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JP3136348B2 - 肉厚差のある筒状ワークの内面冷却装置 - Google Patents
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JP3136348B2 - 肉厚差のある筒状ワークの内面冷却装置 - Google Patents

肉厚差のある筒状ワークの内面冷却装置

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JP3136348B2
JP3136348B2 JP06287522A JP28752294A JP3136348B2 JP 3136348 B2 JP3136348 B2 JP 3136348B2 JP 06287522 A JP06287522 A JP 06287522A JP 28752294 A JP28752294 A JP 28752294A JP 3136348 B2 JP3136348 B2 JP 3136348B2
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JP
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cylindrical
jacket
work
cooling
cylindrical work
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富士電子工業株式会社
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P10/00Technologies related to metal processing
    • Y02P10/25Process efficiency

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  • Heat Treatment Of Articles (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、肉厚差のある筒状ワー
クの内面を冷却する肉厚差のある筒状ワークの内面冷却
装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図3に示すように、筒状ワーク500の
筒状部520の外周部に対する焼入は、筒状ワーク50
0を回転させつつ、筒状部520に対向して設置された
高周波加熱コイル400で加熱した後、高周波加熱コイ
ル400に近接設置された冷却ジャケット (図示省略)
から冷却液を噴射することによって行う。なお、図面中
510は筒状ワーク500の回転軸を示している。
【0003】筒状ワーク500は、筒状部520を回転
治具600の上に載置された状態でか回転されるように
なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ここで、筒状ワーク5
00の筒状部520の肉厚が一定であれば問題はない
が、肉厚差がある場合には図4に示すように、薄肉部5
21Aがズブ焼入となり焼割れを起こしたり、歪が大き
くなるという問題が生じる。これは、薄肉部521Aが
厚肉部521Bと同様に加熱されることに起因してい
る。なお、焼入された部分は、図4では×印で示してい
る。
【0005】本発明は上記事情に鑑みて創案されたもの
で、肉厚差のある筒状ワークであっても焼入深さが一定
になるようにした肉厚差のある筒状ワークの内面冷却装
置を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る肉厚差のあ
る筒状ワークの内面冷却装置は、回転されつつ加熱され
る肉厚差のある筒状ワークの筒状部の内側に冷却液を噴
射する冷却ジャケットと、この冷却ジャケットを筒状ワ
ークに同期して回転させる回転手段とを備えており、前
記冷却ジャケットは筒状ワークの筒状部に挿入されるジ
ャケット部と、前記筒状ワークを支持するワーク支持部
とを有しており、前記ジャケット部には冷却液の噴射口
が薄肉部にのみ対向するように設けられているととも
に、薄肉部に対向する側が厚肉部に対向する側より大き
くなっており、ジャケット部に正しく筒状ワークを取り
付けると、冷却ジャケットと筒状ワークとの釣合が、冷
却ジャケットの回転中心と一致するようになっている。
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例に係る肉厚差のある
筒状ワークの内面冷却装置と筒状ワークとの関係を示す
概略的断面図、図2はこの肉厚差のある筒状ワークの内
面冷却装置の概略的平面図である。
【0012】まず、この肉厚差のある筒状ワークの内面
冷却装置によって冷却される筒状ワーク500について
図1を参照しつつ説明する。この筒状ワーク500は、
例えばエアコンディショナーのコンプレッサに使用され
る部品であって、回転軸510の先端に略カップ状の筒
状部520が形成されたものである。そして、筒状部5
20の壁部521の厚さは一定ではない。すなわち、筒
状部520に形成された凹部530は前記回転軸510
に対して偏芯しているのである。このため、筒状部52
0には、薄肉部521Aと厚肉部521Bとが形成され
ることになる。
【0013】かかる筒状ワーク500の筒状部520の
壁部521を加熱する際に用いられる肉厚差のある筒状
ワークの内面冷却装置は、回転されつつ加熱される肉厚
差のある筒状ワーク500の筒状部の内側に冷却液Lを
噴射する冷却ジャケット100と、この冷却ジャケット
100を筒状ワーク500に同期して回転させる回転手
段 (図示省略) とを備えている。
【0014】前記冷却ジャケット100は、筒状ワーク
500の筒状部520の内側に挿入されるジャケット部
110と、このジャケット部110に一体に形成された
ワーク支持部120と、このワーク支持部120から垂
下された回転軸部130とを有している。
【0015】前記ジャケット部110は、筒状ワーク5
00の筒状部520の内側に挿入される部分であって、
その高さ寸法は筒状部520の深さ寸法と略等しく設定
されている。
【0016】また、このジャケット部110は、図1及
び図2に示すように、筒状ワーク500の筒状部520
の薄肉部521Aに対向する側が厚肉部512Bに対向
する側より大きくなっている。
【0017】さらに、このジャケット部110には、複
数個の噴射口111が開設されている。この噴射口11
1は、冷却液Lを噴射する部分であって薄肉部521A
に対向する部分に開設されている。すなわち、当該ジャ
ケット部110は、薄肉部521Aの内側にのみ冷却液
Lを噴射するようになっているのである。
【0018】複数個の噴射口111は、薄肉部521A
の肉厚寸法に応じた量の冷却液Lが噴射されるように設
定されている。すなわち、薄肉部521Aとはいって
も、各部によって肉厚寸法は異なるので、この異なった
肉厚寸法に応じた量の冷却液Lを噴射するようになって
いるのである。
【0019】具体的には、薄肉部521Aのうち肉厚寸
法の最も小さい部分には最大量の冷却液Lが噴射される
ように、噴射口111の径が大きく設定されている。ま
た、薄肉部521Aのうち肉厚寸法の最も大きい部分に
は最小量の冷却液Lが噴射されるように、噴射口111
の径が小さく設定されているのである。
【0020】なお、この噴射口111は、後述するワー
ク支持部120及び回転軸部130を貫通する貫通孔1
40と連通しており、この貫通孔140を介して冷却液
Lが供給されるようになっている。
【0021】また、このような噴射口111が設けられ
たジャケット部110は、上述したように、筒状ワーク
500の筒状部520の薄肉部521Aに対向する側が
厚肉部512Bに対向する側より大きくなっているので
あるが、筒状ワークを冷却ジャケット100のワーク支
持部120に支持させた場合、冷却ジャケット100と
筒状ワーク500とを一体化した場合の釣合を、回転軸
部130と一致させるようにする。
【0022】一方、冷却ジャケット100を構成するワ
ーク支持部120の外周縁部には、筒状ワーク500の
筒状部520の壁部521が嵌め込まれる突脈部121
が形成されている。従って、筒状ワーク500は、筒状
部520の開口側をワーク支持部120に向けた状態で
冷却ジャケット100に取り付けられることになるので
ある。
【0023】さらに、前記ジャケット部110と突脈部
121との間の寸法は、筒状ワーク500の壁部521
の厚さ寸法に対応している。従って、筒状ワーク500
は、ジャケット部110と突脈部121との間に壁部5
21を挟み込むことによって、薄肉部521Aが必ず噴
射口111に対向するようになっている。
【0024】また、このワーク支持部120には、前記
ジャケット部110から噴射された冷却液Lを外部に排
出するための冷却液排出口122が設けられている。こ
の冷却液排出口122は、冷却ジャケット100に筒状
ワーク500を取り付けた場合に、筒状部520の内側
に開口するようになっている。
【0025】また、冷却ジャケット100を構成する回
転軸部130は、その中心部が冷却ジャケット100に
取り付けられた筒状ワーク500の回転軸510の軸芯
511と一致するように設定されている。
【0026】この回転軸部130には、このように構成
された冷却ジャケット100を筒状ワーク500に同期
して回転させる回転手段 (図示省略) が接続されてい
る。ここで、冷却ジャケット100のワーク支持部12
0には、筒状ワーク500が取り付けられているため、
冷却ジャケット100を回転させると、筒状ワーク50
0も回転するので、両者は同期して回転することにな
る。
【0027】なお、図面中、310は冷却液Lを貯溜す
る貯溜タンク、320はこの貯溜タンク310に貯溜さ
れた冷却液Lを前記貫通孔140に圧送するポンプ、3
30は前記貫通孔140への冷却液Lの圧送を開閉する
バルブをそれぞれ示している。
【0028】次に、このように構成された肉厚差のある
筒状ワークの内面冷却装置の動作等について説明する。
【0029】まず、筒状ワーク500を冷却ジャケット
100に取り付ける。すなわち、ジャケット部110を
筒状ワーク500の筒状部520に挿入するようにし
て、ワーク支持部120で筒状ワーク500を支持する
のである。
【0030】この際、注意しなければならない点は、薄
肉部521Aのうち最も肉厚寸法の小さい部分がジャケ
ット部110の噴射口111のうち、最も径の大きい噴
射口111に対向させる点である。このように筒状ワー
ク500を取り付けなければ、焼入はより不均一になる
からである。
【0031】しかし、上述したようにジャケット部11
0は、冷却ジャケット100に筒状ワーク500を取り
付ければ自然と噴射口111が必ず薄肉部521Aに対
向するようになっているので、焼入が不均一になるとい
う問題は生じない。
【0032】筒状ワーク500を冷却ジャケット100
に取り付けたならば、筒状ワーク500の回転軸510
をワークセンタ340で支持する。この状態で図示しな
い回転手段を駆動させ、筒状ワーク500を冷却ジャケ
ット100とともに、すなわち冷却ジャケット100と
同期させながら筒状ワーク500を矢印A方向に回転さ
せる。
【0033】このように筒状ワーク500を回転させる
と、筒状ワーク500と冷却ジャケット100とが一体
になったものの釣合は、冷却ジャケット100の回転軸
部130、すなわち筒状ワーク500の回転軸510の
軸芯511と一致しているので、回転に際して筒状ワー
ク500が振れることはない。
【0034】筒状ワーク500の筒状部520の外側に
は、所定の間隔を有して高周波加熱コイル400がセッ
トされている。高周波加熱コイル400に図外の高周波
電源から高周波電流を供給し、筒状部520を加熱す
る。これと同時に、ポンプ320によって冷却液Lを貫
通孔140に圧送し、ジャケット部110の噴射口11
1から筒状部520の内面に向かって冷却液Lを噴射す
る。
【0035】ここで、薄肉部521Aのうち最も肉厚寸
法の小さい部分に向かって最大量の冷却液Lが噴射され
る。また、薄肉部521Aのうち最も肉厚寸法の大きい
部分に向かって最小量の冷却液Lが噴射される。さら
に、厚肉部521Bには冷却液Lは噴射されない。
【0036】このため、薄肉部521Aのうち最も肉厚
寸法の小さい部分は、薄肉部521Aの他の部分より冷
却されることになるため、また、薄肉部521Aのうち
最も肉厚寸法の大きい部分は、厚肉部521Bより冷却
されることになる。
【0037】従って、噴射される冷却液Lの量、すなわ
ち噴射口111の径や筒状部520の厚さ寸法等を考慮
することによって、筒状部520の壁部521の加熱度
合いを適宜なものとすることができるのである。
【0038】なお、噴射口111から噴射された冷却液
Lは、冷却液排出口122から外部に排出される。な
お、この冷却液排出口122から排出された冷却液Lは
図示しない戻し配管を介して前記貯溜タンク310に戻
され再利用される。
【0039】上述した実施例では、噴射口111の径を
適宜設定することによって、薄肉部521Aの肉厚寸法
に対応した量の冷却液Lを噴射するようにしたが、本発
明がこれに限定されるわけでなはい。例えば、径が互い
に等しい噴射口111を開設しておき、この噴射口11
1の開設密度を薄肉部521Aの肉厚寸法に対応させる
ことにより、薄肉部521Aの肉厚寸法に対応した量の
冷却液Lを噴射するようにしてもよい。
【0040】
【0041】請求項1に係る肉厚差のある筒状ワークの
内面冷却装置は、回転されつつ加熱される肉厚差のある
筒状ワークの筒状部の内側に冷却液を噴射する冷却ジャ
ケットと、この冷却ジャケットを筒状ワークに同期して
回転させる回転手段とを備えており、前記冷却ジャケッ
トは筒状ワークの筒状部に挿入されるジャケット部と、
前記筒状ワークを支持するワーク支持部とを有してお
り、前記ジャケット部には冷却液の噴射口が薄肉部にの
み対向するように設けられているとともに、薄肉部に対
向する側が厚肉部に対向する側より大きくなっており、
ジャケット部に正しく筒状ワークを取り付けると、冷却
ジャケットと筒状ワークとの釣合が、冷却ジャケットの
回転中心と一致するようになっている。
【0042】従って、冷却されなければ厚肉部より加熱
されやすい薄肉部は冷却液によって冷却されるので、加
熱されにくくなり、均一な焼入深さが得られ、結果とし
てズブ焼入になることを防止する。従って、薄肉部の焼
割れが発生せず、歪が大きくなることもない。
【0043】また、前記ジャケット部には冷却液の噴射
口が薄肉部にのみ対向するように設けられているととも
に、薄肉部に対向する側が厚肉部に対向する側より大き
くなっており、ジャケット部に正しく筒状ワークを取り
付けると、冷却ジャケットと筒状ワークとの釣合が、冷
却ジャケットの回転中心と一致するようになっているの
で、筒状ワークの加熱時に筒状ワークを回転させても、
振れが生じないので、筒状部と高周波加熱コイルとの間
の間隔が一定であり、より良好な加熱を行うことができ
る。
【0044】
【0045】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る肉厚差のある筒状ワー
クの内面冷却装置と筒状ワークとの関係を示す概略的断
面図である。
【図2】この肉厚差のある筒状ワークの内面冷却装置の
概略的平面図である。
【図3】従来の肉厚差のある筒状ワークの焼入を示す概
略的断面図である。
【図4】従来の肉厚差のある筒状ワークの焼入の問題点
を示す図面であって、同図(A)は概略的縦断面図、同
図(B)は概略的横断面図である。
【符号の説明】
100 冷却ジャケット 110 ジャケット部 111 噴射口 120 ワーク支持部 122 冷却液排出口 130 回転軸部 500 筒状ワーク 520 筒状部 521A 薄肉部 521B 厚肉部 L 冷却液
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C21D 1/10 C21D 1/18 C21D 1/42 C21D 1/667 C21D 9/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転されつつ加熱される肉厚差のある筒
    状ワークの筒状部の内側に冷却液を噴射する冷却ジャケ
    ットと、この冷却ジャケットを筒状ワークに同期して回
    転させる回転手段とを具備しており、前記冷却ジャケッ
    トは筒状ワークの筒状部に挿入されるジャケット部と、
    前記筒状ワークを支持するワーク支持部とを有してお
    り、前記ジャケット部には冷却液の噴射口が薄肉部にの
    み対向するように設けられているとともに、薄肉部に対
    向する側が厚肉部に対向する側より大きくなっており、
    ジャケット部に正しく筒状ワークを取り付けると、冷却
    ジャケットと筒状ワークとの釣合が、冷却ジャケットの
    回転中心と一致することを特徴とする肉厚差のある筒状
    ワークの内面冷却装置。
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JP6344803B2 (ja) 2016-05-03 2018-06-20 三協エンジニアリング株式会社 トンネル覆工面の平面図作成システム、トンネル覆工面の平面図作成方法及びプログラム

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