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JP3136427B2 - ジベンズ〔b,f〕〔1,4〕オキサアゼピン−11(10H)−オン - Google Patents
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JP3136427B2 - ジベンズ〔b,f〕〔1,4〕オキサアゼピン−11(10H)−オン - Google Patents

ジベンズ〔b,f〕〔1,4〕オキサアゼピン−11(10H)−オン

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JP3136427B2
JP3136427B2 JP04243972A JP24397292A JP3136427B2 JP 3136427 B2 JP3136427 B2 JP 3136427B2 JP 04243972 A JP04243972 A JP 04243972A JP 24397292 A JP24397292 A JP 24397292A JP 3136427 B2 JP3136427 B2 JP 3136427B2
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  • Macromolecular Compounds Obtained By Forming Nitrogen-Containing Linkages In General (AREA)
  • Nitrogen Condensed Heterocyclic Rings (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多重細胞毒性薬剤に対
する癌細胞の多剤耐性を転換(reverse)するの
に有用な置換ジベンズ[b、f][1、4]オキサアゼ
ピン−11(10H)−オンに関する。従って、本発明
の化合物は、多重薬剤に対する腫瘍形成耐性に関するア
ジュバント化学療法に使用できる。
【0002】
【従来の技術】細胞毒性薬剤によるヒト腫瘍の治療は、
最近の臨床上の癌療法の重要な部分である。有効な癌の
化学療法に対する主な障害は、抗腫瘍形成剤に対する腫
瘍細胞の耐性である。ヒトの悪性腫瘍における薬剤の耐
性は、多くのメカニズムから生ずるであろう。特別に重
要なのは、無関係の構造及び機能を有する親油性の薬剤
の種々のグループに対する癌細胞の交差耐性、即ち多剤
耐性(MDR)として知られている現象である。初期の
研究における全てのMDR細胞に検出される共通の特徴
は、感受性のある細胞に関する細胞内の定常状態の薬剤
の蓄積の減少であった。最近になって、この表現型は、
170kDaの血漿膜糖蛋白(P−gp)の発現の増大
をしばしば伴うことが見いだされた。MDRにおけるこ
の蛋白の意味は、感受性のある細胞中へクローンされた
P−gp遺伝子(MDR−1)のトランスフェクション
により薬剤耐性を与えるその能力により確認された。
G.Bradleyら、Bioch.Biophys.
Acta,948,pp87−128(1988),
J.A.Endicottら,Ann.Rev.Bio
chem.58,pp137−171(1989),
J.M.Fordら,Pharmacological
Reviews,42,pp155−199(199
0)参照。
【0003】P−gpは、2個の対称的な半分よりな
り、それぞれはATP結合ドメインを有する。それが、
広い範囲の基質特異性を有するエネルギー依存ポンプと
して機能することを、証拠は示唆する。相対的に高いレ
ベルのP−gpは、又或る通常のヒトの組織例えば副
腎、腎臓、大腸及び胎盤に見いだされている。しかし、
その生理学的役割及びその天然の基質は、まだ不明であ
る。P−gpは、解毒メカニズムとして天然に存在する
トキシン又は生体内異物を排出するように働くだろう。
臨床上のサンプルの観察では、MDR−1メッセージを
通常過度に発現する組織から誘導される腫瘍で、高いレ
ベルのP−gpを見いだした。さらに、明かに、或る薬
剤治療抵抗性の血液性の悪性腫瘍によるP−gpの発現
と通常P−gpを発現しない小児期軟組織肉腫との間に
直接的な相関関係がある。M.Rothenberg
ら,J.Nat.Cancer Inst.81,pp
907−910(1989),H.S.L.Chan
ら,J.Clin.Oncol.8,pp689−70
4(1990)参照。これらの発見は、究極的には或る
癌治療を無効にさせる内因性及び後天性の両者のMDR
においてP−gpにより果たされる臨床上の役割の可能
性を支持する。
【0004】二三の戦略が、臨床上のMDRを阻止する
ために考え出されてきている。一つの見込みのあるアプ
ローチは、耐性細胞中の薬剤の活性な流出を阻害できる
化学増感剤の利用である。カルシュウム拮抗剤、カルモ
ジュリン阻害剤を含む多数の化合物及び或る薬剤アナロ
ーグは、MDRを転換する種々の能力を示す。これらの
薬剤の多くは、親油性であり、そしてP−gpに関する
基質として働き、それによりその薬剤流出作用を競合的
に阻害できる。優れた総説が、最近、癌における多剤耐
性を変える剤について発表されている。J.M.For
dら,Pharmacological Review
s,42,pp155−199(1990),D.J.
Stewartら,Cancer Treatment
Reviws,16,pp1−40(1989)参
照。癌患者における或るMDR転換剤を使用するための
主な制限ファクターは、現在の所、治療中にそれらが有
効な濃度に到達するのを妨げるそれらの毒性である。そ
れ故、さらに強力であるが、毒性は少なく、しかも臨床
上の適用に薬理学上許容できる理想的なMDR転換剤を
探すチャレンジが残っている。
【0005】
【発明の概要】われわれは、最近、強力なMDR転換能
力を有する一群の置換ジベンズ[b、f][1、4]オ
キサアゼピン−11(10H)−オン(以下、簡単にオ
キサアペジンとしばしば簡略化する)を見いだした。本
発明のそれらにやや関する構造を有するオキサアゼピン
は、例えば1969年9月17日に公告された英国特許
第1164579号に見いだされ、それは、式
【0006】
【化17】
【0007】(式中、Rは、水素又はハロゲンであ
り、Rは、水素又はC1−6アルキルであり、R
びR10の一つは、遊離のアミノ基を表し一方他は水素
原子を表す)のオキサアゼピンを開示している。式
【0008】
【化18】
【0009】のオキサアゼピンは、鎮痛、解熱及び鎮静
の作用を有すると報告されている。その上、Nagar
ajanらは、Indian Journal of
Experimental Biology,12,p
p217−224(1974)において、式
【0010】
【化19】
【0011】のオキサアゼピンを開示している。式
【0012】
【化20】
【0013】の化合物は、熱DMF中の式
【0014】
【化21】
【0015】の化合物の分子内環化により製造された。
同様な方法が、上記の式
【0016】
【化22】
【0017】のオキサアゼピンを製造するのに使用され
る。式
【0018】
【化23】
【0019】又は式
【0020】
【化24】
【0021】の何れのオキサアゼピンも、MDR転換活
性を有すると同定されていない。本発明は、式
【0022】
【化25】
【0023】(式中、pは1−3であり、R及びR
は、それぞれ独立して水素又はアシル基RCO−(式
中、Rは、C1−6アルキル、C3−7シクロアルキ
ル、C2−7アルケニル、アリール又は式
【0024】
【化26】
【0025】の基であり、Rは、水素又は塩素であ
り、R及びRは、それぞれ独立してC1−6アルキ
ルである)のジベンズ[b、f][1、4]オキサアゼ
ビン−11(10H)−オン又はその製薬上許容できる
塩に関する。式
【0026】
【化27】
【0027】の化合物は、癌薬剤の多剤耐性の転換に有
用である。それ故、他の観点では、本発明では、多重薬
剤に対する腫瘍形成耐性に関するアジュバント化学療法
の剤として式
【0028】
【化28】
【0029】の化合物を使用することができる。
【0030】本発明は、式
【0031】
【化29】
【0032】(式中、pは1−3であり、R及びR
は、それぞれ独立して水素又はアシル基RCO−(式
中、Rは、C1−6アルキル、C3−7シクロアルキ
ル、C2−7アルケニル、アリール又は式
【0033】
【化30】
【0034】の基であり、Rは、水素又は塩素であ
り、R及びRは、それぞれ独立してC1−6アルキ
ルである)のジベンズ[b、f][1、4]オキサアゼ
ピン−11(10H)−オン又はその製薬上許容できる
塩に関する。式
【0035】
【化31】
【0036】の好ましい化合物は、pは1に等しく、R
CO−は、
【0037】
【化32】
【0038】
【化33】
【0039】
【化34】
【0040】
【化35】
【0041】
【化36】
【0042】(式中、nは、1−4である)から選ばれ
る基であるものである。式
【0043】
【化37】
【0044】(式中、R及びRは、水素であり、R
は、Clである)の化合物の部分集合を形成する式
【0045】
【化38】
【0046】の化合物は、多くのやり方を経て製造でき
る。好ましい方法は、
【0047】
【表1】
【0048】に示される。
【0049】
【表2】
【0050】の工程1において、式
【0051】
【化39】
【0052】の化合物のフェノール性水素は、陽イオン
Mと交換して式
【0053】
【化40】
【0054】の化合物を形成する。陽イオンの例は、二
三を挙げれば、ナトリウム、カリウム、テトラブチルア
ンモニウム及びベンジルトリエチルアンモニウムを含
む。この交換は、塩基例えば炭酸カリウム、水酸化カリ
ウム、水素化カリウム、水素化ナトリウム、水酸化ナト
リウム、炭酸ナトリウム又は第四級アンモニウム水酸化
物例えばテトラブチルアンモニウムヒドロキシド又はベ
ンジルトリエチルアンモニウムヒドロキシドにより行わ
れよう。反応は、通常、不活性有機溶媒例えばアセト
ン、アセトニトリル、塩化メチレン、ジメチルホルムア
ミド(DMF)、ジメチルアセトアミド、メタノール、
2−メトキシエタノール、エタノール、イソプロパノー
ル又はジグリム中で行われる。
【0055】
【表3】
【0056】の工程2は、 式
【0057】
【化41】
【0058】の得られたフェノール性塩と式
【0059】
【化42】
【0060】(式中、Yはハロゲン、好ましくは弗素又
は塩素である)の化合物とを反応させることにより行わ
れる。付加は、塩基例えば炭酸カリウムの存在下そして
不活性有機溶媒例えばアセトニトリル、塩化メチレン、
DMF、ジメチルアセトアミド、メタノール、2−メト
キシエタノール、エタノール、イソプロパノール又はジ
グリム中で行われる。好ましい溶媒は、n−プロパノー
ル、2−メトキシエタノール又はDMFである。さらに
好ましい溶媒は、2−メトキシエタノールである。反応
は、高温度で、さらに好ましくは使用する溶媒の還流温
度で生ずる。もし望むならば、式
【0061】
【化43】
【0062】の化合物は、遊離の3−アミノ基でモノア
シル化又はジアシル化されて、前記で規定された意味を
有する同一又は異なるRCO−基により1個又は2個
の水素原子を置換できる。遊離の芳香族アミンに関する
アシル化の技術は、当業者により充分に確立されてい
る。例えば、モノアシル化では、式
【0063】
【化44】
【0064】の化合物は、脱水剤例えばジシクロヘキシ
ルカルボジイミド又は1−エトキシカルボニル−2−エ
トキシ−1、2−ジヒドロキノリン(EEDQ)の存在
下当モル量の酸RCOOHとカップリングできる。他
の脱水剤例えばSynthesis,pp453−46
3(1972)に表示されているようなものも又好適で
あろう。−方、RCOOHのカルボキシ基は、N−ア
シル化に使用できる反応性誘導体に転換できる。使用で
きるカルボキシ基の反応性誘導体は、酸ハロゲン化物、
酸イミダゾリド、酸アジド、混合酸無水物、活性エステ
ル例えばエチルクロロホルメート又はイソブチルクロロ
ホルメートにより形成されたもの、フェニルカルバメー
ト、N−ヒドロキシイミド例えばN−ヒドロキシサクシ
ンイミド又はN−ヒドロキシフタールイミドにより形成
されるもの、及びヒドロキシベンゾトリアゾール(HB
T)又は4−メチルテトラゾール−5−チオンにより形
成されるもの、又は同様な活性カルボキシ誘導体であ
る。式
【0065】
【化45】
【0066】(式中、R及びRは、同じアシル基で
ある)の化合物を形成するのに、同じアシル化試薬の少
なくとも2当量は、使用されねばならない。−方、2個
の異なるアシル基が望まれるとき、アシル化は、好まし
くは異なるアシル化試薬により工程毎に行われる。式
【0067】
【化46】
【0068】(式中、Rは、水素である)の化合物を
形成するには、式
【0069】
【化47】
【0070】の化合物の2−クロロ基は、ヒドロゲノル
化され、そしてもし所望ならば遊離の3−アミノ基は、
前記のようにアシル化される。一方、式
【0071】
【化48】
【0072】の化合物は、先ずアシル化され、次に2−
クロロ基はヒドロケノル化される。一群の式
【0073】
【化49】
【0074】の化合物の合成は、二三の特許文献及び刊
行物に充分に記載されている。さらに都合の良い方法
は、米国特許第4808624号で特許された化合物の
原料を製造するのに使用されたものである。式
【0075】
【化50】
【0076】の化合物を製造するのに採用できる他の方
法は、同じ米国特許に要約されている。他の態様におい
て、
【0077】
【表4】
【0078】に示されているような一連の工程が使用さ
れて、式
【0079】
【化51】
【0080】の化合物を得ることができる。表におい
て、式
【0081】
【化52】
【0082】の化合物のR及びRは、既に規定され
た意味を有する。それ故、R及びRがともに水素の
とき、工程1は行われない。しかし、好ましくは、少な
くともR又はRの何れかは、先に規定された意味を
有するアシル基RCO−である。さらに好ましくは、
又はRの何れか一つは、アセチル基であり、一方
他は水素である。アセチル基は、後の工程で塩基加水分
解により容易に除去できる保護基として働くことができ
る。工程1におけるモノ−又はジ−アシル化は、式
【0083】
【化53】
【0084】の化合物について記述されたものに類似の
やり方により行うことができる。式
【0085】
【化54】
【0086】の化合物のカルボキシ基は、工程2におい
て従来のカルボキシ保護基R11により保護される。カ
ルボン酸官能基をブロック又は保護するために本発明で
使用できる従来のカルボキシ保護基は、当業者に周知で
あり、そして好ましくは、該基は、もし所望ならば、分
子の残りの部分のかなりな破壊を生じさせない方法、例
えば化学的又は酵素的加水分解、温和な条件下の化学的
還元剤による処理、紫外線による照射又は触媒的水素化
により除去できる。これら容易に除去可能なカルボキシ
保護基の例は、部分例えばC1−6アルキル、ジフェニ
ルメチル(ベンジヒドリル)、2−ナフチルメチル、4
−ピリジルメチル、フェナシル、アセトニル,2、2、
2−トリクロロエチル、シリル例えばトリメチルシリル
及びt−ブチルジメチルシリル、フェニル、環置換フェ
ニル、例えば4−クロロフェニル、トリル及びt−ブチ
ルフェニル、フェニルC1−6アルキル、環置換フェニ
ルC1−6アルキル、例えばベンジル、4−メトキシベ
ンジル、4−ニトロベンジル(p−ニトロベンジル)、
2−ニトロベンジル(o−ニトロベンジル)、及びトリ
フェニルベンジル(トリチル)、メトキシメチル、2、
2、2−トリクロロエトキシカルボニル、ベンジルオキ
シメチル、C1−6アルカノイルオキシC1−6アルキ
ル例えばアセトキシメチル、プロピオニルオキシメチ
ル、C2−6アルケニル例えばビニル及びアリルを含
む。上記に開示されていない当業者に周知の他の好適な
カルボキシ保護基は、ここに参考として引用する、「P
rotective Groups in Organ
ic Synthesis」Theodora W.G
reene(John Wiley & Sons,1
981)第5章に見いだすことができる。ここで使用さ
れるとき、特に有利なカルボキシ保護基は、アリルであ
る。
【0087】工程3において、遊離のフェノール性水素
は、
【0088】
【表5】
【0089】の工程1で記述したのと同様なやり方によ
り陽イオンMにより置換される。形成された式
【0090】
【化55】
【0091】の化合物は、工程4の式
【0092】
【化56】
【0093】の化合物と反応して、式
【0094】
【化57】
【0095】(式中、Wは
【0096】
【化58】
【0097】を表す)の化合物を与える。工程4で使用
される条件は、
【0098】
【表6】
【0099】の工程2で使用されるものに類似してい
る。工程5は、従来のカルボキシ保護基の除去を含む。
11がアリルのとき、それは、トリス(ジベンジリデ
ンアセトン)ジパラジウム(O)及びトリフェニルホス
フィンにより除去できる。工程6は、アミンHNCH
(CH)pNRを式
【0100】
【化59】
【0101】の安息香酸誘導体と縮合して、式
【0102】
【化60】
【0103】のベンズアミドを与え、そして次の塩基促
進転位により式
【0104】
【化61】
【0105】の化合物を与える。二三の方法が、式
【0106】
【化62】
【0107】として示されるタイプの安息香酸誘導体及
び第一級アミンからベンズアミドを形成するのに利用で
きる。例えば、米国特許第4808624号は、二三の
代表的なやり方を述べている。式
【0108】
【化63】
【0109】は、通常単離されないが、塩基例えば炭酸
カリウムにより直ちに式
【0110】
【化64】
【0111】の化合物に転換される。加熱すると、好ま
しくは使用した溶媒の還流温度で、式
【0112】
【化65】
【0113】のベンズ[b、f][1、4]オキサアゼ
ピンが、工程7で得られる。好ましい溶媒は、分子内環
化を干渉しないものであり、その例は、アセトニトリ
ル、2−メトキシエタノール、ジメチルアセトアミド、
メタノール、イソプロパノール、又はジクリムを含む。
特に好ましい溶媒は、2−メトキシエタノールである。
所望ならば、式
【0114】
【化66】
【0115】の化合物は、工程8で2の位置で塩素化で
きる。塩素化は、芳香環を塩素化する標準のやり方例え
ば塩化メチレン中の塩化スルフリル、酢酸中の塩素、N
−クロロサクシンイミド、又は他の好適な塩素化の方法
により、達成できる。R及びRが水素及びアシルの
とき、アセチル基は、塩基加水分解により除かれて、式
【0116】
【化67】
【0117】又は式
【0118】
【化68】
【0119】(式中、−NRは遊離のアミノ基で
ある)の化合物を与え、それは、所望ならばRCO−
基によりモノ−又はジ−アシル化されて本発明の範囲内
に入る化合物をさらに与えることができる。本明細書で
は、記号「C」の後の下付きの数字は、特定の基が含む
ことのできる炭素原子の数を規定している。例えば、C
1−6アルキルは、1−6個の炭素原子を有する直鎖及
び枝分れ鎖のアルキル基に関し、これらの基は、メチ
ル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチ
ル、t−ブチル、n−ペンチル、n−ヘキシル、3−メ
チルペンチル、及び同様なアルキル基を含み、C2−6
アルケニルは、直鎖又は枝分れ鎖のアルケニル基例えば
ビニル、アリル、1−プロペニル、イソプロペニル、1
−ブテニル、2−ブテニル、3−ブテニル、メタリル、
1、1−ジメチルアリル、1−ヘキセニル、2−ヘキセ
ニルなどの基に関し、環状C3−7アルキルは、シクロ
プロピル、シクロプチル、シクロペンチル、シクロヘキ
シル、シクロヘプチル、シクロプロピルメチル、シクロ
プロピルエチル、シクロプロピルプロピル、シクロブチ
ルメチル、シクロブチルエチル、シクロペンチルメチル
などの基のような基に関し、アリール基は、未置換のフ
ェニル又は1−3個のハロゲン、C1−6アルキル、C
1−6アルキルオキシ又はC1−6アルキルチオにより
独立して置換されたフェニル例えば4−メチルフェニ
ル、2、3−ジメトキシフェニル、2−メチル−3−エ
トキシフェニル、4−t−ブトキシフェニル、4−メチ
ルチオ−3−フルオロフェニル、2、4−ジクロロフェ
ニル,2−クロロ−4−ブロモフェニルなどの基に関
し、C1−6アルキルオキシ(アルコキシ)は、直鎖又
は枝分れ鎖のアルキルオキシ基に関し、二三を挙げれ
ば、メトキシ、エトキシ、n−プロポキシ、i−プロポ
キシ、n−ブトキシ、t−ブトキシ、n−ペンチルオキ
シ、n−ヘキシルオキシ、3−メチルペンチルオキシを
含み、C1−6アルキルチオは、直鎖又は枝分れ鎖のア
ルキルチオ基例えばメチルチオ、エチルチオ、n−プロ
ピルチオ、i−プロピルチオ、n−ブチルチオ,t−ブ
チルチオ、n−ペンチルチオ、n−ヘキシルチオ、3−
メチルペンチルチオなどの基に関し、そしてハロゲン
は、弗素、塩素、臭素又は沃素に関する。
【0120】ここに記載された構造式は、本発明の化合
物の構造を最も良く表していると信ずる。しかし、本発
明の範囲内の或る化合物は、水素原子が、分子の他の部
分に転移し、分子の原子間の化学結合が従って転位して
いる他の互変異性体として存在できる。構造式は、全て
の互変異性体をそれらが存在する限り表すものと理解す
べきである。
【0121】
【実施例】以下の特定の例は、本発明の代表的な化合物
の合成を説明し、範囲において本発明を制限するものと
考えてはならない。方法は、本発明に包含される化合物
を生成するために変化を採用できるが、特に開示されて
いない。さらに、やや異なるやり方で同じ化合物を生成
する方法の変化は、又当業者に明かであろう。全ての温
度は、特定されていない限り、℃であると理解される。
核磁気共鳴(NMR)スペクトルの特性は,参考標準と
してテトラメチルシラン(TMS)対百万部当り(pp
m)で表示される化学シフト(δ)に関する。プロトン
NMRスペクトルのデータにおける種々のシフトについ
て報告される相対的面積は、分子の特別な官能タイプの
水素原子の数に相当する。多重度に関するシフトの性質
は、ブロード・シングレット(bs)、ブロード・ダブ
レット((bd)、ブロード・トリプレット(bt)、
ブロード・クワルテット(bq)、シングレット
(s)、マルチプレット(m)、ダブレット(d)、ク
ワルテット(q)、トリプレット(t)、タブレットの
ダブレット(dd)、トリプレットのダブレット(d
t)及びクワルテットのダブレット(dq)として報告
される。NMRスペクトルをとるために使用される溶媒
は、DMSO−d(ペルジュウテロジメチルスルホキ
シド)、DO(重水素化された水)、CDCl(ジ
ュウテロクロロホルム)及び他の従来の重水素化溶媒で
ある。赤外(IR)スペクトルの記述は、官能基の同定
値を有する吸収波数(cm−1)のみを含む。Celi
teは、けいそう土に関するJohns−Manvil
le Products Corporationの登
録商標である。
【0122】ここで使用される略称は、当業者により広
く使用される従来からの略称である。それらの或るもの
は、以下の通りである。MS−質量スペクトル分析、H
RMS−高分解能質量スペクトル分析、DMF−ジメチ
ルホルムアミド、Ac−アセチル、ADR−アドリアマ
イシン、ActD−アクチノマイシンD、DMSO−ジ
メチルスルホキシド、Ph−フェニル。
【0123】実施例 1 3−アミノ−2−クロロ−10−[2−(ジエチルアミ
ノ)エチル]−7−(トリフルオロメチル)ジベンズ
[b、f][1、4]オキサアゼピン−11(1OH)
−オン
【0124】
【化69】
【0125】窒素下の鉱油中の60%水素化ナトリウム
の懸濁物(1.76g、44mモル、n−ペンタンによ
り洗浄)をn−プロパノール(80mL)により処理し
た。これに、4−アミノ−5−クロロ−N−[2−(ジ
エチルアミノ)エチル]−2−ヒドロキシベンズアミド
塩酸塩(6.44g、20mモル)及び4−クロロ−3
−ニトロベンゾトリフルオライド(4.51g、20m
モル)を加えた。混合物を6時間還流下加熱し、次に真
空下濃縮した。残留物をNaHCO水溶液とジクロロ
メタン、エーテル及びn−ヘキサンの1:1:1混合物
との間に分配した。有機相を1N NaOH、水により
洗い、次に20mLの1NHClにより処理した。沈澱
した固体を漉過により集め、アセトンにより洗って、淡
黄色の固体として、1.65gの粗3−アミノ−2−ク
ロロ−10−[2−(ジエチルアミノ)エチル]−7−
(トリフルオロメチル)ジベンズ[b、f][1、4]
オキサアゼピン−11(1OH)−オン二塩酸塩を得
た。母液を合わせ、NaHCOの水溶液により中和
し、CHCl中に抽出した。抽出物を乾燥し濃縮
し、残留物を、溶離液として2−8%のMeOHを用い
CHClを使用してシリカのクロマトグラフィーに
かけて、以下の三つのフラクションを得た。 a)第−のフラクションは、黄色の無定形の固体として
得られる4−アミノ−5−クロロ−N−[2−(ジエチ
ルアミノ)エチル]−N−[2−ニトロ−4−(トリフ
ルオロメチル)フェノキシ]ベンズアミド430mgで
あった。mp>60℃。
【0126】
【数1】
【0127】b)第二のフラクションは、遊離の塩基と
して得られる3−アミノ−2−クロロ−10−[2−
(ジエチルアミノ)エチル]−7−(トリフルオロメチ
ル)ジベンズ[b、f][1、4]オキサアゼピン−1
1(1OH)−オン359mgであった。
【0128】
【数2】
【0129】サンプルは、MeOH中の無水HClによ
り処理し、そして生成物を以前に得られた固体(1.6
5g)と合わし、MeOH−EtOにより再結晶し
て、1.85gの淡いベージュ色の固体を得た。mp>
130℃。
【0130】
【数3】
【0131】c)第三のフラクションは、黄色の固体と
して得られる4−アミノ−5−クロロ−N−[2−(ジ
エチルアミノ)エチル]−2−ヒドロキシ−N−[2−
ニトロ−4−(トリフルオロメチル)フェニル]ベンズ
アミド68mgであった。mp>100℃。
【0132】
【数4】
【0133】他の実験において、3−アミノ−2−クロ
ロ−10−[2−(ジエチルアミノ)エチル]−7−
(トリフルオロメチル)ジベンズ[b、f][1、4]
オキサアゼピン−11(1OH)−オンを以下のように
して製造した。100mLのn−プロパノール中の4−
アミノ−5−クロロ−N−[2−(ジエチルアミノ)エ
チル]−2−ヒドロキシベンズアミドのテトラブチルア
ンモニウム塩(13.182g、25mモル)、K
(1.73g、12.5mモル)及び4−クロロ−
3−ニトロベンゾトリフルオリド(5.63g、25m
モル)の混合物を、14時間還流し、次に真空濃縮し
た。残留物を水性NaCOと酢酸エチル(300m
L)との間に分配した。有機相を3×200mLの水、
0.5N水性NaOH(50mL),水により洗い、次
に濃褐色の小滴が分離されるまでn−ペンタンにより処
理した。上澄をデカンテーションし、30mLの2N塩
酸により処理して沈澱を生じさせた。固体を漉過により
集め、酢酸エチルにより洗い、乾燥後、二塩酸塩として
表題化合物5.84g(46.6%)を得た。さらに他
の実験において、300mLの2−メトキシエタノール
中の4−アミノ−5−クロロ−N−[2−(ジエチルア
ミノ)エチル]−2−ヒドロキシベンズアミドのテトラ
ブチルアンモニウム塩(52.73g)、KCO
(6.92g、50mモル)及び4−クロロ−3−ニ
トロベンゾトリフルオリド(22.56g、0.1モ
ル)の混合物を、17時間還流下撹拌且つ加熱した。混
合物を真空濃縮し、残留物を水と酢酸エチルとの間に分
配した。有機相を2×50mLの1N NaOH、2×
100mLの水により洗い、次に50mLの2N HC
lにより処理した。固体の沈澱を漉過により集め、CH
Cl及び酢酸エチルにより洗って、風乾後、29.
44g(58.9%)の表題化合物の二塩酸塩を得た。 実施例 2 N−[2−クロロ−10、11−ジヒドロ−10−[2
−(ジエチルアミノ)エチル]−11−オキソ−7−
(トリフルオロメチル)ジベンズ[b、f][1、4]
オキサアゼピン−3−イル]アセトアミド及びN−アセ
チル−N−[2−クロロ−10、11−ジヒドロ−10
−[2−(ジエチルアミノ)エチル]−11−オキソ−
7−(トリフルオロメチル)ジベンズ[b、f][1、
4]オキサアゼピン−3−イル]アセトアミド
【0134】
【化70】
【0135】
【化71】
【0136】10mLの無水酢酸中の実施例1の化合物
の溶液を12分間還流加熱し、次に真空濃縮した。残留
物を溶離液として1−5%メタノールを用いてジクロロ
メタンを使用してシリカゲルのクロマトグラフィーにか
けて、黄色の無定形の固体として後者の化合物295g
を先ず得た。前者のモノアセチル化生成物820mgを
ベージュ色の固体として次に得た。mp143−4℃。
【0137】
【数6】
【0138】実施例 3 N−[10、11−ジヒドロ−10−[2−(ジエチル
アミノ)エチル]−11−オキソ−7−(トリフルオロ
メチル)−ジベンズ[b、f][1、4]オキサアゼピ
ン−3−イル]アセトアミド
【0139】
【化72】
【0140】8mLのメタノール中の実施例2の前者の
化合物(270mg)及び蟻酸アンモニウム(220m
g)の混合物に、10mgの炭素上の10%Pdを加え
た。これを5時間撹拌し、触媒を漉去した。漉液を真空
濃縮し、残留物を水性NaHCOとジクロロメタンと
の間に分配した。有機相を乾燥し、真空濃縮して白色の
固体として190mgの表題化合物を得た。mp75−
85℃。 実施例 4 N−[2−クロロ−10、11−ジヒドロ−10−[2
−(ジエチルアミノ)エチル]−11−オキソ−7−
(トリフルオロメチル)−ジベンズ[b、f][1、
4]オキサアゼピン−3−イル]ベンズアミド
【0141】
【化73】
【0142】2mLの無水CHCl中の実施例1の
化合物(250mg、0.5mモル)及びトリエチルア
ミン(102mg、1mモル)の撹拌する溶液に、塩化
ベンゾイル(141mg、1mモル)を加えた。混合物
を1時間撹拌し、次いで水性炭酸ナトリウムとCH
との間に分配した。有機相を乾燥し、真空濃縮し、
残留物を溶離液として5−10%MeOHを使用しCH
Clを用いるシリカゲルのクロマトグラフィーにか
けて、黄色の固体として182mg(68.3%)の表
題化合物を得た。mp67−69℃。
【0143】
【数8】
【0144】実施例 5 N−[2−クロロ−10、11−ジヒドロ−10−[2
−(ジエチルアミノ)エチル]−11−オキソ−7−
(トリフルオロメチル)−ジベンズ[b、f][1、
4]オキサアゼピン−3−イル]クロトンアミド
【0145】
【化74】
【0146】実施例4の化合物を製造する一般的なやり
方が繰り返されるが、但しそこで使用された塩化ベンゾ
イルは、等モル量の塩化クロトニルにより置換された。
黄色い固体である表題化合物の収率は、61.3%であ
った。mp106−107℃。
【0147】
【数9】
【0148】実施例 6 N−[2−クロロ−10、11−ジヒドロ−10−[2
−(ジエチルアミノ)エチル]−11−オキソ−7−
(トリフルオロメチル)−ジベンズ[b、f][1、
4]オキサアゼピン−3−イル]プロピオンアミド
【0149】
【化75】
【0150】実施例4の化合物を製造する−般的なやり
方が繰り返されるが、但しそこで使用された塩化ベンゾ
イルは、等モル量の塩化プロピオニルにより置換され、
反応時間は、12時間であった。表題化合物は、黄色の
油として75.0%の収率で得た。
【0151】
【数10】
【0152】実施例 7 N−[2−クロロ−10、11−ジヒドロ−10−[2
−(ジエチルアミノ)エチル]−11−オキソ−7−
(トリフルオロメチル)−ジベンズ[b、f][1、
4]オキサアゼピン−3−イル]シクロプロパンカルボ
キサミド
【0153】
【化76】
【0154】実施例4の化合物を製造する一般的なやり
方が繰り返されるが、但しそこで使用された塩化ベンゾ
イルは、等モル量の塩化シクロプロパンカルボニルによ
り置換され、反応時間は、12時間であった。表題化合
物は、黄色の固体として80.7%の収率で得た。mp
115−116℃。
【0155】
【数11】
【0156】実施例 8 N−[2−クロロ−10、11−ジヒドロ−10−[2
−(ジエチルアミノ)エチル]−11−オキソ−7−
(トリフルオロメチル)−ジベンズ[b、f][1、
4]オキサアゼピン−3−イル]−2−メチルプロピオ
ンアミド
【0157】
【化77】
【0158】実施例4の化合物を製造する一般的なやり
方が繰り返されるが、但しそこで使用された塩化ベンゾ
イルは、等モル量の塩化イソブチリルにより置換され、
反応時間は、2時間であった。表題化合物は、黄色の固
体として81.6%の収率で得た。mp73−75℃。
【0159】
【数12】
【0160】実施例 9 N−[2−クロロ−10、11−ジヒドロ−10−[2
−(ジエチルアミノ)エチル]−11−オキソ−7−
(トリフルオロメチル)−ジベンズ[b、f][1、
4]オキサアゼピン−3−イル]シクロブタンカルボキ
サミド
【0161】
【化78】
【0162】実施例4の化合物を製造する一般的なやり
方が繰り返されるが、但しそこで使用された塩化ベンゾ
イルは、等モル量の塩化シクロブタンカルボニルにより
置換され、反応時間は、2時間であった。表題化合物
は、黄色の油として54.3%の収率で得た。
【0163】
【数13】
【0164】実施例 10 N−[2−クロロ−10、11−ジヒドロ−10−[2
−(ジエチルアミノ)エチル]−11−オキソ−7−
(トリフルオロメチル)−ジベンズ[b、f][1、
4]オキサアゼピン−3−イル]シクロヘキサカルボキ
サミド
【0165】
【化79】
【0166】実施例4の化合物を製造する一般的なやり
方が繰り返されるが、但しそこで使用された塩化ベンゾ
イルは、等モル量のシクロヘキサンカルボン酸塩化物に
より置換され、反応時間は、20時間であった。表題化
合物は、白色の固体として83%の収率で得た。mp1
37−138℃。
【0167】
【数14】
【0168】実施例 11 N−[2−クロロ−10、11−ジヒドロ−10−[2
−(ジエチルアミノ)エチル]−11−オキソ−7−
(トリフルオロメチル)−ジベンズ[b、f][1、
4]オキサアゼピン−3−イル]−N−(シクロヘプチ
ルカルボニル)シクロヘプタンカルボキサミドシクロヘ
プタンカルボキシレート、及びN−[2−クロロ−1
0、11−ジヒドロ−10−[2−(ジエチルアミノ)
エチル]−11−オキソ−7−(トリフルオロメチル)
−ジベンズ[b、f][1、4]オキサアゼピン−3−
イル]−シクロヘプタンカルボキシレート
【0169】
【化80】
【0170】
【化81】
【0171】シクロヘプタンカルボニル塩化物は、30
分間CHCl中でのシクロヘプタンカルボン酸と塩
化オキザリルとの反応によりその場で製造された。過剰
の塩化オキザリルを真空で除いた。次に、実施例4の化
合物を製造する一般的なやり方が繰り返されるが、但し
そこで使用された塩化ベンゾイルは、等モル量のシクロ
ヘプタンカルボニルクロリドにより置換され、反応時間
は、3日間であった。溶離液として0.4%MeOHを
使用しCHClを用いるシリカゲルのクロマトグラ
フィーにかけて、黄色の半固体として第−の化合物(3
0%)を得た。
【0172】
【数15】
【0173】溶離液として1−4%MeOHを使用しC
Clを用いるカラムの連続溶離により、白色の固
体として43.9%の収率で後者の化合物を含む第二の
フラクションを得た。
【0174】
【数16】
【0175】実施例 12 N−[2−クロロ−10、11−ジヒドロ−10−[2
−(ジエチルアミノ)エチル]−11−オキソ−7−
(トリフルオロメチル)−ジベンズ[b、f][1、
4]オキサアゼピン−3−イル]エタクリニルアミド
【0176】
【化82】
【0177】5mLのCHCl中のエタクリン酸
(303mg、1mモル)を、30分間クロロホルム中
のクロロメチレン・ジメチルインモニウムクロリドの
0.5N溶液(Arnolds試薬)(2mL、塩化オ
キザリル及びDMFのクロロホルム中の反応により製造
された)との反応により活性化した。これに、実施例1
のアミン(250mg、0.585mモル)及びトリエ
チルアミン(153mg、15mモル)を加え、混合物
を14時間撹拌した。反応混合物を水性NaHCO
CHClとの間に分配した。有機相を水により洗
い、乾燥し、真空濃縮した。残留物を移動相として20
%MeOHを用いCHClを使用して標品シリカゲ
ルプレートのクラマトグラフィーにかけて、黄色の固体
として表題化合物250mg(69.8%)を得た。m
p173−175℃。
【0178】
【数17】
【0179】実施例 13 N−[2−クロロ−10、11−ジヒドロ−10−[2
−(ジエチルアミノ)エチル]−11−オキソ−7−
(トリフルオロメチル)−ジベンズ[b、f][1、
4]オキサアゼピン−3−イル]シクロペンタンカルボ
キサミド
【0180】
【化83】
【0181】実施例12の化合物を製造する一般的なや
り方が繰り返されるが、但しそこで使用されたエタクリ
ン酸を等モル量のシクロペンタンカルボン酸により置換
した。表題化合物は、黄色の油として58.3%で得ら
れた。
【0182】
【数18】
【0183】実施例 14 4−アセトアミドサルチル酸 250mLの無水エタノール中の4−アミノサルチル酸
(76.57g、0.5mモル)の撹拌した還流懸濁物
に、30分かけて、無水酢酸(83.2g、0.815
mモル)を滴下した。添加が完了した後、混合物を次の
15分間還流し、次いで冷却した。生成物を漉過により
集め、少量のエタノールにより洗い、風乾して、灰色の
固体として表題化合物72.3g(74.15%)を得
た。mp242−4℃。以前に報告されたのは、mp2
34−5℃であった(P.Barracloughら,
Eur.J.Chem.25,p467,1990)。 実施例 15 4−アセトアミドサルチル酸アリルエステル 25mLのDMF中の水素化ナトリウム(60%の4.
0g、0.1mモル)の撹拌した懸濁物に、50mLの
DMF中の4−アセトアミドサルチル酸(19.5g、
0.1mモル)の溶液を滴下した。水素の発生が終った
後に、臭化アリル(12.1g、0.1mモル)を加
え、混合物を8.6時間撹拌した。DMFを真空で除
き、残留物をメタノール/水により結晶化して、白色の
固体として表題化合物14.76g(62.76%)を
得た。mp156−8℃。
【0184】
【数19】
【0185】実施例 16 N−[4−(アリルオキシカルボニル)−3−(2−ニ
トロ−4−トリフルオロメチルフェノキシ)]フェニル
アセトアミド 25mLのDMF中の水素化ナトリウム(60%の4.
0g、0.1mモル)の撹拌した懸濁物に、50mLの
DMF中の4−アセトアミドサルチル酸(19.5g、
0.1mモル)の溶液を滴下した。水素の発生が終った
後に、これに4−クロロ−3−ニトロベンゾトリフルオ
リド(9.46g、42mモル)を加え、混合物を45
分間還流で加熱した。DMFを真空下除き、残留物を溶
媒系として3%メタノールを使用しジクロロメタンを用
いてシリカのクロマトグラフィーにかけて、白色の固体
として表題化合物13.0g(72.95%)を得た。
mp160−163℃。
【0186】
【数20】
【0187】実施例 17 N−[4−(ヒドロキシカルボニル)−3−(2−ニト
ロ−4−トリフルオロメチルフェノキシ)]フェニルア
セトアミド トリス(ジベンジリデンアセトン)ジバラジウム(0)
(550mg)及びトリフェニルホスフィン(660m
g)の混合物に、無水ジクロロメタン(20mL)を加
え、混合物を30分間撹拌した。これに、200mLの
ジクロロメタン中のN−]4−(アリルオキシカルボニ
ル)−3−(2−ニトロ−4−トリフルオロメチル−フ
ェノキシ)]フェニルアセトアミド(20.0g、47
mモル)を加え、次に50mLの酢酸エチル及びジクロ
ロメタンの混合物(3:1)中の2−エチルヘキサン酸
(9.61g、57mモル)のカリウム塩の溶液を加え
た。混合物を16時間撹拌し、75mLの1N水性HC
lにより酸性にした。水性相を分離した。有機相を水洗
し、乾燥し、真空濃縮した。残留物をエーテルにより処
理して、白色の固体として表題化合物14.91g(8
2.6%)を得た。エーテルから再結晶して、その融点
が196−200℃であるサンプルを得た。
【0188】
【数21】
【0189】実施例 18 4−アセチルアミド−N−[2−(ジエチルアミノ)エ
チル]−2−(2−ニトロ−4−トリフルオロメチルフ
ェノキシ)ベンズアミド 冷ジクロロメタン(20mL)に、塩化オキザリル(4
32mg、3.4mモル)を加えた。この溶液に、撹拌
しつつ、5mLのジクロロメタン中のDMF(0.3m
L)の溶液を滴下した。さらに15分間撹拌後、N−
[4−(ヒドロキシカルボニル)−3−(2−ニトロ−
4−トリフルオロメチルフェノキシ)]フェニルアセト
アミド(1.153g、3mモル)を加え、混合物を3
0分間撹拌した。これに、N,N−ジエチルエチレンジ
アミン(415mg、3.57mモル)及びトリエチル
アミン(460mg、4.55mモル)を加えた。混合
物を室温で1.5時間撹拌し、水性重炭酸ナトリウムに
より洗い、乾燥しそして真空濃縮して、オレンジ色の固
体として表題化合物を得た。
【0190】
【数22】
【0191】実施例 19 生物学上のアッセイ 細胞の培養:HCT116/VM46細胞を、VM26
に対する耐性についてヒト結腸癌HCT116から選ば
れ、そしてMCF−7/ADR細胞は、アドリアマイシ
ンに対する耐性についてヒト乳癌MCF−7細胞系から
選ばれた。両者の細胞のタイプは、MDR表現型を示
し、高度のMDR−1mRNAをオーバー発現する。細
胞系は、McCoyの5A培地及び10%ウシ胎児血清
を含む組織培養フラスコで培養された。細胞は、5%C
を含む湿潤空気中で37℃で維持され、そして5日
毎に継代培養された。 細胞毒性アッセイ:細胞を、1穴当り5×10細胞で
96穴ミクロタイタープレートに接種し、37℃で24
時間成長させた。細胞を次にそれぞれMCF−7及びH
CT−116について、減少する量の抗腫瘍剤、アドリ
アマイシン(100μM、最大濃度)又はアクチノマイ
シンD(17.6ng/mL)とともにインキュベート
した。化学増感剤を、0.08μM−40μMに及ぶ種
々の濃度で加えられた。並行して、ベラパミルを同じ濃
度で正のコントロールとして使用された。48時間のイ
ンキュベーション後、細胞を洗い、固定し、結晶バイオ
レットにより染色した。吸収は、595nMの波長で、
Molecular Deviceのミクロタイタープ
レートリーダーにより読み取られた。IC50値(細胞
成長の50%阻止)は、2−3回の独立した実験から得
られる相対的生存率から求められた。用語「比耐性(f
old resistance)」は、耐性細胞におけ
る化学増感剤の存在又は不存在下の抗腫瘍剤のIC50
を、その増感剤の対応物における抗腫瘍剤のIC50
より除した比として定義された。この値は、増大する薬
剤の効果における各転換剤の見かけの効力の見積もりを
提供する。
【0192】
【表7】
【0193】
【表8】
【0194】は、それぞれヒト結腸癌HCT−116耐
性細胞及びヒト乳癌MCF−7耐性細胞における、バラ
パミルのそれと比較して高いMDR転換活性を示した本
発明の二三の代表的な化学増感剤を示す。
【0195】前記のテストは、本発明の化合物が抗癌剤
に対するMDRの転換に有用であることを示した。それ
故、本発明は、又多重薬剤に対する腫瘍形成耐性に関す
るアジュハント化学療法の薬剤として式
【0196】
【化84】
【0197】の化合物の使用に関する。式
【0198】
【化85】
【0199】の化合物は、製薬上許容できる酸付加塩を
形成できる。該塩は、陰イオンが塩の毒性に顕著に貢献
せず、しかも通常の製薬媒体と両立できそして経口又は
非経口投与に適合したものである。製薬上許容できる酸
付加塩は、鉱酸例えば塩酸、臭化水素酸、燐酸及び硫
酸、有機カルボン酸又は有機スルホン酸例えば酢酸、ク
エン酸、マレイン酸、琥珀酸、安息香酸、酒石酸、フマ
ール酸、マンデル酸、アスコルビン酸、林檎酸、メタン
スルホン酸、イセチオン酸、p−トルエンスルホン酸並
びに製薬で周知且つ使用される他の酸との式
【0200】
【化86】
【0201】の化合物の塩を含む。それ故、本発明は、
さらに式
【0202】
【化87】
【0203】の化合物の製薬上許容できる塩に関する。
全身的な投与、投与量、及び投与方法のやり方は、それ
ぞれの場合、賢明な職業上の判断の利用、及び患者の年
齢、体重及び条件の考慮により注意深く調節されねばな
らない。一般に、1日当りの投与は、経口で与えられる
とき、約0.1g−約10g、好ましくは0.5g−5
gであろう。或る場合には、充分な治療効果が、少ない
投与量で得られ、一方他の場合には、多い投与量が必要
になるだろう。臨床薬理学の当業者に明かなように、1
日当りの投与量を構成する式
【0204】
【化88】
【0205】の化合物の量は、熟練した医師により理解
されしかも彼の技術の実施に必要な原則を考慮に入れ
て、単一又は分割した投与物で与えられる。ここで使用
される用語「全身的投与」は、経口、舌下、口腔内、経
鼻、経皮、直腸内、筋肉内、静脈内及び皮下の経路に関
する。一般に、本発明の化合物が経口で投与されるなら
ば、やや多めの活性薬剤が、非経口で投与されるときや
や少なめで同じ効果を生じさせるのに必要とされるだろ
うことが分った。優れた臨床の実施によれば、全ての有
害又は又は的を得ていない副作用を生じさせることな
く、有効な優れた効果を生成する濃度のレベルで本発明
の化合物を投与するのが好ましい。治療的には、本発明
の化合物は、一般に、有効なMDR転換量の式
【0206】
【化89】
【0207】の化合物又はその製薬上許容できる酸付加
塩及び製薬上許容できる担体を含む製薬組成物として与
えられる。この治療を行う製薬組成物は、製薬担体と組
み合わされた本発明の少なくとも1種の化合物を多量又
は少量(例えば95−0.5%)含み、担体は、1種以
上の固体、半固体又は液体の希釈剤、充填剤及び処方助
剤(無毒で、不活性且つ製薬上許容できる)を含む。こ
の製薬組成物は、好ましくは投与物単位の形、即ち所望
の治療的レスポンスを生成するように計算された投与量
の部分又は倍に相当する薬剤の予定された量を有する物
理的に分割された単位である。通常の実施では、投与単
位は、単一投与の1、1/2、1/3又はそれ以下を含
む。単一の投与物は、通常、1日当り1、2、3又はそ
れ以上の回数で投与される1日当りの全て、半分、三分
の一又はそれ以下という予定された投与規定に従って、
1個以上の投与単位の一つの適用で投与されるとき、所
望の治療効果を生ずるのに充分な量を好ましくは含む。
他の治療剤もこの組成物に存在できることは考えられ
る。単位投与物当り0.1−1gの活性成分を提供する
製薬組成物が好ましく、そして都合良く錠剤、トロー
チ、カプセル、粉末、水性又は油性の懸濁物、シロッ
プ、エリキシール及び水溶液として製造される。好まし
い経口組成物は、錠剤、カプセルの形であり、従来の佐
薬例えば結合剤(例えばシロップ、アラビアゴム、ゼラ
チン、ソルビトール、トラガカントゴム、又はポリビニ
ルピロリドン)、充填剤(例えば乳糖、砂糖、とうもろ
こし澱粉、燐酸カルシウム、ソルビトール又はグリシ
ン)、滑沢剤(例えばステアリン酸マグネシウム、タル
ク、ポリエチレングリコール又はシリカ)、崩壊剤(例
えば澱粉)、及び湿潤剤(例えばナトリウムラウリルサ
ルフェート)を含む。従来の製薬媒体中の式
【0208】
【化90】
【0209】の化合物の溶液又は懸濁物は、非経口組成
物例えば静脈内注射用の水溶液又は筋肉内注射用の油性
懸濁物に使用される。非経口用の所望の透明性、安定性
及び適合性を有するこの組成物は、多価脂肪族アルコー
ル例えばグリセリン、プロピレングリコール及びポリエ
チレングリコール又はその混合物よりなる媒体又は水中
に約0.1重量%−10重量%の活性化合物を溶解する
ことにより得られる。ポリエチレングリコールは、水及
び有機液体の両方に溶解し、しかも約200−1500
の分子量を有する非揮発性の通常液体のポリエチレング
リコールの混合物よりなる。
【数5】
【数7】
フロントページの続き (72)発明者 ロッテ ウォン アメリカ合衆国コネチカット州 06473 ノースハーベン キングス ハイウエ ー 5 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C07D 267/20 A61K 31/553 A61P 35/00 A61P 43/00 CA(STN) REGISTRY(STN) WPI(DIALOG)

Claims (17)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式 【化1】 (式中、pは1−3であり、R及びRは、それぞれ
    独立して水素又はアシル基RCO−(式中、Rは、
    1−6アルキル、C3−7シクロアルキル、C2−7
    アルケニル、アリール又は式 【化2】 の基であり、Rは、水素又は塩素であり、R及びR
    は、それぞれ独立してC1−6アルキルである)の化
    合物又はその製薬上許容できる塩。
  2. 【請求項2】 pは1に等しく、RCO−は、 【化3】 【化4】 【化5】 【化6】 【化7】 (式中、nは、1−4である)から選ばれる基である式 【化8】 の化合物。
  3. 【請求項3】 N−[2−クロロ−10、11−ジヒド
    ロ−10−[2−(ジエチルアミノ)エチル]−11−
    オキソ−7−(トリフルオロメチル)−ジベンズ[b、
    f][1、4]オキサアゼピン−3−イル]ベンズアミ
    ドである請求項2の化合物。
  4. 【請求項4】 N−[2−クロロ−10、11−ジヒド
    ロ−10−[2−(ジエチルアミノ)エチル]−11−
    オキソ−7−(トリフルオロメチル)−ジベンズ[b、
    f][1、4]オキサアゼピン−3−イル]クロトンア
    ミドである請求項2の化合物。
  5. 【請求項5】 N−[2−クロロ−10、11−ジヒド
    ロー10−[2−(ジエチルアミノ)エチル]−11−
    オキソ−7−(トリフルオロメチル)−ジベンズ[b、
    f][1、4]オキサアゼピン−3−イル]プロピオン
    アミドである請求項2の化合物。
  6. 【請求項6】 N−[2−クロロ−10、11−ジヒド
    ロ−10−[2−(ジエチルアミノ)エチル]−11−
    オキソ−7−(トリフルオロメチル)−ジベンズ[b、
    f][1、4]オキサアゼピン−3−イル]シクロプロ
    パンカルボキサミドである請求項2の化合物。
  7. 【請求項7】 N−[2−クロロ−10、11−ジヒド
    ロ−10−[2−(ジエチルアミノ)エチル]−11−
    オキソ−7−(トリフルオロメチル)−ジベンズ[b、
    f][1、4]オキサアゼピン−3−イル]−2−メチ
    ルプロピオンアミドである請求項2の化合物。
  8. 【請求項8】 N−[2−クロロ−10、11−ジヒド
    ロ−10−[2−(ジエチルアミノ)エチル]−11−
    オキソ−7−(トリフルオロメチル)−ジベンズ[b、
    f][1、4]オキサアゼピン−3−イル]シクロブタ
    ンカルボキサミドである請求項2の化合物。
  9. 【請求項9】 N−[2−クロロ−10、11−ジヒド
    ロ−10−[2−(ジエチルアミノ)エチル]−11−
    オキソ−7−(トリフルオロメチル)−ジベンズ[b、
    f][1、4]オキサアゼピン−3−イル]シクロヘキ
    サカルボキサミドである請求項2の化合物。
  10. 【請求項10】 N−[2−クロロ−10、11−ジヒ
    ドロ−10−[2−(ジエチルアミノ)エチル]−11
    −オキソ−7−(トリフルオロメチル)−ジベンズ
    [b、f][1、4]オキサアゼビン−3−イル]シク
    ロヘプタンカルボキサミドである請求項2の化合物。
  11. 【請求項11】 N−[2−クロロ−10、11−ジヒ
    ドロ−10−[2−(ジエチルアミノ)エチル]−11
    −オキソ−7−(トリフルオロメチル)−ジベンズ
    [b、f][1、4]オキサアゼピン−3−イル]シク
    ロヘプタンカルボキシレートである請求項2の化合物。
  12. 【請求項12】 N−[2−クロロ−10、11−ジヒ
    ドロ−10−[2−(ジエチルアミノ)エチル]−11
    −オキソ−7−(トリフルオロメチル)−ジベンズ
    [b、f][1、4]オキサアゼピン−3−イル]エタ
    クリニルアミドである請求項2の化合物。
  13. 【請求項13】 N−[2−クロロ−10、11−ジヒ
    ドロ−10−[2−(ジエチルアミノ)エチル]−11
    −オキソ−7−(トリフルオロメチル)−ジベンズ
    [b、f][1、4]オキサアゼピン−3−イル]シク
    ロペンタンカルボキサミドである請求項2の化合物。
  14. 【請求項14】 N−[2−クロロ−10、11−ジヒ
    ドロ−10−[2−(ジエチルアミノ)エチル]−11
    −オキソ−7−(トリフルオロメチル)−ジベンズ]
    b、f][1、4]オキサアゼピン−3−イル]アセト
    アミドである請求項2の化合物。
  15. 【請求項15】 N−[10、11−ジヒドロ−10−
    [2−(ジエチルアミノ)エチル]−11−オキソ−7
    −(トリフルオロメチル)−ジベンズ[b、f][1、
    4]オキサアゼピン−3−イル]アセトアミドである請
    求項2の化合物。
  16. 【請求項16】 1種以上の製薬上許容できる担体、佐
    薬及び希釈剤と組み合わされた、請求項1−15の何れ
    か一つの項の式 【化9】 の化合物を活性成分として含む、化学療法中細胞毒性薬
    剤に対する癌細胞の多剤耐性を転換する薬剤。
  17. 【請求項17】 式 【化10】 (式中、pは1−3であり、R及びRは、それぞれ
    独立して水素又はアシル基RCO−(式中、Rは、
    1−6アルキル、C3−7シクロアルキル、C2−7
    アルケニル、アリール又は式 【化11】 の基であり、Rは、水素又は塩素であり、R及びR
    は、それぞれ独立してC1−6アルキルである)の化
    合物又はその製薬上許容できる塩を製造する方法におい
    て、(a)式 【化12】 の化合物と式 【化13】 (式中、Mは陽イオンであり、Yはハロゲンである)の
    化合物とを反応させ、そして式 【化14】 の化合物を単離するか、又は(b)式 【化15】 の化合物に約80−160℃の熱を適用し、そして式 【化16】 の化合物を単離することを含む方法。
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