Deprecated: The each() function is deprecated. This message will be suppressed on further calls in /home/zhenxiangba/zhenxiangba.com/public_html/phproxy-improved-master/index.php on line 456
JP3084016B2 - ロープおよびその製造方法 - Google Patents
[go: Go Back, main page]

JP3084016B2 - ロープおよびその製造方法 - Google Patents

ロープおよびその製造方法

Info

Publication number
JP3084016B2
JP3084016B2 JP11036131A JP3613199A JP3084016B2 JP 3084016 B2 JP3084016 B2 JP 3084016B2 JP 11036131 A JP11036131 A JP 11036131A JP 3613199 A JP3613199 A JP 3613199A JP 3084016 B2 JP3084016 B2 JP 3084016B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rope
braids
braid
synthetic resin
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP11036131A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000234285A (ja
Inventor
悦旦 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP11036131A priority Critical patent/JP3084016B2/ja
Publication of JP2000234285A publication Critical patent/JP2000234285A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3084016B2 publication Critical patent/JP3084016B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Ropes Or Cables (AREA)
  • Braiding, Manufacturing Of Bobbin-Net Or Lace, And Manufacturing Of Nets By Knotting (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の牽引、
船舶等の係留、テント等の張設、装飾等に用いるロープ
およびその製造方法、特に、ロープの端部である穿刺部
の構造およびその製造法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のロープを用いて端部にループ状部
を形成し、若しくはリング状に形成し、若しくはロープ
同士を連結するには、結節によるか、若しくは固定具に
より一体化し、或いは撚り合わせにより一体化する。
【0003】しかしながら、上記従来例のうち、結節方
式によれば、ループ、リング等の大きさを必要に応じて
任意に設定することはできるが、ループ、リングを形成
し、ロープ同士を連結するために結節を作ったり、結節
を解くのに手間を要するばかりでなく、確実に結節する
には熟練を要する。また、結節により強度が低下するお
それがあり、信頼性に劣る。一方、上記従来例のうち、
一体化方式によれば、信頼性を有するが、ループ、リン
グ等の大きさを任意に選定することができず、用途も限
定されてしまい、汎用性に劣る。
【0004】従来、上記のような問題を解するため、6
本ないし16本の組紐を粗いピッチで組紐状に組み合わ
せ、任意箇所での長手方向における短縮方向への加圧に
より上記組紐の各組み合わせ部に開孔部を有する拡開形
状となり、張力が加えられることにより収縮形状となる
ように構成し、上記組紐の端部に硬直性を付与したロー
プが提案されている。
【0005】上記のように構成されたロープによれば、
長手方向の任意箇所で短縮方向に加圧することにより、
拡開させるとともに、組紐の各組み合わせ部に開孔部を
形成し、任意の開孔部から硬直性を付与した端部を挿入
し、所望長さ挿入して任意の開孔部から端部を外方へ突
出させ、張力を加えて拡開部を収縮させることにより、
内側挿入部を緊密に握持してループ状部、リング状部を
形成し、若しくは連結することができる。使用後、握持
部を短縮方向に加圧して上記と同様に拡開させることに
より、挿入部を解放し、挿入部および端部を抜き去るこ
とができる。このようにループ、リング等の大きさを必
要に応じて任意に選定することができる。また、ルー
プ、リング、連結等を短縮方向への加圧、挿入、引張り
の簡単な作業により達成することができ、しかも、短縮
方向への加圧、挿入部の引抜きの簡単な作業により内側
挿入部を外すことができ、その作業は熟練を要すること
なく簡単に、かつ確実に行うことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来例
のロープでは、その端部に硬直性を付与するため、外側
から加熱して組紐同士を溶着し、若しくは外側から接着
剤を用いて組紐同士を接着し、若しくは熱収縮性の合成
樹脂製チューブにより熱収縮状態で被覆していた。しか
しながら、上記のような従来例における端部の硬直性付
与方式では、作業に手数を要し、作業能率に劣るばかり
でなく、硬直性に劣り、端部が解れるおそれがある。ま
た、外観にも劣る。
【0007】本発明の目的は、上記のような従来の問題
を解決するものであり、ループ、リング等の大きさを必
要に応じて任意に選定することができ、また、ループ、
リング、連結等を熟練を要することなく簡単に、かつ確
実に行うことができることは勿論のこと、端部である穿
刺部を形成するための作業を簡単に行うことができて作
業能率を向上させることができ、また、硬直性を向上さ
せることができるとともに、端部の解れを確実に防止す
ることができて信頼性の向上および操作性の向上を図る
ことができ、更には溶着部が内側に隠れるようにして外
観の向上を図ることができるようにしたロープおよびそ
の製造方法を提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明のロープは、6本ないし16本の組紐が粗いピ
ッチで組紐状に組み合わされ、任意箇所での長手方向に
おける短縮方向への加圧により上記組紐の各組み合わせ
部に開孔部を有する拡開形状となり、張力が加えられる
ことにより収縮形状となるように合成樹脂により構成さ
れたロープにおいて、上記ロープの端部の外径が小径に
形成されるとともに、この端部の内側で組紐同士が溶着
され、上記ロープ先端面側で組紐同士が溶着されて、端
部に解けない状態で硬直性を付与され、上記開孔部に挿
通し得る穿刺部が形成されたものである。
【0009】上記課題を解決するために本発明の他のロ
ープは、上記手段において、穿刺部が組紐の外周を熱収
縮性の合成樹脂製チューブにより熱収縮状態で被覆して
形成されたものである。
【0010】上記課題を課題するために本発明の更に他
のロープは、6本ないし16本の組紐が粗いピッチで組
紐状に組み合わされ、任意箇所での長手方向における短
縮方向への加圧により上記組紐の各組み合わせ部に開孔
部を有する拡開形状となり、張力が加えられることによ
り収縮形状となるように合成樹脂により構成されたロー
プにおいて、上記ロープの端部の外径が小径に形成され
るとともに、この端部の内側で組紐同士が溶着され、上
記端部の外周および端面が熱収縮性で一端を閉塞した合
成樹脂製チューブにより熱収縮状態で被覆されて、端部
に解けない状態で硬直性を付与され、上記開孔部に挿通
し得る穿刺部が形成されたものである。
【0011】そして、上記各手段において、組紐が軸心
方向に沿う短縮方向への加圧時に軸心のまわりで拡開形
状に変形し得るような硬度を有する合成樹脂により形成
されるのが好ましい。
【0012】また、12本の組紐のうち、2本ずつを並
列させた2本単位で組紐状に組み合わせることができ
る。
【0013】上記課題を解決するために本発明のロープ
の製造方法は、6本ないし16本の組紐を粗いピッチで
組紐状に組み合わせ、任意箇所での長手方向における短
縮方向への加圧により上記組紐の各組み合わせ部に開孔
部を有する拡開形状となり、張力が加えられることによ
り収縮形状となるように合成樹脂により構成したロープ
において、上記ロープの端部の内側に加熱用の棒状体を
挿入し、上記端部を外方から加圧した状態で上記棒状体
により上記組紐同士を加熱溶融して上記端部の外径を小
径に形成するとともに、上記組紐同士を溶着し、上記ロ
ープの先端面側で組紐同士を溶着して、端部に解けない
状態で硬直性を付与し、上記開孔部に挿通し得る穿刺部
を形成するようにしたものである。
【0014】上記課題を解決するために本発明の他のロ
ープの製造方法は、上記手段において、組紐の端部外周
を熱収縮性の合成樹脂製チューブにより熱収縮状態で被
覆して穿刺部を形成するようにしたものである。
【0015】上記課題を解決するために本発明の他のロ
ープの製造方法は、6本ないし16本の組紐を粗いピッ
チで組紐状に組み合わせ、任意箇所での長手方向におけ
る短縮方向への加圧により上記組紐の各組み合わせ部に
開孔部を有する拡開形状となり、張力が加えられること
により収縮形状となるように合成樹脂により構成したロ
ープにおいて、上記ロープの端部の内側に加熱用の棒状
体を挿入し、上記端部を外方から加圧した状態で上記棒
状体により上記組紐同士を加熱溶融して上記端部の外径
を小径に形成するとともに、上記組紐同士を溶着し、組
紐の端部外周および端面を熱収縮性で一端を閉塞した合
成樹脂製チューブにより熱収縮状態で被覆して、端部に
解けない状態で硬直性を付与し、上記開孔部に挿通し得
る穿刺部を形成するようにしたものである。
【0016】組紐を形成する合成樹脂としてポリプロピ
レンを用い、またはポリプロピレンとポリエチレンとを
混合して用いることができ、後者の場合には、ポリプロ
ピレンを70〜90重量%、ポリエチレンを10〜30
重量%の間で選択するのが好ましい。また、熱収縮性の
合成樹脂としてポリ塩化ビニルを用いるのが好ましい。
【0017】上記のような本発明によれば、端部内周で
組紐同士を溶着するので、加熱用の棒状体を挿入して外
周から加圧することにより、簡単に小径化するととも
に、確実に硬直性を付与することができる。また、溶着
部が外周側に露出しないようにすることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を参照しながら説明する。図1は本発明の一実施
形態に係るロープを示す一部正面図、図2は同ロープを
構成する組紐を示す一部拡大正面図、図3(a)ないし
(d)は本発明の一実施形態に係るロープの製造方法を
示す一部概略正面図、図4は同ロープの中間部に拡開部
を形成した状態を示す一部正面図、図5は同ロープによ
り端部にループを形成した状態を示す一部正面図であ
る。
【0019】図1、図4および図5に示すように、本発
明のロープ1は図2に示す組紐2により筒状に構成され
ている。組紐2はポリプロピレンのみにより、若しくは
ポリプロピレンが70〜90重量%、ポリエチレン10
〜30重量%の間で選択されて混合された合成樹脂によ
り形成されている。本実施形態においては、組紐2は1
2本用いられ、並列された2本単位で組紐状に組み合わ
されている。そして、各組紐2は一般的な装飾等に用い
られる組紐と同様に、そのピッチが直径に対して3〜4
倍程度のリードとなるように形成され、ロープ1は直径
に対して6〜9倍程度のリードとなるように粗く形成さ
れている。このように組紐2が組み合わされたロープ1
は、任意箇所で長手方向における短縮(接近)方向に加
圧されることにより、各単位の組紐2の各組み合わせ部
に開孔部3が形成されるとともに、拡開部4が形成さ
れ、また、離隔方向に張力が加えられることにより、開
孔部3が閉じられるとともに、拡開部4が収縮されて長
くなる。
【0020】ロープ1の一側端部、若しくは両側端部に
は各組紐2が組み合わされ、若しくは単に束ねられた解
けない状態で、硬直性を有する穿刺部5が所望の長さで
形成されている。この穿刺部5を形成するには、その一
例として、図3(a)〜(d)に示すような方法を用い
る(なお、図3(a)〜(d)においてはロープ1の外
観を簡略化して示している。)。まず、図3(a)に示
すように、ロープ1の端部内側に細い円柱状の加熱用棒
状体6を挿入する。そして、図3(b)に示すように、
ロープ1の端部を外周方向から中心側へ向かって加圧し
た状態で加熱用棒状体6によりロープ1の端部内側を加
熱し、組紐2同士を溶融させることにより溶着部7を形
成する。続いて、加熱用棒状体6をロープ1の端部から
離脱させ、図3(c)に示すように、ロープ1の端面側
を加熱板8に当接させて組紐2同士を溶融させることに
より溶着部9を形成する。このとき、加熱板8は湾曲形
状のものを用いることにより、ロープ1の端部周縁を弧
状に形成することができる。続いて、図3(d)に示す
ように、ロープ1の端部に熱収縮性の合成樹脂製チュー
ブ(シュリンクチューブ)10を被せ、熱収縮させるこ
とにより、ロープ1の端部外周を被覆することができ
る。熱収縮性の合成樹脂製チューブ10としては、ポリ
塩化ビニルを用いるのが好ましく、その厚さが0.05
mm(50ミクロン)程度のものを用いるのが好まし
い。
【0021】このようにして図1、図4、図5に示すよ
うに、ロープ1の端部に穿刺部5を形成することができ
る。この穿刺部5は、上記のように内側に加熱用棒状体
6を挿入した状態で外周から中心側へ向かって加圧した
状態で内側に溶着部7を形成するので、小径化すること
ができるとともに、内周の全周を確実に溶着して硬直性
を付与することができ、端部にも溶着部9を形成するこ
とにより組紐2が解けないようにすることができる。ま
た、外周面に溶着部が露出することがない。また、端部
外周を熱収縮性の合成樹脂製チューブ10で収縮状態に
して被覆することにより、組紐2の外方への膨出を防止
することができ、しかも、後述する穿刺時の滑りを良く
することができる。
【0022】以上のように構成されたロープにおいて、
以下、ループ状部の形成動作について説明する。まず、
ロープ1の任意箇所で離隔した位置を手で持ち、長手方
向における短縮方向へ加圧することにより、図4の中間
部に示すように、加圧部間における単位ごとの組紐2、
2と組紐2、2との間の各組み合わせ部に開孔部3を形
成するとともに拡開部4を形成することができる。次
に、一方の手で上記拡開部4を拡開状態に保持し、他方
の手で、穿刺部5を持ち、図5に示すように、任意の開
孔部3から穿刺部5を挿入する。次に、穿刺部5をロー
プ1の拡開部4内に所望距離、前進させた後、任意の開
孔部3から外方へ突出させる。このとき、穿刺部5は小
径であり、しかも、外周に合成樹脂製チューブ10を設
けているので、拡開部4に円滑に挿通させることができ
る。この挿通により、穿刺部5の後方の所望長さを拡開
部4の内側に挿入した状態となる。その後、拡開部4の
両外方位置を手に持ち、ロープ1に離隔方向に張力を加
えることにより、開孔部3を小さくして拡開部4を収縮
させ、内側の挿入部を符号11で示すように緊密に握持
し、抜去を阻止して確実な連結状態を得てループ状部1
2を形成することができる。したがって、例えば、上記
ループ状部12を自動車等の牽引箇所のまわりで形成す
ることにより、自動車等を牽引することができる。
【0023】使用後、握持部11の両外方位置を手に持
ち、短縮方向に加圧することにより、握持部11を単位
ごとの組紐2、2と組紐2、2との間に開孔部3が大き
くなるようにして拡開4させることにより、挿入部を解
放し、挿入部およびその先方の穿刺部5を開孔3部から
抜き去ることができる。
【0024】また、ロープ1を端部同士で上記と同様に
連結することによりリング状に形成し、若しくは離脱さ
せ、また、ロープ1とロープ1を端部同士で上記と同様
に連結し、若しくは離脱させることができる。
【0025】そして、上記のように組紐2を粗く組み合
わせることにより、拡開持に開孔部3をなるべく大きく
形成することができ、ロープ1の端部に解けない状態で
硬直性を有する穿刺部5を設けることにより、開孔部3
からの挿入、抜去作業を容易に行うことができ、しか
も、上記穿刺部5を設けることにより、組紐2が解けな
いので、繰り返して使用することができる。また、組紐
2を用いてロープ1を構成することにより、穿刺部5側
からの挿入、若しくは抜去持に組紐2自身が解けないの
で、その作業を円滑に行うことができ、しかも、組紐2
の損傷を防止することができる。また、組紐2を並列さ
せた2本単位で組紐状に組み合わせることにより、握持
部11とその内側挿入部との接触部を増やし、摩擦抵抗
を大きくして確実な連結状態に保持することができる。
【0026】また、組紐2をポリプロピレンにより形成
することにより、短縮方向への加圧時に軸心に対して全
体が折れ曲がらず、軸心のまわりで拡開形状に変形し得
る適度な硬度を得ることができ、しかも、低コスト化を
図ることができる。ところで、ポリプロピレンは温度が
低下すると硬くなるばかりでなく、耐衝撃性に劣り危険
であるため、冬期、特に、寒冷地においては使用するこ
とができない。そこで、組紐2をポリプロピレンとポリ
エチレンとの混合樹脂により形成することにより、上記
ポリプロピレンの特徴を維持しながらポリエチレンによ
り温度下降時にも可撓性を維持することができるととも
に、耐衝撃性を得ることができ、冬期、特に、寒冷地に
おける使用が可能となる。ロープ1にこのような性質を
与えるには上記のようにポリプロピレンが70〜90重
量、ポリエチレンが10〜30重量%となるように選択
するのが好ましく、特に、ポリプロピレンが約80重量
%、ポリエチレンが約20重量%に設定するのが最適で
ある。
【0027】以上説明したように本実施形態に係るよロ
ープによれば、長手方向の任意箇所で短縮方向に加圧す
ることにより、拡開させるとともに、組紐2の各組み合
わせ部3に開孔部を形成し、任意の開孔部3から穿刺部
5を挿入し、所望長さ挿入して任意の開孔部3から穿刺
部5を外方へ突出させ、張力を加えて拡開部4を収縮さ
せることにより、内側挿入部を緊密に握持してループ状
部、リング状部を形成し、若しくは連結することができ
る。使用後、握持部11を短縮方向に加圧して上記と同
様に拡開させることにより、挿入部を解放し、挿入部お
よび穿刺部5を抜き去ることができる。このとき、穿刺
部5は小径で溶着部7により硬直性有し、しかも、外周
を合成樹脂製チューブ10により被覆し、また、端部を
溶着部9により解けないようにしているので、挿入、抜
き去り作業を円滑に行うことができる。このようにルー
プ、リング等の大きさを必要に応じて任意に選定するこ
とができ、したがって、汎用性を向上させることができ
る。
【0028】また、ループ、リング、連結等を短縮方向
への加圧、挿入、引張りの簡単な作業により達成するこ
とができ、しかも、短縮方向への加圧、挿入部の引抜き
の簡単な作業により内側挿入部を外すことができ、その
作業は熟練を要することなく簡単に、かつ確実に行うこ
とができ、したがって、利便性および信頼性を向上させ
ることができる。また、ロープ1の端部内周で組紐2同
士の溶着部7を形成するので、加熱用棒状体6を挿入し
て外周から加圧することにより、簡単に小径化するとと
もに、確実に硬直性を付与することができ、したがっ
て、製造の作業能率を向上させることができる。また、
硬直性を付与するとともに、端部の解れを確実に防止す
ることができるので、信頼性の向上および操作性の向上
を図ることができる。更には溶着部7が内側に隠れるの
で、外観を向上させることができる。
【0029】また、12本の組紐2を2本ずつ並列させ
た2本単位で組み合わせることにより、牽引用、張設用
等として適度な太さで内側挿入部との摩擦抵抗を大きく
してループ、リング、連結等の状態を更に一層確実に維
持することができる。
【0030】また、組紐2をポリプロピレンにより形成
することにより、所望の硬度を低コストで得ることがで
きる。
【0031】また、組紐2をポリプロピレンとポリエチ
レンの混合樹脂により形成することにより、ポリプロピ
レンの特徴を活かしながら冬期、特に、寒冷地での使用
が可能になる。
【0032】上記実施形態においては、端部を熱収縮性
の合成樹脂製チューブ10により熱収縮被覆しているの
で、組紐2の膨出を阻止して一層の小径化を図ることが
できるが、内側に溶着部7を形成しているので、合成樹
脂製チューブ10は必ずしもなくてもよい。また、端部
に溶着部9を形成することなく、一端を閉塞した熱収縮
性の合成樹脂製チューブにより端部外周および端部を被
覆して組紐2の解れを防止するようにしてもよい。この
ほか、本発明は、その基本的技術思想を逸脱しない範囲
で種々変更することができる。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、端
部内周で組紐同士を溶着するので、加熱用の棒状体を挿
入して外周から加圧することにより、簡単に小径化する
とともに、確実に硬直性を付与することができる。ま
た、溶着部が外周側に露出しないようにすることができ
る。したがって、製造作業能率の向上、信頼性の向上、
操作性の向上および外観の向上等を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るロープを示す一部正
面図である。
【図2】同ロープに用いる組紐を示す一部拡大正面図で
ある。
【図3】(a)〜(d)は同ロープの製造方法を示す工
程説明用の一部概略図である。
【図4】同ロープの中間部に拡開部を形成した状態を示
す一部正面図である。
【図5】同ロープの端部にループ状部を形成した状態を
示す一部正面図である。
【符号の説明】
1 ロープ 2 組紐 3 開孔部 4 拡開部 5 穿刺部 6 加熱用棒状体 7 内側溶着部 8 加熱板 9 端部溶着部 10 熱収縮性の合成樹脂製チューブ 12 ループ状部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D07B 1/00 - 9/00 D04C 1/00 - 1/12

Claims (8)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 6本ないし16本の組紐が粗いピッチで
    組紐状に組み合わされ、任意箇所での長手方向における
    短縮方向への加圧により上記組紐の各組み合わせ部に開
    孔部を有する拡開形状となり、張力が加えられることに
    より収縮形状となるように合成樹脂により構成されたロ
    ープにおいて、上記ロープの端部の外径が小径に形成さ
    れるとともに、この端部の内側で組紐同士が溶着され、
    上記ロープ先端面側で組紐同士が溶着されて、端部に解
    けない状態で硬直性を付与され、上記開孔部に挿通し得
    る穿刺部が形成されたロープ。
  2. 【請求項2】 穿刺部が組紐の外周を熱収縮性の合成樹
    脂製チューブにより熱収縮状態で被覆して形成された請
    求項記載のロープ。
  3. 【請求項3】 6本ないし16本の組紐が粗いピッチで
    組紐状に組み合わされ、任意箇所での長手方向における
    短縮方向への加圧により上記組紐の各組み合わせ部に開
    孔部を有する拡開形状となり、張力が加えられることに
    より収縮形状となるように合成樹脂により構成されたロ
    ープにおいて、上記ロープの端部の外径が小径に形成さ
    れるとともに、この端部の内側で組紐同士が溶着され、
    上記端部の外周および端面が熱収縮性で一端を閉塞した
    合成樹脂製チューブにより熱収縮状態で被覆されて、端
    部に解けない状態で硬直性を付与され、上記開孔部に挿
    通し得る穿刺部が形成されたロープ。
  4. 【請求項4】 組紐が軸心方向に沿う短縮方向への加圧
    時に軸心のまわりで拡開形状に変形し得るような硬度を
    有する合成樹脂により形成された請求項1ないし3のい
    ずれかに記載のロープ。
  5. 【請求項5】 12本の組紐が2本ずつを並列させた2
    本単位で組紐状に組み合わされた請求項1ないし4のい
    ずれかに記載のロープ。
  6. 【請求項6】 6本ないし16本の組紐を粗いピッチで
    組紐状に組み合わせ、任意箇所での長手方向における短
    縮方向への加圧により上記組紐の各組み合わせ部に開孔
    部を有する拡開形状となり、張力が加えられることによ
    り収縮形状となるように合成樹脂により構成したロープ
    において、上記ロープの端部の内側に加熱用の棒状体を
    挿入し、上記端部を外方から加圧した状態で上記棒状体
    により上記組紐同士を加熱溶融して上記端部の外径を小
    径に形成するとともに、上記組紐同士を溶着し、上記ロ
    ープの先端面側で組紐同士を溶着して、端部に解けない
    状態で硬直性を付与し、上記開孔部に挿通し得る穿刺部
    を形成するようにしたロープの製造方法。
  7. 【請求項7】 組紐の端部外周を熱収縮性の合成樹脂製
    チューブにより熱収縮状態で被覆して穿刺部を形成する
    ようにした請求項記載のロープ製造方法。
  8. 【請求項8】 6本ないし16本の組紐を粗いピッチで
    組紐状に組み合わせ、任意箇所での長手方向における短
    縮方向への加圧により上記組紐の各組み合わせ部に開孔
    部を有する拡開形状となり、張力が加えられることによ
    り収縮形状となるように合成樹脂により構成したロープ
    において、上記ロープの端部の内側に加熱用の棒状体を
    挿入し、上記端部を外方から加圧した状態で上記棒状体
    により上記組紐同士を加熱溶融して上記端部の外径を小
    径に形成するとともに、上記組紐同士を溶着し、組紐の
    端部外周および端面を熱収縮性で一端を閉塞した合成樹
    脂製チューブにより熱収縮状態で被覆して、端部に解け
    ない状態で硬直性を付与し、上記開孔部に挿通し得る穿
    刺部を形成するようにしたロープの製造方法。
JP11036131A 1999-02-15 1999-02-15 ロープおよびその製造方法 Expired - Fee Related JP3084016B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11036131A JP3084016B2 (ja) 1999-02-15 1999-02-15 ロープおよびその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11036131A JP3084016B2 (ja) 1999-02-15 1999-02-15 ロープおよびその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000234285A JP2000234285A (ja) 2000-08-29
JP3084016B2 true JP3084016B2 (ja) 2000-09-04

Family

ID=12461241

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11036131A Expired - Fee Related JP3084016B2 (ja) 1999-02-15 1999-02-15 ロープおよびその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3084016B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6150431A (en) 1997-05-27 2000-11-21 First Chemical Corporation Aromatic maleimides and methods of using the same
US6369124B1 (en) 1996-08-23 2002-04-09 First Chemical Corporation Polymerization processes using aliphatic maleimides
US6555593B1 (en) 1998-01-30 2003-04-29 Albemarle Corporation Photopolymerization compositions including maleimides and processes for using the same

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10711398B2 (en) * 2015-03-02 2020-07-14 Dsm Ip Assets B.V. Low slip splice

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6369124B1 (en) 1996-08-23 2002-04-09 First Chemical Corporation Polymerization processes using aliphatic maleimides
US6150431A (en) 1997-05-27 2000-11-21 First Chemical Corporation Aromatic maleimides and methods of using the same
US6153662A (en) 1997-05-27 2000-11-28 University Of Southern Mississippi Aromatic maleimides and methods of using the same
US6555593B1 (en) 1998-01-30 2003-04-29 Albemarle Corporation Photopolymerization compositions including maleimides and processes for using the same

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000234285A (ja) 2000-08-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4097924B2 (ja) 生体組織のクリップ装置
CA2136280C (en) Pulling tool for pulling connectorized cable
US4368910A (en) Grip for pulling fiber optic cable and method of inserting the cable into the grip
CA2035317C (en) Needled suture
US5875792A (en) Bendable foam covered rod-like article and method and apparatus for making same
ES2270332T3 (es) Metodos y dispositivos para aplicar estensiones de pelo.
JP2000320730A (ja) ワイヤクランプアセンブリ
JP3084016B2 (ja) ロープおよびその製造方法
FI122730B (fi) Hiuspidennys ja menetelmä hiuspidennyksen kiinnittämiseksi
JPH066125B2 (ja) 人体に媒体を導入する装置
JPS6065193A (ja) 引張りコ−ド付き編みスリ−ブ
JP2000096471A (ja) ロープ
CN1149587C (zh) 制造一种软导线束的方法
US1900511A (en) Brake operating tube
GB2271057A (en) Hair lengthening/thickening
US20060080808A1 (en) Elastic foreshortening of cable or other linear structures
JP3987986B2 (ja) 中空繊維強化プラスチックロッドの把持装置及びその方法
US1818571A (en) Dead end clamp
KR200371061Y1 (ko) 머리끈
JPH10127648A (ja) バスケット型把持鉗子
JPS63120941A (ja) 線条体の端末部の構造
JP2002271935A (ja) 網チューブへの電線貫通方法
JP6574929B1 (ja) ヘアエクステンションの装着方法
JP3338433B2 (ja) 毛髪用繊維の取付け方法
KR20210022660A (ko) 건 봉합에 사용을 위한 디바이스, 조립체 및 방법

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees