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JP3111166B2 - 燃料電池 - Google Patents
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JP3111166B2 - 燃料電池 - Google Patents

燃料電池

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JP3111166B2
JP3111166B2 JP08145728A JP14572896A JP3111166B2 JP 3111166 B2 JP3111166 B2 JP 3111166B2 JP 08145728 A JP08145728 A JP 08145728A JP 14572896 A JP14572896 A JP 14572896A JP 3111166 B2 JP3111166 B2 JP 3111166B2
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
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    • Y02P70/50Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product

Landscapes

  • Fuel Cell (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電解質層の一方の
面に酸素極を備え且つ他方の面に燃料極を備えた燃料電
池のセルの複数が、前記酸素極に臨む側に酸素含有ガス
流路が形成され且つ前記燃料極に臨む側に燃料ガス流路
が形成される状態で、且つ、隣合うもの同士が導電状態
に接続される状態で、セル保持部材によって互いに間隔
を隔てて保持されて積層状態に組み付けられた燃料電池
に関する。
【0002】
【従来の技術】かかる燃料電池では、セル1個当たりの
起電力は小さいので、所望の出力電力を得るために、多
数(例えば、100〜300個)のセルを電気的に直列
接続する状態で積層状態に組み付けている。尚、このよ
うに、所望の出力電力を得るために多数のセルを電気的
に直列接続する状態で積層状態に組み付けたものを、以
下の説明ではセル積層体と称する場合がある。従来は、
セル積層体を構成する全てのセルを、一挙にセル保持部
材によって保持する状態で積層状態に組み付け、セル積
層方向の両端部に電力取り出し用の端子部を設けてい
た。そして、酸素含有ガス流路夫々に酸素含有ガスを流
し、燃料ガス流路夫々に燃料ガスを流すことにより発電
させて、端子部から電力を取り出すことにより、検査を
行っていた。尚、このような検査を、以下の説明では、
発電検査と略記する場合がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、セルの中に
は所期の性能が得られない不良セルが有り、又、セル
を、酸素含有ガス流路及び燃料ガス流路を形成すべく、
セル保持部材によって互いに間隔を隔てて保持する状態
で組み付ける際には、例えば、酸素含有ガス流路や燃料
ガス流路からガスが漏洩するような不具合箇所が生じる
虞がある。そして、セル積層体を構成するセルの中に不
良セルが存在したり、セル積層体に不具合箇所が存在す
ると、燃料電池から所期の性能が得られないことにな
る。従って、そのような場合は、不良セルを特定して交
換したり、不具合箇所を特定して補修する必要がある。
【0004】しかしながら、従来では、セル積層体を構
成する全てのセルを一挙に組み付けるので、不良セルが
混ざったり、不具合箇所が生じる可能性が高く、生産歩
留りが低いという問題があった。又、発電検査によっ
て、所期の性能が得られない場合、不良セルや不具合箇
所の特定は容易ではなく、しかも、不良セルの交換作業
及び不具合箇所の補修作業が煩雑であり、これらが相ま
って、生産性が低いものとなっていた。
【0005】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、燃料電池の生産歩留り、及び、
生産性を向上することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の特徴構
成によれば、セル積層体を構成する複数のセルが、複数
のグループに分割され、分割されたグループ夫々の複数
のセルが前記セル保持部材によって保持される状態で組
み付けられ、且つ、セル積層方向の両端部に電力取り出
し用の端子部が設けられることにより、セルモジュール
が形成され、それら複数のセルモジュールが、隣合う端
子部間にそれらを導電状態に接続する柔軟性導電材が充
填された状態で並置されて、隣合うセルモジュール同士
隣合う端子部同士で導電状態に接続される状態で並置
されることにより、セル積層体が形成される。セルモジ
ュールを構成するセルの個数は、セル積層体を構成する
セルの個数よりも少ないので、セルモジュールにおいて
は、従来のようにセル積層体を構成する全てのセルを一
挙に組み付ける場合に比べて、不良セルが混ざったり、
不具合箇所が生じる可能性が低く、従って、セルモジュ
ールの良品率は高くなる。そして、セルモジュール単位
で発電検査を行い、所期の性能が得られるセルモジュー
ルだけを上述のように並置すればよいので、生産歩留り
を従来に比べて向上することができるようになった。
【0007】又、セルモジュールの発電検査で所期の性
能が得られない場合でも、セルモジュールを構成するセ
ルの個数はセル積層体を構成するセルの個数よりも少な
いので、従来に比べて、不良セルや不具合箇所の特定は
簡単になり、しかも、不良セルの交換作業及び不具合箇
所の補修作業も簡単になる。従って、従来に比べて生産
性を向上することができるようになった。
【0008】ところで、セルには、正常なセルよりも若
干性能が劣るとともに、性能の低下が正常なセルよりも
速いようなセル(以下、潜在的不良セルと称する)が存
在する。しかしながら、従来では、このような潜在的不
良セルが混ざっていても、その潜在的不良セルがセル積
層体全体としての性能に与える影響は微小であるので、
発電検査において、そのような潜在的不良セルが混ざっ
ている状態を発見するとは難しかった。これに対して、
セルモジュールでは、潜在的不良セルが混ざっている
と、その潜在的不良セルがセルモジュールの性能に与え
る影響は顕著なものであるので、セルモジュール単位で
発電検査を行うことにより、潜在的不良セルが混ざって
いる状態を容易に発見することができ、又、そのような
潜在的不良セルの交換等の対策を講じることができる。
従って、本発明によれば、潜在的不良セルが混ざってい
るというような不具合も解消することができるので、燃
料電池の信頼性を更に向上することができるようになっ
た。
【0009】請求項2に記載の特徴構成によれば、前記
セルモジュールを構成する複数のセルが、複数のグルー
プに分割され、分割されたグループ夫々の複数のセルが
前記セル保持部材によって保持される状態で組み付けら
れることにより、セルユニットが形成され、それら複数
のセルユニットが並置されることにより、前記セルモジ
ュールが形成されている。セルユニットを構成するセル
の個数は、セルモジュールを構成するセルの個数よりも
少ないので、セルユニットにおける不具合箇所の発生率
は、セルモジュールにおける不具合箇所の発生率よりも
低い。そして、セルユニット単位でガス漏洩検査を行
い、不具合箇所の無いセルユニットだけを上述のように
並置してセルモジュールを形成すればよいので、セルモ
ジュールの良品率が更に高くなり、その結果、生産歩留
りを更に向上することができるようになった。
【0010】又、セルユニットのガス漏洩検査で不具合
が生じた場合でも、不具合箇所の特定は、セルモジュー
ルにおけるよりも更に簡単になるので、請求項1に記載
の特徴構成によるよりも、更に生産性を向上することが
できるようになった。
【0011】請求項3に記載の特徴構成によれば、セル
モジュールの発電検査においては、セルモジュールに設
けられた酸素側ガス通路を使用して酸素含有ガス流路夫
々に酸素含有ガスを供給したり、又は、セルモジュール
に設けられた燃料側ガス通路を使用して燃料ガス流路夫
々に燃料ガスを供給したりすることができるので、請求
項1又は2に記載の特徴構成により得られる効果に加え
て、発電検査を簡単に行うことができるという効果を奏
する。又、セル積層体においても、各セルモジュールに
設けられた酸素側ガス通路を使用して、酸素含有ガス流
路夫々に酸素含有ガスを供給するための構成を組み付け
たり、又は、各セルモジュールに設けられた燃料側ガス
通路を使用して、燃料ガス流路夫々に燃料ガスを供給す
るための構成を組み付けたりすることができるので、燃
料電池に酸素含有ガス又は燃料ガスを供給するためのガ
ス供給構成を簡略化できるという効果を奏する。
【0012】請求項4に記載の特徴構成によれば、セル
積層体においては、隣合うセルモジュールの酸素側ガス
通路同士又は燃料側ガス通路同士が連通接続されている
ので、前記ガス供給構成として、1箇所から酸素含有ガ
ス又は燃料ガスを供給する構成とすることができるの
で、請求項3に記載の特徴構成によるよりも、前記ガス
供給構成を更に簡略化することができる。
【0013】請求項5に記載の特徴構成によれば、セル
に酸素含有ガス流路形成用の流路部材を付設し、そのよ
うに流路部材を付設した流路部材付きセルを、セル保持
部材によって、互いに間隔を隔てて保持される状態で積
層状態に組み付け、且つ、流路部材付きセル同士の間
に、気体の通流を許容する状態に形成された柔軟性導電
材を充填して、柔軟性導電材が充填された流路部材付き
セル同士の間を燃料ガス流路として機能させる。流路部
材の付設作業は、セル単位で行うので、酸素含有ガス流
路からガス漏洩がないように確実に作業をすることがで
きる。そして、そのように流路部材が付設された流路部
材付きセルを、セル保持部材によって保持される状態で
組み付けるので、不具合箇所の発生率を更に低くするこ
とができ、その結果、請求項1、2、3又は4に記載の
特徴構成によるよりも、更に生産歩留りを向上すること
ができるようになった。
【0014】又、燃料電池の運転に伴って、セル積層体
の温度が上昇して流路部材付きセルやセル保持部材等に
反りが生じても、柔軟性導電材とその両側夫々の流路部
材付きセルとの接触状態を良好に維持して、隣接するセ
ル同士の電気的接続状態を常に良好に保つことができる
ので、請求項1、2、3又は4に記載の特徴構成により
得られる効果に加えて、燃料電池における電力のロスを
抑制することができるよという効果を奏する。又、セル
積層体の温度上昇に伴って、流路部材付きセルやセル保
持部材等が膨張したり反ったりしても、柔軟性導電材に
よって応力が発生するのを抑制することができるので、
請求項1、2、3又は4に記載の特徴構成によるより
も、更に燃料電池の信頼性を向上することができるよう
になった。
【0015】請求項6に記載の特徴構成によれば、セル
モジュールを形成するのと同時に、セル保持部材夫々の
孔及び端子部保持部材夫々の孔が、セル積層方向に一連
に連なった通路を形成することができ、その通路を、酸
素含有ガス流路夫々に酸素含有ガスを供給したり、酸素
含有ガス流路夫々から酸素含有ガスを排出させたりする
ための酸素側ガス通路として機能させることができる。
又、酸素側ガス通路は、セルモジュールにおけるセル積
層方向の両端面で開口しているので、隣合うセルモジュ
ールの酸素側ガス通路同士を簡単に連通接続することが
できる。従って、請求項5に記載の特徴構成により得ら
れる効果に加えて、燃料電池に酸素含有ガスを供給する
ためのガス供給構成を簡略化できるという効果を奏す
る。
【0016】請求項7に記載の特徴構成によれば、セル
モジュールを形成するのと同時に、複数のセル保持部材
によって、セル積層方向に延びる壁部が一対形成され
る。そして、酸素側ガス通路又は燃料側ガス通路は、単
に、板状部材を、その端縁を壁部に接続して設けること
により、区画形成することができる。つまり、酸素側ガ
ス通路は、板状部材を、その両端縁夫々を1個の壁部の
両端部夫々に接続して設けることにより、区画形成する
ことができ、燃料側ガス通路は、板状部材を、その両端
縁夫々を一対の壁部夫々に接続して設けることにより、
区画形成することができる。又、酸素側ガス通路又は燃
料側ガス通路は、セルモジュールにおけるセル積層方向
の両端面で開口しているので、隣合うセルモジュールの
酸素側ガス通路同士、又は、燃料側ガス通路同士を簡単
に連通接続することができる。従って、請求項5又は6
に記載の特徴構成により得られる効果に加えて、燃料電
池に酸素含有ガス又は燃料ガスを供給するためのガス供
給構成を簡略化することができるという効果を奏する。
【0017】請求項8に記載の特徴構成によれば、集電
部を支持部材に支持させ、そのように集電部を支持した
支持部材を、セルモジュールの端面に接触支持させて設
ける構造であるので、集電部の強度は、集電部を直接セ
ルモジュールに取り付ける構造に比べて弱くすることが
できる。導電性を備えさせるために金属等により形成さ
れる集電部は、強度を強くすると、その自重によって、
温度上昇に伴って変形する虞がある。集電部が変形する
と、流路部材付きセルに対する導電状態の接続状態が悪
化して、電力のロスが大きくなる。従って、請求項6又
は7に記載の特徴構成により得られる効果に加えて、集
電部の強度を弱くすることにより、上述の変形を抑制し
て、電力のロスを抑制することができるという効果を奏
する。又、電力取出部材がセルモジュールの端面に露出
しているので、隣合うセルモジュールの電力取出部材同
士を導電状態に接続することにより、隣合うセルモジュ
ール同士を簡単に導電状態に接続することができる。
【0018】請求項9に記載の特徴構成によれば、酸素
側ガス通路又は燃料側ガス通路は、セルモジュールにお
けるセル積層方向の両端面において、支持部材に形成さ
れたガス通路接続用孔によって開口している。従って、
ガス通路接続用孔を用いて、隣合うセルモジュールの酸
素側ガス通路同士又は燃料側ガス通路同士を簡単に連通
接続することができるので、燃料電池に酸素含有ガス又
は燃料ガスを供給するためのガス供給構成を簡略化する
ことができる。
【0019】請求項10に記載の特徴構成によれば、一
対の端子部保持部材夫々を、セルモジュールにおけるセ
ル積層方向の両端部夫々に、一対のセル保持部材夫々に
重ねる状態で設け、続いて、支持部材を、その位置決め
手段を端子部保持部材の位置決め手段に連係させて、一
対の端子部保持部材に保持させる状態で設ける。する
と、集電部が、セル積層方向に直交する方向において適
正な位置に位置決めされた状態で、流路部材付きセルに
対して導電状態に接続される。つまり、端子部を、流路
部材付きセルを積層状態に組み付ける作業と同様の作業
で組み付けることができるので、請求項8に記載の特徴
構成により得られる効果に加えて、セルモジュールの組
付け作業を簡略化することができるという効果を奏す
る。
【0020】又、集電部がセル積層方向に直交する方向
において適正な位置に位置決めされた状態で、流路部材
付きセルに対して導電状態に接続されるので、電力のロ
スを抑制することができるという効果を奏する。
【0021】請求項11に記載の特徴構成によれば、酸
素側ガス通路は、セルモジュールにおけるセル積層方向
の両端面において、端子部保持部材に形成された孔によ
って開口している。従って、端子部保持部材に形成され
た孔を用いて、隣合うセルモジュールの酸素側ガス通路
同士を簡単に連通接続することができるので、燃料電池
に酸素含有ガスを供給するためのガス供給構成を簡略化
することができる。
【0022】ところで、燃料電池は、基本的には、複数
のセルを電気的に直列接続する状態で積層状態に組み付
けて構成するものであり、セルの面積を大にするほど燃
料電池の出力電力を大にすることができる。一方、セル
の面積を大にすることは、製作面あるいはコスト面から
限度がある。そこで、複数の流路部材付きセルを、開口
端面を互いに向かい合わせた状態で面方向に列状に並置
してセル列を形成し、そのセル列の複数を互いに電気的
に直列接続する状態で積層状態に組み付けることによ
り、セルの面積の大型化を回避しながら燃料電池の大出
力化を図ることができる。
【0023】請求項12に記載の特徴構成によれば、上
述のように大出力化を図った燃料電池においても、請求
項5に記載の特徴構成により得られる効果を奏すること
ができる。
【0024】請求項13に記載の特徴構成によれば、上
述のように大出力化を図った燃料電池においても、集電
部の強度を弱くすることにより、集電部の変形を抑制し
て、電力のロスを抑制することができる。又、集電部が
セル積層方向に直交する方向において適正な位置に位置
決めされた状態で、流路部材付きセルに対して導電状態
に接続されるので、電力のロスを抑制することができ
る。
【0025】請求項14に記載の特徴構成によれば、セ
ルモジュールを形成するのと同時に、端用セル保持部材
夫々の孔、及び、端用端子部保持部材夫々の孔がセル積
層方向に一連に連なった通路を形成することができ、そ
の通路を、酸素含有ガス流路夫々に酸素含有ガスを供給
したり、酸素含有ガス流路夫々から酸素含有ガスを排出
させたりするための酸素側ガス通路として機能させるこ
とができる。又、酸素側ガス通路は、セルモジュールに
おけるセル積層方向の両端面で開口しているので、隣合
うセルモジュールの酸素側ガス通路同士を簡単に連通接
続することができる。従って、請求項13に記載の特徴
構成により得られる効果に加えて、燃料電池に酸素含有
ガスを供給するためのガス供給構成を簡略化することが
できるという効果を奏する。
【0026】
【発明の実施の形態】
〔第1実施形態〕以下、図1ないし図7に基づいて、本
発明の第1の実施の形態を説明する。固体電解質層1の
一方の面に酸素極2を備え且つ他方の面に燃料極3を備
えた燃料電池のセルC’の複数を、酸素極2に臨む側に
酸素含有ガス流路sが形成され且つ燃料極3に臨む側に
燃料ガス流路fが形成される状態で、且つ、隣合うもの
同士が導電状態に接続される状態で、セル保持部材Fに
よって互いに間隔を隔てて保持して積層状態に組み付け
ることにより、セル積層体NCを形成してある。
【0027】セル積層体NCを構成する複数のセルC’
を、複数のグループに分割し、分割したグループ夫々の
複数のセルC’がセル保持部材Fによって保持される状
態で組み付け、且つ、セル積層方向の両端部に電力取り
出し用の端子部Lを設けることにより、セルモジュール
CMを形成し、それら複数のセルモジュールCMを、隣
合うもの同士が隣合う端子部L同士で導電状態に接続さ
れる状態で並置することにより、セル積層体NCを形成
してある。
【0028】更に、セルモジュールCMにおける複数の
セルC’を、複数のグループに分割し、分割したグルー
プ夫々の複数のセルC’がセル保持部材Fによって保持
される状態で組み付けることにより、セルユニットCU
を形成し、それら複数のセルユニットCUを並置するこ
とにより、セルモジュールCMを形成してある。
【0029】先ず、図1に基づいて、燃料電池のセル
C’について説明する。平面形状が矩形板状の固体電解
質層1の一方の面に、固体電解質層1における向かい合
う一対の側縁夫々に側縁全長にわたる電解質層露出部1
aを形成する状態で、膜状又は板状の酸素極2を一体的
に貼り付け、且つ、他方の面に膜状又は板状の燃料極3
を、全面又はほぼ全面にわたって一体的に貼り付けて、
酸素極2と燃料極3とから起電力を得るための矩形三層
板状のセルC’を形成してある。
【0030】そして、セルC’における酸素極2に臨む
側に、酸素含有ガス流路sを形成すべく、流路部材とし
ての導電性セパレータ4を付設して、矩形板状の流路部
材付きセルとしてのセパレータ付セルCを形成してあ
る。
【0031】更に説明を加えると、導電性セパレータ4
は、板状部4aと、その板状部4aの両端に夫々位置す
る一対の帯状突起部4bと、それら一対の帯状突起部4
bの間に位置する複数の凸条部4cを備える状態で導電
性材料にて一体形成してある。その導電性セパレータ4
を、複数の凸条部4c夫々がセルC’の酸素極2と接触
する状態で、一対の帯状突起部4b夫々を両電解質層露
出部1a夫々に貼り付けることにより、セパレータ付セ
ルCを形成してある。そして、酸素極2と導電性セパレ
ータ4とを導電状態に接続するとともに、酸素極2と導
電性セパレータ4との間に、セパレータ付セルCにおけ
る一方の向かい合う一対の端面において開いた酸素含有
ガス流路sを形成してある。つまり、セパレータ付セル
Cは、導電性セパレータ4によって、一方の向かい合う
一対の端面が酸素含有ガス流路sが開いた開口端面とな
り、他方の向かい合う一対の端面が酸素含有ガス流路s
が閉じた閉塞端面となるように構成してある。尚、以下
の説明においては、セパレータ付セルCにおいて、酸素
含有ガス流路sが開いた端縁を開口端縁、酸素含有ガス
流路sが開いた端面を開口端面、及び、酸素含有ガス流
路sが閉じた端面を閉塞端面と夫々略記する。
【0032】導電性セパレータ4、固体電解質層1及び
燃料極3の4箇所の角部は、切り落とした形状の傾斜状
にしてあり、これによって、詳しくは後述するが、セパ
レータ付セルCの閉塞端面の両端部夫々に、傾斜部Cs
を形成してある。固体電解質層1は、3モル%程度のY
tを固溶させた正方晶のZrO2 、その他適当なものか
ら成り、酸素極2はLaMnO3 、その他適当なものか
ら成り、、燃料極3はNiとZrO2 のサーメット、そ
の他適当なものから成る。又、導電性セパレータ4は、
酸化と還元とに対する耐性に優れたLaCrO3、その
他適当なものから成る。
【0033】以下、図2ないし図7に基づいて、上述の
ように形成したセパレータ付セルCを用いてセル積層体
NCを形成する方法を説明する。図中の5は、セパレー
タ付セルCにおける一対の開口端縁夫々に配置する矩形
板状のセル保持部材である。このセル保持部材5には、
セパレータ付セルCの開口端縁を入れる差し込み部とし
て機能させる切り込み部5aと、その切り込み部5aに
臨み、且つ、セル保持部材5の厚さ方向に貫通する孔5
bを形成してある。切り込み部5aには、その切り込み
部5aに入れられるセパレータ付セルCの開口端縁の両
端夫々に隣接する閉塞端面に夫々密着させる一対の当て
付け面5cを備えさせてあり、又、切り込み部5aは、
セパレータ付セルCの厚さと略同一深さに形成してあ
る。更に、一対の当て付け面5cを、セル保持部材5の
厚さ方向視において、セパレータ付セルCの開口端縁か
ら離間するほど互いに近接する傾斜状に形成してあり、
その傾斜状の当て付け面5cに密着させることが可能な
ように、セパレータ付セルCの閉塞端面の両端夫々に、
傾斜部Csを形成してある。
【0034】又、セル保持部材5の切り込み部5aの内
面には、後述するシール材を充填するための溝5eを形
成してある。更に、図示しないが、セル保持部材5にお
ける切り込み部5aの形成面とは反対側の面にも、前記
厚さ方向視において切り込み部5aの内面の溝5eに重
なる状態で、同様の溝5eを形成してある。又、セル保
持部材5における切り込み部5aを形成した端面には、
後述する供給用燃料側ガス通路Y1形成用の凹溝5fを
形成してある。
【0035】図2に基づいて、セルユニットCUを形成
する方法について説明する。5枚のセパレータ付セルC
を、夫々の燃料極3を切り込み部5aの外側に向けて、
夫々の両側の開口端縁夫々を一対のセル保持部材5夫々
の切り込み部5aに入れた状態で、一対のセル保持部材
5に保持させて積層状態に並置し、並びに、セル積層方
向に隣接するセパレータ付セルC間に、気体の通流を許
容する状態に形成した柔軟性導電材7を充填してある。
更に、セル積層方向において、セパレータ付セルCの燃
料極3が露出する端部には、その燃料極3に対する燃料
ガス流路fを形成するために、その端部に位置する一対
のセル保持部材5夫々に夫々重ねる状態で、一対のセル
保持部材8夫々を設けてある。セル保持部材8は、前記
セル積層方向視における外形形状が、セル保持部材5と
同様となる矩形板状に形成するとともに、前記セル積層
方向視において、セル保持部材5の孔5bに重なる状態
で孔8bを、及び、凹溝5fに重なる状態で凹溝8fを
夫々形成してある。
【0036】セル積層体NCを形成する際には、セル保
持部材5の溝5e内、セル積層方向に隣接するセル保持
部材5間、及び、セル保持部材5及びセル保持部材8の
間に、図2中において破線6にて示す如く、シール材を
充填する。又、セパレータ付セルCの開口端縁をセル保
持部材5の切り込み部5aに入れる際には、セル保持部
材5をセパレータ付セルCの開口端縁に対して押し付け
ることにより、セパレータ付セルCの両側の閉塞端面の
傾斜部Cs夫々に、当て付け面5cを夫々密着させる。
【0037】柔軟性導電材7は、耐熱性、耐還元性に優
れたNiのフェルト状材、その他適当なものから成り、
気体の通流を許容する状態に形成してある。又、セル保
持部材5及びセル保持部材8は、耐熱性及び電気絶縁性
を備えたセラミック材から成る。又、シール材は、ガラ
ス材あるいはセラミック材を主成分にして成り、耐熱性
及び電気絶縁性を備え、1000°C程度に加熱するこ
とにより、接着作用するととも気密性を備えるように構
成してある。そして、上述のように組み付けた積層構造
物を、窒素ガス雰囲気にて、1000°C程度に加熱す
ることにより、シール部材の接着作用により一体化し
て、セルユニットCUを形成する。
【0038】つまり、切り込み部5aを形成することに
より残されたセル保持部材5の厚みが薄い薄肉部分5d
により、セル積層方向に隣接するセパレータ付セルC間
の間隔を保持し、その薄肉部分5dにより隣接セパレー
タ付セルC間の両側面を仕切ることにより、セパレータ
付セルC間に燃料ガス流路fを形成し、柔軟性導電材7
により、セル積層方向に隣接するセパレータ付セルCを
導電状態に接続している。又、セパレータ付セルCにお
ける酸素含有ガス流路sが開いた開口端部の周部に、そ
のセパレータ付セルCを入れているセル保持部材5の薄
肉部分5d及び一対の当て付け面5c、並びに、隣接す
るセル保持部材5の裏面をシール材を介在させた状態で
密着させることにより、酸素含有ガス流路sと燃料ガス
流路fとを気密状態に仕切ってある。燃料ガス流路f
は、セパレータ付セルCの両方の開口端面側において閉
じてあり、セパレータ付セルCの両方の閉塞端面側にお
いて開けてある。従って、一対のセル保持部材5及び一
対のセル保持部材8が、セルC’を互いに間隔を隔てた
状態で保持するセル保持部材Fとして機能する。
【0039】セルユニットCUにおいて、セル保持部材
5夫々の孔5b及びセル保持部材8の孔8bがセル積層
方向に一連に連なって形成される通路が二つ形成され、
一方の通路を酸素含有ガス流路s夫々に連通する供給用
酸素側ガス通路X1として使用し、他方の通路を酸素含
有ガス流路s夫々に連通する排出用酸素側ガス通路X2
として使用する。
【0040】そして、酸素含有ガスを供給用酸素側ガス
通路X1から酸素含有ガス流路s夫々に供給して、ガス
漏洩検査を行う。
【0041】次に、図3及び図4に基づいて、セルモジ
ュールCMを形成する方法について説明する。複数(例
えば5個)のセルユニットCUを、互いに間に柔軟性導
電材7を充填した状態で並置し、且つ、セル積層方向両
端部に端子部Lを設けることによりセルモジュールCM
を形成する。端子部Lについて、説明を加える。端子部
Lは、導電性を備え、且つ、一方の面がセパレータ付セ
ルCに対向する状態で設けられてセパレータ付セルCに
対して導電状態に接続される板状の集電部としての集電
板11と、電気絶縁性を備え、且つ、集電板11におけ
るセパレータ付セルC側とは反対側に設けられて集電板
11を支持する板状の支持部材13と、導電性を備え、
且つ、一方側が集電板11に接続されるとともに、他方
側が支持部材13における集電板11側とは反対側に位
置する状態で設けられた電力取出部材Tとから構成して
ある。
【0042】集電板11は、図6及び図7にも示すよう
に、中央部に円柱状の突起部11aを備えた矩形板状に
形成してあり、突起部11aには、内面に雌ネジ部を形
成したネジ孔を形成してある。
【0043】支持部材13は、前記セル積層方向視にお
ける外形形状が、セパレータ付セルCと略同一となる板
状に形成するとともに、中央部に、集電板11の突起部
11aを挿入するための孔を形成してある。そして、支
持部材13の孔に集電板11の突起部11aを挿入し
て、支持部材13の一方の面に集電板11を重ね、更
に、導電性を備えると共に孔を形成した出力取り出し板
14を、その孔が集電板11の突起部11aのネジ孔に
重なる状態で、支持部材13の他方の面に重ね、その状
態で、導電性を備えたボルト15を、出力取り出し板1
4の孔を通して、集電板11の突起部11aのネジ孔の
螺合することにより、支持部材13、集電板11及び出
力取り出し板14を一体化してある。つまり、電力取出
部材Tを、ボルト15と出力取り出し板14とから構成
してある。
【0044】セル積層方向の両端部において、一対の端
子部保持部材9夫々を、一対のセル保持部材5夫々に重
ねる状態、又は、一対のセル保持部材8夫々に重ねる状
態で設けてある。端子部保持部材9は、前記セル積層方
向視における外形形状が、セル保持部材5の外形形状と
同様の板状に形成してある。又、端子部保持部材9に
は、支持部材13の端縁を入れる切り込み部9aを形成
してある。又、端子部保持部材9には、前記セル積層方
向視において、セル保持部材5の凹溝5fに重なる状態
で凹溝9fを形成してある。又、端子部保持部材9に
は、前記セル積層方向視において、セル保持部材5の孔
5bと同一形状で且つ重なる状態で、孔9bを形成して
ある。セル保持部材5夫々の凹溝5f、セル保持部材8
の凹溝8f及び端子部保持部材9の凹溝9fを、前記セ
ル積層方向に一連に連ならせて、後述する供給用燃料側
ガス通路Y1形成用の凹溝M1を一対形成してある。
【0045】そして、集電板11及び出力取り出し板1
4を取り付けた支持部材13を、その両側の端縁夫々を
一対の端子部保持部材9夫々の切り込み部9aに入れた
状態で、一対の端子部保持部材9に保持させて設けてあ
る。尚、集電板11とセパレータ付セルCとの間には、
それら集電板11及びセパレータ付セルC夫々に接触す
る状態で、導電性フェルト材12を設けてある。
【0046】上述のように、支持部材13を、その両側
の端縁夫々を一対の端子部保持部材9夫々の切り込み部
9aに入れて設けた状態において、集電板11が、セパ
レータ付セルCに対して、前記セル積層方向に直交する
方向における適正な位置に位置するように、端子部保持
部材9に切り込み部9aを形成してある。
【0047】従って、一対の端子部保持部材9が、端子
部Lを保持する端子部保持部材Gとして機能する。又、
支持部材13の端縁及び端子部保持部材9の切り込み部
9aが、支持部材13を設ける際に、前記セル積層方向
に直交する方向での位置決めを行うための嵌め込み式の
位置決め手段として機能する。
【0048】端子部保持部材9及び支持部材13は、耐
熱性及び電気絶縁性を備えたセラミック材から成る。集
電板11、出力取り出し板14及びボルト15は、Ni
から成る。導電性フェルト材12は、耐熱性、耐還元性
に優れたNiのフェルト状材から成る。
【0049】図5及び図6にも示すように、切り込み部
9aは、その切り込み部9aの端面と、支持部材13に
おける、切り込み部9aに入れた部分の端面との間に間
隙が形成されるような形状に形成してある。そして、切
り込み部9aの端面と支持部材13の端面との間の間隙
には、柔軟性を備えたシール材16を充填してある。
【0050】集電板11において、一対の端子部保持部
材9の並び方向における長さは、一対の端子部保持部材
9同士の間隔、及び、一対のセル保持部材5同士の間隔
よりも小さくなるようにしてある。つまり、集電板11
は、一対の端子部保持部材9同士の間や、一対のセル保
持部材5同士の間に位置する状態となるが、その状態
で、集電板11が温度上昇に伴って熱膨張しても、応力
が発生しないようにしてある。
【0051】セルモジュールCMにおいて、セル保持部
材5夫々の孔5b、セル保持部材8の孔8b及び端子部
保持部材9の孔9bが前記セル積層方向に一連に連なっ
た通路が二つ形成され、一方の通路を供給用酸素側ガス
通路X1として使用し、他方の通路を排出用酸素側ガス
通路X2として使用する。
【0052】次に、セルモジュールCMの発電検査を行
う方法について説明する。上述のように形成したセルモ
ジュールCMを検査用基台17q上に載置する。続い
て、一対の閉塞板24夫々を、セルモジュールCMの上
部の一対の端子部保持部材9夫々に重ねる状態で、着脱
自在に設け、更に、閉塞板24と同一厚さの隔壁板25
を、両方の閉塞板24にわたって設ける。閉塞板24に
は、セル積層方向視において、端子部保持部材9の凹溝
9fに重なる状態で凹溝24fを形成してある。続い
て、側壁部18aと蓋部18bとをL字状に備えた検査
用隔壁部材18qを、側壁部18aの端縁を一対の凹溝
M1夫々に挿入し、且つ、蓋部18bを一対の閉塞板2
4、及び、隔壁板25に重ねた状態で設けることによ
り、燃料ガス流路f夫々に連通する供給用燃料側ガス通
路Y1を区画形成する。
【0053】つまり、両側の酸素側ガス通路X1,X2
夫々の下部開口部を検査用基台17qにて、上部開口部
を閉塞板24にて夫々閉塞している。又、一対の閉塞板
24、検査用隔壁部材18qの蓋部18b及び支持部材
13により形成される開口部を、隔壁板25により閉塞
している。
【0054】続いて、セルモジュールCMを内装する状
態で、検査用有底角筒状体19qを検査用基台17q上
に載置する。つまり、検査用基台17q、検査用有底角
筒状体19qにより検査用箱状体Bqを形成してあり、
セルモジュールCMを検査用箱状体Bqの内部に設けて
ある。セパレータ付セルC夫々の燃料ガス流路fの一方
の開口部は、検査用箱状体Bqの内部に臨む状態であ
り、換言すれば、燃料ガス流路fは検査用箱状体Bqの
内部空間に対して開いた状態となっている。そして、検
査用箱状体Bqの内部空間を、燃料ガス流路f夫々に連
通する排出用燃料側ガス通路Y2として使用するように
構成してある。
【0055】そして、供給用酸素側ガス通路X1には酸
素含有ガスを、供給用燃料側ガス通路Y1には燃料ガス
を夫々供給して発電させ、両側の端子部Lから電力を取
り出すことにより、発電検査を行う。発電検査を行った
後、セルモジュールCMを検査用箱状体Bqから取り出
し、更に、一対の閉塞板24、隔壁板25及び検査用隔
壁部材18qを取り外す。
【0056】次に、図5ないし図7に基づいて、燃料電
池の全体構成について説明する。上述のように形成した
セルモジュールCMの複数(例えば5個)を、隣合うも
の同士を隣合う端子部L同士で導電状態に接続する状態
で並置して、セル積層体NCを形成する。説明を加える
と、隣合うセルモジュールCM同士は、一対の端子部保
持部材9夫々に重なる状態で設けた一対のモジュール接
続部材26にて接続する。モジュール接続部材26にお
けるセル積層方向の厚さは、隣合うセルモジュールCM
夫々の端子部Lを隣合うセルモジュールCM間に収容可
能な厚さに設定し、隣合う端子部L間には、それらを導
電状態に接続する柔軟性導電材27を充填してある。
【0057】モジュール接続部材26には、セル積層方
向視において、端子部保持部材9の孔9bと同一形状で
且つ重なる状態で、孔26bを、及び、凹溝9fに重な
る状態で凹溝26fを夫々形成してある。従って、隣合
うセルモジュールCMの供給用酸素側ガス通路X1同
士、及び、排出用酸素側ガス通路X2同士は、夫々、モ
ジュール接続部材26の孔26bによって連通接続され
る。セル保持部材5夫々の凹溝5f、セル保持部材8の
凹溝8f、端子部保持部材9の凹溝9f及びモジュール
接続部材26の凹溝26fを、セル積層方向に一連に連
ならせて、供給用燃料側ガス通路Y1形成用の凹溝M1
を一対形成してある。
【0058】複数のセルモジュールCMを並置する際に
は、モジュール接続部材26と両側の端子部保持部材9
夫々との間にシール部材を充填する。尚、モジュール接
続部材26と両側の端子部保持部材9夫々との間には、
前記シール部材を溜める溝9i,26iを、モジュール
接続部材26の孔26bの全周を囲む状態で設けてあ
る。セル保持部材5夫々の孔5b、セル保持部材8の孔
8b、端子部保持部材9の孔9b及びモジュール接続部
材26の孔26bが前記セル積層方向に一連に連なった
通路が二つ形成され、一方の通路を供給用酸素側ガス通
路X1として使用し、他方の通路を排出用酸素側ガス通
路X2として使用する。
【0059】モジュール接続部材26は、耐熱性及び電
気絶縁性を備えたセラミック材から成る。柔軟性導電材
27は、Niのフェルト状材から成る。
【0060】上述のように形成したセル積層体NCを基
台17上に載置する。尚、最上部のセルモジュールCM
には、一対の閉塞板24、及び、隔壁板25を上述のよ
うに設けてある。基台17の上面には、両端部が一対の
端子部保持部材9夫々の凹溝9fに連なる状態で、凹溝
17aを形成してある。側壁部18aと蓋部18bとを
L字状に備えた隔壁部材18を、側壁部18aの端縁を
一対の凹溝M1夫々、及び、基台17の凹溝17aに挿
入し、且つ、蓋部18bを一対の閉塞板24、及び、隔
壁板25に重ねた状態で設けることにより、燃料ガス流
路f夫々に連通する供給用燃料側ガス通路Y1を区画形
成してある。 尚、凹溝M1及び凹溝17aには、シー
ル材を充填してある。
【0061】、更に、セル積層体NCを内装する状態
で、有底角筒状体19を基台17上に載置してある。つ
まり、基台17、有底角筒状体19により箱状体Bを形
成してあり、セル積層体NCを箱状体Bの内部に設けて
ある。箱状体Bの内部空間を、燃料ガス流路f夫々に連
通する排出用燃料側ガス通路Y2として使用するように
構成してある。
【0062】供給用酸素側ガス通路X1には酸素含有ガ
ス供給管20を、排出用酸素側ガス通路X2には酸素含
有ガス排出管21を、基台17を介して、夫々連通接続
してある。又、供給用燃料側ガス通路Y1には燃料ガス
供給管22を、排出用燃料側ガス通路Y2には燃料ガス
排出管23を、基台17を介して、夫々連通接続してあ
る。
【0063】〔第2実施形態〕以下、図8ないし図11
に基づいて、本発明の第2の実施の形態を説明する。セ
パレータ付セルCは、上述の第1実施形態と同様に構成
してある。セル保持部材31は、セパレータ付セルC側
とは反対側の端面に一対の凹溝31gを形成した点、及
び、孔5bに相当するものは形成していない点以外は、
第1実施形態におけるセル保持部材5と同様に形成して
ある。つまり、セル保持部材31には、セル保持部材5
と同様に、差し込み部として機能させる切り込み部31
a、当て付け面31c、薄肉部31d、溝31e及び凹
溝31fを形成してある。セル保持部材32は、セパレ
ータ付セルC側とは反対側の端面に一対の凹溝32gを
形成した点、及び、孔8bに相当するものは形成してい
ない点以外は、第1実施形態におけるセル保持部材8と
同様に形成してある。
【0064】次に、図8に基づいて、セルモジュールC
Mを形成する方法について説明する。本第2実施形態に
おいては、セルユニットCUは形成せずに、直接セルモ
ジュールCMを形成する。即ち、第1実施形態において
セルユニットCUを形成するのと同様に、セルモジュー
ルCMを構成する個数のセパレータ付セルCを、セル保
持部材31及びセル保持部材32を用いて、隣合うもの
同士が導電状態に接続される状態で積層状態に組み付け
る。
【0065】更に、セル積層方向の両端部において、一
対の端子部保持部材33夫々を、一対のセル保持部材3
2夫々に重ねる状態、又は、一対のセル保持部材31夫
々に重ねる状態で設けてある。更に、一対の蓋板34夫
々を、上部の一対の端子部保持部材33夫々に重ねる状
態で設け、蓋板34と同一厚さの隔壁板25を、両方の
蓋板34にわたって設ける。
【0066】端子部保持部材33は、セル積層方向視に
おける外形形状が、セル保持部材31と同一の形状に形
成し、蓋板34は、セル積層方向視における外形形状
が、端子部保持部材33よりもセパレータ付セルCの外
方側に突出する形状に形成してある。端子部保持部材3
3には、第1実施形態における端子部保持部材9の切り
込み部9aと同様に、位置決め手段として機能させる切
り込み部33aを形成してある。又、端子部保持部材3
3には、セル積層方向視において、セル保持部材31の
凹溝31fと重なる状態で、凹溝33fを形成し,蓋板
34にも、同様に凹溝34fを形成してある。更に、端
子部保持部材33には、セル積層方向視において、セル
保持部材31の一対の凹溝31g夫々と夫々重なる状態
で、一対の凹溝33gを形成してある。
【0067】セル保持部材31夫々の凹溝31f、セル
保持部材32の凹溝32f、端子部保持部材33の凹溝
33f、及び、蓋板34の凹溝34fをセル積層方向に
一連に連ならせて、供給用セル間流路用ガス通路Y1形
成用の凹溝M1を一対形成してある。又、セル保持部材
31夫々の一対の凹溝31g、セル保持部材32の一対
の凹溝32g、及び、端子部保持部材33の一対の凹溝
33gを、セル積層方向に一連に連ならせて、後述する
酸素側ガス通路X1,X2夫々形成用として凹溝M2を
一対ずつ形成してある。
【0068】又、蓋板34には、セル積層方向視におけ
る形状がコの字形状のスリット34hを形成してある。
スリット34hは、セル積層方向視において、その両端
部夫々が端子部保持部材33の一対の凹溝33g夫々と
重なる状態に形成してある。
【0069】端子部Lは、第1実施形態と同様に、集電
板11、支持部材13及び出力取り出し板14を一体的
に組み付けて構成してある。そして、集電板11及び出
力取り出し板14を取り付けた支持部材13を、その両
側の端縁夫々を一対の端子部保持部材33夫々の切り込
み部33aに入れて、前記セル積層方向に直交する方向
に位置決めした状態で、一対の端子部保持部材33に保
持させて設けてある。
【0070】次に、セルモジュールCMの発電検査を行
う方法について説明する。上述のように形成したセルモ
ジュールCMを、図示しないが、第1実施形態と同様
に、検査用基台17q上に載置する。続いて、検査用隔
壁部材18qを、第1実施形態と同様に設けて、供給用
燃料側ガス通路Y1を区画形成する。又、横断面形状が
コの字形状の検査用隔壁部材35qを、周縁部を、蓋板
34のスリット34h、及び、一対の凹溝M2夫々に挿
入して設けることにより、酸素側ガス通路X1,X2を
区画形成してある。スリット34h、及び、凹溝M2夫
々には、シール材を充填してある。続いて、検査用有底
角筒状体19qを、図示しないが、第1実施形態と同様
に設けて、第1実施形態と同様に発電検査を行う。発電
検査を行った後、セルモジュールCMを検査用箱状体B
qから取り出し、更に、一対の蓋板34、隔壁板25、
検査用隔壁部材18q、及び検査用隔壁部材35qを取
り外す。
【0071】次に、図9ないし図11に基づいて、燃料
電池の全体構成について説明する。上述のように形成し
たセルモジュールCMの複数を、隣合うもの同士を隣合
う端子部L同士で導電状態に接続する状態で並置して、
セル積層体NCを形成する。説明を加えると、隣合うセ
ルモジュールCM同士は、第1実施形態と同様に、一対
の端子部保持部材33夫々に重なる状態で設けた一対の
モジュール接続部材36にて接続し、隣合う端子部L間
には、第1実施形態と同様に、柔軟性導電材27を充填
してある。セルモジュールCMを並置する際には、モジ
ュール接続部材36と端子部保持部材33との間に、シ
ール部材を充填する。尚、モジュール接続部材36と端
子部保持部材33との間には、前記シール部材を溜める
ための溝36i,33iを、一対の凹溝36g間の全長
にわたって形成してある。
【0072】モジュール接続部材36には、セル積層方
向視において、端子部保持部材33の凹溝33fと重な
る状態で凹溝36fを形成し、端子部保持部材33の一
対の凹溝33g夫々と夫々重なる状態で、一対の凹溝3
6gを形成してある。
【0073】セル保持部材31夫々の凹溝31f、セル
保持部材32の凹溝32f、端子部保持部材33の凹溝
33f、モジュール接続部材36の凹溝36f、及び、
蓋板34の凹溝34fをセル積層方向に一連に連ならせ
て、供給用燃料側ガス通路Y1形成用の凹溝M1を一対
形成してある。又、セル保持部材31夫々の一対の凹溝
31g、セル保持部材32の一対の凹溝32g、及び、
モジュール接続部材36の一対の凹溝36gを、セル積
層方向に一連に連ならせて、酸素側ガス通路X1,X2
夫々形成用として凹溝M2を一対ずつ形成してある。
【0074】上述のように形成したセル積層体NCを基
台17上に載置する。尚、最上部のセルモジュールCM
には、一対の蓋板34、及び、隔壁板25を上述のよう
に設けてある。基台17の上面には、第1実施形態と同
様の凹溝17aに加えて、前記セル積層方向視におい
て、端子部保持部材33のスリット33h、及び、端子
部保持部材33の一対の凹溝33gに重なる状態で、一
対のコの字形状の凹溝17bを形成してある。そして、
隔壁部材18を、第1実施形態と同様に設けて、供給用
燃料側ガス通路Y1を区画形成してある。又、横断面形
状がコの字形状の隔壁部材35を、周縁部を、蓋板34
のスリット34h、一対の凹溝M2夫々、及び、基台1
7の凹溝17bとに挿入して設けることにより、酸素側
ガス通路X1,X2を区画形成してある。スリット33
h、凹溝M2夫々、及び、凹溝17bには、シール材を
充填してある。
【0075】又、第1実施形態と同様に、箱状体Bの内
部空間を、燃料ガス流路f夫々に連通する排出用燃料側
ガス通路Y2として夫々使用するように構成してある。
第1実施形態と同様に、酸素含有ガス供給管20、酸素
含有ガス排出管21、燃料ガス供給管22、及び、燃料
ガス排出管23を設けてある。
【0076】従って、一対のセル保持部材31、及び、
一対のセル保持部材32が、セル保持部材Fとして機能
する。又、一対の端子部保持部材33が、端子部保持部
材Gとして機能する。
【0077】〔第3実施形態〕以下、図12ないし図1
5に基づいて、本発明の第3の実施の形態を説明する。
先ず、図12に基づいて、セルモジュールCMを形成す
る方法について説明する。本第3実施形態においても、
セルユニットCUは形成せずに、直接セルモジュールC
Mを形成する。セパレータ付セルCは、上述の第1実施
形態と同様に構成してある。セル保持部材Fは、切り込
み部5aを1個設けた端用セル保持部材5Aと、切り込
み部5aをセル積層方向視において対向する一対の端縁
夫々に1個ずつ設け、且つ、それら一対の切り込み部5
aを連通させる連通接続部5jを設けた間用セル保持部
材5Bにて構成してある。
【0078】端用セル保持部材5Aは、第1実施形態に
おけるセル保持部材5と同様に形成してある。間用セル
保持部材5Bは、セパレータ付セルCの開口端縁に沿う
方向の一端部を端用セル保持部材5Aの凹溝5f形成側
の端部よりも引退させて、前記開口端縁に沿う方向の長
さを、端用セル保持部材5Aよりも短くしてある。間用
セル保持部材5Bには、セル積層方向視において、対向
する一対の端縁間にわたる溝を形成し、その溝によっ
て、一対の切り込み部5a及びそれらを連通させる連通
接続部5jを形成してある。間用セル保持部材5Bの切
り込み部5aには、端用セル保持部材5Aと同様に一対
の当て付け面5c及び溝5eを備えさせてある。
【0079】2枚のセパレータ付セルCを、夫々の開口
端面を互いに向かい合わせた状態で列状に並置し、列状
に並置した2枚のセパレータ付セルCを、夫々の列方向
の外側の開口端縁を端用セル保持部材5Aの切り込み部
5aに入れ、且つ、夫々の列方向内側の開口端縁夫々を
間用セル保持部材5Bの一対の切り込み部5a夫々に入
れた状態で、端用セル保持部材5A及び間用セル保持部
材5Bに保持させて、セル列を形成する。そして、複数
列のセル列を、セル積層方向に隣接するセパレータ付セ
ルC間に柔軟性導電材7を充填した状態で積層状態に並
置する。従って、各セパレータ付セルCの酸素含有ガス
流路sが連通接続部5jにより連通接続される。
【0080】更に、セル積層方向において、セパレータ
付セルCの燃料極3が露出する端部には、一対の端用セ
ル保持部材8Aを一対の端用セル保持部材5A夫々に重
なる状態で、及び、間用セル保持部材8Bを間用セル保
持部材5Bに重なる状態で夫々設ける。更に、セル積層
方向の両端部において、一対の端用端子部保持部材9A
夫々を、一対の端用セル保持部材5A夫々に重ねる状態
で、又は、一対の端用セル保持部材8A夫々に重ねる状
態で設け、間用端子部保持部材9Bを、間用セル保持部
材5Bに重ねる状態で、又は、間用セル保持部材8Bに
重ねる状態で設ける。
【0081】端用セル保持部材8Aは、第1実施形態に
おけるセル保持部材8と同様に形成してあり、間用セル
保持部材8Bは、セル積層方向視における外形形状が、
間用セル保持部材5Bと同一となる板状に形成してあ
る。端用端子部保持部材9Aは、第1実施形態における
端子部保持部材9Aと同様に形成してある。間用端子部
保持部材9Bは、セル積層方向視における外形形状が、
間用セル保持部材5Bと同一となる板状に形成し、その
間用端子部保持部材9Bには、セル積層方向視において
対向する一対の端縁夫々に位置決め手段として機能させ
る切り込み部9aを1個ずつ設けてある。
【0082】従って、 一対の端用セル保持部材8A及
び間用セル保持部材8Bもセル保持部材Fとして機能す
る。又、端子部保持部材Gを、一対の端用端子部保持部
材9A及び間用端子部保持部材9Bにて構成してある。
【0083】端子部Lは、第1実施形態と同様に、集電
板11、支持部材13及び出力取り出し板14を一体的
に組み付けて構成してある。そして、2個の端子部Lを
支持部材13の端縁を互いに向かい合わせた状態で面方
向に列状に並置し、列状に並置した2個の端子部Lを、
夫々の支持部材13の列方向の外側の端縁を端用端子部
保持部材9Aの切り込み部9aに入れ、且つ、夫々の列
方向内側の端縁夫々を間用端子部保持部材9Bの一対の
切り込み部9a夫々に入れて、夫々を前記セル積層方向
に直交する方向に位置決めした状態で、端用端子部保持
部材9A及び間用端子部保持部材9Bに保持させてあ
る。
【0084】次に、上述のように形成したセルモジュー
ルCMの発電検査を行う方法について説明する。セルモ
ジュールCMを、図示しないが、第1実施形態と同様
に、検査用基台17q上に載置する。一対の端用閉塞板
24A夫々を、一対の端用端子部保持部材9A夫々に重
ねる状態で設け、間用閉塞板24Bを、間用端子部保持
部材9Bに重ねる状態で設け、隔壁板25を、端用端子
部保持部材9Aと間用端子部保持部材9Bとにわたって
設ける。続いて、検査用隔壁部材18qを第1実施形態
と同様に設けて、供給用燃料側ガス通路Y1を区画形成
する。更に、図示しないが、第1実施形態と同様に、検
査用有底角筒状体19qを設けて、第1実施形態と同様
に発電検査を行う。発電検査を行った後、セルモジュー
ルCMを検査用箱状体Bqから取り出し、更に、一対の
端用閉塞板24A、間用閉塞板24B、隔壁板25及び
検査用隔壁部材18qを取り外す。
【0085】次に、図13ないし図15に基づいて、燃
料電池の全体構成について説明する。上述のように形成
したセルモジュールCMの複数を、隣合うもの同士を隣
合う端子部L同士で導電状態に接続する状態で並置し
て、セル積層体NCを形成する。説明を加えると、隣合
うセルモジュールCM同士は、一対の端用端子部保持部
材9A夫々に重なる状態で設けた一対の端用モジュール
接続部材26A、及び、間用端子部保持部材9Bに重な
る状態で設けた間用モジュール接続部材26Bにて接続
し、隣合う端子部L間には、第1実施形態と同様に、柔
軟性導電材27を充填してある。端用モジュール接続部
材26Aは、第1実施形態におけるモジュール接続部材
26と同様に形成してあり、間用モジュール接続部材2
6Bは、セル積層方向視における外形形状が、間用端子
部保持部材9Bと同一となる板状に形成してある。従っ
て、隣合うセルモジュールCMの供給用酸素側ガス通路
X1同士、及び、排出用酸素側ガス通路同士が、夫々端
用モジュール接続部材26Aの孔26bにて連通接続さ
れる。
【0086】上述のように形成したセル積層体NCを基
台17上に載置する。尚、最上部のセルモジュールCM
には、一対の端用閉塞板24A、間用閉塞板24B及び
隔壁板25を設けてある。そして、隔壁部材18を、第
1実施形態と同様に設けて、供給用燃料側ガス通路Y1
を区画形成してある。又、第1実施形態と同様に、箱状
体Bの内部空間を、燃料ガス流路f夫々に連通する排出
用燃料側ガス通路Y2として使用するように構成してあ
る。又、第1実施形態と同様に、酸素含有ガス供給管2
0、酸素含有ガス排出管21、燃料ガス供給管22、及
び、燃料ガス排出管23を設けてある。
【0087】〔第4実施形態〕以下、図16ないし図2
0に基づいて、本発明の第4の実施の形態を説明する。
先ず、図16に基づいて、セルモジュールCMを形成す
る方法について説明する。本第4実施形態においても、
セルユニットCUは形成せずに、直接セルモジュールC
Mを形成する。セパレータ付セルCは、上述の第1実施
形態と同様に構成してある。セル保持部材5は、後述す
る燃料側ガス通路Y1,Y2形成用の凹溝5fを、切り
込み部5aの両側夫々に形成した点以外は、第1実施例
と同様に形成してある。セル保持部材8は、一対の凹溝
8f夫々をセル保持部材5の一対の凹溝5f夫々に重な
る状態で形成した点以外は、第1実施例と同様に形成し
てある。
【0088】そして、第1実施形態において、セルユニ
ットCUを形成するのと同様に、セルモジュールCMを
構成する個数のセパレータ付セルCを、セル保持部材5
を用いて、隣合うもの同士が導電状態に接続される状態
で積層状態に組み付ける。セル積層方向の両端部夫々
に、一対のセル保持部材8夫々を一対のセル保持部材5
夫々に重ねる状態で設ける。更に、2枚の板状体28夫
々を、夫々の端縁を一対の凹溝M1夫々に挿入して設け
ることにより、供給用燃料側ガス通路Y1及び排出用燃
料側ガス通路Y2を夫々区画形成する。つまり、セルモ
ジュールCMにおいて、複数のセル保持部材5及びセル
保持部材8がセル積層方向に積層状態に並置されること
により、セル積層方向に延びる壁部Wが一対形成され、
板状体28を、その両側端縁夫々を一対の壁部W夫々に
接続する状態で設けることにより、供給用燃料側ガス通
路Y1及び排出用燃料側ガス通路Y2を夫々区画形成し
てある。
【0089】端子部Lは、図20にも示すように、下記
のように支持部材13を形成した点、及び、支持部材1
3と、集電板11、ボルト15及び出力取り出し板14
との接触部分に電気絶縁材29を充填した点以外は、第
1実施形態と同様に形成してある。支持部材13は、一
対のセル保持部材8夫々の全面に重なる面積を備えた矩
形板状に耐熱性の金属にて形成し、供給用酸素側ガス通
路X1、及び、排出用酸素側ガス通路X2、供給用燃料
側ガス通路Y1、排出用燃料側ガス通路Y2夫々におけ
るセル積層方向端部の開口部に夫々臨む4個のガス通路
接続用孔13a、両端夫々が一対の凹溝M1夫々に重な
る一対のスリット13bを形成してある。そして、支持
部材13を、板状体28の端縁をスリット13bに挿入
した状態で、一対のセル保持部材8夫々に接触支持させ
て設けてある。集電板11とセパレータ付セルCとの間
には、第1実施形態と同様に、導電性フェルト材12を
充填してある。
【0090】更に、セル積層方向の一方の端部に設けた
支持部材13に、4個の筒形状のモジュール接続部材3
0を、夫々の開口部をガス通路接続用孔13a夫々に連
通させる状態で付設してある。
【0091】次に、セルモジュールCMの発電検査を行
う方法について説明する。上述のように形成したセルモ
ジュールCMを、モジュール接続部材30側を下側にし
て、検査用基台(図示せず)上に載置し、上側の支持部
材13の4個のガス通路接続用孔13aを閉塞する閉塞
板24を、着脱自在に設ける。尚、図示しないが、前記
検査用基台には、載置したセルモジュールCMの供給用
酸素側ガス通路X1に連通する酸素含有ガス供給管、排
出用酸素側ガス通路X2に連通する酸素含有ガス排出
管、供給用燃料側ガス通路Y1に連通する燃料ガス供給
管、及び、排出用燃料側ガス通路Y2に連通する燃料ガ
ス排出管を夫々設けてあり、前記酸素含有ガス供給管に
酸素含有ガスを、前記燃料ガス供給管に燃料ガスを夫々
供給して発電試験を行う。発電検査を行った後、セルモ
ジュールCMを前記検査用基台から取り外し、更に、閉
塞板24を取り外す。
【0092】次に、図17ないし図19に基づいて、燃
料電池の全体構成について説明する。上述のように形成
したセルモジュールCMの複数を、隣合うもの同士を隣
合う端子部L同士で導電状態に接続する状態で並置し
て、セル積層体NCを形成する。説明を加えると、隣合
うセルモジュールCM同士は、4個のモジュール接続部
材30にて接続するとともに、隣合うセルモジュールC
Mの供給用酸素側ガス通路X1同士、排出用酸素側ガス
通路X2同士、供給用燃料側ガス通路Y1同士、及び、
排出用燃料側ガス通路Y2同士を夫々、モジュール接続
部材30にて連通接続する。隣合う端子部L間には、第
1実施形態と同様に、柔軟性導電材27を充填してあ
る。
【0093】上述のように形成したセル積層体NCを基
台17上に載置する。最上部のセルモジュールCMに
は、閉塞板24を設けてある。又、第1実施形態と同様
に、酸素含有ガス供給管20、酸素含有ガス排出管2
1、燃料ガス供給管22及び燃料ガス排出管23を設け
てある。
【0094】〔別実施形態〕 次に別実施形態を説明する。
【0095】(ロ) セル保持部材Fの具体構成は、上
記の第1実施形態において例示した一対のセル保持部材
5及び一対のセル保持部材8、並びに、上記の第2実施
形態において例示した一対のセル保持部材31及び一対
のセル保持部材32以外に、種々の構成が可能である。
例えば、1個のセル保持部材Fにて、セパレータ付セル
Cの周縁部を保持するように構成してもよい。
【0096】(ハ) 上記の各実施形態では、セル保持
部材Fに切り込み部5a,31aを形成して、その切り
込み部5a,31aを、セパレータ付セルCの開口端縁
を入れる差し込み部として機能させることにより、セル
保持部材Fを一体型で差し込み部を備えた構造とする場
合について例示した。これに代えて、図21ないし図2
3に示すように、セル保持部材Fをセパレータ付セルC
間の間隔を保持する間隔保持用板状部材41と、セパレ
ータ付セルCの両側の閉塞端面に夫々当て付ける一対の
当て付け用板状部材42とを別体で備えて、それら間隔
保持用板状部材41と一対の当て付け用板状部材42と
により、セパレータ付セルCの開口端縁を入れる差し込
み部を形成するように構成してもよい。当て付け用板状
部材42の厚さは、セパレータ付セルCの厚さと同一又
は略同一に形成してある。この場合は、セパレータ付セ
ルCに傾斜部Csを形成する必要がない。
【0097】図21ないし図23は、上述のように構成
したセル保持部材Fを用いてセルユニットCUを形成す
る場合を例示している。セルユニットCUにおいて、セ
ル積層方向の両端部夫々に、セル保持部材Fとして機能
する一対の間隔保持用板状部材43夫々を、一対の当て
付け用板状部材42及びセパレータ付セルCに重ねる状
態で設ける。セルユニットNCにおいて、間隔保持用板
状部材41、一対の当て付け用板状部材42及び板状部
材43がセル積層方向に並置されることにより、セル積
層方向に延びる壁部Wが一対形成される。
【0098】そして、セル積層方向視において、コの字
形状に屈曲形成した板状部材44を、その両端縁夫々
を、一対の壁部W夫々に接続して設けることにより、燃
料側ガス通路Y1を区画形成する。又、板状部材44
を、その両端縁夫々を1個の壁部Wの両端部夫々に接続
して設けることにより、酸素側ガス通路X1,X2夫々
を区画形成する。この場合は、セルユニットCUに、燃
料側ガス通路Y1、酸素側ガス通路X1,X2を設けて
あるので、それらを用いて、ガス漏洩検査を簡単に行う
ことができる。
【0099】セルモジュールCMは、上述のように構成
したセルユニットCUの複数を、互いの間に柔軟性導電
材7を充填した状態で並置し、且つ、セル積層方向の両
端部に端子部Lを設けることにより形成する。その際、
隣合う燃料側ガス通路Y1同士、隣合う酸素側ガス通路
X1同士、及び、隣合う酸素側ガス通路X2同士を夫々
連通接続する。従って、燃料側ガス通路Y1、酸素側ガ
ス通路X1,X2を備えたセルモジュールCMを形成す
ることができる。
【0100】(ニ) 燃料側ガス通路Y1,Y2、及
び、酸素側ガス通路X1,X2を形成する構造は、上記
各実施形態において例示した構造以外にも種々の構造が
可能である。例えば、上記の第1、第3及び第4実施形
態において、セル積層方向における厚さがセル保持部材
5と同一で、且つ、セル積層方向視における形状がコの
字等の形状の枠形成部材を、その両端部夫々を一対のセ
ル保持部材5夫々の端部に夫々密着接合する状態でセル
積層方向に積層状態に並置することにより、燃料側ガス
通路Y1,Y2を形成してもよい。又、上記の第2実施
形態において、前記枠形成部材を、その両端部夫々をセ
ル保持部材5の両端部夫々に密着接合する状態でセル積
層方向に積層状態に並置することにより、酸素側ガス通
路X1,X2を形成してもよい。
【0101】(ホ) 端子部Lの具体構成は、上記の各
実施形態において例示した構成以外にも種々の構成が可
能である。例えば、第1ないし第3実施形態において、
支持部材13を金属製とし、その支持部材13と集電板
11、ボルト15及び出力取り出し板14との接触部分
に、第4実施形態と同様に電気絶縁材29を介在させて
構成してもよい。
【0102】(ヘ) 端子部保持部材Gの具体構成は、
上記の第1実施形態において例示した一対の端子部保持
部材9、並びに、上記の第2実施形態において例示した
一対の端子部保持部材33以外に、種々の構成が可能で
ある。例えば、1個の端子部保持部材Gにて、支持部材
13を接触支持するように構成してもよい。
【0103】(ト) 位置決め手段の具体構成は、上記
の各実施形態において例示した構成以外にも種々の構成
が可能である。例えば、端子部保持部材G及び支持部材
13のいずれか一方に、位置決めピンを立設し、他方
に、その位置決めピンを挿入する孔を形成することによ
り構成してもよい。あるいは、凸状の係合部、及び、そ
れに係合される凹状の係合部を、端子部保持部材G及び
支持部材13に各別に設けてもよい。
【0104】(チ) 上記の第1実施形態において、セ
ルユニットCUを形成せずに、直接セルモジュールCM
を形成してもよい。又、上記の第2実施形態や第3実施
形態において、上記の第1実施形態と同様にセルユニッ
トCUを形成し、そのセルユニットCUの複数を並置す
ることによりセルモジュールCMを形成してもよい。
【0105】(リ) 上記の第1実施形態において、セ
ルユニットCUを構成するセパレータ付セルCの個数
は、5個に限定されるものではなく適宜変更可能であ
る。又、セルモジュールCMを構成するセルユニットC
Uの個数も、5個に限定されるものではなく適宜変更可
能である。又、セルモジュールCM間で、セルモジュー
ルCMを構成するセルユニットCUの個数を異ならせて
もよい。又、セル積層体NCを構成するセルモジュール
CMの個数も、5個に限定されるものではなく適宜変更
可能である。
【0106】(ヌ) 上記の第2実施形態において、セ
ルモジュールCMを構成するセパレータ付セルCの個数
は、適宜設定可能である。又、セルモジュールCM間
で、セルモジュールCMを構成するセパレータ付セルC
の個数を異ならせてもよい。又、セル積層体NCを構成
するセルモジュールCMの個数も、適宜設定可能であ
る。
【0107】(ル) 上記の第3実施形態において、セ
ル列を構成するセパレータ付セルCの個数は、適宜設定
可能である。又、セルモジュールCMを構成するセル列
の個数も、適宜設定可能である。又、セル積層体NCを
構成するセルモジュールCMの個数も、適宜設定可能で
ある。
【0108】(ヲ) 上記の第3実施形態において、間
用セル保持部材5B、間用セル保持部材8B、間用端子
部保持部材9B及び間用モジュール接続部材26B夫々
に、セル積層方向視において互いに重なる状態で、且
つ、セル積層方向に貫通する状態で孔を形成することに
より、セル積層方向に一連に連なる通路を形成する。そ
して、この通路を、供給用酸素側ガス通路X1及び排出
用酸素側ガス通路X2のうち、端用セル保持部材5Aの
孔5b、端用セル保持部材8Aの孔8b、端用端子部保
持部材9Aの孔9b及び端用モジュール接続部材26A
の孔26b夫々がセル積層方向に一連に連なって形成さ
れる通路により使用するガス通路とは異なるガス通路と
して使用してもよい。又、前記孔を形成した間用セル保
持部材5B、及び、前記孔を形成していない間用セル保
持部材5Bを混在させて、セル列を形成してもよい。
【0109】(ワ) 上記の第1実施形態において、セ
ルユニットCUを形成する際、あるいは、セルモジュー
ルCMを形成する際のセル積層方向は、上下方向に限定
されるものではなく、例えば、横方向でもよい。又、上
記の各実施形態では、セル集積体NCを、セル積層方向
を上下方向に向けた状態で箱状体Bの内部に設ける場合
について例示したが、セル積層方向を横方向に向けた状
態で設けてもよい。
【0110】(カ) 上記の第4実施形態において、セ
ルモジュールCMには、排出用燃料側ガス通路Y2を設
けずに、上記の第1実施形態と同様に、箱状体Bの内部
空間を排出用燃料側ガス通路Y2として使用するように
構成してもよい。
【0111】(ヨ) 上記の第4実施形態においては、
4個の筒形状のモジュール接続部材30を夫々別体にて
形成する場合について例示したが、4個の筒形状のモジ
ュール接続部材30を一体的に形成してもよい。
【0112】(タ) 上記の各実施形態では、導電性セ
パレータ4をセルC’の酸素極2に臨む側に付設してセ
パレータ付セルCを構成する場合について例示したが、
これに代えて、セルC’における燃料極3に臨む側に、
燃料ガス流路fを形成すべく、導電性セパレータ4を付
設しても良い。
【0113】(レ) セルC’の酸素極2に臨む側に酸
素含有ガス流路sを区画形成する酸素側導電性セパレー
タを、燃料極3に臨む側に燃料ガス流路fを区画形成す
る燃料側導電性セパレータを夫々配置し、それら酸素側
導電性セパレータ及び燃料側導電性セパレータを間隔保
持部材Gとして機能させるように構成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態における燃料電池のセルの構成を
示す斜視図
【図2】第1実施形態におけるセルユニットの構成を示
す分解斜視図
【図3】第1実施形態におけるセルモジュールの構成を
示す分解斜視図
【図4】第1実施形態におけるセルモジュールの発電検
査の行うための構成を示す斜視図
【図5】第1実施形態における燃料電池の全体構成を示
す横断平面図
【図6】図5におけるイ−イ矢視図
【図7】図5におけるロ−ロ矢視図
【図8】第2実施形態におけるセルモジュールの構成を
示す分解斜視図
【図9】第2実施形態における燃料電池の全体構成を示
す横断平面図
【図10】図9におけるハ−ハ矢視図
【図11】図9におけるニ−ニ矢視図
【図12】第3実施形態におけるセルモジュールの構成
を示す分解斜視図
【図13】第3実施形態における燃料電池の全体構成を
示す横断平面図
【図14】図13におけるホ−ホ矢視図
【図15】図13におけるヘ−ヘ矢視図
【図16】第4実施形態におけるセルモジュールの構成
を示す分解斜視図
【図17】第4実施形態における燃料電池の全体構成を
示す横断平面図
【図18】図17におけるト−ト矢視図
【図19】図17におけるチ−チ矢視図
【図20】第4実施形態における端子部を示す縦断面図
【図21】別実施形態におけるセルユニットの構成を示
す分解斜視図
【図22】別実施形態におけるセルユニットの構成を示
す斜視図
【図23】別実施形態におけるセルユニットの構成を示
す一部切り欠き平面図
【符号の説明】
1 電解質層 2 酸素極 3 燃料極 4 流路部材 5a,31a 差し込み部 5b,8b 孔 5j 連通接続部 5A 端用セル保持部材 5B 間用セル保持部材 7 柔軟性導電材 9a,33a 位置決め手段 9b 孔 9A 端用端子部保持部材 9B 間用端子部保持部材 11 集電部 13 支持部材 13a ガス通路接続用孔27 柔軟性導電材 28,44 板状部材 f 燃料ガス流路 s 酸素含有ガス流路 C 流路部材付きセル C’ セル CM セルモジュール CU セルユニット F セル保持部材 G 端子部保持部材 L 端子部 T 電力取出部材 X1,X2 酸素側ガス通路 Y1,Y2 燃料側ガス通路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01M 8/00 - 8/24

Claims (14)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電解質層の一方の面に酸素極を備え且つ
    他方の面に燃料極を備えた燃料電池のセルの複数が、前
    記酸素極に臨む側に酸素含有ガス流路が形成され且つ前
    記燃料極に臨む側に燃料ガス流路が形成される状態で、
    且つ、隣合うもの同士が導電状態に接続される状態で、
    セル保持部材によって互いに間隔を隔てて保持されて積
    層状態に組み付けられた燃料電池であって、 前記複数のセルが、複数のグループに分割され、 分割されたグループ夫々の複数のセルが前記セル保持部
    材によって保持される状態で組み付けられ、且つ、セル
    積層方向の両端部に電力取り出し用の端子部が設けられ
    ることにより、セルモジュールが形成され、 それら複数のセルモジュールが、隣合う端子部間にそれ
    らを導電状態に接続する柔軟性導電材が充填された状態
    で並置されることにより、隣合うセルモジュール同士が
    隣合う端子部同士で導電状態に接続される状態で並置さ
    れている燃料電池。
  2. 【請求項2】 前記セルモジュールにおける複数のセル
    が、複数のグループに分割され、 分割されたグループ夫々の複数のセルが前記セル保持部
    材によって保持される状態で組み付けられることによ
    り、セルユニットが形成され、 それら複数のセルユニットが並置されることにより、前
    記セルモジュールが形成されている請求項1記載の燃料
    電池。
  3. 【請求項3】 前記セルモジュールに、前記酸素含有ガ
    ス流路夫々に連通する酸素側ガス通路、又は、前記燃料
    ガス流路夫々に連通する燃料側ガス通路が設けられてい
    る請求項1又は2記載の燃料電池。
  4. 【請求項4】 前記複数のセルモジュールが、隣合うセ
    ルモジュールの前記酸素側ガス通路同士又は前記燃料側
    ガス通路同士が連通接続される状態で並置されている請
    求項3記載の燃料電池。
  5. 【請求項5】 前記セルにおける前記酸素極に臨む側
    に、前記酸素含有ガス流路を形成すべく、導電性部分を
    備えた流路部材が付設され、 その流路部材が付設された流路部材付きセルは、矩形板
    状に形成され、並びに、前記流路部材によって、前記流
    路部材付きセルにおける一方の向かい合う一対の端面が
    前記酸素含有ガス流路が開いた開口端面となり、且つ、
    他方の向かい合う一対の端面が前記酸素含有ガス流路が
    閉じた閉塞端面となるように構成され、 前記セル保持部材が、前記流路部材付きセルにおける前
    記酸素含有ガス流路が開いた開口端縁夫々に配置すべ
    く、一対設けられ、 前記セル保持部材に、前記流路部材付きセルの厚さと同
    一又は略同一に形成されて、前記開口端縁が入れられる
    差し込み部が設けられ、 前記流路部材付きセルの複数が、夫々の前記開口端縁を
    前記差し込み部に入れた状態で前記セル保持部材に保持
    されて、前記燃料ガス流路を形成すべく互いに間隔を隔
    てて積層状態に組み付けられ、 前記燃料ガス流路が、前記一対の開口端面側において前
    記一対のセル保持部材にて閉じられ、且つ、前記一対の
    閉塞端面側において開けられるように構成され、 前記セル積層方向に隣接する流路部材付きセル間に、気
    体の通流を許容する状態に形成された柔軟性導電材が充
    填されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の燃料
    電池。
  6. 【請求項6】 前記セル保持部材が、前記差し込み部に
    臨み、且つ、前記セル積層方向に貫通する孔を備えるよ
    うに構成され、 前記セルモジュールにおいて、前記セル保持部材夫々の
    前記孔が前記セル積層方向に一連に連なって形成される
    通路を、前記酸素含有ガス流路夫々に連通する酸素側ガ
    ス通路として機能させるように構成されている請求項5
    記載の燃料電池。
  7. 【請求項7】 前記セルモジュールにおいて、複数のセ
    ル保持部材が前記セル積層方向に積層状態に並置される
    ことにより、前記セル積層方向に延びる壁部が一対形成
    され、 板状部材が、その端縁が前記壁部に接続される状態で設
    けられることにより、前記酸素含有ガス流路夫々に連通
    する酸素側ガス通路、又は、前記燃料ガス流路夫々に連
    通する燃料側ガス通路が区画形成される請求項5又は6
    記載の燃料電池。
  8. 【請求項8】 前記端子部は、導電性を備え、且つ、一
    方の面が前記流路部材付きセルに対向する状態で設けら
    れて前記流路部材付きセルに対して導電状態に接続され
    る板状の集電部と、前記集電部における前記流路部材付
    きセル側とは反対側に設けられて前記集電部を支持する
    板状の支持部材と、導電性を備え、且つ、一方側が前記
    集電部に接続されるとともに、他方側が前記支持部材に
    おける前記集電部側とは反対側に位置する状態で設けら
    れた電力取出部材とから構成され、 前記支持部材が、前記集電部が前記流路部材付きセルに
    対して導電状態に接続される状態で、前記セルモジュー
    ルにおける前記セル積層方向の端面に接触支持される状
    態で設けられている請求項6又は7記載の燃料電池。
  9. 【請求項9】 前記支持部材に、前記酸素側ガス通路に
    おける前記セル積層方向端部の開口部に臨むガス通路接
    続用孔、又は、前記燃料側ガス通路における前記セル積
    層方向端部の開口部に臨むガス通路接続用孔が形成され
    ている請求項8記載の燃料電池。
  10. 【請求項10】 前記集電部が前記流路部材付きセルに
    対して導電状態に接続される状態で、前記支持部材を接
    触支持する一対の端子部保持部材夫々が、前記セルモジ
    ュールにおける前記セル積層方向の両端部夫々に、一対
    のセル保持部材夫々に重ねる状態で設けられ、 前記支持部材及び前記端子部保持部材夫々に、前記支持
    部材を設ける際に、前記セル積層方向に直交する方向で
    の位置決めを行うための位置決め手段が設けられている
    請求項8記載の燃料電池。
  11. 【請求項11】 前記端子部保持部材が、前記セル積層
    方向視において、前記セル保持部材の前記孔に重なる状
    態で、前記セル積層方向に貫通する孔を備えるように構
    成されている請求項10記載の燃料電池。
  12. 【請求項12】 前記セル保持部材は、前記差し込み部
    が1個設けられた端用セル保持部材と、前記差し込み部
    が前記セル積層方向視において対向する一対の端縁夫々
    に1個ずつ設けられ、且つ、それら一対の差し込み部を
    連通させる連通接続部が設けられた間用セル保持部材に
    て構成され、 複数の前記流路部材付きセルが、前記開口端面を互いに
    向かい合わせた状態で面方向に列状に並置され、 列状に並置された前記複数の流路部材付きセルが、列方
    向両端部夫々の前記流路部材付きセルにおける外側の開
    口端縁を前記端用セル保持部材の差し込み部に入れ、且
    つ、列方向に隣接する前記流路部材付きセルにおける互
    いに対向する開口端縁夫々を前記間用セル保持部材の一
    対の差し込み部夫々に入れた状態で、前記端用セル保持
    部材及び前記間用セル保持部材に保持され、 列方向に隣接する前記流路部材付きセル夫々の酸素含有
    ガス流路が、前記連通接続部によって連通接続され、 前記端子部が、前記セル積層方向の端部における前記複
    数の流路部材付きセル夫々に対して設けられている請求
    項5記載の燃料電池。
  13. 【請求項13】 前記端子部は、導電性を備え、且つ、
    一方の面が前記流路部材付きセルに対向する状態で設け
    られて前記流路部材付きセルに対して導電状態に接続さ
    れる板状の集電部と、前記集電部における前記流路部材
    付きセル側とは反対側に設けられて前記集電部を支持す
    る板状の支持部材と、導電性を備え、且つ、一方側が前
    記集電部に接続されるとともに、他方側が前記支持部材
    における前記集電部側とは反対側に位置する状態で設け
    られた電力取出部材とから構成され、 前記セルモジュールにおける前記セル積層方向の両端部
    夫々に、端用端子部保持部材が前記端用セル保持部材に
    重ねる状態で、間用端子部保持部材が前記間用セル保持
    部材に重ねる状態で、夫々設けられ、 前記支持部材は、集電部が前記流路部材付きセルに対し
    て導電状態に接続される状態で、両端縁夫々が前記端用
    端子部保持部材及び前記間用端子部保持部材夫々、又
    は、一対の前記間用端子部保持部材夫々に接触支持され
    て設けられ、 前記支持部材、前記端用端子部保持部材及び前記間用端
    子部保持部材夫々に、前記支持部材を設ける際に、前記
    セル積層方向に直交する方向での位置決めを行うための
    位置決め手段が設けられている請求項12記載の燃料電
    池。
  14. 【請求項14】 前記端用セル保持部材が、前記差し込
    み部に臨み、且つ、前記セル積層方向に貫通する孔を備
    えるように構成され、 前記端用端子部保持部材が、前記セル積層方向視におい
    て前記端用セル保持部材の前記孔に重なる状態で、且
    つ、前記セル積層方向に貫通する孔を備えるように構成
    され、 前記端用セル保持部材夫々の前記孔、及び、前記端用端
    子部保持部材夫々の前記孔が前記セル積層方向に一連に
    連なって形成される通路を、前記酸素含有ガス流路夫々
    に連通する酸素側ガス通路として機能させるように構成
    されている請求項13記載の燃料電池。
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