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JP3107348B2 - 樹脂成形品の成形方法 - Google Patents
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JP3107348B2 - 樹脂成形品の成形方法 - Google Patents

樹脂成形品の成形方法

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JP3107348B2 JP29084794A JP29084794A JP3107348B2 JP 3107348 B2 JP3107348 B2 JP 3107348B2 JP 29084794 A JP29084794 A JP 29084794A JP 29084794 A JP29084794 A JP 29084794A JP 3107348 B2 JP3107348 B2 JP 3107348B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、架橋剤を混合した熱硬
化性樹脂を金型により加熱加圧して成形する樹脂成形品
の成形方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から架橋剤を混合した熱硬化性樹脂
を金型を用いて加熱加圧成形することが行われている
が、架橋剤であるスチレンガスのトラップによる気泡、
くぼみ、焼け等の発生がある。そこで、金型に真空脱気
装置を設けて、成形時に真空脱気をすることが特開昭5
2ー50370号公報に開示してある。しかしながら、
真空脱気によりスチレンガスを脱気すると、熱硬化性樹
脂に対する架橋剤の割合が減少し、形成される樹脂成形
品の性能が低下するという問題がある。例えば、熱水環
境下の浸漬試験において白化現象が発生したりするとい
う問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
みて発明したものであって、その目的とするところは、
真空脱気をしても熱硬化性樹脂に対する架橋剤の割合が
減少することがなく、形成される樹脂成形品の性能が低
下することがない樹脂成形品の成形方法を提供するにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記した従来例の問題点
を解決して本発明の目的を達成するため、本発明の樹脂
成形品の成形方法は、架橋剤を混合した熱硬化性樹脂を
金型2により加熱加圧して樹脂成形品を得る樹脂成形品
の成形方法において、前記熱硬化性樹脂を前記金型2に
配した後、前記金型2の閉め切り過程で行うキャビティ
3内の真空脱気によって揮散する前記架橋剤の揮散量と
同じ分量をあらかじめ補填して成形を行うことを特徴と
するものである。
【0005】また、架橋剤を混合した熱硬化性樹脂を金
型2により加熱加圧して樹脂成形品を得る樹脂成形品の
成形方法において、前記熱硬化性樹脂を前記金型2に配
した後、前記金型2の閉め切り過程でキャビティ3内の
真空脱気を行うと共にこの真空脱気を続けている型閉め
工程中にキャビティ3内に前記架橋剤のガスを満たし
型閉じ後加熱加圧して成形を行うことも好ましい。ま
た、架橋剤を混合した熱硬化性樹脂を金型2により加熱
加圧して樹脂成形品を得る樹脂成形品の成形方法におい
て、前記熱硬化性樹脂を前記金型2に配した後、前記金
型2の閉め切り過程で行うキャビティ3内から真空脱気
される気体中の前記架橋剤のガス濃度を計測し、架橋剤
のガス濃度の計測値が所定値以上になった時点で真空脱
気を中止して成形を行うことも好ましい。
【0006】
【作用】上記のような方法の本発明によれば、架橋剤を
混合した熱硬化性樹脂を金型2に配した後、前記金型2
の閉め切り過程で行うキャビティ3内の真空脱気によっ
て揮散する前記架橋剤の揮散量と同じ分量をあらかじめ
補填して成形を行うものであり、このことにより真空脱
気をしても、樹脂成形品内の架橋剤量を所定量以上に保
つことができる。
【0007】また、熱硬化性樹脂を金型2に配した後、
前記金型2の閉め切り過程でキャビティ3内の真空脱気
を行うと共にこの真空脱気を続けている型閉め工程中に
キャビティ3内に前記架橋剤のガスを満たし、型閉じ後
加熱加圧して成形を行うものにおいては、真空脱気をし
ても、樹脂成形品内の架橋剤量を所定量以上に保つこと
ができる。また、熱硬化性樹脂を金型2に配した後、金
型2の閉め切り過程で行うキャビティ3内から真空脱気
される気体中の架橋剤のガス濃度を計測し、架橋剤のガ
ス濃度の計測値が所定値以上になった時点で真空脱気を
中止して成形を行うものにおいても、樹脂成形品内の架
橋剤量を所定量以上に保つことができる。
【0008】
【実施例】以下本発明を添付図面に示す第1の実施例に
基づいて詳述する。図1、図2には本発明の一実施例が
示してある。図中2は金型であって、下型2aと上型2
bとで構成してあり、金型2内には熱硬化性成形材料1
が配置される。この熱硬化性成形材料1としては、不飽
和ポリエステル樹脂やビニルエステル樹脂等の熱硬化性
樹脂をベース樹脂とし、該ベース樹脂に対して重量比で
所定量混合された架橋剤であるスチレンモノマーにより
ラジカル架橋重合をするSMC(シート・モールド・コ
ンパウンド)やBMC(バルク・モールド・コンパウン
ド)などが用いられる。図1は型閉途中の状態を示して
いる。つまり、金型2内に上記熱硬化性成形材料1を配
置した後、空気の巻き込みによるボイド生成を防止する
ため、金型2のキャビティ3内を真空ポンプ4により真
空引きをして減圧している途中の状態であり、図におい
て5は真空パッキン、6は金型2に設けた真空脱気孔で
ある。図2は型閉完了の状態を示し、真空ポンプ4によ
る真空脱気を停止している状態である。ここで、上記型
閉め過程において真空ポンプ4を運転しながら真空パッ
キン5が嵌合を開始すると真空脱気可能な状態となり、
架橋剤であるスチレンモノマーが揮散する。このため、
ベース樹脂を架橋させるのに必要とする架橋剤の量が不
足することになるが、本実施例においては、使用する熱
硬化性成形材料1中の架橋剤の量をあらかじめ上記真空
引き時に揮散する架橋剤の揮散量と同じ量だけ増量した
ものを使用する点に特徴がある。
【0009】次に上記第1の実施例の具体例と比較例と
につき説明する。 (具体例1)不飽和ポリエステル樹脂をベース樹脂と
し、このベース樹脂90重量%とスチレンモノマーを1
0重量%とを混合し、このように架橋剤を混合した不飽
和ポリエステル樹脂を25重量%、充填材65重量%、
補強材7重量%を配合した熱硬化性成形材料1であるB
MCを10kgを予め分割された130℃の金型2内に
配置する(この場合、BMCの10kg中に架橋剤であ
るスチレンモノマーが250g含まれている)。次に、
空気の巻き込みによるボイド生成を防止するためにキャ
ビティ3内を60mmHgまで減圧し、金型閉め切り過
程で型閉めに55秒間を要すると、約20重量%に相当
する50gのスチレンモノマーが揮散されることが計測
により判明した。そこで、本発明の具体例1においては
上記揮散される分量のスチレンモノマーをあらかじめ熱
硬化性成形材料1中に増量したものを用い(つまりあら
かじめBMC10kg中に架橋剤であるスチレンモノマ
ーを300g、これはベース樹脂重量比12重量%に相
当するを混合したものを用い)、これを金型2内に配置
して上記の型閉じ、真空脱気をするものであり、型閉じ
後、加熱加圧して樹脂成形品を成形するものであり、こ
のようにして成形した本発明の具体例1の樹脂成形品は
98℃の熱水環境下の浸漬試験において300時間以上
白化現象が発生しなかった。
【0010】(比較例)不飽和ポリエステル樹脂をベー
ス樹脂とし、このベース樹脂90重量%とスチレンモノ
マーを10重量%とを混合し、このように架橋剤を混合
した不飽和ポリエステル樹脂を25重量%、充填材65
重量%、補強材7重量%を配合した熱硬化性成形材料1
であるBMCを10kgを予め分割された130℃の金
型2内に配置する(この場合、BMCを10kg中に架
橋剤であるスチレンモノマーが250g含まれてい
る)。次に、空気の巻き込みによるボイド生成を防止す
るためにキャビティ3内を60mmHgまで減圧し、金
型閉め切り過程で型閉めに55秒間を要すると、約20
重量%に相当する50gのスチレンモノマーが揮散され
た。そして、型閉じ後、加熱加圧して樹脂成形品を成形
し、このようにして成形した比較例である樹脂成形品は
98℃の熱水環境下の浸漬試験において150時間で白
化現象が発生した。
【0011】上記本実施例の具体例1と比較例1との試
験結果から明らかなように本実施例の具体例1のものが
比較例よりも優れていることが判る。次に、図3、図4
に示す本発明の第2の実施例につき説明する。図3は型
閉途中の状態を示している。つまり、金型2内に熱硬化
性成形材料1(不飽和ポリエステル樹脂やビニルエステ
ル樹脂等をベース樹脂とし、このベース樹脂の重量比で
5〜10重量%のスチレンモノマーよりなる架橋剤を混
合したSMCやBMC)を配置した後、空気の巻き込み
によるボイド生成を防止するため、金型2のキャビティ
3内を真空ポンプ4により真空引きをして減圧している
途中の状態であり、図において5は真空パッキン、6は
金型2に設けた真空脱気孔である。図4は型閉完了の状
態を示し、真空ポンプ4による真空脱気を停止している
状態である。そして、この実施例においては熱硬化性樹
脂を金型2に配した後、金型2の閉め切り過程でキャビ
ティ3内に前記架橋剤のガスを満たして成形を行うこと
に特徴がある。このため、金型2(実施例では下型2
a)の外部にスチレン溜まり10を設け、該スチレン溜
まり10と下型2aに設けたスチレン供給口12とを配
管11により接続してある。ここで、スチレン溜まり1
0は高温槽13内に形成してある。上記型閉め完了まで
真空脱気を続ける際、高温槽13によりスチレンモノマ
ーの沸点以上に保ち、配管11のバルブ14を開放し続
けるとガス化したスチレンモノマーがキャビティ3内に
充満されることになり、熱硬化性成形材料1中の架橋剤
の量の減少を防ぐことができる。
【0012】次に第2の実施例の具体例につき説明す
る。 (具体例2)不飽和ポリエステル樹脂をベース樹脂とし
て重量比で10重量%混合された架橋剤であるスチレン
モノマーによりラジカル架橋重合をするBMCを予め分
割された130℃の金型内に配置した後、空気の巻き込
みによるボイド発生を防止するためにキャビティ3内を
60mmHgまで減圧し、金型閉め切り過程で型閉めに
55秒間を要すると、スチレンモノマーが約20重量%
程度が揮散される。そこで、本実施例においては、あら
かじめ揮散される分量のスチレンモノマーを補填するた
め、金型外部にスチレン溜まり10を設け、スチレン溜
まり10を60mmHgの圧力下でのスチレンモノマー
の沸点である70℃以上に保ち、型閉め完了まで真空脱
気を続け、型閉め工程中にバルブ14を開放し続けるこ
とでガス化したスチレンモノマーがキャビティ3内に充
填される。型閉じ後、加熱加圧して樹脂成形品を成形す
るのであるが、このようにして成形した本実施例の具体
例2の樹脂成形品は98℃の熱水環境下の浸漬試験にお
いて300時間以上白化現象が発生しなかった。
【0013】上記具体例2と前記の比較例との試験結果
から明らかなように本実施例の具体例2の方が比較例よ
りも優れていることが判る。次に、図5、図6に示す本
発明の第3の実施例につき説明する。図5は型閉途中の
状態を示している。つまり、金型2内に熱硬化性成形材
料1(不飽和ポリエステル樹脂やビニルエステル樹脂等
をベース樹脂とし、このベース樹脂の重量比で5〜10
重量%のスチレンモノマーよりなる架橋剤を混合したS
MCやBMC)を配置した後、空気の巻き込みによるボ
イド生成を防止するため、金型2のキャビティ3内を真
空ポンプ4により真空引きをして減圧している途中の状
態であり、図において5は真空パッキン、6は金型2に
設けた真空脱気孔である。図6は真空ポンプ4による真
空脱気を停止している状態である。そして、この実施例
においては熱硬化性樹脂を前記金型2に配した後、前記
金型2の閉め切り過程で行うキャビティ3内から真空脱
気される気体中の前記架橋剤のガス濃度を計測し、架橋
剤のガス濃度の計測値が所定値以上になった時点で真空
脱気を中止することに特徴がある。このため、本実施例
においては、真空ポンプ4の配管30の管路途中に質量
分析計31とバルブ32とが設けてある。ここで、質量
分析計31で窒素濃度(又は酸素濃度)を計測して、窒
素濃度(又は酸素濃度)が零になった時点でキャビティ
3内の空気がスチレンモノマーで完全に置換されたと見
なして真空脱気を終了させるようになっている。この実
施例では窒素濃度(又は酸素濃度)を計測することで、
スチレンモノマー濃度を間接的に計測している実施例で
あるが、他の実施例としては、揮散したスチレンモノマ
ー濃度を直接質量分析計31により計測し、この計測値
が所定値以上となると真空ポンプ4の運転を停止するよ
うにしている。
【0014】以下、窒素濃度(又は酸素濃度)を計測す
る例を具体例3、スチレンモノマー濃度を直接計測する
例を具体例4として説明する。 (具体例3)不飽和ポリエステル樹脂をベース樹脂とし
て重量比で10重量%混合された架橋剤であるスチレン
モノマーによりラジカル架橋重合をするBMCを10k
g予め分割された130℃の金型内に配置した後、空気
の巻き込みによるボイド発生を防止するためにキャビテ
ィ3内を60mmHgまで減圧し、金型閉め切り過程で
型閉めに55秒間を要すると、約20重量%に相当する
50gのスチレンモノマーが揮散される。そこで、本実
施例においては、真空ポンプ4の配管30の管路途中に
質量分析計31を設け、質量分析計31で窒素濃度(又
は酸素濃度)を計測したところ1分後に零になったの
で、この時にキャビティ3内がスチレンモノマーに完全
置換されたとし、真空ポンプ4の動作を停止し、真空脱
気を終了させた。型閉じ完了後に、加熱加圧して樹脂成
形品を成形した。このようにして成形した本発明の実施
例である具体例3の樹脂成形品は98℃の熱水環境下の
浸漬試験において300時間以上白化現象が発生しなか
った。
【0015】上記具体例3と前記の比較例との試験結果
から明らかなように本実施例の具体例3の方が比較例よ
りも優れていることが判る。 (具体例4)不飽和ポリエステル樹脂をベース樹脂とし
て重量比で10重量%混合された架橋剤であるスチレン
モノマーによりラジカル架橋重合をするBMCを10k
g予め分割された130℃の金型内に配置した後、空気
の巻き込みによるボイド発生を防止するためにキャビテ
ィ3内を60mmHgまで減圧し、金型閉め切り過程で
型閉めに55秒間を要すると、約20重量%に相当する
50gのスチレンモノマーが揮散される。そこで、本実
施例においては、真空ポンプ4の配管30の管路途中に
質量分析計31を設け、質量分析計31で揮散したスチ
レンモノマー濃度を計測し、総揮散量がスチレンモノマ
ー分の10%(BMC10kgに対して25g)になっ
た時点で真空ポンプ4の動作を停止し、真空脱気を停止
させた。型閉じ完了後に、加熱加圧して樹脂成形品を成
形した。このようにして成形した具体例4の樹脂成形品
は98℃の熱水環境下の浸漬試験において300時間以
上白化現象が発生しなかった。
【0016】上記具体例4と前記の比較例との試験結果
から明らかなように本実施例の具体例4の方が比較例よ
りも優れていることが判る。
【0017】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の発明にあって
は、架橋剤を混合した熱硬化性樹脂を金型により加熱加
圧して樹脂成形品を得る樹脂成形品の成形方法におい
て、前記熱硬化性樹脂を前記金型に配した後、前記金型
の閉め切り過程で行うキャビティ内の真空脱気によって
揮散する前記架橋剤の揮散量と同じ分量をあらかじめ補
填して成形を行うので、樹脂成形品内の架橋剤量を所定
量以上に保つことができ、この結果、樹脂架橋密度の低
下を防止することができるものである。
【0018】また、本発明の請求項2記載の発明にあっ
ては、架橋剤を混合した熱硬化性樹脂を金型により加熱
加圧して樹脂成形品を得る樹脂成形品の成形方法におい
て、前記熱硬化性樹脂を前記金型に配した後、前記金型
の閉め切り過程でキャビティ内の真空脱気を行うと共に
この真空脱気を続けている型閉め工程中にキャビティ内
に前記架橋剤のガスを満たし、型閉じ後加熱加圧して
形を行うので、真空脱気をしても、樹脂成形品内の架橋
剤量を所定量以上に保つことができ、この結果、樹脂架
橋密度の低下を防止することができるものである。
【0019】また、本発明の請求項3記載の発明にあっ
ては、架橋剤を混合した熱硬化性樹脂を金型により加熱
加圧して樹脂成形品を得る樹脂成形品の成形方法におい
て、前記熱硬化性樹脂を前記金型に配した後、前記金型
の閉め切り過程で行うキャビティ内から真空脱気される
気体中の前記架橋剤のガス濃度を計測し、架橋剤のガス
濃度の計測値が所定値以上になった時点で真空脱気を中
止して成形を行うので、樹脂成形品内の架橋剤量を所定
量以上に保つことができ、この結果、樹脂架橋密度の低
下を防止することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の型閉め途中の状態の断面図
である。
【図2】同上の真空ポンプを停止した状態の断面図であ
る。
【図3】本発明の他の実施例の型閉め途中の状態の断面
図である。
【図4】同上の真空ポンプを停止した状態の断面図であ
る。
【図5】本発明の更に他の実施例の型閉め途中の状態の
断面図である。
【図6】同上の真空ポンプを停止した状態の断面図であ
る。
【符号の説明】
2 金型 3 キャビティ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山内 哲 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)発明者 小早川 益律 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)発明者 松本 政己 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工 株式会社内 (72)発明者 田中 詳三 大阪府吹田市西御旅町5番8号 株式会 社日本触媒 樹脂技術研究所内 (72)発明者 岡 茂 大阪府吹田市西御旅町5番8号 株式会 社日本触媒 樹脂技術研究所内 (56)参考文献 特開 昭63−268608(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 43/00 - 43/58

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 架橋剤を混合した熱硬化性樹脂を金型に
    より加熱加圧して樹脂成形品を得る樹脂成形品の成形方
    法において、前記熱硬化性樹脂を前記金型に配した後、
    前記金型の閉め切り過程で行うキャビティ内の真空脱気
    によって揮散する前記架橋剤の揮散量と同じ分量をあら
    かじめ補填して成形を行うことを特徴とする樹脂成形品
    の成形方法。
  2. 【請求項2】 架橋剤を混合した熱硬化性樹脂を金型に
    より加熱加圧して樹脂成形品を得る樹脂成形品の成形方
    法において、前記熱硬化性樹脂を前記金型に配した後、
    前記金型の閉め切り過程でキャビティ内の真空脱気を行
    うと共にこの真空脱気を続けている型閉め工程中にキャ
    ビティ内に前記架橋剤のガスを満たし、型閉じ後加熱加
    圧して成形を行うことを特徴とする樹脂成形品の成形方
    法。
  3. 【請求項3】 架橋剤を混合した熱硬化性樹脂を金型に
    より加熱加圧して樹脂成形品を得る樹脂成形品の成形方
    法において、前記熱硬化性樹脂を前記金型に配した後、
    前記金型の閉め切り過程で行うキャビティ内から真空脱
    気される気体中の前記架橋剤のガス濃度を計測し、架橋
    剤のガス濃度の計測値が所定値以上になった時点で真空
    脱気を中止して成形を行うことを特徴とする樹脂成形品
    の成形方法。
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