から
研削液とともに落下するが、その一部が循環する鋼球に
混じってコンベヤ80から研磨機構76に供給されるこ
とがある。このような欠片も回転盤72及び定盤74の
ボール溝を傷付ける要因であった。また、欠けや亀裂の
生じた鋼球78が研磨機構76に供給されることによ
り、ボール溝を傷付けるおそれもあった。
した場合、鋼球貯留容器82の外周壁付近に排出された
鋼球78は外周壁に沿って移動し、同じく、鋼球貯留容
器82の内周壁付近に排出された鋼球78は内周壁に沿
って移動して研磨機構76に送出される。このため、鋼
球78の「ロットの直径の相互差」が大きくなるという
問題があった。なお、「ロットの直径の相互差」とは、
JIS B 1501(玉軸受用鋼球)に規定されてい
るように、ロット内の最大鋼球の平均直径と最小鋼球の
平均直径との差をいう。 さらに、回転盤72及び定盤7
4の最小直径の鋼球を加圧挟持していたボール溝に最大
直径の鋼球が供給されると、加圧力が最大直径の鋼球に
集中するため、金属盤の場合にはボール溝に圧痕が生
じ、砥石盤の場合にはボール溝が欠けるという問題があ
った。
を除去することができるとともに、鋼球の「ロットの直
径の相互差」を小さくすることができる鋼球研磨装置を
提供することを目的とする。本発明は、異物を除去する
ことにより、回転盤及び定盤のボール溝を保護するため
の鋼球研磨装置を提供することを他の目的とする。ま
た、本発明は、回転盤及び定盤のボール溝を保護するこ
とにより、最終製品の鋼球に一定の品質を保証すること
ができる鋼球研磨装置を提供するを更なる他の目的とす
る。
ら回転する回転盤と該回転盤と対向する固定の定盤とを
有してなる研磨機構と、前記回転盤と前記固定盤との間
に鋼球を供給するとともに前記回転盤と固定盤との間か
ら排出される前記鋼球を受け入れる鋼球貯留容器を有す
る回転コンベヤと、該回転コンベヤと前記研磨機構との
間に設けられ前記回転コンベヤの回転により前記鋼球貯
留容器から連続的に送出される前記鋼球を前記回転盤と
前記固定盤との間に供給するための供給路と、前記研磨
機構と前記回転コンベヤとの間に設けられ前記回転盤と
前記固定盤との間から連続的に排出される前記鋼球を前
記鋼球貯留容器に還送するための排出路とを具えた横型
鋼球研磨装置であって、前記供給路及び前記排出路の少
なくとも一方に、その間隔が研磨される前記鋼球の直径
より僅かに狭い簀子を設けるとともに、前記排出路の下
流側に、該排出路から排出される前記鋼球を受け入れる
昇降自在な鋼球受け容器と該鋼球受け容器を間欠昇降さ
せる昇降装置とを有して成るホッパを設け、前記昇降装
置により上昇した前記鋼球受け容器から前記ホッパの下
流側に位置する前記鋼球貯留容器に前記鋼球を投入する
際、該鋼球を前記鋼球貯留容器の半径方向の異なる位置
に分散させて放下するようにした横型鋼球研磨装置によ
り前記課題を解決した。
構に送られる。鋼球は回転盤と定盤との間で加圧挟持さ
れながら略々一周する。次いで、鋼球は排出路を通じて
鋼球貯留容器に戻る。鋼球貯留容器に戻った鋼球は、所
定の寸法精度が得られるまで鋼球貯留容器と研磨機構と
の間の循環する。供給路及び/又は排出路に設けられた
簀子は、研磨機構に鋼球が供給される前、及び/又は研
磨機構から鋼球が排出された後において、簀子の間隔よ
り小さいバリ、線材片、砥石の欠片及び不良の鋼球等を
下方に落下させる。また、ホッパは循環する鋼球を鋼球
貯留容器の半径方向の異なる位置に分散させて放下する
から、回転コンベヤの回転により鋼球貯留容器から連続
的に送出さ れる鋼球は回転盤及び定盤の異なるボール溝
間に加圧挟持されながら研磨される。
を説明する。研削工程及びラップ工程に使用される鋼球
研磨装置も略々同じ構造であるが、これらについては後
述する。
が図5及び図6に示されている。図5は鋼球研磨装置1
0の正面図、図6は鋼球研磨装置10の上面図である。
鋼球研磨装置10は、鋼球貯留容器20を有する回転コ
ンベヤ18と研磨機構30とを有して成る。鋼球12は
鋼球貯留容器20から研磨機構30に連続的に送出され
る。
磨盤すなわち回転盤32と定盤34を有してなる。回転
盤32及び定盤34は熱処理硬化された特殊鋳鉄からな
り、夫々の対向面に同一ピッチで同心円状のボール溝
(図示せず)がn本形成されている。研磨機構30は、
さらに、回転盤32と定盤34とを相対回転させる駆動
手段すなわちモータ36と、回転盤32と定盤34との
間隔を調節する往復動手段及び加圧手段(図示せず)
と、回転盤32と定盤34との間に研削液を噴出する導
管(図示せず)とを有する。回転盤32は、往復動手段
を手動操作することにより、加工される鋼球の直径に応
じてその位置を調節され、加圧されながらモータ36に
より回転する。
は、図1乃至図3に示されるように、鋼球貯留容器20
から研磨機構30に鋼球12を供給するための供給路4
0と、研磨機構30から鋼球貯留容器20に鋼球12を
排出するための排出路50が設けられている。定盤34
は、鋼球12を供給及び排出することができるように一
部が切欠かれており、この切欠きに供給路40及び排出
路50が位置付けられている。
に回転盤32や定盤34に形成されたボール溝と等ピッ
チの溝を有するガイド42が取付けられている。鋼球1
2はこのガイド42によりボール溝に案内される。ま
た、排出路50には金属製の爪52(図1)が設けられ
ており、この爪52が回転盤32と定盤34との間から
鋼球12を排出路50に導き出す。
鋼球12を鋼球貯留容器20に戻すためのホッパを示
す。ホッパ60は排出路50の下流側に設けられてお
り、昇降自在な鋼球受け容器62と、この鋼球受け容器
62を間欠昇降させる昇降装置、すなわち、エアシリン
ダ64とを有して成る。鋼球貯留容器20は、ホッパ6
0の下流側に位置する。エアシリンダ64により上昇し
た鋼球受け容器62から鋼球貯留容器20に鋼球12が
投入される際、鋼球12は鋼球貯留容器20の半径方向
に異なる位置に分散して放下される。
20から供給路40を通じて研磨機構30に供給され、
そして、研磨機構30から排出路50を通じて鋼球貯留
容器20に戻される。このように鋼球12を鋼球貯留容
器20と研磨機構30との間を複数回循環させることに
より、鋼球12は所定の寸法精度に仕上げられる。
る鋼球12を鋼球貯留容器20の半径方向の異なる位置
に分散させて戻す役割を果たす。他方、鋼球12は回転
コンベヤ18の回転により鋼球貯留容器20から研磨機
構30に連続的に送出されるから、鋼球12は回転盤3
2及び定盤34の異なるボール溝間に加圧挟持されなが
ら研磨されることになる。そして、鋼球12が排出路5
0からホッパ60に到達する間に十分撹拌されることと
相俟って、「ロットの直径の相互差」が小さい鋼球12
を得ることができる。
出路50に簀子44,54が設けられている。図4に示
されるように、簀子44(54)の間隔は研磨される鋼
球12の直径より僅かに狭く、鋼球12に混入する異
物、例えば、線材片、バリ又は不良鋼球は下方に落下す
る。鋼球12は簀子44(54)上を転がりながら通過
する。
について説明する。鋼球貯留容器20に研磨すべき鋼球
12が投入される。まず、回転盤32と定盤34との間
隔が鋼球12の直径より狭められる。回転コンベヤ18
を作動させ、供給路40を通じて鋼球12が研磨機構3
0に供給される。鋼球12は供給路40の簀子44上を
通過し、次いで、ガイド42に設けた溝に沿って案内さ
れ、回転盤32のボール溝に当接する。作業者は手動で
往復動手段を調節して回転盤32を徐々に後退させ、ボ
ール溝内に鋼球12が挟持される程度に回転盤32と定
盤34との間隔を拡げる。回転盤32のボール溝に当接
した鋼球12は、回転盤32と定盤34に形成されたボ
ール溝の間に導入される。カバー38で回転盤32と定
盤34を覆い、研削液を回転盤32のボール溝に向って
噴出させるとともに、研削機構30のスイッチを入れ
る。モータ36が作動して、回転盤32が定盤34に対
して時計回りに一定回転数で回転し始め、ボール溝間の
鋼球12は略々一周して研削液とともに排出路50に排
出され、簀子54上を通過し、間欠的に作動するホッパ
60を介して鋼球貯留容器20内に還流される。鋼球貯
留容器20からは、鋼球群12が連続して供給され、常
に回転盤32と定盤34のボール溝の間に鋼球群12が
加圧挟持されていることは言うまでもない。そして、所
定の寸法精度が得られるまで、鋼球群12は鋼球貯留容
器20の研磨機構30の間を繰り返し循環する。回転コ
ンベヤ18の回転数と回転盤32の回転数は鋼球群12
がバランス良く循環できるように、予め調整されてい
る。回転盤32と定盤34の間の加圧は油圧により行な
われている。加圧は0の状態から徐々に大きくされ、回
転盤駆動モータ36の消費電流が常に一定の範囲に保持
されるように、加圧は自動制御される。
いて簀子44(54)上を通過するので、供給路40に
おいては鋼球12に混入する線材片や不良鋼球等を分離
して研磨機構30に異物が進入することを防止し、排出
路50においては鋼球12に混入するバリ等を分離して
鋼球貯留容器20に異物が返送されることを防止する。
簀子44(54)の下方には液溜りが設けられており、
バリ等の異物は研削液とともに油タンクに回収される。
てのものであるが、研削工程及びラップ工程においても
実質的には同じ装置が使用される。大きく異なる点は、
回転盤がボール溝を有する砥石であること、定盤が熱処
理されていない特殊鋳鉄であること、爪が樹脂製である
ことである。
工程に使用される鋼球研磨装置の供給路及び/又は排出
路に簀子を設けることにより、研磨機構に鋼球を供給す
る際及び/又は研磨機構から鋼球を排出する際に、線材
片、不良鋼球及びバリ、砥石の欠片等の異物が除去され
る。従って、循環する鋼球とともに研磨機構にこれらの
異物が進入することを阻止でき、その結果、ボール溝が
損傷することを防止できる。特に、砥石を使用する研削
工程の前工程、すなわち、フラッシング工程において異
物を除去することにより、最終製品の品質に影響を与え
る砥石のボール溝を保護することができる。
器の半径方向の異なる位置に分散させて放下するから、
回転コンベヤの回転により鋼球貯留容器から連続的に送
出される鋼球は回転盤及び定盤の異なるボール溝間に加
圧挟持されながら研磨される。その結果、簀子の異物除
去による回転盤及び定盤のボール溝の保護と相俟って、
高品質かつ「ロットの直径の相互差」の小さい鋼球を得
ることができる。
す(一部断面の)要部正面図。
を拡大した上面図。
の要部断面図。
Claims (1)
- 【請求項1】 加圧されながら回転する回転盤と該回転
盤と対向する固定の定盤とを有してなる研磨機構と、前
記回転盤と前記固定盤との間に鋼球を供給するとともに
前記回転盤と固定盤との間から排出される前記鋼球を受
け入れる鋼球貯留容器を有する回転コンベヤと、該回転
コンベヤと前記研磨機構との間に設けられ前記回転コン
ベヤの回転により前記鋼球貯留容器から連続的に送出さ
れる前記鋼球を前記回転盤と前記固定盤との間に供給す
るための供給路と、前記研磨機構と前記回転コンベヤと
の間に設けられ前記回転盤と前記固定盤との間から連続
的に排出される前記鋼球を前記鋼球貯留容器に還送する
ための排出路とを具えた横型鋼球研磨装置であって、 前記供給路及び前記排出路の少なくとも一方に、その間
隔が研磨される前記鋼球の直径より僅かに狭い簀子を設
けるとともに、 前記排出路の下流側に、該排 出路から排出される前記鋼
球を受け入れる昇降自在な鋼球受け容器と該鋼球受け容
器を間欠昇降させる昇降装置とを有して成るホッパを設
け、 前記昇降装置により上昇した前記鋼球受け容器から前記
ホッパの下流側に位置する前記鋼球貯留容器に前記鋼球
を投入する際、該鋼球を前記鋼球貯留容器の半径方向の
異なる位置に分散させて放下するようにしたことを特徴
とする、 横型 鋼球研磨装置。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03171852A JP3081850B2 (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | 異物除去機能を具えた横型鋼球研磨装置 |
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| DE4219874A DE4219874C2 (de) | 1991-06-18 | 1992-06-18 | Maschine zum Schleifen, Läppen und Polieren von Stahlkugeln |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03171852A JP3081850B2 (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | 異物除去機能を具えた横型鋼球研磨装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04372353A JPH04372353A (ja) | 1992-12-25 |
| JP3081850B2 true JP3081850B2 (ja) | 2000-08-28 |
Family
ID=15930974
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03171852A Expired - Lifetime JP3081850B2 (ja) | 1991-06-18 | 1991-06-18 | 異物除去機能を具えた横型鋼球研磨装置 |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5315791A (ja) |
| JP (1) | JP3081850B2 (ja) |
| DE (1) | DE4219874C2 (ja) |
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- 1991-06-18 JP JP03171852A patent/JP3081850B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-06-16 US US07/899,542 patent/US5315791A/en not_active Expired - Lifetime
- 1992-06-18 DE DE4219874A patent/DE4219874C2/de not_active Expired - Fee Related
Also Published As
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| DE4219874C2 (de) | 1996-02-08 |
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Legal Events
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