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JP3100674B2 - 押出しチューブ容器 - Google Patents
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JP3100674B2 - 押出しチューブ容器 - Google Patents

押出しチューブ容器

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JP3100674B2
JP3100674B2 JP03160122A JP16012291A JP3100674B2 JP 3100674 B2 JP3100674 B2 JP 3100674B2 JP 03160122 A JP03160122 A JP 03160122A JP 16012291 A JP16012291 A JP 16012291A JP 3100674 B2 JP3100674 B2 JP 3100674B2
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秀春 山岸
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、内填物が封入された後
のレトルト殺菌処理に耐え得る耐熱性を有する押出しチ
ューブ容器に関するもので、チューブ容器内に封入され
ている内填物の状態を外部から透視し得る押出しチュー
ブ容器を提供する。
【0002】
【従来の技術】ペースト状物に代表される流体〜半流体
の内填物が封入される押出しチューブ容器は、下端部が
閉塞されているチューブ状の容器胴部と、該チューブ状
の容器胴部の上端部に連続している円錐台形状の肩部と
それに連続する細首の口頚部とからなる頭部と、前記口
頚部に着脱自在に係合するキャップとで構成されてい
る。
【0003】特に嫌気性の内填物が封入される押出しチ
ューブ容器は、容器胴部を構成している積層シート中に
アルミニウム箔等の金属箔が使用されており、該金属箔
によるバリヤー性によって内填物の保存性能が果たされ
ている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記従来の
アルミニウム箔等の金属箔が利用されている押出しチュ
ーブ容器は、該チューブ容器胴部の素材が有する特性に
より優れたバリヤー性が奏されるものの、チューブ容器
内に充填されている内填物を外部から透視することがで
きない。このため、消費者に対するアピール効果が欠け
るだけでなく、内填物の残存量の確認及び内填物の品種
の確認を外部から行なうことができなく、不都合であ
る。
【0005】これに対して本発明は、チューブ容器内の
内填物を外部から透視することができ、しかも、レトル
トによる殺菌処理に対する耐熱性をも具備する押出しチ
ューブ容器を提供する。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の押出しチューブ
容器においては前述の問題点を解決するために、透明な
バリヤー性層と、110℃以上の融解温度を有する透明
なヒートシール性樹脂層からなる表面層と、同じく11
0℃以上の融解温度を有する透明なヒートシール性樹脂
層からなる裏面層とを有する積層シートによるチューブ
容器胴部を利用し、また、110℃以上の融解温度を有
する熱可塑性樹脂による頭部を利用することからなる。
【0007】すなわち、本発明の押出しチューブ容器
は、下端部が閉塞されているチューブ状の容器胴部と、
該チューブ状の容器胴部の上端部に係合されている円錐
台形状の肩部とそれに連続する細首の口頚部とからなる
頭部とを具備し、チューブ容器胴部が積層シートによる
筒状体で形成されている。
【0008】前記チューブ容器胴部をなす筒状体は、1
10℃以上の融解温度を有する透明なヒートシール性樹
脂層からなる表面層と、同じく110℃以上の融解温度
を有する透明なヒートシール性樹脂層からなる裏面層
と、前記表面層と裏面層との間に位置している透明なバ
リヤー性層とからなる積層シートにより、該積層シート
における裏面層がチューブ容器内周面層となるようにし
て成形されている。また、この積層シート中の透明なバ
リヤー性層は、無機系酸化物或いは両性金属類の酸化物
の薄膜層を有する熱可塑性樹脂フィルムからなり、しか
も2.0g/m2・24hr(40℃,90%RH)以
下の水蒸気透過度と、2.0cc/m2 ・24hr(1
atm,20℃,dry)以下の酸素透過度との少なく
ともいずれかを満足するバリヤー性を備えてなるもので
ある。
【0009】さらに、チューブ容器胴部の開放端縁部に
おいて容器胴部内周面に熱融着されている円錐台形状の
肩部とそれに連続する細首の口頚部とからなる頭部は、
110℃以上の融解温度を有する熱可塑性樹脂で成形さ
れている。
【0010】前記構成からなる本発明の押出しチューブ
容器において、チューブ容器胴部に成形される積層シー
ト中の表面層及び裏面層は、例えば、リニヤ低密度ポリ
エチレン,高密度ポリエチレン,ポリプロピレン等によ
り、厚さ50〜100μ程度に形成される。なお、表面
層と裏面層とが同一系統の樹脂で形成されている場合に
は、積層シートによるチューブ容器胴部の成形の際の熱
溶着工程が極めて容易であり、かつ、熱接着部による封
緘部の接着強度が高くなる。
【0011】表面層と裏面層との間に位置するバリヤー
層には、印刷による化粧加工が施されるのが通常である
が、チューブ容器胴部全体が不透明化することのないよ
うな化粧加工が施されることは勿論である。
【0012】透明なバリヤー性層は、無機系酸化物或い
は両性金属類の酸化物の薄膜層を有する熱可塑性樹脂フ
ィルムからなり、しかも2.0g/m2 ・24hr(4
0℃,90%RH)以下の水蒸気透過度と2.0cc/
2 ・24hr(1tm,20℃,dry)以下の酸素
透過度とのうちの少なくともいずれかを満足するバリヤ
ー性能を具備する。なお、この透明なバリヤー性層とし
て使用される無機系酸化物或いは両性金属類の酸化物の
薄膜層を有する熱可塑性樹脂フィルムは、例えばナイロ
ン,ポリエステル,ポリプロピレン等の厚さ9〜50μ
程度の2軸延伸フィルム等からなる熱可塑性樹脂フィル
ムに対して、酸化錫,酸化亜鉛,酸化珪素,酸化インジ
ュウム,酸化チタン,酸化アルミニウム等による厚さ1
00〜5000Å好ましくは400〜1000Å程度の
薄膜層を、真空蒸着,スパッタリング,化学蒸着等によ
って形成したフィルムからなる。更に、無機酸化物の薄
膜層としては、酸化珪素による場合が着色が極めて少な
くしかも良好なバリヤー性が得られる。
【0013】表面層とバリヤー性層、バリヤー性層と裏
面層とは、それぞれ接着剤で貼着されるのが一般的であ
り、例えばウレタン系の接着剤等によるドライラミネー
ト法等により、それぞれ積層される。
【0014】チューブ容器胴部は、先の積層シートによ
る筒状体からなり、積層シートの一方の側辺部の表面層
上に他方の側辺部の裏面層が接当するようにして筒状体
に形成され、その側辺部同士が熱溶着されることによっ
て得られる。
【0015】チューブ容器胴部の開放端縁部において容
器胴部の内周面に熱溶着されている円錐台形状の肩部と
それに連続する細首の口頚部とからなる頭部は、積層シ
ートの裏面層と同質の熱可塑性樹脂で形成される場合
に、両者の間の熱接着性が良好になる。
【0016】
【作用】本発明の押出しチューブ容器は、チューブ容器
胴部と口頸部とに、ボイル殺菌やレトルト殺菌に耐え得
る極めて優れた耐熱性が具備され、また、チューブ容器
胴部が、外部からチューブ容器内の内填物を透視し得る
透明性を有する。
【0017】
【実施例】本発明のレトルト処理用の押出しチューブ容
器の具体的な構成を製造実施例を以って説明する。
【0018】実施例1 図1において、厚さ15μのPVAフィルム2の片面に
厚さ500Åの酸化珪素(SiOx )の真空蒸着層3を
形成することにより、酸化珪素蒸着フィルムからなるバ
リヤー用フィルム4を得た後、酸化珪素の真空蒸着層3
面に印刷による化粧加工5を施し、さらに、バリヤー用
フィルム4の表,裏両面のそれぞれに対して、片面がコ
ロナ放電処理されている厚さ130μのリニヤ中密度ポ
リエチレン(融解温度125℃)フィルム6,7のコロ
ナ放電処理面を、ウレタン系接着剤を利用して積層する
ことにより、透明な積層シート1を得た。なお、バリヤ
ー用フィルム4の水蒸気透過度は0.5g/m2 ・24
hr(40℃,90%RH)、酸素透過度は0.6cc
/m2 ・24hr(1atm,20℃,dry)であ
る。
【0019】続いて、積層シート1を打ち抜き加工して
チューブ容器胴部用のブランク板を得た後、該ブランク
板の左,右の側辺部同士を重畳,熱接着することによ
り、前記ブランク板における低密度ポリエチレン樹脂フ
ィルム6面が内周面層とされている直径35mm, 高さ150m
m の円筒体を成形した。
【0020】しかる後に、チューブ容器成形用のマンド
レルに対して前記円筒体を装着し、該円筒体の一方の端
部に、円錐台形状の肩部とそれに連続する細首の口頚部
とからなる頭部を、リニヤ中密度ポリエチレン樹脂「融
解温度:125℃」樹脂による射出成形にて成形し、図
2において符号8で示されるような概略形状を有する本
発明の1実施例品である押出しチューブ容器を得た。
【0021】実施例2 実施例1の積層シート1の製造工程中において、厚さ1
5μのPVAフィルム2に代えて、厚さ12μの2軸延
伸ポリエステルフィルムを利用し、また、厚さ130μ
のリニヤー中密度ポリエチレンフィルム6,7に代え
て、厚さ80μのブロック・ランダム・ブロック系ポリ
プロピレン樹脂(融解温度160℃)フィルムを利用
し、さらに、円錐台形状の肩部とそれに連続する細首の
口頚部とからなる頭部をポリプロピレン樹脂[融解温
度:135℃]で成形し、それ以外の工程については実
施例1における対応する工程と同一の工程により、透明
なチューブ容器胴部用の積層シートを得た。なお、酸化
珪素の真空蒸着層を有する2軸延伸ポリエステルフィル
ムによるバリヤー用フィルム4の水蒸気透過度は0.9
g/m 2・24hr(40℃,90%RH)であり、酸
素透過度は1.0cc/m2 ・24hr(1atm,2
0℃,dry)である。
【0022】続いて、このチューブ容器胴部用の積層シ
ートを利用し、実施例1における押出しチューブ容器の
成形工程と同一の工程により、本発明の別の実施例品で
ある押出しチューブ容器を得た。
【0023】[実験]実施例1で得られた押出しチュー
ブ容器の内部にイチゴジャムを封入した密封チューブ容
器を、95℃の熱水による30分間のボイル処理に付し
たところ、異常の発生はなかった。
【0024】実施例2で得られた押出しチューブ容器の
内部にイチゴジャムを封入した密封チューブ容器を、1
21℃,20分間のレトルト処理、及び、135℃,2
0分間のレトルト処理に付したところ、いずれの場合に
も異常の発生はなかった。
【0025】
【発明の効果】本発明の押出しチューブ容器は、チュー
ブ容器の外部から内填物が透視し得るため、ディスプレ
イの際のアピール効果があり、かつ、内填物の残存量の
確認及び内填物の品種の確認が外部からできることから
消費者に対して安心感が与えられ、実用面での価値の高
いチューブ容器となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の押出しチューブ容器における容器胴部
に成形される積層シートの1例を示す断面模型図であ
る。
【図2】本発明の押出しチューブ容器の概略形状を示す
斜面図である。
【符号の説明】
1 容器胴部形成用の積層シート 4 酸化珪素蒸着フィルムからなるバリヤー層 6 裏面層 7 表面層 8 押出しチューブ容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 35/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チューブ容器胴部が、110℃以上の融
    解温度を有する透明なヒートシール性樹脂層からなる表
    面層と、同じく110℃以上の融解温度を有する透明な
    ヒートシール性樹脂層からなる裏面層と、前記表面層と
    裏面層との間に位置している無機系酸化物或いは両性金
    属類の酸化物の薄膜層を有する熱可塑性樹脂フィルムに
    よる透明なバリヤー性層とからなる積層シートであっ
    て、しかも前記透明なバリヤー性層が2.0g/m2
    24hr(40℃,90%RH)以下の水蒸気透過度と
    2.0cc/m2 ・24hr(1atm,20℃,dr
    y)以下の酸素透過度との少なくともいずれかを満足す
    るバリヤー性を備えてなる積層シートにより、該積層シ
    ートにおける裏面層が胴部内周面層となるようにして成
    形されており、かつ、該チューブ容器胴部の開放端縁部
    において容器胴部内周面に熱融着されている円錐台形状
    の肩部とそれに連続する細首の口頚部とからなる頭部
    が、110℃以上の融解温度を有する熱可塑性樹脂で成
    形されていることを特徴とする押出しチューブ容器。
  2. 【請求項2】 透明なバリヤー性層に印刷による
    化粧加工が施されている請求項1記載の押出しチューブ
    容器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6640063B2 (en) 2000-12-19 2003-10-28 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus featuring first and second peak-to-peak charging voltages, respectively, corresponding to first and second image bearing member speeds and voltage frequencies

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6640063B2 (en) 2000-12-19 2003-10-28 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus featuring first and second peak-to-peak charging voltages, respectively, corresponding to first and second image bearing member speeds and voltage frequencies

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