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JP3111169B2 - 電気接続箱のコネクタ結合構造 - Google Patents
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JP3111169B2 - 電気接続箱のコネクタ結合構造 - Google Patents

電気接続箱のコネクタ結合構造

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JP3111169B2
JP3111169B2 JP08324061A JP32406196A JP3111169B2 JP 3111169 B2 JP3111169 B2 JP 3111169B2 JP 08324061 A JP08324061 A JP 08324061A JP 32406196 A JP32406196 A JP 32406196A JP 3111169 B2 JP3111169 B2 JP 3111169B2
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Sumitomo Electric Industries Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コネクタ結合部付
近のバスバー等の配索を効率的に行える電気接続箱のコ
ネクタ結合構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車用ワイヤーハーネス等を種々の電
装品に分岐接続するのに用いられる電気接続箱は、分岐
接続点を1箇所に集中させて、配線を合理的かつ経済的
に分岐接続するものであり、ワイヤーハーネスの高密度
化に伴って、車種別又は用途別に種々の型式のものが開
発されている。
【0003】上記のような電気接続箱の外壁には、図4
(A)に示すような固定コネクタ2が設けられていて、
この固定コネクタ2に、ワイヤーハーネスを接続した可
動コネクタ3を結合するようになっている。
【0004】上記電気接続箱1内には、絶縁板4を介し
て多数のバスバー5が配索され、各バスバー5から折り
曲げた接続端子5a,…,5aの先端を、固定コネクタ
2のコネクタ嵌入部2aの結合面2bに臨ませている。
【0005】また、特願平8−40078号の接続構造
に記したように、可動コネクタ3内には、ワイヤーハー
ネスに接続した接続端子(不図示)が設けられ、この接
続端子の先端を可動コネクタ3の結合面3bに臨ませて
いる。この可動コネクタ3は、枠状のホルダー6内で結
合・反結合方向にスライド自在に支持されて、ホルダー
6内の両側部に設けた支えランス6a,6aで所定のス
ライド位置に係止保持されている。
【0006】そして、図4(B)に示すように、ホルダ
ー6を把持して結合方向に移動させると、可動コネクタ
3が固定コネクタ2のコネクタ嵌入部2aに挿入され
て、可動コネクタ3の結合面3bが固定コネクタ2の結
合面2bに当接することにより、両コネクタ2,3の接
続端子どうしが電気的に接続されるようになる。
【0007】なお、可動コネクタ3に支点ピン8で揺動
レバー9を支持し、この揺動レバー9の力点ピン10を
可動コネクタ3のガイド溝3cに係合させて、可動コネ
クタ3を固定コネクタ2に結合させるとき、固定コネク
タ2の嵌入部2aの作用点ピン11に揺動レバー9の作
用点ガイド溝9aを係合させることにより、可動コネク
タ3も結合挿入力を低減させることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ホ
ルダー6の各支えランス6aは固定コネクタ2の嵌入部
2aの各貫通穴2dに突入するから、図4(B)に示し
たように、電気接続箱1内のバスバー5に突き当たらな
いように、電気接続箱1の外壁を突入寸法aだけ厚く
(嵩上げ)する必要があるので、電気接続箱1が大型化
する。
【0009】また、バスバー5は、各支えランス6aを
避けて配索する必要があるので、配索の自由度が制限さ
れる。さらに、各貫通穴2dから雨水等や埃が電気接続
箱1内に侵入するおそれがある。
【0010】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたもので、電気接続箱が大型化せず、バスバーの配索
の自由度が向上すると共に、雨水等が侵入するおそれも
無い電気接続箱のコネクタ結合構造を提供することを課
題とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、ホルダーで支持した可動コネクタをホル
ダーの支えランスで所定位置に係止保持して、このホル
ダーを結合方向へ移動させながら可動コネクタを電気接
続箱の固定コネクタに結合するときに、支えランスによ
る可動コネクタの係止保持を解除して、ホルダーととも
に可動コネクタを結合方向へ移動させて固定コネクタに
結合するようにした電気接続箱のコネクタ結合構造にお
いて、上記支えランスは、ホルダーで結合・反結合方向
へ移動可能に支持して、可動コネクタの係止保持位置で
仮係止すると共に、上記ホルダーを可動コネクタの結合
後に結合方向へ移動させたとき、支えランスが可動コネ
クタの係止解除部に当接して仮係止が解除され、ホルダ
ーだけが結合方向へ移動されるようにしたことを特徴と
する電気接続箱のコネクタ結合構造を提供するものであ
る。
【0012】上記構成によれば、支えランスを移動でき
るようにして、固定コネクタに可動コネクタが結合され
た後に、ホルダーをさらに結合方向へ移動させると、支
えランスの仮係止が解除されてホルダーだけが結合方向
へ移動されるようになり、支えランスは、固定コネクタ
の結合面以上に結合方向へ移動しないから、従来のよう
な貫通穴が不要となる。
【0013】また、請求項2のように、上記支えランス
は、ホルダーのポケット状支持凹部で結合・反結合方向
へ移動可能に支持して、この支持凹部と支えランスの係
止凹凸部の係合で仮係止されると共に、上記ホルダーを
反結合方向へ移動させて可動コネクタの結合を解除する
とき、可動コネクタの挟着部で支えランスが支持凹部か
ら引き出されて再び係止保持位置で仮係止されるように
することができる。
【0014】上記構成によれば、ホルダーの反結合方向
への移動に連動して支えランスを再び係止保持位置に仮
係止できる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して詳細に説明する。
【0016】なお、図4以下の従来技術と同一構成・作
用の箇所は同一番号を付して詳細な説明は省略する。
【0017】図1に示すように、電気接続箱1の外壁1
aに設けられる固定コネクタ2は、コネクタ嵌入部2a
の結合面2bに従来のような貫通穴2dを形成しておら
ず、したがって、外壁1aを従来のように突入寸法aだ
け厚くする必要が無いので、その分だけ薄くなってい
る。これに伴い、バスバー5から折り曲げた接続端子5
aの折り曲げ高さも低くなっている。
【0018】上記ホルダー6の両側部には、従来のよう
に支えランスを一体成形しておらず、支えランス12は
別体で成形している。
【0019】図2(B)(C)に示すように、上記支え
ランス12の裏面には、幅方向の中央部に、長さ方向に
貫通する凹溝12aが形成され、この凹溝12aの後部
に係止凹部12bが形成されている。また、支えランス
12の幅方向の両側縁部には、斜め後方へ羽根状に突出
するばね片部12c,12cが一体成形されている。
【0020】上記ホルダー6の両側部の後部には、上記
支えランス12の後部を前後(結合・反結合)方向へ移
動可能に支持するポケット状支持凹部6cが形成され、
この支持凹部6cの前両側には支えランス12の各ばね
片部12cが当接する拡大凹部6fが形成されて、各ば
ね片部12cのばね力により支えランス12ががたつか
ないように保持される。
【0021】上記支持凹部6c内には、上記支えランス
12が可動コネクタ3を所定位置に係止保持した状態
で、支えランス12の係止凹部12bが係合する係止凸
部6dが形成されて、図3(B)のように、係止凹部1
2bが係止凸部6dに係合したときに、支えランス12
がこの状態で仮係止される。図3(C)のように、この
仮係止が解除されて支えランス12がストロークbで後
方に移動されたときには、支えランス12の後端が支持
凹部6cの底面6eに当接して抜け止めされる。なお、
支えランス12の凹溝12aは、支持凹部6cの係止凸
部6dの逃げ用溝である。
【0022】一方、上記可動コネクタ3のハウジング3
Aの両側部には、図2(A)及び図3(A)に示すよう
に、ホルダー6だけの前(結合)方向への移動時に、ホ
ルダー6の支持凹部6cが嵌まり込む切込み3dが形成
されると共に、ホルダー6に仮係止した支えランス12
の裏面が干渉しないように逃げる凹溝3eが形成されて
いる。
【0023】また、上記凹溝3eの両側壁と平行に上記
切込み3d内に突出するリブ3f,3fを設けて、この
各リブ3fをホルダー6だけの移動時に支持凹部6c内
の両側に差し込んで、支えランス12の各ばね片部12
cを内方に強制的に弾性変形させる。そして、切込み3
dの前端部3gで支えランス12の先端12eを押し
て、図3(C)のように、支えランス12の仮係止を強
制的に解除しながら、支えランス12を後方に移動させ
ることができる。
【0024】上記各リブ3fの先端には、上記係止凹部
12bと係止凸部6dの仮係止力よりも弱く、各ばね片
部12cのばね力よりも強い力で支えランス12の両側
縁部を挟着する挟着突起部3hが形成されている。
【0025】上記のように構成したコネクタ結合構造の
作用を次に説明する。
【0026】図1に示したように、上記ホルダー6の各
支えランス12は結合方向に引き出され、係止凹部12
bが係止凸部6dに係合した仮係止状態で、可動コネク
タ3を所定位置に係止保持している。
【0027】この状態でホルダー6を把持して結合方向
に移動させると、可動コネクタ3が固定コネクタ2のコ
ネクタ嵌入部2aに挿入されて、可動コネクタ3の結合
面3bが固定コネクタ2の結合面2bに当接することに
より、両コネクタ2,3の接続端子どうしが電気的に接
続されるようになる。
【0028】上記可動コネクタ3の結合面3bが固定コ
ネクタ2の結合面2bに当接した後に、ホルダー6だけ
をやや強い力で結合方向に移動させると、可動コネクタ
3の各リブ3fが支持凹部6c内に差し込まれて、支え
ランス12の各ばね片部12cを内方に弾性変形させ
る。
【0029】ついで、切込み3dの前端部3gで支えラ
ンス12の先端12eが押されて、係止凹部12bと係
止凸部6dによる仮係止を強制的に解除しながら支えラ
ンス12が後方へ移動される。このとき、各リブ3fの
挟着突起部3hで支えランス12の両側縁部が挟着され
る。
【0030】上記ホルダー6は、係止凹部6bが固定コ
ネクタ2のコネクタ嵌入部2aの係止凸部2cに係止さ
れることにより、固定コネクタ2に係止されるようにな
る。
【0031】上記のように、固定コネクタ2に可動コネ
クタ3が結合された後に、ホルダー6をさらに結合方向
へ移動させることにより、支えランス12の仮係止が解
除されてホルダー6だけが結合方向へ移動されるように
なり、支えランス12は、固定コネクタ2の結合面2b
以上に結合方向へ移動しないから、従来のような貫通穴
が不要となる。
【0032】これにより、電気接続箱1の外壁1aを支
えランス12の突入寸法aだけ厚くする必要がなくなる
ので、電気接続箱1が小型化する。
【0033】また、バスバー5は、従来のように貫通穴
2dから突入する支えランス6aを避けて配索する必要
がなくなるので、配索の自由度が向上する。さらに、貫
通穴2dが無いので、雨水等が電気接続箱1内に侵入す
るおそれがなくなる。
【0034】一方、ホルダー6を反結合方向に移動させ
て可動コネクタ3の結合を解除するときには、ホルダー
6の移動に連動して、可動コネクタ3の挟着突起部3h
で支えランス12が支持凹部6cから引き出されて、係
止保持位置で再び係止凹部12bが係止凸部6dに係合
して仮係止されるから、手操作で支えランス12を係止
保持位置に仮係止する必要がなくなる。
【0035】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本発
明のコネクタ結合構造は、固定コネクタに可動コネクタ
が結合された後に、ホルダーをさらに結合方向へ移動さ
せると、支えランスの仮係止が解除されてホルダーだけ
が結合方向へ移動されるようにしたから、支えランスが
固定コネクタの結合面以上に結合方向へ移動しないの
で、従来のような貫通穴が不要となり、電気接続箱の外
壁を支えランスの突入寸法だけ厚くする必要がなくなる
ので、電気接続箱が小型化するようになる。
【0036】また、バスバーは、従来のように貫通穴か
ら突入する支えランスを避けて配索する必要がなくなる
ので、配索の自由度が向上するようになると共に、貫通
穴が無いので雨水等が電気接続箱内に侵入するおそれが
なくなる。
【0037】請求項2のように、ホルダーを反結合方向
へ移動させて可動コネクタの結合を解除するとき、可動
コネクタの挟着部で支えランスを支持凹部から引き出す
ようにすると、ホルダーの反結合方向への移動に連動し
て支えランスを再び係止保持位置に仮係止できるから、
手操作で支えランスを係止保持位置に仮係止する必要が
なくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のコネクタ結合構造であり、(A)は
結合前の平面断面図、(B)は結合後の平面断面図であ
る。
【図2】 (A)は可動コネクタの側部の断面斜視図、
(B)は支えランスを仮係止したホルダーの側部の断面
斜視図、(C)は支えランスを仮係止する前のホルダー
の側部の断面斜視図である。
【図3】 (A)は可動コネクタの側部の内面図、
(B)は支えランスが仮係止状態のホルダーの側部の内
面図、(C)は支えランスが後方移動したホルダーの側
部の内面図である。
【図4】 従来のコネクタ結合構造であり、(A)は結
合前の平面断面図、(B)は結合後の平面断面図であ
る。
【符号の説明】
1 電気接続箱 2 固定コネクタ 2c 係止凸部 3 可動コネクタ 3g 前端部(係止解除部) 3h 挟着突起部 6 ホルダー 6c 支持凹部 6c 係止凸部 12 支えランス 12b 係止凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−306589(JP,A) 実開 平4−5067(JP,U) 実開 平4−5066(JP,U) 実開 平3−95578(JP,U) 実開 平7−23935(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/56 - 13/72

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ホルダーで支持した可動コネクタをホル
    ダーの支えランスで所定位置に係止保持して、このホル
    ダーを結合方向へ移動させながら可動コネクタを電気接
    続箱の固定コネクタに結合するときに、支えランスによ
    る可動コネクタの係止保持を解除して、ホルダーととも
    に可動コネクタを結合方向へ移動させて固定コネクタに
    結合するようにした電気接続箱のコネクタ結合構造にお
    いて、 上記支えランスは、ホルダーで結合・反結合方向へ移動
    可能に支持して、可動コネクタの係止保持位置で仮係止
    すると共に、上記ホルダーを可動コネクタの結合後に結
    合方向へ移動させたとき、支えランスが可動コネクタの
    係止解除部に当接して仮係止が解除され、ホルダーだけ
    が結合方向へ移動されるようにしたことを特徴とする電
    気接続箱のコネクタ結合構造。
  2. 【請求項2】 上記支えランスは、ホルダーのポケット
    状支持凹部で結合・反結合方向へ移動可能に支持して、
    この支持凹部と支えランスの係止凹凸部の係合で仮係止
    されると共に、上記ホルダーを反結合方向へ移動させて
    可動コネクタの結合を解除するとき、可動コネクタの挟
    着部で支えランスが支持凹部から引き出されて再び係止
    保持位置で仮係止されるようにした請求項1に記載の電
    気接続箱のコネクタ結合構造。
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