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JP3135348B2 - 板状部材の支持機構 - Google Patents
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JP3135348B2 - 板状部材の支持機構 - Google Patents

板状部材の支持機構

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JP3135348B2
JP3135348B2 JP04075345A JP7534592A JP3135348B2 JP 3135348 B2 JP3135348 B2 JP 3135348B2 JP 04075345 A JP04075345 A JP 04075345A JP 7534592 A JP7534592 A JP 7534592A JP 3135348 B2 JP3135348 B2 JP 3135348B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は板状部材の支持機構に係
り、さらに詳しくは、板ガラスなどからなる多数枚の板
状部材を連続配置して外壁を形成すべく板状部材を支持
して躯体側に取り付ける際に用いられる板状部材の支持
機構に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、建造物は、カーテンウォール工
法などの外壁工法を用いて板ガラス等の板状部材を躯体
側に支持させ、これにより外壁を構築している例が多
い。
【0003】一方、上記外壁工法による場合、耐震性
耐風圧性、防水性など、各種外的要因から建造物の居住
環境を保守することが要請されることから、板ガラスな
どからなる個々の板状部材は、強固な支持枠部材により
固定してこれを支持しなければならず、結果的にこの支
持枠部材により板ガラス等により形成される板面の連続
性が損なわれる不都合があった。
【0004】図4は、このような場合において、板面の
連続性を損なうことなく外壁の構築を可能とすべく板状
部材を躯体側に支持させながら上下左右方向へと連続す
る同一平面を形成する際において、例えば板状部材の上
側中央部に装着して該板状部材の自重を支持する場合に
用いられる支持機構の従来例を示すものであり、図5は
その要部構造を示す要部切り欠き斜視図である。
【0005】これらの図によれば、二軸の交差角度が鋭
角を形成して配置される取着用部材1と吊持用部材6と
のうち、取着用部材1は、吊持用部材6を連結するため
の基台部2に対しその一方側に板状部材Gへの装着部3
を保持させ、螺孔を有する支杆部4を他方側に突設させ
とともに、該支杆部4に対しアイボルト材5を螺着さ
せて形成されている。
【0006】また、アイボルト材5を備える吊持用部材
6は、前記基台部2に対向配置される台座部7とその上
方に配置される天板部8とをコイルバネ材10を介装さ
せた支杆材9により連結し、取着用部材1との間が鋭角
となるように基台部2の側に連結させて形成されてい
る。
【0007】このため、取着用部材1と吊持用部材6と
のいずれもが板状部材Gの面方向に対し斜行して交差配
置されることになるほか、取着用部材1も躯体側に固定
的に支持させてあるので、板状部材Gが風圧などの面
方向の荷重を受けた場合にあっても面外方向での変形を
吸収することができない構造となっていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記支持機
構によっても板状部材Gにより連続面を形成することは
できる。
【0009】しかし、上記従来機構による場合には、取
着用部材1と吊持用部材6とのいずれもが板状部材Gの
面方向に対し斜行して交差配置されているために、これ
を躯体側に取り付ける際に上下方向や出入り方向(すな
わち面外方向)での位置出しが困難になる不都合があっ
た。
【0010】さらに、取着用部材1は、板状部材Gに対
し面外方向での動きが固定されて躯体側に取り付けられ
ているいるために、板状部材Gが風圧等の面外方向での
荷重を受けた場合にその装着部3周辺に応力集中が起き
やすい不具合もあった。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、従来技術にみ
られた上記課題に鑑みてなされたものであり、その構成
上の特徴は、板状部材に対しその面方向に交差させて装
着配置される取着用部材と、該取着用部材に連結させて
これを上下方向で支持する吊持用部材とからなる板状部
材の支持機構において、取着用部材は、前記吊持用部材
を連結するための基台部に対しその一方側に板状部材へ
の装着部を保持させ、他方側に筒状部を突設させるとと
もに、該筒状部に対し水平連結部材を有する介装材をそ
の進退を自在に配設して形成し、吊持用部材は、前記取
着用部材の基台部に対向配置される台座部上にその上方
に隔置された天板部の中央部から垂直連結部材を突出さ
せた吊杆部材を立設させるとともに、コイルバネ材を介
装させた支杆材を該吊杆部材の左右に位置させて台座部
と天板部との間に架設して形成し、これら取着用部材と
吊持用部材とは、前記天板部と前記基台部とに固定部を
形成して配置させた前記支杆材を介して直交連結させた
ことにある。
【0012】
【作用】このため、水平配置される取着用部材と垂直配
置される吊持用部材とは、両者により形成される内角を
直角として相互に連結して支持機構を形成することがで
きるので、該支持機構を躯体側に取り付ける際の上下方
向と面外方向での位置出しを容易化してその施工性をよ
り向上させることができる。また、取着用部材は、これ
を構成する基台部に突設した筒状部に水平連結部材を有
する介装材をその進退を自在に配設して形成されている
ので、これが取着された板状部材が風圧などの面外方向
での荷重を受けても、筒状部に対しその進退を自在にし
て配設した介装材に追従させて荷重を確実に吸収させる
ことができるので、応力集中をより小さなものとするこ
とができる。
【0013】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
【0014】図1は、本発明の一実施例としての板状部
材の支持機構を説明する全体斜視図であり、図2は、そ
の一部を切り欠いた縦断面図である。
【0015】これらの図によれば、その全体は、板状部
材Gに対しその面方向に交差させて装着配置される取着
用部材11と、該取着用部材11に連結させてこれを上
下方向で支持する吊持用部材21とで構成されている。
【0016】このうち、前記取着用部材11は、吊持用
部材21を連結するために左右方向に張出し部13,1
を設けて形成された基台部12に対しその一方側中央
部に板状部材Gを保持する装着部14を設け、例えばピ
ボット支軸構造のもとで板状部材Gを保持させてある。
【0017】また、前記基台部12の他方側中央部に
は、筒状部15が突設されており、該筒状部15の中空
部16には、介装材17が適宜のスライド構造のもとで
その進退を自在にして挿入配置されている。
【0018】しかも、前記介装材17に予め刻設されて
いる雌ねじ部18には、アイボルト材などからなる水平
連結部材19が螺着されている。
【0019】一方、吊持用部材21は、前記取着用部材
11における基台部12の張出し部13,13に受け部
23,23を対面させて対向配置される台座部22を備
え、該台座部22上には、その上方に隔置された天板部
31の中央部に設けた通孔32から垂直連結部材29を
突出させた吊杆部材24が立設されている。
【0020】この吊杆部材24は、その基端部25が止
着用ピン材26を介して台座部22に固着されており、
天板部31から突出している先端部27には、その雌ね
じ部28を介して例えばその雌ねじ部28に螺着される
アイボルト材などからなる垂直連結部材29が連結され
ている。
【0021】さらに、台座部22と天板部31との間に
は、コイルバネ材39を介装させた支杆材34,34
前記吊杆部材24の左右に位置させて架設されている。
【0022】具体的には、天板部31の左右両側に設け
た通孔33,33を介して雄ねじ部35をその上端部に
有するそれぞれの支杆材34,34を突出させ、これら
の雄ねじ部35に例えばダブルナット材などのナット材
を螺着させるなどして固定部36,36を形成してそれ
ぞれ止着させるとともに、雄ねじ部37,37を有する
下端部を台座部22に設けた通孔30,30から下方へ
と導出することで架設されている。
【0023】このようにして形成されている取着用部材
11と吊持用部材21とは、台座部22の通孔30,3
を介して導出された支杆材34,34の下端部をさら
に前記基台部12における張出し部13,13の通孔2
,20から下方へと導出し、このようにして導出させ
た支杆材34の下端部の雄ねじ部37,37に例えばダ
ブルナットなどのナット材を螺着するなどして固定部3
,38を形成させることで、両者が直交した配置関係
のもとで相互に連結されている。
【0024】本発明はこのようにして構成されているの
で、水平配置される取着用部材11と垂直配置される吊
持用部材31とは、両者間に形成される内角を直角とす
るなかで相互に連結して支持機構を形成することができ
る。
【0025】しかも、前記支持機構を図3に示すように
躯体側の例えば梁材41に対して取り付ける際には、そ
の上側支腕部42の側に吊持用部材31における垂直連
結部材29を、下側支腕部43の側に取着用部材11に
おける水平連結部材19をそれぞれ止着することで取付
作業を行うことができるので、上下方向と面外方向で
の位置出しを容易化することができ、施工性をより向上
させることができる。
【0026】また、取着用部材11は、これを構成する
基台部12に突設した筒状部15の中空部16内に水平
連結部材19を有する介装材17をその進退を自在に挿
入配置して形成されているので、仮に板状部材Gが風圧
などの面外方向での荷重を受けることがあっても、筒状
部15に配設した介装材17をその荷重方向に追従させ
て進退させることで荷重を吸収する。したがって、板状
部材Gが風圧等の面外方向の荷重を受けた際にその装着
部14周辺に発生しがちな応力集中をより小さなものと
することができる。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、水平
配置される取着用部材と垂直配置される吊持用部材と
は、両者により形成される内角を直角として相互に連結
して支持機構を形成されているので、該支持機構を躯体
側に取り付ける際の上下方向と面外方向での位置出しを
容易化してその施工性をより向上させることができる。
【0028】また、取着用部材は、これを構成する基台
部に突設した筒状部に水平連結部材を有する介装材をそ
の進退を自在に配設して形成されているので、これが取
着された板状部材が風圧などの面外方向での荷重を受け
ても、筒状部に対しその進退を自在にして配設した介装
材に追従させてこれを確実に吸収させることができるの
で、応力集中をより小さなものとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体斜視図。
【図2】図1の一部を切り欠いた縦断面図。
【図3】本発明の使用状態を示す全体斜視図。
【図4】板状部材の支持機構の従来例を示す全体斜視
図。
【図5】図4において要部を切り欠いた斜視図。
【符号の説明】
11 取着用部材 12 基台部 13 張出し部 14 装着部 15 筒状部 16 中空部 17 介装材 18 雌ねじ部 19 水平連結部材 20 通孔 21 吊持用部材 22 台座部 23 受け部 24 吊杆部材 25 基端部 26 止着用ピン材 27 先端部 28 雌ねじ部 29 垂直連結部材 30 通孔 31 天板部 32 通孔 33 通孔 34 支杆材 35 雄ねじ部 36 固定部 37 雄ねじ部 38 固定部 39 コイルバネ材 41 梁材 42 上側支腕部 43 下側支腕部 G 板状部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04B 2/56 - 2/70 E04B 2/88 - 2/96 E06B 3/54

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】板状部材に対しその面方向に交差させて装
    着配置される取着用部材と、該取着用部材に連結させて
    これを上下方向で支持する吊持用部材とからなる板状部
    材の支持機構において、 取着用部材は、前記吊持用部材を連結するための基台部
    に対しその一方側に板状部材への装着部を保持させ、他
    方側に筒状部を突設させるとともに、該筒状部に対し水
    平連結部材を有する介装材をその進退を自在に配設して
    形成し、 吊持用部材は、前記取着用部材の基台部に対向配置され
    る台座部上にその上方に隔置された天板部の中央部から
    垂直連結部材を突出させた吊杆部材を立設させるととも
    に、コイルバネ材を介装させた支杆材を該吊杆部材の左
    右に位置させて台座部と天板部との間に架設して形成
    し、 これら取着用部材と吊持用部材とは、前記天板部と前記
    基台部とに固定部を形成して配置させた前記支杆材を介
    して直交連結させたことを特徴とする板状部材の支持機
    構。
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