JP3087566B2 - 誘電体バリア放電蛍光ランプ - Google Patents
誘電体バリア放電蛍光ランプInfo
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、蛍光ランプに係わり、
特に、ファクシミリや液晶表示のバックライト等の情報
機器用の蛍光ランプに係わり、特に、誘電体バリア放電
によってエキシマ分子を形成し、該エキシマ分子から放
射される光を利用するいわゆる誘電体バリア放電を紫外
線源とする誘電体バリア放電蛍光ランプの改良に関す
る。
特に、ファクシミリや液晶表示のバックライト等の情報
機器用の蛍光ランプに係わり、特に、誘電体バリア放電
によってエキシマ分子を形成し、該エキシマ分子から放
射される光を利用するいわゆる誘電体バリア放電を紫外
線源とする誘電体バリア放電蛍光ランプの改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】本発明に関連した技術としては、例え
ば、日本国公開特許公報平2ー7353号があり、そこ
には、放電容器にエキシマ分子を形成する放電用ガスを
充填し、誘電体バリア放電(別名オゾナイザ放電あるい
は無声放電。電気学会発行改定新版「放電ハンドブッ
ク」平成1年6月再販7刷発行第263ページ参照)に
よってエキシマ分子を形成せしめ、該エキシマ分子から
放射される光で蛍光体を励起するランプ、すなわち誘電
体バリア放電蛍光ランプについて記載されており、該放
電容器は円筒状であり、該放電容器の少なくとも一部は
該誘電体バリア放電の誘電体を兼ねており、該誘電体は
光透過性であり、該誘電体の少なくとも一部に導電性網
状電極が設けられた誘電体バリア放電蛍光ランプが記載
されている。また、誘電体バリア放電用の電極が金属で
あり、該金属電極が放電用ガスに接触している構成の誘
電体バリア放電ランプについては、米国特許第5173
638号に記載されている。上記のような誘電体バリア
放電蛍光ランプは、従来の蛍光ランプには無い種々の特
長を有しているため有用である。しかし、上記のような
誘電体バリア放電蛍光ランプは、形状が必ずしもコンパ
クトでなく、また、コンパクトな形状にするとランプへ
の注入電力が不十分になって光出力が不十分になった
り、あるいは放電が不安定になって光出力が不安定にな
るという問題があった。
ば、日本国公開特許公報平2ー7353号があり、そこ
には、放電容器にエキシマ分子を形成する放電用ガスを
充填し、誘電体バリア放電(別名オゾナイザ放電あるい
は無声放電。電気学会発行改定新版「放電ハンドブッ
ク」平成1年6月再販7刷発行第263ページ参照)に
よってエキシマ分子を形成せしめ、該エキシマ分子から
放射される光で蛍光体を励起するランプ、すなわち誘電
体バリア放電蛍光ランプについて記載されており、該放
電容器は円筒状であり、該放電容器の少なくとも一部は
該誘電体バリア放電の誘電体を兼ねており、該誘電体は
光透過性であり、該誘電体の少なくとも一部に導電性網
状電極が設けられた誘電体バリア放電蛍光ランプが記載
されている。また、誘電体バリア放電用の電極が金属で
あり、該金属電極が放電用ガスに接触している構成の誘
電体バリア放電ランプについては、米国特許第5173
638号に記載されている。上記のような誘電体バリア
放電蛍光ランプは、従来の蛍光ランプには無い種々の特
長を有しているため有用である。しかし、上記のような
誘電体バリア放電蛍光ランプは、形状が必ずしもコンパ
クトでなく、また、コンパクトな形状にするとランプへ
の注入電力が不十分になって光出力が不十分になった
り、あるいは放電が不安定になって光出力が不安定にな
るという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、コン
パクトで、光出力が十分に大きく、かつ、安定である誘
電体バリア放電蛍光ランプを提供することである。
パクトで、光出力が十分に大きく、かつ、安定である誘
電体バリア放電蛍光ランプを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記本発明の目的は、少
なくとも、光透過性で、誘電率がE1 で、肉厚がD1
である細長い管状の、誘電体バリア放電の誘電体を兼
ねた放電容器と、該放電容器の内面の少なくとも一部に
設けた蛍光体膜と、該放電容器の外面の少なくとも一部
に設けた誘電体バリア放電を行うための外側電極と、該
放電容器の内側に配置され、細長い金属棒あるいは細長
い金属管からなる内側電極と、該内側電極の表面上もし
くは間隙を有して設けられた、誘電率がE2 である第
二の誘電体と、該放電容器に充填された該誘電体バリア
放電によってエキシマ分子を形成する放電用ガスからな
る誘電体バリア放電を利用した概略管状である蛍光ラン
プにおいて、該第二の誘電体の厚みを0.1μm以上か
ら0.1×E2 ×D1/E1 以下の範囲にすること
によって達成出来る。
なくとも、光透過性で、誘電率がE1 で、肉厚がD1
である細長い管状の、誘電体バリア放電の誘電体を兼
ねた放電容器と、該放電容器の内面の少なくとも一部に
設けた蛍光体膜と、該放電容器の外面の少なくとも一部
に設けた誘電体バリア放電を行うための外側電極と、該
放電容器の内側に配置され、細長い金属棒あるいは細長
い金属管からなる内側電極と、該内側電極の表面上もし
くは間隙を有して設けられた、誘電率がE2 である第
二の誘電体と、該放電容器に充填された該誘電体バリア
放電によってエキシマ分子を形成する放電用ガスからな
る誘電体バリア放電を利用した概略管状である蛍光ラン
プにおいて、該第二の誘電体の厚みを0.1μm以上か
ら0.1×E2 ×D1/E1 以下の範囲にすること
によって達成出来る。
【0005】また、内側電極の第一の端は、該放電容器
の第一の端に気密に取り付けられかつ放電容器の外部に
引き出されており、該内側電極の第二の端は該放電容器
内あるように構成すること、さらに、該内側電極の第二
の端が該放電容器の第二の端に固定されている構成にす
ること、該内側電極の第二の端が該放電容器の第二の端
にゆるく保持されている構成にすること、該内側電極の
第二の端を該放電容器の第二の端にゆるく保持する部材
が該誘電体バリア放電蛍光ランプの排気管の残部を兼ね
ている構成にすることによって上記本発明の目的はより
一層達成できる。
の第一の端に気密に取り付けられかつ放電容器の外部に
引き出されており、該内側電極の第二の端は該放電容器
内あるように構成すること、さらに、該内側電極の第二
の端が該放電容器の第二の端に固定されている構成にす
ること、該内側電極の第二の端が該放電容器の第二の端
にゆるく保持されている構成にすること、該内側電極の
第二の端を該放電容器の第二の端にゆるく保持する部材
が該誘電体バリア放電蛍光ランプの排気管の残部を兼ね
ている構成にすることによって上記本発明の目的はより
一層達成できる。
【0006】また、該誘電体バリア放電蛍光ランプを、
該放電容器の外周面の一部に長手方向に沿って設けた、
スリット状に光を取り出す部分を有するアパーチャ形蛍
光ランプに構成すること、さらに、該光取り出し部分の
外面に、該外側電極と電気的に接続され、かつ、光透過
性である部材を設けた構成にすること、該外側電極を該
放電容器の外周面の一部分に設置し、該光取り出し部分
を該外側電極の反対側の位置とし、かつ、該内側電極を
該放電容器の中心軸よりも該光取り出し部分に接近させ
て設けた構成にすること、該外側電極を該放電容器の外
周面の一部分に設置し、該光取り出し部分を該外側電極
の反対側の位置とし、かつ、該内側電極を該放電容器の
中心軸よりも該光取り出し部分から遠ざけて設けた構成
にすることによって上記本発明の目的はより一層達成で
きる。
該放電容器の外周面の一部に長手方向に沿って設けた、
スリット状に光を取り出す部分を有するアパーチャ形蛍
光ランプに構成すること、さらに、該光取り出し部分の
外面に、該外側電極と電気的に接続され、かつ、光透過
性である部材を設けた構成にすること、該外側電極を該
放電容器の外周面の一部分に設置し、該光取り出し部分
を該外側電極の反対側の位置とし、かつ、該内側電極を
該放電容器の中心軸よりも該光取り出し部分に接近させ
て設けた構成にすること、該外側電極を該放電容器の外
周面の一部分に設置し、該光取り出し部分を該外側電極
の反対側の位置とし、かつ、該内側電極を該放電容器の
中心軸よりも該光取り出し部分から遠ざけて設けた構成
にすることによって上記本発明の目的はより一層達成で
きる。
【0007】さらに、該放電容器が円筒であり、該内側
電極とそれをおおう第二の誘電体が円筒状であり、該放
電容器の内径を、該第二の誘電体の外径の3倍から40
倍の範囲にすること、該外側電極を該放電容器の外周面
の全部にわたって設け、かつ、該内側電極の中心軸と該
放電容器の中心軸との距離を該内側電極の外径以上離し
て設置した構成にすること、該外側電極をシームレスの
円筒状金網で構成することによって本発明の目的はより
一層達成できる。
電極とそれをおおう第二の誘電体が円筒状であり、該放
電容器の内径を、該第二の誘電体の外径の3倍から40
倍の範囲にすること、該外側電極を該放電容器の外周面
の全部にわたって設け、かつ、該内側電極の中心軸と該
放電容器の中心軸との距離を該内側電極の外径以上離し
て設置した構成にすること、該外側電極をシームレスの
円筒状金網で構成することによって本発明の目的はより
一層達成できる。
【0008】
【作用】ファクシミリや液晶表示のバックライト等の情
報機器用の蛍光ランプの重要な性能として、機器全体を
コンパクトにするために、コンパクト性が要求される。
すなわち、外径が小さく、有効発光長に対する全長の割
合が小さい事が要求される。しかし、従来の誘電体バリ
ア放電蛍光ランプは、形状をコンパクトにすることが困
難で、また、コンパクトな形状に出来たとしてもランプ
への注入電力が不十分になって光出力が不十分になった
り、あるいは放電が不安定になって光出力が不安定にな
るという問題があった。
報機器用の蛍光ランプの重要な性能として、機器全体を
コンパクトにするために、コンパクト性が要求される。
すなわち、外径が小さく、有効発光長に対する全長の割
合が小さい事が要求される。しかし、従来の誘電体バリ
ア放電蛍光ランプは、形状をコンパクトにすることが困
難で、また、コンパクトな形状に出来たとしてもランプ
への注入電力が不十分になって光出力が不十分になった
り、あるいは放電が不安定になって光出力が不安定にな
るという問題があった。
【0009】以下、従来の誘電体バリア放電蛍光ランプ
の概略図を図12に示して、上記した問題点を説明す
る。放電容器1はガラス製で、内側管22、外側管23
を同軸に配置して中空円筒状にしたものである。外側管
23および内側管22の内面には、蛍光体100が塗布
されている。また、外側管23の外面には光透過性の誘
電体バリア放電用の電極24が、内側管22の外面には
アルミニウムの蒸着によって形成した光反射膜を兼ねた
誘電体バリア放電用の電極25がそれぞれ設けられてい
る。放電容器の一端には、ゲッタ27を収納するゲッタ
室26が設けられている。アルミニウムの蒸着によって
形成した電極25を機械的、化学的に保護するために、
電極25の上に窒化ほう素からなる保護膜28が設けら
れている。誘電体バリア放電は、該「放電ハンドブッ
ク」に記載されているように、プラズマの直径が非常に
小さく、かつ、放電の持続時間が非常に短い微小な放電
プラズマ(以後これをマイクロプラズマと記す)の多数
の集まりである。放電空間29に、誘電体バリア放電に
よってエキシマ分子を形成する放電用ガスを充填し、交
流電源21によって電極24,25に電圧を印加する
と、放電空間に多数のマイクロプラズマが安定に発生
し、エキシマ光が放出され、該蛍光体がエキシマ光によ
って励起されて可視光を放出する。
の概略図を図12に示して、上記した問題点を説明す
る。放電容器1はガラス製で、内側管22、外側管23
を同軸に配置して中空円筒状にしたものである。外側管
23および内側管22の内面には、蛍光体100が塗布
されている。また、外側管23の外面には光透過性の誘
電体バリア放電用の電極24が、内側管22の外面には
アルミニウムの蒸着によって形成した光反射膜を兼ねた
誘電体バリア放電用の電極25がそれぞれ設けられてい
る。放電容器の一端には、ゲッタ27を収納するゲッタ
室26が設けられている。アルミニウムの蒸着によって
形成した電極25を機械的、化学的に保護するために、
電極25の上に窒化ほう素からなる保護膜28が設けら
れている。誘電体バリア放電は、該「放電ハンドブッ
ク」に記載されているように、プラズマの直径が非常に
小さく、かつ、放電の持続時間が非常に短い微小な放電
プラズマ(以後これをマイクロプラズマと記す)の多数
の集まりである。放電空間29に、誘電体バリア放電に
よってエキシマ分子を形成する放電用ガスを充填し、交
流電源21によって電極24,25に電圧を印加する
と、放電空間に多数のマイクロプラズマが安定に発生
し、エキシマ光が放出され、該蛍光体がエキシマ光によ
って励起されて可視光を放出する。
【0010】しかし、図12から明らかなように、先ず
第一に、電極の間に二枚の誘電体22,23が存在し、
かつ、電極25の保護膜28が設けられているので、該
蛍光ランプを細径化するのが著しく困難である。第二
に、細径化出来としても内側管22の放電空間29に面
した表面積が小さくなるため、放電空間29への電力注
入量が減少し、その結果、光出力が低下するという欠点
が生じる。第三に、放電容器1内に金属が存在しないた
めゲッタを固定することが出来ないので、ゲッタを収納
するためのゲッタ収納室を放電空間とは別に設ける必要
があり、ランプの全長が長くなる等の問題が生じる。
第一に、電極の間に二枚の誘電体22,23が存在し、
かつ、電極25の保護膜28が設けられているので、該
蛍光ランプを細径化するのが著しく困難である。第二
に、細径化出来としても内側管22の放電空間29に面
した表面積が小さくなるため、放電空間29への電力注
入量が減少し、その結果、光出力が低下するという欠点
が生じる。第三に、放電容器1内に金属が存在しないた
めゲッタを固定することが出来ないので、ゲッタを収納
するためのゲッタ収納室を放電空間とは別に設ける必要
があり、ランプの全長が長くなる等の問題が生じる。
【0011】本発明の原理を説明するまえに、まず、一
般的な誘電体バリア放電の概要について説明する。数十
トール以上の中気圧アーク放電ランプや高圧アーク放電
ランプなどの通常のアーク放電においては放電空間に放
電プラズマが一条だけ存在し、電極面上には一個の小さ
な電極輝点が生じている。すなわち、電極の面積を大き
くしても、実質的に電極としての役割をしている部分は
非常に小さい部分である。他方、該放電ハンドブックに
記載されているように、誘電体バリア放電においては、
その放電路に誘電体が挿入されているので、この誘電体
が放電プラズマが一条に収斂するのを阻止するので、放
電空間に多条の放電プラズマが存在し、電極の広い面積
にわたって多数の電極輝点が均一に存在することにな
る。誘電体バリア放電ランプにおいてエキシマ光が高効
率で放出される原因の一つは、上記した多条の放電プラ
ズマの存在である。放電路に誘電体が挿入されている場
合における放電空間への電力の注入は、大雑把には、放
電空間に印加される電圧、すなわち、放電維持電圧と、
該誘電体における電圧降下の比に、すなわち、放電プラ
ズマのインピーダンスと誘電体のインピーダンスの比に
ほぼ比例する。放電空間を挟んで二枚の誘電体が存在す
る構成の誘電体バリア放電ランプにおいては、放電プラ
ズマが一条に収斂するのを阻止する効果が大きいので、
多条の放電プラズマが安定に存在し、その結果、安定な
光出力が得られるが、他方、誘電体が二枚存在するの
で、放電空間に電力が注入されにくく、その結果、光出
力が十分に得られないという欠点が生じる。これに対し
て、一枚の誘電体だけを有する誘電体バリア放電ラン
プ、すなわち、一つの電極が放電用ガスに接している構
造の誘電体バリア放電ランプにおいては、放電空間への
電力注入が容易になるという利点が生じるが、他方、放
電プラズマが一条に収斂するのを阻止する効果が小さい
ので、一時的に、放電用ガスに接している金属電極上の
一点に放電が集中して、その結果、放電が不安定で光出
力が不安定になっり、エキシマ光の放射効率が低下する
などの不利点が生じる。
般的な誘電体バリア放電の概要について説明する。数十
トール以上の中気圧アーク放電ランプや高圧アーク放電
ランプなどの通常のアーク放電においては放電空間に放
電プラズマが一条だけ存在し、電極面上には一個の小さ
な電極輝点が生じている。すなわち、電極の面積を大き
くしても、実質的に電極としての役割をしている部分は
非常に小さい部分である。他方、該放電ハンドブックに
記載されているように、誘電体バリア放電においては、
その放電路に誘電体が挿入されているので、この誘電体
が放電プラズマが一条に収斂するのを阻止するので、放
電空間に多条の放電プラズマが存在し、電極の広い面積
にわたって多数の電極輝点が均一に存在することにな
る。誘電体バリア放電ランプにおいてエキシマ光が高効
率で放出される原因の一つは、上記した多条の放電プラ
ズマの存在である。放電路に誘電体が挿入されている場
合における放電空間への電力の注入は、大雑把には、放
電空間に印加される電圧、すなわち、放電維持電圧と、
該誘電体における電圧降下の比に、すなわち、放電プラ
ズマのインピーダンスと誘電体のインピーダンスの比に
ほぼ比例する。放電空間を挟んで二枚の誘電体が存在す
る構成の誘電体バリア放電ランプにおいては、放電プラ
ズマが一条に収斂するのを阻止する効果が大きいので、
多条の放電プラズマが安定に存在し、その結果、安定な
光出力が得られるが、他方、誘電体が二枚存在するの
で、放電空間に電力が注入されにくく、その結果、光出
力が十分に得られないという欠点が生じる。これに対し
て、一枚の誘電体だけを有する誘電体バリア放電ラン
プ、すなわち、一つの電極が放電用ガスに接している構
造の誘電体バリア放電ランプにおいては、放電空間への
電力注入が容易になるという利点が生じるが、他方、放
電プラズマが一条に収斂するのを阻止する効果が小さい
ので、一時的に、放電用ガスに接している金属電極上の
一点に放電が集中して、その結果、放電が不安定で光出
力が不安定になっり、エキシマ光の放射効率が低下する
などの不利点が生じる。
【0012】本発明者等は、少なくとも、光透過性で、
誘電率がE1 で、肉厚がD1 である細長い管状の、誘電
体バリア放電の誘電体を兼ねた放電容器と、該放電容器
の内面の少なくとも一部に設けた蛍光体膜と、該放電容
器の外面の少なくとも一部に設けた誘電体バリア放電を
行うための外側電極と、該放電容器の内側に配置され、
細長い金属棒あるいは細長い金属管からなる内側電極
と、該内側電極の表面上もしくは間隙を有して設けられ
た、誘電率がE2 である第二の誘電体と、該放電容器に
充填された該誘電体バリア放電によってエキシマ分子を
形成する放電用ガスからなる誘電体バリア放電を利用し
た概略管状である誘電体バリア放電蛍光ランプにおい
て、放電用ガスである、クリプトン、キセノン、および
希ガスとハロゲンの混合ガスを充填して、第二の誘電体
の厚みD2 を種々に変えて、放電プラズマが一条に収斂
するのを阻止する効果について詳細な検討を行った。そ
の結果、該第二の誘電体の厚みD2 を0.1μm以上に
構成すると、放電プラズマが一条に収斂する確率が著し
く減少する事を発見した。特に、キセノン、あるいは希
ガスと塩素ガスの混合ガスの圧力が10kPa以上20
0kPa以下の範囲において放電プラズマが一条に収斂
するのを阻止する効果大きく、20kPa以上100k
Pa以下の範囲において放電プラズマが一条に収斂する
のを阻止する効果がさらに著しく大きくなった。
誘電率がE1 で、肉厚がD1 である細長い管状の、誘電
体バリア放電の誘電体を兼ねた放電容器と、該放電容器
の内面の少なくとも一部に設けた蛍光体膜と、該放電容
器の外面の少なくとも一部に設けた誘電体バリア放電を
行うための外側電極と、該放電容器の内側に配置され、
細長い金属棒あるいは細長い金属管からなる内側電極
と、該内側電極の表面上もしくは間隙を有して設けられ
た、誘電率がE2 である第二の誘電体と、該放電容器に
充填された該誘電体バリア放電によってエキシマ分子を
形成する放電用ガスからなる誘電体バリア放電を利用し
た概略管状である誘電体バリア放電蛍光ランプにおい
て、放電用ガスである、クリプトン、キセノン、および
希ガスとハロゲンの混合ガスを充填して、第二の誘電体
の厚みD2 を種々に変えて、放電プラズマが一条に収斂
するのを阻止する効果について詳細な検討を行った。そ
の結果、該第二の誘電体の厚みD2 を0.1μm以上に
構成すると、放電プラズマが一条に収斂する確率が著し
く減少する事を発見した。特に、キセノン、あるいは希
ガスと塩素ガスの混合ガスの圧力が10kPa以上20
0kPa以下の範囲において放電プラズマが一条に収斂
するのを阻止する効果大きく、20kPa以上100k
Pa以下の範囲において放電プラズマが一条に収斂する
のを阻止する効果がさらに著しく大きくなった。
【0013】厚さが比較的うすく、誘電率がEで厚さが
Dである誘電体を電極で挟んだ構造のコンデンサの静電
容量は、大雑把にE/Dに比例する。また、複数個のコ
ンデンサを直列に接続した場合における一つのコンデン
サに印加される電圧は、該コンデンサの静電容量に比例
する。少なくとも、光透過性で、誘電率がE1 で、肉
厚がD1 である細長い管状の、誘電体バリア放電の誘
電体を兼ねた放電容器と、該放電容器の内面の少なくと
も一部に設けた蛍光体膜と、該放電容器の外面の少なく
とも一部に設けた誘電体バリア放電を行うための外側電
極と、該放電容器の内側に配置され、細長い金属棒ある
いは細長い金属管からなる内側電極と、該内側電極の表
面上もしくは間隙を有して設けられた、誘電率がE2
である第二の誘電体と、該放電容器に充填された該誘電
体バリア放電によってエキシマ分子を形成する放電用ガ
スからなる誘電体バリア放電を利用した概略管状である
誘電体バリア放電蛍光ランプにおいて、第二の誘電体の
厚みD2 を0.1×E2×D1 /E1 以下にする
と、第二の誘電体に印加される電圧は第一の誘電体に印
加される電圧の約10%以下に減少し、その結果、放電
空間に注入される電力は増大し、しかも、第二の誘電体
の被覆による内側電極を含めた外径の増加は約10%程
度であり、即ち、コンパクトで光出力の大きな誘電体バ
リア放電蛍光ランプが得られる。
Dである誘電体を電極で挟んだ構造のコンデンサの静電
容量は、大雑把にE/Dに比例する。また、複数個のコ
ンデンサを直列に接続した場合における一つのコンデン
サに印加される電圧は、該コンデンサの静電容量に比例
する。少なくとも、光透過性で、誘電率がE1 で、肉
厚がD1 である細長い管状の、誘電体バリア放電の誘
電体を兼ねた放電容器と、該放電容器の内面の少なくと
も一部に設けた蛍光体膜と、該放電容器の外面の少なく
とも一部に設けた誘電体バリア放電を行うための外側電
極と、該放電容器の内側に配置され、細長い金属棒ある
いは細長い金属管からなる内側電極と、該内側電極の表
面上もしくは間隙を有して設けられた、誘電率がE2
である第二の誘電体と、該放電容器に充填された該誘電
体バリア放電によってエキシマ分子を形成する放電用ガ
スからなる誘電体バリア放電を利用した概略管状である
誘電体バリア放電蛍光ランプにおいて、第二の誘電体の
厚みD2 を0.1×E2×D1 /E1 以下にする
と、第二の誘電体に印加される電圧は第一の誘電体に印
加される電圧の約10%以下に減少し、その結果、放電
空間に注入される電力は増大し、しかも、第二の誘電体
の被覆による内側電極を含めた外径の増加は約10%程
度であり、即ち、コンパクトで光出力の大きな誘電体バ
リア放電蛍光ランプが得られる。
【0014】すなわち、光透過性で、誘電率がE1 で、
肉厚がD1 である細長い管状の、誘電体バリア放電の誘
電体を兼ねた放電容器と、該放電容器の内面の少なくと
も一部に設けた蛍光体膜と、該放電容器の外面の少なく
とも一部に設けた誘電体バリア放電を行うための外側電
極と、該放電容器の内側に配置され、細長い金属棒ある
いは細長い金属管からなる内側電極と、該内側電極の表
面上もしくは間隙を有して設けられた、誘電率がE2 で
ある第二の誘電体と、該放電容器に充填された該誘電体
バリア放電によってエキシマ分子を形成する放電用ガス
からなる誘電体バリア放電を利用した概略管状である誘
電体バリア放電蛍光ランプにおいて、第二の誘電体の厚
みD2 を0.1μm以上から0.1×E2 ×D1 /E1
以下の範囲に構成すると、先ず第一に、放電プラズマが
一条に収斂する現象が発生しにくく、従って光出力の変
動が少なく、第二に、放電路中に挿入されている第二の
誘電体が薄く、かつ、保護膜28も不要になるので、ラ
ンプの細径化が容易に実現でき、第三に、表面積の小さ
な内側電極を覆う第二の誘電体が薄いので放電空間に十
分に電力が注入でき、従って光出力が十分に大きく、か
つ、光出力が安定でコンパクトな誘電体バリア放電蛍光
ランプが得られる。
肉厚がD1 である細長い管状の、誘電体バリア放電の誘
電体を兼ねた放電容器と、該放電容器の内面の少なくと
も一部に設けた蛍光体膜と、該放電容器の外面の少なく
とも一部に設けた誘電体バリア放電を行うための外側電
極と、該放電容器の内側に配置され、細長い金属棒ある
いは細長い金属管からなる内側電極と、該内側電極の表
面上もしくは間隙を有して設けられた、誘電率がE2 で
ある第二の誘電体と、該放電容器に充填された該誘電体
バリア放電によってエキシマ分子を形成する放電用ガス
からなる誘電体バリア放電を利用した概略管状である誘
電体バリア放電蛍光ランプにおいて、第二の誘電体の厚
みD2 を0.1μm以上から0.1×E2 ×D1 /E1
以下の範囲に構成すると、先ず第一に、放電プラズマが
一条に収斂する現象が発生しにくく、従って光出力の変
動が少なく、第二に、放電路中に挿入されている第二の
誘電体が薄く、かつ、保護膜28も不要になるので、ラ
ンプの細径化が容易に実現でき、第三に、表面積の小さ
な内側電極を覆う第二の誘電体が薄いので放電空間に十
分に電力が注入でき、従って光出力が十分に大きく、か
つ、光出力が安定でコンパクトな誘電体バリア放電蛍光
ランプが得られる。
【0015】該内側電極の第一の端を該放電容器の第一
の端に気密に取り付けかつ放電容器の外部に引き出す構
成にし、該内側電極の第二の端は該放電容器内にあるよ
うに構成すると、第一に、電極リード線が一端にのみ存
在するのでコンバクト化が可能になり、第二に、誘電体
バリア放電ランプを点灯するには高電圧が必要であり、
高電圧が印加される電極リード線等の安全対策が必要で
あるが、上記の内側電極の方を高電圧にすることによ
り、絶縁対策が一端ですみ、さらにコンパクトな誘電体
バリア放電蛍光ランプが得られる。
の端に気密に取り付けかつ放電容器の外部に引き出す構
成にし、該内側電極の第二の端は該放電容器内にあるよ
うに構成すると、第一に、電極リード線が一端にのみ存
在するのでコンバクト化が可能になり、第二に、誘電体
バリア放電ランプを点灯するには高電圧が必要であり、
高電圧が印加される電極リード線等の安全対策が必要で
あるが、上記の内側電極の方を高電圧にすることによ
り、絶縁対策が一端ですみ、さらにコンパクトな誘電体
バリア放電蛍光ランプが得られる。
【0016】該内側電極の第二の端を該放電容器の第二
の端に固定する構成にすると、該内側電極は両端が支持
されることになり、第二の誘電体で被覆した細長い内側
電極を細長い放電容器の中に精度良い位置関係を保って
設置することが可能になり、ばらつきの少ない誘電体バ
リア放電蛍光ランプが得られる。該細長い内側電極の第
二の端を該放電容器の第二の端にゆるく保持する構成に
すると、第一に、製造が容易になり、第二に、該細長い
内側電極として、放電容器の熱膨張率と異なる熱膨張率
を有する金属を使用することが可能になり、ランプの構
成材料の選択の自由度が大きくなるという利点が生じ
る。該細長い内側電極の第二の端を該放電容器の一端に
ゆるく保持する部材を該誘電体バリア放電蛍光ランプの
排気管の残部と兼用させると、製造がさらに容易にな
り、かつ、安価になるという利点が生じる。
の端に固定する構成にすると、該内側電極は両端が支持
されることになり、第二の誘電体で被覆した細長い内側
電極を細長い放電容器の中に精度良い位置関係を保って
設置することが可能になり、ばらつきの少ない誘電体バ
リア放電蛍光ランプが得られる。該細長い内側電極の第
二の端を該放電容器の第二の端にゆるく保持する構成に
すると、第一に、製造が容易になり、第二に、該細長い
内側電極として、放電容器の熱膨張率と異なる熱膨張率
を有する金属を使用することが可能になり、ランプの構
成材料の選択の自由度が大きくなるという利点が生じ
る。該細長い内側電極の第二の端を該放電容器の一端に
ゆるく保持する部材を該誘電体バリア放電蛍光ランプの
排気管の残部と兼用させると、製造がさらに容易にな
り、かつ、安価になるという利点が生じる。
【0017】放電容器の外面の一部に設けたスリット状
の光取り出し部分から光を取り出す方式のアパーチャ形
蛍光ランプは、放電容器の外面の全周からほぼ均一に可
視光が放出される通常の蛍光ランプに比較し、蛍光体か
ら放出された可視光が蛍光体膜で数多く反射されたのち
に光取り出し部分から放出されるので、さらにコンパク
トで高出力となるなどの特徴がある。従って、放電容器
内に設けられた電極を細くすることがさらに重要であ
り、かつ、大きな電力を注入する必要がある。該内側電
極が比較的薄い第二の誘電体を被覆した細長い金属棒あ
るいは細長い金属管からなる構成を特徴とした誘電体バ
リア放電蛍光ランプは、該内側電極による光の吸収が少
ないので、アパーチャ形の蛍光ランプに構成する事によ
って、上記した特長がより一層発揮できる。
の光取り出し部分から光を取り出す方式のアパーチャ形
蛍光ランプは、放電容器の外面の全周からほぼ均一に可
視光が放出される通常の蛍光ランプに比較し、蛍光体か
ら放出された可視光が蛍光体膜で数多く反射されたのち
に光取り出し部分から放出されるので、さらにコンパク
トで高出力となるなどの特徴がある。従って、放電容器
内に設けられた電極を細くすることがさらに重要であ
り、かつ、大きな電力を注入する必要がある。該内側電
極が比較的薄い第二の誘電体を被覆した細長い金属棒あ
るいは細長い金属管からなる構成を特徴とした誘電体バ
リア放電蛍光ランプは、該内側電極による光の吸収が少
ないので、アパーチャ形の蛍光ランプに構成する事によ
って、上記した特長がより一層発揮できる。
【0018】該光取り出し部分の外面に、該外側電極と
電気的に接続され、かつ、光透過性である部材を設けた
構成にすると、誘電体バリア放電によって発生した電磁
雑音電波が光取り出し部分から漏れるのを防止出来ると
いう利点が生じる。該誘電体バリア放電蛍光ランプにお
いて、該外側電極を該放電容器の外周面の一部分に設置
し、該光取り出し部分を該外側電極の反対側の位置と
し、かつ、該内側電極を該放電容器の中心軸よりも該光
取り出し部分から離れて設けた構成にすると、該内側電
極が光取り出し部分から離れているので光の取り出し効
率が高くなり、かつ、該外側電極と該内側電極の距離が
短くなるので、放電始動電圧が低下するという利点が生
じる。該誘電体バリア放電蛍光ランプにおいて、該外側
電極を該放電容器の外周面の一部分に設置し、該光取り
出し部分を該外側電極の反対側の位置とし、かつ、該内
側電極を該放電容器の中心軸よりも該光取り出し部分に
近づけて設けた構成にすると、該外側電極と該内側電極
間の距離が大きくなり、従って放電空間を大きくできる
ので、より細い放電容器で大きな光出力が得られるとい
う利点が生じる。
電気的に接続され、かつ、光透過性である部材を設けた
構成にすると、誘電体バリア放電によって発生した電磁
雑音電波が光取り出し部分から漏れるのを防止出来ると
いう利点が生じる。該誘電体バリア放電蛍光ランプにお
いて、該外側電極を該放電容器の外周面の一部分に設置
し、該光取り出し部分を該外側電極の反対側の位置と
し、かつ、該内側電極を該放電容器の中心軸よりも該光
取り出し部分から離れて設けた構成にすると、該内側電
極が光取り出し部分から離れているので光の取り出し効
率が高くなり、かつ、該外側電極と該内側電極の距離が
短くなるので、放電始動電圧が低下するという利点が生
じる。該誘電体バリア放電蛍光ランプにおいて、該外側
電極を該放電容器の外周面の一部分に設置し、該光取り
出し部分を該外側電極の反対側の位置とし、かつ、該内
側電極を該放電容器の中心軸よりも該光取り出し部分に
近づけて設けた構成にすると、該外側電極と該内側電極
間の距離が大きくなり、従って放電空間を大きくできる
ので、より細い放電容器で大きな光出力が得られるとい
う利点が生じる。
【0019】該放電容器が円筒であり、該内側電極が丸
棒あるいは円管状の金属である該誘電体バリア放電蛍光
ランプにおいては、該円筒状の放電容器の内径が、該内
側電極をおおう第二の誘電体の外径の3倍未満において
は、該内側電極による可視光の吸収が無視できななり、
また、該第二の誘電体の外径の40倍を越えた領域にお
いては、内側電極と外側電極との電極面積のアンバラン
スにより放電が不安定になると言う欠点が生じた。即
ち、該放電容器が円筒であり、該内側電極とそれをおお
う第二の誘電体が円筒状であり、該放電容器の内径を、
該第二の誘電体の外径の3倍から40倍の範囲に構成す
ることにより、発光効率が十分で、かつ、光出力の安定
な誘電体バリア放電蛍光ランプが得られる。
棒あるいは円管状の金属である該誘電体バリア放電蛍光
ランプにおいては、該円筒状の放電容器の内径が、該内
側電極をおおう第二の誘電体の外径の3倍未満において
は、該内側電極による可視光の吸収が無視できななり、
また、該第二の誘電体の外径の40倍を越えた領域にお
いては、内側電極と外側電極との電極面積のアンバラン
スにより放電が不安定になると言う欠点が生じた。即
ち、該放電容器が円筒であり、該内側電極とそれをおお
う第二の誘電体が円筒状であり、該放電容器の内径を、
該第二の誘電体の外径の3倍から40倍の範囲に構成す
ることにより、発光効率が十分で、かつ、光出力の安定
な誘電体バリア放電蛍光ランプが得られる。
【0020】該放電容器が円筒であり、該内側電極とそ
れをおおう第二の誘電体が円筒状である該誘電体バリア
放電蛍光ランプにおいて、該外側電極を該放電容器の全
外周面に渡って設け、かつ、該内側電極の中心軸と該放
電容器の中心軸との距離を該内側電極の外径以上離して
設置した構成にすると、該内側電極と該外側電極間の距
離が短くなるので、放電始動電圧が低くなり、従って点
灯用電源が簡略になるという利点が生じる。放電始動電
圧低下の効果は、該内側電極の中心軸と該放電容器の中
心軸との距離が該内側電極の外径以上において著しい。
れをおおう第二の誘電体が円筒状である該誘電体バリア
放電蛍光ランプにおいて、該外側電極を該放電容器の全
外周面に渡って設け、かつ、該内側電極の中心軸と該放
電容器の中心軸との距離を該内側電極の外径以上離して
設置した構成にすると、該内側電極と該外側電極間の距
離が短くなるので、放電始動電圧が低くなり、従って点
灯用電源が簡略になるという利点が生じる。放電始動電
圧低下の効果は、該内側電極の中心軸と該放電容器の中
心軸との距離が該内側電極の外径以上において著しい。
【0021】該外側電極をシームレスの円筒状金網で構
成すると、平板状の金網を巻きつけて円筒状に構成した
場合に生じる金網の縁の重なり部分が無いので、誘電体
バリア放電蛍光ランプの外径が小さくなるという利点が
生じる。
成すると、平板状の金網を巻きつけて円筒状に構成した
場合に生じる金網の縁の重なり部分が無いので、誘電体
バリア放電蛍光ランプの外径が小さくなるという利点が
生じる。
【0022】
【実施例】本発明の第一の実施例の誘電体バリア放電蛍
光ランプを、図1に示す。放電容器1は、肉厚1mm,
外径6mm、全長200mmのソーダ石灰ガラス管から
なり、その第一の端11には内側電極5が気密にとりつ
けられ、放電容器1の第二の端12は気密に閉鎖されて
いる。内側電極5は、熱膨張率がソーダ石灰ガラスに近
い鉄とニッケルの合金からなる直径0.8mmの無空棒
で、該放電容器1と同軸に、かつ、内側電極の第二の端
6が放電容器内に存在する。第二の誘電体101は、厚
さ0.08mm、外径1mmの石英ガラス管である。す
なわち、内側電極5は、第二の誘電体101である薄肉
の石英ガラス管で覆われている。E2はE1 と同じで約
3.8であり、D2 は0.08mmなので、0.1×E
2 ×D1 /E1 は0.1mmになる。すなわち、該第二
の誘電体101の厚み0.08mmは、本発明の範囲内
にある。放電容器1の外面には外側電極4としてシーム
レスのステンレス円筒金網を設け、内面には蛍光体10
0として緑色に発光するLaPO4 :CeTbを塗布し
た。蛍光体100は、放電容器1の第二の端12の内部
にも塗布されている。内側電極の第一の端は放電容器1
の外側に引き出され、電源21に接続される。放電容器
1には、第一の端11付近に設けた排気管より、放電用
ガスとしてキセノンを30kPa封入した。3は、排気
管の残部である。
光ランプを、図1に示す。放電容器1は、肉厚1mm,
外径6mm、全長200mmのソーダ石灰ガラス管から
なり、その第一の端11には内側電極5が気密にとりつ
けられ、放電容器1の第二の端12は気密に閉鎖されて
いる。内側電極5は、熱膨張率がソーダ石灰ガラスに近
い鉄とニッケルの合金からなる直径0.8mmの無空棒
で、該放電容器1と同軸に、かつ、内側電極の第二の端
6が放電容器内に存在する。第二の誘電体101は、厚
さ0.08mm、外径1mmの石英ガラス管である。す
なわち、内側電極5は、第二の誘電体101である薄肉
の石英ガラス管で覆われている。E2はE1 と同じで約
3.8であり、D2 は0.08mmなので、0.1×E
2 ×D1 /E1 は0.1mmになる。すなわち、該第二
の誘電体101の厚み0.08mmは、本発明の範囲内
にある。放電容器1の外面には外側電極4としてシーム
レスのステンレス円筒金網を設け、内面には蛍光体10
0として緑色に発光するLaPO4 :CeTbを塗布し
た。蛍光体100は、放電容器1の第二の端12の内部
にも塗布されている。内側電極の第一の端は放電容器1
の外側に引き出され、電源21に接続される。放電容器
1には、第一の端11付近に設けた排気管より、放電用
ガスとしてキセノンを30kPa封入した。3は、排気
管の残部である。
【0023】外側電極4と内部電極5の間に電源21に
よって20kHz,3kVの高周波電圧を印加したとこ
ろ、安定な誘電体バリア放電が発生し、その結果、波長
172nmに最大値を有する真空紫外線が効率よく放射
され、蛍光体100が発光した。この実施例の誘電体バ
リア放電蛍光ランプの特長を纏めると、先ず第一に、放
電プラズマが一条に収斂する現象が発生しにくく、従っ
て光出力の変動が少なく、第二に、内側電極が直径約
0.8mmと細いためランプの細径化が容易に実現で
き、第三に、表面積の小さな細長い内側電極は、肉薄の
第二の誘電体で覆われているだけなので、放電空間に十
分に電力が注入でき、従って光出力が十分に大きく、第
四に放電容器1の第二の端12まで発光するのでランプ
の有効発光長の割合が大きくなり、従って、光出力が大
きく、かつ、安定でコンパクトな誘電体バリア放電蛍光
ランプが得られた。
よって20kHz,3kVの高周波電圧を印加したとこ
ろ、安定な誘電体バリア放電が発生し、その結果、波長
172nmに最大値を有する真空紫外線が効率よく放射
され、蛍光体100が発光した。この実施例の誘電体バ
リア放電蛍光ランプの特長を纏めると、先ず第一に、放
電プラズマが一条に収斂する現象が発生しにくく、従っ
て光出力の変動が少なく、第二に、内側電極が直径約
0.8mmと細いためランプの細径化が容易に実現で
き、第三に、表面積の小さな細長い内側電極は、肉薄の
第二の誘電体で覆われているだけなので、放電空間に十
分に電力が注入でき、従って光出力が十分に大きく、第
四に放電容器1の第二の端12まで発光するのでランプ
の有効発光長の割合が大きくなり、従って、光出力が大
きく、かつ、安定でコンパクトな誘電体バリア放電蛍光
ランプが得られた。
【0024】本発明の第二の実施例の誘電体バリア放電
蛍光ランプを、図2に示す。放電容器の寸法は第一の実
施例と同じである。内側電極5は中空管状であり、重量
が小さくなるという利点が生じる。第二の誘電体101
は、ゾル・ゲル法で形成した酸化アルミニウムで、厚み
は0.5μmある。酸化アルミニウムの誘電率は10程
度と大きいので、表面積の小さな細長い内側電極5は、
肉薄で、しかも、高誘電率の第二の誘電体101で覆わ
れことになり、したがって、放電空間に十分に電力が注
入でき、従って光出力を十分に大きく出来るという利点
が生じる。
蛍光ランプを、図2に示す。放電容器の寸法は第一の実
施例と同じである。内側電極5は中空管状であり、重量
が小さくなるという利点が生じる。第二の誘電体101
は、ゾル・ゲル法で形成した酸化アルミニウムで、厚み
は0.5μmある。酸化アルミニウムの誘電率は10程
度と大きいので、表面積の小さな細長い内側電極5は、
肉薄で、しかも、高誘電率の第二の誘電体101で覆わ
れことになり、したがって、放電空間に十分に電力が注
入でき、従って光出力を十分に大きく出来るという利点
が生じる。
【0025】本発明の第三の実施例の誘電体バリア放電
蛍光ランプを、図3に示す。本実施例のランプの構造
は、第一の実施例のランプ構造に加えて、該内側電極5
の第二の端6を該放電容器1の第二の端12に埋め込ん
で固定したものである。放電容器1と内側電極5の中心
軸を正確に合致させやすく、ばらつきの少ないランプが
得られる、内側電極5の両端が固定されているので機械
的な強度が大きいなどの利点が生じる。
蛍光ランプを、図3に示す。本実施例のランプの構造
は、第一の実施例のランプ構造に加えて、該内側電極5
の第二の端6を該放電容器1の第二の端12に埋め込ん
で固定したものである。放電容器1と内側電極5の中心
軸を正確に合致させやすく、ばらつきの少ないランプが
得られる、内側電極5の両端が固定されているので機械
的な強度が大きいなどの利点が生じる。
【0026】本発明の第四の実施例の誘電体バリア放電
蛍光ランプを、図4に示す。本実施例のランプの構造
は、第一の実施例のランプ構造に加えて、ランプの全長
が300mmと長く、かつ、該内側電極5の第二の端6
を該放電容器1の第二の端12に設けられた窪み7に挿
入し、ゆるく保持したものである。本実施例において
は、ランプの製造が容易になり、さらに、内側電極5と
放電容器1の熱膨張率が少々異なったとしても、その差
が窪み7で吸収されるので、ランプの全長が300mm
と長いにも拘わらず、信頼性の高い誘電体バリア放電蛍
光ランプが得られた。
蛍光ランプを、図4に示す。本実施例のランプの構造
は、第一の実施例のランプ構造に加えて、ランプの全長
が300mmと長く、かつ、該内側電極5の第二の端6
を該放電容器1の第二の端12に設けられた窪み7に挿
入し、ゆるく保持したものである。本実施例において
は、ランプの製造が容易になり、さらに、内側電極5と
放電容器1の熱膨張率が少々異なったとしても、その差
が窪み7で吸収されるので、ランプの全長が300mm
と長いにも拘わらず、信頼性の高い誘電体バリア放電蛍
光ランプが得られた。
【0027】本発明の第五の実施例の誘電体バリア放電
蛍光ランプを、図5に示す。本実施例のランプの構造
は、第四の実施例のランプ構造における窪み7を、該誘
電体バリア放電蛍光ランプの排気管の残部3と兼用させ
たもので、製造がさらに容易になり、かつ、安価になる
という利点が生じる。さらに、金属の部材から成るゲッ
ター2が、内側金属5の第一の端の近傍に、溶接によっ
て取り付けられている。特別なゲッター室を必要としな
いため、発光長の割合の大きなコンパクトな誘電体バリ
ア放電蛍光ランプが得られた。
蛍光ランプを、図5に示す。本実施例のランプの構造
は、第四の実施例のランプ構造における窪み7を、該誘
電体バリア放電蛍光ランプの排気管の残部3と兼用させ
たもので、製造がさらに容易になり、かつ、安価になる
という利点が生じる。さらに、金属の部材から成るゲッ
ター2が、内側金属5の第一の端の近傍に、溶接によっ
て取り付けられている。特別なゲッター室を必要としな
いため、発光長の割合の大きなコンパクトな誘電体バリ
ア放電蛍光ランプが得られた。
【0028】本発明の第六の実施例の誘電体バリア放電
蛍光ランプの断面図を、図6に示す。本実施例のランプ
は、第五の実施例の該誘電体バリア放電蛍光ランプにお
ける放電容器1を中空楕円筒にした構成で、第五の実施
例の利点に加えて、薄形の誘電体バリア放電蛍光ランプ
が得られるという利点が生じる。
蛍光ランプの断面図を、図6に示す。本実施例のランプ
は、第五の実施例の該誘電体バリア放電蛍光ランプにお
ける放電容器1を中空楕円筒にした構成で、第五の実施
例の利点に加えて、薄形の誘電体バリア放電蛍光ランプ
が得られるという利点が生じる。
【0029】本発明の第七の実施例のアパーチャ形誘電
体バリア放電蛍光ランプの断面図を、図7に示す。本実
施例のランプにおいては、放電容器1の外周面の一部に
アルミニウムからなる光反射板を兼ねた外側電極8が設
けらており、放電容器1の内周面の一部に該外側電極8
と対接して蛍光体100が設けられており、該外側電極
8と蛍光体100が設けられていない管壁部分が、光取
り出し部分9になっている構成である。この部分9が、
ランプの長手方向に沿ってスリット状に伸びている。放
電容器1内に設けられた内側電極5が細く、かつ、大き
な電力を注入することが出来るので、コンパクトで光出
力の大きなアパーチャ形の誘電体バリア放電蛍光ランプ
を得ることが出来る。
体バリア放電蛍光ランプの断面図を、図7に示す。本実
施例のランプにおいては、放電容器1の外周面の一部に
アルミニウムからなる光反射板を兼ねた外側電極8が設
けらており、放電容器1の内周面の一部に該外側電極8
と対接して蛍光体100が設けられており、該外側電極
8と蛍光体100が設けられていない管壁部分が、光取
り出し部分9になっている構成である。この部分9が、
ランプの長手方向に沿ってスリット状に伸びている。放
電容器1内に設けられた内側電極5が細く、かつ、大き
な電力を注入することが出来るので、コンパクトで光出
力の大きなアパーチャ形の誘電体バリア放電蛍光ランプ
を得ることが出来る。
【0030】本発明の第八の実施例のアパーチャ形誘電
体バリア放電蛍光ランプの断面図を、図8に示す。本実
施例のランプ構造は、第七の実施例のアパーチャ形誘電
体バリア放電蛍光ランプの放電容器1を中空楕円筒にし
て、光取り出し部分9を長軸方向の位置に設けた構成で
ある。光取り出し部分9に対して放電空間を大きくとれ
るので、より高輝度のアパーチャ形誘電体バリア放電蛍
光ランプが得られる。
体バリア放電蛍光ランプの断面図を、図8に示す。本実
施例のランプ構造は、第七の実施例のアパーチャ形誘電
体バリア放電蛍光ランプの放電容器1を中空楕円筒にし
て、光取り出し部分9を長軸方向の位置に設けた構成で
ある。光取り出し部分9に対して放電空間を大きくとれ
るので、より高輝度のアパーチャ形誘電体バリア放電蛍
光ランプが得られる。
【0031】本発明の第九の実施例のアパーチャ形誘電
体バリア放電蛍光ランプは、第八の実施例のアパーチャ
形誘電体バリア放電蛍光ランプの光取り出し部分9を放
電容器1の短軸方向の位置に設けた構成である。放電容
器1の厚みに対して光取り出し部分9を大きくとれると
いう利点が生じる。すなわち、より薄型のアパーチャ形
誘電体バリア放電蛍光ランプが得られる。
体バリア放電蛍光ランプは、第八の実施例のアパーチャ
形誘電体バリア放電蛍光ランプの光取り出し部分9を放
電容器1の短軸方向の位置に設けた構成である。放電容
器1の厚みに対して光取り出し部分9を大きくとれると
いう利点が生じる。すなわち、より薄型のアパーチャ形
誘電体バリア放電蛍光ランプが得られる。
【0032】本発明の第十の実施例のアパーチャ形誘電
体バリア放電蛍光ランプの断面図を、図9に示す。本実
施例のランプにおいては、放電容器1の内周面の一部に
ピロ燐酸カルシウムからなる光反射膜10と、該光反射
膜10の上に蛍光体100が設けられており、該光反射
膜10が設けられていない管壁部分が、光取り出し部分
9になっており、さらに、放電容器1の外面全周にシー
ムレスの円筒状金属網からなる外側電極4を設けた構成
である。すなわち、外側電極4の光取り出し部分9の外
面に存在する部分は、該外側電極と電気的に接続され、
かつ、網であるから光透過性である部材に相当し、従っ
て、誘電体バリア放電によって発生した電磁雑音電波が
光取り出し部分から漏れるのを防止出来るという利点が
生じる。
体バリア放電蛍光ランプの断面図を、図9に示す。本実
施例のランプにおいては、放電容器1の内周面の一部に
ピロ燐酸カルシウムからなる光反射膜10と、該光反射
膜10の上に蛍光体100が設けられており、該光反射
膜10が設けられていない管壁部分が、光取り出し部分
9になっており、さらに、放電容器1の外面全周にシー
ムレスの円筒状金属網からなる外側電極4を設けた構成
である。すなわち、外側電極4の光取り出し部分9の外
面に存在する部分は、該外側電極と電気的に接続され、
かつ、網であるから光透過性である部材に相当し、従っ
て、誘電体バリア放電によって発生した電磁雑音電波が
光取り出し部分から漏れるのを防止出来るという利点が
生じる。
【0033】本発明の第十一の実施例のアパーチャ形誘
電体バリア放電蛍光ランプの断面図を、図10に示す。
本実施例のランプの構造は、内側電極5を該放電容器1
の中心軸Xよりも該光取り出し部分9に接近させて設け
たこと以外は第七の実施例と同一構造である。このよう
な構造によって、該外側電極と該内側電極との間の距離
が長くなるので、ランプへの入力が大きくなり、従っ
て、光出力が大きくなるという利点が生じる。
電体バリア放電蛍光ランプの断面図を、図10に示す。
本実施例のランプの構造は、内側電極5を該放電容器1
の中心軸Xよりも該光取り出し部分9に接近させて設け
たこと以外は第七の実施例と同一構造である。このよう
な構造によって、該外側電極と該内側電極との間の距離
が長くなるので、ランプへの入力が大きくなり、従っ
て、光出力が大きくなるという利点が生じる。
【0034】本発明の第十二の実施例のアパーチャ形誘
電体バリア放電蛍光ランプの断面図を、図11に示す。
本実施例のランプの構造は、内側電極5を該放電容器1
の中心軸Xよりも該光取り出し部分9から遠ざけて設け
たこと以外は第七の実施例と同一構造である。このよう
な構造によって、該外側電極と該内側電極との間の距離
が短くなったので、放電始動電圧が低下し、かつ、該内
側電極5が該光取り出し部分9から離れているので、光
の取り出し効率が増大し、高効率であるという利点が生
じる。
電体バリア放電蛍光ランプの断面図を、図11に示す。
本実施例のランプの構造は、内側電極5を該放電容器1
の中心軸Xよりも該光取り出し部分9から遠ざけて設け
たこと以外は第七の実施例と同一構造である。このよう
な構造によって、該外側電極と該内側電極との間の距離
が短くなったので、放電始動電圧が低下し、かつ、該内
側電極5が該光取り出し部分9から離れているので、光
の取り出し効率が増大し、高効率であるという利点が生
じる。
【0035】本発明の第十三の実施例の誘電体バリア放
電蛍光ランプは、第一の実施例の誘電体バリア放電蛍光
ランプにおける内側電極5を放電容器1の中心軸より
1.5mmずらして設置した構成である。この実施例に
おいては放電開始電圧が低くなるという利点が生じる。
電蛍光ランプは、第一の実施例の誘電体バリア放電蛍光
ランプにおける内側電極5を放電容器1の中心軸より
1.5mmずらして設置した構成である。この実施例に
おいては放電開始電圧が低くなるという利点が生じる。
【0036】
【発明の効果】上記したように、本発明によれば、コン
パクトで、光出力が十分に大きく、かつ、安定である誘
電体バリア放電蛍光ランプをを提供できる。
パクトで、光出力が十分に大きく、かつ、安定である誘
電体バリア放電蛍光ランプをを提供できる。
【図1】本発明の誘電体バリア放電蛍光ランプの実施例
の説明図である。
の説明図である。
【図2】本発明の誘電体バリア放電蛍光ランプの他の実
施例の説明図である。
施例の説明図である。
【図3】本発明の誘電体バリア放電蛍光ランプの他の実
施例の説明図である。
施例の説明図である。
【図4】本発明の誘電体バリア放電蛍光ランプの他の実
施例の説明図である。
施例の説明図である。
【図5】本発明の誘電体バリア放電蛍光ランプの他の実
施例の説明図である。
施例の説明図である。
【図6】本発明の誘電体バリア放電蛍光ランプの他の実
施例の説明図であって、該ランプの長手方向に垂直な断
面を示す。
施例の説明図であって、該ランプの長手方向に垂直な断
面を示す。
【図7】本発明の誘電体バリア放電蛍光ランプの他の実
施例の説明図であって、該ランプの長手方向に垂直な断
面を示す。
施例の説明図であって、該ランプの長手方向に垂直な断
面を示す。
【図8】本発明の誘電体バリア放電蛍光ランプの他の実
施例の説明図であって、該ランプの長手方向に垂直な断
面を示す。
施例の説明図であって、該ランプの長手方向に垂直な断
面を示す。
【図9】本発明の誘電体バリア放電蛍光ランプの他の実
施例の説明図であって、該ランプの長手方向に垂直な断
面を示す。
施例の説明図であって、該ランプの長手方向に垂直な断
面を示す。
【図10】本発明の誘電体バリア放電蛍光ランプの他の
実施例の説明図であって、該ランプの長手方向に垂直な
断面を示す。
実施例の説明図であって、該ランプの長手方向に垂直な
断面を示す。
【図11】本発明の誘電体バリア放電蛍光ランプの他の
実施例の説明図であって、該ランプの長手方向に垂直な
断面を示す。
実施例の説明図であって、該ランプの長手方向に垂直な
断面を示す。
【図12】従来の誘電体バリア放電蛍光ランプの説明図
である。
である。
1 放電容器 2 ゲッタ 3 排気管の残部 4 外側電極 5 内側電極 6 内側電極の第二の端 7 窪み 8 外側電極 9 光取り出し部分 10 光反射膜 100 蛍光体 101 第二の誘電体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−223039(JP,A) 特開 平3−201358(JP,A) 特開 平5−190150(JP,A) 特開 平5−190152(JP,A) 特開 平2−309552(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01J 65/00 H01J 65/04
Claims (12)
- 【請求項1】 光透過性で、誘電率がE1 で、肉厚が
D1 である細長い管状の、誘電体バリア放電の誘電体
を兼ねた放電容器と、該放電容器の内面の少なくとも一
部に設けた蛍光体膜と、該放電容器の外面の少なくとも
一部に設けた誘電体バリア放電を行うための外側電極
と、該放電容器の内側に配置され、細長い金属棒あるい
は細長い金属管からなる内側電極と、該内側電極の表面
上もしくは間隙を有して設けられた、誘電率がE2 で
ある第二の誘電体と、該放電容器に充填された該誘電体
バリア放電によってエキシマ分子を形成する放電用ガス
からなる誘電体バリア放電を利用した概略管状である誘
電体バリア放電蛍光ランプにおいて、該第二の誘電体の
厚みを0.1μm以上から0.1×E2 ×D1 /E
1 以下の範囲にしたことを特徴とした誘電体バリア放
電蛍光ランプ。 - 【請求項2】 該内側電極の第一の端は、該放電容器の
第一の端に気密に取り付けられかつ放電容器の外部に引
き出されており、該内側電極の第二の端は該放電容器内
にあるように構成したことを特徴とした請求項1に記載
の誘電体バリア放電蛍光ランプ。 - 【請求項3】 該内側電極の第二の端が該放電容器の第
二の端に固定されている構成にしたことを特徴とした請
求項2に記載の誘電体バリア放電蛍光ランプ。 - 【請求項4】 該内側電極の第二の端が該放電容器の第
二の端にゆるく保持されている構成にしたことを特徴と
した請求項2に記載の誘電体バリア放電蛍光ランプ。 - 【請求項5】 該放電容器の第二の端に排気管の残部が
あり、該内側電極の第二の端が前記残部にゆるく保持さ
れていることを特徴とした請求項4に記載の誘電体バリ
ア放電蛍光ランプ。 - 【請求項6】 該放電容器の長手方向に沿ってスリット
状に光を取り出す部分を有するアパーチャ形蛍光ランプ
であることを特徴とした請求項1から請求項5に記載の
誘電体バリア放電蛍光ランプ。 - 【請求項7】 該光取り出し部分の外面に、該外側電極
と電気的に接続され、かつ、光透過性である部材を設け
た構成にしたことを特徴とした請求項6に記載の誘電体
バリア放電蛍光ランプ。 - 【請求項8】 該放電容器のスリット状の光取り出し部
分と対向する部分の外面に該外側電極を設け、かつ、該
内側電極を該放電容器の中心軸よりも該光取り出し部分
に接近させて設けた構成にしたことを特徴とした請求項
6に記載の誘電体バリア放電蛍光ランプ。 - 【請求項9】 該放電容器のスリット状の光取り出し部
分と対向する部分の外面に該外側電極を設け、かつ、該
内側電極を該放電容器の中心軸よりも該光取り出し部分
から遠ざけて設けた構成にしたことを特徴とした請求項
6に記載の誘電体バリア放電蛍光ランプ。 - 【請求項10】 該放電容器が円筒であり、該内側電極
が丸棒あるいは円管状であり、該放電容器の内径を、該
第二の誘電体の外径の3倍から40倍の範囲にしたこと
を特徴とした請求項1に記載の誘電体バリア放電蛍光ラ
ンプ。 - 【請求項11】 該外側電極を該放電容器の外面の全周
にわたって設け、かつ、該内側電極の中心軸と該放電容
器の中心軸との距離を該内側電極の外径以上離して設置
した構成にしたことを特徴とした請求項10に記載の誘
電体バリア放電蛍光ランプ。 - 【請求項12】 該外側電極がシームレスの円筒状金網
からなる事をを特徴とした請求項1から請求項6、請求
項10および請求項11に記載の誘電体バリア放電蛍光
ランプ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8265894A JP3087566B2 (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 誘電体バリア放電蛍光ランプ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8265894A JP3087566B2 (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 誘電体バリア放電蛍光ランプ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07272695A JPH07272695A (ja) | 1995-10-20 |
| JP3087566B2 true JP3087566B2 (ja) | 2000-09-11 |
Family
ID=13780541
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8265894A Expired - Lifetime JP3087566B2 (ja) | 1994-03-30 | 1994-03-30 | 誘電体バリア放電蛍光ランプ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3087566B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20050093762A (ko) * | 2003-02-12 | 2005-09-23 | 가부시끼가이샤 도시바 | 정화장치와 이를 이용한 냉장고 |
| DE102004006614A1 (de) * | 2004-02-10 | 2005-08-25 | Patent-Treuhand-Gesellschaft für elektrische Glühlampen mbH | Beleuchtungsvorrichtung |
| JP5223741B2 (ja) * | 2009-03-16 | 2013-06-26 | ウシオ電機株式会社 | エキシマランプ |
| JP2021051936A (ja) * | 2019-09-25 | 2021-04-01 | 東芝ライテック株式会社 | バリア放電ランプおよび紫外線照射ユニット |
| JP7621190B2 (ja) * | 2021-05-28 | 2025-01-24 | 株式会社オーク製作所 | エキシマランプ、エキシマランプの点灯方法およびエキシマランプの製造方法 |
-
1994
- 1994-03-30 JP JP8265894A patent/JP3087566B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07272695A (ja) | 1995-10-20 |
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