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JP3131357B2 - レーザ加工方法 - Google Patents
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JP3131357B2 - レーザ加工方法 - Google Patents

レーザ加工方法

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JP3131357B2
JP3131357B2 JP07093681A JP9368195A JP3131357B2 JP 3131357 B2 JP3131357 B2 JP 3131357B2 JP 07093681 A JP07093681 A JP 07093681A JP 9368195 A JP9368195 A JP 9368195A JP 3131357 B2 JP3131357 B2 JP 3131357B2
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優 金岡
融 村井
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、レーザビームにより
被加工物の切断加工を行うレーザ加工方法に関するもの
で、主として被加工物の所定位置に切断箇所のスタート
点である貫通穴を開ける際に、貫通穴開口部近傍に発生
する溶融金属除去を行うレーザ加工方法に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】被加工物の所定位置に、切断箇所のスタ
ート点である貫通穴(ピアシング穴)を形成し、この貫
通穴からレーザビーム切断加工を行うピアシング加工に
おいて、一般的にスタート点に貫通穴を開けるピアシン
グを行うピアシング工程と、このピアシング工程後に、
貫通穴から任意の形状に切断加工を行う切断加工工程と
からなる。従来、炭素鋼やステンレス鋼等の厚板におけ
るレーザ加工では、ピアシング工程による貫通穴の加工
中に、ピアシングの過程で生じる溶融金属が、被加工物
表面上の貫通穴周囲に堆積する。そのため、ピアシング
工程後の切断加工工程時において、溶融金属が堆積した
金属部分を切断加工する際に加工不良が発生するため、
以下に示す手法を用いていた。
【0003】図9は例えば特開平5−123885号公
報に示された従来のレーザ加工方法に用いられるレーザ
加工装置を示した装置構成図である。図において、1は
レーザビームLを発振し、出射するレーザ発振器、2は
レーザ発振器1から出射されるレーザビームLを案内す
るミラー、3はミラー2により案内されたレーザビーム
Lが入射されるレンズ4を有した加工ヘッド3、5はレ
ンズ4によって下方の焦点において集光されたレーザビ
ームLを照射(出射)することにより被加工物Wを加工
するとともに、アシストガスAをレーザビームLと同軸
上のレーザビームの照射点に噴射するレーザ照射手段で
あるノズル、6はレーザビームLによる溶融の促進及び
溶融金属除去のためのアシストガスAを供給するアシス
トガス供給装置、7は加工ヘッド3を加工経路に沿っ
て、例えば、X、Y、Z方向へ複数軸方向へ複数軸制御
するサーボ制御回路、8はノズル5あるいはノズル5の
近傍に設けられ、ノズル5の先端から被加工物Wの表面
までの距離が検出するギャップセンサ、9はギャップセ
ンサ8により検出された検出データに基づいてレーザ加
工時のギャップ量が予め設定された値となるようにノズ
ル5の高さを制御するギャップコントローラ、10はサ
ーボ制御回路7を介して加工ヘッド3のZ軸方向すなわ
ち光軸方向に移動させて、ノズル5の先端と被加工物W
の表面との距離を制御すると共に、レーザ発振制御回路
11により、レーザ発振器1から出力されるレーザビー
ムLの出力値を制御するNC装置、11はレーザ発振器
1から出力されるレーザビームLの出力値を制御するレ
ーザ発振制御回路である。
【0004】図において、レーザ発振器1から出射され
るレーザビームLは、ミラー等で案内されて加工ヘッド
3の加工レンズ4に入射され、このレンズ4によってノ
ズル5の外方向の焦点において集光される。又、加工ヘ
ッド3にはアシストガス供給装置6からアシストガスA
がノズル5からレーザビームLと同軸上のレーザビーム
の照射点に噴射されて、被加工物Wが加工される。ま
た、加工ヘッド3は、サーボ制御回路7により加工経路
に沿って、例えばX、Y、Z方向へ複数軸制御される。
これと同時に、ノズル5あるいはノズル5の近傍に設け
られたギャップセンサ8により、ノズル5の先端から被
加工物Wの表面までの距離、すなわちギャップ量が検出
され、その検出データに基づいてギャップコントローラ
9により、加工時のギャップ量が所定量となるようにノ
ズル5の高さが制御される。
【0005】さらに、被加工物W上にピアシングを行う
場合、NC装置10により、サーボ制御回路7を介し
て、加工ヘッド3のZ軸方向すなわち光軸方向に移動さ
せて、ノズル5の先端と被加工物Wの表面との間のギャ
ップ量を制御する。(図10(a)参照) それと同時に、レーザ発振制御回路11により、レーザ
発振器1から出力されるレーザビームLの出力値を制御
しながらレーザ加工を以下のように行う。
【0006】図10は材料表面に堆積した溶融金属を除
去するための概念図であり、図11(a)はZ軸の高さ
(焦点の高さ)、図11(b)はレーザ発振出力、図1
1(c)はアシストガス圧の関係を示す図である。レー
ザビームLにより被加工物Wの切断加工を行うレーザ加
工方法において、ピアシング開始時には図10の鎖線及
び図11(a)に示すように、加工ヘッド3を所定高さ
位置にセットした後、被加工物Wに貫通穴hを形成す
る。この貫通穴hが形成された後、加工ヘッド3を図9
の実線で示すように上方に所定高さだけ瞬時に移動させ
ると共に、レーザ発振器1の出力を図11(b)に示す
ようにピアシング時よりも低下させ、図11(c)に示
すように、アシストガス供給装置6から供給されるアシ
ストガスAの圧力をピアシング時よりも高くして、加工
ヘッド3を図11(a)に示すように徐々に下降させ
る。この最上昇位置にある加工ヘッド3から噴射される
アシストガスAの強い圧力によって、被加工物Wの貫通
穴h開口部近傍に付着した溶融状態の溶融金属が外方向
へ飛散除去する。その後、加工ヘッド3を切断高さ位置
で停止し、この状態で被加工物Wの切断加工に移行す
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】一般に、金属材料のレ
ーザビーム吸収率は、図12の自由電子論により算出し
た種々の金属の10.6μmに対する吸収率の温度依存
性を示した関係図(レーザ加工技術解説書:溶接協会)
に示すように、レーザビームLを照射する金属材料の温
度に大きく依存する。例えば、Feの特性において、1
00゜Kでは吸収率が約0.01であるものが、170
0゜Kでは0.12に達し、更に溶融が起きると0.9
に達する。また、焦点位置と被加工物表面でのレーザビ
ームLが照射される部分のエネルギー密度との間には、
被加工物に対するレーザビームLの焦点がぼやけるほ
ど、レーザビームLの照射面積が大きくなり、そのエネ
ルギー密度は小さくなる。
【0008】そこで、被加工物Wと照射されるレーザビ
ームLの特性から、従来のピアシング終了後にレーザビ
ームL照射を停止し、加工ヘッド3を上昇させ、レーザ
ビームLを照射しながら加工ヘッド3を降下させる従来
の加工方法では、レーザビームLと被加工物Wとの焦点
の関係は、図13に示されるようになる。加工ヘッド3
が所定高さ位置上昇した状態(図13(a))から、レ
ーザビームLを被加工物W表面の貫通穴h開口部近傍の
溶融金属に照射しながら、次第と加工ヘッド3を下降し
ていく(図13(b)、(c))と、溶融金属に対する
エネルギー密度が次第と高くなり、レーザビームLの吸
収と溶融が促進される。
【0009】その結果、被加工物W表面の貫通穴h開口
部近傍の溶融金属は、過剰に溶融され、その過剰に溶融
された溶融金属は爆発的に貫通穴hを拡大してしまう。
そのため、被加工物Wの切断加工を良好に行うことが出
来ず、高品質な被加工物の仕上がり品を得ることが出来
ない場合があった。また、貫通穴hの拡大により、異常
燃焼が誘発され、被加工物Wの貫通穴h周囲から粒状の
溶融金属であるスパッタが上方に向かって噴出し、ノズ
ル5に付着してしまう場合があり、ノズル5のレーザビ
ームLの照射及びアシストガスAの噴射が妨げられると
いった場合があった。さらに、レーザビームLと同軸上
のアシストガスAの噴射のみによって、溶融金属を飛散
除去することができない場合もあった。
【0010】この発明は、上述のような課題を解決する
ためになされたもので、第1の目的は、被加工物に貫通
穴を設けるピアシング工程から、被加工物を切断加工す
る切断加工工程に移行する際に、被加工物表面の貫通穴
開口部近傍に堆積した溶融金属を、過剰溶融することな
く除去することができるレーザ加工方法を得るものであ
る。また、第2の目的は、溶融金属の除去の際に発生す
るスパッタのノズルへの付着を防止することができるレ
ーザ加工方法を得るものである。さらに、第3の目的
は、溶融金属の除去の際に、確実に溶融金属を飛散除去
することができるレーザ加工方法を得ることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係るレーザ加
工方法においては、被加工物にレーザビームを照射し、
その所定箇所に貫通穴を形成する第1工程と、この第1
工程により上記貫通穴開口部近傍に発生した溶融金属に
対し、上記レーザビームをビーム径を徐々に拡大しなが
ら照射すると共に、上記アシストガスを上記レーザビー
ムの照射点に噴射する第2工程と、この第2工程後、上
記レーザビーム及び上記アシストガスの照射及び噴射を
停止させる第3工程と、この第3工程後、上記レーザビ
ーム及びアシストガスを再度照射及び噴射し、上記被加
工物を上記貫通穴位置から、切断加工する第4工程と、
を備えたものである。
【0012】また、第2工程は、被加工物へレーザビー
ムを照射する照射手段を上昇させ、それに伴うレーザビ
ームの焦点位置の上昇により、ビーム径を徐々に拡大す
るようにしたものである。
【0013】さらに、第2工程において、アシストガス
の噴射軸と異なる軸方向からサイドガスをレーザ照射点
に噴射するようにしたものである。
【0014】
【作用】上記のように構成されたレーザ加工方法におい
ては、被加工物の所定箇所に貫通穴をピアシングにより
形成した後、レーザビームの焦点を被加工物上からずら
し、ビーム径を徐々に拡大しながら被加工物の貫通穴開
口部近傍に発生する溶融金属に対し、レーザビームによ
るエネルギー密度を減少させつつ、レーザビームの照射
を行い続け、かつアシストガスは被加工物のレーザビー
ム照射点に噴射し続けるので、貫通穴開口部近傍の不要
な溶融金属は過剰な溶融が発生しない程度に溶融される
ことにより、結合力が低下し、かつ、アシストガスによ
り飛散除去することができる。
【0015】また、レーザビームを照射したままレーザ
照射手段を昇降手段により上昇させ、レーザビームの焦
点位置を貫通穴からずらすことにより、貫通穴開口部近
傍に発生する不要な溶融金属を過剰な溶融が発生しない
程度に飛散除去すると共に、溶融金属からのレーザ照射
手段の距離を次第と離し、溶融金属の飛散によるレーザ
照射手段に対しての障害を減少させることができる。
【0016】さらに、アシストガスのみでは飛散除去す
ることができなかった溶融金属でも、レーザビームと同
軸上からはアシストガスの噴射、アシストガスの噴射軸
とは異なる軸方向からはサイドガスの噴射により、被加
工物上の溶融金属にはガスが多方向から噴射され、確実
に飛散除去することができる。
【0017】
【実施例】
実施例1.図1は、この発明の一実施例であるレーザ加
工方法を示すための、加工ヘッド3のZ軸方向への高さ
(a)、レーザ発振器1のレーザ発振出力(b)、アシ
ストガス供給装置6のアシストガスAの圧力(c)の関
係を示した関係図である。図1を用いて、従来と同様に
構成されたレーザ加工装置(図9参照)において、溶融
金属の除去に関する動作を中心に詳細に説明する。図に
おいて、被加工物WにレーザビームLを照射し、その所
定箇所に貫通穴hを形成する第1工程である“イ”のピ
アシング工程開始時点から“ロ”の貫通穴hの形成が終
了するピアシング終了時点までのピアシング加工では、
貫通穴h(ピアシング穴)の穴あけに要するピアシング
時間の短縮、かつ異常燃焼による加工不良の発生防止の
ための条件設定から、加工ヘッド3のZ軸方向への高
さ、レーザ発振器1のレーザ発振出力、アシストガス供
給装置6からのアシストガス圧をそれぞれ一定に制御
し、被加工物Wに貫通穴hを形成する。
【0018】ピアシング工程の内、貫通穴hが形成され
た“ロ”の時点から、貫通穴h開口部近傍の溶融金属の
飛散除去が終了した“ハ”の時点までの第2工程に、第
1工程により上記貫通穴h開口部近傍に発生した溶融金
属に対し、レーザビームLをビーム径を徐々に拡大しな
がら照射すると共に、アシストガスAを噴射する所定時
間t1の期間、図に示されるように、加工ヘッド3を徐
々に上方に所定高さだけ移動させ、レーザ発振器1のレ
ーザ発振出力もピアシング加工終了時の出力値のままと
なるように調整する。なお、アシストガス供給装置6か
ら供給されるアシストガスAの圧力もピアシング加工終
了時と同じ圧力となるように調整する。この間に、ピア
シング加工の際に、被加工物Wの貫通穴h開口部近傍に
堆積(付着)した溶融金属が、レーザビームLによって
溶融されると共に、アシストガスAの噴射によって完全
に除去される。
【0019】その後、貫通穴h開口部近傍の溶融金属の
飛散除去が終了した“ハ”の時点では、第3工程とし
て、レーザ発振器1のレーザ発振出力とアシストガス供
給装置6からのアシストガスAの供給を停止し、加工ヘ
ッド3を徐々に切断加工工程の切断加工に適した位置ま
で降下させる。(図1(a)参照) 加工ヘッド3の降下が終了する“ニ”の時点に来ると、
“ホ”の時点までの所定時間t2の期間、レーザ発振器
1からのレーザ発振をすることなく、アシストガス供給
装置6からのアシストガスAの圧力を、ピアシング加工
時のピアシング加工圧力及び切断加工工程時のアシスト
ガス圧よりも高くして、貫通穴hに噴射する。この強い
圧力のアシストガスAによって、貫通穴h内部に存在す
る酸化した金属を除去し、かつ貫通穴h周囲の温度を低
下させ、切断加工工程での不良発生率を低下させ、ピア
シング工程を終了する。そして、“ホ”の時点に達する
と、第4工程である切断加工工程に移行されるので、加
工ヘッド3のZ軸方向の高さ、レーザ発振器1のレーザ
発振出力及びアシストガス供給装置6からのアシストガ
ス圧力を、切断加工に要する所定の値として、再度照射
及び噴射し、切断加工を行う。
【0020】次に実際の数値を用いて、溶融金属の飛散
除去について説明する。被加工物Wの材質を“SS40
0”、板厚を“12mm”、貫通穴hを“0.8mm”
とした場合、図1におけるピアシング(“イ”〜
“ロ”)の際には、レーザ出力は“700W”、アシス
トガス圧は“0.2kg/cm2 ”と設定する。レーザ
出力及びアシストガス圧を上述のように設定することに
より、板厚“12mm”の被加工物Wに径が“0.8m
m”の貫通穴をあけることができる。その後、図におけ
る吹き飛ばしの工程(“ロ”〜“ハ”)で、加工ヘッド
3を“10m/min”の上昇速度で、Z軸方向へ“3
0mm”上昇させ、それと同時に、レーザ出力及びアシ
ストガス圧を一定のまま出力し続ける。その結果、被加
工物Wの貫通穴h開口部近傍に堆積していた溶融金属
は、過剰溶融することなく飛散除去することができる。
【0021】溶融金属の飛散除去が終了したら、加工ヘ
ッド3を切断加工工程を行うための所定の高さに移動さ
せ(“ハ”〜“ニ”)、その後“2kg/cm2 ”のア
シストガスAを貫通穴hに対して約1秒ほど噴射
(“ニ”〜“ホ”)し、ピアシング工程を終了する。そ
して、レーザビームLのレーザ出力を“1800W”、
アシストガスAのアシストガス圧を“0.4〜0.5k
g/cm2 ”に制御し、切断加工工程に移行する。
【0022】次に、図2の加工ヘッド3のZ軸方向の高
さとレーザビームLの焦点との関係を示した関係図を用
いて、レーザビームLの径について説明する。ピアシン
グ加工(図1における“イ”〜“ロ”の時点)では、レ
ーザビームLの焦点が被加工物Wを照射して貫通穴hを
形成する。(図2(a)参照) その後、ピアシング加工から切断加工工程に移行するま
で(図1における“ロ”〜“ハ”の時点)には、レーザ
ビームLの焦点は被加工物Wを直接照射せず、焦点がず
れたレーザビームLが被加工物Wの貫通穴h開口部近傍
の溶融金属に対してレーザビーム径を徐々に拡大しなが
ら照射する。(図2(a)〜(b)参照) そのため、レーザビームLの照射によるエネルギー密度
が加工ヘッド3の上昇にともない低下するので、被加工
物Wの貫通穴h開口部近傍の溶融金属において、レーザ
ビームの吸収が少なくなり、レーザビームLの照射によ
る過剰な溶融が発生せず、スパッタが発生することな
く、アシストガスAのレーザビームLの照射点への噴射
により、被加工物W表面の貫通穴h開口部近傍の溶融金
属の盛り上がりを飛散除去することができる。
【0023】例えば、図3は、図4で示される条件のも
と、上述した従来方法及び本発明の加工方法における、
各板厚の場合における被加工物Wに100回のピアシン
グ加工を行った際の加工不良の発生する割合、すなわち
加工不良率を表わした比較図である。図に示されるよう
に、板厚が9mm以下では、従来方法及び本実施方法と
ではは共に差がなく、ともに良好である。しかし、板厚
が9mm以上となってしまうと、従来方法での加工不良
率が大幅に増加する傾向にあるが、本発明による方法で
はわずかに不良率が増加しているのに過ぎず、板厚22
mmでも加工不良率は約7.5%である。
【0024】上述した本実施例の方法により、被加工物
W表面の貫通穴h周囲の溶融金属の過剰溶融を防止し、
異常燃焼を誘発することなくスパッタの発生を抑え、か
つ、溶融金属の盛り上がりの除去が短時間に容易に行
え、かつ板厚に左右されることなく加工不良を抑えるこ
とができる。また、被加工物Wの表面の貫通穴h周囲の
溶融金属の除去が確実に行われるので、加工ヘッド3近
傍に設けられているギャップセンサ8が、被加工物Wと
加工ヘッド3との間の正確なギャップを検出することが
でき、安定したギャップコントロールのもとで被加工物
Wの切断が円滑に行われ、加工精度が向上する。さら
に、加工ヘッド3は上昇しながら溶融金属を飛散除去す
るので、溶融金属の位置と、加工ヘッド3の位置は次第
と離れていくので、吹き飛ばしにともない飛散された溶
融金属が加工ヘッド3と接触することがない。
【0025】なお、上記実施例で示した加工ヘッド3の
Z軸方向への高さ、レーザ発振器1のレーザ発振出力、
およびアシストガス供給装置6からのアシストガス圧の
ピアシング工程と切断加工工程の条件の関係は、被加工
物Wの材質、板厚によって様々なパターンがあり、本実
施例ではその一例を示したまでであり、加工対象の被加
工物Wに対する加工状態によって、レーザビーム出力や
アシストガス圧を増加させたり、低下させてもいい。ま
た、ピアシング工程後の切断加工工程前のアシストガス
Aの高圧条件も、被加工物Wの材質、板厚によっては低
圧条件でも可能な場合がある。
【0026】実施例2.本実施例では、第1工程である
ピアシング加工時(図5における“イ”〜“ロ”の時
点)に、瞬間的に貫通穴hの被加工物Wを広範囲に溶融
排出できるようにするべく、図5(a)、(b)、
(c)に示すように加工ヘッド3のZ軸方向への高さ、
レーザ発振器1のレーザ発振出力、アシストガス供給装
置6からのアシストガス圧を制御する場合を示したその
他の実施例であり、実際には、ピアシング加工(“イ”
〜“ロ”)において、実施例1に比べて、レーザ発振器
1は被加工物Wを一気に加工させるための大きなレーザ
発振出力(実際には、2000W)、アシストガス供給
装置6からのアシストガス圧は酸化反応を一気に進行さ
せるために高圧条件となるように設定している。
【0027】レーザ出力が大きく、かつアシストガス圧
が高圧であるので、被加工物Wに加工される貫通穴h
が、実施例1で示した貫通穴hの径(0.8mm)以上
の大きな径(実際には、3mm)で素早く形成すること
ができる。この貫通穴hが形成された後、実施例1と同
様に第2工程である“ロ”〜“ハ”の時点に加工ヘッド
3を図5(a)に示すように上方に所定高さだけ移動さ
せるとともに、レーザ発振出力は、図5(b)に示すよ
うにピアシング終了時の出力値より小さな出力に変更
し、所定時間t3の間照射し続けるとともに、アシスト
ガス供給装置6から供給されるアシストガスAの圧力は
図5(c)に示すように、ピアシング工程時と同様の圧
力で所定時間t3の間噴射し続ける。そのため、この
“ロ”〜“ハ”の時点の間、ピアシング加工において被
加工物Wのピアシング穴表面付近に付着した溶融金属
が、レーザビームLによって溶融され、かつアシストガ
スの噴射によって完全に除去される。
【0028】その後、ピアシング穴表面付近の溶融金属
の除去が終了した“ハ”の時点では、第3工程としてレ
ーザ発振器1のレーザ発振出力とアシストガス供給装置
6からのアシストガスAの供給を停止し、加工ヘッド3
を徐々に切断加工工程の切断加工に適した位置まで降下
させる。(図5(a)参照) 加工ヘッド3の降下が終了する“ニ”の時点に来ると、
“ホ”の時点までの所定時間t4の期間、レーザ発振器
1からのレーザ発振をすることなく、アシストガス供給
装置6からのアシストガスAの圧力を、ピアシング工程
時のピアシング加工圧力よりも高くして、貫通穴hに噴
射する。この強い圧力のアシストガスAによって、貫通
穴h内部に存在する酸化した金属を除去し、かつ貫通穴
h周囲の温度を低下させ、ピアシング工程から切断加工
工程に移行する際の不良発生率を低下させる。そして、
第4工程である“ホ”の時点に達すると、切断加工工程
に移行されるので、加工ヘッド3のZ軸方向の高さ、レ
ーザ発振器1のレーザ発振出力及びアシストガス供給装
置6からのアシストガスA圧力を、切断加工に要する所
定の値として、切断加工を行う。
【0029】本実施例では、大きな径の貫通穴が短時間
で得られ、かつ被加工物W表面の貫通穴h開口部近傍の
溶融金属の盛り上がりの除去が、溶融金属が過剰溶融す
ることによるスパッタの発生を抑えつつ、短時間に容易
に行え、加工不良の誘発を起こさない。また、被加工物
Wの表面の貫通穴h開口部近傍の溶融金属の除去が確実
に行われるので、加工ヘッド3近傍に設けられているギ
ャップセンサ8が、被加工物Wと加工ヘッド3との間の
正確なギャップを検出することができ、安定したギャッ
プコントロールのもとで被加工物Wの切断が円滑に行わ
れ、加工精度が向上する。
【0030】ピアシングの条件は被加工物を一気に貫通
させる条件を使用するが、そのためにはCW(コンティ
ニアル・ウェーブ:連続波)とパルスの区別はしない。
本実施例では、溶融金属の除去のためにレーザ発振出力
をピアシング工程と同一であることを示したが、溶融金
属の付着が強固な材料では、レーザ発振出力を増加さ
せ、付着力が弱い場合はレーザ発振出力を低下させても
いい。さらに、アシストガス圧も溶融金属の付着力にあ
わせて同様の設定をしてもいい。
【0031】実施例3.本実施例では、図6のZ軸高さ
を示すパラメータを用いて、ピアシング工程から切断加
工工程に移行する際に、加工ヘッド3から出力されるレ
ーザビームLの出力時間Tを定義する。レーザビームL
の出力時間Tは、レーザビームLを貫通穴hの溶融金属
に対して拡大照射するために加工ヘッド3を上昇させて
いる時間tと、加工ヘッド3を所定の高さに保持し、貫
通穴h開口部近傍の溶融金属の溶融を促進させるための
滞在時間Δtとから決定される。
【0032】一般に、加工ヘッド3を上昇させる速度
(例えば、図5“ロ”〜“ハ”の時点)は、サーボ制御
回路7を介してNC制御装置10により決定され、か
つ、加工ヘッド3の上方への移動量は、予めレーザビー
ムLの拡大照射との関係から定められているので、加工
ヘッド3を上昇させる時間tは決定される。この加工ヘ
ッドを上昇させる時間tの間に、初め、レーザビームL
の焦点が直接貫通穴h開口部近傍の溶融金属に照射され
たビーム照射部のエネルギー密度が高い状態から、加工
ヘッド3の上昇にともない、レーザビームLの焦点が貫
通穴h開口部近傍の溶融金属に直接照射されなくなり、
ビーム照射部のエネルギー密度が低い状態へと変位す
る。
【0033】レーザビームLの焦点が直接貫通穴h開口
部近傍の溶融金属に照射されると、その貫通穴h開口部
近傍の溶融金属が瞬時に溶融する。溶融が一旦発生する
と、ビーム吸収率が増加するため、徐々に加工ヘッド3
の上昇にともなうビーム照射部のエネルギー密度が低く
なっていっても、貫通穴h開口部近傍の溶融金属を十分
に溶融現象を継続して実施できる。
【0034】本実施例では、上述した作用動作により、
加工ヘッド3を上昇させながらでも、貫通穴h開口部近
傍の溶融金属は溶融現象を継続して行えるので、必ずし
も加工ヘッド3が上昇した状態で、所定の高さに保持
し、貫通穴h開口部近傍の溶融金属の溶融を促進させる
ための滞在時間Δtを取る必要がなく、Δtを0として
も構わない。そのため、ピアシング工程から切断加工工
程への移行が素早く行うことができ、生産性が向上す
る。
【0035】実施例4.上述した実施例では、従来装置
と同様にアシストガス供給装置6から供給されたアシス
トガスAを、ノズル5よりレーザビームLと同軸上に噴
射する構成として説明したが、図7に示す本実施例に示
すように、ノズル5近傍に設けられたサイドノズル12
によりサイドガスBを、ピアシング工程時及び貫通穴h
開口部近傍の溶融金属を吹き飛ばす工程時に噴射するよ
うにしても良い。ここで、サイドガスBの圧力、噴射開
始時間、停止時間などの条件はNC制御装置10により
制御されるのは言うまでもない。
【0036】図8は、この発明の一実施例であるレーザ
加工装置において、加工ヘッド3のZ軸方向への高さ
(a)、レーザ発振器1のレーザ発振出力(b)、アシ
ストガス供給装置6のアシストガスAの圧力(c)、サ
イドノズル12から噴出されるサイドガスBのサイドガ
ス圧(d)の関係を示した関係図である。図において、
第1工程である“イ”のピアシング加工開始時点から
“ロ”のピアシング加工終了時点まででは、貫通穴hの
穴あけに要するピアシング時間の短縮、かつ異常燃焼に
よる加工不良の発生防止のための条件設定から、加工ヘ
ッド3のZ軸方向への高さ、レーザ発振器1のレーザ発
振出力、アシストガス供給装置6からのアシストガス圧
をそれぞれ一定に制御し、被加工物Wに貫通穴hを形成
する。さらに、本実施例では、サイドノズル12からも
サイドガスBを噴射し、レーザビームLと同軸上のアシ
ストガスAにより完全に飛散除去することができなかっ
た貫通穴h開口部近傍の溶融金属を飛散除去する。
【0037】ピアシング工程の内、貫通穴hが形成され
た“ロ”の時点から“ハ”の時点までの第2工程の所定
時間t5の期間、図に示されるように、加工ヘッド3を
徐々に上方に所定高だけ移動させ、レーザ発振器1のレ
ーザ発振出力は、図8(b)に示すようにピアシング加
工終了時の出力値より小さな出力に変更し、所定時間t
5の間照射し続けると共に、アシストガス供給装置6か
ら供給されるアシストガスAの圧力はピアシング加工終
了時と同じ圧力となるように調整する。さらに、サイド
ノズル12からは、サイドガスBがピアシング加工時と
同様に噴射され続けている。この貫通穴h開口部近傍の
溶融金属には、アシストガスA及びサイドガスBの噴射
により、ピアシング加工の際に、被加工物Wの貫通穴h
開口部近傍に堆積(付着)した溶融金属が、レーザビー
ムLによって溶融されると共に、アシストガスA及びサ
イドガスBの噴射によって完全に飛散除去される。
【0038】その後、貫通穴h開口部近傍の溶融金属の
飛散除去が終了した“ハ”の時点では、第3工程とし
て、レーザ発振器1のレーザ発振出力とアシストガス供
給装置6からのアシストガスA及び、サイドノズル12
からのサイドガスBの供給、噴射を停止し、加工ヘッド
3を徐々に切断加工工程の切断加工に適した位置まで降
下させる。(図8(a)参照) 加工ヘッド3の降下が終了する“ニ”の時点に来ると、
“ホ”の時点までの所定時間t6の期間、レーザ発振器
1からのレーザ発振をすることなく、アシストガス供給
装置6からのアシストガスAの圧力を、ピアシング加工
時のピアシング加工圧力及び切断加工工程時のアシスト
ガス圧よりも高くして、貫通穴hに噴射する。この強い
圧力のアシストガスAによって、貫通穴h内部に存在す
る酸化した金属を除去し、かつ貫通穴h周囲の温度を低
下させ、切断加工工程での不良発生率を低下させ、ピア
シング工程を終了する。また、切断加工前のアシストガ
スの高圧条件も、被加工物の材質、板厚によっては低圧
条件でも可能な場合がある。そして、第4工程である
“ホ”の時点に達すると、切断加工工程に移行されるの
で、加工ヘッド3のZ軸方向の高さ、レーザ発振器1の
レーザ発振出力及びアシストガス供給装置6からのアシ
ストガス圧力を、切断加工に要する所定の値として、切
断加工を行う。
【0039】本実施例では、実施例2と同様に効果に加
え、サイドガスBによる強いガス圧(例えば、2kg/
cm2 )の噴射により、被加工物W表面の貫通穴h開口
部近傍の溶融金属の盛り上がりの除去が、溶融金属が過
剰溶融することによるスパッタの発生を抑えつつ、より
確実に行うことができる。そのため、加工ヘッド3近傍
に設けられているギャップセンサ8が、被加工物Wと加
工ヘッド3との間の正確なギャップを検出することがで
き、安定したギャップコントロールのもとで被加工物W
の切断加工が円滑に行われ、加工精度が向上する。
【0040】なお、上述した実施例で示した、Z軸高
さ、レーザ発振出力、アシストガス圧およびサイドガス
圧は、被加工物の材質、板厚によって様々なパターンが
あり、本実施例ではその一例を示したまでである。ま
た、切断加工前のアシストガスの高圧条件も、被加工物
の材質、板厚によっては低圧条件でも可能な場合があ
る。さらに、サイドガスBの噴射だけでも被加工物Wの
貫通穴h開口部近傍に付着した溶融金属を除去できる場
合もあり、その場合Z軸を上昇させる加工を伴わず、ピ
アシング工程の際、サイドガスBの噴射のみを実施する
ようにしても良い。
【0041】実施例5.また、上述した実施例では、ピ
アシング加工後の第2工程において、レーザビームLを
出力しながら加工ヘッド3を昇降手段により所定の高さ
に移動させ、アシストガスAの噴射により、ピアシング
された貫通穴hに対してレーザビームLを拡大照射し、
過剰溶融を防止しつつ、溶融金属を飛散除去する構成と
して説明したが、レンズ4の焦点位置を可変に設定でき
るようにレンズ4にフォーカス機能を付加すれば、加工
ヘッドの位置を昇降手段により上昇させる必要がなくな
り、加工ヘッド3の被加工物Wに対する無駄な昇降をな
くすことができ、さらに生産性が向上することができ
る。
【0042】
【発明の効果】この発明は、以上説明したように構成さ
れているので、以下に示すような効果を奏する。被加工
物にレーザビームを照射し、その所定箇所に貫通穴を形
成する第1工程と、この第1工程により上記貫通穴開口
部近傍に発生した溶融金属に対し、上記レーザビームを
ビーム径を徐々に拡大しながら照射すると共に、上記ア
シストガスを上記レーザビームの照射点に噴射する第2
工程と、この第2工程後、上記レーザビーム及び上記ア
シストガスの照射及び噴射を停止させる第3工程と、こ
の第3工程後、レーザビーム及びアシストガスを再度照
射及び噴射し、上記被加工物を上記貫通穴位置から、切
断加工する第4工程と、を備えたので、被加工物に貫通
穴を形成する第1工程から、被加工物を切断加工する第
4工程に移行する際に、被加工物表面の貫通穴開口部近
傍に堆積した不要な溶融金属を、過剰溶融することなく
確実に除去することができ、過剰溶融された溶融金属に
よる貫通穴の拡大を防止することが出来る。そのため、
被加工物の切断加工を良好に行うことができ、不良の発
生を減少することができると共に、高品質な被加工物の
仕上がり品を得ることができる。
【0043】また、第2工程は、被加工物にレーザビー
ムを照射する照射手段を上昇させ、それに伴うレーザビ
ームの焦点位置の上昇により、ビーム径を徐々に拡大す
るので、溶融金属の飛散除去を行う際、飛散した溶融金
属が照射手段に付着することを防止することが出来る。
【0044】さらに、第2工程において、アシストガス
の噴射軸と異なる軸方向からサイドガスをレーザ照射点
に噴射するので、被加工物上の溶融金属は、多方面から
ガスを噴射され、確実に飛散除去することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例である放電加工機におい
て、Z軸の高さ、レーザ出力、アシストガス圧の関係を
示した関係図である。
【図2】 この発明の加工ヘッドの高さとレーザビーム
Lの焦点との関係を示した関係図である。
【図3】 本発明及び従来装置の加工不良発生率を示し
た比較図である。
【図4】 本発明及び従来装置の加工不良発生率を求め
るための条件を示した条件図である。
【図5】 この発明の実施例2である放電加工機におい
て、Z軸の高さ、レーザ出力、アシストガス圧の関係を
示した関係図である。
【図6】 加工ヘッドのZ軸高さのパラメータを示す図
である。
【図7】 この発明の実施例4であるレーザ加工装置の
構成を示す構成図である。
【図8】 この発明の実施例4である放電加工機におい
て、Z軸の高さ、レーザ出力、アシストガス圧の関係を
示した関係図である。
【図9】 従来のレーザ加工装置の構成を示す構成図で
ある。
【図10】 従来の溶融金属(スパッタ)を除去するた
めの概念図である。
【図11】 従来の放電加工機において、Z軸の高さ、
レーザ出力、アシストガス圧の関係を示した関係図であ
る。
【図12】 種々の金属の10.6μmに対する吸収率
の温度依存性を示した関係図である。
【図13】 従来の加工ヘッドのZ軸方向への高さとレ
ーザビームの焦点との関係を示した関係図である。
【符号の説明】
1 レーザ発振器 3 加工ヘッド 6 アシストガス供給装置 7 サーボ制御回
路 10 NC装置 11 レーザ発振
器制御回路 12 サイドノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−57469(JP,A) 特開 平5−123885(JP,A) 実公 平3−27752(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23K 26/14 B23K 26/00 B23K 26/04

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工物にレーザビームを照射し、その
    所定箇所に貫通穴を形成する第1工程と、 この第1工程により上記貫通穴開口部近傍に発生した溶
    融金属に対し、上記レーザビームをビーム径を徐々に拡
    大しながら照射すると共に、上記アシストガスを上記レ
    ーザビームの照射点に噴射する第2工程と、 この第2工程後、上記レーザビーム及び上記アシストガ
    スの照射及び噴射を停止させる第3工程と、 この第3工程後、上記レーザビーム及び上記アシストガ
    スを再度照射及び噴射し、上記被加工物を上記貫通穴位
    置から、切断加工する第4工程と、を備えたことを特徴
    とするレーザ加工方法。
  2. 【請求項2】 第2工程は、被加工物へレーザビームを
    照射する照射手段を上昇させ、それに伴うレーザビーム
    の焦点位置の上昇により、ビーム径を徐々に拡大するこ
    とを特徴とする請求項第1項記載のレーザ加工方法。
  3. 【請求項3】 第2工程において、アシストガスの噴射
    軸と異なる軸方向からサイドガスをレーザ照射点に噴射
    することを特徴とする請求項第1項または第2項記載の
    レーザ加工方法。
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