JP3088412B2 - ポーリング方法 - Google Patents
ポーリング方法Info
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Description
有するプログラム(ポーリング処理を行うアプリケーシ
ョンプログラム等)が多数のポーリング対象(ネットワ
ーク上の機器やプログラム等)に対してポーリングを行
うコンピュータシステムにおいて、ポーリングタイミン
グの最適化を図るためのアルゴリズムを実現するポーリ
ング方法に関する。
ムが多数のポーリング対象に対してポーリングを行うコ
ンピュータシステムにおいては、当該プログラム(ポー
リング処理プログラム)はポーリング開始時刻順に各ポ
ーリング対象へのポーリングを遂行していた(後述する
本発明のように、ポーリングインターバルやレスポンス
時間が考慮されたポーリングは行われていなかった)。
法は、ポーリング対象データ読込み手順(ステップ)2
01と、ポーリング対象データリスト初期ソート手順2
02と、ポーリング手順203と、情報取得手順204
と、次回ポーリング開始時刻算出手順205と、ポーリ
ング対象データリストソート手順206とを含んで構成
されている。
ング方法の動作について詳細に説明する。
01では、ポーリング対象データ(各ポーリング対象に
対してどのようにポーリングを行うかを示すデータ)が
データベースから読み込まれる。各ポーリング対象デー
タの必須要素としては、ポーリングインターバル,ポー
リング開始時刻,およびポーリング対象情報という要素
が挙げられる(このような必須要素を含んだポーリング
対象データのそれぞれを、ポーリング対象データエント
リと呼ぶ)。
報として、各ポーリング対象データエントリをリスト
(キューリスト)形式で保持する(このような情報が格
納されたリストをポーリング対象データリストと呼
ぶ)。
順202では、上記のようなポーリング対象データリス
トの各ポーリング対象データエントリがポーリング開始
時刻の昇順にソートされる。
始時刻に達した、あるいはポーリング開始時刻を過ぎた
ポーリング対象データエントリ(両者を含む意味で「ポ
ーリング開始時刻に到達/経過したポーリング対象デー
タエントリ」と表現する)に関するポーリングが行われ
る。なお、ポーリングされたポーリング対象データエン
トリは、ポーリング対象データリストから取り外され
る。
われたポーリングに対するポーリング対象からの応答が
受信される。
は、ポーリング結果(ポーリングに対するポーリング対
象からの応答)を取得した時刻に、当該ポーリングに係
るポーリング対象データエントリのポーリングインター
バルが加算された値が、当該ポーリング対象データエン
トリの次回のポーリング開始時刻として算出される。
06では、ポーリング開始時刻に手順205で算出され
たポーリング開始時刻が設定されたポーリング対象デー
タエントリ(手順203でポーリング対象データリスト
から取り外されているポーリング対象データエントリ)
が、ポーリング対象データリストにつながれる。その上
で、手順202と同様に、ポーリング対象データリスト
の各ポーリング対象データエントリがポーリング開始時
刻の昇順にソートされ、手順203に制御が戻される。
り返されていく。
のポーリング方法では、通常、ポーリング機能を有する
プログラム(ポーリング処理プログラム)が、任意のプ
ロトコルを使用し、ある一定のポーリングインターバル
で各ポーリング対象に対してポーリングを行い、各ポー
リング対象からの情報を取得している。また、かかる従
来技術では、通常、ポーリングの遂行に際して、最大ポ
ーリング数や最大応答待ち状態数といった最大数による
制限(上限)は設定されていなかった。
が多い場合に、各ポーリング対象へのポーリングのタイ
ミングがある特定時刻に集中すると、以下のような問題
点が発生する可能性があった。
で、ネットワークの処理速度を上回ったポーリングが行
われ、パケットの取りこぼしが発生し、ポーリング対象
からの情報を正しく取得できないおそれがあるというこ
とである。
プログラムのポーリング処理自体が、長時間CPU(C
entral Processing Unit)を独
占したり、メモリ不足状態を引き起こすおそれがあると
いうことである。
グ処理プログラムが実行されるコンピュータにおけるC
PUやメモリの制限がある環境)でポーリングを行う場
合に、ポーリングインターバルの長いポーリングが多く
存在すると、ポーリングインターバルの短いポーリング
が当該ポーリングインターバル通りに行われ難くなると
いうことである。
グを行う場合に、レスポンス時間の長いポーリングが多
く存在すると、レスポンス時間の短いポーリングがポー
リングインターバル通りに行われ難くなるということで
ある。
間内にポーリングを行う数の上限(回線の伝送速度等に
基づく制限)およびポーリングに対する応答待ち状態の
数の上限(通常はすぐに応答があるべき環境にあるにも
かかわらず回線障害等の障害により応答がない状態にな
ることが生じないようにし余計なポーリングを行わない
ようにするための制限)を設定し、この上限(最大ポー
リング数および最大応答待ち状態数)の範囲内でポーリ
ングインターバルおよび/またはレスポンス時間を基準
にした優先度を設定することにより、ポーリングタイミ
ングの最適化(各ポーリング対象へのポーリングの均衡
化)を図ることができ、ポーリング機能を有するプログ
ラム自体がシステムやネットワークに及ぼす負荷を軽減
すると同時に、情報の取りこぼしを回避することができ
るポーリング方法を提供することにある。
と、一定時間内に行えるポーリングが限られた環境のも
とで、複数のポーリングを複数のポーリングインターバ
ルで遂行する場合に、優先度算出用のパラメータを操作
することにより、ポーリングの最適化を図ることができ
る。
は、ポーリング機能を有するプログラムが複数のポーリ
ング対象に対してポーリングを行うコンピュータシステ
ムにおいて、データベースからポーリング対象データを
読み込み、複数のポーリング対象データエントリからな
るポーリング対象データリストを生成するポーリング対
象データ読込み手順と、初回読込み時の優先度の値を設
定する優先度初期設定手順と、ポーリング対象データリ
ストを前記優先度初期設定手順で設定された優先度を加
味してポーリング開始時刻の昇順にソートするポーリン
グ対象データリスト初期ソート手順と、前記ポーリング
対象データリスト初期ソート手順でソートされたポーリ
ング対象データリストに基づき、最大ポーリング数およ
び最大応答待ち状態数の範囲内でポーリング開始時刻に
到達/経過したポーリング対象データエントリに関する
ポーリングを行い、当該ポーリングに係るポーリング対
象データエントリをポーリング対象データリストから取
り外し、最大数の範囲を超えたためにポーリングを行え
なかったポーリング対象データエントリについては優先
度の値の減算およびポーリング開始時刻の最低値への設
定を行うポーリング手順と、前記ポーリング手順で行わ
れたポーリングに対するポーリング対象からの応答の受
信およびタイムアウトの認識を「ポーリング結果の取
得」として行う情報取得手順と、前記情報取得手順にお
けるポーリング結果の取得が行われたポーリング対象デ
ータエントリについて、ポーリングインターバルおよび
レスポンス時間を基準にして優先度を算出する優先度算
出手順(ポーリングインターバルおよびレスポンス時間
を基準にして優先度を算出する代わりに、ポーリングイ
ンターバルおよびレスポンス時間のいずれかを基準にし
て優先度を算出することも可能である)と、前記情報取
得手順におけるポーリング結果の取得が行われたポーリ
ング対象データエントリについて、ポーリング結果の取
得時刻にポーリングインターバルを加算した値を次回の
ポーリング開始時刻として算出する次回ポーリング開始
時刻算出手順と、前記優先度算出手順で算出された優先
度および前記次回ポーリング開始時刻算出手順で算出さ
れたポーリング開始時刻が設定されたポーリング対象デ
ータエントリをポーリング対象データリストにつなぎ、
当該ポーリング対象データリストを優先度を加味してポ
ーリング開始時刻の昇順にソートするポーリング対象デ
ータリストソート手順とを有する。
ング機能を有するプログラムが複数のポーリング対象に
対してポーリングを行うコンピュータシステムを、デー
タベースからポーリング対象データを読み込み、複数の
ポーリング対象データエントリからなるポーリング対象
データリストを生成するポーリング対象データ読込み手
順,初回読込み時の優先度の値を設定する優先度初期設
定手順,ポーリング対象データリストを前記優先度初期
設定手順で設定された優先度を加味してポーリング開始
時刻の昇順にソートするポーリング対象データリスト初
期ソート手順,前記ポーリング対象データリスト初期ソ
ート手順でソートされたポーリング対象データリストに
基づき、最大ポーリング数および最大応答待ち状態数の
範囲内でポーリング開始時刻に到達/経過したポーリン
グ対象データエントリに関するポーリングを行い、当該
ポーリングに係るポーリング対象データエントリをポー
リング対象データリストから取り外し、最大数の範囲を
超えたためにポーリングを行えなかったポーリング対象
データエントリについては優先度の値の減算およびポー
リング開始時刻の最低値への設定を行うポーリング手
順,前記ポーリング手順で行われたポーリングに対する
ポーリング対象からの応答の受信およびタイムアウトの
認識を「ポーリング結果の取得」として行う情報取得手
順,前記情報取得手順におけるポーリング結果の取得が
行われたポーリング対象データエントリについて、ポー
リングインターバルおよびレスポンス時間を基準にして
優先度を算出する優先度算出手順,前記情報取得手順に
おけるポーリング結果の取得が行われたポーリング対象
データエントリについて、ポーリング結果の取得時刻に
ポーリングインターバルを加算した値を次回のポーリン
グ開始時刻として算出する次回ポーリング開始時刻算出
手順,ならびに前記優先度算出手順で算出された優先度
および前記次回ポーリング開始時刻算出手順で算出され
たポーリング開始時刻が設定されたポーリング対象デー
タエントリをポーリング対象データリストにつなぎ、当
該ポーリング対象データリストを優先度を加味してポー
リング開始時刻の昇順にソートするポーリング対象デー
タリストソート手順として機能させるための当該プログ
ラムを記録した記録媒体としても実現することができ
る。
して詳細に説明する。
法の処理手順を示す流れ図である。
ーリング方法は、ポーリング対象データ読込み手順(ス
テップ)101と、優先度初期設定手順102と、ポー
リング対象データリスト初期ソート手順103と、ポー
リング手順104と、情報取得手順105と、優先度算
出手順106と、次回ポーリング開始時刻算出手順10
7と、ポーリング対象データリストソート手順108と
を含んで構成されている。
法が適用されるコンピュータシステムの具体例を示す図
である。
ング方法の具体的な動作を説明するための図である。
に係るポーリング方法の全体の動作について詳細に説明
する。
ーリング機能を有するプログラム(ポーリング処理を行
うアプリケーションプログラム等)において、ポーリン
グ順序の最適化を行うためのアルゴリズムを提供するも
のである。このようなプログラム(ポーリング処理プロ
グラム)は、例えば、図2に示すようなコンピュータシ
ステムに適用される。
ステムは、ポーリング処理プログラムが実行されるコン
ピュータ(CPUおよびメモリ等を有する制御局)21
と、ネットワーク22と、複数のポーリング対象23と
を含んで構成されている。
のようなコンピュータシステムにおいて、以下に示すよ
うに動作する(図1参照)。
以下のa〜gに、「変数名:説明」の記述形式で、各変
数の説明を行う。
タエントリに関するポーリングを行う際の優先度。この
値が小さいものほど優先度が高くなる。 b.ポーリングインターバル(I):各ポーリング対象
データエントリに関して設定されているポーリングを行
うインターバル。 c.レスポンス時間(T):各ポーリングにおいて情報
取得要求を行ってから実際に応答があるまでの時間。 d.インターバル操作優先度算出用重み(α):ポーリ
ングインターバルの短いポーリング対象データエントリ
の優先度を上げ、ポーリングインターバルの短いポーリ
ング対象データエントリの優先度を下げるように操作す
るための重み。 e.レスポンス時間操作優先度算出用重み(β):レス
ポンス時間の短いポーリングに係るポーリング対象デー
タエントリの優先度を上げ、レスポンス時間の長いポー
リングに係るポーリング対象データエントリのポーリン
グの優先度を下げるように操作するための重み。 f.最大ポーリング数:一定時間内に行うことができる
ポーリングの最大数。 g.最大応答待ち状態数:ポーリングに対する応答待ち
状態の最大数。
次説明する。
は、ポーリング対象データ(各ポーリング対象に対して
どのようにポーリングを行うかを示すデータ)が、デー
タベースから読み込まれる。各ポーリング対象データの
必須要素としては、ポーリングインターバル,ポーリン
グ開始時刻,およびポーリング対象情報という要素が挙
げられる(上記の必須要素に優先度を追加したものを、
ポーリング対象データエントリと呼ぶ)。
能を有するプログラム。図2参照)では、内部的な情報
として、各ポーリング対象データエントリがリスト(キ
ューリスト)形式で保持される(このような情報が格納
されたリストを「ポーリング対象データリスト」と呼
ぶ)。
み時の優先度として、ポーリングインターバルの値が設
定される。なお,初回読込み時の優先度として、このよ
うにポーリングインターバルの値を設定することは一般
的と考えられるが、特にこのように限定されるものでは
ない(他の値を優先度の初期値として設定することも可
能である)。
順103では、ポーリング対象データリストの各ポーリ
ング対象データエントリがポーリング開始時刻の昇順に
ソートされる。この時に、ポーリング開始時刻が等しい
部分(ポーリング対象データエントリ群)については、
優先度の昇順にソートされる。
始時刻になったポーリング対象データエントリ、あるい
はポーリング開始時刻を過ぎたポーリング対象データエ
ントリ(両者を含む意味で「ポーリング開始時刻に到達
/経過したポーリング対象データエントリ」と表現す
る)のポーリングが行われる。この時に、最大ポーリン
グ数および最大応答待ち状態数の範囲内でポーリングが
行われる。また、ポーリング開始時刻になっているにも
かかわらず、これらの最大数(最大ポーリング数または
最大応答待ち状態数)を超えてしまうためにポーリング
ができなかった場合には、そのようなポーリングができ
なかったポーリング対象データエントリについて、その
優先度が一定の数値(例えば、1)だけ減算され、その
ポーリング開始時刻が時刻基準値の最低値(現在時刻よ
りも小さくなるような一定の数値。例えば0)に設定さ
れる。一方、ポーリングが行われたポーリング対象デー
タエントリは、ポーリング対象データリストから取り外
される。
われたポーリングに対する応答が受信される。また、あ
らかじめ設定されているタイムアウト時間に達したポー
リングを認識する処理(タイムアウトの認識)も行われ
る(タイムアウト時間もレスポンス時間とみなされ
る)。なお、このような応答の受信とタイムアウトの認
識とを共に含む用語として、「ポーリング結果の取得」
という表現を用いる。
果を取得したポーリングに係るポーリング対象データエ
ントリに関して、ポーリングインターバルおよびレスポ
ンス時間を用いて、以下の計算式により、優先度が算出
される。なお、当該計算式は、あくまでも一例であっ
て、ポーリングインターバルおよびレスポンス時間を考
慮するものであれば、他の計算式を使用する態様も考え
られる。また,各記号は上記の変数の説明で記述したも
のである(P:優先度,T:レスポンス時間,α:イン
ターバル操作優先度算出用重み,β:レスポンス時間操
作優先度算出用重み,I:ポーリングインターバル)。
ここで、αおよびβはある一定の定数値とする。
は、ポーリング結果を取得した時刻にポーリングインタ
ーバルの値(時間)を加算した値が、次回のポーリング
開始時刻として算出される。
08では、手順104で取り外されたポーリング対象デ
ータエントリの優先度およびポーリング開始時刻に、手
順106および手順107で算出された値がそれぞれ再
設定され、当該ポーリング対象データエントリがポーリ
ング対象データリストにつながれる。その上で、手順1
03と同様に、ポーリング対象データリストがポーリン
グ開始時刻の昇順にソートされ、手順104に制御が戻
される。この時、ポーリング開始時刻が等しい部分につ
いては、優先度の昇順にソートされる。
り返されていく。
は、ポーリングインターバルおよびレスポンス時間のい
ずれかだけを考慮して優先度を算出することも可能であ
る。この場合にも、一定の効果を得ることができ、発明
として成立しうることはいうまでもない。
基づき、本実施の形態に係るポーリング方法の動作や当
該動作によって得られる効果について検証する。
ミュレーションによりモデル計算を行って得られた結果
に基づくものであり、本実施の形態のもたらす具体的な
効果を説明するものである。
リングインターバルが5秒,10秒,15秒,20秒,
および25秒のポーリング対象(図2中のポーリング対
象23)がそれぞれ200個用意され、ポーリング処理
プログラムがそれら合計1000個のポーリング対象に
対して1時間ポーリングを行った場合のポーリング遂行
結果(実際のポーリングのインターバルの時間(秒)で
ある「実インターバル」)を表すものである。ここで、
各ポーリングインターバルの200個のポーリング対象
が20個づつの10個のグループに分割され、各グルー
プのポーリング対象に対するレスポンス時間が0秒,1
秒,2秒,3秒,4秒,5秒,6秒,7秒,8秒,およ
び9秒に設定されている。また、1秒間に行うことがで
きる最大ポーリング数が100個に設定され、ポーリン
グの応答待ちの最大数(最大応答待ち状態数)が100
個に設定されている。
みを考慮しポーリング開始時刻の早い順にポーリングを
行った場合(α=0,β=0)のポーリング遂行結果で
ある。
考慮に加えて、ポーリングインターバルを優先度として
考慮した場合(α=3,β=0)のポーリング遂行結果
である。
のものはその約7. 8倍の実インターバルで実際のポー
リングが遂行されているのに対し、ポーリングインター
バルが25秒のものはその約2. 4倍の実インターバル
でポーリングが遂行されている。一方、例2では、ポー
リングインターバルが5秒のものはその約4. 4倍の実
インターバルで実際のポーリングが遂行され、ポーリン
グインターバルが25秒のものはその約4. 1倍の実イ
ンターバルでポーリングが遂行されている。これらの結
果から、ポーリングインターバルを基準に優先度を算出
した場合のポーリング処理は、ポーリングインターバル
の短いポーリングの優先度を上げ、ポーリングの均衡化
を図る効果があることが分かる。
した場合のポーリング遂行結果であり、図6に示す例4
はα=1,β=0. 44とした場合のポーリング遂行結
果であり、図7に示す例5はα=0,β=0. 67とし
た場合のポーリング遂行結果である。
グ遂行結果から、レスポンス時間を優先度として考慮し
たポーリング処理は、レスポンス時間が短いものの優先
度を上げ、レスポンス時間が長いものの優先度を下げる
効果をもたらし、またβを大きくすることにより、この
効果をより一層顕著なものとできることが分かる。
よびレスポンス時間を優先度として考慮した本実施の形
態のポーリング方法は、インターバルの長いポーリング
のためにインターバルの短いポーリングが時刻通りに遂
行されなくなる傾向を回避すると同時に、レスポンス時
間が長いポーリングのためにレスポンス時間が短いポー
リングが時刻通りに遂行されなくなる傾向を回避する効
果をもたらす。
は、SNMP(Simple Network Man
agement Protocol)を使用し、ネット
ワーク機器からMIB(Management Inf
ormationBase)情報を定期的に収集してい
る。通常、同一のLAN(Local Area Ne
twork)上のネットワーク機器から、ある1つのM
IB情報を取得するのに要する時間は、1秒以内と考え
られる。また、ネットワーク管理アプリケーションプロ
グラムがネットワーク機器に対してSNMPでポーリン
グを行う場合には、通常、タイムアウト時間が設定さ
れ、当該タイムアウト時間以内に応答が得られない場合
には、応答が得られなかったネットワーク機器のSNM
Pエージェント機能は「実装されていない、もしくはダ
ウンしている」とみなされている。
する時間やタイムアウト時間をレスポンス時間とみなす
ことで、このようなネットワーク管理アプリケーション
プログラム(当該ネットワーク管理アプリケーションプ
ログラムが実行されるコンピュータシステム)に本発明
のポーリング方法を適用することが可能となる。
るポーリング方法は、SNMPを使用してLAN上のネ
ットワーク機器からMIB情報を定期的に収集している
ネットワーク管理アプリケーションプログラムが複数の
ネットワーク機器に対してMIB情報の取得のためのポ
ーリングを行うコンピュータシステムに適用されること
を特徴とする。
法が適用されるコンピュータシステムの具体例を示す図
である。
されるコンピュータシステムでは、図2中のポーリング
処理プログラムがネットワーク管理アプリケーションプ
ログラムに該当し、コンピュータ21がコンピュータ8
1に該当し、ネットワーク22がLAN82に該当し、
ポーリング対象23が管理対象のネットワーク機器83
に該当する。
上記のようなコンピュータシステムにおいて、図1に示
す各手順が実行される。なお、各手順における処理は、
上述した第1の実施の形態における処理と全く同様であ
るので、ここでは詳しい説明を割愛する。
リング方法の具体的な動作を説明するための図である。
具体例としてのいくつかのモデル計算例(コンピュータ
を使用したシミュレーション例)を示し、本発明の有効
性を検証する。
な状態を想定してモデル計算が行われている。
のネットワーク機器83)は1000台とし、1時間ポ
ーリングを行う。 b.ポーリングインターバルは5秒,10秒,15秒,
20秒,および25秒とする。 c.各ポーリングインターバルでポーリングが行われる
ネットワーク機器は各々200台とする。 d.各ポーリングインターバルでMIB情報が取得でき
るネットワーク機器は160台(全体の8割)とし、応
答のない(タイムアウトする)ネットワーク機器は40
台(全体の2割)とする。 e.情報の取得には1秒かかるものとする。 f.タイムアウト時間は10秒とする。 g.1秒間に行うことができる最大ポーリング数を10
0個とし、ポーリングの応答待ちの最大数(最大応答待
ち状態数)を100個とする。
合のポーリング遂行結果であり、図10に示す例7はα
=1. 7,β=0とした場合のポーリング遂行結果であ
り、図11に示す例8はα=0. 85,β=0. 30と
した場合のポーリング遂行結果であり、図12に示す例
9はα=0,β=0. 61とした場合のポーリング遂行
結果である。
ング遂行結果である例6から分かるように、ポーリング
インターバルの短いポーリング対象データエントリはポ
ーリングインターバルの長いポーリング対象データエン
トリと比べて、ポーリングの割合(ポーリングインター
バルの実インターバルに対する割合)が低くなってい
る。
てポーリングインターバルに基づく優先度を考慮したポ
ーリング遂行結果である例7では、ポーリングの均衡化
が図られていることが分かる。
慮したポーリング遂行結果である例8および例9では、
情報取得できるポーリング対象データエントリ(タイム
アウトとならないポーリング対象(管理対象のネットワ
ーク機器)に対するポーリング対象データエントリ)が
ポーリングインターバルに近い実インターバルでポーリ
ングされるようにする効果をもたらしていることが分か
る。
方法の構成を示すブロック図である。
の形態に係るポーリング方法は、図1に示した第1の実
施の形態に係るポーリング方法に対して、当該ポーリン
グ方法を実現するプログラム(ポーリング処理プログラ
ム)を記録した記録媒体1000を備える点が異なって
いる。この記録媒体1000は、磁気ディスク,半導体
メモリ,その他の記録媒体であってよい。
000からコンピュータ21(ネットワーク22を介し
て複数のポーリング対象23と接続しているコンピュー
タ)に読み込まれ、当該コンピュータ21の動作をポー
リング対象データ読込み手順101,優先度初期設定手
順102,ポーリング対象データリスト初期ソート手順
103,ポーリング手順104,情報取得手順105,
優先度算出手順106,次回ポーリング開始時刻算出手
順107,およびポーリング対象データリストソート手
順108として制御する。コンピュータ21上のポーリ
ング処理プログラムによって実現されるポーリング方法
の動作は、第1の実施の形態に係るポーリング方法の動
作と全く同様になるので、その詳しい説明を割愛する。
の実施の形態における「SNMPを使用してLAN上の
ネットワーク機器からMIB情報を定期的に収集してい
るネットワーク管理アプリケーションプログラムが複数
のネットワーク機器に対してMIB情報の取得のための
ポーリングを行うコンピュータシステム」に適用できる
ことはいうまでもない。
に示すような効果が生じる。
行う数の上限(最大ポーリング数)およびポーリングに
対する応答待ち状態の数の上限(最大応答待ち状態数)
を設定し、この上限の範囲内でポーリングインターバル
を基準にして優先度を設定することにより、ポーリング
インターバルの長いポーリング対象データエントリに係
るポーリングのために、ポーリングインターバルの短い
ポーリング対象データエントリに係るポーリングが時刻
通りに遂行されなくなる傾向を回避できることである。
大応答待ち状態数を設定し、この上限の範囲内でレスポ
ンス時間を考慮した優先度を設定することにより、レス
ポンス時間が長いポーリングのために、レスポンス時間
が短いポーリングが時刻通りに遂行されなくなる傾向を
回避できることである。
優先度を設定し、かつレスポンス時間をも考慮して優先
度を設定する方法によると、上記の効果を共に達成でき
るようになることはいうまでもない。
グタイミングの最適化(各ポーリング対象へのポーリン
グの均衡化)を図ることができ、ポーリング機能を有す
るプログラム自体がシステムやネットワークに及ぼす負
荷を軽減すると同時に、情報の取りこぼしを回避するこ
とができるという効果が生じる。
法の処理手順を示す流れ図である。
ュータシステムの一例を示すブロック図である。
明するための図である。
明するための図である。
明するための図である。
明するための図である。
明するための図である。
法が適用されるコンピュータシステムの一例を示すブロ
ック図である。
法の具体的な動作を説明するための図である。
方法の具体的な動作を説明するための図である。
方法の具体的な動作を説明するための図である。
方法の具体的な動作を説明するための図である。
方法を実現するための構成を示すブロック図である。
図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 ポーリング機能を有するプログラムが複
数のポーリング対象に対してポーリングを行うコンピュ
ータシステムにおいて、データベースからポーリング対
象データを読み込み、複数のポーリング対象データエン
トリからなるポーリング対象データリストを生成するポ
ーリング対象データ読込み手順と、初回読込み時の優先
度の値を設定する優先度初期設定手順と、ポーリング対
象データリストを前記優先度初期設定手順で設定された
優先度を加味してポーリング開始時刻の昇順にソートす
るポーリング対象データリスト初期ソート手順と、前記
ポーリング対象データリスト初期ソート手順でソートさ
れたポーリング対象データリストに基づき、最大ポーリ
ング数および最大応答待ち状態数の範囲内でポーリング
開始時刻に到達/経過したポーリング対象データエント
リに関するポーリングを行い、当該ポーリングに係るポ
ーリング対象データエントリをポーリング対象データリ
ストから取り外し、最大数の範囲を超えたためにポーリ
ングを行えなかったポーリング対象データエントリにつ
いては優先度の値の減算およびポーリング開始時刻の最
低値への設定を行うポーリング手順と、前記ポーリング
手順で行われたポーリングに対するポーリング対象から
の応答の受信およびタイムアウトの認識を「ポーリング
結果の取得」として行う情報取得手順と、前記情報取得
手順におけるポーリング結果の取得が行われたポーリン
グ対象データエントリについて、ポーリングインターバ
ルおよびレスポンス時間を基準にして優先度を算出する
優先度算出手順と、前記情報取得手順におけるポーリン
グ結果の取得が行われたポーリング対象データエントリ
について、ポーリング結果の取得時刻にポーリングイン
ターバルを加算した値を次回のポーリング開始時刻とし
て算出する次回ポーリング開始時刻算出手順と、前記優
先度算出手順で算出された優先度および前記次回ポーリ
ング開始時刻算出手順で算出されたポーリング開始時刻
が設定されたポーリング対象データエントリをポーリン
グ対象データリストにつなぎ、当該ポーリング対象デー
タリストを優先度を加味してポーリング開始時刻の昇順
にソートするポーリング対象データリストソート手順と
を有することを特徴とするポーリング方法。 - 【請求項2】 ポーリングインターバルおよびレスポン
ス時間を基準にして優先度を算出する代わりに、ポーリ
ングインターバルを基準にして優先度を算出する優先度
算出手順を有することを特徴とする請求項1記載のポー
リング方法。 - 【請求項3】 ポーリングインターバルおよびレスポン
ス時間を基準にして優先度を算出する代わりに、レスポ
ンス時間を基準にして優先度を算出する優先度算出手順
を有することを特徴とする請求項1記載のポーリング方
法。 - 【請求項4】 「(インターバル操作優先度算出用重み
+レスポンス時間操作優先度算出用重み×レスポンス時
間)×ポーリングインターバル」という計算式によって
優先度を算出する優先度算出手順を有することを特徴と
する請求項1記載のポーリング方法。 - 【請求項5】 SNMPを使用してLAN上のネットワ
ーク機器からMIB情報を定期的に収集しているネット
ワーク管理アプリケーションプログラムが複数のネット
ワーク機器に対してMIB情報の取得のためのポーリン
グを行うコンピュータシステムに適用されることを特徴
とする請求項1記載のポーリング方法。 - 【請求項6】 「(インターバル操作優先度算出用重み
+レスポンス時間操作優先度算出用重み×レスポンス時
間)×ポーリングインターバル」という計算式によって
優先度を算出する優先度算出手順を有することを特徴と
する請求項5記載のポーリング方法。 - 【請求項7】 ポーリング機能を有するプログラムが複
数のポーリング対象に対してポーリングを行うコンピュ
ータシステムを、データベースからポーリング対象デー
タを読み込み、複数のポーリング対象データエントリか
らなるポーリング対象データリストを生成するポーリン
グ対象データ読込み手順,初回読込み時の優先度の値を
設定する優先度初期設定手順,ポーリング対象データリ
ストを前記優先度初期設定手順で設定された優先度を加
味してポーリング開始時刻の昇順にソートするポーリン
グ対象データリスト初期ソート手順,前記ポーリング対
象データリスト初期ソート手順でソートされたポーリン
グ対象データリストに基づき、最大ポーリング数および
最大応答待ち状態数の範囲内でポーリング開始時刻に到
達/経過したポーリング対象データエントリに関するポ
ーリングを行い、当該ポーリングに係るポーリング対象
データエントリをポーリング対象データリストから取り
外し、最大数の範囲を超えたためにポーリングを行えな
かったポーリング対象データエントリについては優先度
の値の減算およびポーリング開始時刻の最低値への設定
を行うポーリング手順,前記ポーリング手順で行われた
ポーリングに対するポーリング対象からの応答の受信お
よびタイムアウトの認識を「ポーリング結果の取得」と
して行う情報取得手順,前記情報取得手順におけるポー
リング結果の取得が行われたポーリング対象データエン
トリについて、ポーリングインターバルおよびレスポン
ス時間を基準にして優先度を算出する優先度算出手順,
前記情報取得手順におけるポーリング結果の取得が行わ
れたポーリング対象データエントリについて、ポーリン
グ結果の取得時刻にポーリングインターバルを加算した
値を次回のポーリング開始時刻として算出する次回ポー
リング開始時刻算出手順,ならびに前記優先度算出手順
で算出された優先度および前記次回ポーリング開始時刻
算出手順で算出されたポーリング開始時刻が設定された
ポーリング対象データエントリをポーリング対象データ
リストにつなぎ、当該ポーリング対象データリストを優
先度を加味してポーリング開始時刻の昇順にソートする
ポーリング対象データリストソート手順として機能させ
るための当該プログラムを記録した記録媒体。 - 【請求項8】 SNMPを使用してLAN上のネットワ
ーク機器からMIB情報を定期的に収集しているネット
ワーク管理アプリケーションプログラムが複数のネット
ワーク機器に対してMIB情報の取得のためのポーリン
グを行うコンピュータシステムを、データベースからポ
ーリング対象データを読み込み、複数のポーリング対象
データエントリからなるポーリング対象データリストを
生成するポーリング対象データ読込み手順,初回読込み
時の優先度の値を設定する優先度初期設定手順,ポーリ
ング対象データリストを前記優先度初期設定手順で設定
された優先度を加味してポーリング開始時刻の昇順にソ
ートするポーリング対象データリスト初期ソート手順,
前記ポーリング対象データリスト初期ソート手順でソー
トされたポーリング対象データリストに基づき、最大ポ
ーリング数および最大応答待ち状態数の範囲内でポーリ
ング開始時刻に到達/経過したポーリング対象データエ
ントリに関するポーリングを行い、当該ポーリングに係
るポーリング対象データエントリをポーリング対象デー
タリストから取り外し、最大数の範囲を超えたためにポ
ーリングを行えなかったポーリング対象データエントリ
については優先度の値の減算およびポーリング開始時刻
の最低値への設定を行うポーリング手順,前記ポーリン
グ手順で行われたポーリングに対するポーリング対象か
らの応答の受信およびタイムアウトの認識を「ポーリン
グ結果の取得」として行う情報取得手順,前記情報取得
手順におけるポーリング結果の取得が行われたポーリン
グ対象データエントリについて、ポーリングインターバ
ルおよびレスポンス時間を基準にして優先度を算出する
優先度算出手順,前記情報取得手順におけるポーリング
結果の取得が行われたポーリング対象データエントリに
ついて、ポーリング結果の取得時刻にポーリングインタ
ーバルを加算した値を次回のポーリング開始時刻として
算出する次回ポーリング開始時刻算出手順,ならびに前
記優先度算出手順で算出された優先度および前記次回ポ
ーリング開始時刻算出手順で算出されたポーリング開始
時刻が設定されたポーリング対象データエントリをポー
リング対象データリストにつなぎ、当該ポーリング対象
データリストを優先度を加味してポーリング開始時刻の
昇順にソートするポーリング対象データリストソート手
順として機能させるための当該ネットワーク管理アプリ
ケーションプログラムを記録した記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11056399A JP3088412B2 (ja) | 1999-03-04 | 1999-03-04 | ポーリング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11056399A JP3088412B2 (ja) | 1999-03-04 | 1999-03-04 | ポーリング方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000253032A JP2000253032A (ja) | 2000-09-14 |
| JP3088412B2 true JP3088412B2 (ja) | 2000-09-18 |
Family
ID=13026135
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11056399A Expired - Lifetime JP3088412B2 (ja) | 1999-03-04 | 1999-03-04 | ポーリング方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3088412B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2019198169A1 (ja) * | 2018-04-11 | 2019-10-17 | 三菱電機株式会社 | コンピュータシステムおよびコンピュータプログラム |
-
1999
- 1999-03-04 JP JP11056399A patent/JP3088412B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2000253032A (ja) | 2000-09-14 |
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