JP3103387B2 - 濃淡画像の適応2値化方法 - Google Patents
濃淡画像の適応2値化方法Info
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- JP3103387B2 JP3103387B2 JP03065669A JP6566991A JP3103387B2 JP 3103387 B2 JP3103387 B2 JP 3103387B2 JP 03065669 A JP03065669 A JP 03065669A JP 6566991 A JP6566991 A JP 6566991A JP 3103387 B2 JP3103387 B2 JP 3103387B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、種々の帳票等に手書き
された文字等を記入枠も含めて多値の濃淡画像として読
取り、手書きされた文字等を認識するための前処理とし
て多値の濃淡画像を2値の画像に変換するための方法に
関する。
された文字等を記入枠も含めて多値の濃淡画像として読
取り、手書きされた文字等を認識するための前処理とし
て多値の濃淡画像を2値の画像に変換するための方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、米国の小切手に手書きされた金
額数字を認識する方法として特開平1−116782号
公報に示すものがあるが、認識処理を行なう前に、小切
手からイメージセンサ等で読取った多値の濃淡画像を前
処理として2値データに変換しておかねばらなない。こ
の2値化に際しては、読取った濃淡データの階調の分布
状態から固定的なしきい値を決定し、そのしきい値に対
する大小により2値化していた。
額数字を認識する方法として特開平1−116782号
公報に示すものがあるが、認識処理を行なう前に、小切
手からイメージセンサ等で読取った多値の濃淡画像を前
処理として2値データに変換しておかねばらなない。こ
の2値化に際しては、読取った濃淡データの階調の分布
状態から固定的なしきい値を決定し、そのしきい値に対
する大小により2値化していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、手書き
である為に場合によっては文字のかすれや途切れがあ
り、これらの部分は2値化では消されてしまっている。
また、途切れが発生し易いものについては、認識処理の
方で別途パターンを設けておけば救済できるが、文字の
かすれに対しては万全ではなく、誤認識又は認識不能と
なっていた。
である為に場合によっては文字のかすれや途切れがあ
り、これらの部分は2値化では消されてしまっている。
また、途切れが発生し易いものについては、認識処理の
方で別途パターンを設けておけば救済できるが、文字の
かすれに対しては万全ではなく、誤認識又は認識不能と
なっていた。
【0004】さらに、文字の記入枠は細線以外にも網点
状のものがあり、バックグラウンド(地)の部分にも網
点状の模様がある小切手も多く、バックグラウンドの模
様も一様ではない。この為、これら網点状の部分は、2
値化の際に消えずにノイズとして残ることが多く、後段
の認識処理に負担がかかると共に、誤認識や認識不能と
なるものが多くあった。
状のものがあり、バックグラウンド(地)の部分にも網
点状の模様がある小切手も多く、バックグラウンドの模
様も一様ではない。この為、これら網点状の部分は、2
値化の際に消えずにノイズとして残ることが多く、後段
の認識処理に負担がかかると共に、誤認識や認識不能と
なるものが多くあった。
【0005】本発明は上記課題に鑑みてなされたもので
あり、本発明の目的は、記入枠及び網点(ドット)状模
様等のノイズのみを消すと共に、文字の途切れ、かすれ
は修復して後段の認識処理に負担をかけない適応的な2
値化方法を提供することにある。
あり、本発明の目的は、記入枠及び網点(ドット)状模
様等のノイズのみを消すと共に、文字の途切れ、かすれ
は修復して後段の認識処理に負担をかけない適応的な2
値化方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、細線、破線、
網点等で記入枠が指定され、網点状模様を有する地の部
分に自由に手書きされた複数個の文字を、前記記入枠全
体を含めて多値の濃淡画像として読取って2値化する方
法に関するもので、本発明の上記目的は、前記濃淡画像
の各画素に対して、その画素の近傍の濃度と比較してし
きい値を前記各画素毎に決定して2値化し、前記記入枠
及び前記網点状模様等のノイズの除去は不完全ではある
が前記文字のかすれ部分を修復した第1の特徴画像を作
成する一方、前記濃淡画像の各画素から前記ノイズ部分
のみを抽出した2値画像を作成すると共に前記しきい値
を変更して前記ノイズ及び前記文字のかすれ部分を消去
した2値画像を作成し、これら2つの2値画像の各画素
を比較、判定して前記文字のかすれ部分と前記ノイズの
双方を除去した第2の特徴画像を作成し、しかる後、前
記第1の特徴画像と前記第2の特徴画像の各画素を比
較、判定することにより、前記ノイズのみを除去して前
記文字のかすれ部分を修復した最適な2値画像を得るよ
うにすることによって達成される。
網点等で記入枠が指定され、網点状模様を有する地の部
分に自由に手書きされた複数個の文字を、前記記入枠全
体を含めて多値の濃淡画像として読取って2値化する方
法に関するもので、本発明の上記目的は、前記濃淡画像
の各画素に対して、その画素の近傍の濃度と比較してし
きい値を前記各画素毎に決定して2値化し、前記記入枠
及び前記網点状模様等のノイズの除去は不完全ではある
が前記文字のかすれ部分を修復した第1の特徴画像を作
成する一方、前記濃淡画像の各画素から前記ノイズ部分
のみを抽出した2値画像を作成すると共に前記しきい値
を変更して前記ノイズ及び前記文字のかすれ部分を消去
した2値画像を作成し、これら2つの2値画像の各画素
を比較、判定して前記文字のかすれ部分と前記ノイズの
双方を除去した第2の特徴画像を作成し、しかる後、前
記第1の特徴画像と前記第2の特徴画像の各画素を比
較、判定することにより、前記ノイズのみを除去して前
記文字のかすれ部分を修復した最適な2値画像を得るよ
うにすることによって達成される。
【0007】
【作用】本発明では濃淡画像を2値化するのに、固定又
は可変的なしきい値を用いて行なうのではなく、画素の
回りの状況を考慮した適応的な手法を用いている。すな
わち、原画像(濃淡画像)に対してバイアス値の異なる
2種の近傍濃度比較処理を行なうと共に、ドット抽出処
理を並列的に施しており、その後にノイズレス画像作成
処理と近傍エリア探索処理を行なっている。更には中抜
け防止画像を作成して、画像の太い部分に生じる中抜け
を除去して、完全化を図っている。
は可変的なしきい値を用いて行なうのではなく、画素の
回りの状況を考慮した適応的な手法を用いている。すな
わち、原画像(濃淡画像)に対してバイアス値の異なる
2種の近傍濃度比較処理を行なうと共に、ドット抽出処
理を並列的に施しており、その後にノイズレス画像作成
処理と近傍エリア探索処理を行なっている。更には中抜
け防止画像を作成して、画像の太い部分に生じる中抜け
を除去して、完全化を図っている。
【0008】
【実施例】図1は本発明の2値化方法の概要を示す流れ
図であり、文字のかすれ、途切れ(以下「文字のかす
れ」という)や記入枠及び網点状の模様等のノイズ(以
下「ノイズ」という)がある原画像(濃淡画像)1は例
えば、元の濃淡画像を最暗部を0、最明部を63とする
64段階の濃淡で各画素毎に記憶されたものであり、こ
の原画像(濃淡画像)1は、近傍濃度比較処理(ステッ
プS10) 、ドット抽出処理(ステップS20) 、近傍
濃度大バイアス比較処理(ステップS30) 及び中抜け
防止画像作成処理(ステップS40) で並列的に処理さ
れる。近傍濃度比較処理(ステップS10) で処理され
ると2値画像2となり、そのデータは近傍エリア探索処
理(ステップS60) に送られる。
図であり、文字のかすれ、途切れ(以下「文字のかす
れ」という)や記入枠及び網点状の模様等のノイズ(以
下「ノイズ」という)がある原画像(濃淡画像)1は例
えば、元の濃淡画像を最暗部を0、最明部を63とする
64段階の濃淡で各画素毎に記憶されたものであり、こ
の原画像(濃淡画像)1は、近傍濃度比較処理(ステッ
プS10) 、ドット抽出処理(ステップS20) 、近傍
濃度大バイアス比較処理(ステップS30) 及び中抜け
防止画像作成処理(ステップS40) で並列的に処理さ
れる。近傍濃度比較処理(ステップS10) で処理され
ると2値画像2となり、そのデータは近傍エリア探索処
理(ステップS60) に送られる。
【0009】また、ドット抽出処理(ステップS20)
で処理された2値画像3と、近傍濃度大バイアス比較処
理(ステップS30) で処理された2値画像4とは共に
ノイズレス画像作成処理(ステップS50) に送られ、
その処理で作成された2値画像6は近傍エリア探索処理
(ステップS60)に送られる。近傍エリア探索処理
(ステップS60) で処理された2値画像7は中抜け防
止処理(ステップS70) に送られる。これと共に、中
抜け防止画像作成処理(ステップS40) で作成された
2値画像5も中抜け防止処理(ステップS70) に送ら
れ、ここで処理された画像は2値の処理画像8となる。
で処理された2値画像3と、近傍濃度大バイアス比較処
理(ステップS30) で処理された2値画像4とは共に
ノイズレス画像作成処理(ステップS50) に送られ、
その処理で作成された2値画像6は近傍エリア探索処理
(ステップS60)に送られる。近傍エリア探索処理
(ステップS60) で処理された2値画像7は中抜け防
止処理(ステップS70) に送られる。これと共に、中
抜け防止画像作成処理(ステップS40) で作成された
2値画像5も中抜け防止処理(ステップS70) に送ら
れ、ここで処理された画像は2値の処理画像8となる。
【0010】図2は近傍濃度比較処理(ステップS1
0) の動作例を示すフローチャートであり、先ずiに画
素番号を設定し(ステップS11) 、図3の(D),
(E)及び図4の(C),(D)に示すように画素ai
を中心とする3×3のエリア内の画素の濃淡の最大値
(そのエリア内で最も明るい画素の値)をmax1とす
る(ステップS12) 。尚、図3の(D),(E)及び
図4の(C),(D)における斜線部が画像を示してい
る。次に、画素aiを中心とする9×9のエリア内の画
素の濃淡の最大値をmax4とする。図3の(D)に示
すような網点状模様の場合、最大値max1及びmax
4は図3の(A)のようになり、図3の(E)に示すよ
うな文字部の場合の最大値max1及びmax4は図3
の(B)のようになる。同図(B)の破線は文字がかす
れている場合の様子を示している。また、図3の(C)
は、バックグラウンド(地)を読取った場合における最
大値max1及びmax4を示している。
0) の動作例を示すフローチャートであり、先ずiに画
素番号を設定し(ステップS11) 、図3の(D),
(E)及び図4の(C),(D)に示すように画素ai
を中心とする3×3のエリア内の画素の濃淡の最大値
(そのエリア内で最も明るい画素の値)をmax1とす
る(ステップS12) 。尚、図3の(D),(E)及び
図4の(C),(D)における斜線部が画像を示してい
る。次に、画素aiを中心とする9×9のエリア内の画
素の濃淡の最大値をmax4とする。図3の(D)に示
すような網点状模様の場合、最大値max1及びmax
4は図3の(A)のようになり、図3の(E)に示すよ
うな文字部の場合の最大値max1及びmax4は図3
の(B)のようになる。同図(B)の破線は文字がかす
れている場合の様子を示している。また、図3の(C)
は、バックグラウンド(地)を読取った場合における最
大値max1及びmax4を示している。
【0011】上述のようにして最大値max1及びma
x4を求めた後、
x4を求めた後、
【0012】
【数1】max1>(max4−bias) であるか否かの判定を行ない(ステップS14) 、そう
であれば文字でないとみなして画素ai=0とし(ステ
ップS15) 、数1が成立しなければ文字とみなして画
素ai=1とする(ステップS16) 。従って、図3の
(A),(D)及び(C)の場合はai=0となり、図
3の(B),(E)の場合はai=1となる。つまり文
字のかすれ部分はai=1となる為、修復されたことに
なる。上述の動作を全画素について繰り返すことにより
(ステップS17,S18) 、画像全体を2値化するこ
とができ、図1の画像2に示すように小さな網点状模様
は残らない。
であれば文字でないとみなして画素ai=0とし(ステ
ップS15) 、数1が成立しなければ文字とみなして画
素ai=1とする(ステップS16) 。従って、図3の
(A),(D)及び(C)の場合はai=0となり、図
3の(B),(E)の場合はai=1となる。つまり文
字のかすれ部分はai=1となる為、修復されたことに
なる。上述の動作を全画素について繰り返すことにより
(ステップS17,S18) 、画像全体を2値化するこ
とができ、図1の画像2に示すように小さな網点状模様
は残らない。
【0013】ところが、図4の(C)に示すような太い
文字部の場合の読取濃淡は図4の(A)のようになるの
で、数1が成立して画素ai=0となり、画像2に示す
ような中抜け(画像中の白部)が生じる。また、図4の
(D)に示すような大きな網点状模様の場合の読取濃淡
は図4の(B)のようになるので、数1が成立せず画素
ai=1となる。つまり、大きな網点状模様はノイズと
して残ってしまう。以上より、原画像1に対して近傍濃
度比較処理(ステップS10) を施すと2値画像2とな
る。この2値画像2が第1の特徴画像に相当する。この
近傍濃度比較処理ではノイズの除去は不完全であるが、
文字のかすれ部分は修復されている。
文字部の場合の読取濃淡は図4の(A)のようになるの
で、数1が成立して画素ai=0となり、画像2に示す
ような中抜け(画像中の白部)が生じる。また、図4の
(D)に示すような大きな網点状模様の場合の読取濃淡
は図4の(B)のようになるので、数1が成立せず画素
ai=1となる。つまり、大きな網点状模様はノイズと
して残ってしまう。以上より、原画像1に対して近傍濃
度比較処理(ステップS10) を施すと2値画像2とな
る。この2値画像2が第1の特徴画像に相当する。この
近傍濃度比較処理ではノイズの除去は不完全であるが、
文字のかすれ部分は修復されている。
【0014】図5はドット抽出処理(ステップS20)
の動作例を示すフローチャートであり、先ずiに画素番
号を設定し(ステップS21) 、図6に示す様な画素a
iの周囲8画素aij(j=1〜8)に対して
の動作例を示すフローチャートであり、先ずiに画素番
号を設定し(ステップS21) 、図6に示す様な画素a
iの周囲8画素aij(j=1〜8)に対して
【0015】
【数2】 を算出し、かつ
【0016】
【数3】 を満たす数N(整数)を求める(ステップS22) 。
【0017】そして、
【数4】Δ≦−K1 であるか否かを判定し(ステップS23) 、そうであれ
ば画素ai=1として当該画素を残す(ステップS2
4) 。つまり、画素aiから周囲の画素の階調を差引
き、その総和がある一定の値−K1以下であるというこ
とはaiの周囲にaiよりも明るい画素がいくつかある
ということであり、この場合aiはドットであると見な
しai=1とする。図7に示す画素aiも同様である。
もしステップS23で数4が成立しなければ、
ば画素ai=1として当該画素を残す(ステップS2
4) 。つまり、画素aiから周囲の画素の階調を差引
き、その総和がある一定の値−K1以下であるというこ
とはaiの周囲にaiよりも明るい画素がいくつかある
ということであり、この場合aiはドットであると見な
しai=1とする。図7に示す画素aiも同様である。
もしステップS23で数4が成立しなければ、
【0018】
【数5】N≧K3 であるか否かを判定し(ステップS26) 、そうであれ
ば上記ステップS24に進み、そうでなければ画素ai
=0として当該画素を消去する(ステップS27) 。つ
まり、総和が−K1以下とならなかったとしても画素a
iよりもかなり明るい画素(
ば上記ステップS24に進み、そうでなければ画素ai
=0として当該画素を消去する(ステップS27) 。つ
まり、総和が−K1以下とならなかったとしても画素a
iよりもかなり明るい画素(
【数3】も満たす)がaiの周囲に、一定値K3以上あ
るならばaiをドットとみなしai=1としている。上
記ステップS24で当該画素ai=1として残された
後、周囲の画素も残すようにaij(j=1〜8)=1
とする(ステップS25) 。これはドットをより確実に
表わす為である。上記動作を全画素が終了するまで繰り
返す(ステップS28,S29) 。
るならばaiをドットとみなしai=1としている。上
記ステップS24で当該画素ai=1として残された
後、周囲の画素も残すようにaij(j=1〜8)=1
とする(ステップS25) 。これはドットをより確実に
表わす為である。上記動作を全画素が終了するまで繰り
返す(ステップS28,S29) 。
【0019】上述のようなドット抽出処理(ステップS
20) を施すことにより、図6の斜線部で示すようなド
ット及び図7の斜線部で示すような細線が抽出される。
このため、図1の原画像1はドット抽出処理(ステップ
S20)で2値画像3のようになる。
20) を施すことにより、図6の斜線部で示すようなド
ット及び図7の斜線部で示すような細線が抽出される。
このため、図1の原画像1はドット抽出処理(ステップ
S20)で2値画像3のようになる。
【0020】近傍濃度大バイアス比較処理(ステップS
30) は前述した近傍濃度比較処理(ステップS10)
と同様の処理であり、ステップS14の数1におけるb
iasの値が相対的に大きくなり、bias2(>bi
as)となっている点のみが異なっている。図8はその
動作を説明するものであり、同図(C)のような少し大
きなドットも、同図(A)で示すように
30) は前述した近傍濃度比較処理(ステップS10)
と同様の処理であり、ステップS14の数1におけるb
iasの値が相対的に大きくなり、bias2(>bi
as)となっている点のみが異なっている。図8はその
動作を説明するものであり、同図(C)のような少し大
きなドットも、同図(A)で示すように
【0021】
【数6】max1>(max4−bias2) となるので、画素ai=0として消去される。これが、
近傍濃度比較処理(ステップS10) のbiasの大き
さでは
近傍濃度比較処理(ステップS10) のbiasの大き
さでは
【0022】
【数7】max1<(max4−bias) となるため、画素ai=1として残ってしまうのであ
る。また、図8の(D)に示すかすれ文字の場合も数5
が成り立つので、画素ai=0として消去される。図8
の(B)は図3の(B)の破線と同一のかすれ文字を示
している。
る。また、図8の(D)に示すかすれ文字の場合も数5
が成り立つので、画素ai=0として消去される。図8
の(B)は図3の(B)の破線と同一のかすれ文字を示
している。
【0023】上述のように、近傍濃度大バイアス比較処
理(ステップS30)では大きな値のbias2のため
に、少し大きなドットやかすれ文字も消えてしまう。こ
のため、図1の原画像1は、近傍濃度大バイアス比較処
理(ステップS30) を施すことによって2値画像4と
なる。
理(ステップS30)では大きな値のbias2のため
に、少し大きなドットやかすれ文字も消えてしまう。こ
のため、図1の原画像1は、近傍濃度大バイアス比較処
理(ステップS30) を施すことによって2値画像4と
なる。
【0024】ドット抽出処理(ステップS20) で作成
された2値画像3及び近傍濃度大バイアス比較処理(ス
テップS30) で作成された2値画像4は、ノイズレス
画像作成処理(ステップS50) で処理されてノイズの
ない2値画像6が作成される。この2値画像6が第2の
特徴画像に相当する。ここではノイズの他、文字のかす
れ部分も除去されている。この様子を図9のフローチャ
ートを参照して説明する。
された2値画像3及び近傍濃度大バイアス比較処理(ス
テップS30) で作成された2値画像4は、ノイズレス
画像作成処理(ステップS50) で処理されてノイズの
ない2値画像6が作成される。この2値画像6が第2の
特徴画像に相当する。ここではノイズの他、文字のかす
れ部分も除去されている。この様子を図9のフローチャ
ートを参照して説明する。
【0025】先ず画像4の“1”の画素と画像3の
“1”の画素とを画素毎に比較し(ステップS51) 、
画像4の“1”の画素に対応する画像3の画素が“1”
か否かを判定する(ステップS52) 。対応画素が
“1”であれば、画像4の“1”の画素を消去して
“0”とし(ステップS53) 、対応画素が“1”でな
ければ、画像4の“1”の画素をそのまま残す(ステッ
プS54) 。上記ステップS52〜S54の動作が、画
像4の全ての“1”の画素の対応が終了するまで繰り返
される(ステップS55) 。
“1”の画素とを画素毎に比較し(ステップS51) 、
画像4の“1”の画素に対応する画像3の画素が“1”
か否かを判定する(ステップS52) 。対応画素が
“1”であれば、画像4の“1”の画素を消去して
“0”とし(ステップS53) 、対応画素が“1”でな
ければ、画像4の“1”の画素をそのまま残す(ステッ
プS54) 。上記ステップS52〜S54の動作が、画
像4の全ての“1”の画素の対応が終了するまで繰り返
される(ステップS55) 。
【0026】ノイズレス画像作成処理(ステップS5
0) で作成された2値画像6は、近傍濃度比較処理(ス
テップS10) で作成された2値画像2と共に近傍エリ
ア探索処理(ステップS60) で処理される。すなわ
ち、図10のフローチャートに示すように先ず画像2と
画像6とを比較し(ステップS61) 、画像2の“1”
の画素に対応する画像6の画素について7×7のエリア
を探索する(ステップS62) 。図11はこの様子を示
している。次に、上記エリア内に“1”の画素が1個以
上あるか否かを判定し(ステップS63) 、そうであれ
ば画像2の“1”の画素をそのまま残し(ステップS6
4) 、そうでなければ画像2の“1”の画素を消去して
“0”とする(ステップS65) 。例えば図11のX印
で示す画素Aは、対応する7×7のエリア内に“1”の
画素が1個以上あるので画素Aは“1”のまま残し、一
方X印で示す画素Bは対応する7×7のエリア内に
“1”の画素が全くないので、画素Bは“1”を消去し
て“0”とする。上記ステップS62〜S65を、画像
2の全ての“1”の画素の対応が終了となるまで繰り返
す(ステップS66) 。その結果、ノイズは除去され、
かすれ等による途切れは補間され、図1のような画像が
得られる。
0) で作成された2値画像6は、近傍濃度比較処理(ス
テップS10) で作成された2値画像2と共に近傍エリ
ア探索処理(ステップS60) で処理される。すなわ
ち、図10のフローチャートに示すように先ず画像2と
画像6とを比較し(ステップS61) 、画像2の“1”
の画素に対応する画像6の画素について7×7のエリア
を探索する(ステップS62) 。図11はこの様子を示
している。次に、上記エリア内に“1”の画素が1個以
上あるか否かを判定し(ステップS63) 、そうであれ
ば画像2の“1”の画素をそのまま残し(ステップS6
4) 、そうでなければ画像2の“1”の画素を消去して
“0”とする(ステップS65) 。例えば図11のX印
で示す画素Aは、対応する7×7のエリア内に“1”の
画素が1個以上あるので画素Aは“1”のまま残し、一
方X印で示す画素Bは対応する7×7のエリア内に
“1”の画素が全くないので、画素Bは“1”を消去し
て“0”とする。上記ステップS62〜S65を、画像
2の全ての“1”の画素の対応が終了となるまで繰り返
す(ステップS66) 。その結果、ノイズは除去され、
かすれ等による途切れは補間され、図1のような画像が
得られる。
【0027】一方、図4の(A),(C)では近傍濃度
比較処理(ステップS10) において太部での中抜けが
生じることを説明したが、この不具合を解決するために
本発明では中抜け防止処理(ステップS70) を行な
う。
比較処理(ステップS10) において太部での中抜けが
生じることを説明したが、この不具合を解決するために
本発明では中抜け防止処理(ステップS70) を行な
う。
【0028】かかる処理の前提として、本発明では原画
像1に対して中抜け防止画像作成処理(ステップS4
0) を施す。すなわち、図12のフローチャートに示す
ように先ずiに画素番号を設定し(ステップS41) 、
画素aiを中心とする5×5のエリア内の画素の濃淡の
平均値amを算出する(ステップS42) 。図13はそ
の様子を示している。そして、平均値amがしきい値K
4よりも小さいか否かを判定し(ステップS43) 、そ
うであれば当該画素ai=1としてそのまま残し(ステ
ップS44) 、平均値amがしきい値K4以上であれば
当該画素aiを消去して“0”とする(ステップS4
5) 。上記ステップS42〜S45を、全画素について
繰り返す(ステップS46,S47) ことによって、図
1に示すような中抜け防止画像5を作成することができ
る。
像1に対して中抜け防止画像作成処理(ステップS4
0) を施す。すなわち、図12のフローチャートに示す
ように先ずiに画素番号を設定し(ステップS41) 、
画素aiを中心とする5×5のエリア内の画素の濃淡の
平均値amを算出する(ステップS42) 。図13はそ
の様子を示している。そして、平均値amがしきい値K
4よりも小さいか否かを判定し(ステップS43) 、そ
うであれば当該画素ai=1としてそのまま残し(ステ
ップS44) 、平均値amがしきい値K4以上であれば
当該画素aiを消去して“0”とする(ステップS4
5) 。上記ステップS42〜S45を、全画素について
繰り返す(ステップS46,S47) ことによって、図
1に示すような中抜け防止画像5を作成することができ
る。
【0029】上述のようにして作成された中抜け防止画
像5は、2値画像7と共に中抜け防止処理(ステップS
70) に送られ、図14に示すように加え合せることに
よって処理画像8が得られる。
像5は、2値画像7と共に中抜け防止処理(ステップS
70) に送られ、図14に示すように加え合せることに
よって処理画像8が得られる。
【0030】
【発明の効果】以上のように本発明では濃淡画像に対し
て、近傍濃度比較処理、ドット抽出処理及び近傍濃度大
バイアス比較処理を並列的に行ない、更にはノイズレス
画像作成処理及び近傍エリア探索処理を行なって2値の
処理画像を得ているため、ノイズやかすれ等が存在して
も文字のみを確実に2値化することができる。また、太
い文字部に対しては中抜けが生じるが、中抜け防止画像
を作成して加算することによって中抜けを防止すること
ができる。
て、近傍濃度比較処理、ドット抽出処理及び近傍濃度大
バイアス比較処理を並列的に行ない、更にはノイズレス
画像作成処理及び近傍エリア探索処理を行なって2値の
処理画像を得ているため、ノイズやかすれ等が存在して
も文字のみを確実に2値化することができる。また、太
い文字部に対しては中抜けが生じるが、中抜け防止画像
を作成して加算することによって中抜けを防止すること
ができる。
【図1】本発明の2値化方法を模式的に示す流れ図であ
る。
る。
【図2】近傍濃度比較処理の動作例を示すフローチャー
トである。
トである。
【図3】近傍濃度比較処理の動作を説明するための図で
ある。
ある。
【図4】近傍濃度比較処理の不具合を説明するための図
である。
である。
【図5】ドット抽出処理の動作例を示すフローチャート
である。
である。
【図6】ドット抽出処理を説明するための図である。
【図7】ドット抽出処理を説明するための図である。
【図8】近傍濃度大バイアス比較処理を説明するための
図である。
図である。
【図9】ノイズレス画像作成処理の動作例を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図10】近傍エリア探索処理の動作例を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図11】近傍エリア探索処理を説明するための図であ
る。
る。
【図12】中抜け防止画像作成処理の動作例を示すフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図13】中抜け防止画像作成処理を説明するための図
である。
である。
【図14】中抜け防止処理を示すフローチャートであ
る。
る。
1 原画像(濃淡画像) 2 2値画像 3 2値画像 4 2値画像 5 中抜け防止画像 8 処理画像(2値画像)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−245882(JP,A) 特開 平2−252084(JP,A) 特公 昭49−32019(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G06K 9/38 G06K 9/40
Claims (1)
- 【請求項1】 細線、破線あるいは網点等により記入枠
が指定され、網点状模様を有する地の部分に手書きされ
た複数個の文字を、前記記入枠全体を含めて多値の濃淡
画像として読取って2値化する方法において、前記濃淡
画像の各画素に対して、その画素の近傍の濃度と比較し
てしきい値を前記各画素毎に決定して2値化し、前記記
入枠及び前記網点状模様等のノイズの除去は不完全では
あるが前記文字のかすれ部分を修復した第1の特徴画像
を作成する一方、前記濃淡画像の各画素から前記ノイズ
部分のみを抽出した2値画像を作成すると共に前記しき
い値を変更して前記ノイズ及び前記文字のかすれ部分を
消去した2値画像を作成し、これら2つの2値画像の各
画素を比較、判定して前記文字のかすれ部分と前記ノイ
ズの双方を除去した第2の特徴画像を作成し、しかる
後、前記第1の特徴画像と前記第2の特徴画像の各画素
を比較、判定することにより、前記ノイズのみを除去し
て前記文字のかすれ部分を修復した最適な2値画像を得
るようにしたことを特徴とする濃淡画像の適応2値化方
法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03065669A JP3103387B2 (ja) | 1991-03-06 | 1991-03-06 | 濃淡画像の適応2値化方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP03065669A JP3103387B2 (ja) | 1991-03-06 | 1991-03-06 | 濃淡画像の適応2値化方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04278688A JPH04278688A (ja) | 1992-10-05 |
| JP3103387B2 true JP3103387B2 (ja) | 2000-10-30 |
Family
ID=13293640
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP03065669A Expired - Fee Related JP3103387B2 (ja) | 1991-03-06 | 1991-03-06 | 濃淡画像の適応2値化方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3103387B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111583157B (zh) * | 2020-05-13 | 2023-06-02 | 杭州睿琪软件有限公司 | 图像处理方法、系统及计算机可读存储介质 |
-
1991
- 1991-03-06 JP JP03065669A patent/JP3103387B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04278688A (ja) | 1992-10-05 |
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|---|---|---|---|
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