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JP3095982B2 - 回転繰出式筆記具 - Google Patents
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JP3095982B2 - 回転繰出式筆記具 - Google Patents

回転繰出式筆記具

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JP3095982B2
JP3095982B2 JP07274983A JP27498395A JP3095982B2 JP 3095982 B2 JP3095982 B2 JP 3095982B2 JP 07274983 A JP07274983 A JP 07274983A JP 27498395 A JP27498395 A JP 27498395A JP 3095982 B2 JP3095982 B2 JP 3095982B2
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cam
rear shaft
clip
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fixing
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Inventor
勝二 大下
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セーラー万年筆株式会社
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  • Mechanical Pencils And Projecting And Retracting Systems Therefor, And Multi-System Writing Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】前軸に対して後軸を正逆回転させ
ると内蔵されたレフィールの筆記体が前軸の先端開口か
ら出没する回転繰出式筆記具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】かかる回転繰出式筆記具の構成の一例を
図5に基づいて説明する。後軸1と前軸2が回転可能に
連結され、その内部に例えばボールペンのレフィール8
が配置されている。レフィール8は、図示略のばねで後
軸1方向に弾発され、その尾端面が、シリンダー71内
に前後動可能に配置された作動子6に当接している。シ
リンダー71はねじ継手72に連結され、ねじ継手72
が前軸2に螺着されている。
【0003】クリップを後軸やキャップに取り付ける場
合、後軸やキャップの尾端に開口を設け、この開口にク
リップ取付用ねじを兼ねる頭冠を螺着することによって
クリップを後軸やキャップに固定することが多いが、図
5においては、デザイン上の理由で、クリップ3の固定
部31を後軸1の窓孔に差し込み、後軸1の内部に配置
された固定ねじ4で固定して頭冠を省略している。つま
り、一体後軸型になっている。
【0004】また、カム5が固定ねじ4に圧入固定され
ている。カム5は、円筒体の下部を斜めに切截して角度
が180゜の斜面からなるプロフィルを形成したもので
あり、このプロフィルが作動子6に当接している。そし
て、シリンダー71の尾端がカム5に回転可能に接続さ
れている。なお、シリンダー71の尾端は、Oリング7
4を介してメカバネ73によって前方に弾発されてお
り、回転させたときにシリンダー71とカム5の接続に
ガタツキが生じず、スムーズに回転するようになってい
る。
【0005】しかして、前軸2に対して後軸1を回転さ
せるとカム5が回転してそのプロフィルに沿って作動子
6を前進させ、この作動子6がレフィール8を前進させ
てレフィール8先端の図示略の筆記体が前軸2の先端開
口から突出する。そして、後軸1を逆方向に回転させる
と、レフィール8がバネで尾端方向に弾発されているの
で、作動子6がカム5のプロフィルに沿って後退し、レ
フィール8先端の筆記体が前軸2内に没入する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、クリップ
3を後軸1の内部に配置された固定ねじ4で固定して頭
冠を省略した一体後軸型の回転繰出式筆記具の場合は、
後軸1を回転させると、回転トルクは固定ねじ4を介し
てカム5に伝達されるが、固定ねじと後軸1および固
定ねじとカム5とのねじ長さや圧入長さは3〜4mm
程度しか取れず、ねじ部や圧入部を接着剤で固着しても
大きな回転トルクに耐えられず、カム固着部が破壊して
使用不能になることがある。
【0007】そこで本発明は、クリップ取付用の頭冠を
省略した一体後軸型であっても、後軸を回転させると回
転トルクが確実にカムに伝達されてカム固着部が破壊す
る恐れのない回転繰出式筆記具を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに、本発明は、クリップの固定部が後軸内に差し込ま
れて固定ねじで後軸に固定されるとともに、カムが固定
ねじに固定され、前軸に対して後軸を回転させるとカム
が回転して作動子を前進させ、この作動子がバネで尾端
側に弾発されたレフィールを前進させてレフィールの筆
記体が前軸の先端開口から突出する回転繰出式筆記具に
おいて、天面にクリップ配置溝を有し、スカート部に切
欠き部を有する略有底筒状の固定環を固定ねじによって
後軸に固定し、クリップ配置溝にクリップの固定部を嵌
め込むとともに、カムに形成された突起を固定環の切欠
き部に係合させ、後軸の回転モーメントが固定環を介し
てカムに伝達されるようにする。
【0009】
【作用】すなわち、固定環がクリップとともに固定ねじ
で後軸に固定されるが、固定環のクリップ配置溝にクリ
ップの固定部を嵌め込むので、クリップの固定部がキー
ピンの役割をして後軸の回転モーメントが固定環に伝達
される。そして、固定環の切欠き部にカムに形成された
突起が係合するので、結局のところ、後軸の回転モーメ
ントが固定環を介してカムに確実に伝達され、固定ねじ
には回転モーメントがかからず、カム固着部が破壊する
ことがない。
【0010】
【実施例】以下に図面に示す実施例に基づいて本発明を
具体的に説明する。本発明の回転繰出式筆記具は、クリ
ップ取付用の頭冠を省略した一体後軸型であり、また、
レフィールの筆記体を回転繰出させる機構の基本構成も
図5で説明したものと同じであり、同一部分の説明は省
略するが、図1に示すように、本発明の回転繰出式筆記
具においては、固定環9が固定ねじ4によってクリップ
3とともに後軸1に固定されている。
【0011】固定環9は、図2〜図4に示すように、略
有底筒状体であり、天面に中心孔91とともにクリップ
配置溝92が形成されている。また、スカート部93に
は切欠き部94が形成されている。そして、中心孔91
に固定ねじ4が挿通されて後軸1に固定されるが、この
とき、クリップ3の固定部31がクリップ配置溝92に
嵌め込まれている。また、カム5の外周には突起51が
形成されており、この突起51が切欠き部94に係合し
ている。
【0012】このように、クリップ3の固定部31が固
定環9のクリップ配置溝92に嵌め込まれているので、
クリップ3の固定部31がキーピンの役割を果たし、後
軸1を前軸2に対して回転したとき、回転モーメントは
確実に固定環9に伝達され、固定ねじ4には伝達されな
い。 そして、カム5の突起51が固定環9の切欠き部
94に係合しているので、固定環9に伝達された回転モ
ーメントは確実にカム5に伝達され、前記のとおり、レ
フィール8の筆記体が前軸2の先端開口から突出する
が、固定ねじ4に回転モーメントが伝達されないので、
クリップ取付用の頭冠を省略した一体後軸型であるにも
かかわらず、回転操作によって固定ねじ4の固着部が破
壊されることがない。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、クリッ
プの固定部が後軸内に差し込まれて固定ねじで後軸に固
定されるとともに、カムが固定ねじに固定され、前軸に
対して後軸を回転させるとカムが回転して作動子を前進
させ、この作動子がバネで尾端側に弾発されたレフィー
ルを前進させてレフィールの筆記体が前軸の先端開口か
ら突出する回転繰出式筆記具において、天面にクリップ
配置溝を有し、スカート部に切欠き部を有する略有底筒
状の固定環を固定ねじによって後軸に固定し、クリップ
配置溝にクリップの固定部を嵌め込むとともに、カムに
形成された突起を固定環の切欠き部に係合させて後軸の
回転モーメントが固定環を介してカムに伝達されるよう
にしたので、クリップ取付用の頭冠を省略した一体後軸
型の回転繰出式筆記具であっても、後軸を回転させると
回転トルクが確実にカムに伝達され、回転操作によって
固定ねじの固着部が破壊されることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例の要部の断面図である。
【図2】固定環の一部断面図である。
【図3】固定環の平面図である。
【図4】固定環の底面図である。
【図5】回転繰出式筆記具の説明図である。
【符号の説明】
1 後軸 2 前軸 3 クリップ 31 クリップの固定部 4 固定ねじ 5 カム 51 カムの突起 6 作動子 71 シリンダー 72 継手ねじ 8 レフィール 9 固定環 91 固定環の中心孔 92 固定環のクリップ配置溝 93 固定環のスカート 94 固定環の切欠き部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クリップの固定部が後軸内に差し込まれ
    て固定ねじで後軸に固定されるとともに、カムが該固定
    ねじに固定され、前軸に対して後軸を回転させるとカム
    が回転して作動子を前進させ、この作動子がバネで尾端
    側に弾発されたレフィールを前進させてレフィールの筆
    記体が前軸の先端開口から突出する回転繰出式筆記具に
    おいて、 天面にクリップ配置溝を有し、スカート部に切欠き部を
    有する略有底筒状の固定環が該固定ねじによって後軸に
    固定され、該クリップ配置溝にクリップの固定部が嵌め
    込まれるとともに、カムに形成された突起が該切欠き部
    に係合し、後軸の回転モーメントが該固定環を介してカ
    ムに伝達されることを特徴とする回転繰出式筆記具。
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JP2550787Y2 (ja) 1993-01-20 1997-10-15 セーラー万年筆株式会社 回転繰出式筆記具

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