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JP3089367B2 - フイルムの切断具 - Google Patents
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JP3089367B2 - フイルムの切断具 - Google Patents

フイルムの切断具

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JP3089367B2
JP3089367B2 JP03346443A JP34644391A JP3089367B2 JP 3089367 B2 JP3089367 B2 JP 3089367B2 JP 03346443 A JP03346443 A JP 03346443A JP 34644391 A JP34644391 A JP 34644391A JP 3089367 B2 JP3089367 B2 JP 3089367B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定の間隔をおいてミ
シン目が形成され、ロール状に巻回された長尺のフイル
ムを、ミシン目に沿って切断するフイルムの切断具に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、スーパーマーケット等の店舗に
おいて、生鮮食料品、野菜、冷凍食品等の商品を購入し
た場合、これらの商品を合成樹脂フイルム製の袋に詰め
た後、手提げ袋に入れている。この袋はつぎのように入
手している。即ち、合成樹脂製の筒状の長尺フイルムを
所定の間隔(袋の高さに相当する)を存して間欠的にシ
ールするとともにシール部(袋の底になる)に沿ってミ
シン目を形成する。このフイルムは、ロール軸に巻回さ
れてロールに形成されており、フイルムの切断装置に組
み込まれ、店舗のカウンターの上に配置されている。
【0003】そして、買物客は、袋が必要な場合、フイ
ルムの引出し端部を掴み、ロールから引出してミシン目
に沿って切断して使用している。この従来のフイルムの
切断装置1を図6に示す。即ち、フイルム2を巻回した
ロール3は回転可能に支承されており、自重により移動
してその側面部が切断レバー4に接触している。そし
て、フイルム2を引き出し、ミシン目が切断レバー4に
合致したとき、フイルム2を強く引っ張ると、ミシン目
に沿って切断され、手元に袋5が残る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述のフイルムの切断
装置1においては、フイルム2をミシン目に沿って切断
するとき、フイルム2を強く引っ張るので、その引張力
のためにフイルム2全体が伸長される。フイルム2が切
断されると、引張力が除かれるのでフイルム2は復元す
るが、その反動で、フイルム2の端部2aがフイルムの
切断装置1の内部に戻ってしまい、次に使用するとき
は、ロール3を回転させてフイルム2の端部2aを探さ
なければならないという問題がある。
【0005】また、フイルム2を強く引っ張ったとき、
ミシン目の位置が切断レバー4に対して前後にずれてい
たり、或いは、フイルム2を徐々に引き出した場合に
は、ミシン目に沿って切断されずに、袋5の数個分に相
当する長さのフイルム2が引き出されてしまうという問
題がある。本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、フイルムがミシン目毎に確実に切断さ
れ且つフイルムが切断されたとき、フイルムの引出し端
部が確実に切断装置の外側に残り、使い勝手の良好なフ
イルムの切断具を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、所定
の間隔をおいてミシン目が形成され、ロール状に巻回さ
れた長尺のフイルムを、挿通部を介して引き出してミシ
ン目に沿って切断するフイルムの切断具であって、前記
挿通部を、細長状に且つその幅寸法をフイルムの幅寸法
よりも小に設定するとともに、該挿通部の両端部に引
出されるフイルムに接触してミシン目に沿って前記フイ
ルムを切断し得る摩擦力を付与する切断溝部を設け、中
央部に前記切断溝部と連続し拡開し摩擦力を付与しない
案内部を設けたところに特徴を有する。
【0007】請求項2の発明は、切断溝部が波状に形成
されているところに特徴を有する。
【0008】
【作用】請求項1の発明によれば、ロール状に巻回され
た長尺のフイルムを、挿通部を介して引き出すと、切断
溝部がフイルムに接触して両者間に摩擦力が付与され
る。フイルムのミシン目が切断溝部を通過すると、前記
摩擦力により、フイルムの側端部のミシン目が切断す
る。この切断部分は順次中央に向けて波及し、フイルム
全体がミシン目に沿って切断され、袋が手元に残る。一
方、フイルムの内、案内部に挿入された中央部分には、
摩擦力が付与されないので、フイルムの中央部分は側端
部に先行して外部へ引き出され、フイルムが切断された
とき、引出し端部が挿通部の外側へ突出している。
【0009】また、フイルムの側端部は、切断溝部によ
って幅方向に絞られながら引き出され、その他の部分は
波状になって案内部に収納されるので、フイルムは挿通
部の一方側に偏在することがなく、側端部は常に切断溝
部を通過するので、フイルムがミシン目毎に確実に切断
される。さらに、フイルムの引出しがスムースに行わ
れ、且つフイルムの切断が一層確実に実施される。請求
の発明によれば、切断溝部がフイルムに大きな摩擦
力を付与するので、フイルムの厚さが大である場合で
も、フイルムの切断が確実に実施される。
【0010】
【実施例】以下、本発明をフイルムの切断装置に適用し
た第1の実施例につき図1乃至図3を参照して説明す
る。ケース11は、箱状に形成され、一方の側面部に蓋
12が開閉可能に取り付けられている。長尺のフイルム
13は合成樹脂製の筒状をなし所定の間隔(袋14の高
さに相当する)を存して間欠的にシール部15(袋の底
になる)が形成されるとともにシール部15に沿ってミ
シン目16が形成されている。このフイルム13は、ロ
ール軸17の周囲に巻回されてロール18を形成してい
る。このロール18は、そのロール軸17が蓋12と略
平行となるようにケース11に回転可能に支承されてい
る。
【0011】フイルムの切断具19は、例えば厚さ1m
mのポリプロビレン板から形成され、中央部の長手方向
に細長状に挿通部20が形成されており、この挿通部2
0がロール軸17と略平行となるように孔21を挿通し
たねじ22により蓋12に取り付けられている。挿通部
20は、両端部に切断溝部23が形成され、切断溝部2
3,23の間に滑らかな曲線で連続して拡開した紡錘状
の案内部24が形成されている。この挿通部20の幅寸
法は、フイルム13の幅寸法よりも小に設定されてお
り、本実施例においては、40〜60%の間に設定され
ている。切断溝部23は、高さ寸法0.1〜0.2mm
の直線状の細隙から構成され、切断溝部23,23の外
側端部には、滑らかな曲線で連続した孔25が形成され
ている。フイルム13が切断溝部23内に挿通される
と、フイルム13は、幅方向に絞られながら切断溝部2
3の下面部を囲むように接触して引き出されるので、フ
イルム13の厚さが切断溝部23の高さ寸法よりも小さ
い場合でも、両者の間に摩擦力が付与されるようになっ
ている。
【0012】つぎに上記構成の作用について説明する。 (1)ロール18をセットする場合 蓋12を開け、ロール18のロール軸17をケース11
に回転可能に支承する。つぎに、フイルム13の引出し
端部13aを持ち、挿通部20の案内部24を通して外
部へ引き出す(図2参照)。フイルム13の両方の側端
部13bを夫々矢印A方向に移動して切断溝部23内に
挿入する(図3参照)。そして、蓋12を閉じる。
【0013】(2)袋14を引出す場合 フイルム13の引出し端部13aを持ち、外部へ引き出
す。すると、フイルム13は幅方向に絞られながら、そ
の両端部が切断溝部23内を通過し、中央部は波状に畳
まれて案内部24内を通過する。ところで、切断溝部2
3はフイルム13を挟持するように接触しているので、
両者間に摩擦力が付与され、案内部24内では付与され
ないので、フイルム13の中央部分は、側端部13bよ
りも先行して引き出される。フイルム13のミシン目1
6が切断溝部23を通過すると、切断溝部23とフイル
ム13との間の摩擦力により、フイルム13の側端部1
3bのミシン目16が切断する。この切断部分は順次中
央に向けて波及し、フイルム13がミシン目16に沿っ
て切断され、手元に袋14が残る。この場合、フイルム
13の中央部分は、挿通部20の外側に引き出されて、
戻ることがないので、ここが次回の引出し端部13aと
して機能する。
【0014】上記実施例によれば、つぎの効果を奏す
る。即ち、 (1)切断溝部23はフイルム13に接触して両者間に
摩擦力が付与され、案内部24内では付与されないの
で、フイルム13の中央部分は、側端部13bよりも先
行して引き出される。そして、ミシン目16が切断溝部
23を通過すると、摩擦力によりフイルム13のミシン
目16が側端部13bから順次中央に向けて切断され
る。フイルム13が切断されたとき、フイルム13の中
央部分は、切断具19の外側に引き出されて、戻ること
がないので、次回の引出し端部13aとして機能させる
ことができ、使い勝手が著しく向上できる。
【0015】(2)引き出されたフイルム13の側端部
13bは、切断溝部23によって幅方向に絞られながら
常に切断溝部23を通過するので、フイルム13の引出
しがスムースで、且つミシン目16毎に、ミシン目16
に沿った切断が確実に実施され、袋14が1個づつ引き
出される。即ち、従来のように、数個の袋5が連続して
引き出されることがない。 (3)フイルム13の引出し端部13aが切断具19の
外側に確実に残るので、フイルム13を使い切るまでロ
ール18を操作する必要がない。即ち、従来の切断装置
1においては、フイルム2の端部2aが内部に戻った場
合には、次回の使用に際して、ロール3を操作してフイ
ルム2の端部2aを探すため、切断装置1全体をカウン
タの上に載せていたが、本発明においては、カウンタの
上面或いは側面に切断具19を取り付ければ、ロール1
8はカウンタの内部に収納できるので、カウンタの上面
を有効に活用できる。
【0016】図4は、本発明の第2の実施例を示すもの
で、第1の実施例との相違は、切断溝部26を波状に形
成したところにある。この実施例によれば、フイルム1
3が切断溝部26内を通過するとき、フイルム13に大
なる摩擦力が付与されるので、厚さの大なるフイルムに
も適用できる。図5は、本発明の第3の実施例を示すも
ので、第1の実施例との相違は、切断具27を弾性変形
可能な軟質の合成樹脂板で形成し、その外側に金属製の
押え板28を取り付けたものである。この押え板28に
は、挿通部20よりも若干大きめの開口部28aが形成
されている。フイルム13は、挿通部20を通過すると
きに切断溝部23を変形させながら矢印方向へ引き出さ
れ、フイルム13に大なる摩擦力が付与されるもので、
この切断溝部23の変形量は押え板28により所定の値
以下に規制されている。
【0017】尚、本発明は、上記し且つ図面に示す実施
例にのみ限定されるものでなく、例えば、 a,ロール18のロール軸17を鉛直方向に支承し、切
断具19を、その挿通部20がロール軸17と平行にな
るように取り付けても良い。 b,案内部24の形状は、矩形状又は星形状であっても
良く、さらには、使用状態において、案内部24の上方
が外部に開放していても良い。 c,切断溝部23の高さ寸法は、フイルム13の材質、
表面の仕上げ状態、厚さ寸法により適宜選定すれば良
い。 d,切断具19は、2〜3部品を組み合わせて構成して
も良く、さらには金属製であっても良い 等、要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
【0018】請求項1の発明は、所定の間隔をおいてミ
シン目が形成され、ロール状に巻回された長尺のフイル
ムを、挿通部を介して引き出してミシン目に沿って切断
するフイルムの切断具であって、前記挿通部を、細長状
に且つその幅寸法をフイルムの幅寸法よりも小に設定す
るとともに、該挿通部の両端部に引き出されるフイルム
に接触してミシン目に沿って前記フイルムを切断し得る
摩擦力を付与する切断溝部を設け、中央部に前記切断溝
部と連続し拡開し摩擦力を付与しない案内部を設けた
で、切断溝部を通過するフイルム部分には摩擦力が付与
され、案内部では付与されないので、フイルムの中央部
分は、側端部よりも先行して引き出される。そして、フ
イルムが切断されたとき、フイルムの引出し端部が切断
具の外側に確実に残り、使い勝手が極めて良好であると
いう効果を奏する。
【0019】さらに、挿通部の幅寸法をフイルムの幅寸
法よりも小に設定したので、フイルムは常に切断溝部を
通過し、フイルムの切断がミシン目毎に確実に行われ、
カウンタの上面が有効に活用し得るという効果を奏す
る。挿通部は細長状に形成され、両端部に切断溝部が設
けられているので、フイルムの引出しがスムースで、且
つフイルムの切断が一層確実に実施されるという効果を
奏する。請求項の発明によれば、切断溝部を波状に形
成したので、切断溝部がフイルムに大きな摩擦力を付与
して、フイルムの厚さが大である場合でも、フイルムの
切断が確実に実施される。
【図面の簡単な説明】
【図1】切断装置に適用した一部を切断した第1の実施
例の斜視図である。
【図2】フイルムを装着する過程を示す斜視図である。
【図3】フイルムを装着する過程の異なる状態をを示す
斜視図である。
【図4】第2の実施例の切断具の正面図である。
【図5】第3の実施例の切断具の拡大縦断側面図であ
る。
【図6】従来のフイルムの切断装置の側面図である。
【符号の説明】
13 フイルム 13a引出し端部 14 袋 15 シール部 16 ミシン目 18 ロール 19 フイルムの切断具 20 挿通部 23 切断溝部 24 案内部 26 切断溝部 27 切断具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭57−131559(JP,U) 実開 昭57−88742(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65B 67/10

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の間隔をおいてミシン目が形成さ
    れ、ロール状に巻回された長尺のフイルムを、挿通部を
    介して引き出してミシン目に沿って切断するフイルムの
    切断具であって、 前記挿通部を、細長状に且つその幅寸法をフイルムの幅
    寸法よりも小に設定するとともに、該挿通部の両端部
    き出されるフイルムに接触してミシン目に沿って前記
    フイルムを切断し得る摩擦力を付与する切断溝部を設
    け、中央部に前記切断溝部と連続し拡開し摩擦力を付与
    しない案内部を設けたことを特徴とするフイルムの切断
    具。
  2. 【請求項2】 切断溝部は波状に形成されていることを
    特徴とする請求項1記載のフイルムの切断具。
JP03346443A 1991-12-27 1991-12-27 フイルムの切断具 Expired - Fee Related JP3089367B2 (ja)

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JP6013282B2 (ja) * 2013-06-20 2016-10-25 日産スチール工業株式会社 ロール状連続袋体用トレイ
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